いよわ作曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
勝手に生きましょしぐれういしぐれういいよわいよわいよわそばに水たまりがあって 飛び越える時 道を見失わぬように 季節 衣替えがあって 見違える時 その好きを愛せますように  笑い 歌う 幸せの欠片 その輪郭を集めた  夢の水面飛び越えて 額の外で踊って さざめく愛で忙しくなった机を揺らした 雨が降ったって(口笛吹いて) 勝手に生きましょ(雲が切れたら) 博物館へ(手作りのチケットで) 肩の荷を置いて  空に七色が架かって 仰ぎ見る時 笑顔を作れますように 並んだイーゼル 指切りを交わして 散りばめる光 この先を照らせますように  視界 眩むほどの輝きが 満ちていくの 遠いどこか  創りだす愛のカーテン 春の風が揺らして 繋げる合図 重ねるデータ すべて背負った姿 隣に行って(じきに追いついて) ひと息つきましょ(目を合わせたら) 無駄話して(また歩き出すまで) ほころぶ顔を描いて  花が落ちる手のひら 今を残す そこから 目をふさぐ気がかりの影が 気付かぬうちに晴らせたなら そんな日々を彩れたなら あたたかな色になれたなら  今もぬくもりの中 まどろみの中 今もぬくもりの中 まどろみの中  かがみあわせで一回転 白紙でさえ彩って さざめく愛で忙しくなったステージを揺らした 誰かにとって(私にとって) 傘になる創造(ときに離れて) 遠くなったって(嘘のない言葉と) そこにある両手  夢の水面飛び越えて 現実も飛び越えて 日向に咲いた 連なる絵画 私を照らした 雨が降ったって(口笛吹いて) 勝手に生きましょ(雲が切れたら) 博物館へ(手作りのチケットで) 肩の荷を置いて
パジャミィいよわいよわいよわいよわいよわ遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 暗い 夜がこわくて 泣いていたのね ふたり クラスメイトとは 少し違う友達が ささやき声で 連れていくわ 秘密基地に  きみの傷をいやすように 痛みから気をそらすように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が ちょっとくすぐったくて 頬をつねって「また会おうぜ」 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なだれかの心の時間かせぎ お願い目覚めを忘れたままで、パジャミィ  遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 苦い 朝がこわくて 泣いていたのね 「皆 嘘をついてる」と 涙ぐむ瞳が ささやき声で 打ち明けた秘密をうつした  大人になっていくきみに 忘れ物を届けるように さあ遊ぼうぜ今 ぼくらは心をちょっとすりむいただけ 朝焼けが背中を刺して 閉じたドアの向こうで怖い声が言った 「本当の気持ちは誰にも言えないのに」 「最後は地獄へ落ちるだけなのに」  映画も 陽だまりも 卒業式も あふれる音楽が流れ終わったなら 寂しいけれど お片付けをしなくちゃ ねぇ こうして もらいすぎたものを返せたら そのために生まれてきた と思える それならば誰があなたを起こすの、パジャミィ  晴れたお別れの日に こんな曲を流すように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が やっぱくすぐったくて 涙ぬぐって笑おうぜ 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なわたしの心の時間かせぎ お願いあなたを忘れぬままで、パジャミィ
ゆめみるうろこいよわいよわいよわいよわいよわゆめみるうろこは 寝巻きを着たまま 骨も宝も持っていなくても 信じてくれなきゃ 死んでしまうわ! 窓辺に並べた 古い約束が朽ちるほど 欠伸する間に日が経って 毒も薬も無くなってんだよ  顔を覚えて 名を呼んで 笑い合っていても 番号順に居なくなる 無駄が無くて結構 それでも 大往生のスーパースター ロックン・ロールは勝ったんだと 教えてくれたあいつは元気かな  ゆめみるうろこは 花を添えたまま あれもこれも悟ってしまったら 満腹すぎて死んでしまうわ! ダースで数えた流行りの記憶は 不確かにベールの向こうで笑うんだ お前の面影があったって  ゆめみるうろこは 普通のわがまま 逆さに登る冷や汗すら お久しぶり 肌でわかった! 支度はこれから 仕置もこれから 頭痛薬 言い訳もじきに整って 洒落たセリフを考えてたよ
わたしは禁忌 (2024 ver.)いよわいよわいよわいよわいよわ太陽が落ちてくりゃいいな あまりにも寒いから 暗がりの奥は歩けない決まり 行きたい場所だって多いが あまりにも寒いから この街の外には出れない決まりなの。 今日もあくびを咀嚼して 涙の乾いた塩味の道を歩いているわ 決して近道しないように 連れて行かれんぞ。 あいつらはいつでもそこらで待ってんだ! 「俺らの仲間になろうぜ」って 叫ぶ言葉「オマエだけズルい代われ」 言うには「私は禁忌に触れた」って でもさ!そこは動けないほど冷たいだろ? ざまあみろよ!そこから先は踏まないだろ? この日常は渡さないわ  月が砕け散りゃいいな 鉛色の窓には 私の姿は映らない決まり あなたの近くだけが暖かいままなのは まだ私を忘れていない証なの。 今日も痛みをシカトして 涙の乾いた塩味の街で暮らしているわ 決して 触れてしまわぬように 連れて行っちまうぞ だけどあなたがそんな顔で泣くから 声が鳴ってんだ 「お前の仲間にしようぜ」って 叫ぶ言葉「ガマンは無理だろ?触れ」 言うには「私は禁忌そのものだ」って でもさ、そこは惜しいほどに暖かいだろ あなただけは守らなくちゃ、意味がないだろ こんな寒さが何だってんだよ!  幽霊が幸せの中に居ようなんて 馬鹿だ 馬鹿だ? だとしたら何だ黙れ! 言うには「私は禁忌に狂れた」って でもさ、ここは 動けないほど冷たいから どうか ここで私に会うのはやめてほしい。 あぁ、寒いな。
