ひとつ前の赤い糸南野陽子 | 南野陽子 | 小倉めぐみ | 岸正之 | | 今年最後にかぶる 夏を越えた キャノチィエ ふたりだけで 遠出したのは 今日がはじめてね 見わたす限りずっと 風にそよぐコスモス バスを降りて うすいピンクの さざ波に抱かれた 誘い出したくせに あなたは無口なの… 私はあんなウワサで 迷わないのに 彼女は ひとつ前の 赤い糸ね そう信じてるわ あなたに寄りそいたい 背中みつめて そっとつぶやいた ひたむきに恋しても ちぎれたり ほどけたり だけど きっと苦い傷みは やさしさになるの 大きな白いシャツは 陽射しの 匂いがする そばにいると あたたかいのよ 秋が深まっても そっぽを むいたままで ギュッと手を つなぐ人… 確かめる言葉より あなたらしいね 彼なら ひとつ前の 赤い糸よ そう言い切れるわ テレやで ぶっきらぼう そんなあなたに ついて ゆきたいの ときどき もつれてもね ふたりの糸 ひきちぎらないで あなたに 寄りそいたい 涙に負けない 愛を続けたい あなたに 寄りそいたい 涙に負けない 愛を続けたい |
幻想曲ノススメ北原佐和子 | 北原佐和子 | 小倉恵 | 岸正之 | 萩田光雄 | そぉっと夢の中 そぉっと腕の中 ちゃんとだまされて たずねてきたから いじめたりしないでね レコード聞きにおいで ふいのラブ・コール 一晩だけ 家出娘 妹に感謝 すみっこに投げ出した 雑誌とTシャツ 暗くすれば ムードでるよ ちょっと テレた声 ぼんやりかすむ あなたの部屋 ねェ 霧のファンタジー 甘やかなメロディ 夜の奥深く 手招きするわ そぉっと夢の中 そぉっと腕の中 曲がとぎれたら 好きよって言うから 笑ったりしないでね いつもはジョーク言って からかってばかり 今日のあなた 静かだけど とてもあたたかい ぼんやり浮かぶ蒼い窓が ねェ 空のファンタジー 乙女座をこえて 夜のかなたまで すきとおってく そぉっと夢の中 そぉっと腕の中 夜明けになったら 寝たふりするから 背中を向けないでね そぉっと夢の中 そぉっと腕の中 ちゃんとだまされて たずねてきたから いじめたりしないでね |
20才のモノローグ北原佐和子 | 北原佐和子 | 小倉恵 | 岸正之 | 飛澤宏元 | シャワー浴びた素肌に バスローブ 濡れた髪 そのままにしてぼんやり 鏡見てる飾り気のない私 一番好きなの ルージュ似合い出したくちびる 胸の奥 少しとまどってるの いつかきっと素顔が嫌いになる そんな気がして 朝の気配 感じながら 今日を手ばなしたくない心 夜明け前の 蒼い時間 それは20才のモノローグ ねェ いつだって知らん顔で まばたくデジタル 足踏みしていたら心だけが おいてきぼり 朝の気配 近づいてる 今日は昨日に変わってしまう かすんでゆく 月の光 ちょっとせつないエピローグ あなただけには ルージュを頼らないで 愛されたいの ねぇ 少しずつ追いつくから 急がせないでね 素顔を好きなまま 私らしく 大人になる 朝の気配 もうすぐそこ 今日は昨日に変わってくけど 東の空 頬染めたら それは明日のプロローグ |
ズダダン!キン肉マン鈴木けんじ | 鈴木けんじ | 森雪之丞 | 岸正之 | | ズダダン ズダダン 嵐が渦巻く リングに ズババン ズババン 奇跡の勇者が 生まれた 右手に勇気を 左手に涙を 心に優しく 愛を抱きしめ 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 最強タッグで Jump & Kick 救うために傷つくのが 友情だから 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・パワーで Go Go Go この星から消えかけてる 正義を見せてくれ ジダダン ジダダン 邪悪なファイター 蹴散らし ビババン ビババン 勝利の光に 輝け 背中は夕陽を 唇は未来を 瞳は果てない 夢を見つめて 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 逆転マジック 1. 2. 3 倒れるたび胸に響く 友情のため 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・スパーク Go Go Go カッコつけた言葉じゃない 強さを見せてくれ 熱く Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン 最強タッグで Jump & Kick 救うために傷つくのが 友情だから 燃えて Fight! Oh! Fight! Oh! キン肉マン マッスル・パワーで Go Go Go この星から消えかけてる 正義を見せてくれ |
TOO MUCH HAPPINESS稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | 清水信之 | 岬のその丘の斜面に 2人 寝そべって 海を見てたら 眠くなって来た 昨日の夜ふかしのせいかな さっきのワインと 遅いランチに催眠術かけられ ああ 手にしてみれば 愛なんて退屈なものさ 誰か 僕を 不幸にしてくれよ しあわせすぎてちゃいけない 誰か 僕を 不幸にしてくれよ 何かが 麻痺して 来るのさ Happiness 突然陽射しのすき間から 夕立ちが降って あたりはまるで 雨脚のダンス どこかの飼い猫を 抱き上げ 車へ走れば 少し遅れた君が 横で拗ねてる ああ 手にしたものを 人はみな忘れるものだよ きっと 僕は 欲張りなんだろう 瀬戸際で 愛し合いたい きっと 僕は 欲張りなんだろう 何かが いつでも 足りない Happiness 誰か 僕を 不幸にしてくれよ しあわせすぎてちゃいけない 誰か 僕を 不幸にしてくれよ 何かが 麻痺して 来るのさ Happiness |
