峰崎林二郎作詞の歌詞一覧リスト  43曲中 1-43曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さよならの月~小唄入り~岩本公水岩本公水峰崎林二郎美樹克彦南郷達也貫くことが 愛ならば 見守ることも 愛でしょう 春の春のさくらの 言問いの ひとり別れの 橋の上 月に小指を 透かして見れば 紅く流れる 恋の血が  初手はおかぼれ ちょっといいお方 今じゃ好きで憎くて 憎くて好きで なくちゃならない好きな人  出逢わぬころに もどるより 今でも逢えて 良かったと まるでまるで未練が 西東 追って来るよな 川の月 さくらハラハラ 小雪のように 舞って別れの 文を書く  しあわせでした 過ぎました 満つれば欠ける 月のよに 冷えた冷えたくちびる まだ紅く 熱くしびれて 人を恋う たとえ離れて 暮らしていても こころひとつと 誓う月
下町ごよみ羽山みずき羽山みずき峰崎林二郎聖川湧石倉重信うわさ火の粉が 降っても耐えて 人目そらした 恋ひとつ ああ 仲見世 恋しさつらさ お江戸浅草 羽子板市に 甘えぶつける 肩も無い  あなたひとりが 男じゃないと 言えりゃ嘘です 会えぬ夜も ああ 言問い 寂しさつらさ 引いたおみくじ 大吉だけど 好きで会えない 夜もある  絵馬も小鳩も 寒がりだから 我慢比べね 路地灯り ああ 仲見世 切なさつらさ 風の寒さは 下町ごよみ あなた逢いたい もう一度
ひとつ花羽山みずき羽山みずき峰崎林二郎聖川湧南郷達也愛することの 苦しさを 愛することで 知りました どうしてあなたは 誰にでも 微笑みかけるの 優しいの 私一人を 私一人を 愛してください  私のために ひとつだけ 忘れずあなた いて欲しい あの花この花 きれいでも 残しておいてね 真心は 私一人を 私一人を 愛してください  あなたが私の 夢ならば 私はあなたの 花になる あなたのこころに いつまでも 咲かせてください ひとつ花 私一人を 私一人を 愛してください
私のあなた羽山みずき羽山みずき峰崎林二郎聖川湧南郷達也また会える日を 夢見ています ありがとう さようなら 私のあなた 離れていたって 二人はひとつ 涙は見せずに 歩いて行くわ ありがとう さようなら 私のあなた  あの微笑みに すくわれました ありがとう さようなら 私のあなた 冷たい雨の日 傘差しかけた あなたのぬくもり やさしい笑顔 ありがとう さようなら 私のあなた  花咲く春は 必ず来るわ ありがとう さようなら 私のあなた 涙の数だけ しあわせ掴み 笑って会えると 信じています ありがとう さようなら 私のあなた  ありがとう さようなら 私のあなた
あした絆坂美山京子美山京子峰崎林二郎水森英夫竹内弘一春は小さな つぼみに隠れ 冬がひっそり 連れてくる あなた来ますよ ふたりの春も 桜咲く日を 指折り数え これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂  永い人生 雨 風 あらし 辛い苦労は 分け合って たまのけんかも 一本付けて 向かい酒です 注がれて注いで これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂  雪の重さに 折れそな枝も 耐えて桜は 春を待つ 支えられたり 支えてあげて どこか似ている あなたとわたし これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂
