朝花美穂の歌詞一覧リスト  28曲中 1-28曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
哀愁波止場夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の好きな歌 波がつぶやく淋しさよ  あゝ今夜もブイの灯が 冷たい私の心のようにうるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね  三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町 五ッ木くずしは しんから泣けるよ… 思い出の滲む歌 耳に残って離れない朝花美穂石本美由起船村徹夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない 霧にブイの灯 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんと… あの人の好きな歌 波がつぶやく淋しさよ  あゝ今夜もブイの灯が 冷たい私の心のようにうるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね  三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町 五ッ木くずしは しんから泣けるよ… 思い出の滲む歌 耳に残って離れない
アンコ椿は恋の花三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮(はぶ)港 いくら好きでも あなたは遠い 波の彼方へ 去(い)ったきり あんこ便りは あんこ便りは あゝ 片便り  三原山から 吹き出す煙 北へなびけば 思い出す 惚れちゃならない 都の人に よせる思いが 灯ともえて あんこ椿は あんこ椿は あゝ すゝりなき  風にひらひら かすりの裾が 舞えばはずかし 十六の 長い黒髪 プッツリ切って かえるカモメに たくしたや あんこつぼみは あんこつぼみは あゝ 恋の花朝花美穂星野哲郎市川昭介三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮(はぶ)港 いくら好きでも あなたは遠い 波の彼方へ 去(い)ったきり あんこ便りは あんこ便りは あゝ 片便り  三原山から 吹き出す煙 北へなびけば 思い出す 惚れちゃならない 都の人に よせる思いが 灯ともえて あんこ椿は あんこ椿は あゝ すゝりなき  風にひらひら かすりの裾が 舞えばはずかし 十六の 長い黒髪 プッツリ切って かえるカモメに たくしたや あんこつぼみは あんこつぼみは あゝ 恋の花
兄さ恋唄白帆の船が荒海越えて 待つひと逢いに江差に着いた 主(ぬし)はしがない 水夫(かこ)ながら 胆(きも)は千両 情けは万両 昨夜(ゆうべ)添い寝に在所が知れた 兄さよ 故郷(くに)は信濃の追分村か  十三七ツ二十歳(はたち)の春に 桜も見ずに売られたこの身 祝儀はずんでくれたなら 徳利転がす踊りもします けれど心は売り物ならず 兄さよ 私(わた)しゃ一途の山家(やまが)の育ち  鴎が一羽 別れの朝に 一声啼いた涙をふけと 今日は浜止め 弁財船(べざいせん) 明日は遠国(おんごく)浪花をめざす 女乗せない北前船か 兄さよ 届くだろうか追分節が朝花美穂もず唱平宮下健治伊戸のりお白帆の船が荒海越えて 待つひと逢いに江差に着いた 主(ぬし)はしがない 水夫(かこ)ながら 胆(きも)は千両 情けは万両 昨夜(ゆうべ)添い寝に在所が知れた 兄さよ 故郷(くに)は信濃の追分村か  十三七ツ二十歳(はたち)の春に 桜も見ずに売られたこの身 祝儀はずんでくれたなら 徳利転がす踊りもします けれど心は売り物ならず 兄さよ 私(わた)しゃ一途の山家(やまが)の育ち  鴎が一羽 別れの朝に 一声啼いた涙をふけと 今日は浜止め 弁財船(べざいせん) 明日は遠国(おんごく)浪花をめざす 女乗せない北前船か 兄さよ 届くだろうか追分節が