WAKE UP稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 山本秀行 | 岸正之 | 清水信之 | 手に入れた肩書きを 掲げて 友達とくらべてしまうのか どこまで駆け抜けたら 優しくなれるのだろう 少年の瞳 思い出せるの すりへらしたシューズの踵に映るのは 微笑み 忘れた よく似た欲望の群れ このままじゃ きっと あゝ やりきれない 気づいてるはずさ ごまかしてるよ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 目を覚ませよ 張りつめたプライドを 抱えて 知らず知らずに 駆け引きしてる 失くしかけてた夢や あの日の憧れまで もう一度 この手に取り戻せるの 乗せられてたレールは冷たく錆びついて 立ち止まることも 心のままにならずに このままじゃ きっと あゝ 耐えきれない 気づいてるはずさ だましてるだけ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 目を覚ませよ 秒刻みのレールに まんまと縛られて 身動きとれずに 言い訳だけを探して 冗談じゃないぜ あゝ やりきれない 気づいてるはずさ ごまかしてるよ このへんで ちょっと はぐれてみたって そうさ うしろ指さされはしない 裸の自分を信じてみたい 目を覚ませよ |
強情なくちびる米倉利紀 | 米倉利紀 | 朝水彼方 | 岸正之 | | 君は怒ったように 口を尖らせる 噂だけ広まった 僕らの仲 少し意味ありげに 人気ない道へ 曲がっては 立ち止まる 息がかかる かなり ムズかしいね ルージュたどっても なぜさ そらさないで とても近いふたり いいところなのに・・・ その強情なくちびるが どうにも好きさ いつか必ず 僕のものになると言って そのしたたかなプライドに太刀打ちできず こんなにずっと見つめるだけじゃもう じれったいよ NO NO 人目気にするように 歩き出す君を つかまえて 何もかも教えたくて かなり ムズかしいね 僕を信じない なぜさ 臆病(おくびょう)な愛 隠しているのかも いいところなのに… その強情なくちびるを 縛りつけたい 心の中を キスで覗いたなら困る? この艶やかなタイミング逃したくない 街がこんなにきれいなうちに きっと奪ってみせたい Uh Yeah Yeah その強情なくちびるが どうにも好きさ 今夜必ず 僕のものにするとキメた そのしたたかなプライドに太刀打ちできず こんなにずっと見つめるだけじゃもう じれったいよ NO NO |
泣かずにいられない和田アキ子 | 和田アキ子 | 川村真澄 | 岸正之 | | だから大丈夫よ わたし大人だもの 最初の人でも 最後でもない たかが 恋じゃない そうね 寂しいのは 二人 苦手だから 人ごみまぎれて 別れましょうね 次の交差点 だけど何のために 泣かずにここまできたの あなたよりも 好きな人は いないと分かっているのに 少し離れたまま ついて行きたいのに どうして 涙が止められないの あなたが 見えない ひとり 生きてゆける こんなわたしよりも かばってあげたい 人ができたの 仕方ないじゃない 少し 寂しくなる 部屋がガランとする 電話を待つのも テレビ見るのも 紅茶を飲むのも だけど何のために 泣かずにここまできたの もっと上手に愛されて 素直になれたらいいのに 街の明かりの下 あなた 振り向いたね バカだね わたしは 人ごみの中 立ち尽くしていた |
僕の気持ちは迷子のままで稲垣潤一 | 稲垣潤一 | ゆき | 岸正之 | 桑村達人 | 電話ベルに期待して いったい どれほどの時がたったのだろう 街の人ごみの中にきみのすがたを探してしまうのは きみがいなくなってから もっとそばにいてよ きっとかわらずに 生まれては、死んでく 僕の気持ちは迷子のまま 街の中で偶然みたきみの顔 なつかしさ覚え 信じた運命 思い出のラバー 小さくなってゆく 消えないでほしいよ 僕にくれたぬくもり もっと時が流れ きみが僕にあって 瞳のつよさやまわりの空気だけで わかるの? きっと忘れないよ ほほにかかる涙 なぜだろう どうして楽しかった思い出が痛いの? どこまでもすぎてく時は無限に お願いだよ 幸せにきれいになっていって そばに 僕のそばにいてよ ずっと抱きしめて 生まれては、死んでく 僕の気持ちは迷子のまま 遠くへいって 手紙もつかない 生まれては、死んでく 僕の気持ちは迷子のままで |
話しかけたかった南野陽子 | 南野陽子 | 戸沢暢美 | 岸正之 | 萩田光雄 | 風が踊る五月の街で 輝いてる彼を見かけたわ 視線だけで追うアーケイド ほんとはついてゆきたいの ずっと あこがれてたから いつか振り向かせたいひと 駆け寄って 話しかけたかった 気をひきたかった 無邪気なふりして キレイと 思われたかった だけど追えなかった はねた髪 あなただけに逢う偶然を 待ちつづけて時間(とき)が過ぎてゆく 朝の電車 夕焼けの道 いつでもオシャレしていたの 友達と待ち合わせた カフェテラスですれ違うの 駆け寄って 話しかけたかった でも出来なかった みんなが呼ぶ声 私を 気にも止めなかった 背中追えなかった 熱い頬 雨やどり 本屋の前 通りすぎた彼とポニーテール 駆け寄って 話しかけたかった でも出来なかった 今日まで いちども 遠くで 思うだけだった 心で時間を 止めてたの |
マリーナの夏渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | 山川恵津子 | 空のブルーが溶け出して 入江に夏が近づけば 白いヨットのセイルまで 陽射しの滑り台 去年 ボートハウスの売店で アルバイトしてたあの人に 会いたくて もう一度 マリーナの恋 ひと夏の淡い思い出 私だけ 一人 ここまで来てみたの もう一度 マリーナの恋 陽に灼けた定期のフォトグラフ 片想い12ヵ月を 大切にしたいから 少し心を弾(はず)ませて あの日のドアを開いたら いつも夢みた あの人が 私を待っていた 急に 何も話せやしないから この胸の熱いときめきに 気がついて ハートに マリーナの風 あの夏の遠い幻 ほほえみで 記憶 つないでみたいだけ ハートに マリーナの風 一年の長い約束 変わらない愛を抱いて 海に帰ってきたの もう一度 マリーナの恋 ひと夏の淡い思い出 私だけ 一人 ここまで来てみたの もう一度 マリーナの恋 陽に灼けた定期のフォトグラフ 片想い12ヵ月を 大切にしたいから |
