小田めぐみ作詞の歌詞一覧リスト  34曲中 1-34曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
グロリアすぎもとまさとすぎもとまさと小田めぐみ杉本眞人佐藤和豊・すぎもとバンドあたしグロリア 底無しグロリア 酔っぱらったら あんたの負けさ 何があったか 聞かないよ 顔にまるごと 書いてある 神様に すがる前に この腕で 占ってあげる Oh グロリア かなしみはここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか  あたしグロリア おせっかいグロリア なみだを見たら ほっとけないよ つらい恋こそ 人生さ やせた土にも 花は咲く こう見えて このあたしも 心ごと 身体ごと 女 Oh グロリア 今夜も お酒と Oh グロリア 夢見りゃいいじゃないか Oh グロリア かなしみは ここに Oh グロリア 置いてきゃいいじゃないか
最後の桜すぎもとまさとすぎもとまさと小田めぐみ杉本眞人すぎもとバンド桜を見るのは 今年が最後 ジョークにならん 病室の窓 恋人よ 恋人よ 恋人よ 馬鹿な男と 笑ってくれるか 愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前にはまだ 人生がある きれいなままでいろよ きれいなままで  本当は根っから 泣き虫なのに 泣かなくなった 告知の日から 恋人よ 恋人よ 恋人よ どこで涙を 流しているの 愛してるって 言わないからね さよなら言うより 哀しくなるから お前と仰ぐ 最後の桜 笑顔のままでいろよ 笑顔のままで  愛してるとも 言えないままで もうじきあの世へ おさらばするけど お前の旅は まだ終わらない 優しい色で咲けよ 優しい色で…
古い写真井原Sango井原Sango小田めぐみ杉本眞人佐藤和豊寄り添って笑っている さりげなく腕を組んで あの日をおさめたフレームには 今はもういないお前がいる 古い写真優しい眼差しで レンズを見つめる愛しい人よ 古い写真帰ってこいよ あの景色を連れて俺の隣に  お似合いのブラウス着て それとなくめかし込んで あの日をおさめたフレームには 今はもういないお前がいる 古い写真変わらぬ微笑みで セビアの向こうに佇んでる 古い写真片目をつむり あの若さのまま戻ってこいよ  古い写真優しい眼差しで レンズを見つめる愛しい人 古い写真帰ってこいよ あの景色を連れて俺の隣に
この世で一本のバラすぎもとまさとすぎもとまさと小田めぐみ杉本眞人佐藤和豊・宮崎慎二あたしの誕生日は 真冬だから 花なんか ろくにないのさ お金もないって 知ってるけれど あんたお願いよ バラを頂戴 一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ  あたしの誕生日は 真冬だから 華やいだ ドレスもないの これでもお洒落を してきたつもり あんた脱がせてよ 最後の肌を 一本の 一本の 一本のトゲで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 舞い上がらせて 苛立つくらい 女にしてよ ハッピー ハッピー ハッピーバースディ  一本の 一本の 一本のバラで あたしを一晩 幸せにしてよ 一度だけ 一度だけ 一度だけ 綺麗と言って あんたの指で 魔法をかけて ハッピー ハッピー ハッピーバースディ
酒場のレクイエムすぎもとまさとすぎもとまさと小田めぐみ杉本眞人永田エルトン一郎昔行ったことが あるような 場末のひなびた 小さな店で 傷ついたこともある 笑い転げたことも あんたが運命と 知っていた頃 写真はもう見ないで 年をとったのがわかるから 華やいだあたしに 二度と会えなくても 泣かないで 泣かないで 愛しいあんた 旅立つだけさ 天国ヘ  いつも三杯目で 肩を抱き おまえがすべてと ささやきくれた 煙がしみる店の 古いランプの下で あたしは世の中の ルールを捨てた 写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も  写真は嘘つきでも めぐり逢った頃のにして 花なんかいらない 煙草ひとつ添えて 笑ってよ 笑ってよ 愛しいあんた 悪くはないさ 天国も