歌姫漫遊記髪はたばねて編笠(あみがさ) 網笠かぶり 粋な着流し 剣士(さむらい)すがた 月が雲間に かくれた隙に そろりお城をネ チョイトネ抜け出した ひとり腰元 引き連れて 花の歌姫 エーエー気まま旅  殿も手を焼くじゃじゃ馬 じゃじゃ馬なんて 誰のことやら 巷(ちまた)のうわさ 諸国めぐりの 書置き読んで てんやわんやのネ チョイトネ明け烏 どこを吹く風 西東 花の歌姫 エーエー流れ旅  天下泰平大江戸 大江戸離れ さくら吹雪の 峠を越える こころやさしく 喧嘩にゃ強い 茶屋で見かけたネ チョイトネ男伊達 胸もほんのり 紅を差す 花の歌姫 エーエー浮かれ旅朝花美穂高橋直人宮下健治伊戸のりお髪はたばねて編笠(あみがさ) 網笠かぶり 粋な着流し 剣士(さむらい)すがた 月が雲間に かくれた隙に そろりお城をネ チョイトネ抜け出した ひとり腰元 引き連れて 花の歌姫 エーエー気まま旅  殿も手を焼くじゃじゃ馬 じゃじゃ馬なんて 誰のことやら 巷(ちまた)のうわさ 諸国めぐりの 書置き読んで てんやわんやのネ チョイトネ明け烏 どこを吹く風 西東 花の歌姫 エーエー流れ旅  天下泰平大江戸 大江戸離れ さくら吹雪の 峠を越える こころやさしく 喧嘩にゃ強い 茶屋で見かけたネ チョイトネ男伊達 胸もほんのり 紅を差す 花の歌姫 エーエー浮かれ旅
演歌魂そりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおそりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂
演歌魂(台詞入)そりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  蹴躓(けつまず)いたり 転んだり いいじゃないか 胸に魂あるかぎり  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  汗も涙もちから水 路傍の花だって嵐に揉まれ、雨を吸い いつか綺麗な 自分だけの花を 咲かせているじゃないか  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおそりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  蹴躓(けつまず)いたり 転んだり いいじゃないか 胸に魂あるかぎり  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  汗も涙もちから水 路傍の花だって嵐に揉まれ、雨を吸い いつか綺麗な 自分だけの花を 咲かせているじゃないか  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂
大阪情話~うちと一緒になれへんか~人はこころや銭やない 泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや 飛田(とびた)のお店に出るという 十日戎(とおかえびす)の 前の晩 あんたがいうた言葉を忘れへん うちは今でも 忘れ 忘れへん  なきながら通天閣見上げ これでウチの人生終りやと思った。 けど死んだらあかん。精一杯生きてみよ。 あんたの言葉きいてそう思(おも)たんや  何が不足や知らんけど すねたらあかん すねたらあかん 男がすたります 無い無い尽くしで来たクセに 愚痴を肴(さかな)に はしご酒 道頓堀の鴎に嘲(わら)われる うちも厭(いや)です 嫌い 嫌いです  なァあんた。ヤケ酒呑んでも何(なん)にも変らへん。 この世で起こったこと この世で納まらん筈がない。 山より大きい獅々は出えへん。気を大きい持ちいなァー。  夢を捨てたというのなら ひろうて上げる ひろうて上げる 大事にあたためる 花の十九と十五まで 共にどぶ板 踏んだ仲 焼けぼっくいに今こそ火をつけて うちと一緒になれ なれへんか うちと一緒になれ なれへんか朝花美穂もず唱平聖川湧人はこころや銭やない 泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや 飛田(とびた)のお店に出るという 十日戎(とおかえびす)の 前の晩 あんたがいうた言葉を忘れへん うちは今でも 忘れ 忘れへん  なきながら通天閣見上げ これでウチの人生終りやと思った。 けど死んだらあかん。精一杯生きてみよ。 あんたの言葉きいてそう思(おも)たんや  何が不足や知らんけど すねたらあかん すねたらあかん 男がすたります 無い無い尽くしで来たクセに 愚痴を肴(さかな)に はしご酒 道頓堀の鴎に嘲(わら)われる うちも厭(いや)です 嫌い 嫌いです  なァあんた。ヤケ酒呑んでも何(なん)にも変らへん。 この世で起こったこと この世で納まらん筈がない。 山より大きい獅々は出えへん。気を大きい持ちいなァー。  夢を捨てたというのなら ひろうて上げる ひろうて上げる 大事にあたためる 花の十九と十五まで 共にどぶ板 踏んだ仲 焼けぼっくいに今こそ火をつけて うちと一緒になれ なれへんか うちと一緒になれ なれへんか