悲しいな杉浦幸 | 杉浦幸 | 売野雅勇 | 岸正之 | | 悲しいなひとりじゃ 泣いても誰も気づかない 淋しいな世界の隅っこで 膝かかえてる私に 背を向ける人波に 私ならここにいると 大声で叫びたい・・・日暮れ時の街角 弱虫ね 後指さされいたずらに強がるけど 憶病ね 優しくして 裏切られ傷つくの怖いの 悲しいな素直に もうなれないの ねぇ私・・・ 苦しいな誰かに 涙の訳を話したい も一度 陰口をささやかれ 誤解よと 泣いてるのに うらはらに 表面だけ馬鹿ね尖ってくの 抱きしめて こんな私でも必要だとささやいて 淋しさに負けちゃだめと 叱ってよ 流される私を 悲しいなひとりじゃ 泣いても誰も気づかない 悲しいな誰かに 涙の訳を話したいも一度 |
唇を動かさないで稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | 2人の話はもう これで終わりにしよう 君が少しずつ 遠い人に 思えて来るから “どんなに愛してるか?” 互いにわかってても 傾いた心 戻せなくて あふれそうなこの胸 壁のソファーに崩れた 君を抱きしめて 唇 動かさないで 瞳 閉じたまま 唇 動かさないで 最後の夢見て So long… いつでも 目覚めた時 君がいて 僕がいた シーツに残った 夢のかけら そっと拾い集めて… 愛の小さな背中は 悲しいものだね 腕の中のぬくもりを 忘れられなくて 唇 動かさないで 頬をつけたまま 唇 動かさないで 涙 乾くまで 唇 動かさないで 頬をつけたまま 唇 動かさないで 涙 乾くまで |
Just the same …稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | そう友達から 君と彼のことを 噂で少しだけ聞いたよ もう 白いウエディングドレス 選んだ頃だろう あの日に僕たちが眺めた店で 夜中過ぎに鳴ってた 昨夜の TWO CALL きっと 最後のチャンス Just the same… 君と同じさ 2人の恋は今だって終わってない Just the same… それでも君を 僕の勝手で この腕に抱けやしない そう 君は若く 強情っぱりなんだから いつでも誤解されるけれど もう ケンカしても 彼のためにどこか すき間を作ってあげなきゃいけない 僕の部屋の扉を パタンと閉めて 君が飛び出した朝 Just the same… 同じ誤ちくり返さずに しあわせを大事にして Just the same… 僕は このまま 遠い場所から 伝えたいおめでとうと… Just the same… 君と同じさ 2人の恋は今だって終わってない Just the same… 同じ誤ちくり返さずに しあわせを大事にして Just the same |
愛ゆえに……雪村いづみ | 雪村いづみ | 小林和子 | 岸正之 | | また愛するから 他人でいましょう 雨の道すがら 捨てて行って こなしきれない そう知ってはいても 気楽な人 ずっと演じていた いつか みんな 終わりが来るわ だから せめて 寄り添うように 愛ゆえに女 恋ゆえに男 素敵なことに ふたりは旅人同士 忘れてみますか 続けてみますか 指を絡めて うつ向く女は 困るでしょ 灰皿の中 ふたつの煙草が 消したはずなのに 漂う日々 ふと見つめ合い 黙る横顔が さびしいから 今も魅かれてゆく 通り雨は 流れる川に そして何もなかったように 悲しみはすべて 燃やしてしまった あとには どんな想いも 残さぬように 何度も生まれて そのたび出逢って 泣いたとしても 私は私を 生きるだけ 愛ゆえに女 恋ゆえに男 素敵なことに ふたりは旅人同士 何度も生まれて そのたび出逢って 心のままに あなたの 名前を呼ぶでしょう |
街をはなれてやしきたかじん | やしきたかじん | 及川眠子 | 岸正之 | 富田素弘 | Tonight いま電車の窓遠くにじむ街あかり 捨ててきた想い出がせつなくまたたく ねぇ あの尖った瞳で夢ばかりを見てたひと わがままもいとしくてあんたときたけど 尽くしきれずに尽くしきれずに 背中を向けた私を許してね 命を賭けて愛したことに嘘はないのよ すこし疲れただけ なぜ なぜ 悔やむために 別れたわけじゃないのに 強がりで微笑むたびに涙こぼれる Tonight いまくすむ夜空にめずらしく星が揺れる あの街を抱くようにいくつも流れる ねぇ ねぇあんたの声そっと聞こえた気がした 幸せになれよっていつもの調子で 尽くしきれない尽くしきれない 痛みが心また迷わせるけど あんたのために死ねる女でずっといるから どうか忘れないで なぜ なぜ もっともっと 優しくできなかったの 私より大切だったそんなあんたに 尽くしきれずに尽くしきれずに 背中を向けた私を許してね 命を賭けて愛したことに嘘はないのよ すこし疲れただけ なぜ なぜ 悔やむために 別れたわけじゃないのに あの街が遠くなるほど涙こぼれる |
第二幕和田アキ子 | 和田アキ子 | 吉元由美 | 岸正之 | | 片隅の客席 あなたに向かい 愛を歌った あれは十九の夢を見た頃 一輪のバラさえ花束に思え ささやかな輝きさえもふたりを照らした 愛は私の強さになったわ 傷つけながら求めあった 飾る言葉もどんな約束も 愛に色あせていったの でもいつか幕は下りて 違う道のりを歩いてた どこの空の下で暮らしているの 風の便りも今は届かず 旅から旅へ あなたがいつだって座ってた席は 遠すぎて見えないけれど この歌を聴いて 誰かをきっと愛すことでしょう その人なりに心こめて 想い出なんて時のいたずらと すべてこの胸におさめて ほら幕が上がりだすわ あなたを思って目を閉じる 愛は私の強さになったわ 傷つけながら求めあった 飾る言葉もどんな約束も 愛に色あせていったの でもいつか幕は下りて 違う道のりを歩いてた |
恋は涙の如く和田アキ子 | 和田アキ子 | 吉元由美 | 岸正之 | | 愛されなければ淋しさなんて 今も知らぬまま過ごせたわ 出逢った頃は見つめるだけで 熱い想いまで分け合えたもの あなたを待ちわびる真夜中の長さ 今は悲しい予感がしてる 恋は涙の如く あなたに逢うたび いつかくる別れにおびえてしまう ひとりきりでいられる私じゃないのよ 強がりに隠した素顔を受けとめてね 愛しすぎると不幸になると いつも傷ついて知ってゆくのよ 決して重ならない心の距離のこと 人はせつなさと呼ぶの きっと 夢は涙の如く 時のたつままに 求め合うふたりも変わるのでしょう どうか静かな愛で包んでほしいの 寄せるこの想いを明日も抱きしめたい 恋は涙の如く あなたに逢うたび いつかくる別れにおびえてしまう ひとりきりでいられる私じゃないのよ 強がりに隠した素顔を受けとめてね |
