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  • THE BACK HORN
    作詞について、自問自答スタイルで語ってみようと思います。
    作詞について、自問自答スタイルで語ってみようと思います。

    THE BACK HORN

    作詞について、自問自答スタイルで語ってみようと思います。

     2025年1月29日に“THE BACK HORN”がニューアルバム『親愛なるあなたへ』をリリースしました。オリジナルアルバムとしては、実に2年9ヶ月ぶりとなる今作には、「光と影」というテーマを掲げた“コンセプト・シリーズ”4作のシングル曲を含めた、全11曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“THE BACK HORN”の菅波栄純による歌詞エッセイをお届け。 今回は作詞についてのお話を、自問自答スタイルで綴っていただきました…! 歌詞の軌跡や、歌詞に対するこだわり、作詞法などなど。ぜひ今作と併せて、お楽しみください。 さて今日は作詞について、自問自答スタイルで語ってみようと思います。   Q:作詞は好きですか?   A:好きです。歌詞を考えるのが習慣になっているので、暇な時は頭の中で言葉遊びのようにずっと考えています。良い歌詞ができると良いメロディができた時より嬉しい気がします。   Q:歌詞が完成するのはどういうタイミングですか?   A:感覚でわかります。「あ、できた」と絶対感じます。 最後の一行まで埋まってもその感じが訪れるまでは終われません。自分で必ず答えを見つけなきゃいけないところが、作詞のちょっと怖いところです。   Q:作詞と作曲はどっちが先ですか?   A:自分の場合、作詞は作曲と同時にすることが多いです。メロディや歌のニュアンス含めて、作詞するほうがボーカリストが歌った時の完成系が見えやすいので。10年前ぐらいまではメロディ先行でした。   Q:作詞をやり始めたのはいつ?   A:小学生5、6年生の頃です。ノートと鉛筆があればいつでもやれるところが気に入ってました。慣れれば頭の中でできるので、更に楽しいと思いました。最初に作ったのは「ハンバーグの歌」です。   Q:最初にテーマがあるのか? なにをきっかけに書くのか?   A:タイアップなどでお題がある時は、お題を掘り下げてキーワードとかテーマを見つけて、それを歌詞として面白い形に変形します。 鼻歌がきっかけになることもあるし、感情が強く動いた時に衝動的に書くこともあります。 テーマが100%先にあるわけではなく、書き進んでくるうちに「何を歌いたかったか」がわかってくることも多いです。   Q:作詞で難しいところはどこですか?   A:誰にでも作り始めることができるからこそ、他者が認識できるほどの濃い「自分の味」を出すのがめっちゃ難しいです。   Q:誰でも作詞はできると思いますか?   A:誰でもできるし、いろんなひとが書いた歌詞を読んでみたいです。   Q:自分のことを書くのとフィクションを書くのはどっちが面白いですか?   A:自分に起きたことをフィクションに混ぜて作るのが一番面白いです。   Q:ニューアルバム『親愛なるあなたへ』の歌詞の出来はどうですか?   A:ニューアルバム『親愛なるあなたへ』、めちゃくちゃ良いアルバムが出来たと自負してますので是非チェックしてください!   <THE BACK HORN・菅波栄純> ◆ニューアルバム『親愛なるあなたへ』 2025年1月29日発売