お初にござんす、朝花美穂(とざい、とうざい)  娘ざかりに 歌と舞い 芸と名が付きゃ みんな好き 度胸八分に あとの二分 世間知らずの いさぎよさ 故郷(さと)を背にすりゃ 舞台は江戸に お初にござんす、朝花美穂  今日の今日まで 色恋は とんとないのも 御愛嬌 惚れた人はと 聞かれたら 師匠ばばさま ひとりだけ 酔わせ泣かせて 魅せます腕で おひけえなすって、皆様よ  汗と苦労の 旅街道 きっと変えます 花道に 拍手喝采 ありがとう 待ってましたと 幕が開く 晴れて錦の 涙よ吹雪け 只今参上、朝花美穂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりお(とざい、とうざい)  娘ざかりに 歌と舞い 芸と名が付きゃ みんな好き 度胸八分に あとの二分 世間知らずの いさぎよさ 故郷(さと)を背にすりゃ 舞台は江戸に お初にござんす、朝花美穂  今日の今日まで 色恋は とんとないのも 御愛嬌 惚れた人はと 聞かれたら 師匠ばばさま ひとりだけ 酔わせ泣かせて 魅せます腕で おひけえなすって、皆様よ  汗と苦労の 旅街道 きっと変えます 花道に 拍手喝采 ありがとう 待ってましたと 幕が開く 晴れて錦の 涙よ吹雪け 只今参上、朝花美穂
女夜ねずみ小僧お江戸の闇を 切り裂いて 小判千両 ひと稼ぎ ちょいと小走り 屋根の上 呼子(よびこ)をすり抜け 宙を舞う おっと情けを ふところに 女夜ねずみ ここにあり  番茶も出花 艶(あで)やかに 結ぶ頭巾の 伊達姿 それに近ごろ 気にかかる いい人いるよな いないよな おっと内緒に しておくれ 女夜ねずみ 恋もする  さてさて夜明け 前になりゃ どこへ追手(おって)も 消えたやら 町にしあわせ 来るまでは やめられないのさ この勤め おっと世の為 人の為 女夜ねずみ ここにあり 女夜ねずみ ここにあり朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおお江戸の闇を 切り裂いて 小判千両 ひと稼ぎ ちょいと小走り 屋根の上 呼子(よびこ)をすり抜け 宙を舞う おっと情けを ふところに 女夜ねずみ ここにあり  番茶も出花 艶(あで)やかに 結ぶ頭巾の 伊達姿 それに近ごろ 気にかかる いい人いるよな いないよな おっと内緒に しておくれ 女夜ねずみ 恋もする  さてさて夜明け 前になりゃ どこへ追手(おって)も 消えたやら 町にしあわせ 来るまでは やめられないのさ この勤め おっと世の為 人の為 女夜ねずみ ここにあり 女夜ねずみ ここにあり
海峡酒場赤いグラスで 片頬かくし 女がつぶやく 悲しげに 番(つがい)でいるから 雪の日だって 暖かそうね 沖ゆく鴎 春はまだ先 海峡酒場  夢はひととき 深追いしては ますます遠のく ものなのさ 内緒で部屋借り 暮らした月日 秋冬あわせ たったの三月 未練つのらす 海峡酒場  うんと涙の出そうなヤツを ロックで頂戴 女将さん みっとも無いけど 泣かせて欲しい 出来れば明日 この町捨てて 二度と来ないわ 海峡酒場朝花美穂もず唱平宮下健治伊戸のりお赤いグラスで 片頬かくし 女がつぶやく 悲しげに 番(つがい)でいるから 雪の日だって 暖かそうね 沖ゆく鴎 春はまだ先 海峡酒場  夢はひととき 深追いしては ますます遠のく ものなのさ 内緒で部屋借り 暮らした月日 秋冬あわせ たったの三月 未練つのらす 海峡酒場  うんと涙の出そうなヤツを ロックで頂戴 女将さん みっとも無いけど 泣かせて欲しい 出来れば明日 この町捨てて 二度と来ないわ 海峡酒場
帰ってこいよきっと帰って くるんだと お岩木山で 手をふれば あの娘は小さく うなずいた 茜の空で 誓った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日もまた 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ朝花美穂平山忠夫一代のぼるきっと帰って くるんだと お岩木山で 手をふれば あの娘は小さく うなずいた 茜の空で 誓った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日もまた 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