想い出のキャトルセゾン中江有里 | 中江有里 | 吉元由美 | 岸正之 | 萩田光男 | 卒業写真で好きだと言えない 私が微笑ってる あふれる想いをプレゼントだけで渡せずに そう かわいい娘をいつも連れて 得意げだったね せつなくて瞳を伏せた あなたへの love you 心のブーケ フリーザーの中 今も凍らせて いつまでも future 色褪せないね 夢のまま胸に秘めた あー 想い出のキャトルセゾン フェアウェルダンスで踊ってるあなた 遠くで見つめていた 友達だからね いつでも笑顔で会えるのよ そう 君をもっと知りたかった つぶやかれた時 急に泣きたくなった あの頃に love you 素直になれば 今頃ふたりは愛を誓えたの? いつでも future 夢のかたちで 季節はめぐってゆくね あー 思い出のキャトルセゾン あなたへの love you 心のブーケ フリーザーの中 今も凍らせて いつまでも future 色褪せないね 夢のまま胸に秘めた あー 想い出のキャトルセゾン |
Ms.Joanna稲垣潤一 | 稲垣潤一 | 秋元康 | 岸正之 | | 亜麻色の夏のドレス 脱がせたのは 月の光(あかり) あの海が見える部屋で 寄せる波は囁く声 イタリアオペラ その途中で 車 飛ばして 来たけど ジョアンナ 君のせいさ その瞳が 僕を狂わせるのさ ジョアンナ 抱きしめれば 火傷(やけど)をする 愛が見えない I love you… シェリー酒とバラと指輪 大事な順 床に並べ 1秒もたてば変わる 海の色と 君の自由 聞きわけのいい ロマンスより 少し 危ない バランス ジョアンナ 君のせいさ その何かが 僕を 魅き寄せるのさ ジョアンナ もう すべてに 溺れている 愛に懲りない I love you… ジョアンナ 君のせいさ その瞳が 僕を狂わせるのさ ジョアンナ 抱きしめても 愛は いつも キリがないほど I love you… |
錆びた時計高杢禎彦 | 高杢禎彦 | 及川眠子 | 岸正之 | 中村暢之 | サヨナラと言えない君の弱さを いつだって わかってたくせに 行くなよと言わない男のずるさ 責めるよに いまバスがきたよ 悲しい瞳で 見つめられると このまま君を離せないけど いまは 背を向ける 錆びた時計のように これ以上 ふたりをつなぎたくない きっと この愛で 君を傷つけるだけ 想い出を痛みに 変えてしまうだけさ 君の手をほどけば 胸に北風 ためらいを引き裂くクラクション いつからか 失くした夢のかわりに 君のこと 抱きしめていたね 昨日の時間で 心の針を 止めたままで いられないのさ いまは この胸の 錆びた時計を壊し 夢を追うことから 始めてみよう だけど 忘れない 遠く離れていても 君なりの未来(あした)を 願い続けてるよ いまは この胸の 錆びた時計を壊し 夢を追うことから 始めてみよう だけど 忘れない ツラくなったときには この愛でいいなら きっと救(たす)けにゆく |
私も…そうだった和田アキ子 | 和田アキ子 | 荒木とよひさ | 岸正之 | | 男嫌いじゃないはず 恋が嫌いじゃないはず カラに閉じこもるなんて 淋しいよ まさか白馬の騎士が そうよ迎えにゃこないさ 誘いあるときが きっと華だよ 心をいつも秤りにかけ みんな生きているけど 惚れていれば それがきっと幸福よ もう飲んで泣くのよしな わかるけれど いつか時間が答え出すさ 想い出に 私も...そうだったよ 男嫌いじゃないはず 夢が嫌いじゃないはず 少し生きること うまくなることよ 古いタイプの女は そうよ都合がいいだけ お茶で 過ごせれば きっといい人 あしたは いつも青空と みんな信じてるけど 今が良けりゃ それがきっと人生さ もう自分だけのことを 考えるの いつか笑う時がくるさ 想い出に 私も...そうだったよ 惚れていれば それがきっと幸福よ もう飲んで泣くのよしな わかるけれど いつか時間が答え出すさ 想い出に 私も...そうだったよ |
時計和田アキ子 | 和田アキ子 | 岩里祐穂 | 岸正之 | | 部屋を出てゆくわ 今 あなたが留守のうちに らしくない泣き顔は見られたくない 一枚の紙切れで 名前が変わるだけで あなたと暮らした日々 消せはしないのよ お互い 疲れはてた心を 知ってて 隠しながら 熱い想い それでもまだ あきらめないでいた 壁の時計 このままで はずさないでいて欲しい 幸せだった二人過ごした 時間(とき)をここに残してゆきたいの 好きにさせてよ...なんて 昔 遊んでた頃 口癖だった言葉 ひとり つぶやいた 荷物を運びだせば 私の 影は あとかたもない 私みたく いい女を はやく つかまえてね 壁の時計 きざまれた 過去は二度ともどらない 私のことも 愛したことも あなたは忘れていい すぐにでも 壁の時計 このままで はずさないでいて欲しい 幸せだった二人過ごした 時間(とき)をここに残してゆきたいの |
冒険者たち光GENJI | 光GENJI | 高柳恋 | 岸正之 | 米光亮 | 行くあてのない風が ビルの谷間を駆ける 俺達の心みたいだね コンクリートの迷路の 出口を探すために 思いきり叫んでいるのさ 迷わない若さなんてないね いつだって未来は見えないのさ 手探りで進む地図も持たない 冒険者たち 迷宮(ラビリンス) 都会は曲がりくねってる迷宮(ラビリンス) 踵をすりへらし走れよ Chance Chance Chance We'll get a chance 乱れた吐息のなかで覚えたことだけが 心に一輪の花を咲かすのさ ダイヤよりも輝いている夢が 迷宮のかなたに見える 廃墟のように ひからぴたアスファルト プラスティックの街角 俺達に勇気をください 言葉だけですぺてが わかってしまう前に 本当の汗を流したい 決められたゴールなんてなにも 魅力など感じられやしないね 唇を噛んでひとりさまよう 冒険者たち 迷宮(ラビリンス) 都会は霧に包まれた迷宮(ラビリンス) 心の瞳だけ開けよ Chance Chance Chance We'll get a chance 敗れたシャツを脱ぎすて探し続けるのさ 若さが過ぎ去ってしまわないうちに |
