愛の小窓花の都に 身を拗(す)ねて 若き生命(いのち)を 散らすやら 夜の巷を 流れゆく 君がパイプの あゝうす煙 街のホールで 見る月は 弱い娘の 泣く涙 夢の光りも さびし気に なぜか今宵も あゝ更けてゆく つゆの月草 やる瀬なく 夜毎やつるる この胸に 待てどくらせど かの人は 今日もかえらぬ あゝ雨の音 乙女ごころの くれないに 燃えてはかなき 小夜嵐 愛の小窓を ひらきつつ 熱い涙で あゝ君を待つ | ディック・ミネ | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 花の都に 身を拗(す)ねて 若き生命(いのち)を 散らすやら 夜の巷を 流れゆく 君がパイプの あゝうす煙 街のホールで 見る月は 弱い娘の 泣く涙 夢の光りも さびし気に なぜか今宵も あゝ更けてゆく つゆの月草 やる瀬なく 夜毎やつるる この胸に 待てどくらせど かの人は 今日もかえらぬ あゝ雨の音 乙女ごころの くれないに 燃えてはかなき 小夜嵐 愛の小窓を ひらきつつ 熱い涙で あゝ君を待つ |
アイルランドの娘花籠抱えて 誰を招く アイルランドの村娘 夢見る瞳よ 君が抱く 野ばらの花は 愛の花 変わらぬ誓いを 囁けば うるむ涙で じっとみてる 心の底まで みつめてる 愛の瞳の いじらしさ | ディック・ミネ | H.RUBY・訳詞:島田磬也 | R.PERKINS | | 花籠抱えて 誰を招く アイルランドの村娘 夢見る瞳よ 君が抱く 野ばらの花は 愛の花 変わらぬ誓いを 囁けば うるむ涙で じっとみてる 心の底まで みつめてる 愛の瞳の いじらしさ |
雨の酒場で並木の雨の ささやきを 酒場の窓に 聴きながら 涙まじりで あおる酒 「おい、もう止せよ」飲んだとて 悩みが 消える わけじゃなし 酔うほど 淋しく なるんだぜ 一輪ざしの 白薔薇を ちぎって何故に また棄てる 花に恨みが あるじゃなし 「おい、もう泣くな」いつまでも いのちの恋の 切なさは 泣いても 泣いても きりがない グラスの底を 傾けて 飲みほす君の 悲しみを 知っていりゃこそ 止めるのさ 「おい、もう帰ろうや」夜も更けた 小雨の道が 遠いなら せめても送ろう そこらまで | ディック・ミネ | 清水みのる | 平川浪竜 | | 並木の雨の ささやきを 酒場の窓に 聴きながら 涙まじりで あおる酒 「おい、もう止せよ」飲んだとて 悩みが 消える わけじゃなし 酔うほど 淋しく なるんだぜ 一輪ざしの 白薔薇を ちぎって何故に また棄てる 花に恨みが あるじゃなし 「おい、もう泣くな」いつまでも いのちの恋の 切なさは 泣いても 泣いても きりがない グラスの底を 傾けて 飲みほす君の 悲しみを 知っていりゃこそ 止めるのさ 「おい、もう帰ろうや」夜も更けた 小雨の道が 遠いなら せめても送ろう そこらまで |
或る雨の午后雨が降ってた しとしとと 或る日の午后の ことだった 君と僕とは 寄り添って 雨の舗道を 濡れながら 二人愉しく 歩いたね 雨に濡れても 二人きり 或る日の午后の ことだった 肩を並べて 寄せ合って 話し疲れて どこまでも 二人黙って 歩いたね 雨が降ってる 今日もまた 或る日の午后を 想い出す 君と僕とは 別れたが 雨の舗道を 濡れながら 一人黙って 歩こうよ | ディック・ミネ | 和気徹 | 大久保徳二郎 | | 雨が降ってた しとしとと 或る日の午后の ことだった 君と僕とは 寄り添って 雨の舗道を 濡れながら 二人愉しく 歩いたね 雨に濡れても 二人きり 或る日の午后の ことだった 肩を並べて 寄せ合って 話し疲れて どこまでも 二人黙って 歩いたね 雨が降ってる 今日もまた 或る日の午后を 想い出す 君と僕とは 別れたが 雨の舗道を 濡れながら 一人黙って 歩こうよ |
奥様お手をどうぞ真白き腕よ 我に給え 夢の国にマダム 頬寄せて 君を抱きマダム 今宵語らん 我は待つよ 君の口づけを やるせなの想い 我は待つよ 真白き腕よ 我に給え 夢の国にマダム 頬寄せて 君を抱きマダム 今宵語らん 我は待つよ 君の口づけを やるせなの想い 我は待つよ | ディック・ミネ | F.ROTTER・訳詞:三根徳一 | R.ERWIN | | 真白き腕よ 我に給え 夢の国にマダム 頬寄せて 君を抱きマダム 今宵語らん 我は待つよ 君の口づけを やるせなの想い 我は待つよ 真白き腕よ 我に給え 夢の国にマダム 頬寄せて 君を抱きマダム 今宵語らん 我は待つよ 君の口づけを やるせなの想い 我は待つよ |
踊る今宵恋のそよ風 みどりの木蔭に 君と手をとり 踊ろよ今宵を あつい吐息に 悩ましき思い 風もほほえむ うれしき今宵 あつい吐息に 悩ましき思い 風もほほえむ うれしき今宵 | ディック・ミネ | ディック・ミネ | バッキー白片 | | 恋のそよ風 みどりの木蔭に 君と手をとり 踊ろよ今宵を あつい吐息に 悩ましき思い 風もほほえむ うれしき今宵 あつい吐息に 悩ましき思い 風もほほえむ うれしき今宵 |
想い出の丘なつかしいなつかしい 想い出のあの丘 すみれ咲く あの丘 想い出の丘 楽しく 手を取り 木の蔭にたゝずみ あなたにそっと 語りし言葉 オーイエー アイラブユー ダーリン フォーエバー ユーアンドアイ トゥゲザー アイラブユー ティル アイ ダイ 淋しく 悲しい 想い出のあの丘 月の夜に 二人で泣いた あの丘 オーイエー アイラブユー ダーリン フォーエバー ユーアンドアイ トゥゲザー アイラブユー ティル アイ ダイ 淋しく 悲しい 想い出のあの丘 月の夜に 二人で泣いた あの丘 | ディック・ミネ | 三根徳久 | 三根徳久 | | なつかしいなつかしい 想い出のあの丘 すみれ咲く あの丘 想い出の丘 楽しく 手を取り 木の蔭にたゝずみ あなたにそっと 語りし言葉 オーイエー アイラブユー ダーリン フォーエバー ユーアンドアイ トゥゲザー アイラブユー ティル アイ ダイ 淋しく 悲しい 想い出のあの丘 月の夜に 二人で泣いた あの丘 オーイエー アイラブユー ダーリン フォーエバー ユーアンドアイ トゥゲザー アイラブユー ティル アイ ダイ 淋しく 悲しい 想い出のあの丘 月の夜に 二人で泣いた あの丘 |
