林伊佐緒作曲の歌詞一覧リスト  64曲中 1-64曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ダンスパーティーの夜三山ひろし三山ひろし和田隆夫林伊佐緒伊戸のりお赤いドレスが よく似合う 君と初めて 逢ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて ふたりで ビルのテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える思いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの 夜だった 甘くせつない ブルースよ なんにもいわずに ほほ寄せて ふたりいつまでも 踊ったね  熱い涙を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと いった君 星が冷たい 夜だった
ロザリオの島三山ひろし三山ひろしたなかゆきを林伊佐緒松井タツオ静かにひびく 鐘の音(ね)に 君をいとしむ 夜の海 二度と逢えない 微笑みは 銀のマリヤに 偲ぶだけ さよなら天草よ ロザリオの島  泪でつづる 思い出は 好きとはじめて 告げた夜 何も云わずに 教会の 坂を上(のぼ)って 行った女(ひと) さよなら天草よ ロザリオの島  まことの愛が ある限り 君は心の 中に住む いのちはかない 不知火(しらぬい)は たとえこのまま 消えるとも さよなら天草よ ロザリオの島
リンゴ村から三山ひろし三山ひろし矢野亮林伊佐緒伊戸のりおおぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
てなもんや三度笠氷川きよし氷川きよし香川登志緒林伊佐緒石倉重信雲と一緒に あの山越えて 行けば街道は 日本晴れ おいら旅人(たびにん) 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 腕と度胸じゃ 負けないけれど なぜか女にゃ チョイと弱い  南風吹きゃ 花さえ咲くに 可愛いあの娘は 薄なさけ おいら旅人(たびにん) 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 口惜しまぎれに 言うのじゃないが あんな女は ザラにある  捨てた故郷に 未練はないが 忘れられよか 母の顔 おいら旅人(たびにん) 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 祭り囃子を しみじみ聞いて 男泣きする こともある
母恋吹雪福田こうへい福田こうへい矢野亮林伊佐緒川上英一酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持は わかっちゃいるが 俺(おい)らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道
リンゴ村から福田こうへい福田こうへい矢野亮林伊佐緒川上英一おぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
長崎の女福田こうへい福田こうへいたなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)
国後の女春日八郎春日八郎たなかゆきを林伊佐緒海鳴りさえも 凍(しば)れて絶えて 噂をとざす 北の島 あゝ国後の 国後の女 チャチャ岳の 麓(ふもと)に眠る 面影を しのぶ岬に 雪が舞う  産声あげた ふるさとだから 私はここで 死にたいの あゝ国後の 国後の女 あの夜は 素足のままで 流氷を 越せばよかった 二人して  地図からいまは 消されたような 島にもきっと 春がくる あゝ国後の 国後の女 その朝は 墓標に積る 雪のけて 逢いたかったと 抱いてやろ
リンゴ村からレーモンド松屋レーモンド松屋矢野亮林伊佐緒おぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺(おい)らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺(おい)らのナ 俺(おい)らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺(おい)らのナ 俺(おい)らの胸に
母恋吹雪氷川きよし氷川きよし矢野亮林伊佐緒石倉重信酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持は わかっちゃいるが 俺(おい)らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道