異星にいこうねいよわいよわいよわいよわいよわキャトルミューティレーションのように恋した 実地調査14日目の朝よ みだれの無い計測機器が 奏でるのは知らない音 どくん と 警鐘のよう 響くの 特定の弧をえがいて飛び立つの 頭上には相変わらずの はりついた気持ち悪い色 体内 深い傷があって とうとう 劇物が混ざった そうして こまぎれの昨日の くり返しをすることに夢中になったの  ゆらり 宙に浮かんで ままごとをしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね きっとね きっと君はズルい奴だよ UFO にのって異星にいこうね いこうね  キャトルミューティレーションのように恋した 実地調査17日目の朝よ ぶちこわれた 計測機器が 奏でるのは知らない音 どくんどくん と 警鐘のよう 響くの キュートアグレッションが囁くの にせもののなぐさめは あいにくもう持ち合わせてないよ  臓器も ぜんぶ捨てて あいさつしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね なんて大きくておぞましく 美しい星だろう でも僕たちにはもういらないね ないね  体内 ひどい熱があって 朦朧 浮かされては膿んだ そうして もろい体機能の 営みに触れることに夢中になったの  なんにも忘れぬよう 連れていきましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね どうして なんでそんな怖い目でみるの 分かってくれなくて悲しいな もう知らないわ
ぷらいまりいよわいよわいよわいよわいよわ怒られない服の着方を 大人みたいなしゃべり方を まだ知らない言葉の意味もおしえて 背伸びした大きな窓 見えた向こうが気になって 追いかけていたら昨日が終わっちゃった 遊ぶ影とついてくる空と どこからだろう 聞き慣れた あたしを呼んでる声がする はしる心の中に いつでも大好きな色があること やさしく笑いかけた姿が だれよりかっこいいのです  いつか知らなきゃいけないこと 子どもだから知らなくて 大人になったらどうするの おしえて 怖いことを思い出すと 下を向いちゃいそうになるから かたくにぎったその手を見てたいのです だれも知らない ひみつの部屋に 「ここから出たいよ」「帰りたいよ」 だれかの泣いてる声がする 転ぶ心の中に たしかに大好きな色があるのに カーテンの向こうの夜が こんなに暗いなんて知らなかったです  はしる心の中 いつでも大好きな色があるから やさしく笑いかける姿が なによりかっこいいから やすむ心はそばに たしかに大好きを伝えるから いちばん大事なものに やっと今気づいたから
間に合え結婚式いよわいよわいよわいよわいよわああ 10年前 私は何してたっけ  職場が爆発する夢で目が覚めた お日柄も良いね 時計の針がなんか、パラレル 知らない高速ぶっ飛ばして 最短ルート導き出して 招待状の主役に会いにいくからさ  間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 数分後シケた面をしてんならね 蹴り飛ばしてやって ウェディングケーキも食って帰るわ  空き教室 放課後 若き冒険者 未来が怖いぜ 始業のベルになんか駆られる 「彼女こそ最強なんだ」 「だれよりも強い分身なんだ」 あんた言うほど弱虫じゃないって 言えばよかった 叶わねー!叶わねー!叶わねー! 馬鹿たれ!馬鹿たれ!馬鹿たれ! 数年後互いに何してんだろうね 歳を食ったって 忘れない記憶ってあるよな  ひしゃげた恋をして 大人になっていくことが不思議ならさ また箪笥の奥のアルバムをめくって 思い出すのも悪くない 間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 全くさ、私は何してんだろね 平謝り決定 今日の青空、ブーケが映えるわ  ああ 数分前 何を言おうとしてたっけ  おめでとう
頬が乾くまでいよわいよわいよわいよわいよわ大切にしたのは ポケットにあったキャンディのような 色褪せぬこの想い それだけなのかもしれないから  手放さないでいて あなたはきっと演じてしまうから 欺かないでいて 心の奥で涙こらえる誰かを あなたを  紡ぐ声が震えるなら 言葉にしなくてもいいから ずっと自分を抱きしめて待っていて すぐにはぐれてしまうなら 時を止めたって構わないんだよ いつか頬が乾くまで 晴れていますように  手放さないでいて あなたはきっと信じていられるから 突き放さないでいて心の奥で花をたずさえる誰かを あなたを  続く愛が救えるなら 過去を繰り返してもいいなら きっと 尖った強さもなくていい それでも溢れてしまうのは 優しく包んで置いていった温もりの 種が芽吹くまで 水をあげるためだ
キャットファイトいよわいよわいよわいよわいよわいけ好かない! ファンタジーゲームの主人公って感じ 噂の奥も隙も無いな 余裕も綽々の舞台挨拶が さながら あなた 大女優ね  「大抵のことには惑わされる理由なんてないのに!」 「あなたが困る姿とかかなり珍しいのに。」 聞き慣れたはず むかつく声が そこかしらから擽るたび 血の代わりに何かが流れている  まるでキャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 伏線のネタがバレたらもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 丸い瞳を睨んでいる 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだ  にゃーんと笑ってワンと鳴いた 理性の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪。」