ハイウェイ・クラブDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 甘い味だけ していた 夜は まるで隠し事 雨が言葉も奪って ワイパー 右へ左へ動いた 浮かびあがる 鉄塔の影 突き刺す カミナリ 飛んで消える ライトの声 形もないまま 頭の中 誰かの指 オルガン弾いてた 飛びこむ トンネルの手前 手招きしてるよ スピードは切り離され まばたきさえ忘れる しびれる夢の先は 光の墓場さ おいでよ ハイウェイ・クラブへ スピードは切り離され まばたきさえも要らない 溺れるように うっとりと ハンドル 離して おいでよ ハイウェイ・クラブへ |
三月のブルーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 帽子 なおして ひとり 汽車を降りた ふいに あざやかな 三月の潮風 あの日 あなたが 写したポラロイド 色あせてたはずの 海猫 呼ぶほうへと ひろがる 深いブルー 涙まで さらって 遠ざかる 船のきらめき いつまでも 見てるの 白い貝がら どこへ なくしただろう 耳をあててみても もう 何も聞こえないけれど あなたの笑顔の その奥 深い場所へ どうすれば 届いたの? 強い風 帽子が舞い上がった とんでけ どこまでも 涙まで さらって 遠ざかる 小さな恋に さよなら つぶやくわ |
ビートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 人影 失くした 四車線 見下ろす 歩道橋 真夜中 しめった 三日月 アスファルト まざりあう 手ざわり 感じた からっぽになぐられて よろめいた 気づけば 靴ひもが ほどけたスニーカー 明日 なにを想っているだろう 胸のなか 戻らない ビートをたしかめて 行き先 見えない ため息 駐車場 横切り 蹴とばすのさ 涙もでなくてさ うつむいた ほどけてた靴ひも 結び直してみるよ 誰も知らない ここにある熱を 街はただ しずかに呼吸する 光で出来ていた 人影 見えだす 四車線 そのとき 確かに きこえた 明日 なにを見つめているだろう 絶え間なく 消えて また 生まれる 明日 なにを想っているだろう もう二度と 戻らない ビートをだきしめて |
天使の雲Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたい床寝ころび そのままで床になったのさ 甘いにおい 炭酸の泡 遠く すべりこんだ地下室 輝いてた言葉を見たよ それ以上はなんにもなかったけど どうして こわしたくなる? わからないんだ 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして 終電車のむこうに 知らない国があると思ってた 国境にはなぜか さみしい歌 どうして 答えなんかは ほしくないのに 天使の雲 世界は むずかしいから めちゃくちゃにしたあと やさしくさせて 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして |
未来Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 甘い甘い わたがしの雲 ふたり乗せてどこ行く ぶらりぶらり なにも要らなくて 足はなげだした さみしさは 身勝手ね 行き場のない心うかべて もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切は 開かないまま 白く浮かぶ春に キスして 遠い遠い 煙突かすむ けむり 知らないふりさ じわりじわり ちぎれそうでも 目だけそらさないで やさしさは ちぐはぐね からまる線 見つけられないの もしもし どこかに 未来 あるだろう 風はなにも 言わないまま きっとその横顔 染めるわ とぎれとぎれ つかまえた ふたりしか知らない歌が きこえる もしもし すこしだけ 未来 想うよ 踏切の むこう側 消えてしまわないで おねがい ねえ どこかに 未来 あるだろう 風をそっと すいこんで 胸に届くのは春 もしもし すこしだけ 未来 想うよ 雲をいまかきわけて何も言わずそっと キスして |
恋は春色Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | おろしたての陽ざしが よく似合う白い靴 駅までののぼり坂も なんだか今日は軽いわ あなたはそう 決まって 急ぎ足 遅刻する 上着はもういらないでしょう どこへ行こう 歩きだそう? ねぇ 調子がいいね キザな台詞 手をつないだら魔法の レコードまわりだす ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 でたらめ ステップ それは ぴったりね ディン・ドン・ダン なんだって 出来るわ ふしぎな ふたりのロマンスなのです はりきり投げる ボーリング 何度やっても同じで 結局勝つのはわたし 悪気はないの ごめんね だけどあなたは言うのよ 「わざとなんだぜ、ベイビー」 そうよね わかってるわ くすくす笑い 隠せない ねぇ こっち向いて 好きだと言って いつまでも この魔法が とけなきゃいいのに ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 レコードひっくり返して もう一度 ディン・ドン・ダン 誰にも うたえないのが ふたりのメロディーなのです 重たい雲がのぞいて 予報ははずれどしゃ降り 白い靴は台無しよ ためいきついてみせるのに ねぇ もう なにか言ってよ ディン・ドン・ダン 突然 あなたは手をひき 雨の大通り かけだして ウインク ディン・ドン・ダン 踊ろうよ とびきり素敵な ふたりのロマンスなのです |
