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  • さかいゆう
    “本当の自分”にアクセスできるツール。
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    さかいゆう

    “本当の自分”にアクセスできるツール。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回が最終回です。綴っていただいたのは、収録曲「 アイのマネ 」にまつわるお話。時折、夢と現実があやふやになる自身が、それらを分ける唯一の方法とは。そして、自身にとっての音楽とは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 昔から独りが好きな子ども、 というより、一人じゃないとやりたい事が何にもできないな、と考える子どもだった。   そして、時折、夢と現実があやふやになる感覚、それは今も続いている。 空を明らかに飛ぶ事ができるし飛び方も色々ある。 夢の中で夢だと気づいた事がないゆえに、夢もまた現実と全く同じように過ごす。 それはもはや、もう一つの現実で、完全にパラレルワールド。   ただ、自分にとって、夢と一応現実と言ってる状態を分ける唯一の方法は、空を飛ぶか飛ばないかだったりする。 今、これを書いている時に、不思議と空を飛べる気にはなれないが、夢の中では完璧に現実として空を飛んでいる。   僕にとってはfantasyの世界もまさに現実であり、寧ろ、今この、モノを書いている時間を過ごしている現実の世界の方が、なんとなくしっくり来ないような不可解で不自然で不快な出来事が多く、 はたして本当に現実なんだろうか、なんて途方に暮れる事もある。   それぞれにそれぞれの全く異なる世界に生き、 それぞれが思う自分像を演じ、一応の法律や常識や空気で、 なんとか誤魔化しながら同じ世界で共存している、ような気がする。 それは、何かの真似事に近い。   僕にとって音楽は、この、真似事でなんとか過ごそうと努力している“本当の自分”にアクセスできるツールとも言える。   美しい音楽に触れた時、頭ではなく心や魂が喜ぶ。 自分の歌や演奏も然り、奏で歌いながら、同時にリスナーでもある。 あの感覚がほんの少しでも欲しくて音楽を止められないでいる。   今まで、「愛は微熱」「愛の出番」など、 愛という言葉の意味を正しく理解できているとも到底思えない自分が書いてきたが、 愛に似たような感情や行為は一応理解しているつもりだ。   いつも愛について書く時は、また何らかの真似事をしようとしている本当の自分に問いかけてみる。   お金と愛、演じている自分、自分探し、凡庸なテーマではあるが、この曲の作詞は楽しかった。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 アイのマネ 」 作詞:さかいゆう 作曲:Shingo Suzuki・さかいゆう ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/03

  • さかいゆう
    現実と夢の間に橋をかける。
    現実と夢の間に橋をかける。

    さかいゆう

    現実と夢の間に橋をかける。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 Gotta Get Up feat. magora 」にまつわるお話。自身にとって作詞とはどんな行為なのか、改めて向き合ってみたときに、しっくり来た答えは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 とにかく楽しいL.A.でのCo-Writeセッションだった。 Justinのスタジオはロサンゼルスの街を見下ろす丘の上にあり、 L.A.の吸い込まれそうな青空に近くて、こんな場所で暗い曲を書くなんてできっこないと感じるほどだった。 そして生まれたのがこの曲のメロディとトラック。   普通のパーティーソングにするか、メッセージソングにするか。 これまでの自分の作詞作業を見つめ直すモードになり、 自分にとって作詞とはどんな行為なのか? を考えた。   一番しっくり来た答えが、 僕にとって作詞とは、「現実と夢の間に橋をかけるような行為」だった。   作詞をするにあたり、VOCALの相方を務めてくれたMAGORAこと山ちゃんからも、 最近思っている事や、このトラックから想起する言葉たちをランダムに出してもらい、気持ちを一つにした。 出来上がった歌詞はパーティーチューンにしてはかなりシリアスな内容になった。   自分の外側で日々起こっている出来事は、全部抱えるには大きすぎるし、 部分的に抱えるのも誤解が多すぎ、その価値判断はニュースや他人からの情報に頼る他ない。   その中でミュージシャンは何ができるだろうか。 何を歌おうか、歌うべきか、そんな日々のボヤキから生まれた楽曲。   単なるパーティーソングではなく、 今の世の中に目を向けた、重力をしっかり感じる歌詞にしたくて、 自分たちなりの“POLITICAL PARTY SONG”になったと感じている。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 Gotta Get Up feat. magora 」 作詞:さかいゆう・magora・Justin Gray・Anita McCloud 作曲:さかいゆう・Justin Gray・Anita McCloud   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/02

