“些細な言い合いもなくて同じ時間を生きてなどいけない
素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ
粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を分け合う事が出来たのかい”
『粉雪』/レミオロメン
冬うたといえば必ず名前の挙がる名曲、真っ白な景色を見つめながら聴くとなおさら素敵ですねぇ。また、こんな寒い日には欠かせないアイテム“マフラー”もウィンターラブソングの中で特別な役割を果たします。タイトルで検索すると「青いきゅんきゅんマフラー」「赤いマフラー」「ぐるぐる巻きのマフラー」「白いマフラー」「チェックのマフラー」などいろいろな種類がありますが、あなたの好きな人はどんなマフラーをしていますか…?
赤いマフラーを巻いて 僕は街を一人歩いた
渡せなかったプレゼントだけど 君がいた証に思えるから
ずっとそばにいると思うと どうして人はいつでも
その人への思いを全部 後回しにしてしまうのだろう
リボンなど掛けなくても 特別な時じゃなくても
君に言えばよかった 「ありがとう」と
同じ数だけ雪が降るようだ
『赤いマフラー』/槇原敬之
“「綺麗だったよ」って
光る街の中 白い吐息と笑顔の君
ピースの先にはあの子がいるんでしょう?
そんなメールは送らないでよ
「似合ってるよ」って言った 赤いマフラーも
あの子が選んでたんだね
隣にいたから 君の視線の先に あたし気付いちゃったんだよ
でも この気持ちを君に伝える前に
「頑張れ」だなんて言ってしまったの”
『赤いマフラー』/井上苑子
“週末のルールもくずれたり
やがて電話をする回数がじょじょに減ってくと
ただあなたにマフラー優しく巻かれても悲しくなるのよ
あぁ 空き地に捨てられた捨て犬みたいな気持ちになって
また何度もキスをせがんだ
そんな悲劇が起こらないように ふたりで
いろんなことを乗り越えてゆこうよ
あなたがこの部屋を出てゆくなら
きっとそのとき
たぶん私はいちばんきれい
マフラーはいりませんから
あなたの腕でいいですから”
『マフラー』/一青窈
どの曲も、そのマフラーに似たものを見るたびに胸がキュッと締め付けられてしまいそうな物語が込められていますね…。余談ですが、雪には気になるお相手との距離を縮める魔力もあるのだそうです。滑って転倒してしまうかもしれない雪道を一緒に歩くドキドキで生まれる<吊り橋効果>。さらに女の子は、雪の白さが天然のレフ版となることで<美肌アピール>も!ついつい寒くて家に閉じこもっていたくなりますが、せっかくなのでお気に入りのマフラーを巻いて好きな人と雪道デートをしてみるのも良いかもしれません♪ あなたとあの人の素敵な冬物語ができますように…!