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  • Ghost like girlfriend
    言葉が出にくくなっていると反省する。
    言葉が出にくくなっていると反省する。

    Ghost like girlfriend

    言葉が出にくくなっていると反省する。

     2022年6月8日、兵庫県淡路島出身のシンガー・ソングライター・岡林健勝のソロプロジェクト“Ghost like girlfriend”がニューアルバム『ERAM』をリリースしました。今作には、先行配信曲「Flannel」のほか、2020年1月15日にデジタル・シングルとして配信された「光線」、同年10月14日に配信された「Birthday」、そのほか全11曲が収録。CDとしては、EP『2020の窓辺から』から約1年半ぶりの作品となります。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“Ghost like girlfriend”の岡林健勝による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回です。「言葉が出にくくなっていると反省する」ことが増えてきたという今日この頃。だからこそ作り上げた、今作『ERAM』への想いや、そこに込めた願いを明かしてくださいました。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 先日とある取材で「ポップスとは?」という質問を投げ掛けられた。   ポップスを作るぞとこれまで以上に意気込んで作ったアルバムだし上手く答えられる自信があったものの、長々と話し続けただけでまとまらず結局フェードアウト気味にQ&Aが終わっていった。     言葉が出にくくなっていると反省する。   情勢と制作とでコンスタントに人と会わなかったからか、「どうやって喋ってたっけ?」というのが誰と話すにもついて回って来てて、出させてもらったラジオだったりをタイムフリーで聞いてるとどれも空けたつもりのない間が出来ていて都度ショックを受けている。     そもそものこの自意識の根源が、喜怒哀楽を把握するのが人よりワンテンポ遅れてしまう自分の性質にあると感じている。子どもの頃から何かをされたりしてもらった時に感じる気持ちに、いつもラッピングが施されている感覚がするというか。毎回それを剥がしてやっとそこでどんな気持ちかを知るから、思った事をその時その場で言うのが凄く難しい。   近頃はその包装紙の頑丈さなのか枚数なのかが増していて、剥がすのにも更にひと苦労するようになっている。   このまま自分の気持ちを知るのにツーテンポスリーテンポと遅れて何も話せなくなる時が来てしまったら、そう考えただけで凄く怖くなるし寂しくなる(取り越し苦労ではあるのだけれど)。     誰かと久しぶりに会って、言葉が出づらいなりにテンポ良く話そうとすると要所要所の近況報告しか出来なくて、何気ない機微や出来事を話す寄り道がどんどん難しくなっていく。会話をしながら、「あれ話したいけど、でもな」と名残惜しく省いているとたまに、SMAPの「たいせつ」の<真実は 人の住む街角にある>という歌詞が思わず浮かぶ。   そういうどうでも良さの中にこそ暮らしがあって本質があって、色んなものが凝縮されていると感じる。だけどディティールをその場で上手く伝えられる自信がなかったり、そもそもどうでも良いなと思われる事が怖かったりして結局話すのを諦めてしまうのだ。   こないだ出したアルバムの歌詞は、誰かに話すのを諦めた事柄ばかり綴っている。   夜中のラーメンの話、コインランドリーに行った話、寝る際に聴いてるラジオの話。   音楽にする分にはどれだけ時間を掛けても、ディティールを詰め込んでもオーケーで、そのまるで待ってくれているかのような感じには今回随分と救われた。     聞いてもらいたいし、それを受けて始まる相手のどうでも良い話も凄く聞きたい。むしろ大事なのはそっちというか、誰が何を思ってどう生きているのかが凄く知りたい。   自分の気持ちを知る事と出す事が遅れることは、誰かの事を知れなくなるのと同義な気がして、今のうちだぞという声が制作期間中は日に日に胸にこだましていた。     そういう話を聞けるきっかけになりますようにと祈りながら今作は作っていたし、完成に近づくに連れて久しく会ってない人に出来上がったら連絡しようとやんわり考えたり、誰かと話すために作っている節が少しずつ増していた。   自分と誰かにとって、というのもそうだし、例えば、「これ聴いてみて」と誰かと誰かが話すきっかけにもなってくれればなという気持ちも膨らんで来て、それがより今作をポップなものにしてくれた。   これを聴いて、何かを食べたくなってくれれば、思い出した映画やラジオを振り返ってくれれば、リファレンスにした曲を知ってくれれば、そんな感じでアルバムとは全く関係のない時間に繋がってくれればなとずっと願っていた。     ポップスとはきっかけ、でしょうか。   思い浮かんだのは取材が終わる頃で、またしても遅れを取ってしまった。   胸にしまいかけたその言葉を、一緒に取材を受けた友人にどうかなと聞いてみたら、良いねと返って来た。   こういう時間の為にアルバムを作ったんだった。 <Ghost like girlfriend・岡林健勝> ◆2ndアルバム『ERAM』 2022年6月8日発売 UPCH-20621 ¥3,300(税込)   <収録曲> 1. ERAM 2. 光線 3. laundry 4. Rainof○○○ 5. 面影 6. 音楽 7. Highway 8. Midnight crusing 9. Birthday 10. Flannel 11. マリアージュ