がいな祭東の日本海(うみ)が 赤々と 朝陽をうけて 燃え上がる がいな太鼓(だいこ)の バチたたきゃ 商売気質 血が騒ぐ これが米子っ子(よなご)のよ こころ意気 がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  こころに燈(とも)す 万灯(まんとう)は きずなを結ぶ 夏まつり 望む大山 勇ましく 潮風あびる おれの里 これが米子っ子(よなご)のよ 誇りだよ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  夜空を染める 中海(なかうみ)の 花火に酔って 踊る笑顔(かお) 老いも若きも だんだんよ よろこび抱いて 突き進め これが米子っ子(よなご)のよ 大輪(たいりん)だ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ朝花美穂さとうしろう宮下健治伊戸のりお東の日本海(うみ)が 赤々と 朝陽をうけて 燃え上がる がいな太鼓(だいこ)の バチたたきゃ 商売気質 血が騒ぐ これが米子っ子(よなご)のよ こころ意気 がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  こころに燈(とも)す 万灯(まんとう)は きずなを結ぶ 夏まつり 望む大山 勇ましく 潮風あびる おれの里 これが米子っ子(よなご)のよ 誇りだよ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  夜空を染める 中海(なかうみ)の 花火に酔って 踊る笑顔(かお) 老いも若きも だんだんよ よろこび抱いて 突き進め これが米子っ子(よなご)のよ 大輪(たいりん)だ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ
姉弟役者七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台
姉弟役者(新台詞入り)七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  ごめんね、わたしさえ生きていりゃ、 こんなつらい目させなくて、済んだのにねぇ  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  すまねぇ、すまねぇなぁ でも、おまえ達を弱い子に育てた覚えはねぇ 負けるんじゃねぇぞ いつかおまえ達の出番が、やって来るからな  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台  お父ちゃ~ん、お母ちゃ~ん朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  ごめんね、わたしさえ生きていりゃ、 こんなつらい目させなくて、済んだのにねぇ  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  すまねぇ、すまねぇなぁ でも、おまえ達を弱い子に育てた覚えはねぇ 負けるんじゃねぇぞ いつかおまえ達の出番が、やって来るからな  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台  お父ちゃ~ん、お母ちゃ~ん
姉弟役者(台詞入り)七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  私だって泣きたいよ でも、姉ちゃんまで泣いてしまったら お仕舞いだもん  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  ほら、あれが母ちゃん星だよ そしてあれが父ちゃん星 誉めてもらいたいなあ よく頑張ったねえって、誉めてもらいたいなあ  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお七歳(ななつ)違いの 弟が 眠い眠いと 駄々こねる 泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ 母と指切りした日のことを 涙こらえて 幕が開く  私だって泣きたいよ でも、姉ちゃんまで泣いてしまったら お仕舞いだもん  慣れぬ手つきで 差す紅の 指の細さよ 意地らしさ おまえ踊れば わたしが唄う 父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居 今は蕾の 華ふたつ  ほら、あれが母ちゃん星だよ そしてあれが父ちゃん星 誉めてもらいたいなあ よく頑張ったねえって、誉めてもらいたいなあ  つらい浮世の 雨風に なんで負けましょ 挫けましょ 親はなくても 頂上(てっぺん)目指し 生きてゆきます 力を合わせ 咲かす大輪 夢舞台