  • さかいゆう
    僕をミュージシャンにしてくれた街。
    僕をミュージシャンにしてくれた街。

    さかいゆう

    僕をミュージシャンにしてくれた街。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 PASADENA 」にまつわるお話。L.A.での楽曲制作期間に生まれたというこの歌。現在に通じる、20年以上前の懐かしい記憶とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 Pasadena。その昔、1年間住んでいたロサンゼルスの街。 想像していたよりも静かで、それまで2年間住んでいた東京よりもずっと時間がゆっくり流れていた。   昨年夏、L.A.で1週間ほどの楽曲制作の期間をもらい、 この「Pasadena」はその時のCo-Writeセッションで生まれた楽曲。 ノープランでL.A.での制作に臨み、 現地の陽の光と潮風を受けながら懐かしさと新しさが感じられる曲を書けたらと考えていた。   住んでいた当時の記憶が20年以上の時を経て、 まさに、懐かしいような、でも何か新しい物語がまた始まるような感覚を覚えた。   当時は「金ない」「友いない」「英語喋れない」。 これに加えて決定的だったのが、「楽器も弾けない」だった。 ボーカリストとして楽器が弾けない上に友達もいなければなんの音楽活動もできない。 唯一、僕にあったもの、それは、「時間」。   既に22歳になっていた僕は、キーボードを購入し、なんの前触れもなく独学我流で練習し始めた。 そのキーボードだけが会話のできる親友だった。 譜面も読めない、音楽理論など何も分からない僕は、 とにかく聴こえてくる好きな音たちを片っ端から耳コピする事に夢中になった。   そののめり込み様は、 まるで小学生の頃に夢中になった天文学さながら。 好きで日々聴いている名曲たちの秘密が少しずつ明かされていく快感に日々酔いしれた。   気づけばDOWNTOWNのストリートで、曲を覚えてはそれを一人弾き語りで披露していて、 そのスタイルは、今の自分にも通じる原型となった。   Pasadena、僕をミュージシャンにしてくれた街。 僕が感じたカリフォルニアの空気や景色をこの曲から感じていただけたら幸いです。   年始のL.A.火事、Pasadenaあたりの映像もニュースに出て来てとても心配した。 心よりお見舞い申し上げます。   また訪れたい美しい街、僕の第二の故郷Pasadena。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 PASADENA 」 作詞:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher 作曲:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/01

  • さかいゆう
    さて、“愛”はどう感じることができるのでしょうか?
    さて、“愛”はどう感じることができるのでしょうか?

    さかいゆう

    さて、“愛”はどう感じることができるのでしょうか?