恋酒場(オリジナル・バージョン)長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高杉村俊博ランプがゆれる 港の店じゃ 沖のかもめが 噂する 帰ってなんて 来るはずないさ こんな北の果て くよくよしたって なみだがでるから 今夜も飲もうか ああ おちょこ酒 湯気(ゆげ)のれん 恋酒場  あいつがくれた かんざしつけりゃ くどき文句も 知らんぷり 今年もカニが 大漁だねと 酒をまわし飲む ほろほろ酔うたび なみだがでるから 朝まで飲もうか ああ 囲炉裏端(いろりばた) 流し唄 寒(かん)の月  くよくよしたって なみだがでるから 今夜も飲もうか ああ おちょこ酒 湯気(ゆげ)のれん 恋酒場
幕間-まくあい-門倉有希門倉有希小田めぐみ浜圭介若草恵くやしいから あたしが歌うのは あんたに捧げる 恨みの唄よ きらめくライトが 消えないうちに 女は夢を 終わりにするのさ 愛は勝つって いったじゃないの 愛しても愛しても あたしはひとり 運命(さだめ)なんか こんな運命なんか… 持って生まれた おぼえはない  かなしいから あたしがまとうのは あんたが好んだ 恨みのシルク 枯れ葉に打たれて 芯まで冷えて あたしは歩く 孤独の果てまで 愛は勝つって いったじゃないの 愛しても愛しても あんたが遠い 運命なんか こんな運命なんか… 命ゆだねた あたしはばか  愛は勝つって いったじゃないの 愛しても愛しても あたしはひとり 運命なんか こんな運命なんか… だけど今でも あんたが好き
長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高この世に生まれたときは みなひとり さびしさに産声 あげるのよ 会いたくて 誰かに会いたくて こらえきれずそっと 歩きだすのよ 雨にも負けず 風にも負けず 愛という傘 広げたままで チムチムチェリー チムチムチェリー 恋しい人へ 飛んでいくのよ チムチムチェリー チムチムチェリー あなたのもとへ たどりつくのよ  そろわぬ編み目を指で ほどくたび 胸板の厚さを 思い出す 今度いつ あなたに逢えるのと ぽかりすきま空けた 心なだめて 雨にも負けず 風にも負けず 愛という傘 咲かせたままで チムチムチェリー チムチムチェリー いとしいひとへ 飛んでいくのよ チムチムチェリー チムチムチェリー あなたの胸に おりていくのよ  チムチムチェリー チムチムチェリー どこまでだって 飛んでいくのよ チムチムチェリー チムチムチェリー あなたの愛に 燃えていくのよ
海を渡る鳥のように天童よしみ天童よしみ小田めぐみ弦哲也夕陽を含んだ 渚の空に 子どもたちの はしゃぐ声 ベンチには 泣き虫だった 面影ばかりが かけ寄るの つまづいて転んだり 嵐にあったり でもね 全部がわたしの人生 海を渡る鳥のように 愛を胸に 生きてゆく 心は純なまま 生きてゆく  光をあしらう 砂浜にたち 鳥はつばさ 広げてる ためらわず ふりむきもせず あしたの旅路を みつめるの 傷ついて嘆いたり 迷子になったり でもね いつかは愛しい人生 海を渡る鳥のように 空の下で 生きてゆく 心は熱いまま 生きてゆく  海を渡る鳥のように 愛を胸に 生きてゆく 心は純なまま 生きてゆく
花巻の女長山洋子長山洋子小田めぐみ武市昌久桜庭伸幸旅立つひとに 背を向けて くちづけなんて できません ああ 汽笛が山を つらぬいて 聞き分けなくす 狼森(おいのもり) 焦がれ果てるか 焦がれ果てるか この花巻で  東京のどこに 夢がある 東京のどこに 愛がある ああ ことばもなくし たそがれに 打たれるだけの 修羅の浜 みだれ尽きるか みだれ尽きるか この花巻で  =わたしゃ外山(そとやま)の 日陰のわらび 誰も折らぬで ほだとなる  汽笛が山を つらぬいて 聞き分けなくす 狼森(おいのもり) 焦がれ果てるか 焦がれ果てるか この花巻で