    2025/01/30

  • THE BACK HORN
    君に何を伝えよう、生きる喜びそれ以外に。
    君に何を伝えよう、生きる喜びそれ以外に。

    THE BACK HORN

    君に何を伝えよう、生きる喜びそれ以外に。

     2022年4月13日に“THE BACK HORN”がニューアルバム『アントロギア』をリリース。アルバムタイトルの“アントロギア”は、古代ギリシャ語で<花を集めること>を意味し、今日では詩文を集めた詩集を表すことに由来。様々な花が持つ色彩のように4人の“今を生きる希望”が描かれた作品となっております。今作には、これまで通りメンバー全員が作詞作曲で参加し、様々な組み合わせにより制作された全12曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BACK HORN”による歌詞エッセイを4週連続でお届け。最終回は松田晋二が執筆。綴っていただいたのは、収録曲「 JOY 」にまつわるお話です。アルバムのなかで最後に歌詞が書かれたというこの曲。どのように物語の舞台が立ち上がり、広がっていったのか…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 「JOY」は今作『アントロギア』の中で1番最後に書いた歌詞です。   「瑠璃色のキャンバス」をクライマックスに置きながらも、最後にもう一曲その先を照らすような楽曲でアルバムを終えたいとメンバーに伝え、山田作曲、松田作詞のペアで制作に挑む事になりました。当初は歌詞を先に書いてそこに曲を付ける想定でしたが、イメージがなかなか具体的な言葉にならず、先に山田がこの曲を持ってきてくれました。まさに自分がイメージしていた以上の曲だったので、あとは何がなんでもこの曲にふさわしい歌詞にしようと、夜な夜なこの曲の事だけを考えていました。   作詞の進め方としては、まず何度も曲を聴いて、コードの持つムードやメロディーの温度を感じ取るところから始めていきました。そこからイメージを広げ、曲自体が向かおうとしている方向に寄り添っていく中で、自分の言いたい事も鮮明になっていったように思います。最近は“いかに曲と一体化した歌詞を書けるのか”というのを作詞のテーマにしているので、曲が歌いたがっているムードと、歌詞の言いたい事を合わせていく作業が大事だと思い、そこに時間を費やしました。   この「JOY」の冒頭は<世界の音が鳴り止んだ静かな夜>というフレーズから始まります。冒頭のシンセのフェードインを繰り返し聴きながら、歌詞を考えていた深夜の公園でふと出てきた言葉です。コロナ禍で、賑やかだった街がひっそりと静まり返って、まさに世界から音が消えてしまったような感覚を覚え、何気なく空を見上げた時にすっと浮んできました。そこからこの物語の舞台が出来上っていったと思います。   自分では、サビの<君に何を伝えよう 生きる喜びそれ以外に>というフレーズが気に入ってます。その公園から帰ろうと歩き出した時に気づいたら口ずさんでいました。“生きる喜び”を今伝えたい、という想いをこの歌詞に変換できたのは、まさに曲と一体になれたからなのかなと思います。歌詞は話し方にも似てる気がしていて、このサビにぴったりな言い回しが見つかったと、スマホに文字を打ち込みながらテンションが上がったのを覚えています。自然にすっと出てきた言葉達を最後まで信じられたのも、曲の持つ力のおかげなんだと思います。   「JOY」というタイトルは歌詞が出来上がる最後の方に付けました。歌詞のテーマにしようと考えていた“生きる喜び”をワンワードで収められるようなタイトルにしたくて、いろいろな角度から探していく中で「JOY」という言葉にたどり着きました。意味の収まりと曲に感じていたイメージがこのタイトルでビシッとハマった感じでした。   コロナ禍で、改めて感じた人と人の繋がりの大切さ、人に会いたいという気持ち、困難な状況だからこそ生きているという喜びを分かち合いたい。そんな想いを込めたこの「JOY」が、皆さんの心に少しでも染み渡ってくれたら嬉しいです。   <松田晋二(THE BACK HORN)> ◆紹介曲「 JOY 」 作詞:松田晋二 作曲:山田将司

