森進一作曲の歌詞一覧リスト  39曲中 1-39曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
厚化粧の女森進一森進一森進一森進一周防泰臣初めて抱かれたあの部屋で 愛でも恋でもなかったわ ダメよと拒んで泣きながら 求めるアイツに身を任せ  私は女になりました あれは十九の夏のこと  一緒に生きると約束も 長くは続かぬ夢だった あの日の幸せ返してよ 私幾つになったのか  女の幸せ掴みたい 知らず知らずの厚化粧  やっと出会えた優しい男(ひと)は 妻も子もある男(ひと)でした 最後の恋と誓っても 男の運が無い私  短い女の青春なのに それでも無情に明日は来る
昭和エレジー森進一森進一森進一森進一佐野博美・斉藤功幸せなんか 縁がない 世間恨んで 何になる  胸のすき間に 夜風がしみる 都会暮らしの うそ寒さ  淋しい心 埋めるのは 馴染みの店の 手酌酒  故郷の老いた 母ちゃんに 重ねる不孝を また詫びる  あの頃流行った あの歌に 叶わぬ恋を 懐かしむ  切なさ胸に 飲む酒は 酔えばほのぼの 浮世酒
さわりは名調子森進一森進一阿久悠森進一猪股義周うれし涙は 三日で渇く 悔やし涙は 一生つづく 割に合わない 涙を背負い 人はこりずに クジを引く なんだ なんだよ 沈んじゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子  惚れた数より ふられた数が 多くならない この世の仕組 それを承知で ふられた数を 涙ながらに 数えてる なんだ なんだよ こぼしちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子  なんだ なんだよ 焦っちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子
旧友森進一森進一阿久悠森進一猪股義周男が手紙を書く 苦しむ友のため おまえはいちばん あらくれだった 切なさなんかは 似合わない 秋は枯葉を運び 涙をさそうけど 友だちよ 友だちよ にがい酒など もう飲むな  男がアルバム見る セピアの想い出を 愛して恋して 喧嘩になって どちらも愚かに 傷ついた そんな映画のような おまえが懐しい 友だちよ 友だちよ ほかの誰にも ぐちるなよ  男に便りが来る みじかい走り書き 元気が出たから 心配するな これから人生 やり直す 風がはげしく泣いて 心に波が立つ 友だちよ 友だちよ 嘘をついても すぐわかる
昭和・平成・令和を生きるGOLD LYLIC森進一GOLD LYLIC森進一森進一森進一伊戸のりおひとつひとつの 時代を越えて 長い人生 生きてきた 浮世の風に さまよいながら 昭和 平成 令和を生きる 今日の日があることに 感謝して 笑顔で行こう  思い通りに 行かない人生 悔んでみても 仕方ない 何度もカベに ぶつかりながら 昭和 平成 令和を生きる 限りあるこの命 大切に 希望を胸に  誰でもみんな わずかなことで あとの人生 変わるのさ 波乱万丈 運命(さだめ)のなかで 昭和 平成 令和を生きる 涙あれ 笑いあれ 癒しあれ 我が人生に
女の真心森進一森進一森進一森進一伊戸のりおみんながやめろと 言う恋を あきらめられない 私です 誰よりあなたが 好きだから つくし捧げる 真心を どこかで気づいて 欲しいのよ  他にもいいひと いるなんて うわさに聞くのは 辛いのよ 寂しくあなたを 待つ夜ふけ ひとり飲む酒 にがい酒 バカな女の 未練酒  あなたを失う くらいなら 死んでも悔いない 私です こんなにあなたが 好きなのよ 可愛い女と 言われたい いちずな女の 覚悟です
恋せよ乙女森進一森進一森進一森進一鈴木豪・西川幾子何にもいらないの 幸せよ あなたを想うとき 夢の中 トキメク私の春 爛漫よ キュンキュンこの胸が 苦しいの 離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない  女はバカだなんて 言われても 男にゃわからない 乙女心 女が本当の恋 知ったなら キュンキュンこの胸が 苦しいの 明日のことより 今が大切 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 恋する乙女心が 踊る夜  離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない
あなたに抱かれて森進一森進一森進一森進一鈴木豪・西川幾子今夜は あなたのそばで このまま 抱かれていたい だめなの 背中むけないで 好きなの ひとりにしないで 私ひとりの あなたが命よ だからお願い そばに置いてね とても切ないの…… あなたに抱かれて 女になるの  この身を あなたにゆだね やさしく 愛してほしい あなたから 離れられない 夢なら さめないでほしい ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい  ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい
北港森進一森進一森進一森進一前田俊明北の港に 汽笛がひびく 出船未練の 別れ唄 あの娘はどうして いるのかと うわさに聞いた この町へ たずねて来たよ 北港  古い酒場に 灯りがともる 窓のむこうに 雪が舞う 幸せつかんで いればいい 泣きぐせ 消えていればいい グラスに浮かぶ 細い影  風が泣いてる 海峡岬 カモメ呼んでる 面影ひとつ もう一度会えたら この胸で いとしい笑顔を 見せてくれ 旅路のはての 北港
恋はぐれ森進一森進一鈴木紀代森進一丸山雅仁身もだえするほど 好きだった 男の背中の そっけなさ 倖せ束(つか)の間 炎の恋は 燃えて乱れて 焦がされて ぬけがらみたいな この私  想い出忘れる ために飲み 想い出かぞえて いる酒場 隣に座った 見知らぬ男(ひと)が 惚れた男(ひと)より あたたかい わびしさ抱えて 千鳥足  明日(あした)はあなたを 忘れたい むなしい口癖 くり返す あなたの足音 聞き分けられる 罪を今夜も くれた男(ひと) ぬけがらみたいな この私
花のブルース森進一森進一鈴木紀代森進一マイケル吉田夜に咲いても 花は花 朝に咲いても 花は花 ましてあなたの 胸で咲く 女ですもの 恋の花 熱い吐息に 吐息にとける花  愛を与えて 咲くも花 愛を奪って 咲くも花 つらい別れに 耐えかねて 風に吹かれて 咲くも花 泣いて一人の 一人のなみだ花  一度散っても 咲けば花 何度散っても 咲けば花 傷もあります 過去もある 女ですもの 夢もある きっと咲かすわ 咲かすわ夢の花
あるがままに生きる森進一森進一森進一・補作詞:有馬三恵子森進一十川ともじ理不尽なことも呑み込み 曲がった嘘も許した 噂も誤解も偽りも 心にあとを止めず… 言い訳をする気はない 愛する者を愛した 不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る  現在(いま)を支える思い出は 山のようにあるよ 喜び悲しみ数えれば 青春(はる)がよみがえるね… 耐えてきた痛み すべて 生きてる証拠(あかし)だからさ 不器用者なら黙っていよう 時間(とき)が癒すだろう 涙に似ているやさしいものが ふいに胸をみたす  この生命(いのち) いとおしみ あるがままに 生きる  不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る
雨のくちびる森進一森進一久仁京介森進一馬場良雨に濡れてる くちびるに ふれたら別れが また延びる 夢にはぐれた 紅の傘 投げて走って ついてくる 死ぬまで女で いたいとすがる おまえのおまえの 情けに敗けてきた  眠るおまえを 見るたびに しあわせやろうと 思ったさ 夢をまさぐる 迷い鳥 飛べば果てない 闇の中 見せてはやれない いい夢ひとつ 惚れても惚れても 泣かせてしまうだけ  雨に濡れてる くちびるが 愛しているわと 泣き叫ぶ 夢をもとめる 可憐花(かれんばな) 汚せないのさ 俺の手で 無邪気なこころを どうすればいい おまえのおまえの あしたが気にかかる
