女の昭和時代が燃えた 女が泣いた わが身殺して 明日を生きた なりふり構わず 尽くした人は 雲を掴んで 消えてった 胸に焼きつく 思い出ばかり 夕陽まぶしい 女の昭和 寒くはないか 電信柱 カラスつらかろ 里山追われ 土産の饅頭(まんじゅう) 拝んで食べた 祭り太鼓が 鳴っていた 幼な馴染みを 鏡に偲ぶ 夢は帰らぬ 女の昭和 時流(ながれ)の渦に 命をまかせ 昭和一代 女を生きた お前が愛した 男であれば 好きにしなよと 言いたいが やわな奴には 娘はやれぬ 母の祈りさ 女の昭和 | 姿憲子 | 東逸平 | 合田道人 | 伊戸のりお | 時代が燃えた 女が泣いた わが身殺して 明日を生きた なりふり構わず 尽くした人は 雲を掴んで 消えてった 胸に焼きつく 思い出ばかり 夕陽まぶしい 女の昭和 寒くはないか 電信柱 カラスつらかろ 里山追われ 土産の饅頭(まんじゅう) 拝んで食べた 祭り太鼓が 鳴っていた 幼な馴染みを 鏡に偲ぶ 夢は帰らぬ 女の昭和 時流(ながれ)の渦に 命をまかせ 昭和一代 女を生きた お前が愛した 男であれば 好きにしなよと 言いたいが やわな奴には 娘はやれぬ 母の祈りさ 女の昭和 |
劇唱 天保水滸伝利根は日暮れる 薄(すすき)は眠る 闇のしじまが 訪れる それじゃあんまり つれなかろうと 眉のかたちの 月が出る 女房泣かせの 女房泣かせの 三度笠 ご存知 天保水滸伝 「なんで侠(おとこ)は ぶつかりたがる 意地と意地との 鉢合わせ 露に身の錆(さび)濡らす夜 侘しいねえ」 昔 懐かし 侍 捨てた 詫びる おのれの 成れの果て 友のためなら 笑って死ねる どうせ この世の 流れ星 一つぐらいは 一つぐらいは 善いことを ご存知 天保水滸伝 「相撲甚句(すもうじんく)が はらわた抉(えぐ)る けりがつかない 勝負石(しょうぶいし) 恋も命も 風まかせ 切ないねえ」 人は争う 悲しいけれど 利根(みず)の流れが 尽きるとも 女 惚れたら 生き死に一緒 義理も人情も 懐に こころ安らぐ こころ安らぐ 世にしたい ご存知 天保水滸伝 | 姿憲子 | 東逸平 | 安藤実親 | 伊戸のりお | 利根は日暮れる 薄(すすき)は眠る 闇のしじまが 訪れる それじゃあんまり つれなかろうと 眉のかたちの 月が出る 女房泣かせの 女房泣かせの 三度笠 ご存知 天保水滸伝 「なんで侠(おとこ)は ぶつかりたがる 意地と意地との 鉢合わせ 露に身の錆(さび)濡らす夜 侘しいねえ」 昔 懐かし 侍 捨てた 詫びる おのれの 成れの果て 友のためなら 笑って死ねる どうせ この世の 流れ星 一つぐらいは 一つぐらいは 善いことを ご存知 天保水滸伝 「相撲甚句(すもうじんく)が はらわた抉(えぐ)る けりがつかない 勝負石(しょうぶいし) 恋も命も 風まかせ 切ないねえ」 人は争う 悲しいけれど 利根(みず)の流れが 尽きるとも 女 惚れたら 生き死に一緒 義理も人情も 懐に こころ安らぐ こころ安らぐ 世にしたい ご存知 天保水滸伝 |
盃にっぽん俺の腸 読めない者を 酒の相手にゃ したくない つよがり言うて 飲んでた奴が 人の涙に つまづいて こけて転げる あぁ 浮世坂 浮世坂 酒を愛する 日本人に 悪い奴など 居るものか 世間に負けた さだめに負けた 淋しがり屋の 面影を 酒に浮かべて あぁ 唄おうよ 唄おうよ 皮を被った 枝豆よりも 俺は裸の空豆が 好きだと言った あの口癖を 真似をしながら 懐かしむ 雨の屋台の あぁ 偲び酒 偲び酒 | 姿憲子 | 星野哲郎 | 安藤実親 | 小杉仁三 | 俺の腸 読めない者を 酒の相手にゃ したくない つよがり言うて 飲んでた奴が 人の涙に つまづいて こけて転げる あぁ 浮世坂 浮世坂 酒を愛する 日本人に 悪い奴など 居るものか 世間に負けた さだめに負けた 淋しがり屋の 面影を 酒に浮かべて あぁ 唄おうよ 唄おうよ 皮を被った 枝豆よりも 俺は裸の空豆が 好きだと言った あの口癖を 真似をしながら 懐かしむ 雨の屋台の あぁ 偲び酒 偲び酒 |