ダンス・パーティーの夜大月みやこ大月みやこ和田隆夫林伊佐緒山田年秋赤いドレスが よく似合う 君と初めて 逢ったのは ダンス・パーティーの 夜だった 踊りつかれて ふたりで ビルのテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える想いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンス・パーティーの 夜だった 甘くせつない ブルースよ なんにもいわずに ほほ寄せて ふたりいつまでも 踊ったね  熱い泪を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンス・パーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと いった君 星が冷たい 夜だった
てなもんや三度笠藤田まこと藤田まこと香川登志緒林伊佐緒雲と一緒に あの山越えて 行けば街道は 日本晴れ おいら旅人 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 腕と度胸じゃ 負けないけれど なぜか女にゃ チョイと弱い  南風吹きゃ 花さえ咲くに 可愛いあの娘は 薄なさけ おいら旅人 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 口惜しまぎれに 言うのじゃないが あんな女は ザラにある  捨てた故郷に 未練はないが 忘れられよか 母の顔 おいら旅人 一本刀 「お控えなさんせ」「お控えなすって」 祭り囃子を しみじみ聞いて 男泣きする こともある
長崎の女三山ひろし三山ひろしたなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女  海を見下ろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイヤ色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
長崎の女清水博正清水博正たなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただひとり 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  海を見下ろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイヤ色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが しあわせと 遠くささやく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
母恋吹雪三門忠司三門忠司矢野亮林伊佐緒酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持ちは わかっちゃいるが 俺(おい)らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道
そっとこのまま林伊佐緒林伊佐緒横井弘林伊佐緒このまま このまま そっとこのまま ランプをつけたら 涙あふれる 小雨の 小雨の 音など聞かず だまって聞きましょ ときめく心 ふたりのこよい そっとこのまま  このまま このまま そっとこのまま 耳輪がゆれたら 夢もくずれる この手に この手に すべてをかけて だまって抱きましょ しあわせだけを ふたりのこよい そっとこのまま  このまま このまま そっとこのまま ため息ついたら 花がこぼれる 流れる 流れる 時など忘れ だまって呼びましょ いとしい名前 ふたりのこよい そっとこのまま
高原の宿林伊佐緒林伊佐緒高橋掬太郎林伊佐緒都思えば 日暮れの星も 胸にしみるよ 眼にしみる ああ 高原の 旅に来て ひとりしみじみ ひとりしみじみ 君呼ぶ心  風にもだえて 夜露に濡(ぬ)れて 丘のリンドウ 何嘆く ああ 高原の 宿にみる 夢ははるかよ 夢ははるかよ 面影恋し  暮れる山脈(やまなみ) 哀(かな)しく遠く 涙浮かぶよ 旅の身は ああ 高原の 夜となれば 点(とも)すランプも 点すランプも 切(せつ)ない心
長崎の女PLATINA LYLIC春日八郎PLATINA LYLIC春日八郎たなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 うわさにすがり ただひとり 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  海を見おろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイア色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが しあわせと 遠くささやく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
