LIVE REPORT

UVERworld ライブレポート

UVERworld

『UVERworld LIVE TOUR 2015 UVERworld 結成15周年&デビュー10周年記念LIVE』

2015年09月03日@国立代々木競技場 第一体育館

撮影:鳥居洋介/取材:桂泉晴名

2015.09.16

UVERworldのアニバーサリーライヴ2日目。TAKUYA∞(Vo)はMCで“精神的にも身体的にも、充実した状態でこのステージに立てていることを感謝します”と語った。「LIMITLESS」「PRAYING RUN」「ナノ・セカンド」...さまざまな曲で、客席から大合唱が起こる。拳を上げて叫びながら歌う人、目をつむって祈るように声を出す人。そんな観客の姿を見ていると、ライヴ後半で歌われた「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」のタイトルのように、UVERworldの曲は“会場にいる人みんなの言葉”だということを肌で感じた。一方、自分の意思を貫くことの重要性を歌った「誰が言った」では、最後にワルツのメロディーになるところでいきなりTAKUYA∞と信人(Ba)がダンスを踊りポーズを決めて、会場から大爆笑を誘う場面も。こういった遊び心を入れてくるのもUVERworldらしいところ。今回は彼らにとって節目を記念したライヴだが、演奏されたのは、ほぼ2010年以降の楽曲だった。それについてTAKUYA∞は“過去の曲に頼らず、今の自分たちで戦っていたいんだ”と説明する。彼の言う通り、演奏も詞もますます研ぎ澄まされた6人を見ていると、“今”のUVERworldを体感できたことが、積み重ねてきた歴史を何よりも証明している。さらにTAKUYA∞は“近い将来、今の俺たちが昔の曲をやったらこうなるよ、というライヴをやる”と宣言。会場からはひと際大きな歓声が上がったことは言うまでもない。ライヴのラストを飾ったのは、本当に大切な夜にしかやらないという「MONDO PIECE」。仲間を想う歌詞を噛み締めながら聴く...。彼らと一緒の時代を過ごせることを、改めて嬉しく思うステージだった。
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  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

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