面影酒よ美山京子美山京子峰崎林二郎水森英夫竹内弘一酒で未練が 消せない夜は 誰かに甘えて みたくなる 忘れたいのに 注ぐ酒に あなたが浮かんで 憎らしい 面影酒よ  尽くし足りずに 別れたひとの やさしさ強さを 思い出す 酒よ女の さみしさを 分っているなら 止めないで 面影酒よ  こぼれ涙で 別れた人の 名前を何度も 書いて消す おんなひとりで 飲む酒は こころの底まで 沁み透る 面影酒よ
北風酒場長保有紀長保有紀峰崎林二郎四方章人南郷達也北風シュルシュル こんな夜は 誰かのやさしさ 欲しくなる 馬鹿な女と 言われても 心に沁みるわ お酒のしずく も一度あなたに 甘えてみたい  北風シュルシュル 想い出す 死ぬほど愛した あの人は かもめみたいに 飛んでった 涙も涸らして お酒が沁みる 憎めば自分が 惨めになるわ  北風シュルシュル 雨になり も少し飲ませて こんな夜は 遠く霧笛を 聞きながら 心をぬくめる お酒に酔って あなたの面影 忘れてみたい
偲び酒五島つばき五島つばき峰崎林二郎聖川湧石倉重信雨降る居酒屋で おんなの偲び酒 あなたしか愛せない 我が儘ですか 好きです会いたい もう一度 未練をこぼして 注(つ)ぐおさけ 今夜は 恋しい 優しい胸が 酔うほどに…  雨降る居酒屋で おんなの偲び酒 帰らない思い出が 消えては浮かぶ ちいさなアパート 冬の夜 あなたの両手の あたたかさ 今夜は 恋しい 夢見た日々が 酔うほどに…  雨降る居酒屋で おんなの偲び酒 店のすみ一輪の りんどう哀し 心に鍵まで かけたのに 未練の夜風が 呼ぶようで 今夜は 恋しい あなたの声が 酔うほどに…
渡川岩本公水岩本公水峰崎林二郎蔦将包蔦将包届かぬ土手の キシツツジ こころが燃える 渡川(わたりがわ) 母なる川は 幾曲がり 一途にはるか 土佐の海 好きで 好きで なのに別れた あれから五年 今でも私 咲いていますか あなたの胸に  荒れれば沈む 沈下橋(ちんかばし) 晴れれば笑みの 渡川 二人であの日 見た景色 変わらず今も 美しい 遠く 遠く 過ぎた想い出 この川のよう 今でも涸(か)れず 流れていますか あなたの胸に  流れる川に この指で あなたへ手紙 書きました 昔をいつか 振り返り たたずみ泣くか 渡川 いつか いつか あなたのそばに 届けと祈る 夕陽の中で 隣に見ている ふたつの影を
紅いサルビア桐山純一桐山純一峰崎林二郎四方章人川端マモルじっとしてろと 叱っても 軽い風邪だと 無理をする 紅いサルビア 日照りの道に 揺れて咲いてる 微笑むように おまえみたいな 愛しい花だよ  夢を一緒に 見させてと 安いおもちゃの 指輪して 愚痴も言わずに 尽くしてくれる 俺に賭けたと はにかむおまえ 紅いサルビア かわいい花だよ  なぜか照れ屋で 赤くなる いつも小走り 付いてくる そんなおまえの 仕草が可愛い そばでいつまで 咲いてて欲しい 紅いサルビア 可憐な花だよ
俺らしく桐山純一桐山純一峰崎林二郎四方章人川端マモルさくらはさくらの 花がいい ゆりにはゆりの 花が合う 決まっているのさ 初めから 自分らしく 俺らしく 人には似合った 花がある 自分の花を 咲かそじゃないか  背伸びはしないで 見栄張らず 身幅を変えず 無理をせず 隣りと比べて 何になる 自分らしく 俺らしく 借り物ではない ただひとつ 自分の夢を 咲かそじゃないか  他人に越されて 嘆かずに 歩幅を変えず 淡々と 休まず腐らず 振り向かず 自分らしく 俺らしく 咲く日は必ず きっと来る 自分の明日を 信じて歩く