カレンダー渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 吉元由美 | 岸正之 | | Take me to you again 春風の汽車で あなたへと逢いに行くのよ Take me to love again 新しい私 届けたい 今すぐに ふられて女の子たちは 強くなる ほんとうよ 傷ついても ダイヤモンド 涙でも磨けるの Blue wind ひとり夏休み 灼けてない素肌 そっと抱いてた Take me to you again 私の花束 ちぎるようにサヨナラしたね 逢いたかった 華やぐ瞳を 見つめてね もう一度 微笑(ほほえ)みのリボンほどいて 見せましょう カレンダー 悲しみから生まれて来た 夢だって きらめくと Snow wind 時はやさしさの 魔法で昨日を 想い出にする Take me to you again きれいになるのが あなたへの仕返しだった キスをあげる 素敵な誰かと 逢うためのピリオドに Take me to you again 春風の汽車で あなたへと逢いに行くのよ Take me to love again 新しい私 届けたい 今すぐに |
Miss Lonely Weekend渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 吉元由美 | 岸正之 | | 最後の Chance 追いかけて 海のカーブを曲がれば 肩を Holding 甘えてる 彼女の影が見えたの Blue 言いわけなんか いらないわ キスをしたらサヨナラよと 涙は叫ぶ なんて今日は デイト日和 国道に車停(と)め 海を見たかった ひとりでもう いられぬほど あなたに恋してるの もしも夢ならば 醒めて Just Now 次の Maybe シグナルで 私は右に折れるわ あなた Break Out クラクション 叩く勇気があったら Blue 地図をひろげて 週末の デイトコース考えたね もう遠いけど なんて今日は ふられ日和 青空が泣いている 前が見えないわ 優しすぎる あなただけが 心 横切(よぎ)るのはなぜ? とても逢いたいわ すぐに Just Now なんて今日は デイト日和 国道に車停(と)め 海を見たかった ひとりでもう いられぬほど あなたに恋してるの もしも夢ならば 醒めて Just Now |
マイ・ハート・バラード南野陽子 | 南野陽子 | 小倉めぐみ | 岸正之 | | ライトの星屑を テラスで見下ろした 膝を抱えながら 涙こぼれた Stadiumの向こう きらめく遊園地 まるい観覧車が 夜空に浮かぶ 人の気持ちを まるで無視して はしゃぐ夜は パレードみたい 元気出そうね My Heart 失恋くらい平気 笑って話す日が来るわ 楽しい昨日だけ きれぎれに並べて 思い出は心を ひきとめるけど 輝く朝が 街を照らせば 違う風が きっと吹くから 元気出そうね My heart 新しいトキメキを 涙のめかくしで 見逃しちゃだめよ 元気出そうね My Heart 明日の方が素敵 違う風が きっと吹くわ |
リアウインドーにgood-bye渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 麻生圭子 | 岸正之 | | 窓を開け前髪を 雨に濡らして見ている 台風が来てるから 波の穂が高いね 君がいてこの夏は 本当に楽しかったと 言ってくれるあなたは やっぱり大人だね あの女性(ひと)があなたのこと 好きなのはすぐ判った ごめんね 知ってて わがまま言ったの リアウインドー 銀色の雫たち 星屑のように光って 流れて消えてゆくの さよならなら きれいなままがいいね 想い出の中で 私は いつも笑っていたい あなたと 風邪ひくよ 行こうかと サイドを外したあなた この海に二人して もう来ることもない キャンパスとハイスクール その波は大きすぎて ごめんね 夏中 背伸びをしないで リアウインドー 哀しみの雫たち 私の心の代わりに 流れて消えてゆくの さよならって 私が言えるなんて 何だかつらくて おかしい ふっと笑っていたの リアウインドー 銀色の雫たち 想い出の中で 私は いつも笑っていたい あなたと |
夏の短編渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 真名杏樹 | 岸正之 | | いつか小説が もしも書けるなら 青い色の表紙にするわ だって海よりも 揺れるあなたへの 気持ち 今はうまく言えない 好きよりもっと 切ないわけを 打ち寄せるたび 波が教えるの ふたりの夏が終っても そうよ この瞬間の あなたの瞳 忘れない 見つめるたびに まぶしくて 少し臆病になる 私をこのまま 強く抱きしめて スコールを待って 泳ぐ魚たち じゃれる仕草 真似するあなた ずっと探してた 懐かしい声が 沖の方で 私を呼ぶの 恋よりもっと 大切なもの 濡れている胸 熱くさせるから ふたりの夏を閉じこめた 青い短編集を 心の中で開く時 夢見るように 微笑んで ふたりだけのシーンを 覚えているよと 海につぶやいて ふたりの夏が終っても そうよ この瞬間の あなたの瞳 忘れない 見つめるたびに まぶしくて 少し臆病になる 私をこのまま 強く抱きしめて |
8月のバレリーナ中井貴一 | 中井貴一 | 澤地隆 | 岸正之 | | 'Cause I love you 8月のバレリーナ もいちど踊ってくれ そして黄昏る頃 サヨナラ ミステリー小説と 名前聞かない君と ヴァカンスを過ごしたよね 「プールサイドの夢もそろそろ終わるのね」と 大人びた瞳みせる 映画の最後ならドンデン返しだと 少し僕はなぜだかムキになるけど… Good-bye my love 8月のバレリーナ 夏の風に踊ってた妖精なのさ 'Cause I love you 8月のバレリーナ ほんとは抱きしめたい だけどこれでいいんだ サヨナラ 「街で出逢った時は他人のふりするわ」と 謎めいて背中向ける 呼び止めたい心 左手で隠して わざと僕は大きく手を振ったけど… Good-bye my love 8月のバレリーナ 恋のように愛したまぼろしだよね 'Cause I love you 8月のバレリーナ もいちど踊ってくれ そして黄昏る頃 サヨナラ Good-bye my love 8月のバレリーナ 夏の風に踊ってた妖精なのさ Good-bye my love 8月のバレリーナ 恋のように愛したまぼろしだよね |