さらば青春Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 冬の光 窓から こぼれる午後 ほおづえついて ララララ いつの間にか 時間は流れて いろんなことに 慣れてしまった 大好きな 冬のにおい 街へとけてく とけていく さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人になるのさ 十二月は あまりにも きれいで ポケットに手を入れて ララララ 何億年も前の 星の光が またたいて 何も言わず さらば青春よ どうか許しておくれ 連れてゆくわ 光と影のブルーズ さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人に さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 変わってゆくのさ |
テキサスの雨Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 何もない それが見たかったの 白いサテン 砂の花模様 あいつもきっと ここまでは 追っては来れないでしょう 裾を踏み ゆがむ地平線 焦げつくハート 横たえて たずねても 答えはないの 空はいま ただ四角 それでもまだ あこがれたテキサスの雨 砂の粒 すべり落ちてゆく 目を覚ます あいつが来る気配 本当に大事なことは しまっておくのよ 誰もさわれない ざらざらの破片をにぎって 焦げつくハート 抱きしめて 走りだす 四角のなか 空がいま 雨おとす 踊り踊らされ また踊ればいいよ 捕まりや しないわ ぬかるんだ 足もとだって 少し笑って たずねても 答えはないんでしょう 降りそそぐテキサスの雨 |
真昼のブランコDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 真昼近くの知らない駅に わたし いるのか いないのかしら ひとつ とても気になるのは あなたが どうしているかってこと 日なたがわの道だけえらんで 歩くわ 今日は さむいからね ブランコ ゆれるのは 誰かの仕業じゃない? |
ハローDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ハロー ハロー あたらしい朝 ハロー ハロー 今日からなにもかも ハロー ハロー まっしろい空気 ハロー ハロー 部屋のまんなか ねえ聞いてよ すてきな話があるよ 今までのわたしじゃ いられないんだ ハロー ハロー つきぬける朝 ハロー ハロー 結局なにもわからないけど ハロー ハロー 昨日までとは ハロー ハロー 何かが変わるよ ねえ聞いてよ 全部の点と線が つながって 大きな音になって 走りだしたのいま 光のつぶがゆっくり 形を変えてく 流れる血のいろを 思い うかべ 靴を 履いて 畳の 部屋から 東へ西へ ハロー ハロー のぼりくる朝 ハロー ハロー ぜんぶが今日はじめての ハロー ハロー 輝きのなか ハロー ハロー わたしを呼んでいる |
マイ・ロックスターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 手ざわりですぐにわかったわ 嘘じゃないの 羽がはえたと 聞いたことない エイトビート 履いたことないような靴 笑っちゃう こんなこと スキップで歩こう ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ロックスター! プラス マイナス 電流が流れて きのうまでのわたしには もう戻れない ブルーのアイスクリーム 溶けてゆくの スローモーション スピーカーから心臓へと直結する あの瞬間みたいに 時間がとまるの ラララ とけない 魔法をかけて 今すぐ連れだしてよ タンバリン 鳴らせば どこまでもとべるのよ ラララ とけない 魔法で 踊りつづけて転がしてよ Oh!ステップ踏んだら みんな夢中になるわ ラララ さめない 夢のなかへ わたしを連れだしてよ カミナリ 落ちて ぜんぶの意味がなくなるわ ロックスター! |
アイスクリーム・シアターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 「アイスクリーム!」 とびきりの ショウ・タイム 「アイスクリーム!」 そう 叫べば はじまるの あ・ま・い 予感 「アイスクリーム!」 特別な夜へようこそ 「アイスクリーム!」 トッピングはお好みで つ・め・た・い 疑惑? ヘイ、忘れちゃいけないよ これはただの アイスクリーム よければ さあ、 合言葉をどうぞ! |
