2025年3月19日に“Hana Hope”がメジャーファーストアルバム『Between The Stars』をリリースしました。2023年8月のメジャーデビューから約1年7か月、高校卒業~大学進学という人生のターニングポイントで制作。大人になる過程での不安や困難を抱えながらも、未来への希望を見出す<成長と旅>がテーマになっており、Hana Hopeの音楽の旅を体感する全13曲が収録。
さて、今日のうたではそんな“Hana Hope”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、注目のミュージシャン・jo0jiとのコラボレーションで生まれた収録曲「フリーバード」にまつわるお話です。この歌詞に影響を与えた映画『レディーバード』から感じたものとは。そして、自分自身が伝えたいメッセージは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。
◆紹介曲「フリーバード」
作詞:jo0ji・Hana Hope
作曲:jo0ji
◆メジャーファーストアルバム『Between The Stars』
2025年3月19日発売
<収録曲>
jo0jiさんと作詞した「フリーバード」は、グレッタ・ガーウィグ監督の映画『レディーバード』からインスパイアされました。この映画は、女の子が思春期から大人へと成長していく過程を描いていて、結構リアルに家族との衝突や将来への不安といった現実的なテーマをありのままに見せています。
こうした正直な映画にすごく魅力を感じるのは、多分、「自分は一人じゃない」と思い出させてくれるからかもしれません。世界には同じような思いや経験を持つ仲間がたくさんいる。だからこそ、どんな不安も乗り越えられると信じられる。
なので、「フリーバード」を作るに当たって自分のリアルな心の表情も見せるように心がけました。
“なんでもできるが故に
手を伸ばす方向が
定まらない当てなどない
逃避行のような日々さ”
無限の可能性を前にしながらも躊躇する自分、答えを求められる中ひたすら逃げていたーー。私もアーティストになると決意する前は、ポシビリティーがたくさんある中、自分に最適な道を選択できるのか、という不安に強く苛まれていました。だからこそ、私はアーティストとしての第一歩を踏み出すことにとても勇気がいりました。
jo0jiさんとの制作セッションに向かっている途中、Neil Youngの「Rockin' in the Free World」を聴いてました。この曲のサビに出てくる<Free World>という歌詞に惹かれて、自分へのリマインダーにもなりましたー“そうだここは自由な世界なんだ”と。生きていて、自分のルーティンに囚われて閉じこもってしまう方はたくさんいる気がします。なので、最後のコーラスでは、このメッセージを届けたいと思いました。
“Free Bird don't you know
Everything 変わりゆく世界の中でも
Free World don't you know”
何があったとしても、自由な鳥のように未来へと一生懸命羽ばたけば、いつか地上には着く。
<Hana Hope>
◆紹介曲「フリーバード」
作詞:jo0ji・Hana Hope
作曲:jo0ji
◆メジャーファーストアルバム『Between The Stars』
2025年3月19日発売
<収録曲>
1.flowers
2.フリーバード
3.Rain Or Shine
4.サマータイム・ブルース
5.passing forward
6.Growing Pains
7.消えるまで
8.アカイロ
9.たゆたう
10.背中
11.leave me blind
12.旅のゆくえ
13.UnSaid
13.UnSaid