熊野路ひとり旅に出てみて 思いだした 風に匂いが あることを 空が見えないほどの 杉の木立ちをぬけて つり橋渡れば みどり色した 熊野の雨は 僕の足から 降るのです わけてあげたい あなたにも 忘れかけてた やさしさを 別にあしたの あてはないが 船で瀞峡(とろきょう) 上ろうか ひとりひなびた宿で 妙に眠れぬままに あれこれ思えば みどり色した 熊野の雨が 僕の心に 降るのです わけてあげたい あなたにも 忘れかけてた かなしみを | シモンズ | 吉岡治 | 櫻井順 | 青木望 | 旅に出てみて 思いだした 風に匂いが あることを 空が見えないほどの 杉の木立ちをぬけて つり橋渡れば みどり色した 熊野の雨は 僕の足から 降るのです わけてあげたい あなたにも 忘れかけてた やさしさを 別にあしたの あてはないが 船で瀞峡(とろきょう) 上ろうか ひとりひなびた宿で 妙に眠れぬままに あれこれ思えば みどり色した 熊野の雨が 僕の心に 降るのです わけてあげたい あなたにも 忘れかけてた かなしみを |
恋人もいないのに恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて いそいそ出かけて 行きました 空はいつになく 青く澄んで 思わず泣きたく なるのです 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて これからいったい どこへ行くの 風はいつになく 意地悪そうに つらい質問 するのです 薔薇の花束 胸にいっぱい いそいそ出かける 想い出の海 白い波間に 花びらちぎって 恋に別れを 告げるため 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて いそいそ出かけて 行きました 海はいつになく 涙いろで 哀しみたたえて いるのです ラララ…… | シモンズ | 落合武司 | 西岡たかし | | 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて いそいそ出かけて 行きました 空はいつになく 青く澄んで 思わず泣きたく なるのです 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて これからいったい どこへ行くの 風はいつになく 意地悪そうに つらい質問 するのです 薔薇の花束 胸にいっぱい いそいそ出かける 想い出の海 白い波間に 花びらちぎって 恋に別れを 告げるため 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて いそいそ出かけて 行きました 海はいつになく 涙いろで 哀しみたたえて いるのです ラララ…… |
ふるさとを見せてあげたい春はかげろう麦畑 夏はひでりのせみしぐれ 秋はおまつり笛太鼓 冬はよなべのいろりばた あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさとのない人だから 春はなの花あげひばり 夏は川風ほたるがり 秋は夕焼け赤とんぼ 冬はこな雪山の音 あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさともみよりもないの 裏のお山の柿の実が 真っ赤に真っ赤にうれるころ あの人連れて帰ります 会って下さい お母さん | シモンズ | 落合武司 | 玉井妙子 | | 春はかげろう麦畑 夏はひでりのせみしぐれ 秋はおまつり笛太鼓 冬はよなべのいろりばた あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさとのない人だから 春はなの花あげひばり 夏は川風ほたるがり 秋は夕焼け赤とんぼ 冬はこな雪山の音 あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさともみよりもないの 裏のお山の柿の実が 真っ赤に真っ赤にうれるころ あの人連れて帰ります 会って下さい お母さん |