俺と女と風物語冷たい夜風に 刺された女 俺に縋って いま泣いている どんな世間を 歩いて来たか 春はそこまで 来てると言うに どうすりゃいいのさ この俺は 知らない同志の 出逢いだけれど これが人生 理屈じゃないよ 泣いて履歴書 書いてる君だ 過去のことなど ほじくるものか 女の涙は わかってる 冬から春まで 百日足らず じっと待つんだ 待つしかないさ 君の探している 倖せを 俺の近くで 見つけたならば この手に抱かれて 随(つ)いて来い | ディック・ミネ | 藤田まさと | 猪俣公章 | | 冷たい夜風に 刺された女 俺に縋って いま泣いている どんな世間を 歩いて来たか 春はそこまで 来てると言うに どうすりゃいいのさ この俺は 知らない同志の 出逢いだけれど これが人生 理屈じゃないよ 泣いて履歴書 書いてる君だ 過去のことなど ほじくるものか 女の涙は わかってる 冬から春まで 百日足らず じっと待つんだ 待つしかないさ 君の探している 倖せを 俺の近くで 見つけたならば この手に抱かれて 随(つ)いて来い |
カプリ島カプリの島を 想えば 繁る緑の木かげ 恋を語りしあの日の いとし君の姿 海をへだてて はるかに しのべば今も紅く 君はバラの如く咲き 我が胸は波打つ 思い出の彼方 君住む方へ 舞えば鳥さえも 懐かしきものを 我は悲しき運命(さだめ)に カプリの島のほとり ひと時を唄う波の やがては帰り行く 思い出の彼方 君住む方へ 舞えば鳥さえも 懐かしきものを 我は悲しき運命(さだめ)に カプリの島のほとり ひと時を唄う波の やがては帰り行く | ディック・ミネ | W.Grosz・訳詞:柏木みのる | J.Kennedy | | カプリの島を 想えば 繁る緑の木かげ 恋を語りしあの日の いとし君の姿 海をへだてて はるかに しのべば今も紅く 君はバラの如く咲き 我が胸は波打つ 思い出の彼方 君住む方へ 舞えば鳥さえも 懐かしきものを 我は悲しき運命(さだめ)に カプリの島のほとり ひと時を唄う波の やがては帰り行く 思い出の彼方 君住む方へ 舞えば鳥さえも 懐かしきものを 我は悲しき運命(さだめ)に カプリの島のほとり ひと時を唄う波の やがては帰り行く |
枯葉の中の男夜霧にうたれ 泣いていた 枯葉のように 泣いていた 細い小さい 影だった だれだ だれだ 誰なんだ 呼(いと)んでも応えぬ その影に 俺もいつしか 泣いていた 独りで呑めば おもいだす 淋しい影を おもいだす 馬鹿な男さ この俺は 夢だ 夢だ 夢なンだ 忘れるつもりで 呑みながら やはり今夜も おもいだす 夜霧が影を 消したのさ 枯葉が夢を 消したのさ これで仕舞いさ なにもかも 酒だ 酒だ 酒なんだ おろかな男の 日記帳 酒がこっそり 消したのさ | ディック・ミネ | 藤田まさと | 大久保徳二郎 | | 夜霧にうたれ 泣いていた 枯葉のように 泣いていた 細い小さい 影だった だれだ だれだ 誰なんだ 呼(いと)んでも応えぬ その影に 俺もいつしか 泣いていた 独りで呑めば おもいだす 淋しい影を おもいだす 馬鹿な男さ この俺は 夢だ 夢だ 夢なンだ 忘れるつもりで 呑みながら やはり今夜も おもいだす 夜霧が影を 消したのさ 枯葉が夢を 消したのさ これで仕舞いさ なにもかも 酒だ 酒だ 酒なんだ おろかな男の 日記帳 酒がこっそり 消したのさ |
ガード下の酒場頭の上を 走る汽車 ガードの下が 酒場だよ どこからともなく 集って いつの間にやら 散って行く あゝ俺の仲間は 夢見鳥 誰でも辛い 人の世の 重荷を背負って 生きるには 息抜く場所が 欲しいのさ 可愛いあの娘が 相手なら あゝ酒はたのしく 飲みたいね 帰りは今日も 終電車 よろける影の ガード下 どこかに忘れた あの夢が いつか心に 戻ってる あゝ月を背にした 酔いごこち | ディック・ミネ | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | | 頭の上を 走る汽車 ガードの下が 酒場だよ どこからともなく 集って いつの間にやら 散って行く あゝ俺の仲間は 夢見鳥 誰でも辛い 人の世の 重荷を背負って 生きるには 息抜く場所が 欲しいのさ 可愛いあの娘が 相手なら あゝ酒はたのしく 飲みたいね 帰りは今日も 終電車 よろける影の ガード下 どこかに忘れた あの夢が いつか心に 戻ってる あゝ月を背にした 酔いごこち |
傷だらけの男霧が流れる 都の波止場 なぜか身にしむ 夜の風 晴れてくれるか 心の悩み あーあ 男 男命の火は熱い ぐれちゃならぬと 知りつつぐれて 落ちりゃ地獄の 底もある 影はやくざに やつれておれど あーあ 夢は 夢は捨てない この俺だ 愛しあの娘は 野ばらの花よ 濡らすまつげに 泣きぼくろ 情け寄せ合う 身の上ならば あーあ 同じ 同じ心に 月はすむ | ディック・ミネ | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | | 霧が流れる 都の波止場 なぜか身にしむ 夜の風 晴れてくれるか 心の悩み あーあ 男 男命の火は熱い ぐれちゃならぬと 知りつつぐれて 落ちりゃ地獄の 底もある 影はやくざに やつれておれど あーあ 夢は 夢は捨てない この俺だ 愛しあの娘は 野ばらの花よ 濡らすまつげに 泣きぼくろ 情け寄せ合う 身の上ならば あーあ 同じ 同じ心に 月はすむ |