    2022/06/27

  • Ghost like girlfriend
    決して誰一人置いていきたくはない。
    決して誰一人置いていきたくはない。

    Ghost like girlfriend

    決して誰一人置いていきたくはない。

     2022年6月8日、兵庫県淡路島出身のシンガー・ソングライター・岡林健勝のソロプロジェクト“Ghost like girlfriend”がニューアルバム『ERAM』をリリースしました。今作には、先行配信曲「Flannel」のほか、2020年1月15日にデジタル・シングルとして配信された「光線」、同年10月14日に配信された「Birthday」、そのほか全11曲が収録。CDとしては、EP『2020の窓辺から』から約1年半ぶりの作品となります。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“Ghost like girlfriend”の岡林健勝による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾です。メロディ、アレンジ、そして歌詞。今の岡林健勝がどんな思いでそれらを届けるのか、その胸の内を綴っていただきました。今作の楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 最初に出した曲「 fallin' 」が伸びた時、どうしてこうなったのか自分も当時のチームの誰もちゃんとは分かっていなかった。   ソングライターになって7年、俺は単純に、ついに自分の詞曲が認められたのだと考えてその嬉しさのままに自分の感じた事、描きたいものを思うがままに曲にしたためていったけど、結果からいえばそれらが最初の曲以上に受け取られる事はなかった。   赤裸々に込めたメッセージが、手応えあるメロディが、というよりは単にBGMとしての使い勝手の良さが評価されたという事には作品を出すごとに徐々に気付き始めていたけど、当時は認めるのがどうしても難しくてわざと気付かないふりをして。   その事実が耐え難くて、自分の意にそぐわない聴き方をしている人を突き放すような事を言ってしまう時もあった。   真には届いていないんじゃないかという懸念で眠れない夜もそこそこあったけど、公私共に運命と思ってた人やものに振り回されてなかなか大変な目に遭い続けて、それらの渦中をどうにか切り抜けてしばらくした夜、一人でに自分の曲を聴きながら、続けられるなら、聴いてもらえるなら、もうそれだけで尊いじゃないかと天井をわあっと見上げた。   どこをどう切り取られても全力で喜べるようにすれば良い。     メロディ、アレンジ。   誰かが求めてそうだったり喜んでくれそうなものと、自分がやりたい事の間にあるものを自分なりに探して、その中で好き勝手に作った。   歌詞。   自分が抱えてる気持ちの中から、誰も彼もが抱えてそうな気持ちを自分なりに探して、その中でありのままに身の上話をした。     まぐれで出た正解を、今度は確かな方程式を以ってちゃんと出したい。 今回考えた方程式が合ってるかどうかは正直まだ分からない。     あの曲に込めたメッセージを、良いでしょと言って回りたかったメロディを、当時から汲み取ってくれた人たちに俺は心から感謝している。   BGMとして聴いてくれてた人にも同じく感謝している。どちらも違うベクトルでその人の暮らしに溶け込んでくれて、違うベクトルで自分の音楽人生の寿命を延ばしてくれた。   ずっと聴いてくれてる人、かつて聴いてくれてた人、まだ届けられてない人。   決して誰一人置いていきたくはない。   だからどうか届いて欲しいと願っている。俺はまだここにいる。 <Ghost like girlfriend・岡林健勝> ◆2ndアルバム『ERAM』 2022年6月8日発売 UPCH-20621 ¥3,300(税込)   <収録曲> 1. ERAM 2. 光線 3. laundry 4. Rainof○○○ 5. 面影 6. 音楽 7. Highway 8. Midnight crusing 9. Birthday 10. Flannel 11. マリアージュ  