DIARY渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 沢ちひろ | 岸正之 | | 芝生の隅に置いた ソファーで膝かかえて 黙って あなたは町を見下ろしてる 部屋から選び出した 机の引き出しから DIARY 昨日までのページがめくれた 丘のうえのアパート 英語のLESSON どんな場所や理由(わけ)なら ずっといられたの? 春の日ざしのままで 駆け抜けた日々は 悲しくない時も 思い出してしまうよ 今日のあなたは急に 遠くてせつない そして うるんでゆく景色だけが いとしいの カーテンのない窓の 鍵を閉める途中で あなたは少しだけ夢 逃がしたのね ケンカもできるくらい あなたを知りたかった DIARY 明日からのページの白さに 少し力を込めて 握手をすれば 思いがけない痛さ 心しめつける 春の日ざしの中で 出会ったふたりに 似合いすぎてるから ちょっとつらい笑顔よ 今日のあなたは急に 遠くてせつない そして うるんでゆく涙だけが 残るのね |
ふたりの少年渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 沢ちひろ | 岸正之 | | 誰もいない校舎 日暮れまで ふたり 立たされていたね カバン 3つかさねた自転車を おしながら またケンカね キミは南へ カレは北へと そして私はここで手を振る 1枚目のカードがほら 届いた季節 ふたりの文字がまだ ケンカしてるの 誕生日の消印から 始まる日々は ふたりの少年と たったひとつの恋 眠い目をこする 教室で 机ならべた まん中 ずるい私のこと 気づいても 横顔だけで 笑った キミはいつしか カレは突然 そして私も大人になるの? 3枚目のカードがそう 届く頃には ふたりの文字はもう 別々かしら 誕生日の消印だけ 変わらないまま ふたりの少年と ひとつ消えた言葉 誰もいない 誰もいない 部屋の片隅 2枚目のカードと 去年の写真 誕生日の消印には 早すぎるけど ふたりの少年と 3枚目のメモリーズ |
神様がいない月南野陽子 | 南野陽子 | 小倉めぐみ | 岸正之 | | 夕陽がもえつきた海 冬へいそぐ潮風 タメ息のなかに 立ちどまる あなたとわたし 砂浜に並んでいる さっきまでのあしあと すべりこむ波が かげもなく さらってゆくわ たぶん ここで サヨナラを言われるのね 胸の奥で 潮騒があばれる 神様はあてにならない 風向きさえ変えられない めのまえの くちびるが ピリオドの言葉 告げたの ひきとめてもムダなのね 夢を追いかけるのね となりにいたけど 違う星 みつめていたの 砂にうもれたパラソル しずけさをみせつける あんなにはしゃいだ 夏の日は もう遠いのね ごめん なんて せつない瞳はやめて 握手なんて 今はできないから 幸せなんかにならないで すぐに誰かみつけないで 夕暮れが さみしくて 悔やんだりしてね あなたも 神様はあてにならない ちっとも たすけてくれない 泣き顔の 瞬間に 自分で背中を 向けたの 幸せなんかにならないで わたしの涙とまるまで 春風に 出あう頃 思い出にするわ あなたを…… |
次のページを開いて渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 麻生圭子 | 岸正之 | | モノレールから 空の港が見え始めれば もうすぐ逢える あなたの笑顔 到着ロビー 離れて 判ったの こんなにも好きなこと あなたのやさしさに 甘えすぎていたみたい そっと次のページを開いて あなたの帰り 待っていた 両手をふって見つけて 人ごみのなか 私のこと 帰省ラッシュの スーツケースが通路に並ぶ 壁のボードの あなたの便にランプが点いた 今までだったなら ここまでは来なかった 不思議ね その顔を ドキドキして 捜してる そっと秋のページを開いて 愛を先取り あなたより お帰りなさいの後は 愛していると言うつもりよ そっと次のページを開いて 駆けよっていく 私から 季節がいくつ過ぎても このままずっと 離さないで |
EVERGREEN渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 川村真澄 | 岸正之 | | 積み上げた 本の上 朝陽に目を覚ました 恋愛論も たったひとつの ときめきにかなわない クラブハウスの列を はずれて歩きたいな カバンの重さ 指で計れば 口笛でバランスとれる 階段教室の隅で 夢を見ていた 私だけが出来ることを 確かめてみたい Swing me high 風が 街路樹を揺らす 若葉のころを通りすぎても 心は Foooo! EVERGREEN 時計をしても 腕は メトロノームじゃないよ どうして肩を抱きよせないの ゆうべのデート 思い出してた 友達は恋人が待つ 約束場所へ うまく行くといいねなんて とぎれがちに言う Show me how 恋は 見せかけも大事 若葉のころを通りすぎたら ひとりで Foooo! Take a Chance 強く強く感じている 夢が住んでる 私だけを待ち続ける 扉があるはず Swing me high 風が 街路樹を揺らす 若葉のころを通りすぎても 心は Foooo! EVERGREEN |
バラードを聞きながら渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 石川あゆ子 | 岸正之 | | あなたの部屋で聞いたレコード 昨日 買ってしまったの 心の上に針を落とせば すぐに 傷が見つかるわ あなた 次の恋をしていますか お願い 思い出には順番をつけないで バラードの口づけを 目を閉じ 受けとめていたあの日 私にはすべてよ バラードを聞きながら 夏の帽子をかぶってみたら 2人がほら セピアに見える 愛という字を覚えた頃の 無邪気さには 戻れない 何も気づいてない友達から きれいになったよって 言われても 複雑ね バラードのせいにして あなたに電話かけても きっと 後悔するだけね あたたかいあの声が 秋の風に変ってく 季節 悲しいけど 止められないの バラードの口づけを 目を閉じ 受けとめていたあの日 私にはすべてよ バラードを聞きながら 夏の帽子をかぶってみたら 2人がほら セピアに見える |
