雨の糸命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸 窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸 今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸 | 石橋美彩 | 水木れいじ | 徳久広司 | 伊戸のりお | 命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸 窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸 今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸 |
おんな鳶形(なり)は男で なかみは女 足場 棟上げ 鳶仕事 命かけるは 何処も同じ 親をひきつぐ 襷帯(たすきおび) 女ごころは 胸のうち 呑めぬお酒に 呑まれて泣いて 忍の一字で 超えた夜 うしろ向いたら 世間が嗤(わら)う 陰で励ます 情け声 背中後押し きずな糸 西へ沈んだ 御天道様は 光る朝陽で また昇る 恋はちょっぴり 女の隅に 惚れた道なら 運命(さだめ)なら 希望(のぞみ)一筋 おんな鳶 | 石橋美彩 | 岡みゆき | 小林保二 | 南郷達也 | 形(なり)は男で なかみは女 足場 棟上げ 鳶仕事 命かけるは 何処も同じ 親をひきつぐ 襷帯(たすきおび) 女ごころは 胸のうち 呑めぬお酒に 呑まれて泣いて 忍の一字で 超えた夜 うしろ向いたら 世間が嗤(わら)う 陰で励ます 情け声 背中後押し きずな糸 西へ沈んだ 御天道様は 光る朝陽で また昇る 恋はちょっぴり 女の隅に 惚れた道なら 運命(さだめ)なら 希望(のぞみ)一筋 おんな鳶 |
残り火海峡おんな唄一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく 昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる 一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です | 石橋美彩 | 水木れいじ | 徳久広司 | 伊戸のりお | 一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく 昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる 一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です |
細うで一代記女伊達らに 地下足袋はいて 泥んこまみれで 砂を噛む 欲をかいたら 人まで逃げる 無欲無心で 今日がある 細うで一代 胸で泣く 雨はいのちの 水でもあるが 時には家業の 邪魔になる 好いた惚れたの 色恋などは 遠いむかしの 枯れ尾花 細うで一代 夢舞台 お腹痛めた 乳のみ子抱いて 片親ぐらしの 詫びをいう 時代(とき)の流れは この世のさだめ あとはこの子に たくします 細うで一代 女ゆえ | 石橋美彩 | 万城たかし | 岡千秋 | 前田俊明 | 女伊達らに 地下足袋はいて 泥んこまみれで 砂を噛む 欲をかいたら 人まで逃げる 無欲無心で 今日がある 細うで一代 胸で泣く 雨はいのちの 水でもあるが 時には家業の 邪魔になる 好いた惚れたの 色恋などは 遠いむかしの 枯れ尾花 細うで一代 夢舞台 お腹痛めた 乳のみ子抱いて 片親ぐらしの 詫びをいう 時代(とき)の流れは この世のさだめ あとはこの子に たくします 細うで一代 女ゆえ |
夜流し蝶々親にはぐれた 蛹(さなぎ)でも 生きていりゃこそ 蝶になる 怖さ知らずの 十八才(じゅうはち)が 博多ネオンを 振りだしに ここは広島 夜に飛ぶ 嘘でくるんだ 昨日 今日 誰があたいに 恋をする 路地のあかりで かくれんぼ 神戸 大阪 蜜の味 名古屋とまり木 ひとり酒 遊びつかれた 夕暮れに 飛んだ一羽の あげは蝶 情ひろって つまずいて 港ヨコハマ 酔えぬまま 花の東京 夢をみる | 石橋美彩 | 万城たかし | 岡千秋 | 前田俊明 | 親にはぐれた 蛹(さなぎ)でも 生きていりゃこそ 蝶になる 怖さ知らずの 十八才(じゅうはち)が 博多ネオンを 振りだしに ここは広島 夜に飛ぶ 嘘でくるんだ 昨日 今日 誰があたいに 恋をする 路地のあかりで かくれんぼ 神戸 大阪 蜜の味 名古屋とまり木 ひとり酒 遊びつかれた 夕暮れに 飛んだ一羽の あげは蝶 情ひろって つまずいて 港ヨコハマ 酔えぬまま 花の東京 夢をみる |
路地裏酒場お店は小雪 もう五年 母の名前を 暖簾にしたの 恋を落とした 身の上ばなし そんな愚痴なら 拾ってあげる お酒 も一本(ひとつ) 温(あたた)めましょか 外は小雪の 路地裏酒場 ご免なさいね けむいでしょ 湯気があなたを 泣かしてるのね 男しみじみ 酒呑むときは 独り手酌と なみだが似合う じゃまはしないわ 今夜のお酒 提灯(あかり)ゆらゆら 路地裏酒場 お久しぶりね お客さん お国言葉は 北国かしら 母を亡くして 見送ったこと いつか聞いたわ あなたのことは いいのしんみり おもいで酒も 情け熱燗 路地裏酒場 | 石橋美彩 | 万城たかし | 岡千秋 | 南郷達也 | お店は小雪 もう五年 母の名前を 暖簾にしたの 恋を落とした 身の上ばなし そんな愚痴なら 拾ってあげる お酒 も一本(ひとつ) 温(あたた)めましょか 外は小雪の 路地裏酒場 ご免なさいね けむいでしょ 湯気があなたを 泣かしてるのね 男しみじみ 酒呑むときは 独り手酌と なみだが似合う じゃまはしないわ 今夜のお酒 提灯(あかり)ゆらゆら 路地裏酒場 お久しぶりね お客さん お国言葉は 北国かしら 母を亡くして 見送ったこと いつか聞いたわ あなたのことは いいのしんみり おもいで酒も 情け熱燗 路地裏酒場 |