リンゴ村から天童よしみ天童よしみ矢野亮林伊佐緒おぼえているかい 故郷の村を 便りも途絶えて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積出す 真赤なリンゴ 見る度辛いよ 俺らのナ俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 切なく揺(ゆす)るよ 俺らのナ俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ俺らの胸に
海猫の啼く波止場春日八郎春日八郎矢野亮林伊佐緒崩(くず)れた岸壁 洗う波 さびれた波止場(はとば)にゃ 海猫ばかり おまえを知った あの夜から 俺の恋人は 海じゃなくなった それに気づいたは 出船の汽笛が 出船の汽笛が 鳴ったあと  夕陽(ゆうひ)にしょんぼり 浮ぶブイ 人待ち顔なは 海猫ばかり 南で遭(あ)った ハリケーンも 俺の思いほど 荒れはしなかった ひとり眠られず 甲板(デッキ)で呼んだよ 甲板で呼んだよ 恋しさに  せつない痛手(いたで)に しみる風 いっしょに泣くのは 海猫ばかり おまえはどこへ 行ったのか 俺のともしびは 消えてしまってた 胸に書きとめた 航海日記も 航海日記も 聞かないで
木曽恋がらす三橋美智也三橋美智也東條寿三郎林伊佐緒大手振っては 帰れぬものと きめていながら 草鞋(わらじ)をはいた 乙(おつ)な文句に ふり返りゃ 木曽のナー 仲乗りさん 木曽はよいとこ あの娘(こ)のすまい 笠(かさ)に紅葉(もみじ)の 花が散る  折って数えりゃ 一(ひ)ィ二(ふ)ゥ三年(みとせ) 山をきらって 旅人(たびにん)暮らし さんざ姿も やつれたが 木曽のナー 仲乗りさん 木曽はよいとこ 夜毎の夢にゃ いつも聞いたよ 祭り唄  裾(すそ)をはしょって 早瀬を渡りゃ 肌(はだ)にしみ込む 故郷の清さ やっといまさら 知りました 木曽のナー 仲乗りさん 木曽はよいとこ 高峰(たかみね)ぞろい 渡り鳥さえ 宿をとる
リンゴ花咲く故郷へ三橋美智也三橋美智也矢野亮林伊佐緒生れ故郷を 何で忘れてなるもんか 昨夜(ゆんべ)も夢見て しみじみ泣いた そろそろお山の 雪さえ溶けて 白いリンゴの 花がちらほら あゝ 咲くだろな  いとしお前を 何で忘れてなるもんか 木立も芽をふく 鎮守の小路 好きよ好きだと 手をとりあった 紅のたすきが 今も揺れてる あゝ 目の中に  遠く離りょと 何で忘れてなるもんか 待ってておくれよ 必ず帰る 俺とお前と あの日のように 歌をうたって リンゴもぎする あゝ それまでは
リンゴ村から五木ひろし五木ひろし矢野亮林伊佐緒おぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変っちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
夜霧のハンブルグ大津美子大津美子和田隆夫林伊佐緒白夜の空の 北極を 越えてはるばる 逢いにきた 夜霧の街よ ハンブルク 君はいるかと さまよえば セントペトリの 鐘が鳴る あゝ夜霧の 夜霧の ハンブルク  ハイネの詩集 ひもといて これが好きよと 口ずさむ はかない恋の 物語 長いまつげの 横顔に 船のあかりが ゆれていた あゝ夜霧の 夜霧の ハンブルク  ミモザの花が 散りかかる エルぺのほとり 青い径 さよなら白鳥 湖よ にじむガス燈 石だたみ 遠く汽笛が 泣いている あゝ夜霧の 夜霧の ハンブルク
南の島に雪が降る岡晴夫岡晴夫矢野亮林伊佐緒南海の果て マノクワリ 孤塁を守る 我が部隊 故国へ繋ぐ 一筋の 思いをこめし 演劇班 あゝ 南の島に 雪が降る 南の島に 雪が降る  病に細る 首もたげ 食い入る如く 見る瞳 焼けつく飢えも 何かある 写さん恋し 面影を あゝ 南の島に 雪が降る 南の島に 雪が降る  昨日も一人 今日も亦 次々欠ける 戦友よ 十字の砲火 浴びながら 倒れてやまん この舞台 あゝ 南の島に 雪が降る 南の島に 雪が降る  戦う武器と ならずとも 泪で刻む パラシュート 心に積り 溶けやらぬ 思い出語る 日もあらん あゝ 南の島に 雪が降る 南の島に 雪が降る
青春の並木路小畑実小畑実結城ふじを林伊佐緒青い並木路(みち) シネマの角(かど)よ ほらね あそこだよ すてきじゃないか 風にからんで ネクタイ赤く 誰れを待つやら 煙草のけむり 青い眼鏡が いきなこと  恋の並木路 広告塔よ ほらね 向うだよ きれいじゃないか 白いスカート 青葉に映(は)えて 映画スターに 似たよな娘 可愛いえくぼが 照れている  夢の並木路 銀座の角よ ほらね スクラムで 楽しじゃないか 何か囁(ささや)く 唇燃えて 咲いたふたつの 明るい花を 月が見ている ビルの窓