今想えば森進一森進一森進一森進一前田俊明もう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ  踏みきることが出来なかった あの頃の僕 この間 昔の仲間たちと 会って話したよ つまらないことさ 僕達のことが話にでて 君のこと幸せに暮らしていると 聞いた  もう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ  今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く  古びた壁に君が書いた 僕のイニシャル もう君と 出会うこともないのに きざまれたイニシャルが とってもさびしい 笑って別れた二人なのに 今頃になってむなしさだけが 残る  今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く
露の恋森進一森進一麻こよみ森進一伊戸のりおあなたに逢えない 淋しさに こぼれる吐息も 涙色 世間隠(がく)れの つらい恋 消えて儚い 夜の露… いいの夢でも 逢えればいいの あなたは悪くない 私が悪い  本気になっては いけないと わかっていました はじめから 月に一度の 逢瀬でも 逢えば一ヵ月(ひとつき) 生きられる… いいの噂に 泣いてもいいの あなたは悪くない 私が悪い  震えるこの髪 後れ毛が 欲しがるあなたの 指の櫛 二人暮らせる 幸せは つかみきれない 夜の露… いいの明日が 失くてもいいの あなたが悪くない 私が悪い
わるいひと森進一森進一久仁京介森進一馬場良死ぬか生きるか 迷うよな 恋がしたくて あなたに惚れた はなれられない わるいひと わたし抱いてた 燃える手で 誰を抱いてる 今夜のあなた  身の上話を ながながと 話す女は 不幸なものよ 決めてください わるいひと 死ねと云うなら 死にもする 待てと云うなら 待ちますあなた  二年暮らせば 五年もつ 誰が云ったか 気休め文句 あとをひくのよ わるいひと 夢とお酒と 燃える手で 墜ちてゆきたい 今夜もあなた
指輪森進一森進一麻生香太郎森進一前田俊明指にくいこむ 想い出よりも 今夜はやさしい あなたが欲しい 指輪 グラスに 投げ入れりゃ 抱いて抱いてと 浮き沈み きりもみしながら 身を焦(こ)がす  あの日私に めかくしさせて 指に通した おもいで指輪 涙ぐんだら 抱き寄せて とても似合うと うなずいた あなたを信じて 燃えた夜  思い切ろうと はずしたはずの 指輪にあなたが キラリと光る いっそ憎めりゃ 楽なのに 酔えば酔うほど 恋しくて この手に指輪を 戻すのよ
えにし森進一森進一新美正雄森進一風に散る散る 桜の花が 通う情けの 夢峠 かざした扇も 艶やかに 越えて行きます 運命なら 春の名残の 一人旅  花の絵姿 仄かに薫る 母の形見の 旅衣 愛しい恋しい 故郷へ 抱いて行きます 黒髪も 募る思いの 夢枕  肌に愛しと 心が揺れる 熱い思いの 胸の内 はかなき縁と 諦めて 秘めて行きます 面影を 見せぬ涙に 春の虹
波止場森進一森進一梁田美和・麻こよみ森進一女心を 引き裂いて 汽笛ひと声 泣く波止場 死ぬより哀しい 別れが来ると 知らずにいたのよ ばかでした ああ ああ 行かないで 私を残して 船が行く  恋の脆(もろ)さを 知りながら 今度こそはと 信じたの あなたの吐息の 波間に揺れた あの日の幸せ 返してよ ああ ああ 愛しても 男は気まぐれ 別れ船  あんな男と 言われても 思いきれない 憎めない あなたの身代(かわ)りに なる人なんて この世のどこにも いないのよ ああ ああ 連れてって 私を泣かせて 船が行く
京都去りがたし森進一森進一売野雅勇森進一比叡(ひえい)おろしの吹く夕暮れは 仕方ないほど あゝ淋しくて ヒュルル ヒュルルと背中で泣いて 哀しい人のささやきになる  貧(まず)しい女やから あなた待つしかよう知らん 京都 京都 あゝゝ去りがたし  祇園祭の宵山(よいやま)の夜 切ない鉦(かね)を素肌で聞いた 涙集めた時の川面(かわも)を 浴衣(ゆかた)の帯が流されてゆく  淋しい女やから 憎むことなどようできん 京都 京都 あゝゝ去りがたし  心変りがないでもないと さんねん坂の部屋で待ちます ヒュルル ヒュルルと凍(こご)えた風が 春の遠さを告げて哀しい  貧しい女やから 思い出だけで温かい 京都 京都 あゝゝ去りがたし