しゃくなげ峠山裾の紅い燈(ひ) 指差す憂(うれ)い顔 あれが 私(あたし)の居たところ ポツリと洩らした遊女は二十歳 故郷(くに)はどこだと問うのは男 無いのと一緒と答える女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠  身の上を語るの 止(よ)そうかお互いに 生まれ在所に居たときも いゝこと一つもなかったからね 涙堪(こら)えて手を引く男 何(なん)にも云わずに頷く女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠  道行は不承知 止(や)めろと 蜩(ひぐらし)が 声を限りに啼くけれど 聞き分けない子の 覚悟の二人 死出の旅路を厭(いと)わぬ男 心を任せて紅差す女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠朝花美穂もず唱平宮下健治伊戸のりお山裾の紅い燈(ひ) 指差す憂(うれ)い顔 あれが 私(あたし)の居たところ ポツリと洩らした遊女は二十歳 故郷(くに)はどこだと問うのは男 無いのと一緒と答える女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠  身の上を語るの 止(よ)そうかお互いに 生まれ在所に居たときも いゝこと一つもなかったからね 涙堪(こら)えて手を引く男 何(なん)にも云わずに頷く女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠  道行は不承知 止(や)めろと 蜩(ひぐらし)が 声を限りに啼くけれど 聞き分けない子の 覚悟の二人 死出の旅路を厭(いと)わぬ男 心を任せて紅差す女 あゝ みちのくの しゃくなげ峠
出世街道旅がらす夢と根性の 振り分け荷物 野越え山越え なみだを越えて 俺は天下の 鷹になる 出世街道 出世街道、旅がらす  男ってものは 夢に生きて なんぼのものよ 行かなきゃ なるめえ 明日(あした)が俺(おい)らを 呼んでらあ…  ちょいとご法度(はっと) 色恋沙汰は 故郷(くに)を出るとき 誓ったはずさ 惚れたはれたは 呑(の)みこんで 今宵(こよい)我慢の 今宵(こよい)我慢の、月見酒  鳥が塒(ねぐら)に帰るのを見りゃ、 そりゃあ、人恋しくなることもあらあな おっ母は今頃何してっかなあ… いけねえ、いけねえ 俺(おら)ぁ天下を取ると決めたんでい  持って生まれた 気っ風の良さと 度胸千両で 掴(つか)んでみせる どんと来やがれ 向い風 出世街道 出世街道、俺はゆく朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお夢と根性の 振り分け荷物 野越え山越え なみだを越えて 俺は天下の 鷹になる 出世街道 出世街道、旅がらす  男ってものは 夢に生きて なんぼのものよ 行かなきゃ なるめえ 明日(あした)が俺(おい)らを 呼んでらあ…  ちょいとご法度(はっと) 色恋沙汰は 故郷(くに)を出るとき 誓ったはずさ 惚れたはれたは 呑(の)みこんで 今宵(こよい)我慢の 今宵(こよい)我慢の、月見酒  鳥が塒(ねぐら)に帰るのを見りゃ、 そりゃあ、人恋しくなることもあらあな おっ母は今頃何してっかなあ… いけねえ、いけねえ 俺(おら)ぁ天下を取ると決めたんでい  持って生まれた 気っ風の良さと 度胸千両で 掴(つか)んでみせる どんと来やがれ 向い風 出世街道 出世街道、俺はゆく
他人船別れてくれと 云う前に 死ねよと云って ほしかった ああ この黒髪の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  背中を向けた 桟橋で さよなら云えず 濡らす頬 ああ この指切の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  いつか逢えると それだけを のぞみにかけて 生きてゆく ああ この目の下の ホクロさえ あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船朝花美穂遠藤実遠藤実矢田部正別れてくれと 云う前に 死ねよと云って ほしかった ああ この黒髪の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  背中を向けた 桟橋で さよなら云えず 濡らす頬 ああ この指切の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  いつか逢えると それだけを のぞみにかけて 生きてゆく ああ この目の下の ホクロさえ あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船
