小椋佳の歌詞一覧リスト  157曲中 1-157曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
藍色の時胸おどる 特別な 出来事が 起こらなくても 微笑みが ふと浮かぶ 日々の 些細なことで 絹に注す 藍の色 ゆっくりと 染み込むように 幸せが 深くなる そんな そんな気がするの  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか  いつの世も 一人では 生きられず 時の流れに 取り込まれ 巻き込まれ 逃げ切れぬ 弱さ儚さ 忍び寄る 嵐雲 襲い来る 心細さに 幸せが 怯えてる そんな そんな気がするの  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか  ただあの人が 今のままでと 願うことさえ 欲ばりですか 秘そやかな夢 放って置いてと 祈るだけでも 欲ばりですか  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか小椋佳小椋佳小椋佳胸おどる 特別な 出来事が 起こらなくても 微笑みが ふと浮かぶ 日々の 些細なことで 絹に注す 藍の色 ゆっくりと 染み込むように 幸せが 深くなる そんな そんな気がするの  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか  いつの世も 一人では 生きられず 時の流れに 取り込まれ 巻き込まれ 逃げ切れぬ 弱さ儚さ 忍び寄る 嵐雲 襲い来る 心細さに 幸せが 怯えてる そんな そんな気がするの  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか  ただあの人が 今のままでと 願うことさえ 欲ばりですか 秘そやかな夢 放って置いてと 祈るだけでも 欲ばりですか  今が 一番 いい時ですか 望み抱くのは 欲ばりですか
あいうえお 75字の詩あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ゃゅょ っ  傍でピーパー 春告げ鳥 プイと横向き ミーが欠伸漬け 風もおぼろめ 瞼を塞ぐ 寝ずの凄技故 牛歩除せぬ部屋 百歩鳴らして ペンぞ千千に駄弁れ小椋佳小椋佳小椋佳大坪稔明あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ゃゅょ っ  傍でピーパー 春告げ鳥 プイと横向き ミーが欠伸漬け 風もおぼろめ 瞼を塞ぐ 寝ずの凄技故 牛歩除せぬ部屋 百歩鳴らして ペンぞ千千に駄弁れ
あいうえお 81字の詩あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぁぃぅぇぉ ゃゅょ っ う゛  風凪ぎ フェアへ 縮れ毛の子走る ポプラ愛で ピザやティー ほぼそぞろ ペーパー 意味を五分出せず拒否 クォーター回す指よ 思えば ジャーニー続けぬ 宜(むべ)運重ね ヴァリュートゥーグッド小椋佳小椋佳小椋佳大坪稔明あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも や ゆ よ らりるれろ わ を ん がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぁぃぅぇぉ ゃゅょ っ う゛  風凪ぎ フェアへ 縮れ毛の子走る ポプラ愛で ピザやティー ほぼそぞろ ペーパー 意味を五分出せず拒否 クォーター回す指よ 思えば ジャーニー続けぬ 宜(むべ)運重ね ヴァリュートゥーグッド
愛がこわれそうガラスの扉をたたくのは 誰 きまぐれな言葉かと ふるえています いつも笑顔で おどけてみせる さわやかな その仕草 胸にやきつく 一度でも 愛してると 言えば あなたは喜んでくれますか ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて  ためらう私を 許してほしい 幸せが重すぎて ふるえています いつも帰り道 あなたの愛を かみしめて その言葉 繰り返してる 明日には愛してると 幾度 想って夢をみたことでしょう ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて小椋佳小椋佳小椋佳ガラスの扉をたたくのは 誰 きまぐれな言葉かと ふるえています いつも笑顔で おどけてみせる さわやかな その仕草 胸にやきつく 一度でも 愛してると 言えば あなたは喜んでくれますか ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて  ためらう私を 許してほしい 幸せが重すぎて ふるえています いつも帰り道 あなたの愛を かみしめて その言葉 繰り返してる 明日には愛してると 幾度 想って夢をみたことでしょう ガラスの扉を あければすぐに こわれそう この愛が 風がつよくて