    2022/04/28

  • THE BACK HORN
    1年前の5月にオスの愛猫が旅立ちました。
    1年前の5月にオスの愛猫が旅立ちました。

    THE BACK HORN

    1年前の5月にオスの愛猫が旅立ちました。

     2022年4月13日に“THE BACK HORN”がニューアルバム『アントロギア』をリリース。アルバムタイトルの“アントロギア”は、古代ギリシャ語で<花を集めること>を意味し、今日では詩文を集めた詩集を表すことに由来。様々な花が持つ色彩のように4人の“今を生きる希望”が描かれた作品となっております。今作には、これまで通りメンバー全員が作詞作曲で参加し、様々な組み合わせにより制作された全12曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BACK HORN”による歌詞エッセイを4週連続でお届け。第3弾は岡峰光舟が執筆。綴っていただいたのは、収録曲「 夢路 」にまつわるお話です。大切な家族との別れから生まれたこの曲。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「 夢路 」 この曲は別れの曲です。 1年前の5月にオスの愛猫が旅立ちました。   俺がベースの練習や作業をしていると彼はいつも出窓からのんびり眺めてました。いや、半分以上は寝てました。   そして闘病。徐々に弱っていく4月位から「こいつの曲が作りたいな。」と傍で眠る彼を見ながらベースで曲を作り出しました。出てくる音楽は何故か悲壮感がなく、勇ましくて温かく、優しいものでした。   そして5月にお別れ。 俺にとって初めて一緒に暮らした家族との別れ。その瞬間の光景は何故か俯瞰で自分の脳裏に刻まれています。よく晴れた日なのに突然雷雨がきて、そしてまた光が差し込んできて、彼の名を、呼び続ける声を引き連れるように旅立っていきました。 外からは子供たちがはしゃいでいる声が響き、窓からは眩い光。   暫くしてゆっくりと詞を書き始めました。 この曲は時間の制限を設けずに、言葉や情景が思いつき、浮かんだ時に少しずつ紡いでいきました。   飛行機に乗っているときに広がる空と雲を眺めながら。 新幹線から見える自然や街や人々の営みを通過しながら。 雨の街を散歩しながら。 ライブで、フロアで音楽を聴いてくれてるお客さんを見ながら。 家族とご飯を食べながら。   色んな状況や季節を感じながら詩を書いていた11月に、14年間一緒に暮らしていたもう1匹の愛猫も旅立ちました。   もちろん深い哀しみと寂しさがありましたが、どこか「またこいつら仲良くケンカして、じゃれ合えれてよかった。いつもどっちか居ないと探してたもんなぁ。」とホッとしている自分もいました。   そして言葉がまだ見つかってなかった箇所の詞がピタっとはまり、夢路が完成しました。   そういった背景があるこの曲ですが、悲しいだけではなくて、力強くて優しい希望も描けたことが自分には誇らしく思えました。猫たちと泣いて笑って、生命の儚さを知り、生きる希望も教えてもらいました。   皆さんにも様々な別れがあると思います。 この曲が皆さんの心の傍に寄り添えれば嬉しいです。   <岡峰光舟(THE BACK HORN)> ◆紹介曲「 夢路 」 作詞:岡峰光舟 作曲:岡峰光舟