    2022/06/20

  • Ghost like girlfriend
    人の気持ちが分かる自信が完全に底を尽きた日がいよいよ訪れた。
    人の気持ちが分かる自信が完全に底を尽きた日がいよいよ訪れた。

    Ghost like girlfriend

    人の気持ちが分かる自信が完全に底を尽きた日がいよいよ訪れた。

     2022年6月8日、兵庫県淡路島出身のシンガー・ソングライター・岡林健勝のソロプロジェクト“Ghost like girlfriend”がニューアルバム『ERAM』をリリースしました。今作には、先行配信曲「Flannel」のほか、2020年1月15日にデジタル・シングルとして配信された「光線」、同年10月14日に配信された「Birthday」、そのほか全11曲が収録。CDとしては、EP『2020の窓辺から』から約1年半ぶりの作品となります。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“Ghost like girlfriend”の岡林健勝による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾です。今作『ERAM』の原動力になったものとは…。今、他者に対して心が閉じているあなた。いっそ一人で生きていけたらと思っているあなた。ぜひ、今作の歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 色んな人、色んな事情、色んな気持ちがある事をあまりに色んな場で知った。運命だと思った人にも色んな事情、色んな気持ちというのがあって、結局は自分の元を皆離れていく。   自分の理解がまだ及ばないだけ、世の中にはそういう事情、そういう気持ちがあるんだと言い聞かせて、遠くなってく背中をどうにか恨まないように気を付ける。   幾らそれが強い気持ちだったとしても、自分の中にないものだったら分かり合う事は難しいし話し合いも成立しない。   伝える側としても、受け取る側としても、それを痛感する機会が2019年から2020年までの2年にうんざりする程頻発していた。   そんな出来事へひとつひとつ出会す度に、誰かの気持ちが分かる人間になれるという自信がちょっとずつ擦り減っては二度と誰にも本音を明け渡さず、一人で生きていけたならという意地がどんどん解けなくなってく感覚が胸の奥で巻き起こって。       そのまま突入した2021年の春、ここから実際に4ヶ月間ほとんど誰にも会わず、どれだけ暗澹とした気持ちに襲われてても誰にも打ち明ける事なくただただ一人で曲を作って。   人の気持ちに触れる機会、人の存在そのものに触れる機会が自分の暮らしからちゃんと段々遠ざかっていって、そして人の気持ちが分かる自信が完全に底を尽きた日がいよいよ訪れた。   その瞬間に、あんなに解けなくなっていた意地が爆発したように解けて、それと引き換えるように無性に寂しくなってしまって。   今までにないほど誰かに会いたい、胸の奥にある気持ちを誰かと話したい気持ちでいっぱいになったのだ。   その時、ただ自分が思ってる事を伝えたい訳ではなくて、それを受けて、「自分もこういう事があって」と相手が話してくれるのをいつも待っているというか、むしろそこからが本題というか、端的に言えばコミュニケーションがしたくて曲を作っている事ひいては生きているという事に27歳にしてようやく気が付いたのだった。       それからは自分と誰かの間にありそうで尚且つすぐ伝わってくれそうな気持ち、情景からなるべく曲に起こしていった。   それもこれもコミュニケーションが生まれやすいようにする為だった。   そう願って書いた言葉なら、それに対して言われる言葉が「分かる」にしろ「分からない」にしろ、これまでとは違ってそれもちゃんとコミュニケーションとして成立してくれるような気がするというか。       28歳にして格好良いものを作りたい、とか自己ベストを更新したい、とかではなくあまりにそのままな「寂しい」という気持ちを原動力にアルバムを一枚作るとは思ってもみなかった。だけど今までで一番正直な気持ちのままに作った分、人懐っこさもあらゆる面で出ている作品になったと感じている。素直になるのも悪くないなと思った。   そしてこれを聴いて何を感じるのか、何を思い浮かべるのかというのも凄く気になる。それが聞きたくて作ったアルバムだから。良かったら聞かせて欲しい。セカンドフルアルバム「ERAM」リリースになりました、是非お聴きください。 <Ghost like girlfriend・岡林健勝> ◆2ndアルバム『ERAM』 2022年6月8日発売 UPCH-20621 ¥3,300(税込)   <収録曲> 1. ERAM 2. 光線 3. laundry 4. Rainof○○○ 5. 面影 6. 音楽 7. Highway 8. Midnight crusing 9. Birthday 10. Flannel 11. マリアージュ