愛燦燦PLATINA LYLIC雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですねPLATINA LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳雨 潸々と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  風 散々と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦々と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね
あいつが死んだあいつが死んだ 生きたって死んだって 俺には同じと言いながら みんなが愛したのに 幸せの筈がどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった  あいつが死んだ 天国へ行くつもりも 俺にはないと言いながら みんなが愛したのに 恋人も捨ててどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった小椋佳小椋佳小椋佳あいつが死んだ 生きたって死んだって 俺には同じと言いながら みんなが愛したのに 幸せの筈がどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった  あいつが死んだ 天国へ行くつもりも 俺にはないと言いながら みんなが愛したのに 恋人も捨ててどうして あじさいの花を愛した あいつが死んだ 夢なんか 望みなんか あいつにさわれもしなかった
愛のピノキオ突然 真面目な顔して 黙ったあの人が なんだか恐くて逃げた日 部屋の机の上 何度も書いたわ あなたという言葉  いくつもの思い出が ホラ 微笑んで手を振る シアワセ  琥珀のプリズム通して あなたがかけて行く あなたの向う私が あなたを待っている 両手につつまれ 私は夢の中  素晴らしい思い出が まだ いくつふえるかしら シアワセ  どこで誰が書いているの わたしたちの愛のシナリオ ぎこちなさはあやつり人形 まるで二人 愛の 愛のピノキオ小椋佳小椋佳小椋佳突然 真面目な顔して 黙ったあの人が なんだか恐くて逃げた日 部屋の机の上 何度も書いたわ あなたという言葉  いくつもの思い出が ホラ 微笑んで手を振る シアワセ  琥珀のプリズム通して あなたがかけて行く あなたの向う私が あなたを待っている 両手につつまれ 私は夢の中  素晴らしい思い出が まだ いくつふえるかしら シアワセ  どこで誰が書いているの わたしたちの愛のシナリオ ぎこちなさはあやつり人形 まるで二人 愛の 愛のピノキオ
I LOVE YOU両手で 指で 数える だけの 恋なら 捨てよう  両手で 抱いて あふれる ほどの 君への 想いさ  君を視つめて生きる 時こそ僕のためと 優しさが透きとおる Now, I Love You  初めて 一人 眺めた 海を そのまま あげよう  初恋 よりも 広くて 深い 想いを 満たして  無駄に過ごした日々も めぐり逢う日のためと 思い出も暖かい Because, I Love You  心の 素肌 寄せ合い ながら 季節を 訪ねよう  心に 君を 吸い込む 朝の 目覚めの まぶしさ  何故か湧きたつ夢も 力も 君のためと 嬉しさを抱きしめる So, I Love You  孤独さえ 溶けて行く Now, I Love You小椋佳小椋佳小椋佳竜崎孝路両手で 指で 数える だけの 恋なら 捨てよう  両手で 抱いて あふれる ほどの 君への 想いさ  君を視つめて生きる 時こそ僕のためと 優しさが透きとおる Now, I Love You  初めて 一人 眺めた 海を そのまま あげよう  初恋 よりも 広くて 深い 想いを 満たして  無駄に過ごした日々も めぐり逢う日のためと 思い出も暖かい Because, I Love You  心の 素肌 寄せ合い ながら 季節を 訪ねよう  心に 君を 吸い込む 朝の 目覚めの まぶしさ  何故か湧きたつ夢も 力も 君のためと 嬉しさを抱きしめる So, I Love You  孤独さえ 溶けて行く Now, I Love You