    2022/04/21

  • THE BACK HORN
    「ロックとは何だと思いますか?」
    「ロックとは何だと思いますか?」

    THE BACK HORN

    「ロックとは何だと思いますか?」

     2022年4月13日に“THE BACK HORN”がニューアルバム『アントロギア』をリリース。アルバムタイトルの“アントロギア”は、古代ギリシャ語で<花を集めること>を意味し、今日では詩文を集めた詩集を表すことに由来。様々な花が持つ色彩のように4人の“今を生きる希望”が描かれた作品となっております。今作には、これまで通りメンバー全員が作詞作曲で参加し、様々な組み合わせにより制作された全12曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BACK HORN”による歌詞エッセイを4週連続でお届け。第2弾は山田将司が執筆。綴っていただいたのは、「ロックとは何だと思いますか?」という質問に対する気持ち。そしてメンバー全員が作詞作曲をするTHE BACK HORNが、どのように音楽に向き合ってきたかのお話です。今作の歌詞と併せて、受け取ってください。 「ロックとは何だと思いますか?」   インタビューなどでこの質問をされた時が1番困る。そんなデカい言葉を一言で表すことで見えてしまう自分の小ささ、それを感じさせないで欲しかった。   それは結成した頃から今まで、ずっとそうだ。THE BACK HORNが結成されて3年後、メジャーデビューしたばかりの頃の取材で、インタビュアーがしたその質問に対し、「俺たちは生と死をテーマに歌っていて別にロックとかどうでもよくないですか? じゃあ逆に何だと思ってるんすか?」とメンバー一同インタビュアーに食って掛かっていた。   と言っても俺は当時コミュ障中のコミュ障。インタビューでも他のメンバーに喋りは任せっぱなしで口を開くこともなく、威圧的な視線をインタビュアーに向けながら(無意識)黙々とタバコを吸うだけで終わる取材も多々。自分の発言に何の自信も持つ事ができず大人に片足を踏み入れることもできていないクソ生意気な青年だった。   そんな俺でも、「ロックとかそういうのマジでどうでもいいわ」と心の中で同意していた。   THE BACK HORNはメンバーそれぞれが作詞作曲をする。今回、4月13日にリリースされたアルバム『アントロギア』でも、それぞれの作詞作曲がさまざまな組み合わせのもと作られた作品となっている。メンバー全員で作詞作曲をするこのスタイルはもう15年以上続いていて、きっかけは菅波(Gt)の、「皆んなで作った方が面白い」という言葉からだった。   全員が[THE BACK HORN]という光も闇も混在させた得体の知れないモノに向かい曲を書く。もちろん作詞や作曲が得意なメンバーもいればそうでないメンバーもいる。それでも少しずつ歩み寄り擦り合わせ続け一曲一曲をカタチにし続けてこれたのは、他のどのバンドにもないTHE BACK HORNだけのオリジナルなスタイルを確立していけているという実感と共に、CDを出したりカタチにしていける喜びは勿論、「生きる」というこのバンドが発するエネルギーを自分が歌として表現していくことで、その曲からも自分自身も力を貰い、聴いてくれるお客さんからも力を貰い、どんな姿であれ生きていていいんだと実感できていたこと、そして根っこには「やっぱりこのバンドが好きだ」という気持ちからなのだと思う。   メンバーを代表したような言葉になってしまっているが、今は俺が思う気持ちだけを。誰が曲を書こうと詞を書こうと、この4人で演奏する曲達は自然と[THE BACK HORNらしさ]になっていく。その時々の時代に感じた事を結晶として残してゆける。こういう歌詞を書かなければいけないなんていう決まりは無い。この4人が今感じている事をカタチにする。それが事実でありTHE BACK HORNとしての正解だ。   「気持ちなんてものは変化していく」それもリアルな事で当たり前のこと。また、メンバーのそれが許されるくらい、想いの宿った軽はずみではない言葉をその時々で表現してきたからこそなのだと思っている。   心が折れかけ、もうダメだと限界を感じた事は何度もあるが、その度に自分達の曲に励まされ、奮い立たされるこの感覚は何にも変え難く、自分の人生の半分以上を捧げてきたこのバンドにいられる事がなによりも誇りだ。十何年前だったか、「最後は希望を感じられる音楽をやろう」それをメンバー間で共有しながら曲を作るようになった。   希望をリアルに描く事は容易では無い。人生で一度でも大きな悲しみを経験してしまうと、どれだけ自分の闇を理解してくれているのか? という疑いから感情移入できなくなる、気がする。だからこそリアルな希望を描くために「闇」というものの理解の深さが必要となる。   しかし、肌感覚で理解できる闇は自分が経験したまででしかない。自分の場合、結成当初に抱えていた闇は十代に経験した父の死が大きな原因だった。いつか人は死ぬ。どうせ死ぬ。今、どれだけ想いを燃やせるのか、この瞬間に命が燃え尽きてもいい覚悟で、これでもかこれでもかと叫び狂った。それで自分が生きている実感を得られた。気がしていた。叫べば叫ぶほど心にポッカリと空く穴。フィジカルの犠牲がメンタルを超えた時に大体思う。   「何で俺はこんなにムキになって歌ってるんだろう」   もう既に埋まっているはずの穴で満足できないのは、ただ自分が持ってしまう渇望感だった。闇は消えてはいない。自分自身が持つ闇。自分ではない人が感じている想像もできない程の大きな闇。答えばかり出して生きる事は失礼だぞ。逃げるな。答えを出した途端になにかを諦めたような気分になってしまうから。悲しみの重さ? 自分が経験した分しか分からねえ。幸せの形? 人それぞれあっていいじゃない。幸せを感じられることもまた必要だが、悲しみを感じてしまう事から逃げないのもまた必要な事なのだと思う。瞬間の話であって、引きずっていくと言う意味ではなく。   「何が起こるか分からない」と怯えて生きるなら「どんないい事が起こるか分からない」と同時に思う事ができるか? 「思う事ができるか」なんて「課題」みたいな言い方になってしまっているが、本来「思っていいはず」なんだ。「生きる」という誰にでもできそうな事が誰にとってもの超難関になっている。   おこがましくも、THE BACK HORNの音楽を聴いてくれている皆を通じて「生きる」を感じさせてもらっている。ファンの皆さんと共に「生きる」を感じていきたいと思っている。THE BACK HORNは主に日本語詞を大事にしているバンドだが、言葉だけではなくサウンドが作り上げる情感、各々のセンスの光るプレイは勿論、全身を刻みつけるほどの全てが合わさった「音楽」としてTHE BACK HORNから「生きる」を感じて貰えればと思う。   話はだいぶ逸れたが 「ロックとは何だと思いますか?」 この質問に対し 「執着だと思います」   なんて答えた事もあったが、なんかむむむ、、、という感じだ。「ロックとは何だと思いますか?」「分かりません」やっていけば何か言葉に変わる日が来るのか。言葉にならなくともロックは死なないし、無理矢理カタチにされた言葉ほど薄っぺらいものはない。本意や実態が分からなくても、好きなものは好きだということ。いつか分かるんじゃない? それでいいじゃねえか。 <THE BACK HORN・山田将司>