初恋りんごっこ小宮恵子小宮恵子矢野亮林伊佐緒一人こっそり 抜けて来た リンゴ畑は 風ばかり リンゴッコ リンゴッコ なぜなぜ うれた 青いまんまで 放って置けば 涙なんかは 知らずにいたろう  空を飛んでく ちぎれ雲 遠い都は あのあたり リンゴッコ リンゴッコ なぜなぜ 呼んだ 赤い頬っぺを 両手ではさみ とても可愛いと 言ったはうそか  燃えた夕陽が 沈んでも 胸の炎は きえやせぬ リンゴッコ リンゴッコ なぜなぜ 泣いた じれて結んだ お下髪のもつれ 誰も知るまい 解かれもすまい
涙呼ぶブルース三条町子三条町子高橋掬太郎林伊佐緒夜の街角流れて消える 唄は涙のブルースよ 一人もえれば吐息も悲し あゝ更けて淋しくかえる影  逢えぬ人ならあきらめましょうか くらいひとみに霧がふる 思い積もればまぼろし悲し あゝなぜか今宵も浮かぶ影  すゝり泣くのかネオンの色も 涙よぶよなブルースよ 一人かえればペーブも悲し あゝ夜の街角むせぶ影
霧雨のけむる道津村謙津村謙矢野亮林伊佐緒霧雨が 煙る道 何処までも 何処までも 明日はいずこの 空の下 別れ別れの 運命(さだめ)なら あゝ せめて せめて この一刻(ひととき)を  街の灯も にじむ道 泣きながら 泣きながら そっとからんだ 指先も 離す嘆きを 知るゆえに あゝ せめて せめて あの夢だけを  あゝ せめて せめて その果てまでを
夕陽に走る汽車津村謙津村謙矢野亮林伊佐緒赤い夕陽の 光りを分けて 汽車は行く行く 汽笛は叫ぶ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポー 何だか 旅に出たくって 一人でやって 来たものの さぞや今頃 銀座の街にゃ 灯るネオンが 呼ぶだろな  煙草くわえて ライターつけりゃ 何故か心も ちろりと燃える シュッポ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポー なんでもないと 聞かせたが やっぱり恋を してたのか すがりつくよな あの娘の瞳 いつか揺れてる 浮んでる  迷う思いを 抱えた俺に 知らぬふりして 轍がきざむ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポ シュッポー なんにも言わず このままで どこまで逃げて 見たとても 影とつれだつ あてない旅の 山の湯宿は 淋しかろ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
銀座夜曲林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒むらさきふかみゆき 銀座はほのかに暮れて チャペルの鐘の音も 夕べの祈りをつげる たれやらうたうか 胸にしみるあの歌は 踊るリズム 甘いメロディー なつかし面影浮かび はるか偲ぶふるさと  柳の並木路(なみきじ)に 街(まち)の灯うるみてともり 茶房のカーテンは ピンクの夢をばはらむ どこからもれくる 胸にしみるあの歌は 踊るリズム 甘いメロディー あの娘(こ)を待ちつつえがく 楽し恋のプラン  夜空に消え残る ホールのネオンは燃えて おぐらきビルの蔭 小霧(さぎり)は音なくこめる 舗道(ほどう)に流れて 胸にしみるあの歌は 踊るリズム 甘いメロディー 飛びかう星影かぞえ 君とたどる家路
草原をゆく男林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒真赤な夕陽が 燃えつきて 落ちてく遥かな 地平線 何時の日にはてるやら さすらいの旅 オーイゝ 泣かすな 草原をゆく風が 呼んでるゝ 遠い日の夢  夜霧が泌みこむ ジャンバーの 切ない重さを 知った肩 抱きしめるあてもない 愛(いと)しあの人 オーイゝ 泣かすな むらさきの空の涯 揺れてるゝ 遠い星影  砂地を刻んで 行く馬の ひづめの音だけ 続く夜 たどたどと口ずさむ 想い出の唄 オーイゝ 泣かすな 荒れ果てた胸底に 浮かべるゝ 遠いふるさと
恋の幌馬車林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒走れ幌馬車 急げ幌馬車 ヤッホーホーイ  望む地平の ちらちら灯り かわいあの娘(こ)が 住んでる町さ 燃える唇 輝く瞳 咲いた南の シャボテン娘 恋は一筋 パンパス越えて 通う俺(おい)らは 夢心地 ヤッホーホーイ 夢心地  赤い月さえ ほのぼのかすむ かわいあの娘に 逢いたい宵さ 甘いメロディー とろける歌で 開く小窓の シャボテン娘 恋は一筋 ギターを抱いて 通う俺らは 夢心地 ヤッホーホーイ 夢心地  はずむわだちに 飛ぶ飛ぶ思い かわいあの娘も さぞ待つだろさ とげがあるなら 刺されてみたい 男殺しの シャボテン娘 恋は一筋 きのうもきょうも 通う俺らは 夢心地 ヤッホーホーイ 夢心地