逢うたびに君はいたいけな眼差し 投げ続ける君は ひたむきな心を 隠そうともしない  変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい  移ろいの多さに かすり傷を恐れ 誰となく心に壁を立てる中で  かげりない輝きを背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる ためらいも疑いも 君の夢に 地平こえて飛び飛び散ってく  気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく  変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい  気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく小椋佳小椋佳小椋佳いたいけな眼差し 投げ続ける君は ひたむきな心を 隠そうともしない  変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい  移ろいの多さに かすり傷を恐れ 誰となく心に壁を立てる中で  かげりない輝きを背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる ためらいも疑いも 君の夢に 地平こえて飛び飛び散ってく  気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく  変わらない憧れを 背中に映し 逢うたびに君は 美しくなる 限りなく蒼くさい 君の夢を 裸になって抱き 抱きしめたい  気負わずに熱い 君の足音がはずむ さわやかに熱い 君の歌声がひびく
蒼き狼赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン 逃げ出すか 従うか 逆らえば死か ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの蒼き狼が行く  たぐいなき天才か 戦の神か ヂンギスカン 思うまま地図を書き 地図をぬりかえ ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの飢えた狼が行く 行く  夢のあと 爪のあと 深い傷跡 ヂンギスカン 赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン モンゴルの蒼き 蒼き 狼が行く 行く モンゴルの飢えた 飢えた 狼が行く 行く小椋佳小椋佳小椋佳赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン 逃げ出すか 従うか 逆らえば死か ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの蒼き狼が行く  たぐいなき天才か 戦の神か ヂンギスカン 思うまま地図を書き 地図をぬりかえ ヂンギスカン モンゴルの蒼き狼が行く モンゴルの飢えた狼が行く 行く  夢のあと 爪のあと 深い傷跡 ヂンギスカン 赤茶けた平原に ひびく地鳴りは ヂンギスカン モンゴルの蒼き 蒼き 狼が行く 行く モンゴルの飢えた 飢えた 狼が行く 行く
憧れ遊び君を花に例えたら 笑うだろうか 白いユリのようだと云えば 胸の炎に気づいてないと 戸惑うだろうか  君を海に例えたら おこるだろうか 深い謎のようだと云えば 胸のうねりも俺のためだと いらだつだろうか  君の言葉に歌を聴き 君のしぐさに舞を見る 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君を星に例えたら 嫌うだろうか 遠い夢のようだと云えば 胸を合わせてそばにいたいと 悲しむだろうか  君の涙に虹を描き 君の笑顔に空を飛ぶ 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君の吐息に四季を織り 君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦小椋佳小椋佳堀内孝雄小野崎孝輔・安田裕美君を花に例えたら 笑うだろうか 白いユリのようだと云えば 胸の炎に気づいてないと 戸惑うだろうか  君を海に例えたら おこるだろうか 深い謎のようだと云えば 胸のうねりも俺のためだと いらだつだろうか  君の言葉に歌を聴き 君のしぐさに舞を見る 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君を星に例えたら 嫌うだろうか 遠い夢のようだと云えば 胸を合わせてそばにいたいと 悲しむだろうか  君の涙に虹を描き 君の笑顔に空を飛ぶ 男はいつも憧れ気分 口づけの間も夢遊び  君の吐息に四季を織り 君の瞳に愛を見る 男はいつも憧れ気分 抱きしめる時さえ夢暦
朝まだき昨日遅く 眠り浅く 目覚めたわ 朝まだき 素敵な時間の ほてりを残し ふやけてる この私 カサブランカ 香り立ち 笑ってる あの人の姿 繰り返し思い 浮かべて 温もり 抱きしめ ほくそ笑む どうかしたのかしら おかしいわ うっすら 月まで 笑う  会えていれば 心熱く 別れての 朝まだき 夜通し宴の ほてりを残し 思い出す カタルシス 愛しさと 切なさの 鬩(せめ)ぎ合い あの人の言葉 滑らしたサテン 手操れば また直ぐ 逢いたい 気が騒ぐ 夢の誘いさえ 狂おしく 遠吠え 月へと 歌う 歌おう小椋佳小椋佳・多田周子小椋佳加藤武雄昨日遅く 眠り浅く 目覚めたわ 朝まだき 素敵な時間の ほてりを残し ふやけてる この私 カサブランカ 香り立ち 笑ってる あの人の姿 繰り返し思い 浮かべて 温もり 抱きしめ ほくそ笑む どうかしたのかしら おかしいわ うっすら 月まで 笑う  会えていれば 心熱く 別れての 朝まだき 夜通し宴の ほてりを残し 思い出す カタルシス 愛しさと 切なさの 鬩(せめ)ぎ合い あの人の言葉 滑らしたサテン 手操れば また直ぐ 逢いたい 気が騒ぐ 夢の誘いさえ 狂おしく 遠吠え 月へと 歌う 歌おう