     2021年5月12日に“さかいゆう”がニューアルバム『愛の出番 + thanks to』をリリースしました。CD2枚組でリリースされる今作。『愛の出番』と題されたCD1は“愛”がテーマの作品集。CD2の『thanks to』は今年1月にアナログLPとデジタルリリースされたアルバム全8曲を収録。代表曲「BACKSTAY」を中心とした“歌とピアノ”によるサウンドが、そっと寄り添ってくれる作品となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“さかいゆう”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 愛の出番 」に通ずるお話。愛とはどう感じることができるもの? 愛とは自分にとって都合の良い事だけを意味するもの? 愛するとは? 愛されるとは? そして、さかいゆうのある“愛”の記憶とは…? みなさんも“愛”についてじっくりと掘り下げながら、このエッセイと歌詞をお楽しみください! ~歌詞エッセイ:「 愛の出番 」~ 前回、僕が書かせていただいた 「BACKSTAY」の歌詞エッセイ のインスピレーションも助けて、新曲「愛の出番」を書き上げました。 “愛”、言わずもがな誰もが知る言葉ですが、一般的に英語に訳される“LOVE”と同じ意味かと言われると、少々違う気もします。 ドラマ『北の国から』の「誠意って、、なにかね?」さながら、「“愛”って、、なんだろう?」と考え始めると、結局、確たるアンサーには行きつかない…。というか、人の数ほど、さらに言うと本人でさえ、時期や経験によってその意味合いや表現方法の変わる可能性もある「確かにあるけど不確かなモノ」だと感じます。 “愛”という言葉は平安時代あたりから、“かなしい”と読み、“相手をいとおしい、可愛いと感じ、守りたい思いを抱くさま”を意味するそうです。うーん、やはり、“I love you.”とは、近いけど少し違う気がします。 “愛”、それを分かり易い親切な行動で表現したり、言葉で示したり。スピリチュアルな世界に傾倒されている方は、オーラみたいなモノに例えて大きさや質を表現したりします。一般的には、目には見えない事に一応なっているけど、感じる事ができるのが特徴です。 さて、“愛”はどう感じることができるのでしょうか? 何か、自分が親切をされた時に感じるモノなのでしょうか? その時、その親切に“愛”みたいなものを感じるとは思いますが、それは「自分にとって都合の良い行為」の場合には感じやすく、相手が「良い事だと思ってやった事がこちらにとって都合の悪い事」だったらどうでしょう? その時、相手の気持ちだけを汲み取り、それに“愛”と名付ける事はできますが、もしこちらにその余裕がなかったりむしろ害にすらなる場合、“愛”どころか「ありがた迷惑」にも感じるでしょう。 例えば、自分に全く好意を抱いてない相手に「きっといつか振り向いてくれる!私が俺がパートナーとして相応しいんだから!」と一方的に、断られても断られても延々と告白し続ける。それは、こちらからしたら“愛”ですが、相手はどう感じるでしょうか? 「ありがた迷惑」を超え、「ストーカー」という、ここ20~30年くらいで出てきた(たぶん昔もあったでしょうが)新しいジャンルの犯罪と紙一重の出来事になります。 しかも、その“愛”には意外なほど短い賞味期限の時もあり、一旦さめてしまうと、今度は熱を上げていた自分を恥じる記憶に変わるというおかしさもあります。やはり、自分にとって都合の良い事だけを“愛”と感じるのでしょうか? 今のところまだ、「違う!」と抵抗したい。 “愛”、ゾウやライオンの親が子を助け懸命に生きている映像を、見た時に感じるモノでしょうか? この場合、エンタメ産業として当然の制作者側の営利目的な意図も入っているものです。 例えば、ムカデやゲジゲジが心を通わしながら懸命に助け合う番組を、食事時の夕方6時に放送してスポンサーや視聴者が喜ぶでしょうか?笑 それに共感するマイノリティの方は確かにいらっしゃるかもしれませんが(子供の頃から沢山のムカデやゲジゲジと心を通わしながら仲良く暮らしていた人がいたら、感動できるかもしれません)。 やはり、自分にある程度都合の良い世界でしか発揮してくれないような、自分の脳にオキシトシン、ドーパミン、エンドルフィン、セロトニンなんかをもたらしてくれる好意だけが、“愛”なのでしょうか? エーリッヒ・フロム先生の本みたいですが、「愛される」ってのは状態にあるので形容詞で、「愛する」ってのは動詞です。