男の冬唄石塚ひろし石塚ひろし峰崎林二郎四方章人竜飛 下北 白神 岩木 北行く男の ひとり旅 都会ぐらしの 勝ち負け忘れ 五能線から 岬の夕日 こころが溶ける 冬の旅  雪の津軽は ストーブ列車 スコップ三味線 焼きするめ 出稼ぎ帰りか じょんから節の おやじ陽気に 酒酌み交わす こころが和む 冬の旅  遠く海鳴り 聞こえる居酒屋(みせ)で ひとりでしみじみ 酒を酌む 都会ぐらしの 淋しさ忘れ 誰が唄うか 津軽のよされ こころが満ちる 冬の旅
放浪舟石塚ひろし石塚ひろし峰崎林二郎四方章人旅の居酒屋 グラスを漕げば こころ小舟よ 何処へ行く 胸に未練の 寒風(かぜ)を抱き 明日は竜飛か 下北か 行方定めぬ 放浪舟  酔って昔に 帰れるならば 外は吹雪が 吠(な)く夜更け 砕く思い出 冬の海 明日は津軽か 白神か ひとりあてない 放浪舟  遥か沖には いかつり船の 灯りボンヤリ 目に沁みる おれを許せと あやまれば 無理は止してと あのひとの 声がするよな 放浪舟
風の男氷川きよし氷川きよし峰崎林二郎桧原さとし丸山雅仁風がこの世に あればこそ 花もそよいで 実をむすぶ 生きる厳しさ 笑顔でかくし 風は幾山 越えてきた 咲かせた仕事を 誇らずに 遥かに笑う 風の男  雲が流れる 茜空 ついて来るかと 風が呼ぶ 追えど届かぬ 情けの人の 広きこころと その深さ 夢追いながらも また夢を こころも熱き 風の男  人が気付かぬ 振り向かぬ 谷のさくらの 潔さ それをしっかり 探せと叱る 風に私心も 見栄も無い 高きにありても温かく なお夢うたう 風の男
女の錦秋大石まどか大石まどか峰崎林二郎桧原さとし伊戸のりお女は咲いて 花になる 男は光る 月になる いのち懸け 恋をして あぁ燃えた日々 愛の名残り 胸に秘め 添えきれぬ ひとなら潔く 燃え盛る東山 比叡おろしが 錦に染め上げて なみだの川に 面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 紅をさす  女は流れ 川になる 男は積んで 山になる 散る紅葉 身を焦がす あぁ恋のよに 思い切れぬ ひとだから 別れると 悲しいうそをつき 消えかけたこの恋よ 比叡おろしに 愛しくまた燃えて なみだの川に面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 乱れ舞う  燃え盛る東山 比叡おろしが 錦に染め上げて なみだの川に面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 紅をさす
越冬の酒石塚ひろし石塚ひろし峰崎林二郎四方章人川端マモル海鳴り 漁火 浜酒場 別れのつらさ 身をせめる 空けた徳利(とくり)を 確かめながら 注げば涙の ああひとしずく 沁みる心に 越冬の酒  会いたさ 愛しさ 捨てきれず 酔うたびいまも また浮かぶ ばかだばかだよ ほんとに俺は お前ひとりを 残して故郷(くに)に つのる愛しさ 越冬の酒  くちびる 黒髪 薄い肩 面影胸に 抱いたまま 帰りたいのに 帰れぬ意地が 酔えばひと哭き 汽笛が咽(むせ)ぶ 春へ乗り継ぐ 越冬の酒
祝い餅石塚ひろし石塚ひろし峰崎林二郎四方章人川端マモル門出めでたい この良き日 星の数ほど ついた餅 明日は浮世の 荒波越えて 苦労話は こころの持ちで そっとくるめと 祝い餅  子持ち孫持ち しあわせに 誰も親なら 夢にみる 器量気立ては 母親ゆずり 丸いこころで 千歳の縁(えにし) 包み込めたる 祝い餅  晴れて似合いの 夫婦(めおと)雛(びな) 富士にさくらの 艶やかさ 福よ咲け咲け 若木の枝に 愛の箸もち ふたりでちぎる 鶴と亀との 祝い餅
