一番大事なもんは、ワクワクするかどうか。

 2024年6月26日に“ORCALAND”がDigital Single「バニサマ」をリリースしました。彼らは、東京・下北沢発の4人組ロックバンド。“頭を空っぽにして楽しめる音楽とライブ”を掲げるORCALANDがこの夏をアツく燃え上がらせる渾身の1曲は、サウンド・バンド×デジタルサウンドの融合を追求した疾走感のあるアップナンバーです。ライブハウスでの楽しみ方をそのままメッセージとして熱く歌い上げる歌詞にもご注目を!
 
 さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「バニサマ」にまつわるお話。サウンド面での挑戦、自身にとっての歌詞という存在、そしてこの歌に詰め込んだ思いについて、明かしてくださいました。ぜひ楽曲と併せて、エッセイをお楽しみください。



ORCALANDというバンドを始めてから約5年。
デジタルシングルも出しつつ4枚のEP、2枚のミニアルバムを作って計35曲を世に出しました。
このバンドを始める前から世に出す訳でもなく一人で曲を作っていた自分が、メンバーや支えてくれる周りの方々の力を借りてこんな数の楽曲を生み出せていること、歌えていること、本当にありがたいと思って日々生きています。
 
そして2024/6/26 27歳になる日
36曲目、デジタルシングル「バニサマ」をリリースしました。
 
サウンド面の話。
2nd Mini Album『HERO'S HIGH』を生み出したことで
自分の頭の中で鳴っている音の大半を表現することができる様になったと思っていて。
今回は“脳内の初期構想の再現”からさらにアップデートして、新しいサウンドやアイデア、リズムを取り入れて“作品としての完成”に挑戦しました。
正直、過去一番制作に頭を悩ませた曲で、当初のデモからは想像できないアレンジになったり、紆余曲折を経て今のデジタルサウンド×バンドサウンドの形になりました。
 
歌詞の話。
俺の書く歌詞は聴いてくれる人々へのメッセージでもあるのですが、特に未来の自分へのお前こんなこと思ってたぞー!って備忘録でもあると感じていて。「言え」とか特にそうかな。
今抱えている悩みとか、想いとか、時が経つにつれて熱が冷めて変わっていったり、忘れてしまったりしてしまうから、歌にして、楽曲にして残している節があります。
今年に入ってから逆燃え尽き症候群というか何というか、やりたいこと、できることの選択肢が広がって、逆に曲書けなくて悩んでいる時期がありまして。もうその気持ちと今伝えたいこと全部ひっくるめて歌詞にしちまえ!みたいな感じで、夏と音楽と愛をテーマにこの曲を書きました。
一番大事なもんは ワクワクするかどうか です。
 
自分の文章力に自信なくて曲とか歌詞の説明しすぎると歪曲した形で伝わってしまうのでは…? って考えがあって文字にするの避けていましたが、折角頂いた機会なので自分なりに自分を解釈して言葉を並べてみました!
これもまたいい経験ですね。
ORCALANDの新しいサウンドへの挑戦であり、今の俺のテーマソングである「バニサマ」
沢山の耳と心に届いたら嬉しいなと思います!
 
<ORCALAND・大塚祥輝>



◆紹介曲「バニサマ
作詞:大塚祥輝
作曲:大塚祥輝



◆イベント情報
ORCALAND presests "ギャルズ 2024"
2024.8.24(土) @Shibuya Milkyway
OPEN 15:30 / START 16:00
w/ Gum-9 / ヨイズ / NELKE / Daisycall / 輪廻 / and more…
 
チケット発売中!