あじさい寺夏の初めの雨に誘われ 一人来たのよあじさい寺に 絹の糸ひく雨の石段 どこか空似の人が行き過ぎる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 薄紫の花のしずくがしみていそうな 古都の昼さがり 思いがけない雨のいたずら 花の向うに立っている人 忘れもしないそうよあの人 そばで可愛い人が笑ってる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 雨は降りしきる | 北川とみ | 吉田旺 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の初めの雨に誘われ 一人来たのよあじさい寺に 絹の糸ひく雨の石段 どこか空似の人が行き過ぎる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 薄紫の花のしずくがしみていそうな 古都の昼さがり 思いがけない雨のいたずら 花の向うに立っている人 忘れもしないそうよあの人 そばで可愛い人が笑ってる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 昔々このお寺にかけこんだという 女の人の悲しみが痛い程わかる 傘にかくれて降りる石段ぬれた足元 雨は降りしきる 雨は降りしきる |
新しい夏いとしい人よ あなたのことを愛する私は あなたにとって何であるかを教えてほしい いとしい人よ 私の言葉が息ぐるしくて 涙ぐむなら涙のわけを教えてほしい 新しい6月に窓を開き腕をのばし それにふれたらどうぞ私のことをわかってほしい 新しい夏をあなたとすごしたい いとしい人よ 昨日のままの心の中にしみこんでいる だれかのことを忘れてほしい いとしい人よ あなたにふれたこの指先に感じるものを 愛と呼ぶのをゆるしてほしい 新しい6月に窓を開き腕をのばし それにふれたらどうぞ私のことをわかってほしい 新しい夏をあなたとすごしたい 新しい夏をあなたとすごしたい 新しい夏をあなたとすごしたい | 北川とみ | 奥山景三 | 奥山景三 | 奥山景三 | いとしい人よ あなたのことを愛する私は あなたにとって何であるかを教えてほしい いとしい人よ 私の言葉が息ぐるしくて 涙ぐむなら涙のわけを教えてほしい 新しい6月に窓を開き腕をのばし それにふれたらどうぞ私のことをわかってほしい 新しい夏をあなたとすごしたい いとしい人よ 昨日のままの心の中にしみこんでいる だれかのことを忘れてほしい いとしい人よ あなたにふれたこの指先に感じるものを 愛と呼ぶのをゆるしてほしい 新しい6月に窓を開き腕をのばし それにふれたらどうぞ私のことをわかってほしい 新しい夏をあなたとすごしたい 新しい夏をあなたとすごしたい 新しい夏をあなたとすごしたい |
海鳴り海鳴りの音 風のささやき すべてのものが 今呼びかける 古い机の らくがきさえも 涙の中に 揺れてにじんで いつかは離れてゆくことを 心でわかっていたけれど さよならのその一言が 私を包んではなさない 窓をかすめてゆく想い出は 波に消される 恋の足跡 潮の香りに二人の夢は 流されてゆく 今はあーあー いつかは離れてゆくことを 心でわかっていたけれど さよならのその一言が 私を包んではなさない ラーラー ラーラー | 北川とみ | 谷村新司 | 谷村新司 | 篠原信彦 | 海鳴りの音 風のささやき すべてのものが 今呼びかける 古い机の らくがきさえも 涙の中に 揺れてにじんで いつかは離れてゆくことを 心でわかっていたけれど さよならのその一言が 私を包んではなさない 窓をかすめてゆく想い出は 波に消される 恋の足跡 潮の香りに二人の夢は 流されてゆく 今はあーあー いつかは離れてゆくことを 心でわかっていたけれど さよならのその一言が 私を包んではなさない ラーラー ラーラー |
想い出になったらあなたと暮らした この街を 南の風が吹きぬけてゆくわ あなたと別れた この街を ふたつ目の夏 通り過ぎてゆく あんなに愛して あんなに憎んだ 私だから 今もまだ 想い出すけど ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で あの夜切った この髪も こうして肩を越えていったから あなたと暮らした この街を ふたつ目の夏 歩きはじめたの あんなに愛して あんなに憎んだ 私だから 今もまだ 笑えないけど ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で | 北川とみ | 北川とみ | 北川とみ | 萩田光雄 | あなたと暮らした この街を 南の風が吹きぬけてゆくわ あなたと別れた この街を ふたつ目の夏 通り過ぎてゆく あんなに愛して あんなに憎んだ 私だから 今もまだ 想い出すけど ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で あの夜切った この髪も こうして肩を越えていったから あなたと暮らした この街を ふたつ目の夏 歩きはじめたの あんなに愛して あんなに憎んだ 私だから 今もまだ 笑えないけど ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で ああいつかこの時が 想い出になったら 思い切り ほほえんでみたい あなたと暮らした この街で |