“be loved”、「愛される」ってのは、「愛されている状態にある」ですから、「美しい」とか「悲しい」とか、そう感じてしまった以上どうにもならない“状態”であり、「愛する」は、動詞である以上、「走る」「持つ」「思う」、みたいに、肉体や精神を使って努力できる“行為”と言えます。 愛される為に人は様々な努力をします。金持ちになろうとしたり、有名になろうとしたり、着飾ったり、宝石をつけたり、ダイエットしたり。そこは人間を人間たらしめる、ライオンの立髪だの孔雀の羽だの、動物としての自然なアピール行為とも言えますが、最近ふと考えることがあります。 周りを見渡してみると、「愛してくれよ!」となにかと日々「自分活動」に勤しむ人より、何にも飾らなくても、シンプルに「愛する」事ができる人の方が僕にはなんだか幸せに映るのです。たとえその“愛”が届かない事があっても、愛する事自体に積極的な人や愛する事が好きな人、得意な人の方が幸せそうです。 僕はオフィスオーガスタという事務所に所属しています。少々手前味噌な話になり恐縮ですが、彼らを見ていると、まず「愛する」が先なんです。まず、シンガーの声に恋して、それを愛して、「よし!自分らの愛しているものを、仕事として責任を持って、世の中の人にも知ってもらう為に活動しよう!」となるわけです。 僕はその時、何も彼らに与えていません。振り返ると、歌声とも言えますが、彼らに与えようとして歌っているわけではなく、ただ歌っていただけです。だから、まず彼らが僕の声を愛してくれる事から始まりました。もちろん、そこから長くパートナーとして仕事をしていくわけですから、「オトナの話」にもなるわけですが、さかいゆうに限らず、彼らのシンプルな、「愛する」、がスタートなわけです。 今でも鮮明に覚えています。シンガーソングライターの一般的なデビュータイミングをずいぶん過ぎる、29歳になっていた僕は当時、アルバイトで充実していた整体を本格的に学びながら、音楽はひっそりやろうとも考えていました。 恵比寿にあった、前の前のオーガスタの事務所の会議室で、「さかい君の声に惚れたんだよ。年齢なんて関係ない。いや多少はあるかもしれないからノンビリはしないけど、是非一緒にやりたい。一緒にやれなくても応援はさせてほしい。これ持って行ってくれ。ウチの自慢の所属アーティストたちのフェスだよ」と、渡されたのがオーガスタキャンプのDVD。そして、その人は、低身長ゆえに僕と目線が同じ笑、現社長の齋藤さん。 余談ですが、笑、これもまた鮮明に覚えていることがもうひとつあります。スガシカオさんのNHKホールのワンマンライブの舞台裏打ち上げ挨拶の時でした。同じ高知県出身のオーガスタ創業者の森川さんは、初対面でこう言い放ってきました。 「おんしゃあ(お前)高知らしいな、オレとやらないかんがやないが?」 そう笑。歌声とは全然関係なかったけど笑、突然のその自信に溢れた言葉に、今まで綴ってきたいわゆる“愛”を感じてしまい、「この人らと一緒にやらないかんがやない!?」と心の声は叫んでいました。 そして今に至るわけです。さかいゆう。まあ、エド・シーランよりはほんの少しだけ知名度には欠けるそうですが、僕の言葉がこうして貴方の目に届いてくれているのは、彼らが僕の作る音を愛してくれた事がきっかけでした。 彼らのように、所属アーティストを「愛する」というシンプルな行為を当然だと思いたいのですが、世の中の様々なケースを見ていたら、そんな理想的な関係ばかりではありません。 、、、、。 おっと、、つい、うっかり、いらん事喋りそうなので、少々強引ではありますが、そろそろ締めます。 愛の出番、 本当にそう思います。 <さかいゆう> ◆紹介曲「 愛の出番 」 作詞:さかいゆう 作曲:さかいゆう ◆『愛の出番 + thanks to』 2021年5月12日発売 DVD付初回生産限定盤 POCS-23908 ¥5,500(税込) 通常盤 POCS-23010~1 ¥3,300(税込) CD1:『愛の出番』 1. 愛の出番 2. 嘘で愛して (Tell Me A Lie) 3. 大人だからさ (Getting To Love You) 4. Journey 5. セツナアイ (Dreaming of You) 6. Get it together (Blue Lab Beats Remix) 7. 確信MAYBE (Kenichiro Nishihara Remix) 8. Laughter In The Rain (Urban Soul Ver.) CD2:『thanks to』 1. 崇高な果実 2. His Story 3. ダイヤの指輪 4. 鬼灯 (Live Ver.) 5. BACKSTAY 6. Magic Waltz (A Capella Ver.) 7. 井の頭公園 (Alone Ver.) 8. Hilarious

