詩人

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
編曲:渡辺俊幸
発売日:2022/06/01
この曲の表示回数:12,373回

詩人
桜日和の火点し頃の
メトロ駅前歩道橋の陰
詩人は独り詩集を並べ
静かに本を読み耽っていた
そぞろに過ぎてゆく若者達
それぞれの悩みを胸に秘めて
流行りのサルトルそしてボーヴァワール
遠ざかるシュプレヒコール
今夜も君は来ないと思う
明日も多分君は来ないだろう
青春は無慈悲に過ぎ行くもの
あの日風は熄(や)んでいた

僕は詩人の本を手に取る
すると彼は不思議なことを言う
持って行くのは構わないけど
折角だがこれは売り物じゃ無い
この歳でまだこんなことをしている
自分を嗤(わら)いながらここに居たいんだ
蘇るセヴィチック・カイザー・パガニーニ
遠ざかるヴァイオリン
今夜も同じ夢を見るだろう
明日もきっと同じ夢を見る
青春は無慈悲に過ぎ行くもの
あの日気づかなかった

彼の詩集にこんな言葉が
照れくさそうに綴られていたよ
「君の名前を教えて
仲良くなりたいんだ」

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

リアルタイムランキング更新:04:00

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. 国境の町
  3. ライラック
  4. 女のかぞえ唄
  5. はいよろこんで

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×