さいはての陽子氷川きよし氷川きよし小田めぐみ大谷明裕記憶たどれば 津軽のはずれ そっと抱き寄せ あおいだ小雪り きみの面影 地図にして 着いた港の 薄あかり 北の果てにも 朝陽は昇る ひとつ ひと夜の ひぐれうた 心燃やすよ… さいはての陽子  岩木山には 木枯らしばかり 誰も無口な 旅人ばかり 月に三度が 二度になり いつか途絶えた 恋便り 北の果てにも 朝陽は昇る ふたつ ふるさと 吹く 風に 呼んでみるのさ… さいはての陽子  渡り疲れた 海鳥たちも 羽根を休める 竜飛の岬 帰りついたら この胸で 涙やむまで 泣けばいい 北の果てにも 朝陽は昇る みっつ 港の みぞれ雪 今も消えない… さいはての陽子
相生春秋長保有紀長保有紀小田めぐみ宮下健治伊戸のりお旅はみちづれ 夜更けの雨が 苦労承知の 身を濡らす なにがなくとも ああつらくとも 寄り添う命が あるかぎり 泣くな蛇の目の 傘ひとつ  義理につまづき 情けに転ぶ 行けば世間に つきあたる それが憂き世の ああさだめでも あなたの値打ちは ここにいる 惚れたおんなの 目でわかる  こんな私を みつけてくれた こんな大事な ひとだから ぼやき上戸の ああふたりにも 心は連れ合う 相生に けだし夫婦の 花が咲く
星空のロマンス氷川きよし氷川きよし小田めぐみ大谷明裕なみだは ポケットにつめて 行こうか 草笛を吹いて 夕陽に手を振りゃ 案山子も笑う あの娘に よろしくな きみに捧げる 花を咲かせに 僕は 汽車に乗る きっといつかは 星の 星の 星の綺麗な 夜空の下で きみに贈る くちづけは 星空の ロマンス  都会に 季節はないけど 心に 春風吹いたよ あの娘の手紙を 開けばふわり こぼれた さくら草 僕は世界で たったひとつの 指輪 探すから きっといつかは 星の 星の 星の綺麗な 夜空の下で 受けておくれ プロポーズ 星空の ロマンス  きみの幸せ 手土産にして 僕は 帰るから きっといつかは 星の 星の 星の綺麗な 夜空の下で 拭いてあげる その涙 星空の ロマンス
白蓮唐木淳唐木淳小田めぐみ武市昌久伊戸のりお夜更けに咲かせた 花びらは 夜露を受けずに たためない 心変わりの せつなさに 生身の女も ふるえています ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけに 見せたものを いじめないで 闇がゆれる 罪がゆれる 白蓮の花 ゆれているのは あなたでしょう  こんなに愛した ことはない こんなに憎んだ こともない 花は乱れて 散りながら 季節の終わりを 知るのでしょうか ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけにあげたものを こわさないで 花が濡れる 夢が濡れる 裏切りながら 濡れているのは わたしでしょうか  ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけに見せたものを いじめないで 闇がゆれる 罪がゆれる 白蓮の花 ゆれているのは あなたでしょう
愛に壊れて門倉有希門倉有希小田めぐみ樋口スバル夜明けにはまた あんた消えていそうで 深い眠りに おちていけないよ シャワーの音が 雨に変わらぬように 夢の狭間で 小指を噛んだ それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに  日曜のミサ 知らす鐘の響きが 窓のカーテン ふいにしならせる あんたの好きな アールグレイを入れて 黙りこんでた カップに注ぐ それでも男か それでも女か 別れのキスも 上手にできなくて 真っ赤なワインも 最後まで飲めなくて 愛のことばも 言えなかったのに ほどけないよ 愛の鎖を  それでも男か それでも女か 別れのキスも きれいにできなくて 真っ赤なワインも 残さずに飲めなくて 決めたさよなら もてあましては ときめくのさ 愛の名残りに