千恵っ子よされ津軽生まれで 海峡育ち 男まさりは 親ゆずり 波と 波と唄った よされ節 あーよされ よされは 恋しい母の 子守唄です 子守唄です 千恵っ子よされ  津軽リンゴを 一口噛めば 恋しあの人 思い出す 泣いちゃ 泣いちゃ唄えぬ よされ節 あーよされ よされは 岩木颪(おいわきおろし) 故郷(くに)の歌です 故郷(くに)の歌です 千恵っ子よされ  津軽自慢を 並べていたら 前に進まぬ 歌の旅 胸に 胸にしみるよ よされ節 あーよされ よされは わたしの命 夢の歌です 夢の歌です 千恵っ子よされ朝花美穂志賀大介山中博津軽生まれで 海峡育ち 男まさりは 親ゆずり 波と 波と唄った よされ節 あーよされ よされは 恋しい母の 子守唄です 子守唄です 千恵っ子よされ  津軽リンゴを 一口噛めば 恋しあの人 思い出す 泣いちゃ 泣いちゃ唄えぬ よされ節 あーよされ よされは 岩木颪(おいわきおろし) 故郷(くに)の歌です 故郷(くに)の歌です 千恵っ子よされ  津軽自慢を 並べていたら 前に進まぬ 歌の旅 胸に 胸にしみるよ よされ節 あーよされ よされは わたしの命 夢の歌です 夢の歌です 千恵っ子よされ
つんつん津軽つんつん津軽のよ カモメの水兵さん 伝えておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 林檎の花が 咲いたよな 風に涙が 散ったよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  つんつん津軽のよ ポンポン船乗りさん 届けておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 夜なべでセーター 編んだよな そっと手紙を 入れたよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  つんつん津軽のよ 泣きむし浮雲さん 逢わせておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 春で十九に なったよな 赤い口紅 買ったよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬朝花美穂荒木とよひさ三木たかしつんつん津軽のよ カモメの水兵さん 伝えておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 林檎の花が 咲いたよな 風に涙が 散ったよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  つんつん津軽のよ ポンポン船乗りさん 届けておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 夜なべでセーター 編んだよな そっと手紙を 入れたよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  つんつん津軽のよ 泣きむし浮雲さん 逢わせておくれよ あんああんあん あんああんあん あの人に 春で十九に なったよな 赤い口紅 買ったよな 逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬  逢いたいな 逢いたいよ 津軽恋唄 じょんがら岬
天空の海城青雲遥か 棚引いて 桜は謳(うた)う 湊山 大志に燃ゆる 若武者の 心気高き 天守閣 あゝ天空の 海城(しろ)に久遠(くおん)の風を呼ぶ  人には人の 天命あり 我が天命に 命燃やさん  七重に八重に 中海(なかうみ)の 錦のごとき 波模様 誓いし夢を 懐に 交わす盃 粛々と あゝ天空の 海城(しろ)に宴の舞扇(まいおうぎ)  紅(くれない)染まる 大山(だいせん)の 意志剛健の 冬姿 厳しき時代(とき)を 勝ち抜いて いざや天下に名を馳せん あゝ天空の 海城(しろ)に久遠の栄華あれ朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお青雲遥か 棚引いて 桜は謳(うた)う 湊山 大志に燃ゆる 若武者の 心気高き 天守閣 あゝ天空の 海城(しろ)に久遠(くおん)の風を呼ぶ  人には人の 天命あり 我が天命に 命燃やさん  七重に八重に 中海(なかうみ)の 錦のごとき 波模様 誓いし夢を 懐に 交わす盃 粛々と あゝ天空の 海城(しろ)に宴の舞扇(まいおうぎ)  紅(くれない)染まる 大山(だいせん)の 意志剛健の 冬姿 厳しき時代(とき)を 勝ち抜いて いざや天下に名を馳せん あゝ天空の 海城(しろ)に久遠の栄華あれ