新地のおんな森進一森進一のまたくま・補作詞:麻こよみ森進一佐伯亮あなたおとこで わたしはおんな 理屈なんかは いらないわ 獣(けもの)みたいな 激しさで 強く愛して ほしいのよ いのちいのちを 愛してほしい ああ ああ 新地のおんな  恋に何度も 泣かされ泣いて 胸に隠した 傷の跡 なにが大事か ほんとかを 少し知ってる つもりです おんなおんなの まごころあげる ああ ああ 新地のおんな  うそはいらない まことがほしい 熱いくちづけ 信じたい おとこ心の 裏表 肌で知ってる わたしです ひとりひとりじゃ 生きられないの ああ ああ 新地のおんな
秋のホテル森進一森進一阿久悠森進一伊戸のりお夏過ぎたホテルには ピアノがよく似合う 水割りを横に置き 女が弾いている ボロボロの心で タッチも荒くなる もういいだろう いいだろう 泣けるだけ泣けば 秋になる  よく晴れた空を見て ためいきつくひとを 海鳥がなぐさめて 翼を揺すってる ハラハラと泣いても 心は笑ってる ああよかったね よかったね 泣けるだけ泣けば 秋になる  泣きべそも 酔いどれも 孤独な旅人も 秋風が吹くたびに だんだんいなくなる ヨレヨレのコートの 襟まで立てている もう過去だろう 過去だろう 泣けるだけ泣けば 秋になる
じゃがいもの唄川中美幸・黒柳徹子・森進一・森昌子・森口博子川中美幸・黒柳徹子・森進一・森昌子・森口博子原田博行森進一若草恵でこぼこ顔の お兄さん どろにまみれた お父さん ちっちゃな花咲く お姉さん 家族の幸せ お母さん  土の中から 顔出して 今日も元気に こう叫ぶ さあ ほほえみ 忘れずに  じゃがじゃが じゃがじゃが 手をつなぎ ごろごろごろごろ かけてゆく 今 誰かが 待っている この愛を 届けよう  虫にかまれた おじさんも 指にあかぎれ おばさんも 朝日のような まごころは 光り輝く 宝物  土の中から 顔出して 今日も明るく こう叫ぶ さあ 元気に 生きようよ  じゃがじゃが じゃがじゃが 手をつなぎ ごろごろごろごろ かけてゆく さあ 幸せ わけあおう さあ 愛の輪 広げよう  じゃがじゃが じゃがじゃが 手をつなぎ ごろごろごろごろ かけてゆく さあ 幸せ わけあおう さあ 愛の輪 広げよう
ふたり坂森進一森進一中村修二森進一馬場良つらい道でもあなたとならば かまわないのとついてきた おまえの指のぬくもりが おれの心に 灯をともし 歩きはじめた ふたり坂  傷も涙も 私で拭いて 夢を見るのもいっしょにと 顔をうずめた おれの胸 心ふたつが 燃えた夜 星が流れて ふたり坂  ひとつひとつの身を寄せ合って 越える浮世の 九十九折り おれに似合いの幸せは そうさおまえという女 心つないで ふたり坂
女恋港森進一森進一森進一森進一前田俊明波止場を出て行く 別れの出船 捨てちゃいやよと カモメが泣いた 汽笛鳴らして あなたを乗せて 船の無情が たまらない こらえきれない 女恋港(おなこいみなと)  涙があふれて あなたが見えぬ 声にならない さよならなんて 今も聞こえる あなたの声が 耳に残って はなれない 好きよ死ぬほど 女恋港(おなこいみなと)  私にゃ最後の 命の恋よ あなたいなけりゃ 生きてはゆけぬ ひとりぼっちに 私をさせて さだめの果てに 船は行く 未練せつない 女恋港(おなこいみなと) 
運河森進一森進一たかたかし森進一馬場良あなたほんとに いいのねこれで 別れはしかたが ないことですか つたえきれない 想いを浮かべ 運河(かわ)は流れる 橋の下 恋も流れる さだめのように  好きになっては いけない人を 愛してしまった わたしがわるい にごり水でも ネオンをうつす あなた信じて まよわずに ついてきました 心のままに  明日のしあわせ 祈っていると 言ったあなたの 言葉に泣ける ヘッド・ライトの 光の波に 消えるあなたの うしろ影 夢をみました 短い夢を…