ガラスのレジスタンス八木さおり | 八木さおり | 森雪之丞 | 岸正之 | | ごめんねママ 慌てないで ベッドに私が いなくても 月の雫に髪を濡らし 屋根からこっそり 抜け出すの 長距離バスが 湖に着くわ 恐いくらい好きな彼に 肩を抱かれながら 真夜中のランナウェイ 離れちゃいけないと 愛がささやくの だからママ Don't you cry わがままを許して 3日だけは悪い娘(こ)にさせて ごめんねママ 叱らないで いけない事だけど知ってるわ だけどあいつが 点けた炎 シャワーを浴びても 消せないの 星屑よりも きらめいたキッス ロケットから ママの写真 さっき ぬきとったの 真夜中のランナウェイ 大切な恋人(ひと)なの 今は誰よりも だからママ Don't you cry 心配をしないで 素直にただ 愛を知りたいの 真夜中のランナウェイ 離れちゃいけないと 愛がささやくの だからママ Don't you cry わがままを許して 3日だけは悪い娘(こ)にさせて |
内気な冒険者八木さおり | 八木さおり | 森雪之丞 | 岸正之 | | 5:02の準急電車は 家路へと急ぐ 制服の群 裏門から あなたの後つけ 初めての街へ さらわれてゆく 「気がついて…」と呪文を唱えたくせに あなた振り向いた瞬間(とき) 目をそらすの 馬鹿だナ 微笑み返せば あなたと近づけるのに だめだナ もう胸が熱い 手紙と一緒に 内気なハートも 破り捨てちゃいたい 歩道橋で 迷子の子猫を 抱き上げるあなた 少年みたい もっとあなた 知りたいだけなの 探偵の真似が とても悲しい 涙にじむダイアリー ペイジが増える 明日恋を告げると 誓ったのに 馬鹿だナ 駆け足になれば あなたに追いつけるのに だめだナ 失恋が怖い 夕陽に霞んだ あなたの背中を じっと見送るだけ だめだナ 失恋が怖い 夕陽に霞んだ あなたの背中を じっと見送るだけ |
受話器から望遠鏡渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | ずっと ケンカしていた あなたから 夜中の電話 わざと ぶっきらぼうに 元気よと つぶやいた 私 すぐに あやまらなければ いけないこと わかっていたのに 強がりが邪魔をして 素直になれなかったの 受話器から 望遠鏡で ねえ のぞいてみてよ 遠すぎる 向うから 一人ぼっちの この恋 受話器から 私の顔を ねえ のぞいてみてよ 泣きそうに うつむいて 淋しさに震えてるわ 言葉だけが うらはらに…… 早く仲直りして あの頃のようになりたい だけど“母親譲り” 許さないふりしてた もっと違う 言い方があると 知っていても 鋭(とが)ってしまうの あなただけ 傷つけた 自分が嫌いになった 受話器から 望遠鏡で もう 気づいてほしい 届かない こっちでは 何もできない この恋 受話器から 見えない痛み もう 気づいてほしい 黙りこむ そのすき間 わがままをごめんなさい きっと言える 今ならば…… 受話器から 望遠鏡で ねえ のぞいてみてよ 泣きそうに うつむいて 淋しさに震えてるわ 言葉だけが うらはらに…… |
ハートでCatch渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 沢ちひろ | 岸正之 | | 風が青空 走る 姿にみとれ よそ見した 背中ホラ ぶつけたボール 今の気持ちをキミに 向けたモーション 気づかなきゃ 痛いから はやく サインを決めてくれなくちゃ タイム したくなるのよ Shy Boy 今すぐ ハートでCatch うけとめて その胸ジーンと させたいな 光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ ストライク はずれても 手を伸ばして うけとめて 返せる近さに いつも私いるよ すこしづつほどけてく 夕陽のりぼん ほてるホホ かくしたら 素直になれる? 恋はそのたび違う カーブをみせる そのせいね 戸惑いは ふたり 肩を並べてしまうより なにか ぶつけあいたい Shy Boy キミなら ハードでCatch うけとめて その胸いま 感じてる ふたりの呼吸を 忘れないでいてね 気の早い 星たちが からかっていても平気 汗ばむ心に 気持ちいいね 恋は ハートでCatch うけとめて その胸ジーンと させたいな 光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ ストライク はずれても 手を伸ばして うけとめて 返せる近さに いつも私いるよ ハートでCatch うけとめて その胸ジーンと させたいな 光に溶けてく 熱い瞬間投げるわ ストライク はずれても 手を伸ばして うけとめて 返せる近さに いつも私いるよ |
ジェリービーンズのロマンス渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | 海沿いの道から 階段を降りれば 遊泳禁止の 立て札越しに 少し早い春 背の高いあなたの セーターの袖口 つかまって歩く 砂浜の影を ゆるい波が消した 初めてのこの恋 胸の奥がざわめいてる ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もう何も言わないで ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もうずっと 見つめたままで 意地悪な夕陽が 傾いてしまった 帰りたくなくて 腕時計わざと 持ってないふりした 初めてのこの恋 風に頬が 微熱持つわ ジェリービーンズの KISS(くちづけ)してみたい ねえ瞳閉じたまま ジェリービーンズの KISS(くちづけ)してみたい ねえ 甘い素適な世界 ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もう何も言わないで ジェリービーンズの ロマンスしてみたい もうずっと 見つめたままで |