東京だョおっ母さん久し振りに 手を引いて 親子で歩ける 嬉しさに 小さい頃が 浮かんで来ますよ おっ母さん ここが ここが 二重橋 記念の写真を とりましょうね  やさしかった 兄さんが 田舎の話を 聞きたいと 桜の下で さぞかし待つだろ おっ母さん あれが あれが 九段坂 逢ったら泣くでしょ 兄さんも  さあさ着いた 着きました 達者で永生き するように お参りしましょよ 観音様です おっ母さん ここが ここが 浅草よ お祭りみたいに 賑やかね朝花美穂野村俊夫船村徹久し振りに 手を引いて 親子で歩ける 嬉しさに 小さい頃が 浮かんで来ますよ おっ母さん ここが ここが 二重橋 記念の写真を とりましょうね  やさしかった 兄さんが 田舎の話を 聞きたいと 桜の下で さぞかし待つだろ おっ母さん あれが あれが 九段坂 逢ったら泣くでしょ 兄さんも  さあさ着いた 着きました 達者で永生き するように お参りしましょよ 観音様です おっ母さん ここが ここが 浅草よ お祭りみたいに 賑やかね
流し春秋雨の路地裏 水溜(みずたま)り 誰がこぼした 涙やら 夜の酒場を 流して歩く 俺も淋しい 聴く人も みんな淋しい 人ばかり  重ね重ねの 親不孝 なんで今さら 帰らりょか そっと詫びたい 昔が胸で 雨にくすぶる 午前二時 未練まじりの 唄ばかり  泣くなギターよ こんな夜は 泣けば明日が 遠くなる 酒と演歌に 背中を抱かれ いつか日の目を 見たくって みんな生きてる 人ばかり朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお雨の路地裏 水溜(みずたま)り 誰がこぼした 涙やら 夜の酒場を 流して歩く 俺も淋しい 聴く人も みんな淋しい 人ばかり  重ね重ねの 親不孝 なんで今さら 帰らりょか そっと詫びたい 昔が胸で 雨にくすぶる 午前二時 未練まじりの 唄ばかり  泣くなギターよ こんな夜は 泣けば明日が 遠くなる 酒と演歌に 背中を抱かれ いつか日の目を 見たくって みんな生きてる 人ばかり
なみだの峠何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  何度死のうと思ったことか でもひと目 ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  神さま仏さま こんな母でも 夢見ることが許されるなら どうか、あの娘(こ)を守ってやっては もらえないでしょうか  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  何度死のうと思ったことか でもひと目 ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  神さま仏さま こんな母でも 夢見ることが許されるなら どうか、あの娘(こ)を守ってやっては もらえないでしょうか  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠
なみだの峠(台詞ロング・バージョン)何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  こんな母をおまえはずい分と恨んでいるでしょうねぇ いくら大人の理由(わけ)があろうとて そんなものおまえにゃ関係ないもんねぇ 何度死のうと思ったことか でもひと目、ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  今さら会いたいなんて…私のわが儘(まま)でしょうか いいえ私なんかどうなったっていいんです どんな想いであの娘(こ)は暮らしているのでしょうか それが、それが気がかりで お~い!お~い!もう一度しっかと抱きしめて まっ直ぐに、ただまっ直ぐに生きておくれと 母は伝えたいのです  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  こんな母をおまえはずい分と恨んでいるでしょうねぇ いくら大人の理由(わけ)があろうとて そんなものおまえにゃ関係ないもんねぇ 何度死のうと思ったことか でもひと目、ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  今さら会いたいなんて…私のわが儘(まま)でしょうか いいえ私なんかどうなったっていいんです どんな想いであの娘(こ)は暮らしているのでしょうか それが、それが気がかりで お~い!お~い!もう一度しっかと抱きしめて まっ直ぐに、ただまっ直ぐに生きておくれと 母は伝えたいのです  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠
花火草子あなたご覧よ 無月の空に 今夜限りと 見上げた花火 あれが牡丹で あれが菊 指折り数える遑(いとま)もなくて 消えて行くけど貰った元気 踵(くびす)を返して 出直しましょう  あなた 粋でしょ 余韻があるわ 未練残さず 散り行く花火 あれが柳で あれが星 盛りのまんまの姿を残し 悔いを残さず 舞台を降りる あやかりたいね あの潔(いさぎよ)さ  あなた 二人が眺める先に 誰も気付かぬ水面の花火 あれが祈りか 鎮魂(たましずめ) 考え直して 家路につけと きっと誰かが背中を押して 勇気をくれたと信じてみましょ朝花美穂もず唱平宮下健治伊戸のりおあなたご覧よ 無月の空に 今夜限りと 見上げた花火 あれが牡丹で あれが菊 指折り数える遑(いとま)もなくて 消えて行くけど貰った元気 踵(くびす)を返して 出直しましょう  あなた 粋でしょ 余韻があるわ 未練残さず 散り行く花火 あれが柳で あれが星 盛りのまんまの姿を残し 悔いを残さず 舞台を降りる あやかりたいね あの潔(いさぎよ)さ  あなた 二人が眺める先に 誰も気付かぬ水面の花火 あれが祈りか 鎮魂(たましずめ) 考え直して 家路につけと きっと誰かが背中を押して 勇気をくれたと信じてみましょ
伯耆大山碧(あお)い日本海(たいかい) 空仰ぎ 威風堂々 大山は 耐える風雪 男山 厚き断崖 どこか似ている人生と ああ…たくましい 伯耆富士  遙か遠くに 隠岐(おき)の島 きょうも聞こえる 大漁歌 境漁港(みなと)の 男船 やがて浮かぶは イカ釣り船の迎え灯(び)よ ああ…なつかしい 伯耆富士  淡い夕陽(ゆうひ)に 照らされて 旅人癒(い)やす 神の山 あなた呼びたい 見降ろせば ゆれて松風 砂浜ふたり弓ヶ浜 ああ…美しい 伯耆富士朝花美穂さとうしろう宮下健治伊戸のりお碧(あお)い日本海(たいかい) 空仰ぎ 威風堂々 大山は 耐える風雪 男山 厚き断崖 どこか似ている人生と ああ…たくましい 伯耆富士  遙か遠くに 隠岐(おき)の島 きょうも聞こえる 大漁歌 境漁港(みなと)の 男船 やがて浮かぶは イカ釣り船の迎え灯(び)よ ああ…なつかしい 伯耆富士  淡い夕陽(ゆうひ)に 照らされて 旅人癒(い)やす 神の山 あなた呼びたい 見降ろせば ゆれて松風 砂浜ふたり弓ヶ浜 ああ…美しい 伯耆富士
瞼の母軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  おかみさん、今何とか言いなすったね 親子の名のりがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わしちゃいけねえぜ 親にはぐれた子雀が ぐれたを叱るは無理な話しよ 愚痴じゃねえ 未練じゃねえ おかみさん 俺らの言うことを よく聞きなせぇ 尋ね尋ねた母親に 倅と呼んでもらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  何を言ってやんでぇ 何が今更、忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母は、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の やさしいおっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんでぇ  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世と いうものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に雪が散る おっ母さん朝花美穂坂口ふみ緒沢しげと軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  おかみさん、今何とか言いなすったね 親子の名のりがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わしちゃいけねえぜ 親にはぐれた子雀が ぐれたを叱るは無理な話しよ 愚痴じゃねえ 未練じゃねえ おかみさん 俺らの言うことを よく聞きなせぇ 尋ね尋ねた母親に 倅と呼んでもらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  何を言ってやんでぇ 何が今更、忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母は、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の やさしいおっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんでぇ  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世と いうものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に雪が散る おっ母さん
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