朝焼けのサガポーゆうべのワインの 飲み過ぎのせいじゃなく 孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく 海の向こう ぼんやり異国の岸辺 光立つ朝焼けに今 君を想う 君の眼 その眉 微笑み その愛 島囲む海は今 波ひとつ立てず 今日一日中 何ひとつすまい 恵み少ない岩山に 健気に立つ 残り木の気高さに今 君を想う 君の手 その指 温もり その愛 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時  巷の出来事の あれこれは勿論 何が嘘か本当か 事の善し悪し それら全てがどうでもいい時もある 光立つ朝焼けに今 君を想う その髪 その胸 安らぎ その愛 永遠に 変わらない愛や 終わらない愛を 信じられそうな 遠く 無限の大空 わしづかみ気分 君に微睡む時 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 小椋佳小椋佳小椋佳星勝・山内美貴子ゆうべのワインの 飲み過ぎのせいじゃなく 孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく 海の向こう ぼんやり異国の岸辺 光立つ朝焼けに今 君を想う 君の眼 その眉 微笑み その愛 島囲む海は今 波ひとつ立てず 今日一日中 何ひとつすまい 恵み少ない岩山に 健気に立つ 残り木の気高さに今 君を想う 君の手 その指 温もり その愛 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時  巷の出来事の あれこれは勿論 何が嘘か本当か 事の善し悪し それら全てがどうでもいい時もある 光立つ朝焼けに今 君を想う その髪 その胸 安らぎ その愛 永遠に 変わらない愛や 終わらない愛を 信じられそうな 遠く 無限の大空 わしづかみ気分 君に微睡む時 サガポー 変わらない愛や 終わらない愛は 誓えないけれど サガポー 左手にアガペー 右手にはエロス 君に微睡む時 
熱い瞬間ひんやりとした水で 顔を洗えば ひきずったとまどいが 落ちて行く 朝の光を斜めに受けて 映っているのは誰 語りかける 誘いかける 素晴しい一日を 生きましょうねと  くしゃくしゃな笑顔で 泣いている人がいた こみあげる歓びに 抱き合う人がいた 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を  陽だまりの街角を まわるふりして 幸せ 不幸せ 街ち伏せる 人の心の弱さ淋しさ 支えているのは何 語りかける 誘いかける 素晴らしい一日を 生きましょうねと  くしゃくしゃな笑顔で 泣いている人がいた こみあげる歓びに 抱き合う人がいた 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を  誰れかれと構わず くちづけしたい時 生きてみて良かったと思わず叫ぶ時 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を小椋佳小椋佳星勝ひんやりとした水で 顔を洗えば ひきずったとまどいが 落ちて行く 朝の光を斜めに受けて 映っているのは誰 語りかける 誘いかける 素晴しい一日を 生きましょうねと  くしゃくしゃな笑顔で 泣いている人がいた こみあげる歓びに 抱き合う人がいた 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を  陽だまりの街角を まわるふりして 幸せ 不幸せ 街ち伏せる 人の心の弱さ淋しさ 支えているのは何 語りかける 誘いかける 素晴らしい一日を 生きましょうねと  くしゃくしゃな笑顔で 泣いている人がいた こみあげる歓びに 抱き合う人がいた 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を  誰れかれと構わず くちづけしたい時 生きてみて良かったと思わず叫ぶ時 私も追いかけよう そんな熱い瞬間を