Stage DogDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 目がさめて 何か足りない ああ 焦げついたように 光るのは カミナリ ぐらぐら 何か起こりそう? 頭上切り裂く風 暗闇のジェット機 ハイヒール 走る音 握りしめて どこへ行こう ギラギラ 夢がある 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ 白い声 息をしてる どこかで信じてる つめたい道路にたおれても その先で 光るよライト ざらつき走り去る 苛立ちのメタリック 這いずり回るだけさ むきだしの犬のように くらくら 牙をむけ 夜がはじまる音がする スピードに気をとられ 見えなくなるその前に 思い出してよ あのときのイメージ ギラギラ 夢をみてる 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ |
どしゃぶりDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路上を うつろう 灯りは キャンディ色に ぬれてまた 傘をひらくわ 雨のなか 聞こえる オーケストラ! 絶え間なく すべて平等に 降りそそぐ 遠いところで海になる 「ああ がんばれなんて 言わないでほしいの だけど めいっぱい 褒めてよ」なんて ゆうべ 書いたけれど ざぶり ざぶり 鳴りやまない どんなふうに 言えばいいの? ひとりきりの まんなか それは 雨のなか 通りのタクシー! 水しぶき ぜんぶぜんぶ 隠してしまう 行方知れずの 音符がとびちる ああ 気づいてよ 壁のいろ 靴のいろ だけど この街に あなたは いないの そう はっきりわかるわ ざぶり ざぶり 鳴りやまない 誰にも聞こえない口笛 吹きならし せめて気取らせてよ わたしだけ ざぶり ざぶり 鳴りやまない まだ聞かせて オーケストラ! このままどこへも帰れない 雨のなか |
ドラキュラ・サマーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Yeah! 凍てつく夜に 白いけむり吐いて うごきだしてる ドイツの車でゴロゴロ 夏の太陽 見に行く旅へゴーゴー・ゴー 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ Oh Yeah! 錆びつく銀の メロディー溶かす カーステレオ トマトジュース 空き缶ゴロゴロ サングラスはとびきりでゴー・ゴーゴー・ゴー けむり 太陽 それだけがロマンチック 旅は おわらない ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ しあわせ燃やして 欲しいものは どうしてなくならない? 灰になるまで ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ |
ためいきDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ためいき 夜霧をすべるリズムで ひとり 黒いドレスで 踊るの さみしさは ピアノの音 白と黒の階段を 順番にのぼってゆくのよ ぽつり照らす 街灯のスポット・ライトで 甘いターン かけだすステップ エナメル・シューズで なにひとつ 要らないわ こんな気分だけで 心のなか 拍手喝采! そして ためいき 数えきれない 星だけがきらめいて 名前のない夜 手のひらにのせて 針を落としまわすの 誰ひとり 聞こえない言葉 交わすよ 夢のように 拍手喝采! 甘い ためいき なにひとつ 要らないわ こんな気分だけで この夜へと いつかあなたが 迎えに来て |
行方Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夕やみのカーテンは 思ったよりも 早くやってきて ファストフードの 椅子のかたすみ まいってしまったよ 知らない街かど ひとり あの日に聴いた 歌の名前 思い出せずに 遠ざかってゆく 誰もふたりの 邪魔なんかさ 出来ないはずよ ぜったいね どこにいたって ちょっぴり泣きながら 笑ってしまうよ つめたい夜に 転がされても すべてはきっと うまくゆくわと やさしい春の 洗濯物を 思いうかべて 眠りにつきたいな 誰もふたりの 邪魔なんかさ 出来ないはずよ ぜったいね どんなときだって 本当は さみしい歌が好きだから やさしくなりたいと 思ってしまうよ すべてはきっと うまくゆくわと |
星の恋人Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたいハンドル 握りしめて 坂道すべる フォークギター 工事現場 眠ったふりで こっちを見ているだけさ あなたの教えてくれた歌が やさしくつき刺さる そんな夜に どこ行くの ふたり さみしさの向こうがわ 星は凍りついたまま 燃えている からっぽ 回送バス 横切ってふいに ちぎれそうな気分になるんだ ひみつの流星がひとつだけ 落ちてゆくのを見たよ さみしそうに笑った顔が うかんで 夜は透明に 戻ってゆく どこ行くの ふたり さみしさの向こうがわ 東京のどこか 煙草のけむりゆれている 星は凍りついたまま 燃えつづけている 遠くで呼んでいて 星の恋人 |
かもめのBabyDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | レモン色した 夏が過ぎて 帰りみちは 忘れてしまった 目が覚めても 何も 変わっちゃいないのに 都会のかもめは恋をして 砂ぼこりと踊ってみせるよ そんな曲線が どこかにあるのに いらないもの ポケットにつめこんで 宙ぶらりんで 重たくなるよ わからないし わかりたくもない 走ってにげるよ どこまでだってね 地球が丸かったとしても 公園 横切って 愛を おくれよ 歌いたいよ ラララ ララララ ふりむくスピードも追い越して 糸はぐるぐる からまってねじれる それでも渚は きらきらとゆれている 大事なもの 靴下の中にかくして 思い出したら そっと合図する わかりたいよ わかりたいさ ほんとはね かもめのBaby どこまで とんでゆくの 水平線を 夢にみてるの? 走ってにげるよ どこまでだってね 地球は丸くて ぐるぐると 地図もぜんぶ 横切って 愛を さがすよ 合図するんだ ララララ 走ってにげるよ どこまでだってね 捕まえられるもんなら 捕まえてごらんよ! なんだって どこだって 愛がなくちゃ そうでしょう? 歌いだすよ ラララ ララララ |
コール・ミーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を渡るよ とまらない波のなか 消さないでおくれ 呼んでおくれ この名前 こなごなにくだけて しまいそうな夜 どうしてあなたは こんなとき居ないの? 流れてどこへ行く 銀色のつめたさ 流線形のやさしさよ けむりの速さで沈むとき きれいなさみしささえも 奪われてしまうの? だから コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの ざらつく温度だけが たしかに胸を撃ち抜く 夢をみせてよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけてよ 抱きしめにきてよ 赤・青・黄をくり返し 変わり続けるけれど 時計も砂漠もビルもすべて飛び越えて 涙がこぼれる ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を越えるよ うごきだす波のなか ひとつずつ輝く いちばん早い バスで行くよ すぐに コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの 踊りだす 欲望だけが たしかに何か動かす 夢をみようよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけるわ 抱きしめにゆくわ |
C・O・F・F・E・E・EDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 屋根裏部屋のネズミが ホットケーキかじってる お気に入りの喫茶店 こんど連れて行ってあげるわ あっちこっち ぶらぶらと 知らない道 たのしいね 扉のむこうはクラシック マダムのおしゃべりなんか聞きながら あなたはいつも カッコつけて だけどとっても 寒がりね ベイビー まっくろい コーヒー 気取ったふたり お似合いね 味なんか コーヒー 本当はちっとも わからない C・O・F・F・E・E・E ぴかぴかの革靴 お揃いで道に迷ったら 何周でもぐるぐる ちょっと不思議な裏通り 白黒映画にあこがれて マッチ擦ったら 市松模様 ベイビー まっくろい コーヒー のぞくよまんまるの闇 冷めないで コーヒー ふたりほおづえついてる まっくろい コーヒー クラシックに飽きたなら 飲みほして コーヒー さあ どこへ行こうか C・O・F・F・E・E・E C・O・F・F・E・E・E いつも こんなのがE・E・E あなたと散歩とコーヒー |
RED IDENTITY BANDDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 曇り空並ぶ ビルディングの亡霊 あいつらとは違うって 吐き捨てているだけ 穴があくような クエスチョンマーク 抱えたままの ジェットコースター Oh! ロックンロール・バンド! どうしようもなく撃ち抜いて 自由にさせておくれよ 今だけは 真夜中冴え渡る アイデンティティも 眠りからさめたら 行方不明さ 嘘つくときの 気分は最低 黒いコーヒー 底なし沼 Oh! ロックンロール・バンド! しらけた涙 枯れても 信じさせておくれよ 今だけは Oh! ロックンロール・バンド! 煙の中 光って 形ないままどこまでも 連れてっておくれよ Oh! ロックンロール・バンド! 赤いライト落ちるまで 夢を見させておくれよ 今夜だけは |
荒野のビートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 映画のような三日月だけが 空にはりつき見下ろす こわれそうな暴力 握りしめた手のひらに 街に吹くのは からっ風だけ さみしさを連れて 旅にでるのさ ガラス瓶砕け散って 光がさしこんでる もう戻れないってことは わかっているよ その目の色が 焼きついている 信じてる そう口に出して言うのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと 真夜中の窓をあけて においをたしかめてみる さむいのはもうそろそろ 終わるって思うよ 蹴っとばしてるビートは いつだって自分のなか 踊りだす 好きなように 落ち葉みたいに しあわせがほしい いつもそう願うだけ 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる しがらみ抜けて まっさらで Yeah いま 踏み出してよ ビルディングの荒野へと ふるえている 夜から朝へ ピストルが撃たれる みじめな気分はもうおしまいにしよう 見えないものが 砕けて はじけて また始まるのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 しあわせがほしい ただそれだけなのに 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと |
JET SPARKDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 天気がよければ気分はいい 小さめのジェット機でとぶ つまらないことはしたくないのさ! Yeah 気にしないで 新しいとこへ行こう 重たすぎる 鉄のブーツ おもいきり ふみならして あふれだす自由が 瞬間をみたしてる スパークして とめられない 宇宙に骨を撒いてほしいって 真面目な顔で言うけど それはちょっと さみしいって思わないの? Yeah 笑っちゃうくらい 痛快に 今までにないくらいハッピー 右も左もわからない 黒いギターも白いギターも 電気ビリビリさえてるぜ スパークしてやってくる Yeah しびれる 楽しくってしょうがない! エネルギーがふしぎとわいてくるのはなぜ 昼だか夜だか何曜日だか わからないくらいキラキラしてる スパークして目がくらむ |
カルーセル・ワルツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 明日の朝には全部消えていたとしても レコードがまわる グラスのコーク ストローで飲んでいるだけ 楽しいときに終わりがくるなんて 知らないよ くらくら 踊るよ 煙草のにおいのマフラー きれいな色した空きびんならべて 鼻歌うたうよ 夏のアメリカ 背の高いビル 冬の新宿 うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 言葉に火をつけて びんづめのジャムになる 青いワンピース 言葉のないラジオつけても コーヒーには何も入れないで まっくろなままがいいよ 重いカバンをひきずって バスに乗りこむわ さよなら 焦げ茶色の街が 遠ざかる うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの なにが本当かなんて どうでもいいの 溺れていたいだけなの 明日の朝には消えていても 今だけ ワルツを踊るよ ああ 消えていても |
木曜日の雨のブルースDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 公園の噴水をただながめて居るよ 時間は止まったまま あの映画のワンシーン 角をまがればさみしがり屋のハーモニカ 水の音に溶けて どこかへとどくまで 歩いても 歩いても あなたに会えはしないの 街は黙ったままよ なにも答えてはくれないわ 月の大陸に 不時着して 夜のあかりをながめたい だけなのに 歩いても 歩いても あなたに会えはしないの 雨の音 気が狂いそうな程に好きよ 夜の噴水が終わる頃にまた わたしにもあなたにも降るのよ 木曜日の雨のブルース |
DIRTY SmokeDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, アイム・ウォーキン ぐるぐる つぎはぎだらけのメタル・シティ 狂気も正気も ビルも団地も 宙に浮いて どこかで ギラリと光るナイフ 暗闇で 絶え間なく 燃え尽きる煙草 知らないことが多すぎるよ 舌打ちばかり 「全然たりないよ」 けむるダーティーな夢とリアルをおしえて どこまで行っても なにかもの足りないのさ 本当はなにが欲しいの? わからないわ 今すぐ ダーティーに染めてみせてよ ダーティーに染めてみせてよ |
やさしさDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | マンションの群れ いろんな色の灯りがすき 浮かぶ鉄塔 オレンジ色とまざりあう なんだか なにも うまくいかなくて なんとなく 帰りの電車 涙がとまらない どうしても とまらない やさしい歌を うたいたい 誰も信じられなくってもいいから 飛行機雲が 消えていく 夜が明けたら 外へでよう 白い月がみえるから 全てが からっぽで むなしく思えても その涙だけは 自分のもの 自分だけのもの やさしい歌を うたいたい 誰も信じられなくなるときも その悲しみは いつか消えるよ 明日になったらまた いいことが あるから |
カーテンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜と朝のさかいめで 息をしてる 砂あらしのTVがないてた からだは 深い深いプールの底 さめきったコーヒー そろそろねむりたい (かもしれない) ゆうべの月は へんに黄色かったね どこかのお菓子みたいだった だれかが電話を鳴らすのを ずっと待ってるみたいな気持ち だけどさゆっくりと 過ぎ去ってゆくの この気持ちもだんだん 薄くなってゆくでしょ? いいような よくないような わからないけど 後ろのほうへ流れていく 景色みたいに 宙に浮いたような 季節の変わり目には さみしさが なにもかも覆いつくして 食いつくしてゆく 目にみえなくても 少しずつ 変わってゆくの 失われて 生まれて また ゆくのさ うすあかりのカーテンのむこう 雨上がりの街が呼吸をはじめる これから どうしようか |