黒い瞳黒き汝が瞳 悩ましや 夢路やよさむるな 君が瞳よ 燃ゆる想いをば 胸に秘め いとしき懐かし 君が瞳 涙にうるみて 輝くは 去りにしまぼろしに うつる瞳よ 想い出も去りて 今はただ 冷たく微笑む 君が瞳 涙にうるみて 輝くは 去りにしまぼろしに うつる瞳よ 想い出も去りて 今はただ 冷たく微笑む 君が瞳 | ディック・ミネ | 不詳・訳詞:三根徳一 | G.STONE | | 黒き汝が瞳 悩ましや 夢路やよさむるな 君が瞳よ 燃ゆる想いをば 胸に秘め いとしき懐かし 君が瞳 涙にうるみて 輝くは 去りにしまぼろしに うつる瞳よ 想い出も去りて 今はただ 冷たく微笑む 君が瞳 涙にうるみて 輝くは 去りにしまぼろしに うつる瞳よ 想い出も去りて 今はただ 冷たく微笑む 君が瞳 |
月光価千金ただ一人 楽しく 淋しい夜は 彼女を誘って 外に出て見れば 銀色に輝く 月の光に 私の心は 浮いてはずむのよ あおげば空には 冴えわたる月が アー 美わしい夜 オー 手をとりささやく 恋の言葉に 心の悩みも 消えてあともなし Look!Look!Look at those stars above Ah!Look!Look! Look at those sweeties love Oh! Boy give me a night in June I mean it when you're all alone, any old night And you're feeling out of tune. Pick up your hat, close up your flat Get out, get under the moon… | ディック・ミネ | C.Tobias・W.Jerome・L.Shay・訳詞:ディック・ミネ | C.Tobias・W.Jerome・L.Shay | | ただ一人 楽しく 淋しい夜は 彼女を誘って 外に出て見れば 銀色に輝く 月の光に 私の心は 浮いてはずむのよ あおげば空には 冴えわたる月が アー 美わしい夜 オー 手をとりささやく 恋の言葉に 心の悩みも 消えてあともなし Look!Look!Look at those stars above Ah!Look!Look! Look at those sweeties love Oh! Boy give me a night in June I mean it when you're all alone, any old night And you're feeling out of tune. Pick up your hat, close up your flat Get out, get under the moon… |
恋人よ我に帰れ今は淋しく 君は去りて 忘れられない あの面影 夜空枕辺に見る 美わしあの姿 青空冴やけく 月影輝く 昔の想い出も 今は悲しい 恋人恋人 帰って来ないの 毎日待ち侘びて 泣いているのよ たのしき昔の面影を 夢に見る 毎日遊んだ あの頃も 今はまぼろし 淋しい淋しい 帰って帰って 待ち侘びて 毎日私は泣いているのよ たのしき昔の面影を 夢に見る 毎日遊んだ あの頃も 今はまぼろし 淋しい淋しい 帰って帰って 待ち侘びて 毎日私は泣いているのよ 泣いているのよ 泣いているのよ | ディック・ミネ | O.Hammerstein II・S.Romberg・訳詞:ディック・ミネ | O.Hammerstein II・S.Romberg | | 今は淋しく 君は去りて 忘れられない あの面影 夜空枕辺に見る 美わしあの姿 青空冴やけく 月影輝く 昔の想い出も 今は悲しい 恋人恋人 帰って来ないの 毎日待ち侘びて 泣いているのよ たのしき昔の面影を 夢に見る 毎日遊んだ あの頃も 今はまぼろし 淋しい淋しい 帰って帰って 待ち侘びて 毎日私は泣いているのよ たのしき昔の面影を 夢に見る 毎日遊んだ あの頃も 今はまぼろし 淋しい淋しい 帰って帰って 待ち侘びて 毎日私は泣いているのよ 泣いているのよ 泣いているのよ |
故郷をあとにおいもう泣くなよ 妹よ 涙を拭いて行こう ふるさと離れて 旅行く兄妹の運命なら 泣いちゃ飛ばれぬ 泣いちゃ飛ばれぬ 流転の小鳥じゃないか おいもう駅まで 直ぐだよ 名残は尽きぬ古巣 これから旅立つ 他国がどんなに辛かろと 花を咲かせて 花を咲かせて 故郷に帰ろうじゃないか おいもう別れだ 妹よ 笑顔で立ってお呉れ 人眼を忍んで この肩寄せ合う 兄妹 空に夜汽車の 空に夜汽車の 汽笛が咽ぶじゃないか | ディック・ミネ | 島田磬也 | 上條たけし | | おいもう泣くなよ 妹よ 涙を拭いて行こう ふるさと離れて 旅行く兄妹の運命なら 泣いちゃ飛ばれぬ 泣いちゃ飛ばれぬ 流転の小鳥じゃないか おいもう駅まで 直ぐだよ 名残は尽きぬ古巣 これから旅立つ 他国がどんなに辛かろと 花を咲かせて 花を咲かせて 故郷に帰ろうじゃないか おいもう別れだ 妹よ 笑顔で立ってお呉れ 人眼を忍んで この肩寄せ合う 兄妹 空に夜汽車の 空に夜汽車の 汽笛が咽ぶじゃないか |
酒は涙か溜息か酒は涙か ためいきか こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう | ディック・ミネ | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 酒は涙か ためいきか こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう |
上海ブルース涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何も言わずに 別れたね君と僕 ガーデン・ブリッジ 誰と見る青い月 甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(ハトバ)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたあの瞳 想いは乱れる 上海の月の下 | ディック・ミネ | 島田馨也 | 大久保徳二郎 | | 涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何も言わずに 別れたね君と僕 ガーデン・ブリッジ 誰と見る青い月 甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(ハトバ)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたあの瞳 想いは乱れる 上海の月の下 |
上海リル街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル 懐かしい街上海 想い出のリルよ あちらもまたこちらも さがすは上海リル あの日みた 恋の夢 悪魔の夢 いつの日も想い出は あの瞳 街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル あの日みた 恋の夢 悪魔の夢 いつの日も想い出は あの瞳 街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル | ディック・ミネ | A.Dubin・H.Warren・訳詞:服部龍太郎 | A.Dubin・H.Warren | | 街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル 懐かしい街上海 想い出のリルよ あちらもまたこちらも さがすは上海リル あの日みた 恋の夢 悪魔の夢 いつの日も想い出は あの瞳 街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル あの日みた 恋の夢 悪魔の夢 いつの日も想い出は あの瞳 街と云う街から 丘と云う丘から あちらもまたこちらも さがすは上海リル |
上海リル想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬはやさしき人 いとしの上海リル 忘れ得ぬ街 上海 夢見しその頃 我を忘れしその頃 いとしの上海リル 頬寄せて囁きし 愛の言葉 彼のいぶき今もまだ 胸にあり 想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬは恋しき人 いとしの上海リル 頬寄せて囁きし 愛の言葉 彼のいぶき今もまだ 胸にあり 想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬは恋しき人 いとしの上海リル ある時は汽車に乗り またある時は空をかけ 私はさがし求めた 私の恋人 上海リル | ディック・ミネ | A.DUBIN・訳詞:津田出之 | H.WARREN | | 想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬはやさしき人 いとしの上海リル 忘れ得ぬ街 上海 夢見しその頃 我を忘れしその頃 いとしの上海リル 頬寄せて囁きし 愛の言葉 彼のいぶき今もまだ 胸にあり 想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬは恋しき人 いとしの上海リル 頬寄せて囁きし 愛の言葉 彼のいぶき今もまだ 胸にあり 想い出を追いつつ さまよい来れど 帰らぬは恋しき人 いとしの上海リル ある時は汽車に乗り またある時は空をかけ 私はさがし求めた 私の恋人 上海リル |
真珠貝の歌パーリィ・シェルス 輝く恋の浜辺で 微笑む君に アイ・ラブ・ユー 夢見ていつまでも 夢見ていつまでも Pearly shells from the ocean shining in the sun, covering the shore when I see them, my heart tells me that I love you more then all the little pearly shells more then all the little pearly shells パーリィ・シェルス 輝く恋の浜辺で 微笑む君に アイ・ラブ・ユー 夢見ていつまでも 夢見ていつまでも | ディック・ミネ | W.Edwards・L.Poder・訳詞:石巻宗一郎 | W.Edwards・L.Poder | | パーリィ・シェルス 輝く恋の浜辺で 微笑む君に アイ・ラブ・ユー 夢見ていつまでも 夢見ていつまでも Pearly shells from the ocean shining in the sun, covering the shore when I see them, my heart tells me that I love you more then all the little pearly shells more then all the little pearly shells パーリィ・シェルス 輝く恋の浜辺で 微笑む君に アイ・ラブ・ユー 夢見ていつまでも 夢見ていつまでも |