あなたが美しいのはきっと初めての空を 飛ぶ鳥の心うつして 誰の胸にも ひたすら待ち望む時があるはず いつか心を隠す 重ね着をみんなはがして 惑いひとつもない 汗をかいてみたいはず  あなたが美しいのは 愛されようとする時でなく あなたが美しいのは ただ愛そうとする時  きっと霧深い海に 沈ませた宝のように 誰の胸にも必ず 色あせぬ夢があるもの いつか心の底に 輝きをひとつ見つけて 抱いて思いのまま 泣いて笑ってみたいもの  あなたが素晴らしいのは 愛されようとする時でなく あなたが素晴らしいのは ただ生きようとする時  あなたが美しいのは 愛されようとする時でなく あなたが美しいのは ただ愛そうとする時  あなたが素晴らしいのは 愛されようとする時でなく あなたが素晴らしいのは ただ生きようとする時小椋佳小椋佳小椋佳・堀内孝雄きっと初めての空を 飛ぶ鳥の心うつして 誰の胸にも ひたすら待ち望む時があるはず いつか心を隠す 重ね着をみんなはがして 惑いひとつもない 汗をかいてみたいはず  あなたが美しいのは 愛されようとする時でなく あなたが美しいのは ただ愛そうとする時  きっと霧深い海に 沈ませた宝のように 誰の胸にも必ず 色あせぬ夢があるもの いつか心の底に 輝きをひとつ見つけて 抱いて思いのまま 泣いて笑ってみたいもの  あなたが素晴らしいのは 愛されようとする時でなく あなたが素晴らしいのは ただ生きようとする時  あなたが美しいのは 愛されようとする時でなく あなたが美しいのは ただ愛そうとする時  あなたが素晴らしいのは 愛されようとする時でなく あなたが素晴らしいのは ただ生きようとする時
あなたが発つ日にわたしの 手を離れて今 あなたが 立ち去ろうとする 涙は 相応しくないと まぶたを 静かに閉じれば 楽しい 思い出ばかりが 次々と 駆け巡っている  前から 分かっていたこと 覚悟も していたことでも 明日朝 目が覚めたらすぐ 心に 大きな空き部屋 感じて 寂しくなります それだけ 今確かなこと  新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように  お互い ぶつかりもしたし 幾度か 行き違いもした けれども 優しさばかりが 今では 思い出されます 心の 底からの感謝 背中に 投げているのです  新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように小椋佳小椋佳小椋佳わたしの 手を離れて今 あなたが 立ち去ろうとする 涙は 相応しくないと まぶたを 静かに閉じれば 楽しい 思い出ばかりが 次々と 駆け巡っている  前から 分かっていたこと 覚悟も していたことでも 明日朝 目が覚めたらすぐ 心に 大きな空き部屋 感じて 寂しくなります それだけ 今確かなこと  新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように  お互い ぶつかりもしたし 幾度か 行き違いもした けれども 優しさばかりが 今では 思い出されます 心の 底からの感謝 背中に 投げているのです  新しい世界に 向かうあなただもの 辛さ胸に収め 笑顔創りましょう あなたの思い出の 中で私いつも 笑っているように
あなたに逢えて暗がりを 手探りで 漸く進む 私でした 空しさに 囚われて 俯きがちな 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて ほの灯り一つ 見えて来たのです  気遣いの 嬉しさに 戸惑いもした 私でした 幼な児の 明るさを 取り戻してた 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて 地平の光りが 見えて来たのです  心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ  歌を忘れたカナリアが 忘れた歌を思い出す  いつだって 愛したい 愛されたいと 祈るわたし いつだって 救いたい 救われたいと 願うあなた あなたに逢えて あなたに逢えて 真心の歌が 聴こえてきました  心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ  あなたに逢えて あなたに逢えて小椋佳小椋佳小椋佳佐藤準暗がりを 手探りで 漸く進む 私でした 空しさに 囚われて 俯きがちな 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて ほの灯り一つ 見えて来たのです  気遣いの 嬉しさに 戸惑いもした 私でした 幼な児の 明るさを 取り戻してた 私でした あなたに逢えて あなたに逢えて 地平の光りが 見えて来たのです  心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ  歌を忘れたカナリアが 忘れた歌を思い出す  いつだって 愛したい 愛されたいと 祈るわたし いつだって 救いたい 救われたいと 願うあなた あなたに逢えて あなたに逢えて 真心の歌が 聴こえてきました  心の中に 木々の命の 芽吹きが見えます 春待ちかねて 開こうとする 花の蕾さえ  あなたに逢えて あなたに逢えて