夜の緋牡丹林伊佐緒林伊佐緒東條寿三郎林伊佐緒燃える陽炎(かげろう)か あの日の夢か 仄かに銀の 星が降る ああ 君恋し 狂おし胸に 幾度も 切なくひらく 夜の緋牡丹  乙女ごころに 足音すれど 面影遠い 愛の窓 ああ 君恋し 涙に濡れて 呼び交わす 初恋の春 いまは何処  来る日去る日の 夢かき抱く 我ゆえ忍ぶ この嘆き ああ 君恋し 炎のなかに ひとり見る 哀しく咲いた 夜の緋牡丹
三つの恋林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒逢うが別れの 縁(えにし)なら 残るいたみは なにゆえぞ のがれて遠く 旅路の空に ふかむ瞼(まぶた)の かげいとし  愛という字は 変わらねど むすぶあてない 道二つ あきらめながら あきらめきれず 祈る涙を 君知るや  燃えた炎が まことなら 消すなつれない 夜の風 相呼びかわす 心と心 迷う十字路 涯(はて)いずこ
若い心よ旅に出よう林伊佐緒林伊佐緒東條寿三郎林伊佐緒青い地図をむねにひろげ 旅に出よう 悲しみの 地平の果てに 今日も亦 誰かが招く 哭(な)くのは お止め 哭くのは お止め 若い心よ 旅に出よう  スーツケースに夢をつめて 旅に出よう 思い出は 瞼をぬらし はるばると 雲間に光る 哭くのは お止め 哭くのは お止め 若い心よ 旅に出よう  山の彼方に祈りささげ 旅に出よう 白い星 両手でかこい あてもなく さまよいながら 哭くのは お止め 哭くのは お止め 若い心よ 旅に出よう
山男の歌林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒俺らと お前は山男 行く先ァ 言わずと知れたこと ザイルでつないだ 友情は 死ぬ時ゃ一緒と きめた仲 ランララン ランララン ララランラララ 唄おじゃないか 山の歌  都の空気は ごみだらけ お山でよごれを 洗おうぜ 打ち込むピッケル 踏むアイゼン 下界の奴等にゃ 判るまい ランララン ランララン ララランラララ 唄おじゃないか 山の歌  ネオンの花には 用はない あの娘が待ってる 花畠 谺に呼ばれて 越えてゆく 雪渓づたいの 恋の道 ランララン ランララン ララランラララ 唄おじゃないか 山の歌  夜空を こがしてもえ上る キャンプのかがりは 若い血だあ あしたはケルンを 積んでやろ くっきりそびえる あの峯に ランララン ランララン ララランラララ 唄おじゃないか 山の歌
若い旅愁林伊佐緒林伊佐緒藤間哲郎林伊佐緒白い雲 わいてくずれる あのあたり青い地平に 誰か呼ぶ あゝ馬車よ行こ 今日も旅 若い愁いは 鈴の音に 鈴の音に ラララ 散らして  閑古鳥 なにを啼くやら たそがれの涙ささえた つりランプ あゝ去りし日の 夢きざむ 馬車のわだちに おもかげが おもかげが ラララ 揺らめく  星ひとつ 西へ流れて 求めゆく旅は淋しい ことばかり あゝいつの日ぞ 幸福(しあわせ)に めぐり逢うやら この命 この命 ラララ 愛しや
裏町の詩人林伊佐緒林伊佐緒藤間哲郎林伊佐緒何を書こうと 裏町にゃ 派手に浮かれる うたもない 俺は淋しい 詩人だよ 袋小路の この露路は 空が四角に 見えるだけ  風に消された 灯のように なぜに散ったか あの花は 俺はあれから 詩人だよ 石油ランプの すす壁に すがる想いを また一つ  誰も知らない 裏町じゃ 誰に気がねも 要らぬこと 俺は哀しい 詩人だよ 黒く汚れた 運河にも 夜は泣きたい 夢がある
旅路林伊佐緒林伊佐緒矢野亮林伊佐緒はるばると 一人旅ゆく あの空の 星を目指して その下に 何があるやら ひとすじに 夢を探して 今日もまた 明日もまた この旅路 果はいずこか  喜びの 出逢い幾度 悲しみの 別れ重ねつ この胸を 過ぎし面影 思い出となりて 痛むを 今日もまた 明日もまた この旅路 果はいずこか  夕焼けの 彩(いろ)もうすれて また空に 星がまたたく 虚しくも 選びたる道 ひたすらに 夢を追いゆく 今日もまた 明日もまた この旅路 果はいずこか
ロザリオの島林伊佐緒林伊佐緒たなかゆきを林伊佐緒静かにひびく 鐘の音に 君をいとしむ 夜の海 二度と逢えない 微笑みは 銀のマリヤに 偲ぶだけ さよなら天草よ ロザリオの島  泪でつづる 思い出は 好きとはじめて 告げた夜 何も言わずに 教会の 坂を上って 行った女 さよなら天草よ ロザリオの島  まことの愛が ある限り 君は心の 中に住む いのちはかない 不知火(しらぬい)は たとえこのまま 消えるとも さよなら天草よ ロザリオの島