夕やけDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | いかれたふりして歩いていたら オレンジ 涙がでてきた まっくろ カラスが山へ帰ってゆくとき 無限のピアノが弾ければいいのに 結局今日もどこへも行けず 映画のなかで生きたいなんて思う ああ明日晴れたなら 茶色い鉢植えを買いにゆこう 気分はまるで 水を吸ったフランネル さみしさで ばらばらになってしまいそうだ 自分が誰だかなんて 忘れてしまいたくなるような 夕やけ 悪いのは わたしです ごめんね 指先はつめたいままで チョコレートがゆっくりと 溶けていくのを 思いうかべている ねむることにも もう疲れて 太陽にやさしくされたい なんて つぶやくのさ |
太陽Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 心のなかは いつでも変わりつづけてる ぐるぐるしている 傘をひらいたりとじたりして 陽の光が影をつくる 信号が変わって 電話が鳴るよ みんなどこへ行くの? 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ 時間の流れと 人の流れに のまれて ゆれて やりすごして 正しさはいつも すりぬけていく この街の中 涙はどこへゆくの? 暮れゆくビルの影がうかびあがる時 どこかの砂漠の 夜を想うよ 風が生まれる場所をさがしに行くのさ 飛びたつことはできなくても 自分はいつでもずっと ここにいるのさ 何気ない あなたの言葉が たぶん愛なんだと思うよ 夜が明けても降り続ける雨が 行けよ と静かに言うのさ この心も この体も どこかへつながっている 未来とよばれる どこかへ 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ |
くだらないブルースDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 頭がいたい 鉄塔がみえる 真っ白い空に 滲んでる太陽 結局のところ そうさ 気づいてしまった はじめからさ からっぽなのさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ 優越感 劣等感に いつも振り回されてる 本当のことなんか どこにもありゃしない 鏡をのぞいたって 自分なんか どこにもいないよ ばからしいぜ 悲しいふりがしたいだけなの 感情のトゲが たくさん降ってくる 雨の日の街角 見え隠れしてる みんな誰かの“その他大勢” エゴイズムの海に 溺れてるだけさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ |
トラッシュ・アウトDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜の奥で 待ってる魂 ギラつく両目あけて そいつに火をつけるのさ 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる 優越感 劣等感 絡みついて離れない でも 今だけは そうさ 脳みそを解放したい! ギリギリのところを いつでもさまよってる 全てかかえたままで ダンス ダンス ダンスするのさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる はじまりは今 何もかもを捨てちまえ どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない |
夜の迷路Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたい夜の 真っ黒な道を歩けば そうさ いつも通りの さみしい風が 待っているだけ 街へ出掛けていっても 心はどこか 違う部屋にいる なんにもしてないよ 毎日 あぁ ポケットに 手をつっこんで 自由だなんて思わない 見えない力に きっと縛られてる あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと 思ってるけれど どうかな 真夜中 ビルの 中に埋もれ歩けば 黙ったままで きれいに こっちを見下ろして いるだけ 言いたいことはいつも どこかにひっかかったままで 人ごみ かすんだ月を あぁ いつまでも 眺めたりなんかして 自由だなんて思わない いつでも何かに 追いかけられてる あの街へ行けば何かが 変わるかもしれない なんて 思ってるけれど 自由だなんて思わない 見えない力に きっと縛られてる あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと 思ってるけれど どうなんだい? 街は終わりのない 迷路になって今日も ずっと 続くよ きっと 続くよ ずっと |