姿三四郎やれば出来るさ 出来なけりゃ 男はもう一度 やり直す 口惜しかったら 泣け…泣け… 泣いてもいいから 前を見ろ 三四郎… それが勝負と言うものさ 石じゃないもの 咲く花に こころを燃やして なぜ悪い つらいだろうが 待て…待て… 二道かけない 黒い帯 三四郎… それが修業と言うことさ 歩き出したら 退くものか 男がこころに 決めた道 決めた以上は 行け…行け… 夜明けの光が 見えるまで 三四郎… それが生きると 言うことさ | 姿憲子 | 関沢新一 | 安藤実親 | | やれば出来るさ 出来なけりゃ 男はもう一度 やり直す 口惜しかったら 泣け…泣け… 泣いてもいいから 前を見ろ 三四郎… それが勝負と言うものさ 石じゃないもの 咲く花に こころを燃やして なぜ悪い つらいだろうが 待て…待て… 二道かけない 黒い帯 三四郎… それが修業と言うことさ 歩き出したら 退くものか 男がこころに 決めた道 決めた以上は 行け…行け… 夜明けの光が 見えるまで 三四郎… それが生きると 言うことさ |
人昔[第一景] どっちが先に 惚れたと云った 今じゃ全然 おぼえていない どっちが先に 別れを告げた それはハッキリ おぼえてる あいつはあいつ あたしはあたし ちょっぴり 涙も 見せたけど 意地と意地とが ぶつかりあって 左と右に 背を向けた [第二景] 一年ひとつ 何かがあれば 十年たてば 何かは増える こんなに広い 世間の中で めぐり逢うとは これも縁 顔見たトタン '元気か'と 渋い声音が ただなつかしく ちょっぴり増えた 目尻のシワを みつめたままで 立ちつくす [第三景] その一 ひとり暮しが 性に合うなら いつでも勝手に 消えればいいさ どこかに いいのが 待っているなら 何も云わずに 出て行って だ・け・ど… [第三景] その二 やっぱり あんたの 匂いが好きさ 夢を見るなら いっしょに見たい 昨日のことは 昔のことで 明日のことなど わからない だ・か・ら こうして 今日は あんたの 腕ン中 だ・か・ら こうして 今夜も あんたの 胸ン中 | 姿憲子 | 松原史明 | 合田道人 | 伊戸のりお | [第一景] どっちが先に 惚れたと云った 今じゃ全然 おぼえていない どっちが先に 別れを告げた それはハッキリ おぼえてる あいつはあいつ あたしはあたし ちょっぴり 涙も 見せたけど 意地と意地とが ぶつかりあって 左と右に 背を向けた [第二景] 一年ひとつ 何かがあれば 十年たてば 何かは増える こんなに広い 世間の中で めぐり逢うとは これも縁 顔見たトタン '元気か'と 渋い声音が ただなつかしく ちょっぴり増えた 目尻のシワを みつめたままで 立ちつくす [第三景] その一 ひとり暮しが 性に合うなら いつでも勝手に 消えればいいさ どこかに いいのが 待っているなら 何も云わずに 出て行って だ・け・ど… [第三景] その二 やっぱり あんたの 匂いが好きさ 夢を見るなら いっしょに見たい 昨日のことは 昔のことで 明日のことなど わからない だ・か・ら こうして 今日は あんたの 腕ン中 だ・か・ら こうして 今夜も あんたの 胸ン中 |