雪に咲く花多岐川舞子多岐川舞子小田めぐみ岡千秋南郷達也命ひとつを 夜汽車に乗せて 帰る故郷(ふるさと) 雪の町 星もみえない 東京で 咲けないわたしは ほたる草 肌打つ風は いたいけど こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい  雪に馴染んだ 女の夢は お岩木越えれば なみだ雨 愛をなくした ぬけがらに 優しく微笑む 冬すみれ みれんも風に こおるけど こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい  どこで哭くのか じょんから節よ ふぶきに凍える 北の駅 今日は根雪が 閉ざしても 明日は芽を吹く 沈丁花 肌打つ風は いたいけど こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい  こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい
ミスター・ロンリーキム・ランヒキム・ランヒ小田めぐみ杉本真人桜庭伸幸笑っちゃうでしょ 笑っちゃうでしょ あなた あれほどの別れ 演じたのに 受話器からの声 かすれたささやきに 心をもう 止められないなんて  マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー あなたは夢 それともうつつ マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー あなたは罠 それとも涙 暮れかかる渚で うす絹もためらいも 脱ぎ捨てた胸のいたみにくちづけて  本気だったわ 本気だったわ わたし 思い出をすべて ぬり替えても 堕ちてゆきながら たぐりよせた孤独は かなしみより わたしを酔わすから  マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー なぜ会ったの なぜ求めたの マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー なぜ触れたの なぜ愛したの 抱かれても答えに 届かぬと知りながら  ためいきが砂のようにこぼれおちる  マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー あなたは夢 それともうつつ マイ・ミスター・ロンリー おおロンリー あなたは罠 それとも涙 暮れかかる渚で うす絹もためらいも 脱ぎ捨てた胸のいたみにくちづけて
アモーレ・アモーレキム・ランヒキム・ランヒ小田めぐみ杉本真人桜庭伸幸星のカケラをかきあつめ この部屋に灯しましょう いつものように暗闇でくちびるが せつなさをかなしみをけしかけるから  アモーレアモーレ・ミオ これきりと言い聞かせても アモーレ アモーレ アモーレ・アモーレ・ミオ こぼれおちるこのときめき いらだちながらくずれてしまう 今日でこの世が終わればいいのに  強い瞳につらぬかれ 堕ちたまま動けなくなる 青い火花が素肌をかすめていく 一瞬のためにいま生きているのよ  アモーレアモーレ・ミオ 苦しみをもてあそんでも アモーレ アモーレ アモーレ・アモーレ・ミオ 見えない明日またさがして ためらいながらこわれてゆくわ 悪い夢でも醒めずにこのまま  アモーレアモーレ・ミオ これきりと言い聞かせても アモーレ アモーレ アモーレ・アモーレ・ミオ こぼれおちるこのときめき いらだちながらくずれてしまう 今日でこの世が終わればいいのに