人生の並木路泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い ふたりして 故郷を捨てた 甲斐がない 遠いさびしい 日暮の路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか 雪も降れ降れ 夜路の果ても やがてかゞやく あけぼのに わが世の春は きっと来る 生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路 | ディック・ミネ | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い ふたりして 故郷を捨てた 甲斐がない 遠いさびしい 日暮の路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか 雪も降れ降れ 夜路の果ても やがてかゞやく あけぼのに わが世の春は きっと来る 生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路 |
旅姿三人男清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵(たんか) 粋な小政の 粋な小政の 旅姿 富士の高嶺の 白雪が 溶けて流れる 真清水(ましみず)で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政 国を売る 腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松 よい男 | ディック・ミネ | 宮本旅人 | 鈴木哲夫 | | 清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵(たんか) 粋な小政の 粋な小政の 旅姿 富士の高嶺の 白雪が 溶けて流れる 真清水(ましみず)で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政 国を売る 腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松 よい男 |
ダイナダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝ君よ ダイナ 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ | ディック・ミネ | H.AKST・S.M.LEWIS・J.YOUNG・訳詞:三根徳一 | H.AKST・S.M.LEWIS・J.YOUNG | | ダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝ君よ ダイナ 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ |
小さな竹の橋の下で小さな橋よ 竹の橋の下 川の水に流れて行く あの日の夢も 楽しい想い出も 青い水に流れて行く 長い年も月も 水面をいろどり やがては消えて行く 赤いバラの花びら 小さな橋よ 竹の橋の下 恋も夢も 流れて行く 長い年も月も 水面をいろどり やがては消えて行く 赤いバラの花びら 小さな橋よ 竹の橋の下 恋も夢も 流れて行く | ディック・ミネ | A.Flecher・A.Sherman・訳詞:柏木みのる | A.Flecher・A.Sherman | | 小さな橋よ 竹の橋の下 川の水に流れて行く あの日の夢も 楽しい想い出も 青い水に流れて行く 長い年も月も 水面をいろどり やがては消えて行く 赤いバラの花びら 小さな橋よ 竹の橋の下 恋も夢も 流れて行く 長い年も月も 水面をいろどり やがては消えて行く 赤いバラの花びら 小さな橋よ 竹の橋の下 恋も夢も 流れて行く |
テルミーなぜ この胸は こうさびしい なぜ 君と逢う その日だけ楽しい なぜ 別れ路に 出る吐息が 君の答えおば なやむ身に与えよ Tell me why nights are lonesome, Tell me why days are blue, Tell me why all the sunshine Comes just at one time, when I'm with you Why do I hate to go, dear? And hate to say good-bye? Now somehow, it's always so, dear, And if you know, dear, please tell me why. | ディック・ミネ | W.Callahan・M.kortlander・訳詞:堀内敬三 | W.Callahan・M.kortlander | | なぜ この胸は こうさびしい なぜ 君と逢う その日だけ楽しい なぜ 別れ路に 出る吐息が 君の答えおば なやむ身に与えよ Tell me why nights are lonesome, Tell me why days are blue, Tell me why all the sunshine Comes just at one time, when I'm with you Why do I hate to go, dear? And hate to say good-bye? Now somehow, it's always so, dear, And if you know, dear, please tell me why. |