おかえり…ただいま梓夕子梓夕子峰崎林二郎宮下健治伊戸のりお夕焼けは 夕焼けは 母のほほえみ あたたかな やすらぎの 色に溶け 家路いそぐか 子供たちの声 思いは溢れ 風にちぎれる あー はるかな遠い 遠い星よ あー さみしさにひとり 負けないけれど ほんの少し 涙を下さい 忘れはしない ああ あのひとが… おかえりなさい…ただいま  海鳴りが 海鳴りが 胸に沁みます 戻りたい 戻れない 恋ごころ 過ぎた月日は 消えてゆくけれど 思いは熱く 今も醒めずに あー はるかな青い 青い海よ あー 強がりな私 私だけれど ほんの少し 涙を下さい 忘れはしない ああ あのひとが… おかえりなさい…ただいま ただいま
椅子丘みどり丘みどり峰崎林二郎花岡優平川村栄二ママ 私の椅子が 迷子です ラッシュアワーの 帰り道 人ごみの中 探しています ママ 私の椅子が 見つからない 裏切られて 傷ついて ボロボロに どこかで 迷ってる 生きる勇気を 与えてくれた 希望という名の 希望という名の椅子が あの日あんなに 輝いていた 希望という名の 希望という名の椅子が Wow…Ha…  ママ 昨夜(ゆうべ)は椅子の 夢を見た ビルの谷間の 夕暮れの ショーウィンドウに 映っていた ママ 私の椅子が 顔のように 哀しそうに 寂しげに 見つめてる どこかで 迷ってる もっと強くと 力をくれた 希望という名の 希望という名の椅子が あの日あんなに 輝いていた 希望という名の 希望という名の椅子が Wow…Ha…  ママ 私の椅子が 迷子です あの日あんなに 輝いていた 希望という名の 希望という名の椅子が Wow…Ha…
祈り河ララバイ丘みどり丘みどり峰崎林二郎花岡優平川村栄二都会は夢の 切り株ばかり 羽根をやすめる 枝もない あしたをあきらめ 生きるのは きっと死ぬより つらいはず 泥にまみれて 汚れていても ああ… のぞみ捨てずに 祈り河  夜更けに聞いた あの水音は 夢にはぐれた ため息か 自分をあきらめ 生きるのは きっと死ぬより つらいはず 流す涙が 涸れ果てるまで ああ… 今日も流れて 祈り河  つまづき泣いて 傷つき別れ 裏切られても 信じたい 濁った都会の 河だって ネオン映して 美しい 星は今夜も 見えないけれど ああ… 明日はしあわせ 祈り河
何度も何度も~母への想い~丘みどり丘みどり峰崎林二郎花岡優平川村栄二おかあさん おかあさん 生んでくれてありがとう おかあさん おかあさん 心配かけてごめんなさい  アジサイの花咲く頃 並んで母と 歩きたい 海を見下ろす ふるさとの道 幼かった あの時のように 母はきっと 私に何度も 話かけることでしょう 昔のままの 同じ口調で やさしく ほほえみながら 何度も 何度も  おかあさん おかあさん いつも笑顔ありがとう おかあさん おかあさん わがまま言ってごめんなさい  コスモスの咲く頃 一日 母の その髪を 櫛でやさしく 梳かしていたい 幼かった あの時のように 母はきっと 私に何度も 話かけることでしょう 白髪も少し 増えた横顔 静かに 振り返らせて 何度も 何度も  おかあさん おかあさん 生んでくれてありがとう おかあさん おかあさん 心配かけてごめんなさい ごめんなさい
女蝉佳卓佳卓峰崎林二郎大谷明裕南郷達也夏の夜更けに鳴く蝉は 惚れた男を 捨てて泣く 蝉がその殻 割るように するりと愛を 脱ぎ捨てて 女は何度も 生まれて変わる 愛を 愛を着換える 女蝉  愛の小枝を 見つけては 想い焦がれて しがみつく 蝉が梢で鳴くように つくすつくすと さんざ泣き 女は何度も 止まり木換えて 醒めりゃ 醒めりゃ飛んでく 女蝉  燃えて短い その恋は 蝉が七日の 似たいのち 数えきれない 恋をして けれど最後に 泣くときは 女はこころに 秘めてるひとの 胸で 胸で泣きたい 女蝉
