2024年9月4日に“ケプラ”が1st Major Single「キセキ」をリリース! 彼らは今作で、ユニバーサル ミュージック内のEMI Recordsからメジャーデビュー。6月23日に恵比寿LIQUIDROOMにて開催された全国ワンマンツアー「ニュートン ワンマンツアー」最終公演内でメジャーデビューと今作のリリースが発表されました。
さて、今日のうたではそんな“ケプラ”の柳澤律希による歌詞エッセイを3回に渡りお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、歌詞を考えるときに大切にしていることのお話です。初めて自身でも歌詞に納得できた、とあるタイミング。それまでとは一体何が違ったのでしょうか…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。
さて、今日のうたではそんな“ケプラ”の柳澤律希による歌詞エッセイを3回に渡りお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、歌詞を考えるときに大切にしていることのお話です。初めて自身でも歌詞に納得できた、とあるタイミング。それまでとは一体何が違ったのでしょうか…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。
こんにちは。前回は、メジャーデビュー曲「キセキ」について話させてもらいました。読んでくれた方、ありがとうございました。今回は、僕が歌詞を考えるときに大切にしていることを書いていこうかなーと思います。
よろしくお願いします!
伝わりづらくても許してね☆
歌詞を書き始めたのは今から約5年前、高校の軽音楽部に入ってからです。それまでは曲も歌詞も作ったことはありませんでした。
この5年間で、ボツになった曲も含めてだいたい40~50曲くらいは作ったような気がします。もちろんその全ての歌詞に自信があるわけはなく、特に最初の方に書いた歌詞なんか忘れたいほどに自信がないです…。
いいじゃん!って初めて思えた曲がケプラの「デイズ」です。
じゃあ、それまでの納得いかなかった曲と「デイズ」は何が違ったんだろう。答えは思ったより簡単で、それに気づいた時から次々と納得のいく歌詞を書くことができるようになったんです。
単純に、曲を作ることに慣れてきたっていうのはあると思います。語感や歌いやすい言葉を見つけるのが得意になったとか。でもそれだけじゃなくて、自分は何を伝えたいのか、それを明確に歌詞の中で表現した瞬間、ビビ!!ってなりました。もちろん、100%伝わっているのかなんて分かりません。でも、これなら100%伝わるはず。そう思えることが大切です。
例えば「デイズ」では、高校生の上手くいかない日々もきっといつかは報われるだろうという思いを伝えようとしました。
それを明確にした上で、語感や歌いやすい言葉を経験から無意識のうちに繋ぎ合わせていったら、なんかいい曲!って思えました。
他の曲もそうです。悲しいって気持ちを誰かにわかってほしいのか、それとも誰かの悲しみに寄り添ってあげたいのか、そういうのを明確にするだけでだいぶ変わりました。
まぁ今回話したことはあくまでも僕が大切にしていることなので、ケプラを普段から聴いている人や、もし歌詞をこれから書き始めたいと思っている人は参考程度に!
読んでくれてありがとうございました♪
<ケプラ・柳澤律希>
◆1st major digital single「キセキ」
2024年9月4日release
作詞:柳澤律希
作曲:柳澤律希