    2022/06/13

  • Ghost like girlfriend
    シャンプーが無くなるその度に僕は誰かと巡り会う。
    シャンプーが無くなるその度に僕は誰かと巡り会う。

    Ghost like girlfriend

    シャンプーが無くなるその度に僕は誰かと巡り会う。

     2019年6月19日に、岡林健勝によるソロ・プロジェクト“Ghost like girlfriend”が1stフルアルバム『Version』をリリースしました。先日のうたコラムでは今作から 「pink」をご紹介 。この歌の<僕ら>は、わざと愛を見ない振りして<曖昧な関係>を保っているような二人でしたが、1曲のなかでその心が淡く変化してゆく模様が描かれております。 大体3ヶ月毎くらいに僕の髪の匂いは変わる シャンプーが無くなるその度に僕は誰かと巡り会う 「Under the umbrella」/Ghost like girlfriend  さて、今日のうたコラムではさらに、同アルバムから梅雨の季節にピッタリなラブソング「Under the umbrella」をご紹介いたします。どうやら、この歌に描かれている<僕>もまた、自分の“愛”を手放しで信じられる主人公ではなさそう。その原因となっているのが<大体3ヶ月毎くらいに僕の髪の匂いは変わる>というこれまでの経験でしょう。  歌詞を読み進めていくと想像できますが、多分<僕>の<シャンプー>はその時々の恋人により選ばれているもの。しかしそれは<大体3ヶ月毎くらい>で変わり<シャンプーが無くなるその度に僕は誰かと巡り会う>のです。つまり恋人も<大体3ヶ月毎くらい>で変わり、ひとりの恋人とそれ以上、長続きできないということではないでしょうか。 傘を盗られて立ちすくむ僕に話し掛けてくれた 透明な天井のその下で僕ら初めて笑った 「それじゃまた」って手を振り合って びしょ濡れになった身体にシャワーを 買い忘れたシャンプーに気付いた さよなら、また明日 去り際が目蓋から離れない さよなら、また明日 今日は色々と疲れた 「Under the umbrella」/Ghost like girlfriend  そんな<僕>の過去を踏まえた上で、幕を開けるのがこの歌です。まず、冒頭では<僕ら>の“出逢い”が描かれます。シャンプーがなくなり(=独り身になり)、雨のなか買い物に行った主人公。そこで<傘を盗られ>るというアクシデントが起こるのですが、その災難が逆に<君>が<僕に話し掛けてくれた>というラッキーなきっかけに。  そして<君>の“ビニール傘=<透明な天井>”の下で笑い合う二人。相合傘というちょっとした“密室空間”でグッと距離が縮まり、一度きりの縁ではなく「それじゃまた」と言える繋がりが生まれたのでしょう。こうして<僕>は、これまでのジンクスどおり<シャンプー>が無くなり<君>という新しい人と巡り会いました。帰ってから<買い忘れたシャンプー>に気づくほど、高揚した時間であったことが伝わってきますね。 TSUTAYA で「タンポポ」を借りて 雨に刃向えてない姿に昨日の俺みたいって笑って 腹を空かせて まだ止まない雨を聴きながら 平らげた飯の余韻で寝転んだ 髪の匂い、2人揃えて さよなら、また明日 言わなくたっていつの間にか 暑くて布団から脚を起こさぬように出す夜が増えた 「Under the umbrella」/Ghost like girlfriend  些細なきっかけから恋人同士になった二人。ここからは“ビニール傘=<透明な天井>”の下ではなく“部屋の天井”の下で一緒に過ごす時間が描かれてゆきます。映画を観て、ご飯を食べて寝転んで、お揃いのシャンプーで髪の毛から同じ匂いをさせて。そんな日々を繰り返しているうちに、いつの間にか「さよなら」なんて言葉は遠ざかり、<暑くて布団から脚を起こさぬように出す>ような思いやりも日常になりつつあります。 幸せがあまりにも過ぎるとね 不安が降り止まなくなるのはいつも 近付いて、近付き過ぎて、すれ違うから 2人して詰め替えたシャンプーが無くなりそう それだけで何となく怯えてる自分が情けないけど 降り止まない不安は余所目に見るくらいで良いか 幸せの真下で僕ら夢中に過ごせたのなら 「Under the umbrella」/Ghost like girlfriend  とはいえ、ふとしたときによぎるのが<大体3ヶ月毎くらいに僕の髪の匂いは変わる>という自分の経験です。今回もやっぱり同じなんじゃないのか。もうすぐで<2人して詰め替えたシャンプーが無くなりそう>だし。いつも<幸せがあまりにも過ぎると><不安が降り止まなく>なって、終焉を迎えてきたのだという事実も改めて実感しています。    だけど、この恋が今までと違うのは、<降り止まない不安>に押しつぶされず、それを少し客観的に見ることができそうなところ。そして<降り止まない不安>以上に<幸せの真下で僕ら夢中に>過ごしたいというプラスのパワーが勝っているところ。今や二人を守る<透明な天井>は、日常という名の“幸せ”なのでしょう。 だからどうか出来れば変わらずこのまま居られるように さよならはまだいつか 髪の匂いは揃えたままで 「Under the umbrella」/Ghost like girlfriend  こうして幕を閉じてゆく歌。この二人の「さよなら」がずっとずっと遠くでありますように。どれだけ歳を重ねても<髪の匂いは揃えたまま>共に歩み続けられますように。そんなことを願わずにはいられないのが、Ghost like girlfriend「Under the umbrella」です。是非、お揃いの髪の匂いをさせている、大切なひとを想いながら聴いてみてください…! ◆紹介曲「 Under the umbrella 」 作詞:Okabayashi Kensho 作曲:Okabayashi Kensho ◆1stフルアルバム『Version』 2019年6月19日発売 初回限定盤 UPCH-29331/2 ¥3,200 (+tax) 通常盤 UPCH-20517 ¥2,800 (+tax) <収録曲> 1. Last Haze 2. girlfriend 3. Midnight Rendez-Vous 4. sands 5. pink 6. あれから動けない 7. shut it up 8. burgundy blood 9. Under the umbrella 10. fallin’ 11. feel in loud