雨だれの唄雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの のきの日ざしが 朝を告げた 運命のように 寄せた嵐に 誓いをつなぐすべもしらず 激しいうねりに かじもとれず 若い僕らの 恋は 終った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい  雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの 虹の流れに 朝を知った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい  運んでほしい小椋佳小椋佳小椋佳雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの のきの日ざしが 朝を告げた 運命のように 寄せた嵐に 誓いをつなぐすべもしらず 激しいうねりに かじもとれず 若い僕らの 恋は 終った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい  雨だれの音が やさしかった 雨だれの光が まぶしかった 冬の嵐の雨のあとの 虹の流れに 朝を知った 新しい夢を あの人の胸にも 朝の光が 運んで欲しい  運んでほしい
雨が降り時が流れて高原をゆく 子馬たちよ まどやかに そして強くかけて行くんだ 目かくしされた 馬車馬の 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに  今年生まれた 渡り鳥よ まどやかに そして強くかけて行くんだ 同じ旅路に あきもせぬ 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに小椋佳小椋佳小椋佳高原をゆく 子馬たちよ まどやかに そして強くかけて行くんだ 目かくしされた 馬車馬の 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに  今年生まれた 渡り鳥よ まどやかに そして強くかけて行くんだ 同じ旅路に あきもせぬ 親たちをあわれみながら 追い越して行くんだ 雨が降り時が流れて 忘れ物をせぬうちに
改めて 恋は妙恋は妙なものだ 薄暗い暮らしに 急に光を射し 色鮮やかにする 恋は妙なものだ 一人を選び出し 他の人全てを もっと他人にする  恋は駄目なものだ 違い夢に向かい 励んでた心を 直ぐヘナヘナにする 恋は駄目なものだ 実に薄っぺらで 中身の無い歌に 涙させたりする 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を  恋は嫌なものだ 胸底に勝手に 住み着いて家主の 言うことを聞かない 恋は嫌なものだ 昨日まであれほど 熱っぽかったのに 理不尽に冷え込む  恋は変なものだ 別れの深い傷 消し難い辛さも 時が葬り去る 恋は変なものだ また性懲りもなく 漸くの静かな 暮らしに忍び寄る 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を  恋は妙なものだ 時に愛に変わり 捨ててもいい命 永くあれと祈る 恋は妙なものだ 愛し生きることを 生き甲斐幸せと 錯覚したりする 錯覚したりする小椋佳小椋佳小椋佳清水信之恋は妙なものだ 薄暗い暮らしに 急に光を射し 色鮮やかにする 恋は妙なものだ 一人を選び出し 他の人全てを もっと他人にする  恋は駄目なものだ 違い夢に向かい 励んでた心を 直ぐヘナヘナにする 恋は駄目なものだ 実に薄っぺらで 中身の無い歌に 涙させたりする 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を  恋は嫌なものだ 胸底に勝手に 住み着いて家主の 言うことを聞かない 恋は嫌なものだ 昨日まであれほど 熱っぽかったのに 理不尽に冷え込む  恋は変なものだ 別れの深い傷 消し難い辛さも 時が葬り去る 恋は変なものだ また性懲りもなく 漸くの静かな 暮らしに忍び寄る 恋はいつも 相手の中に 見つめてるよ 自分の夢を 愛は不思議 自分の中に 慈しむよ 相手の夢を  恋は妙なものだ 時に愛に変わり 捨ててもいい命 永くあれと祈る 恋は妙なものだ 愛し生きることを 生き甲斐幸せと 錯覚したりする 錯覚したりする
同情(あわれみ)花の散ることは淋しいことなのだが 花の散ることは誰でも知っていて やがて実のなる頃には すっかり忘れてしまうのに ほんの短い時間が 余りにひっそりとする為に 情深い偽善者が 深刻な顔で腕をくむ  その実を口にする時 誰が花のことまで想い出すものか ただ 甘ずっぱいと思うだけで 所詮 同情なんてそんなもの  可哀そうにと涙ぐんでる目に 花は満開の季節だ小椋佳塚原将小椋佳花の散ることは淋しいことなのだが 花の散ることは誰でも知っていて やがて実のなる頃には すっかり忘れてしまうのに ほんの短い時間が 余りにひっそりとする為に 情深い偽善者が 深刻な顔で腕をくむ  その実を口にする時 誰が花のことまで想い出すものか ただ 甘ずっぱいと思うだけで 所詮 同情なんてそんなもの  可哀そうにと涙ぐんでる目に 花は満開の季節だ