薄雪草森進一森進一吉岡治森進一鏡のなかで 何年ぶりに 忘れたわたしの 笑顔に逢えた 何故かいつでも しあわせ遠い こんな…こんな女でよかったら あなたのそばで そっと咲きたい 北の花です 薄雪草(うすゆきそう)  涙を咬んだ 女の意地は 素直になれずに 心も荒れた そんな飲み方 やめろと言って つよく…つよく叱った優しい手 あなたと二人 生きてゆきたい 北の花です 薄雪草  薄めの紅を 小指で描いて あなたに着物を 褒められたくて 遅い春でも 短いなりに 咲いて…咲いて乱れて夢うつつ あなたの愛に 散って嬉しい 北の花です 薄雪草
しのび逢い大阪森進一森進一久仁京介森進一竜崎孝路夜霧が降りて 道頓堀に あなたとわたしの 恋の一夜(ひとよ)が うずきだす 抱けばやさしい くちびるが 燃えて燃えて燃えるほど わたし怖いの さよならが しのび逢いの大阪  ネオンがともる 宗右エ門町よ ここが出逢いの 憎い切ない 恋の町  不幸つづきの おんなには 夢が夢が散るばかり 明日もあなたに 抱かれたい しのび逢いの大阪  夜露(つゆ)にぬれる 心斎橋を 歩けばしあわせ 夢がもいちど よみがえる つくしたりなきゃ つくします ついてついてついて行く 離れられない あなたから しのび逢いの大阪
雨の夜森進一森進一北川文化森進一前田俊明あなたひとりに かけた恋 惚れておぼれた おんなの涙 つらい逢いたい 死ぬほどもえたのよ 今も残るぬくもり 心淋しい 雨の夜  傘にかくれた おもいでひとつ もえてはかない おんなの命 髪のしんまで あなたに抱かれたの せめて夢で逢いたい 心せつない 雨の夜  雨に泣いてる 私のこころ とどいていますか あなたの胸に せめて死ぬまで だましてほしかった 今もうかぶ面影 心悲しい 雨の夜
金木犀よ森進一森進一秋元康森進一若草恵そばにいたかったけど 迷惑かかるから 気づかれないように このまま 消えます  置き手紙を読んだら あなたは怒るでしょう 私の旅立ちを きっと 叱るでしょう  金木犀よ 名残が惜しいよ 金木犀よ 匂いある限り  生まれ育った街へ 今さら帰れずに 2つ 手前の街 暮すつもりです  誰かが言っていたわ ふしあわせって奴は 慣れてしまった方が もっと ふしあわせ  私以外の誰か 泣かせたくはないの 涙を見るなら 流す方がいい  金木犀よ 覚えてて欲しい 金木犀よ 季節が 過ぎても……  どこかの風の中に  あなたがいるような なつかしい匂いを  ずっと 探すでしょう  金木犀よ 名残が惜しいよ 金木犀よ 匂いある限り  どこかの風の中に あなたがいるような なつかしい匂いを ずっと 探すでしょう
遠い子守唄森進一森進一秋元康森進一若草恵最終の汽車が出て行く あなただけを連れ去って この街に住めないなんて わかってはいたけれど  愛しさは線路の上 どこまでも続いている  男なんて 男なんて 遠い汽笛の子守唄  薄暗い駅後にして 私だけが1人きり 待っている誰かがいると 噂で聞いていたわ  悲しみに空を見上げ 変わらない愛を想う  女なんて 女なんて 月の灯りの子守唄  “できるだけ早く帰る”と 未練だけを残されて この胸のかすかな痛み 静かに動き出した  思い出はぬくもりの外 まだ寒い ベッドの中  男なんて 男なんて 遠い汽笛の子守唄
花火森進一森進一売野雅勇森進一竜崎孝路風に吹かれて隅田川 夏の花火の淋しさは 星に旅立つ人たちの 笑い声など照らすから  帰ろう 目を閉じ 思い出の街へ 妹や弟の 小さな手を引き あゝ母さん待ってた 優しい夕焼けの街角へ  寒い心の暗がりに あがる花火のあたたかさ 二度と逢えない人たちと 肩を並べて見あげてる  帰ろう 目を閉じ 思い出の街へ 流れてく灯籠の 明かり伝いに あゝあなたが手を振る あゝ懐しい街角へ  帰ろう 目を閉じ 思い出の街へ 妹や弟の 小さな手を引き あゝ母さん待ってた 優しい夕焼けの街角へ
約束森進一森進一白鳥園枝森進一竜崎孝路風が運んだ 噂ばなしに 笑みながら 涙がにじむ いいの いいのよ気にはしない 女ですもの 待つだけよ 約束はそのままに 季節はめぐり あなた今では ああ あなた今では 逢えない人ですか ひどい人よ  いつか小さな 店を持とうと 云ってくれたわ あの日のあなた それが あれから なしのつぶて 逢えるその日を 待つだけよ 約束はそのままに 心は冷えて あなた今では ああ あなた今では 幸せなのですか ひどい人よ  遠くなるほど 浮かぶ思い出 胸が痛むわ 雨降る夜は いいの いいのよ 私を棄(す)てた 罪な男は 忘れるわ 約束はそのままに ルージュもあせて あなた今では ああ あなた今では 別れる人ですか ひどい人よ