    2019/07/08

  • Ghost like girlfriend
    愛がどうとか面倒なこと、言い出さないところが好きさ。
    愛がどうとか面倒なこと、言い出さないところが好きさ。

    Ghost like girlfriend

    愛がどうとか面倒なこと、言い出さないところが好きさ。

    芝付(しばつき)の御宇良崎(みうらさき)なるねつこ草 逢ひ見ずあらば吾(あれ)恋ひめやも (『万葉集』巻14-3508 相聞歌 作者未詳)  万葉集にこんな歌がございます。登場する【ねつこ草】とは7月4日の誕生花でもある“ネジバナ”のことであり【あなたに逢うことがなければ、私は恋に苦しむことはなかったのに】と、ひとが恋焦がれる姿と花がねじれて咲く姿を重ねて詠まれていると言われているんだとか。みなさんも恋愛で心身がねじれるような想いをしたことありませんか…?    しかし、世の中には、そうした苦しみや憂鬱をあえて避けることで続くような関係もあるんですよね。今日のうたコラムでは、一見冒頭の恋歌とは正反対に思えるラブソングをご紹介。2019年6月19日、岡林健勝によるソロ・プロジェクト“Ghost like girlfriend”がリリースした1stフルアルバム『Version』に収録されている新曲「pink」です。 「水色と黒との間がオレンジって何でだろうね」 午後5時の空見て電話を掛けてきた君が言う 「会いたくなったから来て」と 何ら予想外でもない事を言い出されても 「はいはい」と面倒そうに 予定を切り上げる自分のダサさに笑う 散々なわがままに振り回されたって夜に 言う事聞かせてしまえば良いし 曖昧な関係 愛がどうとか面倒なこと 言い出さないところが好きさ 「pink」/Ghost like girlfriend  歌詞から想像するに、二人は<会いたくなった>ときに気軽に会うような<曖昧な関係>です。もっと言えばお互いに“都合の良い”関係なのかもしれません。そして、そんな関係が心地よいからこそ<愛がどうとか面倒なこと 言い出さないところが好き>なのでしょう。また、この関係性はいくつか綴られている“色”にも表れていると思います。    今、二人は<水色と黒との間がオレンジ>の<午後5時の空>状態なのです。水色は、開放感や自由をイメージさせ、黒からは先の見えない未来やふとしたときの孤独が伝わってきます。そこにオレンジの、陽気さや楽しさやぬくもりが加わる。そんな空のように、この<曖昧な関係>は絶妙なバランスで美しく保たれているのではないでしょうか。    とはいえ、二人の間に恋愛感情がないわけではないこともわかりますよね。<午後5時の空>を見て電話を掛けたくなる相手。「会いたくなったから来て」と言いたくなる相手。そう言われたら<予定を切り上げ>てでも会いに行きたくなる相手。<散々なわがままに振り回されたって>いいと思える相手。それはたしかに“好きなひと”でしょう。 雨のち晴れみたいな事が世の中多過ぎる 最後は笑えるって言われてもね それまでは憂鬱だなんて身が持たないわ 何者同士なんだろう その憂鬱を避けて出来た僕らの関係は 灰色の空の下で僕らは相変わらず手を繋いで笑う やんわり愛が芽吹けば摘み取り見て見ぬ振り おかげで苦しむ事も無い 今まではそうやって冷めてようとしてたけど 少しの苦しみくらいなら良いかな 「pink」/Ghost like girlfriend  さて、歌の中盤では、二人が<曖昧な関係>を続けてきた理由が明かされます。