長崎の女林伊佐緒林伊佐緒たなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  海を見おろす 外人基地で 君と別れた 霧の夜 サファイア色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
ダンスパーティーの夜GOLD LYLIC林伊佐緒GOLD LYLIC林伊佐緒和田隆夫林伊佐緒赤いドレスが よくにあう 君と初めて 逢(あ)ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて ふたりで ビルのテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える思いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの 夜だった 甘くせつない ブルースよ なんにもいわずに ほほ寄せて ふたりいつまでも 踊ったね  熱い涙を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと いった君 星が冷たい 夜だった
灯影の兄妹三船浩三船浩矢野亮林伊佐緒暗い灯影に さしうつむいて 夜毎やつれる 横顔いとし むくな心を だまして逃げた あんな男が あゝ 何故忘られぬ  同じふところ 子守の唄を 聞いて育った 兄ではないか わけておくれよ お前の悩み じっと黙って あゝ 見ている辛さ  胸に刻んだ 面影ならば 消せと責めても そりゃ無理だろな 判る判るぜ 何にも言うな せめて一緒に あゝ 泣こうじゃないか
傷心の夜三船浩三船浩高橋掬太郎林伊佐緒ひとり生きれば 都もさびし 暗い露地裏 仮の宿 思い出しても かえらぬ夢に 更けて涙の 星が散る  忘れたいのに まぼろし浮かぶ いまは人妻 遠い君 思い諦(あきら)め しあわせだけを 祈る心が なぜ痛む  古い手紙は 読むさえ悲し どうせはかなく 消えた恋 思い出すほど せつない胸に 吹くな都の 夜の風
あゝ谷川岳三船浩三船浩高橋掬太郎林伊佐緒君の名を呼び 仰げば悲し 谷川岳の 茜雲 あーしみじみと うつろの胸に 涙を誘う 風が吹く  尾根の夕月 侘しく遠く 心は傷(いた)む 登山口 あーおもかげは 瞼に消えず 木隠れ鳥よ 何を啼く  叫べど帰らぬ 君故悲し 谷川岳の 道標(みちしるべ) あーさむざむと 嘆きをこめて 今宵も降るか 山の霧  あーさむざむと 嘆きをこめて 今宵も降るか 山の霧
大地よ三船浩三船浩宇川確林伊佐緒春の息吹に 目覚めた大地 水あふれ 川になり 音になり 草木を飾り 地を走る 季節を刻(きざ)む 歌が聞こえる 全ての生命(いのち) 夢の大地よ  地球を護る 無限の力 太陽(ひ)が昇る 海も陸(ち)も 豊かなり 年輪(とし)を重ねて 止めどなく 自然の愛は 耐えて応える 全ての生命 夢の大地よ  大事(こと)が起きれば 戦(おのの)くばかり 天(そら)も地も 逆らうは 愚かなり 生きる者々(ものもの) ひたすらに 自分(おのれ)と語れ 明日の未来を 全ての生命 夢の大地よ
東京ナイト若原一郎若原一郎矢野亮林伊佐緒銀座は雨も 虹の色 溶けたネオンを 踏んで行こ 小さい傘が 只ひとつ 世界は 僕とあなただけ あゝ ワンダフル ワンダフル東京 東京ナイト  六区の空が 映ってる 隅田パークの 柳かげ もつれてからむ 三味の音 世界は 僕とあなただけ あゝ ワンダフル ワンダフル東京 東京ナイト  屋台が並ぶ 暗い露地 新宿(ジュク)の谷間のノスタルジャ ほろりと酔って 組んだ腕 世界は 僕とあなただけ あゝ ワンダフル ワンダフル東京 東京ナイト
少女若原一郎若原一郎鈴木比呂志林伊佐緒だまってそばに いるだけで 花の匂いの するひとよ 前髪風に ふさふさと 君 なに憶う から松の 林の径に 木もれ陽淡く  さびしいときに いつもきて 肩にしみじみ ふれた手よ 星より清い 眸をあげて 君 ふり仰ぐ から松の 林の空は 海よりあおく  おさない花の 横顔に ほのと紅さす いとしさよ つぼみのような 唇も 君 かぐわしや から松の 林の雲は 薔薇いろ染めて
苦手なんだよ春日八郎春日八郎矢野亮林伊佐緒林伊佐緒お客さんに せがまれて 唄ったよ 生まれ故郷のあの唄(うた)を 唄っているうち 恋しくなって じんとじんと じんと じんと瞼が熱くなり 思わず泣けて しまったさ  縄(なわ)のれんが 揺れるのも 侘(わび)しいね 暗い小路(こうじ)の安酒場 しがない流しの この俺だって こいつァこいつァ こいつァ こいつァ苦手(にがて)な唄(うた)なんだ 返らぬ愚痴が 出るからさ  お客さんも 泣きながら 唄ったよ 遠い故郷の国なまり 同じ悩みを 抱いてる人か いいよいいよ いいよ いいよ何にも言わないで 商売ぬきで 唄おうよ