縁むすび長山洋子長山洋子小田めぐみ石山勝章山田年秋紅くさやかに 実を結ぶ ここにいるよの ななかまど 胸の迷いは 季節の風に 遠くカモメと飛び立ちました ここが…あなたと 同じ…ふるさと 感じています 縁むすび  都会暮らしの かたすみで 忘れかけてた 故郷言葉 語るあなたの 笑顔のそばで ふいになみだがこみあげました これが…最初で これが…最後の めぐりあいです 縁むすび  背すじのばした 灯台に うそのつけない 青い空 あなたひとりを愛していると 海を見た時つぶやきました いつも…心に ずっと…心に 灯しています 縁むすび
里に降る雪多岐川舞子多岐川舞子小田めぐみ岡千秋南郷達也あんずの枝が 芽吹く頃 帰ってくると 抱いたひと 花もおぼえて 咲く春を あなたは都会で 忘れたか ふるえる肩に 黒髪に 彼岸じゃらくの 雪が降る  あしたの暦 待てなくて かじかむ指で まためくる なんで女に 生まれたと つぶやくそばから 逢いたくて ふるえる肩に 黒髪に 彼岸じゃらくの 雪が降る  心のみぞに 吹く風が ひとりの夜を 長くする 夢も凍てつく この胸は あなたでなければ 熔かせない ふるえる肩に 黒髪に 彼岸じゃらくの 雪が降る
ぬけがら長山洋子長山洋子小田めぐみ徳久広司やせた煙草の 吸いがらを 朝の流しに 捨てにいく 命たたんで あのひとに 女まるごと あげたのが たったひとつのたったひとつの 春だった  嘘を怖がる 男には 夢となみだが 子守り唄 愛をなくした 女には 癒す唄など ないけれど せめて酔わせて せめて酔わせて ひぐれ酒  惚れてちぎれた この恋を 泣いてうらんで 何になる 買ってもらった 手鏡に ばかと小さく 笑いかけ ぜんぶ忘れて ぜんぶ忘れて 眠りたい
夢がらす長山洋子長山洋子小田めぐみ岡千秋おぎゃあと生まれて 地団駄踏んで なんで今頃 恋の春 忘れかけてた こころの火花 咲かすおまえに 惚れたのさ 捨てちまえ 過去なんか 俺が日の出を 見せてやる  流れて一匹 浮き草暮らし ボロも錦の 心意気 肌を射すよな 世間の風も おっとどっこい 跳ねかえせ 泣くがいい 思い切り 俺のでっかい この胸で  この手をはなすな 余所見はするな 信じあうのが ルールだぜ 絆ひとつで 夜明けも近い 啼いて知らせる 夢がらす 幸せを いつまでも 俺はおまえに 灯すのさ
猫とくしゃみとバーボンと長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高ハーバーライトを サカナにしてさ ボトルにカチンと 乾杯するの ようやく自由に なれたんだから 気楽に夢みて 酔いたいわ アララ アララ 猫がキョトンと あたしを見てる 心はピンクの 旅立ちなのに ブルーになったら おかしいね  流行りのビートの ボリュームあげて スリッパ脱ぎ捨て 躍ってみるわ ひとりがこんなに 愉快だなんて 今夜は朝まで 眠らない アララ アララ 猫がクシュンと くしゃみをひとつ いかした女の 記念日なのに ブルーになったら おかしいね  アララ アララ 猫がキョトンと あたしを見てる 心はピンクの 旅立ちなのに ブルーになったら おかしいね
花びら心中長山洋子長山洋子小田めぐみ武市昌久肌に咲いた この花は ゆうべあなたが 噛んだあと ほかの誰かに 抱かれても 燃えない身体に なりました ざんざりら…ざんざりら… くだけ散る 荒波に 裾洗う 鉄砲岬 ここから先は 浮き世を捨てる 月の輪くぐって あゝあなたと 花びら心中  こんなはずじゃ なかったと 胸をまさぐる 濡れ吐息 風に舟底 ゆれるたび 抱きしめあうから またゆれる ざんざりら…ざんざりら… 漕ぎ戻る 櫂もなく 流されて 呑まれる怒涛 あなたとここに 命を置いて 踏み出す波路は あゝいちめん 花びら心中  ざんざりら…ざんざりら… くだけ散る 荒波に 裾洗う 鉄砲岬 ここから先は 浮き世を捨てる 月の輪くぐって あゝあなたと 花びら心中