デッキの女黒いショールに 横顔かくし なにを泣いてる デッキの女 どこの人やら 「え どうしたんです」 言葉かけよか 見捨てておこか 海の暗さが あゝ気にかゝる 赤いルージュに おくれ毛噛んで 海を見つめる デッキの女 どこえ行くやら 「ねえ 冷えますヨ」 どうせ哀しい 想い出秘めて ひとり旅では あゝせつなかろ 青いランプに 身の上話 聞いてやろうか デッキの女 どこが故郷やら 「ねえ もう遅いですヨ」 島の話は 波間に流し 明日はあかるく あゝ生きるのさ | ディック・ミネ | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | | 黒いショールに 横顔かくし なにを泣いてる デッキの女 どこの人やら 「え どうしたんです」 言葉かけよか 見捨てておこか 海の暗さが あゝ気にかゝる 赤いルージュに おくれ毛噛んで 海を見つめる デッキの女 どこえ行くやら 「ねえ 冷えますヨ」 どうせ哀しい 想い出秘めて ひとり旅では あゝせつなかろ 青いランプに 身の上話 聞いてやろうか デッキの女 どこが故郷やら 「ねえ もう遅いですヨ」 島の話は 波間に流し 明日はあかるく あゝ生きるのさ |
東京スーベニア夢の昔は かえらねど 僕の銀座の いとしい姿 あゝ シグナルの 青い光に濡れながら 君と別れた 四丁目 柳の蔭の くちづけよ 誰が吹くやら ハーモニカの 歌も懐しい 六区の日暮れ あゝ 引眉を 落し忘れた踊り子が すてた煙草の 吸いさしの 煙の色よ あの頃よ 雨の新宿 しとしとと 濡れて泣いてる 東京の灯り あゝ 思い出は 花の小窓のティールーム 熱い紅茶の 一杯に さゝやきあった 恋の夜 | ディック・ミネ | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | | 夢の昔は かえらねど 僕の銀座の いとしい姿 あゝ シグナルの 青い光に濡れながら 君と別れた 四丁目 柳の蔭の くちづけよ 誰が吹くやら ハーモニカの 歌も懐しい 六区の日暮れ あゝ 引眉を 落し忘れた踊り子が すてた煙草の 吸いさしの 煙の色よ あの頃よ 雨の新宿 しとしとと 濡れて泣いてる 東京の灯り あゝ 思い出は 花の小窓のティールーム 熱い紅茶の 一杯に さゝやきあった 恋の夜 |
ハイヌーンいとしの オーマイダーリン 忘れないで いつまでも オーマイダーリン 待ちましょう この世の運命(さだめ)にも 我はうち耐えて 後ろゆび 指されず 胸をはる 男伊達 それも誰ゆえに 恋と義理のために 我心悩めど 見よ 輝きわたる青空 何ものも 恐れず 我命かけても 守りとおさんは されど君去れば | ディック・ミネ | N.Washington・D.Tiomkine・訳詞:清水みのる | N.Washington・D.Tiomkine | | いとしの オーマイダーリン 忘れないで いつまでも オーマイダーリン 待ちましょう この世の運命(さだめ)にも 我はうち耐えて 後ろゆび 指されず 胸をはる 男伊達 それも誰ゆえに 恋と義理のために 我心悩めど 見よ 輝きわたる青空 何ものも 恐れず 我命かけても 守りとおさんは されど君去れば |
巴里祭赤い血に燃える 豊かな夢こそ 春の花にも似たる彩り 金の星にも似たその輝き 燃える瞳こそは若さの誇り 襤褸を纏うとも 心は錦の 絹を纏うた 晴れの王者 ランランラン… | ディック・ミネ | R.Clair・訳詞:門田ゆたか | Maurice Jaubert | | 赤い血に燃える 豊かな夢こそ 春の花にも似たる彩り 金の星にも似たその輝き 燃える瞳こそは若さの誇り 襤褸を纏うとも 心は錦の 絹を纏うた 晴れの王者 ランランラン… |
火の接吻私の心は 燃えるのよ 貴方のやさしき唇に 燃える様な あの口づけを 昼も夜も ただ思うのよ 赤い火の様な 口づけが 私を恋のとりこにして ただそれだけ思う 苦しさ 燃える火の オー・キス・オブ・ファイヤー 逢えば何にも 云えないのよ だけど心は ふるえているの 今宵もあなたと 二人きり 抱きしめて 熱いくちづけ 私は駄目なの 燃える火の様な 口づけを 今宵も本当に 欲しいのよ 私の心は それだけ 燃える火の オー・キス・オブ・ファイヤー 逢えば何にも 云えないのよ だけど心は ふるえているの 今宵もあなたと 二人きり 抱きしめて 熱いくちづけ 私は駄目なの | ディック・ミネ | L.Allen・R.Hill・A.Villoldo・訳詞:ディック・ミネ | L.Allen・R.Hill・A.Villoldo | | 私の心は 燃えるのよ 貴方のやさしき唇に 燃える様な あの口づけを 昼も夜も ただ思うのよ 赤い火の様な 口づけが 私を恋のとりこにして ただそれだけ思う 苦しさ 燃える火の オー・キス・オブ・ファイヤー 逢えば何にも 云えないのよ だけど心は ふるえているの 今宵もあなたと 二人きり 抱きしめて 熱いくちづけ 私は駄目なの 燃える火の様な 口づけを 今宵も本当に 欲しいのよ 私の心は それだけ 燃える火の オー・キス・オブ・ファイヤー 逢えば何にも 云えないのよ だけど心は ふるえているの 今宵もあなたと 二人きり 抱きしめて 熱いくちづけ 私は駄目なの |
ブルーハワイ夢見る空 青い海 ブルー・ハワイ ブルー・ハワイ 浮びくるよ あの瞳 ブルー・ハワイ ブルー・ハワイ 岩により 君しのび ウクレレを かきならす 楽しホノルル ハネムーン 胸はおどる あこがれの ブルー・ハワイ なつかしや By the blue lagoon I used to uke a ukulele tune To my honey Lu. 'Twas like a Honolulu honeymoon How my heart is yearning, I'm returning to Blue Hawaii I'm so blue for you. | ディック・ミネ | A.Baer・I.Caesar・I.Schuster・訳詞:松坂直美 | A.Baer・I.Caesar・I.Schuster | | 夢見る空 青い海 ブルー・ハワイ ブルー・ハワイ 浮びくるよ あの瞳 ブルー・ハワイ ブルー・ハワイ 岩により 君しのび ウクレレを かきならす 楽しホノルル ハネムーン 胸はおどる あこがれの ブルー・ハワイ なつかしや By the blue lagoon I used to uke a ukulele tune To my honey Lu. 'Twas like a Honolulu honeymoon How my heart is yearning, I'm returning to Blue Hawaii I'm so blue for you. |