「なんで?」  「大抵のことには 惑わされる理由なんてないのに。」 「私が困る姿とかかなり珍しいのに!」 嗚咽にも似た苦しむ声が そこかしらから擽る度 血の代わりに何かが流れている 「さながら夜泣きのようね。」  「お願い私を殴って。」 「伝わった感触を憶えていて。」  キャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 幾千の画角の中はもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 体の中を掴んでいる 積み上げていた衣装とゴミが ひゅるりらひゅるりとまろび出した  にゃーんと嗤ってワンと啼いた 自信の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 逢瀬にも似た補色の絵画 ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪!なんで…?」
ももいろの鍵いよわいよわいよわいよわいよわ泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事は宙に浮くだけ  あの日描いたもの 夢の色 しだいに濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 横を見ている ふと振り返る 遠くなっていく分かれ道はまるで ジオラマに馴染んだ思い出のよう  いざなったクローバー この場所を選んで 輝くステージに立っている 共に行くあなたの手 掴んだその手が 痛くないようにと願っているから  かじかんで かじかんで その度に温めて 煌めくライトも 落ちる影も 全て愛していたいから 泣かないで 泣かないで そのために側にいる 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開けるまで  やがて背負うもの 託す音 輪郭は濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 前を見ている  ふと振り返る 見なくなっていく分かれ道はまるで 写真立てにしまった記憶のよう  いざなったクローバー その葉を手に取って 新たなステージを待っている 共に行くあなたの目 見つめたその目の 星が褪せぬように願っているから  眩しくて 眩しくて その先に手を伸ばして 触れたものも受けた傷も 全て憶えていたいから 負けないで 負けないで そのために側にいる 隔たりの奥 見えない世界まで 届いてほしい夢  泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事を歌にして届けていく 今  微笑んで 微笑んで 優しさをその頬へ 煌めくライトも 落ちる影も 全て持っていくから 乗り越えて その先へ ただ前へ歩いていく 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開ける  錆び付いていても消えない色で 今 ドアを開ける
平熱いよわいよわいよわいよわいよわ数えた音の色 少し微睡んで忘れたら 見慣れた瞳がすぐそばで見ている 小さな生き物にぶつかった声が回るように ラジオ波と同じ色をした何かがはじまる 終わった授業にこと 少し微睡んで思い出す 見慣れぬ瞳が遠くから見ている 息をするほどに輪郭を持ってそこにある 寄せては返すような眩いその影を見ている  揺れた世界の続き 波が僕らを連れてった 回ったタイヤが どこに行くか知る術はないけど 蕾を開く花が 誰のものでもないように 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる  変わった世界のこと 前をゆく背はにべもなく 着替えて様になった 姿見が見ている 日々に住む光 眩しく思って目を閉じる フィルムの淡くなった 名前のない雲を見ている 歩幅の一歩差を 埋めるような風が今日も待つ こぼした水がやっぱ 無茶振りに見えてる リピートする歌に うるさいと叱って目を閉じる 土足で横たわった 空腹と夕暮れを見ている  平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく  慣れたことなら分かる 波が僕らを連れてった 想像ならパーキングで 誰が金を出すか知らないけど 延びた昼寝の夢が 終わる頃は同じように 平熱を待っている 平熱を待っている 結局目の前に居るんだ
一千光年 (Album ver.)いよわいよわいよわいよわいよわ「どこへ行こう」と話しかける 窓の中 じきに春 「そこへ行こう」と思いふける 白紙の地図さえも持たずに かわいいわがままを言って その隣で歩きたいな かっこいいことを言って 振り返って笑えるかな  退屈の土にまいた種が 押し流されるような日々が ぬかるむ道を進みながら 霧を晴らしながら  一千光年先へ 途切れない音でおしえて その髪に光を編んでいたい 昨日新しくした靴も すぐにほつれちゃうから 愛おしいんだ 生きていても 死んでいても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 恋焦がれても 触れられるのは 夢の中だけだから  「どこへ行こう」と話しかける 青い床に寝そべる 残りの今日と踊り出す 白紙のはずれだった布切れに おどけたジョークを言って 吹き出させてやりたいよな 新しいことを言って それアリって思えるような 未来を 君は  一千光年先へ 千切れない糸でつないで その袖に恋を隠してみたい 大切に数えていた年も すぐに追い越してしまう誰かが そばにいても 離れていても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 大事なことは忘れないのが 嬉しかっただけ  the light will lead us to the stage. Someday we'll reach for the star.  (嬉しかっただけ)