    2022/04/14

  • THE BACK HORN
    ウロボロスを知ってますか。
    ウロボロスを知ってますか。

    THE BACK HORN

    ウロボロスを知ってますか。

     2022年4月13日に“THE BACK HORN”がニューアルバム『アントロギア』をリリース。アルバムタイトルの“アントロギア”は、古代ギリシャ語で<花を集めること>を意味し、今日では詩文を集めた詩集を表すことに由来。様々な花が持つ色彩のように4人の“今を生きる希望”が描かれた作品となっております。今作には、これまで通りメンバー全員が作詞作曲で参加し、様々な組み合わせにより制作された全12曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“THE BACK HORN”による歌詞エッセイを4週連続でお届け。第1弾は菅波栄純が執筆。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 ウロボロス 」にまつわるお話です。併せて、歌詞も先行公開中! ぜひ、エッセイとともにお楽しみください。 この曲には、コロナ禍においてライブを含めた音楽活動がなかなかできず鬱屈とした時の気持ちや、いつ終わるともしれない絶望感が渦巻いてます。それをベースにしながらも、無限の絶望のループをこの手でぶっ壊して進んでいくんだ!と宣言する力強いロックミュージックでもあります。   ウロボロスを知ってますか。古代の「無限や永遠」の象徴で、蛇が自分の尾を噛んで輪っかになってる姿をしています。破壊と創造や生と死など色んなイメージが重なっていて、ちょっと不気味、ミステリアスな存在でもあります。そのイメージを使ってループする絶望感を表現しました。   歌詞で気に入ってる部分は、<先生、最近「夢を持て」って言わなくなりましたね>というところです。完全な妄想なんですけど先行き不透明な時代において、学校の先生も「不用意に夢を持て、なんて言えないなぁ」って思ってるんじゃないかな、と。演出的にも語りっぽく唐突に入ってくるので怖くて好きです。   あとは楽曲の中盤で神様が出てくるところも好きですね。この世の何もかもが記載されてるとされる「アカシックレコード」を、神様がブログを書くみたいに更新してる様子で、あんまり深い意味はないんですけど味があります。   ブログの更新通知的に「この世が終わりますよ~」って通知がスマホに来るっていう。その通知を信じた者だけが方舟に乗って生き延びる。以前「惑星メランコリー」という歌詞で似た内容を書いたので、セルフオマージュみたいな感じですね。ちょっとユーモラスな描写になってるのが「ウロボロス」バージョンの特徴です。   一応断っておきますが、そんなに神秘的な思想が強い方ではございませんのであしからず。ただこの世にある素材を様々組み合わせて歌詞を作るのが好きだっていうだけです。   そういう、どこからでも素材を持ってきて歌詞にするからか、自分の場合、歌詞を書くと自然に「この時代を生きていて今感じてること」が混じってきます。なので「メッセージの強い曲にしよう」とか「時代を反映しよう」っていうことはあまり考えていません。   考えてはいないんですが、逆に「普遍的なものにしよう」とも思っていないので、振り返ると「あぁ、あの頃の感じがするなぁ」と、自作の歌詞を読むと思ったりしますね。そこに唐突に時空を超えたような題材がミックスされたりするので、ウチの味はちょっとクセが強いかもしれません。   そんな感じでしょうか。いやぁ、しかしニューアルバムの歌詞はどれもとても良いのでぜひ聴いてみてくださいね!それではまた「アントロギア」の世界でお会いしましょう。   <菅波栄純(THE BACK HORN)> ◆紹介曲「 ウロボロス 」 作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純 ◆ニューアルバム『アントロギア』 2022年4月13日発売   <CD 収録内容> 01. ユートピア 02. ヒガンバナ 03. 深海魚 04. 戯言 05. 桜色の涙 06. ネバーエンディングストーリー 07. 夢路  08. 疾風怒濤 09. ウロボロス 10. 希望を鳴らせ 11. 瑠璃色のキャンバス 12. JOY  

    2022/04/07

  • THE BACK HORN
    君の日々を一時でも、人生のシビアさから、痛みから守っておくれ。
    君の日々を一時でも、人生のシビアさから、痛みから守っておくれ。