あずさ川長山洋子長山洋子小田めぐみ小田めぐみ伊戸のりおあの世に届く 川ならば 愛するひとと 渡ります 朝もやの橋に ひとり立ち 心に決めた 梓川 あゝあゝ あなた どこにいるのよ  墨絵ぼかしの 立ち枯れに よりそう影の ふたりづれ ことばなど今は いらないと 水面に投げた 石ひとつ あゝあゝ ひとり 待っているのに  一緒に行こうと 微笑ったが ひとあし先に 着いたのか 流れゆくもみじ 追いかけて 旅立つ鳥は あかね雲 あゝあゝ あなた 連れていってよ
港町カフェ北見恭子北見恭子小田めぐみ大谷明裕伊戸のりお今日もまた来て しまったの 潮の匂いが からみつく 港町カフェ あたしひとりの あゝ 窓際の席 待つわと言った あの日から あんたのせいで 年をとれない 心が暦を 忘れてる 港の花は 摘まれるだけど 鴎よ… 泣かせないで  今日もまた来て しまったの ふたり毎日 おちあった 港町カフェ あたしひとりの あゝ 窓際の席 都会に心 奪われる 鳥でも飛んで いたのでしょうか 便りも途絶えて 二年半 港の恋は うたかただよと 鴎よ… 泣かせないで  待つわと言った あの日から あんたのせいで 年をとれない 心が暦を 忘れてる 港の花は 摘まれるだけど 鴎よ… 泣かせないで
酔いどれ切符北見恭子北見恭子小田めぐみ大谷明裕伊戸のりお今日も心に ふるさとの あかりが灯れば 飲むお酒 つらくたってさ つらくたってさ いまさら帰れる 帰れるわけがない だけどやっぱり はずせぬままの 指輪の傷を なみだが洗う  ぜんぶあたしが 悪いのと 最終列車に 飛び乗った 女だってさ 女だってさ 心に嘘など 嘘などつけないよ だけど上手に 生きられなくて さみしい夜は お酒にすがる  夢の入り口 さまよえば あんたのぬくもり 欲しくなる 惚れてたってさ 惚れてたってさ 二度とは結べぬ 結べぬほつれ糸 だけどいつかは いつかはきっと… 酔いどれ切符 心にしまう 
むすばれたいの長山洋子長山洋子小田めぐみ檜原さとしだってあなたに 似てたんだもの 旅で見つけた クマのキャンドル 愛と願いを 込めながら そっと灯すわ テーブルに 縁むすびになってね この世でひとつの 縁むすびになってね 真心ひとつの 愛を知った大人になって 女は少女になれるのね 目覚めれば恋しくて 泣きたくなっちゃうわ  ほうらとぼけた 面差しなんか あなたそっくり クマのキャンドル わたしの気持ち 知りながら くちづけひとつ くれないの 縁むすびになってね 意地悪しないで 縁むすびになってね お願い笑顔で 恋を知った大人になって 女は少女にかえるのね 好きなのと声あげて 泣きたくなっちゃうわ  縁むすびになってね 素敵なあなたと 縁むすびになってね せつないわたしの 愛を知った大人になって 女は少女になれるのね 恋しくて恋しくて 泣きたくなっちゃうわ
深川恋キツネ長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高伊戸のりお…コンコンきゅきゅ コンきゅきゅ …コンコンきゅきゅ コンきゅきゅ  コンコンおいらは 深川稲荷 下町きっての いなせなキツネ 寄っておいきよ 遠慮はいらぬ 聞いてあげましょ 胸のうち お祈りしなしゃんせ お祈りしなしゃんせ 皆の衆 恋は桃色 江戸の華  …コンコンきゅきゅ コンきゅきゅ  めんめん心を 打ち明けられて あんたもつらいが おいらもつらい 見ればおきゃんな 恋するこの娘 祈るしぐさも あどけなや うっかりしちゃってよ うっかりしちゃってよ 一目惚れ 長いおひげも きゅんとなる  …コンコンきゅきゅ コンきゅきゅ …コンコンきゅきゅ コンきゅきゅ  明けても暮れても 心は惚の字 笑ってくれるな 相棒キツネ しょせん叶わぬ 人待ち奉行 しっぽかくして 拝みたや 両手をあわせてなあ 両手をあわせてなあ ほろりとな 祈る向こうに 江戸の恋風