新学期いよわいよわいよわいよわいよわ新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 残りを消費するんだな  新学期が始まって 3ヶ月くらい経った 席に慣れるくらい経った  君のいない思い出が増えて 君の知らない友達がすこし増えて 寂しくて立ち止まるの 片足だけ 誰もいない教室が暮れて 照らす紅の街がとても眩しくって 目を閉じても きっと夜が終わるだけ  新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 余りを消費するんだな 三学期に転勤で 引っ越したクラスメイト 過去になれるくらい経った  まだ泣かない 角を曲がるまで 意味も知らない 外付けの誓いをつけて 「離れてもまた会える」と 形だけ 宝箱はまだ土の中で 小さな賞状の文字も かすれていくんだって 火にくべてもきっと煙が呼ぶだけ  君のいない今日も生きてるよ 君の知らないお話が少し増えたよ 叶わぬ夢の残滓が私だね 泣いて悔やんで選び続けて 椅子に座って フィルムを手操り終わった時 その角を曲がってみれば あの日のままで 君が 手を振っている  新学期が始まった
深夜怖いいよわいよわいよわいよわいよわなにかがいる 私を見てる 廊下にいる ベッドにいる 足音がする 私を見てる だからこの部屋になぜか閉じ込められている 濃霧がきてる 蜥蜴がいる シーツを濡らす 連れて行かれる 手足を縛る だから逃げることはできない  花幼い 虚痒い 骨五月蝿い 混ざり汚い 話痛い 夢眩い 躑躅甘い 彼方儚い 繋重い 痣明るい 口咲かない 赤仄暗い 息苦しい 煩わしい 血生臭い 深夜怖い  終わらぬ悪夢を知ってるか 歯が抜け落ちてく感覚を知ってるか 蛞蝓まみれの教室で 読めぬ教科書を開く感覚を知ってるか 永遠の暗闇を知ってるか 瞼に取り憑くお化けを知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 深夜怖い  鏡にいる 私を見てる 化け物がいる 水面にいる 液晶にいる 私を見てる いつからか首は押さえつけられ続けている クラゲが来てる 口を塞ぐ スープが濁る 血を触られる 手足が疼く 知らない名前で呼びかけられ続けている  終わらぬ悪夢を知ってるか 飢える母を見る感覚を知ってるか 一から百まで数えて それでも浮かばぬ体の重さを知ってるか ドアの外側を知ってるか 体の芯まで凍る孤独を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 助けて  背が伸びる夢を知ってるか 開かないドアを叩く夢を知ってるか 手が乾く夢を知ってるか 鏡の破片が 化け物の肌 突き刺さる 永遠のお別かれを知ってるか 記憶を食べる青虫を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 怖いよ  あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がれば あの角を曲がれば 待っている あの角を曲がれば あの
バベルいよわいよわいよわいよわいよわ名高い段差を歩く 歩く 拙いペースを守る 守る いつの間に建った 未開の塔で答えを考え中 カルチャーを文字で話す 話す 過去無いジョークでうける うける 注目の的だったマドンナ ちょっと真似して珍道中  商店街の向こうには ショッピングモールが建ったんだよ ずいぶん便利になったんだよ チューペットは買えないけど 昔はまったアイドルは 母親になったんだよ 隣町の駅で 泣きながら祝ったんだよ  それは奇跡とは呼ばないことを 感じてる だから命名中  開かない瞼で過ごす 過ごす 儚い憧れ積もる 積もる 書類の束ばっか おとなになった今年を堪能中 消えない全ては残る 残る 瞼を閉じたら戻る 戻る ぴかぴかになった 夢のクローゼット眺め考え中 ああ  それは奇跡とは呼ばないことを 信じてる 馬鹿だ、本当にさ。  重なった空が落ちる 落ちる 酸っぱい果実が熟れる 熟れる 逆さまになった未来の塔は あなたに似ている 嬉し涙を隠す 隠す パラシュートがまた開く 開く 2着になったその一張羅 明日を考え中! ああ
地球の裏いよわいよわいよわいよわいよわめるくなった魚のような目をしている 強すぎる光でかぶれて腐っていく あなたのこと見かねてむかえに来た獣 自己の紹介です 唇のすき間から酒をこぼしたり 味のしない肉をただ噛んでいる 遠慮がちな墓に成りさがってゆく屍 意識は朦朧としてるかい  首輪の内側には棘が刺さっている 動くたびに深く食いこみ抉っていく 金にできる石や紐とかはもう何にも無い コインを貸してあげる 唾飛ばしてめくった カードの柄は変わらない 爪食いこむ前足そっくりの 生き物のこと図鑑で読んだわ  地球の裏 25グラムの嘘 静かな虚無 奥深くまで落ちて行きましょう 乱れの無い計測機器が捉えるのは醜い人 とうとう やめることも逃げることも出来ぬままで 心の臓を切り売りして生きてきたでしょう 口移しの毒を飲み込んで それでもまだ死ねない生命体ですにゃあ  薬指にはめたそのゴミは何の証 永く曖昧で 組み上げたミルクパズルの絵のような話 また鳴り響いた  体じゅうが穴だらけ 血をこぼしている しばりつけた足先をただよじったって 質量をもつ幸福の鎖がもう消えない コインを貸してあげる ふくれてははじけた 糸と針でつないだ 耳元へと吹きかけた甘い息 呪いの音 終わらせないでね 近づかないでね 都合のいい見た目をして 都合がいいことを喋る けだものを求めたけだもの 乱れの無い計測機器が捉えるのは気持ちの悪い人 ここはダメだ 居られないと 分かりながらそれでもまだ 魂があると言い張るの 口移しの毒を吐き出して 逃げたのは 底のない 暗い世界ですにゃあ  唾飛ばしてめくった カードの柄もう読めない 爪食いこむ前足そっくりの生き物のこと図鑑で読んだわ 地球の裏 25グラムの嘘 消えない頭痛と 深くまで堕ちて行きましょう 汚れた愛 汚れた意志が捕らえるのは知らない人だけ ずっと泣いてずっと泣いてずっとずっと泣いてずっと泣いて ずっと生きていくでしょう その体 土に還ろうと それでもまだ死ねない そういう選択だ
