愛の讃歌たとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で | 長谷川きよし | EDITH PIAF・訳詞:栗原野里子 | MARGUERITTE MONNOT | | たとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で |
愛は夜空ヘ今夜二人で歌った愛は 明りとりの窓から 夜空へ帰ってゆく 今夜二人で歌った愛は 夏の風に吹かれて 今どこを飛んでいるの? 美しい調べはいつも つゆくさのつゆのようです せめて明日の朝まで 二人を包んでおくれ それぞれちがう涙をもって 生まれて来たけれども 今わかった あなたの悲しみ 今わかった あなたの淋しさ | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 今夜二人で歌った愛は 明りとりの窓から 夜空へ帰ってゆく 今夜二人で歌った愛は 夏の風に吹かれて 今どこを飛んでいるの? 美しい調べはいつも つゆくさのつゆのようです せめて明日の朝まで 二人を包んでおくれ それぞれちがう涙をもって 生まれて来たけれども 今わかった あなたの悲しみ 今わかった あなたの淋しさ |
雨あがり雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった 雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿 こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか | 長谷川きよし | 葵梨佐 | 長谷川きよし | | 雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった 雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿 こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか |
歩きつづけて話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて 歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ 水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない 思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 川口真 | 話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて 歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ 水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない 思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて |
ANT あり(「組曲ふるいみらい」より)あんまりしっかりめをあけて あんまりみすぎてつかれたときには かあてんをおろしましょう めにかあてんをおろしましょう しばらくは くらい なれるまで こわい でもやがて きみは ちいさなありのめをあける しょっかくをそっとふってみる そうしてきっとおどろくでしょう あんまりせかいがよくみえるから 「そうだったのか!」 ありになったきみがいう 「これだったのか!」 | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | あんまりしっかりめをあけて あんまりみすぎてつかれたときには かあてんをおろしましょう めにかあてんをおろしましょう しばらくは くらい なれるまで こわい でもやがて きみは ちいさなありのめをあける しょっかくをそっとふってみる そうしてきっとおどろくでしょう あんまりせかいがよくみえるから 「そうだったのか!」 ありになったきみがいう 「これだったのか!」 |
椅子とりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど | 長谷川きよし | 岡本おさみ | 長谷川きよし | | とりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど |
今 あなたは酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている 夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている 夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている |
INSECT こんちゅう(「組曲ふるいみらい」より)じっとしている こんちゅうの じゃまはしないがいいようです こそともしない れんちゅうの おごそかなさまをごらんなさい だいじないのりのさいちゅうと きまっているじゃあないですか じゃまするとせかいがきえてしまうって わかっているじゃあないですか | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | じっとしている こんちゅうの じゃまはしないがいいようです こそともしない れんちゅうの おごそかなさまをごらんなさい だいじないのりのさいちゅうと きまっているじゃあないですか じゃまするとせかいがきえてしまうって わかっているじゃあないですか |
EAGLE わし(「組曲ふるいみらい」より)わたしがわしだったとき くうきはちょうど みずのようだった つばさをひろげておよいでゆくと くうきはあわだち しぶきをあげた わたしがわしだったとき ちっぽけなどうぶつを つめでころした わたしはわしだということしか かんがえようともしなかったから | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | わたしがわしだったとき くうきはちょうど みずのようだった つばさをひろげておよいでゆくと くうきはあわだち しぶきをあげた わたしがわしだったとき ちっぽけなどうぶつを つめでころした わたしはわしだということしか かんがえようともしなかったから |
後姿(プラ・ボセ・ナンエンボウラ)今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を | 長谷川きよし | ベニート・ジ・パウラ、訳詞:長谷川きよし | ベニート・ジ・パウラ | 船山基紀 | 今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を |
美しい日々古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を 今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで 広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | 本多俊之 | 古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を 今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで 広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて |
OWL ふくろう(「組曲ふるいみらい」より)なみだなしにはかたれない 「けんかしちゃったの あのこと すきですきで こんなにすきなのに けんかしちゃったの」 「ほう ほう ほう」 ふくろうだけが きにかけて きいてくれました 「ほう ほう ほう」 | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | なみだなしにはかたれない 「けんかしちゃったの あのこと すきですきで こんなにすきなのに けんかしちゃったの」 「ほう ほう ほう」 ふくろうだけが きにかけて きいてくれました 「ほう ほう ほう」 |
Over the rainbowSomewhere over the rainbow, way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow, skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why, can't I? Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why can't I? If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why, oh why, can't I? | 長谷川きよし | E.Y.HARBURG | Harold Arlen | 林正樹 | Somewhere over the rainbow, way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow, skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why, can't I? Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why can't I? If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why, oh why, can't I? |
帰っておいで帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は 帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを 君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ 帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ 帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで | 長谷川きよし | ジルベール・ベコー、訳詞:長谷川きよし | ジルベール・ベコー | 川口真 | 帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は 帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを 君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ 帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ 帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで |
風のささやきどうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音 口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色 無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車 | 長谷川きよし | MARILYN & ALAN BERGMAN・訳詞:長谷川きよし | MICHEL LEGRAND | 林正樹 | どうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音 口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色 無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車 |
QUILL がぺん(「組曲ふるいみらい」より)あおいいけのほとり にれのした がちょうたちの だいかいぎ おわったあとに はねいっぽん ひろってさっそくがぺんにしたて はいけい はねいっぽん おあずかり もちぬし どなた おしらせを あおいいけのほとり にれのした がちょうさま | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | あおいいけのほとり にれのした がちょうたちの だいかいぎ おわったあとに はねいっぽん ひろってさっそくがぺんにしたて はいけい はねいっぽん おあずかり もちぬし どなた おしらせを あおいいけのほとり にれのした がちょうさま |