恋酒場長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高ランプがゆれる 馴染(なじ)みの店じゃ 噂ひろって あつくなる いつかはきっと 帰ってくるさ 惚れた ひとだもの くよくよしたって なみだがでるから 今夜も飲もうか ああ あちょこ酒 湯気(ゆげ)のれん 恋酒場  あいつがくれた かんざしつけりゃ くどき文句も 知らんぷり 今年はもっと いいことあると 酒をまわし飲む ほろほろ酔うたび なみだがでるから 朝まで飲もうか ああ 囲炉裏端(いろりばた) 流し唄 寒(かん)の月  くよくよしたって なみだがでるから 今夜も飲もうか ああ おちょこ酒 湯気(ゆげ)のれん 恋酒場
あの頃のなみだは長山洋子長山洋子小田めぐみ樋口義高はなれた月日を 忘れたような ともだちのメッセージ さりげない声で ふちのかけた カップも ほほ笑んで ここにいる 時はながれて なみだは あたたかくなる ほろにがくなる いとおしくなるはずさ  ふたりで出掛けた 小劇場の いろあせたチケットを はさんだ手帳 借りたままの カセット あの頃の ラブソング 時はながれて なみだは やさしさになる よろこびになる しあわせになるはずさ  借りたままの カセット あの頃の ラブソング 時はながれて なみだは あたたかくなる ほろにがくなる いとおしくなるはずさ  やさしさになる よろこびになる しあわせになるはずさ
ジョーカーすぎもとまさとすぎもとまさと小田めぐみ杉本眞人矢野立美ジャズの音色がふいにとぎれて ゆるいバラードがあたりを包む まだまだ平気と重ねるグラスを 無理しちゃだめだとあんたがとめる  ハアー ジョーカー 笑わせないでよ もう長いこと 近くにいすぎて ハアー ジョーカー いまさらあんたに 優しくされても とまどうだけだわ それでも何だか 心せつないのは ちょっと酔ってる それだけのこと  そうね孤独もうまくなったわ 仲間は器用にしあわせ見つけ 都会の波間にあたしはひとり 漂い疲れて 今夜も眠る  ハアー ジョーカー 笑わせないでよ もう長いことほっといたくせに ハアー ジョーカー いまさらあんたに 優しくされてもすがれやしないわ 強がりふさいだあんたのくちづけ …あたし切り札 切れるでしょうか  ハアー ジョーカー 笑わせないでよ もう長いこと 近くにいすぎて ハアー ジョーカー いまさらあんたに 優しくされても とまどうだけだわ それでも何だか 心せつないのは ちょっと酔ってる それだけのこと
お嫁にもらってね長山洋子長山洋子小田めぐみ水野有平宮崎慎二あつい砂の上で あなたみているだけで あとは何にもいらないわ 心がときめくわ いつも夢をみてる こんなわたしだけれど この愛が届いたら お嫁にもらってね きみの幸せみつけたら いっしょになろうねと 言ったあなたに心から ついてゆきたい 舟がみえるころに 濡れた素肌のままで あなたへと駆けていく わたしを愛してね  ふたりきりの浜辺 星が降るよな夜に そっとわたしを抱きしめて くちづけくれたひと あなただけをみてる 純なおんなだけれど この愛を感じたら お嫁にもらってね きみの幸せ探すよと あなたは言うけれど ずっとおそばにいられたら それだけでいい 好きよ好きよ好きよ あなたせつないほどに 果てしない海よりも わたしを愛してね  お日様が笑ったら お嫁にもらってね
あなただったのね長山洋子長山洋子小田めぐみ水野有平宮崎慎二あなただったのね 胸のいたみは 恋をしてたのね 会ったその日から 出窓の洒落たあのカフェで いまごろ待っているあなた わたしはひとり指輪をはずしたわ 雨がきれたら 雨が途切れたら あなたが好きな ベージュに着替えるの  あなただったのね そっと叱って 愛をくれたのね ずるいわたしなの さえずる鳥に誘われて レースのカーテンあけましょう 日差しのなかに 心が駆け出すわ 肩に木漏れ日 濡れた木漏れ日が おちてもわたし 後ろはみないから
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