つづみぐさいよわいよわいよわいよわいよわ小さな手 握るままで 私はどこか迷い込んだ 明日の光見つめながら 言葉を渡す 背負うものは大きく  望まれてここに立つ 正しさを問いかける 拾おうとするほどに こぼれ落ちた  獅子はやがて奮い迅く 雲の外 蒼天をなす 大事なものの守り方を 教えてほしい  誇り高く咲くその花は 見えなくたって心の中 あること 揺れては回る惑いの部屋に 問う幻とぎゅっと握った震える手と 分け合った熱とかたむく秤が檻を叩く  勤倹力行 点滴穿石 尽くした根と葉は いつしかどこか誘なわれた 明日の光 願いながら 今日の日を終える 払う声は大きく  救うためここに立つ 選択を強いられる 掴もうとするほどに 剥がれ落ちた  全てを等しく選ぶには 余りにもこの十の指では足りない あふれ崩れる惑いの部屋に 吹く木枯らしとぎゅっと握った滲んだ刃 隔たった熱とかたむく秤が 獅子を放つ  息も絶え絶えで ただ走る 遠く遠く 流れてゆく地面に 深く影が落ちる 小さな手 握るままで 私はどこか迷い込みました 誰かの泣いてる声がする  誇り高く咲くその花は あの日の笑顔をただひとつ 守りたかった  誇り高く咲くその花は あなたの前に飾るためのものでしょう 別れを告げる惑いの部屋に 満ちた光と そっと離した震える手と 分け合った熱と貫く想い 開くつづみぐさ  いちばん大事なものは、
クリエイトがあるいよわいよわいよわいよわいよわ至極普通の会話でキルポイント やりたいことの亡骸でいっぱい 32日目のデート失敗 待ち合わせ場所は机の一帯 私も今来たとこ  空き教室揺らぐ放課後の風邪と有毒化合物 の意図の外に棲むアルパカをモチーフとし た生活のポリリズムから繋ぐ地上波の後ろ に潜む陸地までの旅の中にある領域を突く 創作  アー 助けてクリエイト・ガール ポニーテールで世界を救って 片手にモーニングスター 地獄を抜けたらお茶できるっぽい アー 掠めてプリティーアイ フリーハンドで会社を嗤って 片手に米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい!  猛々しく竹立てかけてクリエイト・ガール エアインテークで全員殺して 終業式長話 めちゃくちゃ楽しい聞いていたっぽい アー テセウスの水着回 無意~味~ムで不安を汚して 最期に人間は 何でも許せる奴になるっぽい!  アー そこにはクリエイトがある ムゲンテールで宇宙を救って あなたにフォーリンラブ ノーベルまともすぎで賞をポイッ アー 聴かせてプリティーボイス 二面賽子で産値を削って 深淵と米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい
花蟷螂いよわいよわいよわいよわいよわ力を持つものは須く優しい心を持ちなさい か弱くも静かに苗を持つ優しい人を守りなさい あゝ 要らないものと要らないものを 天秤にかけて 同じ質量の絆を得る 鳥の群れ  新しい嘘を新しいねと お互いに化けて その美しい体を隠す 穢れた心  よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 欲に群がるその様は 獲物見つけた花蟷螂ね 何も覚えてないの 御免なさいね 誰も信じてないの 此処では 今日も銃を抱いて寝る  目に見えない血でまみれている 私はグレイ 難しいこと分からないねと 雛鳥に化けて その美しい顔を啄む 穢れている  秘密を一個見つけましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個見つけましょう 吐き気がする思惑の空気 秘密を一個隠しましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個隠しましょう 吐き気がする思惑の空気 よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 よおくよおくご覧なさい  あ~あ 貴女たちのせい あ~あ 貴女たちのせい 嫌が棲家な貴様々 ■も顔も負け 花蟷螂ね 私大人になるの 御免なさいね 明日には此処で去るの あまねく嘘よ 楽園なんて無いの 御免なさいね 何処で間違えたんでしょう さよなら
大女優さんいよわいよわいよわいよわいよわショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。 今日も卑屈の孤島 約束・烏合に向けてはヒールになれ 口説くな。 見たネタにもシビアになりたい。 法と理屈を問おう。 まず女優をゆめ腕がいい筋まで募るな。 慕えない距離には違いない。 「ということで、後輩二人に声をかけて 演じてもらうことにしました。」 演じてもらうことにした。 シナリオは、毒にも薬にもならない でも二人だったら到底するわけのない 殴り合いの大喧嘩。  大女優も 愛の渦も 完璧なプロットで動く ああ 最小限のビラ広告と 私がいなくなってる 手紙箱の中  建設的な議論ができなくなる程の喧嘩が起こって ショートフィルムはお釈迦。 「前はそんなつまらない人じゃなかったですよね。」 告げる後輩を見て、ひどく心がえぐられて それ以上続けられなかった。 「…」 仕方がないので代わりのシーンを自分で演じて埋めてみた。 「ああ、あいつらにサインでも貰っておけばよかった。」 そう思って提出したショートフィルムが入賞した。  愛きょう・ユーモア 目・鼻も 完璧なプロットで動く ああ 大長編と見まごう速度 私が今座ってる 女神はその中  欲しかったものは大体全部手に入ってしまった。 持て余した時間で古びたデータを見つけ出した。 開始数秒で、日記帳を目の前で 朗読されているような気分になった。 あまりにも都合の良い筋書き、 あふれ出る妄想、 理想的に創られた自分。 言葉遊びの端まで吊り下げたれた自尊心の塊。 「よくもこんな面白いものを作ってくれたな。」 思わず笑い声を出してしまった瞬間に、 それが画面の向こう側から聞こえていることに気が付いた。 ショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。  大女優もどきと言われたくないの うずもれたまま、いつ 完璧なプロットで動くのですか 認められぬ再証言 覗き込んだ扉 鴻鵠飛び立つ窓辺に 私がいなくなってる 手紙箱の中
