2025年6月18日に“AYANE”がNew EP『Valley Girl』をリリースしました。全6曲を通して描かれるのは、等身大の感情、恋と夢、そして自分自身との対話。力強くも繊細なメロディが響くこの一枚は、まさに“今”を生きるすべての人へのメッセージ。ジャンルを超え、心に響く言葉と音で魅せる『Valley Girl』は今をときめくAYANEのリアルが詰まった作品となっております。
さて、今日のうたではそんな“AYANE”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は今作のリード曲「Now or Never」にまつわるお話です。いつかこの人生は終わってしまう。だからこそ今、感じること、伝えたいことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。
◆紹介曲「Now or Never」
作詞:AYANE・Haruhito Nishi
作曲:AYANE・Haruhito Nishi
この度、AYANEは、6月18日にNew EP『Valley Girl』をリリースしました!
きゅんきゅんな恋愛ソングからいろんな苦悩の末の失恋ソング、はたまた人生についてだったり、日常の中で感じる身近な出来事を、AYANEなりの言葉で、歌で、想いを込めた全6曲入りのEPとなっています。ぜひ聴いてもらえたら嬉しいです。
今回はその中からリード曲の「Now or Never」について少しお話ししたいと思います。
最近ふと、「いつかこの人生って終わっちゃうんだ」って思うことがあって。
不安症だからよくこんな漠然としたことを考えて毎日過ごしているけど、、
でもやっぱり考えても仕方なくて、結局行き着くのは、「どうせ終わることは決まってるんだから、今やれることを頑張るしかないよね」ってこと。
私自身も今まで辛い別れや、後悔をしてきたからこそ、
大切な人と話せることや会えることって当たり前じゃないなと思うし、
みんなの前でライブができること、歌えること自体も、ほんとに幸せなことだなと思っています。
私は、日常で身近にあるモヤモヤとか負の感情にフォーカスをあてて、歌詞を書くことが多いんです。今なら、「何でそんなことで悩んでたんだろう」って思うこともあるけど、10代の頃はもう世界が終わってしまうんじゃないかってぐらい、落ち込んでしまう悩みもありました。そして20代になって、さらに現実と向き合わないといけないことも増えてきました。
家に帰って一人ふと我に返った時、孤独とか虚しさ、周りへの嫉妬、小さくても自分の心を支配されてしまいそうな負の感情に押しつぶされそうな時ってたくさんあると思います。
そんな時、何気なく流れてきた音楽で少しだけでも心が癒されたり。「憧れの人やSNSでキラキラ輝いている可愛い子達もきっとそう」って、気持ちが少し楽になったり。そうやって前を向いてみようって思える楽曲を届けたい。私自身も共感し合って頑張っていけたら、という気持ちで日々音楽を作っています。
だから「Now or Never」は、もちろん聴いてくださる皆さんに向けて、日々の力に少しでもなればという思いも込めましたが、大切な人に本音で話すことも、普段言えない感謝やごめんねを伝えることも、仕事や進路についての悩みも、後回しにしてる場合じゃないなって、、自分自身を奮い立たせる曲にもなりました。
一瞬一瞬すぎていくのが早い人生だからこそ今を大切に。
その積み重ねできっと未来は明るくなっていくんじゃないかなって思っています。
大丈夫。AYANEの音楽がみんなのお守りになりますように。
<AYANE>
作詞:AYANE・Haruhito Nishi
作曲:AYANE・Haruhito Nishi
◆New EP『Valley Girl』
2025年6月18日発売
<収録曲>
1.Now or Never
2.MY LIFE
3.Promise
4.Summer Love
5.キミのせい
6.ラストシーン(ONEMAN LIVE 2025” my luv” )[LIVE]