ホノルル娘わすれじの誓いを ウクレレにのせて ホノルルの娘の やさしき調べ 燃えさかる恋心 胸に秘めて ココ椰子の葉蔭に 我が名を呼ぶか 旅人の心に 思い出を残し ホノルルの娘の いとしき瞳 いつの日かまた逢わん 夢を残し 月照らす浜辺に 別れを惜しむ | ディック・ミネ | 大高ひさを | バッキー白片 | | わすれじの誓いを ウクレレにのせて ホノルルの娘の やさしき調べ 燃えさかる恋心 胸に秘めて ココ椰子の葉蔭に 我が名を呼ぶか 旅人の心に 思い出を残し ホノルルの娘の いとしき瞳 いつの日かまた逢わん 夢を残し 月照らす浜辺に 別れを惜しむ |
三つのタンゴ月が出ていた 森蔭の道で 窓をこぼれる 灯影にぬれて バラの花を 摘み摘み聴いた 君の好きな 昔のタンゴ 絃の静かな ザ・ガーデン・イタリー 花が咲いてた あの頃の夢は 風が散り行く 落葉と共に 遠い空に 流れて消えて 一人唄う 懐かしタンゴ 還りこぬ日の 夢のタンゴ 誰も知らない 思い出を胸に 雨の降る夜を しみじみ聴けば 誰が弾くか ギターの調べ 夜は更けて 侘びしいタンゴ 思い遥かな ラ・クンパルシータ | ディック・ミネ | 利根一郎・補作詞:門田ゆたか | 田村しげる | | 月が出ていた 森蔭の道で 窓をこぼれる 灯影にぬれて バラの花を 摘み摘み聴いた 君の好きな 昔のタンゴ 絃の静かな ザ・ガーデン・イタリー 花が咲いてた あの頃の夢は 風が散り行く 落葉と共に 遠い空に 流れて消えて 一人唄う 懐かしタンゴ 還りこぬ日の 夢のタンゴ 誰も知らない 思い出を胸に 雨の降る夜を しみじみ聴けば 誰が弾くか ギターの調べ 夜は更けて 侘びしいタンゴ 思い遥かな ラ・クンパルシータ |
ミッドナイト・イン香港ネオンに輝く 九竜の夜よ ビルの谷間に 肩を寄せて いとしいあの娘が 囁いた ラ…………又会う日まで 思い出の街よ ミッドナイト・イン香港 さざ波光るよ 月のレパルスベイ 可愛いあの娘と 手を握り 丘にたたずみて 交す言葉 ラ…………又会う日まで なつかしい街よ ミッドナイト・イン香港 夜空にうつるは 美しいタイパック 君と飲み交す ジャスミンの香り 二人の心は 何時までも ラ…………又会う日まで 忘れられぬ街よ ミッドナイト・イン香港 | ディック・ミネ | ディック・ミネ | バッキー白片 | | ネオンに輝く 九竜の夜よ ビルの谷間に 肩を寄せて いとしいあの娘が 囁いた ラ…………又会う日まで 思い出の街よ ミッドナイト・イン香港 さざ波光るよ 月のレパルスベイ 可愛いあの娘と 手を握り 丘にたたずみて 交す言葉 ラ…………又会う日まで なつかしい街よ ミッドナイト・イン香港 夜空にうつるは 美しいタイパック 君と飲み交す ジャスミンの香り 二人の心は 何時までも ラ…………又会う日まで 忘れられぬ街よ ミッドナイト・イン香港 |
ゆかりの唄都のともしび たのしく燃ゆれど わが胸は 露にむしばむ かよわき花 涙にかがやく 初恋も あゝ短きは 乙女の命 あゝ傷つきぬわが胸は、真白きリラの花のごと、 一人さびしく夕月に、すすり泣きつつしのびつつ、 あわれ今宵も散りて行く、ああ美わしの花よ、 なれの名は乙女、はかなくも消え行く雪よ、 なれの名も乙女、紅そめし頬も、 みどりのくろ髪も、束の間の秋の嵐にちりゆく。 高嶺の白雲 ほのかになびけど わが夢は さびし浅間の煙の影 嘆けどうつつに 消えゆきて あゝ短きは 乙女の命 | ディック・ミネ | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 都のともしび たのしく燃ゆれど わが胸は 露にむしばむ かよわき花 涙にかがやく 初恋も あゝ短きは 乙女の命 あゝ傷つきぬわが胸は、真白きリラの花のごと、 一人さびしく夕月に、すすり泣きつつしのびつつ、 あわれ今宵も散りて行く、ああ美わしの花よ、 なれの名は乙女、はかなくも消え行く雪よ、 なれの名も乙女、紅そめし頬も、 みどりのくろ髪も、束の間の秋の嵐にちりゆく。 高嶺の白雲 ほのかになびけど わが夢は さびし浅間の煙の影 嘆けどうつつに 消えゆきて あゝ短きは 乙女の命 |
雪の満州里積る吹雪に 暮れゆく街よ 渡り鳥なら 伝えておくれ 風のまにまに シベリヤ烏 こゝは雪国 満州里 暮れりゃ夜風が そゞろに寒い さあさ燃やそよ ペチカを燃やせ 燃ゆるペチカに 心もとけて 歌えボルガの 船唄を 凍る大地も 春には溶けて 咲くよオゴニカ 真赤に咲くよ 明日の希望(のぞみ)を 語ればいつか 雪もしんしん 夜が白む | ディック・ミネ | 島田義文 | 陸奥明 | | 積る吹雪に 暮れゆく街よ 渡り鳥なら 伝えておくれ 風のまにまに シベリヤ烏 こゝは雪国 満州里 暮れりゃ夜風が そゞろに寒い さあさ燃やそよ ペチカを燃やせ 燃ゆるペチカに 心もとけて 歌えボルガの 船唄を 凍る大地も 春には溶けて 咲くよオゴニカ 真赤に咲くよ 明日の希望(のぞみ)を 語ればいつか 雪もしんしん 夜が白む |