粗大ごみの日いよわいよわいよわいよわいよわ寂しくて泣きそうだ 今まで幸せだった 魔法のような日々だって 捨てるにはお金が掛かるんだね  ちょっと火照った風で目醒めた 教科書の小説家が書いた季節になりました パックした段ボールの塔も 昨日のうちに運べました  重ねてははぐれ離れたものの数を 数えていた頃の話  魔法使いをやめないで 散らかった床が懐かしいね ハズレ引いたような顔で 机の足に背を預けて そこら中駆け回って 出しゃばった涙隠して 冷たい紙めくって 春風舞い戻って 素敵な大人になったね  椅子の背もたれが壊れた ノーパソの充電を気にする身分になりました 目下映った馴染みの家具も 新幹線には乗らないな 空を飛ぶのを怖がったんだ  温もりを受け取るそのまま 夢は月に 願いは星に 黄昏れる呪いの国では しがみついた 離れる足に  重ねてははぐれ離れたものの数を 憶えてられないんだから  魔法はもう使えなくて 転がった杖が陽に焼けて 旅を祝うような風 また続きを見に行くのね さらば!どうか忘れないで 出しゃばった言葉隠して 明後日にはランデブーね 粗大ゴミのことだって 擦り切れて忘れちゃうくらいに とびきり幸せになってね
熱異常いよわいよわいよわいよわいよわ「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している 電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる 微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 無くならないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている  大声で泣いた後 救いの旗に火を放つ人々と コレクションにキスして 甘んじて棺桶に籠る骸骨が また どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる そう囁いた 未来永劫誰もが 救われる理想郷があったなら そう口を揃えた大人たちが 乗りこんだ舟は爆ぜた 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 彼らを見ている  哭いた閃光が目に刺さる お別かれの鐘が鳴る 神が成した歴史の 結ぶ答えは砂の味がする 死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 誰かの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている  拾いきれなくなる悲しみは やがて流れ落ち塩になる 祈り 苦しみ 同情 憐れみにさえ じきに値がつく 今 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 鮮明に聞こえる悲鳴が 幸福を手放なす事こそ 美学であると諭す魚が 自意識の海を泳ぐ 垂れ流した血の匂いが立ちこめる 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 私を見ている  死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあても無く あわれな独り言を記している  泣いた細胞が海に戻る 世迷言がへばりつく 燕が描いた軌跡を なぞるように灰色の雲が来ている 編んだ名誉で明日を乞う 希望で手が汚れてる あなたの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている 手を取り合い愛し合えたら ついに叶わなかった夢を殺す 思考の成れ果て その中枢には熱異常が起こっている 現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの耐えられないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている」
三十九糎いよわいよわいよわいよわいよわ先立つ幸せをお許しください 我が儘に遺す声を聞いてください 桜の花も失せた六月の菖蒲 そこにはもう私は居ないでしょう  先立つ幸せをお許しください 若さ故の恋の匙 掬ってください 泣いてる友達を慰める言葉 それすらもう声には出せないでしょう 先立つ幸せをお許しください 逃げ続けたことをただ叱ってください この世に生まれ落ちて救われることは 救われたと伝えることなのでしょう  遠い街に行きます 先に降ります 離れていく光に手を振って背を向けます 今日 午後の旅路に傘が要るから お別れに意味があったなんて思ったんです  先立つ幸せをお許しください 見上げた高望みだと嗤ってください 夕立が紡ぎ上げた空蝉の中で 心奪われたのよ可笑しいでしょう  幸福を祈ります 側に居ります 流れていく季節に目をはって絵を描きます 十日後の陽だまり 誰かいるなら きっと確かにそのひとひらを担ったんです  やがて全部砂に還って あらゆる奇跡のかけらを残せなくてもいいよ 記憶も忘却もあなたの特権だから やがて光に導かれ いつか星まで手が届く  共に灰になる曲を書きます まっすぐ伸びる高い声を辿って 会いに来ます 三十九糎四方の小窓に きっと長い髪が垂れてきてくすぐったいんです