一の糸市川たかし市川たかし峰崎林二郎幸耕平伊戸のりお「一の糸」がいのちなら、女は恋がいのちです。  死ぬか生きるか 決めた恋 こころを盗んだ その響き 三味のいのちは 一の糸 分りますとも あなたの情け 別れを告げずに 夜汽車に乗れば 胸を揺さぶる 胸を揺さぶる ああ一の糸  添えぬさだめの あのひとが 肩先揺らして 三味を弾く 叩く押さえる また叩く 熱く今でも またよみがえる あなたが弾いた 縁(えにし)の糸が つらく揺さぶる つらく揺さぶる ああ一の糸  夢にはぐれた 幻の 未練の涙か 三味が泣く たとえ短い しあわせも 忘れたくない 忘れはしない わたしにとっては いのちのような 思い揺さぶる 思い揺さぶる ああ一の糸
春待坂梓夕子梓夕子峰崎林二郎宮下健治丸山雅仁たとえ人生 北向きだって 耐えて待ちます 遅い春 心配かけます おとうさん 苦労七坂 笑顔で越えて いつかしあわせ つかむまで 春待坂は 夢見坂  雪の重さに 折れそな小枝 しがみつくよに 咲くつぼみ 守ってください おかあさん 苦労七坂 八つで起きて 冬の寒さが なごむまで 春待坂は がまん坂  たったひとつの 望みがあれば 人はあしたを 生きられる 支えてください ねぇ あなた 苦労七坂 笑顔で越えりゃ 一生一度の 春がくる 春待坂は 夢見坂
人生お宝節梓夕子梓夕子峰崎林二郎宮下健治丸山雅仁ハアァア~ アアア~ 富士の山ほど 噂はあれど いまだ実らぬ 恋ばかり 幸福招来 大吉福寿 気立ても器量も ふた親ゆずり 千両 万両 歌にいのちを あい賭けまして 一所懸命 つとめます つとめます ハア  ハアァア~ アアア~ 運は天から 授かりまする 笑う門には 福来る 先客万来 満願成就 支えてくれてる 人こそ宝 千両 万両 さてもみなさま お宝節を 北の国から 南まで 南まで ハア  ハアァア~ アアア~ いつか会いたい 宝の山で 鶴は千年 亀万年 一日三度の 米より好きで しっかり覚えた お宝節を 千両 万両 声を限りに 日の本一に 抱えきれない 福を呼ぶ 福を呼ぶ ハア  千両 万両 歌にいのちを あい賭けまして 一所懸命 つとめます つとめます ハア
木曽恋がらす丘みどり丘みどり峰崎林二郎影山時則伊戸のりお今日は妻籠(つまご)か 奈良井(ならい)の宿(しゅく)か 仰ぐ御岳 涙でかすむ 惚れていながら 木曽恋がらす 夜更け木枯らし 聞くたびに 千里いとしさ 千里いとしさ 駆けめぐる  会って行(ゆ)きたい 会わずに行(ゆ)こか 摘んだ野菊を 似てると言った 忘れられない 木曽恋がらす 木曽の桟(かけはし) かずら橋 ほどく未練が ほどく未練が また絡む  わたし惚れれば 傷つくひとが なんでなれよう 不器用な性質(たち)で 未練断ち切り 木曽恋がらす 馬籠峠は 七曲り 後ろ髪引く 後ろ髪引く 鳥の声
安房の女房西川ひとみ西川ひとみ峰崎林二郎四方章人伊戸のりおやさしいことばも 掛けずに別れ 荒れた沖見て こころがさわぐ 安房の女房は 身が細る 大漁いわしを 干し場に並べ 紅を忘れて 祈る無事  海が時化れば 何にもいらない。 無事が一番、 あなたのいのちが 私の宝です  漁師のとこには 死んでも行くな 言った漁師の あなたに嫁ぎ 海のしあわせ 知りました 波の数ほど 苦労をかぶり 私しゃ女の 舟を漕ぐ  生まれは九十九里 黒潮育ち 度胸根性が ふたりの意気地 天日潮風 浴びながら 深い味ある いわしのような 篤(あつ)い情けの 夫婦仲