やはりお互い<憂鬱>や<苦しむ事>をわざと避けてきたのです。<雨のち晴れみたいな事>が嫌だから。<やんわり愛が芽吹けば摘み取り見て見ぬ振り>して。きっとそれは人一倍、恋愛における<雨>を恐れている証です。怖いから<愛>に気づかぬ振りをするのです。  それでも<憂鬱>や不安や迷いは心のどこかにあるはず。その象徴が<灰色の空>というワードでしょうが、二人は何食わぬ顔をして<手を繋いで>笑います。だけど、この歌の途中、ほんの少し変化が生じるのです。まず<今まではそうやって冷めてようとしてた>自分を認め、さらに<少しの苦しみくらいなら良いかな>と“愛への覚悟”のひとことをこぼしているのです。 夜が明ける頃、君のいびきでいつも起きて空を眺めてる きっと君は知らないだろう 空がピンク色にもなるっていう事を 散々なわがままに振り回されたって夜に 言う事聞かせてしまえば良いし 曖昧な関係 愛がどうとか面倒なこと 言い出さないところも好きさ 「pink」/Ghost like girlfriend  空のピンク色。それは、主人公の胸に密かに広がり続けている淡い愛情です。また、本当は<君>にも知ってほしいと思い始めた感情です。ゆえに歌の前半に綴られていた<愛がどうとか面倒なこと 言い出さないところが好きさ>というフレーズが、最後の最後では<愛がどうとか面倒なこと 言い出さないところも好きさ>と変わっているのでしょう。    この「が」から「も」への変化は、いつかは<愛がどうとか面倒なこと>も言い出してくれたら…という期待も含まれている気がしませんか? まるで空のように、淡く柔く移り変わってゆく主人公の心模様が見えてくるかのようです。そして、実はこの歌の主人公にとっても、冒頭でご紹介した万葉集の歌は、無縁ではなかったのでしょう。今、好きなひとと曖昧な関係を続けているあなた。ぜひ、その想いを重ねながら、Ghost like girlfriend「pink」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「 pink 」 作詞:Okabayashi Kensho 作曲:Okabayashi Kensho ◆1stフルアルバム『Version』 2019年6月19日発売 初回限定盤 UPCH-29331/2 ¥3,200 (+tax) 通常盤 UPCH-20517 ¥2,800 (+tax) <収録曲> 1. Last Haze 2. girlfriend 3. Midnight Rendez-Vous 4. sands 5. pink 6. あれから動けない 7. shut it up 8. burgundy blood 9. Under the umbrella 10. fallin’ 11. feel in loud

    2019/07/04

  • Ghost like girlfriend
    誰かを傷つける幸せだとしても、それでも君と居たかった。
    誰かを傷つける幸せだとしても、それでも君と居たかった。