真夜中の時限爆弾Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ひゅるり 地下鉄の階段 登りきって 夜に溶ける 信号機 点滅するリズムで 進行する退屈と ポケットで握りしめた爆発 おしえてよ わかってよ みつけてよ ぬるい夜 見つめながら 仕掛けるぜ 時間爆弾 3,2,1で何かが変わるかも けむり 揺れるよ スロウモーション あきらめの色 うつして 服を着た“欲望”ばかり歩いてる ぶっ放すよ退屈を ポケットで動きだした情熱 おしえてよ わかってよ みつけてよ 見えない嘘 歩きながら 火をつけろ 時限爆弾 3,2,1で何かが変わるかも ビルの群れ ヘッドライト 赤い月 真夜中の呼吸 ぶら下がる意識の中 確かにそこでさ ほら ゆら ゆら ふら ふら ゆれてうごいている おしえてよ わかってよ みつけてよ ぬるい夜 見つめながら 仕掛けるぜ 時間爆弾 3,2,1で おしえてよ わかってよ みつけてよ 見えない嘘 歩きながら 火をつけろ 時限爆弾 3,2,1で爆発するぜ |
黒いシャツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 何か起きそうな夜へ いま 飛びだして そっと つぶやくよ 間違ってないって 光も闇もすべてが まざりあう 今 スピードを頼りに どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 風に染まりはじめる やみくもに時代をあれこれ嘆いては 全部投げ捨てて 踊り踊らされたい! どうにもこうにも 知らないことだらけさ お願いだから信じさせてよ あぁ自分を Yeah! だけど! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ 何か起きそうな夜だね そっとつぶやくよ 間違ってないってね 光も闇も すべてまざりあうのさ 夢だけみたままで どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ |
赤い花Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ ぐちゃぐちゃしている こんな気分はいったい何色? 風が吹いている もう何も考えたくないよ 好きなように やれば良いよ こころは 限りなく自由に 風のにおいに溺れたままで ヘリコプターの音だけ聞いている あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける 今から なにかを 探しに行くのさ あぁ しがらみに からまる糸の中を泳ぐよ 青い空に すべて ゆるされてしまうような気がして 好きなように やれば良いよ みじめだなんて 思いたくはないぜ 花のにおいが 夏をさそうよ ラララ どこか遠く 連れ出して あぁ 赤い花の色 街は静かに 変わりつづける これから なにかを 探しに行くのさ 好きなように やれば良いよ こころは 限りなく自由に 風のにおいに溺れたままで ヘリコプターの音だけ聞いている あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける ずっとずっと なにかを 探しているのさ あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける 今から なにかを 探しに行くのさ |
赤のブルーズDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 湿った風がひゅるりと吹いて 赤いライト走り去ってく きれいだろう 水しぶき 赤いライト走り去ってく 何も起こらない街 ギラつく夜の匂い 嘘っぱちの煙に巻かれてる 今見えてるものは何? 今行きたい場所は何処? 頭掻きむしってるだけで ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえにゆこうぜ 全て飽和する街 響く地下のノイズ 足音さえも掻き消されてく 今足りないものは何? 今いらないものは何? 頭掻きむしってるだけで ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を ビルの陰 赤く燃え上がる太陽だけが ただ照らすのさ この毎日を 手の平の中捕まえにゆこうぜ ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえに ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を 手の平の中捕まえにゆこうぜ |
泥んこベイビーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ぐらぐら 渦巻く 誰の街? だらだら 風吹き 歩くだけ 歩道橋から風船とばして 泥にまみれた気分で 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー ふらふら 太陽 にじむ街 乾く目を 細めて 歩くだけ 鉄の階段にただ降る雪 悲しむなんて出来ない 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー ぐらぐら だらだら ふらふら ゆらゆら ぐらぐら だらだら ふらふら ゆらゆら 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー |
エレクトリック・ブギーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, もうどこにも帰りたくない! ベタベタの床 ブーツで蹴りつけて 踊りたい いろんなことから 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げてきたけれど これからもずっと 逃げ続けるのさ Hey! 気が狂うほど 夢中になって 夢中になって 夜を走り抜けたい Yeah, 今まさに何か起ころうとしている! 頭はガンガン痛いけれど 平気さ 泡と消えてしまうパーティーで 踊って 踊って 踊ってきたけれど そう その感覚 きっと嘘じゃない(嘘じゃない) 気がふれるほど 夢中になって 夢中になって 意味のないステップ踏みたい 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー ついてこれるかい? ベイビー 夢中になりたいのさ もっと 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー 夢中になりたいのさ もっともっと エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー |
ダンス・ダンス・ブラックホールDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 真っ黒い夜が今日もやってくる ブーツの縫い目はどこまでも続く ステップ踏んで階段を降りたなら さぁ出掛けようよ 素敵な星のライト 行き先は宇宙の果て いかしたダンスホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール アタマの中のごちゃごちゃの場所から 手足が生えて 掻き鳴らしてるギター 走る電車のリズムに乗ったなら 銀河の渦に巻き込まれればいいのさ 行き先は宇宙の果て 漆黒のダンスホール くだらないことは全部 吐き出していくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 終わりのない ブラックホール くだらないことは全部 吐き出してしまうのさ あなたとわたしで 踊ろうよブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊り狂う 朝は来ない くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール |
雨粒と街Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 染みわたる雨粒 アスファルトの匂い 見慣れたはずの街は いつもより寂しげ 灰色の路地を 憂鬱にまみれて歩く 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 静けさの波が 夜に押し寄せる 花たちは届かぬ星に おやすみを告げる 私は目を閉じて 灯りを感じて歩く 街は時代の風に吹かれて 錆びついたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ 風よ 鳥たちよ 空よ そのままでいて 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 街は時代の風に吹かれて 錆び付いたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ ただそれだけさ |
ウォーキンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待つ足元みてる 右から吹く風につつまれて オレンジ色に染まっていくビルディングは 黙ったままで目を閉じてた どうしようもないようなことが 山ほどあるよ ほんとにさ 過ぎ去ってく車の音は 灰色になって流れてた 世界はいつも ぐちゃぐちゃで きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ シャッター閉まった夜のアーケード 歩きながら 冬の星座を思いうかべてた 押しつぶされそうな電車の中で イヤホンで聴く 爆音のロックンロール くだらないことが多すぎて わけがわからなくなりそうさ あぁ だけど どれだけ誰かを憎んでも 見上げた空は 青いだけ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ 世界はいつも ぐちゃぐちゃで そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を あぁ本当のことなんて 誰にもわからない、わかりたくもない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ |
コーク・エイジDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Baby 新しい時代 目の前なのさ コーク・エイジ Oh Baby 転がり続ける そうさ時代の風のなか 叫べ Oh Oh Baby 転がる街で 夢は見ないのさ今日も Oh Baby 道路 白線の上 流れるコーラの味 叫べ Oh Oh Baby 飛び込む地下で 両目をみひらけ さあ Oh Baby 擦れたタイヤの 真っ黒い跡みたいに 叫べ Oh Oh Baby 何をしたって 結局はひとりなのさ Oh Baby ゆく道はひとつ それしか見えないんだ 叫べ Oh Oh Baby 新しい時代 目の前なのさ コーク・エイジ Oh Baby 転がり続ける そうさ時代の風のなか 叫べ Oh |