春の北岬走裕介走裕介峰崎林二郎船村徹いのち支える 小枝をくわえ 雁(かり)が飛び立つ 北岬 遠く旅して ふるさと目指し 帰り着けずに はぐれた枝が 白く哀しい 春の浜  遥か波間を 小枝で休み 雁(かり)は渡って 行く北へ 昔小枝で 湯船を焚いて 冬鳥(とり)の想いを 慰めたとか 情けしみじみ 北岬  君が待ってる あのふるさとを 越えて行くのか 冬鳥(とり)達は 夢のひと枝 花咲く日まで 今は帰れぬ ああつらいけど 思い重ねる 北岬
故郷恋々走裕介走裕介峰崎林二郎蔦将包かあさん田舎は もう雪ですか 今年は足が 痛みませんか 勤めて帰る 秋の夜に 風にめくれる 駅のポスター 帰りそびれた ふるさとの文字 母を思って 何度も詫びる  あのひと変わらず 元気でしょうか 一人で今も いるのでしょうか 吹雪に濡れた 黒髪の 香り懐かし 甘くやさしく もしかそれとも 静かな夜は 子守唄など 歌ってますか  とうさん働き 過ぎてませんか 無口な酒は 変わりませんか いつもの店で とうさんの 地酒見つけて 酔ったしみじみ 親に背いて 出て来たはずの 北のふるさと 恋しい今は
カトランの薔薇角川博角川博峰崎林二郎岡千秋前田俊明風は木枯らし ニコライ坂を 落ち葉集めて 冬仕度 冬仕度 今も帰りを 待ちながら 愛を忘れた 紅を引く 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ  たった一枚 薔薇の絵残し 消えたあのひと 憎らしい 憎らしい 鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 冬を越すたび カトランの 真っ赤な薔薇が 紅を増す  鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ 似たルージュ
しぐれ橋角川博角川博峰崎林二郎岡千秋前田俊明揺れる吊り橋 小走り駅に 傘を差す手の 重たさつらさ 待てばじらされ 別れは早い ひと夜限りの 迎えの汽車は こころ乱れる しぐれ橋  昨夜(ゆうべ)夢では 炎と燃えて 醒めたふたりを 鏡に映す 冷えた指先 あなたの胸に そっとしのばせ 情けをさがす 朝はなみだの しぐれ橋  あなた似合うと 選んだ紬 素肌通せば 愛しさつのる 惚れたおんなの 未練でしょうか 連子窓(れんじまど)から 見送る背中 名残り切ない しぐれ橋
火縁長保有紀長保有紀峰崎林二郎中村典正南郷達也あなたとわたしの 縁(えにし)をひねり 炭にくべれば 炎と燃える そうよふたりは 火の縁 燃えて燃えて 窓に降りつむ 雪より白い 灰になるまで 愛したい  出逢った時から その身を焦がす ほたるみたいな 二人の運命(さだめ) そうよふたりは 火の縁 青く青く 惚れたあなたと いのちを燃やし 燃やし尽くして 愛したい  燃えてはやせてく さくらの炭を ふたり似てると あなたが笑う そうよふたりは 火の縁 熱く熱く ともに花咲き 夢見たいのち 全て忘れて 愛したい
心ひとすじ大月みやこ大月みやこ峰崎林二郎徳久広司丸山雅仁心だけあなた くれますか 他になんにも いりません ああ 心ひとすじ ああ 重ねた月日 別れかなしい 未練の雪が ほほのなみだを やさしくかくす  心だけあなた 暖めて ひとつ願いが かなうなら ああ 心ひとすじ ああ つくしたひとよ 酒で溶けない 思いの丈(たけ)が 胸に溢れて 芯までしみる  心だけあなた 抱きしめて いいの添えない 運命(さだめ)でも ああ 心ひとすじ ああ 燃やした命 明日(あす)の別れを 見送る雪が 肩にこぼれて 儚く消える