    THE BACK HORN

    君の日々を一時でも、人生のシビアさから、痛みから守っておくれ。

     2018年3月7日に“THE BACK HORN”が、ミニアルバム『情景泥棒』をリリース!今日のうたコラムでは、今作から新曲「閃光」をご紹介いたします。タイトルの【閃光】とは、一瞬にして放たれる強烈な光のことです。何かを追い続け、待ち続け、焦がれ続けた、その先にあるもの。真っ暗闇をバッと希望色に輝かせるもの。「いける…!」と思わせてくれるもの。人生を変えるそんな閃光を、感じたことありませんか…? 一瞬の輝きを 輝きを 輝きをくれた 君に捧げる歌 一瞬の輝きを 輝きを 輝きを一生 忘れないから 「閃光」/THE BACK HORN  そして【閃光】はときに、かけがえない<君>という存在によって生じることもあるんです。自分の心が翳りそうになっても、その人の言動が<一瞬の輝き>になり、前へ進むことができたり。たった一度きりの<一瞬の輝き>だとしても、その光景を思い出すたび、一生を生き抜いていけそうな強さが湧いてきたり。それほどの【閃光】をくれた<君に捧げる歌>がこの楽曲です。  また、今年で結成20周年を迎えるTHE BACK HORN。音楽活動中には、まさに【閃光】を感じる瞬間も様々な面であったことでしょう。そう考えると<輝きをくれた君>とは、ひとりひとりのリスナー、ファンの皆さんのことでもあるのだと思います。つまり、この歌にはアニバーサリーイヤーだからこそ彼らが、自分たちに関わってくれた全ての人々へ、改めて伝えたい想いがぎっしりと詰め込まれているのです。 どうか光のかけらよ 君の日々を一時でも 人生のシビアさから 痛みから守っておくれ 「閃光」/THE BACK HORN 祭りの後の さみしさと一緒に ひとかけらだけ 何を残せるか 頑張り過ぎんな ひとりぼっちで 同じ気持ちで 戦ってるやつが 君のそばに いるから 「閃光」/THE BACK HORN  大切な<君に捧げる>ためのフレーズからは、強烈な眩しさというより、優しい<光のかけら>のほのかな温かさを感じますね。その<光のかけら>には<君の日々を一時でも 人生のシビアさから 痛みから守って>くれる力があります。ひとりぼっちで頑張り過ぎている時に<同じ気持ちで 戦ってるやつが 君のそばに いるから>と寄り添ってくれる愛もあります。それは“歌”の持つ役割にも通じるのではないでしょうか。  さらに<祭りの後の さみしさと一緒に ひとかけらだけ 何を残せるか>というフレーズは、ライブ後の余韻を連想させます。おそらく“ライブ”は【閃光】に似ているのです。ただ、強烈な光が消えた後には、やはり<さみしさ>が残るんですよね…。しかし、ライブが終わっても、心に残る<ひとかけら>の優しい光があります。閃光の中で受け取った“歌”という<光のかけら>です。そしてその“歌”はいつまでも静かに輝き続け、私たちが明日を生きてゆくための希望となるのでしょう。 現実はいつも どうしようも無くリアルで ドッキリの看板持ったやつが 出てくるわけでもねえ もう会えねえ 蝉の声が 風の音が あいつがいない分だけ うるさく聞こえる せめて見守っていて やり続けていくから 物語は続く 俺たちが望むなら 一瞬で消えちまう 何もかも だからこそ俺たち 今を生きるんだ 「閃光」/THE BACK HORN  歌の終盤ではTHE BACK HORNの<今>の決意表明も放たれます。たとえ過去に<もう会えねえ>人との記憶が痛いほど刻まれていても、たとえ現実が<どうしようも無くリアル>でしんどくても、それでも、未来は<俺たち>の<やり続けていく>という意志によって続いてゆくのです。続けてゆくのです。何もかも<一瞬で消えちまう>人生。だからこそ<一瞬>を大事に積み重ねて<今を生きる>のです。そのメッセージは同時に<俺たち>=“全ての聴き手”に共有してほしい想いでもあるはず…!   一瞬の輝きを 輝きを 輝きをくれた 君に捧げる歌 一瞬の輝きを 輝きを 輝きを一生 忘れないから 知らねえよ 正しいか 知らねえよ 意味なんか 音を鳴らすんだ 悲しみさえ 祝福するような 「閃光」/THE BACK HORN  こうして幕を閉じてゆく歌。THE BACK HORNはこれからも音を鳴らし続け、正しさも意味も越えた<悲しみさえ 祝福するような>音楽を<光のかけら>として届け続けてくれることでしょう。そして何度でも<一瞬の輝きを>私たちに魅せてくれることでしょう。彼らのこれまでと今とこれからが詰まった「閃光」を是非、歌詞と併せてじっくり聴いてみてください!

    2018/03/12

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