ロザリオの島春日八郎春日八郎たなかゆきを林伊佐緒林伊佐緒静かにひびく 鐘の音(ね)に 君をいとしむ 夜の海 二度と逢えない 微笑みは 銀のマリアに しのぶだけ さよなら天草よ ロザリオの島  涙でつづる 思い出は 好きとはじめて 告げた夜 何も云わずに 教会の 坂を上(のぼ)って 行った女(ひと) さよなら天草よ ロザリオの島  まことの愛が ある限り 君は心の 中に住む いのちはかない 不知火(しらぬい)は たとえこのまま 消えるとも さよなら天草よ ロザリオの島
ダンスパーティーの夜美輪明宏美輪明宏和田隆夫林伊佐緒赤いドレスが よくにあう 君と初めて 会ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて 二人で ビルのテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える想いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの 夜だった 甘くせつない ブルースよ 何んにも云わずに 頬よせて 二人いつまでも 踊ったね  熱い涙を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと 言った君 星がつめたい 夜だった
花の溜息松島詩子松島詩子服部鋭夫林伊佐緒月のほほえみか 星の吐息か そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ ひめやかに ひめやかに 人知れぬ 愛の想いに咲く ああ 夢の花 白いくちなしの花  夜のしずけさに 花の溜息 そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ 清らかな 清らかな 短夜(みじかよ)の 愛の夢にも似た ああ 匂う花 白いくちなしの花  白い花びらに 愁(うれ)いかくして そよ風に やさしく匂う 白いくちなしの花よ うるわしき うるわしき 衣ずれの 甘き仄かな香り ああ 愛の花 白いくちなしの花
緑の風に誘われて松島詩子松島詩子矢野亮林伊佐緒緑の風に 誘われて 一人で旅に出たのです こうして瞼 閉じてると 私のそばに 寄り添った 暖(ぬく)みがそっと 包みます  心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です 心(こころ)の中(なか)に 抱(だ)きしめた 貴方(あなた)といつでも 二人(ふたり)です  別れた夜の 涙さえ ずいぶん遠く なりました それでも胸の 小箱から 思い出一つ 採(と)り出して 昔の頃に 戻ります  心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです 心の中に 抱きしめた 貴方とお話 するのです  車の窓を 流れてく 若葉の蔭が 素敵です 知らない山の 湯の宿に ふらりと降りて みませんか あの日の夢が こぼれます  心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です 心の中に 抱きしめた 貴方と今でも 一緒です
長崎の女西方裕之西方裕之たなかゆきを林伊佐緒高田弘恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 うわさにすがり ただひとり 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  海を見おろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイア色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが しあわせと 遠くささやく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
リンゴ村から西方裕之西方裕之矢野亮林伊佐緒白石十四男おぼえているかい 故郷の村を 便りも途絶えて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積出す 真赤なリンゴ 見る度辛いよ 俺らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 切なく揺(ゆす)るよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山小川 昔とちっとも 変っちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