これからもふたり大月みやこ大月みやこ峰崎林二郎徳久広司丸山雅仁何年ぶりかしら あなたとふたり 列車に揺られて 旅するなんて 差し向かい いいものね お酒でも 飲みましょう これから先も 助け合い 歩いてゆきましょう ゆっくりと  流れてゆく時間 ふたりで歩く 色づく山々 紅葉(もみじ)の路(みち)を 久しぶり つないだ手 なぜかしら ときめいて 照れてるあなた 愛しくて 思わずほほえむ わたしです  ふたりの人生は 各駅停車 しあわせ探して 旅して来たの 窓の外 流れ往(ゆ)く 景色でも 見るように よろこびそして 悲しみも いまでは絵はがき ふたりには
愛の歌売り秋元順子秋元順子峰崎林二郎花岡優平櫻庭伸幸私は愛の歌売り 今日も夜更けの酒場で 愛を待つ人に 生きる歓びを 甘いささやき ときめき 愛のケーキのひとかけ 分けて聞かせましょ そして酔わせましょ 一口試せば すべてが そう変わるから こころもとろかす 蜜の味 さあさあ あなたも 不思議な愛を  私の好きな言葉で ステキな愛を歌おう 燃えて美しく いつか終わるけど 甘いささやき ときめき 愛のケーキのひとかけ 分けて聞かせましょ そして酔わせましょ ワインやバラでは あなたは きっと癒せない 愛する人生 歓びを 夢見て欲しいの 愛こそいのち  愛する人生 歓びを 試して欲しいの 愛こそいのち
文鳥岩本公水岩本公水峰崎林二郎田尾将実蔦将包可愛がってた あの文鳥が 籠から突然 逃げました 愛しいあなたの 面影消えた 離れてなおさら 想いが増すの あなたのそばで すごした日々の しあわせ今も 忘れられない ひとりで笑い 暮らせるよりも 泣いてもふたりで 暮らしていたい  静かになった とりかご見れば ためらいながら 春が射す 逃げた小鳥を うらむのやめて 逃(にが)した自分を 責めてる私 ひとりぼっちの さみしい部屋に 鳴いてはいつも 愛をつないだ 耳を澄ませば 千代千代千代と 私を呼ぶ声 聞こえる今も  あなたのそばで すごした日々の しあわせ今も 忘れられない 耳を澄ませば 千代千代千代と 私を呼ぶ声 聞こえる今も
雨の夜汽車池田輝郎池田輝郎峰崎林二郎水森英夫前田俊明長岡(ながおか)駅から 寺泊(てらどまり) 乗換駅は 始発駅 雨模様 窓の向こうに 君の影 そんな筈ない ひとりの旅は 遅くはないない 遅くない 雨の夜汽車は 十時発  線路の軋(きし)みか つぶやきか しぶきにむせぶ 旅の駅 町あかり あんな愛(いと)しい 女(ひと)なのに どうして別れた ばかだよ俺は 遅くはないない 遅くない 雨の夜汽車は 闇の中  三条(さんじょう)過ぎれば 弥彦線 終着駅は 海の駅 風のまち きっと逢えると 信じてる 放しはしないさ 両手に抱いて 遅くはないない 遅くない 雨の夜汽車は もう近い
風海峡前田有紀前田有紀峰崎林二郎榊薫人南郷達也風が泣きます 波が泣きます ひとり私も 泣いてます 竜飛岬は 風の海 胸の日記は 閉じたのに 消えぬおもかげ あの笑顔 さようなら すきでした 風の海峡  とまどいながら つまづきながら ふたり夢みた 東京で 書いて消しては 信じてた 愛のページの 二年半 白くポツンと 凍て鶴が 渡れずに 鳴いている 風の海峡  岬回れば 風もやわらぎ 遠くかすかに 光る春 あなた切ります この髪を 恋し一筋 黒髪を 変えて翼に 生きてゆく ありがとう 泣かないわ 風の海峡