クリスマスが来るまえに渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | ゼミの帰りには いつでも 駅へ向う 坂の途中で 赤い屋根のピザハウスに みんなで寄り道した そして 私は斜めの席で あなたに憧れながら すてきな時を 見つめて過ごした クリスマス 来るまえに 気づいてね 私の視線に… クリスマス 来るまえに できるなら あなたが好きな セーターの色 ねえ 今 教えて テストが近づく そのたび 寄り道できなくなる そして あなたと会えないあいだ 心の辞書をめくって 恋を伝える 言葉を探した クリスマス 待ちながら 少しづつ せつなくなるのよ… クリスマス 待ちながら 徹夜して 私が編んだ セーターだから ねえ 受取ってね クリスマス 来るまえに できるなら あなたが好きな セーターの色 ねえ 今 教えて |
涙の天気予報渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 秋元康 | 岸正之 | | 2月の雨が 街に降りてきて ゼミの本をそっと かざして歩いた あなたが 風邪を ひいてしまったと 友達から聞いて 部屋を訪ねたの 開いたドアのすきま 誰かの小さな傘 こぼれてる水たまり ごめんと言った 涙の天気予報 こわれた恋の行方 悲しくて 見上げれば 空も泣いていた 涙の天気予報 こわれた恋の行方 思い出が 少しづつ 頬に落ちてきて 人の波に まぎれこんだ 何んにも言えず ドアの外側に ベンジャミンのカゴを 残してきただけ あなたのことを 遠い所から 好きでいられたなら それだけでもいい せつない胸の痛み 誰にも言えない夜 大切にしていれば よかったけれど ハートの天気予報 あふれた雨のしずく 後悔の消しゴムで 夢を消さないで ハートの天気予報 あふれた雨のしずく 1人きり うつむいて 虹がかかるまで 今はじっと 濡れたままで 涙の天気予報 こわれた恋の行方 思い出が 少しづつ 頬に落ちてきて 人の波に まぎれこんだ |
Next Door大地真央 | 大地真央 | 秋元康 | 岸正之 | | あなただけを愛したこと 後悔してない 眩しい瞬間(とき)手を翳(かざ)して 歩いた私達 瞳(め)を閉じれば 心の窓に過ぎゆく 思い出だけが悲しくて 涙のブラインド 次の扉を そっと開けてみたい 違う世界が そこに広がるでしょう 夢の続きは 私1人の手で 変えてみたいの どうぞ許して あなたのこと 今も私 愛しているけれど 器用じゃない この生き方 何かが止まってた いつのまにか 男の人に頼ってる そんな女になれなくて 別れを選んだ 次の扉を 開けた向こう側に 何が待つのか わかるはずもないのに 勇気を出して 歩き出した私 わがままだけど どうぞ 見ていて 次の扉を そっと開けてみたい 違う世界が そこに広がるでしょう 支えきれない 切ないさよならを 止めはしないで どうぞ 見ていて |
また 会いましょう宇都美慶子 | 宇都美慶子 | 宇都美慶子 | 岸正之 | | 素敵な夜をありがとう キュンとする胸の音 聴こえそうよ 会えたらいろんな話をしたかった でも上手くいえなくて いたずら好きの時間は Wo Wo 会うまでとても長かったのに こんなにも早く過ぎて You've got a friend 会いたかった Loneliness そばにいてねいつでも こんなに楽しい夜は甘えていたい みつめてね Happy time あなたに支えられて いつでも笑顔でいれる 女でいたいわ 誰にも泣きたい時あるよね 昔から強がりな性格でも あなたと過ごせる一秒に 素直にね なれるから ほっとするの 一番星に願いをこめ 最高のロマンに 出会うため このひととき 忘れないで You've got a friend 遠い星を Hold me tight つかみたいねいつかは どこまでも続く道を 走り続ける みつめてね Happy time あなたに支えられて いつでも笑顔でいれる 女でいたいわ 会いたかった Loneliness 今度逢う時までに 綺麗になってみせるわ 寂しさの分だけ みつめてね Happy time あなたに支えられて いつでも笑顔でいれる 女でいたいわ |
さよならに愛してる山本達彦 | 山本達彦 | 吉元由美 | 岸正之 | | 赤くなりかけた歩道を渡る 君を待ってた夕陽の街 話したいことがあるの、と言って 声震えてた昨夜の電話で 僕はすべて知ったのさ 君は傷ついてしまう恋選んでく 燃え尽きてもいいと 僕を求めた君より ずっと女になっていたよ せつないね さよならに とても愛している 微笑むくちびる 言い出せなくて 瞳をそらし泣きだしたね 歩きはじめてる危険な恋が 君の望んだしあわせならば 僕はここで見送るよ 何を悔やめばいいのか この瞬間に 胸張り裂けそうさ もしも戻れるものなら 今より強く抱きしめたい 悲しいね 想い出が 君を追いかけてる 二度とこの恋のために泣かないでくれ 振り向かずに行けよ 僕を求めた君より ずっと女になっていたよ せつないね さよならに とても愛している |
世界中の時を止めて山本達彦 | 山本達彦 | 吉元由美 | 岸正之 | | 世界中の時を止めて 大切なことを伝えたい だから今 僕の目を見て とても君を愛している ふたりで一緒に生きていこう 戸惑った顔をしないで 灼けた腰に咲くパレオのHibiscus ふたりだけの入江と冷やしたchampagne 何のお祝いなの?と いたずらに笑ったね 珊瑚礁のこの島へ 誘い出したわけを君は予感してる 抱きしめてもキスをしても この気持ちかたちにできずに せつなくてまた好きになる 風が凪いたその瞬間 神様がくれたチャンスだね 君だけに変わらぬ愛を 夕陽の砂浜 僕に背を向けて 踊るよう歩いてく 答えをじらして 名前を呼んだら波音に響いて 濡れた目で振り向いた なんて愛しい人さ 水平線にじませて 沈んでゆく今日を忘れずにいたいね 世界中の時を止めて 大切なことを伝えたい だから今 僕を信じて とても君を愛している ふたりはきっとうまくゆくさ 永遠の夏を過ごそう |