生きろ時に生きることに 何の救いもなくて 胸に絶望だけが 底溜まると 弱さ露(あらわ)にして 死へと誘(いざな)われる そんな時こそ 耳欹(そばだ)て 聞こう命の声 聞こえるよね 命はいつも 生きようと歌う 死はいつでも 見苦しくて 酷く 意味のないもの  この世に美しい死 などと云うものはない 讃えられたり 褒められたり みんなまやかしさ 胸の底の 命の声を 裏切ることなく できる限り 手だて尽くし 生きろ 兎に角生きろ  胸の底の 命の声を 裏切ることなく 在らん限り 力尽くし 生きろ 兎に角生きろ 精一杯生きろ小椋佳小椋佳小椋佳・加藤武雄加藤武雄時に生きることに 何の救いもなくて 胸に絶望だけが 底溜まると 弱さ露(あらわ)にして 死へと誘(いざな)われる そんな時こそ 耳欹(そばだ)て 聞こう命の声 聞こえるよね 命はいつも 生きようと歌う 死はいつでも 見苦しくて 酷く 意味のないもの  この世に美しい死 などと云うものはない 讃えられたり 褒められたり みんなまやかしさ 胸の底の 命の声を 裏切ることなく できる限り 手だて尽くし 生きろ 兎に角生きろ  胸の底の 命の声を 裏切ることなく 在らん限り 力尽くし 生きろ 兎に角生きろ 精一杯生きろ
幾度か旅行く幾度か旅行く 東北は北東 客船の船客 流氷で漂流 西南は南西 奥山の山奥 草原の幻想 西洋の妖精 行き先知らず 先行き不明 予報正解 快晴日和 来週末は 嵐襲来 足掛け二年 駆け足続き  最愛の愛妻 貞操を想定 大半は反対 最悪の悪妻 物売りの売り物 沿岸の岩塩 豪商の称号 番頭が当番 近海の釣り 五月解禁 海の鮎魚女(あいなめ) 舐め合いしない 畑汲み取り 取組相撲 相撲取り口 口取りは馬  当年の年頭 休養を要求 筝曲を曲想 曲名は名曲 低音の音程 声楽の学生 感動に同感 有線を占有 天下安泰 日柄大安 園遊会は 遊園地にて 饅頭千個 庭に充満 暴飲過多で 陰謀成らず  晩秋も終盤 佃煮にダニ付く 幕内の内幕 明解に解明 犯行の公判 財団を断罪 角界の改革 明確な革命 泰平の世に だれる兵隊 外泊したら 迫害された 援助交際 最高裁へ ご苦労様な 牢獄暮らし  幾度か旅行く 物持ちの持ち物 南東で盗難 強盗の統合 親方は片親 寛大な代官 裁定は体裁 更生に成功 高齢なれど 散歩励行 槍投げはよし 投げやりは駄目 文献漁り 見聞広め 愛情深く 情愛熱く  幾度か旅行く 厳格な格言 重宝な包丁 性欲は抑制 象徴を嘲笑 総論も論争 相当の闘争 現実に実現小椋佳小椋佳小椋佳林有三幾度か旅行く 東北は北東 客船の船客 流氷で漂流 西南は南西 奥山の山奥 草原の幻想 西洋の妖精 行き先知らず 先行き不明 予報正解 快晴日和 来週末は 嵐襲来 足掛け二年 駆け足続き  最愛の愛妻 貞操を想定 大半は反対 最悪の悪妻 物売りの売り物 沿岸の岩塩 豪商の称号 番頭が当番 近海の釣り 五月解禁 海の鮎魚女(あいなめ) 舐め合いしない 畑汲み取り 取組相撲 相撲取り口 口取りは馬  当年の年頭 休養を要求 筝曲を曲想 曲名は名曲 低音の音程 声楽の学生 感動に同感 有線を占有 天下安泰 日柄大安 園遊会は 遊園地にて 饅頭千個 庭に充満 暴飲過多で 陰謀成らず  晩秋も終盤 佃煮にダニ付く 幕内の内幕 明解に解明 犯行の公判 財団を断罪 角界の改革 明確な革命 泰平の世に だれる兵隊 外泊したら 迫害された 援助交際 最高裁へ ご苦労様な 牢獄暮らし  幾度か旅行く 物持ちの持ち物 南東で盗難 強盗の統合 親方は片親 寛大な代官 裁定は体裁 更生に成功 高齢なれど 散歩励行 槍投げはよし 投げやりは駄目 文献漁り 見聞広め 愛情深く 情愛熱く  幾度か旅行く 厳格な格言 重宝な包丁 性欲は抑制 象徴を嘲笑 総論も論争 相当の闘争 現実に実現
徒らに、戯らに然したることも無いままに 君のあとさき行き違い 男と女 犬と猫 結局距離は縮まらず 夢が欲しさに 男とは 深く付き合い 女とは 浅く付き合う 旅人の 魂未だ 死に切れず 要領良さに 女とは 深く付き合い 男とは 浅く付き合う 洒落人の 魂未だ 殺されず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることの無い憂さに 夢のコスモスひとむれを 真昼の空に 飛ばしつつ 目先の瑣事も捨て切れず  夢が欲しさに人集め 団欒談笑 さもなくば 放歌高吟 夜は更けて 人一人さえ 傷つかず 祭づくりに 人集め 理屈筋書 飾り立て 喝采の中 気が付けば 恋人遠く 背も見えず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることも 無いけれど 眠れぬ夜を寝過ごせば 珈琲豆を 挽く君の 朝の歌声遠からず 何ものも無い 土を割る 雑草の芽の 鮮やかに 散歩決め込む 飼い犬は 尾を振りせがみ 吠え止まず さあれ見果てぬ 夢覚めず 僕が意気込む 試みの 先の儚さ 見透かして 君は手仕事 止めもせず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることも無いままに小椋佳小椋佳小椋佳然したることも無いままに 