    Ghost like girlfriend

    誰かを傷つける幸せだとしても、それでも君と居たかった。

     2018年7月25日に“Ghost like girlfriend”が2nd mini Album『WITNESS』をリリース。このアーティストは、作詞作曲トラックメイクを全て自身で手がける“岡林健勝”によるソロ・プロジェクトです。現在のところアーティスト写真はイラストを使ったロゴのみで、本人のパーソナリティはほぼ謎に包まれたまま…。さて、今日のうたコラムでは今作に収録されており、歌詞先行公開中の新曲「髪の花」をご紹介いたします。 疲れ切って一人でいつまでもシャワーに背中打たれ 排水溝の君の髪の束がぼやけて花に見えた 今 朝までの幸せは二度と君とはもう作れない 浮かべている 君との何でもない特別な幸せを 「髪の花」/Ghost like girlfriend  快活で疾走感あるギターサウンドで幕を開ける楽曲。ですが、すでにMVを観たリスナーの方々が多数コメントしているように、歌詞と併せて聴くと、とにかく【エモい】のです。まるで寂しさと悲しみと恋しさでいっぱいの胸をかき鳴らしているかのように聴こえてきます。何故なら<僕>はまさに今、愛する<君との何でもない特別な幸せ>を二度と作れないという現実に陥ってしまったから…。  そんな“最悪”を背負った背中を<一人でいつまでもシャワーに>打たれていると、涙のせいか<排水溝の君の髪の束がぼやけて花に見えた>主人公。これが曲タイトルの由来です。この恋の名残のような髪。それは<君>の不在を際立たせ、同時に、まだ部屋の隅々に残っている存在感や、髪のように絡まる想いを象徴しているのだと思います。また<花に見えた>という表現からも<僕>にとって幸せな日々がいかに美しかったか、伝わってきますよね。 会いたくて、うつむく 言葉が一つと浮かばなくなっても それでも君と居たいから 「髪の花」/Ghost like girlfriend  そして<僕>の気持ちは現在進行形です。本当は会いたいし、ずっと君と居たい。でもこの恋はそうはいかないのです。たとえ<君>が同じ気持ちだったとしても。お互い会いたいと思うことも、もっと一緒に居たいと思うことも許されない。もうどうしようもないからこそ“言い訳”の<言葉が一つと浮かばなくなって>いるのです。その理由は続く歌詞で明らかになってゆきます。 言ってしまえば僕たちの気持ちの出会い方は 赤信号になったばかりの横断歩道で 目が合ったみたいなものさ あと少しタイミングがもしずれてたら 僕らには正しくて誰にも責められない 幸せがあったのかな 「髪の花」/Ghost like girlfriend 君の踵と目が合って そっとドアを開けてあの人のものになっていく 君は正しい幸せを生きてよ 「髪の花」/Ghost like girlfriend  そうです、もともと<君>には<あの人>という存在がいたのです。それでも<僕たち>は<赤信号になったばかりの横断歩道>をまだ大丈夫だろうと渡ろうとしてしまった。もしくは渡ってしまったのではないでしょうか。もちろん世の中的にはそんな恋はルール違反。だから<正しくて誰にも責められない幸せ>とは正反対の、間違っていてみんなに責められる幸せだった…。  やがて、ルール違反のこの恋を続ける限界がきました。そうして<君>はもう一度、渡ってしまった<横断歩道>を<僕>を置いてひとりで戻ってゆきます。再び<あの人のものになっていく>のです。今度こそは<正しくて誰にも責められない幸せ>の道を<あの人>と生きてゆくのです。苦しいけれど、悲しいけれど、切ないけれど、もはや<僕>も<君>の“まっとうな”幸せを願うしかありません。 会いたくて、うつむく 誰かを傷つける幸せだとしても それでも君と居たかった 「髪の花」/Ghost like girlfriend  誰かを傷つける幸せだとしても、間違っていてみんなに責められる幸せだったとしても、君が居るだけでよかったのに…。その想いは身勝手ではありますが、正直で、痛切です。だけど歌の冒頭では<それでも君と居たいから>と現在進行形だった気持ちが、ラストでは<それでも君と居たかった>と過去形になっております。これは“忘れないといけない”という意志の表れなのかもしれません。もう、排水溝の「髪の花」も捨てて。この恋をちゃんと枯らせるのです。    今、同じ状況に陥っているあなたは心を重ねながら。そうじゃない方も楽曲の世界観をじっくり味わいながら。是非、Ghost like girlfriend「髪の花」のサウンドや歌詞をご堪能ください…! ◆2nd mini Album『WITNESS』 2018年7月25日発売 BNCD-003 ¥1,300(+TAX) <収録曲> 1. sands 2. (want) like (lover) 3. 髪の花 4. room 5. Before sunny morning

    2018/07/04

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    【マカロニえんぴつ】テレ東系ドラマ 9『 コーチ』 主題歌「パープルスカイ」歌詞公開中!!
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