長崎の女(ひと)氷川きよし氷川きよしたなかゆきを林伊佐緒蔦将包恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女  海を見下ろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイヤ色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁く 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
母恋吹雪三橋美智也三橋美智也矢野亮林伊佐緒川上英一酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持は わかっちゃいるが 俺らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道
リンゴ村からGOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也矢野亮林伊佐緒川上英一おぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
リンゴ村から氷川きよし氷川きよし矢野亮林伊佐緒おぼえているかい 故郷の村を 便りも途絶えて 幾年過ぎた 都へ積出す 真赤なリンゴ 見る度辛いよ 俺らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 切なく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山小川 昔とちっとも 変っちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
ダンスパーティの夜ちあきなおみちあきなおみ和田隆夫林伊佐緒赤いドレスが よくにあう 君と初めて 会ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて 二人で ビルにテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える想いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの夜だった 甘くせつない ブルースよ 何んにも言わずに 頬よせて 二人いつまでも 踊ったね  熱い泪を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと 言った君 星がつめたい 夜だった
すすきのロマン長谷川桂子長谷川桂子宇川確林伊佐緒高田ヒロシ雨がみぞれに みぞれが雪に 待てば季節の 花になる ファンタジックな すすきのは ネオンが飾る 水たまり 今日が明日に つづく街 恋はすすきの 夜明けまで  空を染めてる 盛り場あたり 調子はずれの 演歌をきく 眠り忘れた すすきのは 風にちぎれた 朝が舞う 今日が明日に つづく街 恋はすすきの 夜明けまで  酒を振るまう 祭りの様に 飲んで騒いで 夢の中 はめをはずした すすきのは 雪の化粧で 時節を知る 今日が明日に つづく街 恋はすすきの 夜明けまで 恋はすすきの 夜明けまで
出征兵士を送る歌GOLD LYLIC林伊佐緒GOLD LYLIC林伊佐緒生田大三郎林伊佐緒わが大君に 召されたる 生命光栄(はえ)ある 朝ぼらけ 讃えて送る 一億の 歓呼は高く 天を衝く いざ征(ゆ)け つわもの 日本男児!  華と咲く身の 感激を 戎衣(じゅうい)の胸に 引き緊めて 正義の軍(いくさ) 征くところ たれか阻(はば)まん その歩武(ほぶ)を いざ征け つわもの 日本男児!  かがやく御旗(みはた) 先立て 越ゆる勝利の 幾山河 無敵日本の 武勲(いさおし)を 世界に示す ときぞ今 いざ征け つわもの 日本男児!  守る銃後に 憂なし 大和魂 ゆるぎなき 國のかために 人の和に 大磐石(だいばんじゃく)の この備え いざ征け つわもの 日本男児!  ああ万世の 大君に 水漬(みず)き草むす 忠烈の 誓致さん 秋至(ときいた)る 勇ましいかな この首途(かどで) いざ征け つわもの 日本男児!  父祖の血汐に 色映ゆる 国の誉れの 日の丸を 世紀の空に 燦然と 揚げて築けや 新亞細亞 いざ征け つわもの 日本男児!
長崎の女里見浩太朗里見浩太朗たなかゆきを林伊佐緒小杉仁三恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女  海を見下ろす 外人墓地で 君と別れた 霧の夜 サファイヤ色の まなざしが 燃える心に まだ残る ああ 長崎の 長崎の女  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女
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