思い出橋思い出橋から 小石を投げた 小石は小さく 波をつくった アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日の事を 思い出橋から 心を投げた 心は悲しく 水に沈む 思い出橋から 笹舟流した 笹舟ゆれて 小さく消えた アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日のことを 思い出橋から 夢を流した 夢はむなしく 流れに消える 思い出橋から 夕日をうつした 夕日は赤く 水もをそめた アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日の事を 思い出橋から 私をうつした 私は泣いて 水もにゆれる | 北川とみ | 長谷川映路 | 近藤薫 | 篠原信彦 | 思い出橋から 小石を投げた 小石は小さく 波をつくった アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日の事を 思い出橋から 心を投げた 心は悲しく 水に沈む 思い出橋から 笹舟流した 笹舟ゆれて 小さく消えた アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日のことを 思い出橋から 夢を流した 夢はむなしく 流れに消える 思い出橋から 夕日をうつした 夕日は赤く 水もをそめた アアアアー 今は遠い アアアアー 遠い日の事を 思い出橋から 私をうつした 私は泣いて 水もにゆれる |
さよならをほほえみでレンガ色の夕陽に 続く細いレール さよならの足音 近づいてくるの できるならば笑顔で あなたをおくりたいの お願いよ 私の最後のわがまま 汽車が来たなら やさしく髪をなでて ほほをよせてね あの日みた フランス映画のように さよならをして 愛する人の旅の 荷物にならないように 泣かないわ 最後の幕が降りるまで 汽車が来たなら 小さく口づけをして 肩を抱いてね あの日みた フランス映画のように さよならをして | 北川とみ | 北川とみ | 奥山景三 | 萩田光雄 | レンガ色の夕陽に 続く細いレール さよならの足音 近づいてくるの できるならば笑顔で あなたをおくりたいの お願いよ 私の最後のわがまま 汽車が来たなら やさしく髪をなでて ほほをよせてね あの日みた フランス映画のように さよならをして 愛する人の旅の 荷物にならないように 泣かないわ 最後の幕が降りるまで 汽車が来たなら 小さく口づけをして 肩を抱いてね あの日みた フランス映画のように さよならをして |
幸せなのに輪ゴムに母さんの想い出 輪ゴムは母さんのブレスレット そのうえでの中 今夜は眠ってみたいのよ 「甘えんぼね」と一言淋しくつぶやいて 細いため息何度も朝まで聞きました うまい言葉がみつからなくてゴメンナサイ お酒でものもうよお父さん 二人でさしむかい茶わん酒 飲めないくせに強がって酔いつぶれたの 「大好きよ」って大声でさけんでみました おこったふりしてうれしいくせにテレかくし そんなしぐさにあなたの姿重ねます ああ幸せなのに涙が止まらないんです 私こんな泣き虫だけどいいですか まぶしい朝ですあなたのところへ行くんです | 北川とみ | 北川とみ | 森山良子 | 笛吹利明 | 輪ゴムに母さんの想い出 輪ゴムは母さんのブレスレット そのうえでの中 今夜は眠ってみたいのよ 「甘えんぼね」と一言淋しくつぶやいて 細いため息何度も朝まで聞きました うまい言葉がみつからなくてゴメンナサイ お酒でものもうよお父さん 二人でさしむかい茶わん酒 飲めないくせに強がって酔いつぶれたの 「大好きよ」って大声でさけんでみました おこったふりしてうれしいくせにテレかくし そんなしぐさにあなたの姿重ねます ああ幸せなのに涙が止まらないんです 私こんな泣き虫だけどいいですか まぶしい朝ですあなたのところへ行くんです |