黒の舟唄男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW | 長谷川きよし | 能吉利人 | 桜井順 | 玉木宏樹 | 男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW |
恋はせつなくアンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの 命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール 消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜 一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール | 長谷川きよし | H.Contet・訳詞:なかにし礼 | E.Stern | | アンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの 命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール 消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜 一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール |
心ノ中ノ日本一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ | 長谷川きよし | 能吉利人 | 長谷川きよし | 山木幸三郎 | 一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ |
心震える時心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して 雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い 誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して 木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い 吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで | 長谷川きよし | 長谷川孝水 | 長谷川きよし | 林正樹 | 心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して 雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い 誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して 木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い 吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで |
湖上ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 | 長谷川きよし | 中原中也 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 |
さよならさよなら。さよなら。 ……さようなら。さよなら。 又 逢おうね 又 逢えるね 笑って逢える日が きっと来るさ あなたが悪いんじゃない 僕が悪いのでもない 逢って 別れて 又逢って 笑っていられる人生を生きよう どうして。どうして。 ……どうして。どうして? もう 逢わない なぜ 逢えない 二度と逢わないと いいきれるの あなたは疲れきっている 僕も疲れてしまった 逢って 別れて 又逢って 少しづつ大人になってゆけるさ | 長谷川きよし | 永六輔 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | さよなら。さよなら。 ……さようなら。さよなら。 又 逢おうね 又 逢えるね 笑って逢える日が きっと来るさ あなたが悪いんじゃない 僕が悪いのでもない 逢って 別れて 又逢って 笑っていられる人生を生きよう どうして。どうして。 ……どうして。どうして? もう 逢わない なぜ 逢えない 二度と逢わないと いいきれるの あなたは疲れきっている 僕も疲れてしまった 逢って 別れて 又逢って 少しづつ大人になってゆけるさ |
白い小部屋白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベットの上の 動かぬ足を 見つめている もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とても愛おしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな 溜息など 気づきもせずに 白い小部屋で 私は話し続ける 小さな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れて行く もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐに よくなると あなたは微笑んでいる 優しい光が 揺れている 白い部屋の中 | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベットの上の 動かぬ足を 見つめている もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とても愛おしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな 溜息など 気づきもせずに 白い小部屋で 私は話し続ける 小さな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れて行く もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐに よくなると あなたは微笑んでいる 優しい光が 揺れている 白い部屋の中 |
巡礼者飢えた小羊が一匹行く 砂漠を灼けた砂漠を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと あなたはもう そこには居ない 何故それが分るのか もうずっと歩いて来たので 誰にも巡り会わない いくつ丘を越えたのか いつ国を捨てたのか もうずっと歩いて来たので 何も覚えていない 飢えた小羊が一匹行く 砂漠を 星明りの中を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | | 飢えた小羊が一匹行く 砂漠を灼けた砂漠を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと あなたはもう そこには居ない 何故それが分るのか もうずっと歩いて来たので 誰にも巡り会わない いくつ丘を越えたのか いつ国を捨てたのか もうずっと歩いて来たので 何も覚えていない 飢えた小羊が一匹行く 砂漠を 星明りの中を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと |
JOY よろこび(「組曲ふるいみらい」より)だれともあらそわない あなたに だれをもきずつけない あなたに ふるさとのかんきのくにから おおいなるとうめいなよろこびがくる だれかとあらそう あなたに だれかをきずつける あなたに そして それを かなしむあなたに やはりよろこびはくる はじらいながら | 長谷川きよし | 中山千夏 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | だれともあらそわない あなたに だれをもきずつけない あなたに ふるさとのかんきのくにから おおいなるとうめいなよろこびがくる だれかとあらそう あなたに だれかをきずつける あなたに そして それを かなしむあなたに やはりよろこびはくる はじらいながら |
人生という名の旅海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た 僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore | 長谷川きよし | MICHEL MODO・訳詞:長谷川きよし | HENRI SALVADOR | 林正樹 | 海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た 僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore |
そして今はEt maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort 今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ | 長谷川きよし | PIERRE DELANOE・GILBERT BECAUD・訳詞:栗原星紀 | GILBERT BECAUD | 山木幸三郎 | Et maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort 今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ |
卒業さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて | 長谷川きよし | 能吉利人 | 長谷川きよし | 山木幸三郎 | さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて |
旅立つ秋愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう 明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど 明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ | 長谷川きよし | 荒井由実 | 荒井由実 | 乾裕樹 | 愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう 明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど 明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ |
Danny boyOh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling, From glen to glen and down the mountain side. The summer's gone and all the roses fallin'. It's you, it's you must go and I must bide. But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so. But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so. | 長谷川きよし | FREDERICK WEATHERLY | TRADITIONAL | 長谷川きよし | Oh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling, From glen to glen and down the mountain side. The summer's gone and all the roses fallin'. It's you, it's you must go and I must bide. But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so. But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so. |