ユーエンドミーユーエンドミー 二人して踊る今宵は 赤い火青い火 楽しクリスマスナイト ユーエンドミー 二人して囁く時 胸は高鳴る うれしクリスマスナイト かすかに聞こゆる ホーリーナイト 仄かに響く 鐘の音よ 夜空に星影 またたくころ 尽きせぬ今宵も 踊るユーエンドミー ユーエンドミー 二人して踊る今宵は 赤い火青い火 楽しクリスマスナイト ユーエンドミー 二人して囁く時 胸は高鳴る うれしクリスマスナイト | ディック・ミネ | 三根徳久 | 大久保徳二郎 | | ユーエンドミー 二人して踊る今宵は 赤い火青い火 楽しクリスマスナイト ユーエンドミー 二人して囁く時 胸は高鳴る うれしクリスマスナイト かすかに聞こゆる ホーリーナイト 仄かに響く 鐘の音よ 夜空に星影 またたくころ 尽きせぬ今宵も 踊るユーエンドミー ユーエンドミー 二人して踊る今宵は 赤い火青い火 楽しクリスマスナイト ユーエンドミー 二人して囁く時 胸は高鳴る うれしクリスマスナイト |
夜霧のブルース青い夜霧に 灯影が紅い どうせおいらは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ホンキュウ)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ 可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑ってみせる あゝこれが男と 言うものさ 花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける | ディック・ミネ | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | | 青い夜霧に 灯影が紅い どうせおいらは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ホンキュウ)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ 可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑ってみせる あゝこれが男と 言うものさ 花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける |
ラモナラモナ 空には鐘の音 ラモナ 悲しくひびくよ 我は今も 昔に変わねど 君は悲し 散りゆくバラの花 ラモナ 君を呼ぶ我に ラモナ 帰りて給えよ 我が待つ 窓辺に今宵も ラモナ 月は出ず ラモナ 君を呼ぶ我に ラモナ 帰りて給えよ 我が待つ 窓辺に今宵も ラモナ 月は出ず | ディック・ミネ | M.Wayne・W.Gilbert・訳詞:柏木みのる | M.Wayne・W.Gilbert | | ラモナ 空には鐘の音 ラモナ 悲しくひびくよ 我は今も 昔に変わねど 君は悲し 散りゆくバラの花 ラモナ 君を呼ぶ我に ラモナ 帰りて給えよ 我が待つ 窓辺に今宵も ラモナ 月は出ず ラモナ 君を呼ぶ我に ラモナ 帰りて給えよ 我が待つ 窓辺に今宵も ラモナ 月は出ず |
林檎の樹の下で林檎の樹の下で 明日また会いましょう 黄昏 赤い夕陽 西に沈む頃に 楽しく頬寄せて 恋をささやきましょう 真紅に燃える想い 林檎の実のように | ディック・ミネ | H.WILLIAMS・訳詞:柏木みのる | E.VAN.ALSTYNE | | 林檎の樹の下で 明日また会いましょう 黄昏 赤い夕陽 西に沈む頃に 楽しく頬寄せて 恋をささやきましょう 真紅に燃える想い 林檎の実のように |
私の青空夕暮れに 仰ぎ見る 輝く青空 日が暮れて たどるは 我が家の細道 狭いながらも 楽しい我が家 愛の日かげも さす所 恋しい 家こそ 私の青空 When whippoorwills call And evening is nigh I hurry to my,my blue heaven I turn to the right, and a little white light You lead you to my, my blue heaven You'll see a smiling face, A fireplace, a cozy room, a little nest That's nestled where the roses bloom Just Molly and me and baby makes three We're happy in my, my blue heaven We're happy in my, my blue heaven | ディック・ミネ | G.Whiting・W.Donaldson・訳詞:堀内敬三 | G.Whiting・W.Donaldson | | 夕暮れに 仰ぎ見る 輝く青空 日が暮れて たどるは 我が家の細道 狭いながらも 楽しい我が家 愛の日かげも さす所 恋しい 家こそ 私の青空 When whippoorwills call And evening is nigh I hurry to my,my blue heaven I turn to the right, and a little white light You lead you to my, my blue heaven You'll see a smiling face, A fireplace, a cozy room, a little nest That's nestled where the roses bloom Just Molly and me and baby makes three We're happy in my, my blue heaven We're happy in my, my blue heaven |