しのび宿森進一森進一北川文化森進一前田俊明一緒になれない ひとだけど ほれてしまった せつなさよ 浮雲みたいな 恋ひとつ おぼれて悲しい いで湯町 夜にかくれて 逢いにゆく しのび宿  あなたのこころに すむひとを 今は忘れて くれますか ふたりで咲いても 罪の花 無情の夜風に 散る涙 声をころして 泣きじゃくる しのび宿  生まれてはじめて 知りました 好きでそえない 悲しさを この世のはかない まぼろしか いつかは消えゆく さだめでも 命もやして 抱きあった しのび宿
今度生まれる時には森進一森進一売野雅勇森進一竜崎孝路暴れる吹雪の北の空港 最終便で愛を忘れるはずでした  何処(どこ)にも飛べぬ二人のように 燻る翼の白い影  今度生まれる時には 強い女(ひと)になってあなたを 抱きしめたい 愛し合いたい  夢の夢の夢のまた夢 窓に雪が積もる  笑顔でタラップ昇るはずでした きれいに思い出閉じて 手を振るつもりでした  名前ばかりの早春(はる)が巡る街 未練模様の白い空  今度生まれる時には もっと好きになっていいですか 別の誰かとあなたが出逢う 前に二人めぐり逢って 桜吹雪見たい  今度生まれる時には 強い女(ひと)になってあなたを 抱きしめたい 愛し合いたい 夢の夢の夢のまた夢 窓に夢が積もる
あっという間森進一森進一秋元康森進一若草恵瞼(まぶた) 閉じれば 遥か 故郷(ふるさと) 知らず 知らずに 涙があふれる  今日まで生きて来た 険しい道のりに 思い出だけが なぜか 目に染(し)みる  あっという間の 人生の途中 足を止めて ここらで休もうか? ああ 連れ添って来た 愛しき女(ひと)と 美しい黄昏を振り返ろうか?  涙拭った 俺の掌(てのひら) そっと 開けば 運命が見える  まだまだ 続いている 一本道の先 いつかは 今日も 遠い地平線  あっという間の 人生の途中 休む場所は どこでも遅くない ああ 話し相手の 愛しき女(ひと)と 懐かしい夢を今 聞いてあげようか?  あっという間の 人生の途中 足を止めて ここらで休もうか? ああ 連れ添って来た 愛しき女(ひと)と 美しい黄昏を振り返ろうか?
泣きむし東京森進一森進一売野雅勇森進一泣きむし東京 棄てられた夜に 口をついて出た 讃美歌が 男星(おとこぼし)が悪いんだって 罪な男に 惚れるんだって 泣いて泣いて芝浦純情が命とり  泣きむし東京 雨の降るタワー あれは涙の 樹でしょうか 騙されても綺麗な気持 知っているから 憎めないから 泣いて泣いて飯倉 涙雨 虹の雨  泣きむし東京 夜のフェリーが 窓を横切る 部屋でした 忘れようとすればするほど いい男だと 懲りずに思う 泣いて泣いて天王洲(てんのうず) 純情が命とり 
うそつき森進一森進一たかたかし森進一私でよければ傍をはなれずに 尽くし捧げるはずでした あなただけにしあわせ願う 女ごころの一途な夢を あなた泣かせて 捨ててゆく 逃げてゆく  いまさら泣いても仕方ないけれど 悔しすぎるわこの涙 私だけがあなたの女 それを信じて抱かれた夢を あなたうそつき 捨ててゆく 逃げてゆく  どれほど好きでも追えばみじめです だからあなたを忘れます ふたりだけのちいさな生活 いつも欲しがる女の夢を あなた泣かせて 捨ててゆく 逃げてゆく 
夜明け山口貴光山口貴光荒木とよひさ森進一あなたがこの世から 何処かへ消えたなら 生きてくことなんて ひとりでは出来ない 最後の人だから 最後の恋だから 生命をこの愛と 取り換えてもいいの 涙が出るくらい 愛されているのに  あなたに抱かれても 時間は止まらない 心のすき間から 夜明けが忍び込む 悲しい人だから 悲しい夢だから 身体を寄せ合って 眠り続けたいの あしたを捨てるほど 愛されているのに  あなたの人生の 隣にいるだけで 小さなこの窓に 青空の匂いが 希望の人だから 希望の愛だから 生まれ変わるよりも ふたりで生きたいの 幸福すぎるほど 愛されているのに
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