初めての春きっとこれがこの冬最後の雪になるでしょう そんな気持で曇りガラスの窓のむこうをながめています あなたは私のひざをまくらに静かな寝息を さっきのけんか忘れたようにほんのささいなことだけど ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました やかんのふたがなる部屋 ぼんやりタバコをすってます 四月になったらやめるはずの20才になればそのはずの あなたは急に飛び起きそれをとりあげて一服 だだをこねてる子供のように甘い紅茶が飲みたいなんて ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました 吹きたい気持になりました | 北川とみ | 奥山景三 | 奥山景三 | 青木望 | きっとこれがこの冬最後の雪になるでしょう そんな気持で曇りガラスの窓のむこうをながめています あなたは私のひざをまくらに静かな寝息を さっきのけんか忘れたようにほんのささいなことだけど ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました やかんのふたがなる部屋 ぼんやりタバコをすってます 四月になったらやめるはずの20才になればそのはずの あなたは急に飛び起きそれをとりあげて一服 だだをこねてる子供のように甘い紅茶が飲みたいなんて ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました ああ二人にとっては初めての春がもうすぐくるんです 思わず吹けない口笛を吹きたい気持になりました 吹きたい気持になりました |
プロポーズ誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 何んにもできないわがままな私でも あなたに似合うでしょうか 今まであなたと私と ままごと遊び友達 いつも冷たい素振り だから私は信じられなくて 誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 人一倍強がりなあなたのプロポーズ いつかは誰かがさらっていくさ あなたは僕と結婚できますか アイロンがけひとつ苦手な私でも あなたはいいのでしょうか 今まであなた私と ままごと遊び友達 いつも冷たい素振り だから私は信じられなくて 誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 無口なあなたの精一杯のプロポーズ | 北川とみ | 高木麻早 | 高木麻早 | 青木望 | 誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 何んにもできないわがままな私でも あなたに似合うでしょうか 今まであなたと私と ままごと遊び友達 いつも冷たい素振り だから私は信じられなくて 誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 人一倍強がりなあなたのプロポーズ いつかは誰かがさらっていくさ あなたは僕と結婚できますか アイロンがけひとつ苦手な私でも あなたはいいのでしょうか 今まであなた私と ままごと遊び友達 いつも冷たい素振り だから私は信じられなくて 誰にも内緒で見知らぬ街へ あなたは僕と冒険できますか 無口なあなたの精一杯のプロポーズ |
忘れたいのに今朝はちょっぴり紅茶を濃くしてみました ついでにほんの少し涙も入れました 机に飾った写真を裏返し 二人の思い出飲んでしまうの あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした 最後に微笑を薄く切って浮かべて あなたはひどい人ねとつぶやくわ 今夜は少し肌寒い感じがします やはりあなたのぬくもり恋しくなります 時折聞こえる誰かの足音に あなたの姿を思い出します あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした 最後に微笑を薄く切って浮かべて あなたはひどい人ねとつぶやくわ あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした | 北川とみ | 高木麻早 | 高木麻早 | 青木望 | 今朝はちょっぴり紅茶を濃くしてみました ついでにほんの少し涙も入れました 机に飾った写真を裏返し 二人の思い出飲んでしまうの あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした 最後に微笑を薄く切って浮かべて あなたはひどい人ねとつぶやくわ 今夜は少し肌寒い感じがします やはりあなたのぬくもり恋しくなります 時折聞こえる誰かの足音に あなたの姿を思い出します あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした 最後に微笑を薄く切って浮かべて あなたはひどい人ねとつぶやくわ あきらめて あきらめてみるけれど 時の流れが変わるだけ もう二度と恋などする気になれません 初めての恋でした |