無法松・小倉春秋佐伯一郎佐伯一郎峰崎林二郎佐伯一郎伊戸のりおそーら! どいた どいた どいた 小倉の松五郎を知らんのか ヨーッ オリャーッ  酒だ喧嘩だ! 荒くれ者んだ 何処のどいつだ! 文句があるか! 親を知らない 母恋草が 度胸根っこで 身を咲かす 小倉名代は 小倉名代は 無法松  冬の玄海 北風受けて 車引く手に 涙か汗か 唄う追分 名残りの月に 胸の未練が 泣き止まぬ 男心が 男心が 千切れ飛ぶ  義理が七分で この恋三分 奥に仕舞った 男の意地が 成らぬ恋とは 分かっちゃいても 想い切れない 松五郎 たたく太鼓の たたく太鼓の あばれ打ち
向島・夕立ち荘牧村三枝子牧村三枝子峰崎林二郎花岡優平伊戸のりお遠い稲妻 降る雨に 胸の赤い血 騒ぎます 今ごろあなたは 言問橋を 渡り始めて いるでしょう 泣いたそばから すぐ咲く笑顔 おまえの涙は 夕立ちと あなたはからかい のぞきこむ 花火の帰りの 別れ道 雨に忍んで 向島 駆けて落ち合う 夕立ち荘  胸を裂くよな かみなりも あなた待つ身は 静かです 不幸ばかりが よく似たふたり 縁が結んだ 丸い仲 酉の市から 帰りの寒さ 屋台のお酒で 暖めた あなたに出逢った 幸せは わたしにとっては 宝です 過去はすっかり 雨に消し ふたり旅立つ 夕立ち荘  濡れるほどでは ない雨なのに 人目を忍んで 開く傘 知らない町でも ふたりなら 世間の噂(かぜ)にも 耐えられる 晴れて陽も射す 向島 虹も二重に 夕立ち荘
王将一代佐伯一郎佐伯一郎峰崎林二郎佐伯一郎伊戸のりおたった一寸 小さな駒に 男五尺の いのちを乗せる 浪速根性 どろんこ将棋 暴れ飛車だぞ 勇み角 意地を通して 泣かせた駒に 詫びる三吉 誰が知る  長屋暮らしの しがない身でも 何時か王将 夢みるふたり 冷えた小鍋の 豆腐のくずを 笑顔ですくう ああ小春 俺の宝は おまえと将棋 生きるつらさを かみしめる  星が流れる 東の空へ 明日は勝ちたい でっかい将棋 運は引き寄せ この手でつかめ 淀の流れが 渦を巻く 義理の重ね着 ずっしり重く 坂田三吉 月を見る
島の恋唄日高正人日高正人峰崎林二郎岡千秋桜庭伸幸エンヤホー エンヤホー  晴れた海には トビウオ飛んで 入り江の春に 虹が立つヨ 島の暮らしは エエ 男をためす 波が鍛えて かわいがる 浜じゃ 女がヨ エンヤホー エンヤホー ほら胸こがす  あいつのフェリーが 水平線から 都会の便り 積んで来るヨ かわいあの娘も エエ 素顔に戻り 浴衣姿の 里帰り 年に一度のヨ エンヤホー エンヤホー ほら夏祭り  あれは灯台 岬のはずれ しあわせ色の 月も出たヨ 山が父なら エエ おっかん海で 若い二人は 同い年 切れぬ縁だヨ エンヤホー エンヤホー ほら島育ち
長良の萬サ石川さゆり石川さゆり峰崎林二郎石田光輝馬場良出がけ半升 上がって二升 長良の萬サの 仕事酒 土手のさくらが ほころぶ頃は 春にこがれる 五月鱒 夜明け間近の 一番川に 胸までつかって 胸までつかって  エイ! 竿を振る 竿を振る  (セリフ)「生まれついての 川漁師や 川の顔みりゃなんでもわかる 川の自然のまんまがええんや なぶるとあぶのうなるんや なぶるとあかん なぶるとあかん」  二間四尺 段巻竿は 長良の萬サの 夢を釣る 釣れば暴れる 世話など焼かす 鮎はおなごと よく似てる きつい雪水 船などいらぬ 無理と竿とが 無理と竿とが  エイ!あればいい あればいい  川の獲物は 授かりものよ 縁と運との 宝もの 女房おまえに 釣られた俺が 長良ひとすじ いのちひとすじ  エイ!さかな釣る 夢を釣る 
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