ももいろの鍵MORE MORE JUMP!MORE MORE JUMP!いよわいよわ泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事は宙に浮くだけ  あの日描いたもの 夢の色 しだいに濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 横を見ている  ふと振り返る 遠くなっていく分かれ道はまるで ジオラマに馴染んだ思い出のよう  いざなったクローバー この場所を選んで 輝くステージに立っている 共に行くあなたの手 掴んだその手が 痛くないようにと願っているから  かじかんで かじかんで その度に温めて 煌めくライトも 落ちる影も 全て愛していたいから 泣かないで 泣かないで そのために側にいる 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開けるまで  やがて背負うもの 託す音 輪郭は濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 前を見ている  ふと振り返る 見えなくなっていく分かれ道はまるで 写真立てにしまった記憶のよう  いざなったクローバー その葉を手に取って 新たなステージを待っている 共に行くあなたの目 見つめたその目の 星が褪せぬように願っているから  眩しくて 眩しくて その先に手を伸ばして 触れたものも受けた傷も 全て憶えていたいから 負けないで 負けないで そのために側にいる 隔たりの奥 見えない世界まで 届いてほしい夢  泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事を歌にして届けていく 今  微笑んで 微笑んで 優しさをその頬へ 煌めくライトも 落ちる影も 全て持っていくから 乗り越えて その先へ ただ前へ歩いていく 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開ける  錆び付いていても消えない色で 今 ドアを開ける
ハイヒールSouSouいよわいよわいよわ仄暗い影が放った 煩わしい煙草の煙を吐息と放った 途切れることなく笑った 煩わしい甲高い声を真似して笑った  溢る黒い靄を棺にしまったとて 救えないあなたが巣食うだけ  手を取って不機嫌に踊らせてくれ 等価交換で甘い蜜の代金は払った つんざいた不条理すらも掻き消してくれ その歌が火を放って 舞ったハイヒール  くたびれた袖に縋った わざとらしいその仕草がくすぐる場所があった 頭がふやけて戻った 見たくもないものばかりがスクリーンを汚した  溢る黒い靄を棺にしまったとて 埋まらない傷口が膿むだけ  目を奪って不機嫌に踊らせてくれ 等価交換で甘い蜜はとうに無くなった 「案外そんなもんなのさ」と嘲ってくれ その声が影を落として 舞ったハイヒール  コツコツと鳴る足音 ポツポツと落ちる雨音  ああ 仄暗い影が放った 煙草の残り香をなぞっている  手を取って不機嫌に踊らせてくれ 等価交換で甘い蜜の代金は払った うんざりだって 興味もないって 嘯いてくれ その手で焼き払って 舞ったハイヒール  なあ俺の呪いをどうか解いてくれないか 窓際に飾った花の名が一つまた一つ消えてった 喉を焦がす叫び声も掻き消してくれ その歌が火を放って 舞ったハイヒール
残滓早見沙織早見沙織いよわいよわいよわずっと ずっと 歌っているあの人は 悲しそうな目で カレンダーをめくってるだけ ずっと ずっと 繋いでいるその手には 火が灯って いつか蕾は花になったわ  笑って 笑って 笑っていた 曇ったガラスに字を書いた 嗚呼 魔法の残滓(ざんし)ならそこに残したまんまだ  ずっと ずっと 守っているその夢は 殻を持って 傷を受けても動かぬまま  変わって 変わって 変わってしまう 気取った理想が血を吐いた 嗚呼 魔法の残滓(ざんし)ならそこに託したまんまだ  この手を取って 笑っていた 贖(あがな)う自分が華やいだ 嗚呼 魔法の残滓ならここで 靴を履いた足なら行ける 夜が明けて小さな橋が架かっていた
わだちの花鈴木みのり鈴木みのりいよわいよわいよわ夜の香り 雨が引いていく 暗い部屋で息を吐いている  笑った顔が板についている 彼ら どこか先を見ている 妄想に耽って 長針が戻ってくる 何も言わないで おもむろに背を向けゆく君はだれ  最高の幸福まで 光のたもとまで きっときっと終わらない(おわんない) わだちに咲いた花 絡みつく根をほどいて まだ まだ想いは消えぬまま 開く  窓際 顔を出した 木漏れ日はやさしく 何も知らないでいることの怖さを知る君はだれ ただそっと 手を合わせて問う 静寂は心地よく肺に満ちて それでも小さな猛毒の小瓶を携えたまま 歩いていく  悔恨も背負ったままで(しょったままで) その全部を捨てないで きっときっと泣かない わだちに咲いた花 枯れ落ちても色めいて まだ まだ 終わらない(おわんない) 旅の終着点まで いつか帰る場所へ 一歩 一歩刻んだ わだちに咲いた花 やがてその実を結んで ただ ただ そこに或った  夜の香り 花が咲いている 暗い部屋で息を吐いている