    2021/05/12

  • さかいゆう
    そもそも我々は団結し、共に在るべきなのか?
    そもそも我々は団結し、共に在るべきなのか?

    さかいゆう

    そもそも我々は団結し、共に在るべきなのか?

     2021年1月6日に“さかいゆう”がニューアルバム『thanks to』をリリースしました。2020年に起きた出来事を綴ったドキュメントムービー的な内容となっている今作。フィジカルはCDをリリースせず、アナログLPのみという初の試みで、全8曲収録。全て新録で、うち新曲が5曲、セルフカバー2曲、ライブ音源が1曲収録となっております。寒い冬にLPに針を落として自宅でゆっくり聞き入りたい1枚となること間違いなし!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“さかいゆう”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、コロナ禍で考えさせられる「正義とは?」「団結とは?」という問いについてです。アルバムに収録されている「 BACKSTAY 」の歌詞にも通じているこのエッセイを、ぜひアルバムと共に受け取ってください。 ~歌詞エッセイ~ 2020年、我々人類にとって忘れ難い一年となってしまいました。どこの国かに関わらず、人々にとって孤独と孤立を余儀なくされ、様々な情報が錯綜したせいか、精神的、肉体的分断が目に見える形で現れてきました。ただ、この言葉の背中を見ると、そもそも我々は団結し、共に在るべきなのか? ということも考えないといけません。 僕は昔から孤独と孤立に慣れていました。小1で独り死を恐れ始め、小2で精神世界にハマり、小3は宇宙にハマり、小4でやっと子供らしく? 何故かゴジラにハマりました。 授業そっちのけで一日中宇宙の本を読んでいた小3の時なんか、90点以上とっていた学校のテストが急に40点くらいになり、担任の先生が母親を呼び出し心配され、授業をちゃんと受けるように、と注意されました。彼らがそれを注意して止めさせようとしなければ、もしかしてミュージシャンになっていないかもしれませんね。笑 突然音楽を始めた20歳の時も、「お前の事を心配してるから言うんだが早く諦めなさい」と反対されるか、「どうかしたんか?」とか「まあせいぜい頑張りや~」と呆れられるか、でした。その後、ミュージシャンで生計を立てられるまでにはなりましたので、ひとまず夢を実現出来た、とも言えるでしょう。 しかし、その事よりも、夢を叶える為にはある種の逆境とも言える彼らの存在が、時を経てどんな意味を持っていったのかを考えるようになりました。思い返すと、彼らなりの正義があり、僕のことを純粋に心配してくれるあまり、僕の夢の実現にとっては逆境の存在となっていたのです。 ただ、同時に、生きる為のスパイスにもなってくれました。こう言うと、貴方は皮肉屋で鈍感力があり強い人ですね? と、思われそうですが、うーん、皮肉屋は当たってるかもしれませんが、こう考えるようになりました。「事実は一つですが人の数だけの見える現実と真実が存在する」、と気付いただけです。 最近、ふと考えます。実は、この世の争いの根源は、確たる「悪」がいるわけではなく、互いの正義がぶつかり合っているだけの現象なんじゃないか? と。もっとシニカルに言うと、例の逆境スパイスさん達にも通ずる“正義のなすりつけ合い”をしていて、その事自体に本人達は勿論気づいてないゆえに、自分達の正義こそが全てなのです。 渦中にいる人々は、それぞれの正義の剣を振りかざし、自分と自分の愛する人の為に勇気を持って闘い合う。しかし、本当は、闘いのそもそもの原因に気づいてしまっている“争いを好まない人”だけが、最早解決出来ない自分の無力感に怒り、独り寂しく状況を憂い、一番傷ついているのかもしれません。 正義、と言う言葉自体にはとてもポジティブで良い意味がありますが、では反論の余地もなく正義が複数存在しているこの世界で、それぞれの正義はどのように共存ができるのでしょうか? あるいは、一つの正義に統一されようとしているのでしょうか? 例えば人類のIQの1万倍ある宇宙人がいたとして、我々はどう見えているのでしょうか? 最初の話に戻りますが、やはり、僕は、団結したいです。共にいたいですし、愛し合いたいし、肩を寄せ合いたい。正義の剣を振りかざし合ったとしても、最後は仲直りしたいし、自分が勝ってしまった時にすら、相手の正義の根幹までは否定しない、心の余裕を持ちたいです。もし、自分の正義が50年後にはもっと大きな視野で見た時に間違っていたら、闘いに勝ってしまった自分を悔やむでしょう。 そろそろ締めないといけませんが、全然まとまりません。実は、結論も無いのでまとめるつもりもありませんが。笑 この渾沌と分断を抱きしめて、僕らは何処に向かうのでしょうか? 団結とは、それぞれの尊い違いを無理矢理無くすことでしょうか? この世界を、自分に慕ってくれる人々だけで満たすという怪物の尻尾が見えますでしょうか? この世界で、自分を慕ってくれる人々の為に生き、自分と違う人々の違いも認め尊重できたら、なんて素晴らしい世界でしょうか? 宇宙人さん、答えて下さい。 <さかいゆう> ◆ニューアルバム『thanks to』 2021年1月6日発売 アナログLP:POJD-23001 ¥3,600(税抜) <収録曲> Side A 1. 崇高な果実 2. His Story 3. ダイヤの指輪 4. 鬼灯 (Live Ver.) Side B 1. BACKSTAY 2. Magic Waltz (A Capella Ver.) 3. 井の頭公園 (Alone Ver.) 4. Hilarious デジタルALのみ2曲追加(計10曲) ・ウシミツビト (molmol ReMix 2021) ・ストーリー(Grand Street Ver.) 試聴購入: https://caroline.lnk.to/thanks_to ◆さかいゆう Public Hall Solo Concert 2021 “thanks to” 2021年1月9日(土) 大阪・大阪市中央公会堂 大集会室 開場/開演:16:00 / 17:00 チケット¥5,000(税込) 2021年1月17日(日) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) 開場/開演:16:00 / 17:00 チケット¥5,000(税込)

    2021/01/08

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