ドロップレット meets いよわ渕上舞渕上舞いよわいよわいよわそっと肌に触れている 嵐が通り抜けた朝はとても静かで ちょっとお利口な風と 戯れてる光を窓枠のふちから掬い上げた  瞬間 落ちた水滴が 澄んだ色を塗っていたんだ 水面(みなも)をからかうくらいが丁度いいから そんな淡い日常は きっと何故か忘れちゃうから 思い出せるようにとペンを執った  降った雨が連れていく 顔見知りの午後さえなんとなく鮮やかで ふと予感が横切る 戯れてる光をひとかけ掴んでいた  瞬間 よぎる彗星が 澄んだ声で呼んでいたんだ 尽きないわがままも押し通していいから だんだん変わる日常は きっと音と一緒にあるから 今日もまた詞と歌を結んだ  ずっと先の明かりを追った そっとこの心に刻んだ きっと酸いも甘いも知った 降る雫がいつか岩を穿つように やっと 何か見つかった 瞬間 また探していたんだ ふと夢が叶うくらいが丁度いいから そんな淡い日常は きっと何故か忘れちゃうから 思い出せるようにとペンを執った
マイワンダー三月のパンタシア三月のパンタシアみあ・いよわいよわいよわああ うっとおしいな 眩しい光は吐きそうなくらいで 生ぬるくて平凡な現状に紛れてたいのに  憧れなんて苦しくて 醜くて どろり、本音溶かしてく  嗤ってへらへら へらへらごまかしてばっか 今もああしたいこうしたい 本当の好奇心押し殺してんだよ 爆発させんださせんださせんだマイワンダー 光っていたい! 変わりたい変わりたい変わらないと変われないと 分かっちゃいるけど ああ…  はあ やんなっちゃうな スタートダッシュでもう差がついて ねぇ ずるいんじゃない? あの子ははじめからスキルフル搭載  いやだなダサいな 地獄の自己嫌悪 ゆらり、夢ぼやける  嗤ってへらへら へらへらごまかしてばっか どうしよう興味ないふりしていつしか苦笑いになってんだよ 爆発させんださせんださせんだマイフューチャー 光っていたい! 当たっては砕けて当たってはくじけてって これって合ってんの? ううん…  本当は素直に笑って笑っていたいんだ 甘美な理想の遠さに吐き気がしてでも届きたいんだよ 爆発させんださせんださせんだマイワンダー 光っていたい! 変わりたい変わりたい変わらないと変われないと 分かっているから 踏み出すんだ ああ
スーパーレアP丸様。P丸様。いよわいよわいよわお馴染みのタイトル画面に おはようを言って出かけるときにはいつも 忘れ物した気がしてるの ログインボーナス集めても 最強の武器はいつまでも揃わないし ろくなアイテムも呪文も無いけれど  スーパーレアが出ない日常を いま褒めてほしいのよ 言い訳も聞かないボスキャラに いま立ち向かってくこと 前を向いてるあなたとは ふとしたとき目が合っちゃうね 歩きすぎて疲れたら 少しだけ休もう  お馴染みのタイトル画面に おはようを言って出かけるときにはいつも 忘れ物した気がしてるの 長い昼寝から醒めたら 目を見張っちゃうよなアイデア 頭の何処かにあって 妄想 暴走 何も手にはつかないままで 持て余す  ヒューマンエラーはドンマイね 誰でもなんだかんだポカやってる 言い訳も言わない雑魚キャラに 剣を振り下ろすこと 世界の丸ごと半分より 終わらぬ日曜日が欲しい 歩きすぎて疲れたら 少しだけ休もうよ  カーテン手繰って飛び込んだ朝日に ほほえみを返せたらカッコいいかもね ずっとそばで人知れず そっと進化した私の特別が 気付いたらバレちゃうくらいが良いかもね  くだらないことこそ途方もない ただ 愛してたいこと 言い訳は言わない 憧れに向かって歩いてくの  スーパーレアにSをもう一つ 書き出してやんのよ 大切なかけがえない経験値 レベルが上がっていくこと 前を向いてるあなたとは いつかお話出来るかもね 歩きすぎた足のまま 少しだけスキップした
IMAWANOKIWAいよわ feat. 初音ミクいよわ feat. 初音ミクいよわいよわドラマを見るのが好きだった 甘いハッピーエンドに浸っては眠るのが好きだった 窓から差し込む光とそよ風が朝を教えた 布団の中さえ冷えていた朝に 誰にも会いたくなくなって太陽を睨んでいた 結露越しの街に 白い翼を見た その四肢を見た 間違いなくあなたは私の天使だ 甘いエンジェルヘイロー 仰いだ哀れなサクリファイス 幸福の定義さえ覆るほどに綺麗なその瞳に 全てを奪われた もう嫌んなったの全部 今はひたすらあなたと もっと もうちょっと居たいなって 思った 暗いほうは見ないで抱きしめた ドラマを見るのが好きだった 甘いハッピーエンドに浸っては眠るのが好きだった 窓から差し込む光とそよ風が朝を教えた 此処に無いもの 此処に居ない人 凍った床のワンルームから連れ出してくれたら 甘いエンジェルヘイロー 噛んだ憐れなアノニマス 幸福の定義さえ覆るほどに薬漬けでも構わない 夢を見たいだけだ もう嫌んなったの全部 今はひたすらあなたと もっと もうちょっと居たいなって 思った 暗いほうは見ないで キスをしたのさ 間違いなくあなたは私の天使だった 光差すバルコニーから 手を伸ばした 掴んだんだ、確かに 今際の際にて とろけた哀れなサクリファイス 幸福の定義さえ覆るほどに綺麗なその瞳に 全てを奪われた もう嫌んなったの全部 今は ひたすらあなたと 「いっそ、天国が見たいな」って笑った 暗いほうは見ないで飛び立っていくのさ
パインドロップ三月のパンタシア三月のパンタシアみあいよわいよわ朧げなあなたの瞳 海のように深い色 その奥に隠してる  あなたの秘密に手を伸ばすほど 指先に乾いた嫉妬が滲んでく  声にできなくて鍵盤かき鳴らすの 口の中響く甘く激しい音色を なんてきらびやかで虚しい旋律だろう あぁ パインドロップ 溶けてく 今日ものみ下すしかできずに  あふれだす 痛みばかりが ぽっかりと空いた穴 舌先でそっとなぞる  あなたに傷をつけてみたい その白い肌に爪を立てるの  そんなこと もちろんできやしないけれど どんな形でもいい 「私」を残したいよ なんて思いながら笑顔つくってみせる あぁ パインドロップ 噛み砕く  敷かれたレール いっそ 壊してしまえたら…  声にできなくて鍵盤かき鳴らした 暴れるメロディ 今日もひとり叩く でもね 決めたんだ 失うと知ってても あぁ 届けてみたいんだよ パインドロップ 溶けたら 一粒の勇気に変えて
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