君のあとさき行き違い 男と女 犬と猫 結局距離は縮まらず 夢が欲しさに 男とは 深く付き合い 女とは 浅く付き合う 旅人の 魂未だ 死に切れず 要領良さに 女とは 深く付き合い 男とは 浅く付き合う 洒落人の 魂未だ 殺されず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることの無い憂さに 夢のコスモスひとむれを 真昼の空に 飛ばしつつ 目先の瑣事も捨て切れず  夢が欲しさに人集め 団欒談笑 さもなくば 放歌高吟 夜は更けて 人一人さえ 傷つかず 祭づくりに 人集め 理屈筋書 飾り立て 喝采の中 気が付けば 恋人遠く 背も見えず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることも 無いけれど 眠れぬ夜を寝過ごせば 珈琲豆を 挽く君の 朝の歌声遠からず 何ものも無い 土を割る 雑草の芽の 鮮やかに 散歩決め込む 飼い犬は 尾を振りせがみ 吠え止まず さあれ見果てぬ 夢覚めず 僕が意気込む 試みの 先の儚さ 見透かして 君は手仕事 止めもせず  徒らに時走る 戯らに人笑う 神たなごころの 遊園地  然したることも無いままに
いつの日か旅する者よ夜になお ざわめく者よ 魔法使いよ 悪魔よ あるいは 闇の天使よ さしのべる誘いは無駄と知るだろう ただひとつ 命かけた夢だ 新しい道 初めての旅 今宵砂漠の砂嵐襲い来ようと 明日はまた 地平の光にたぎる胸だ  夜になお 輝くものよ まだ見ぬものの 幻 あるいは 遠い未来よ 閉じた眼の瞼を熱くするほど 夜になお 湧き立つ憧れだ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ  いつの日か 旅する者よ この足跡を 見る時 あるいはそれを 踏む時 その胸に伝わる夢を知るだろう 夜になお 燃え上がる力だ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ小椋佳小椋佳小椋佳小野崎孝輔夜になお ざわめく者よ 魔法使いよ 悪魔よ あるいは 闇の天使よ さしのべる誘いは無駄と知るだろう ただひとつ 命かけた夢だ 新しい道 初めての旅 今宵砂漠の砂嵐襲い来ようと 明日はまた 地平の光にたぎる胸だ  夜になお 輝くものよ まだ見ぬものの 幻 あるいは 遠い未来よ 閉じた眼の瞼を熱くするほど 夜になお 湧き立つ憧れだ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ  いつの日か 旅する者よ この足跡を 見る時 あるいはそれを 踏む時 その胸に伝わる夢を知るだろう 夜になお 燃え上がる力だ 新しい道 初めての旅 今宵ひととき 安らかな眠りを運べ 明日はまた 希望で私を蹴って起こせ
愛しき日々GOLD LYLIC風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しい願い また浮ぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら 愛しき日々は ほろにがく 一人夕陽に浮かべる涙  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影GOLD LYLIC小椋佳小椋佳堀内孝雄風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑う かたくなまでの ひとすじの道 愚か者だと 笑いますか もう少し時が ゆるやかであったなら  雲の切れ間に 輝いて 空しい願い また浮ぶ ひたすら夜を 飛ぶ流れ星 急ぐ命を 笑いますか もう少し時が 優しさを投げたなら  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影  気まじめ過ぎた まっすぐな愛 不器用者と 笑いますか もう少し時が たおやかに過ぎたなら 愛しき日々は ほろにがく 一人夕陽に浮かべる涙  愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影
うす紅色のうす紅色の 恋をして 一度位は 泣いてみたい 朝もやの よどむ池の水の面に やさしい音のハスの花 みつけた  うす紅色の 恋ならば 涙きえても 呼んでみたい たそがれの ほのかに残るぬくもりに 野菊の花のささやきが きこえる小椋佳小椋佳小椋佳うす紅色の 恋をして 一度位は 泣いてみたい 朝もやの よどむ池の水の面に やさしい音のハスの花 みつけた  うす紅色の 恋ならば 涙きえても 呼んでみたい たそがれの ほのかに残るぬくもりに 野菊の花のささやきが きこえる
幼い日に 訳も知らず いつの間にか 歌っていた 気が付いたら 歌が好きで 好きで好きで 歌っていた 暇さえあればいつも 歌を口ずさんでいた この世に遊びごとが 他に何も無くても いいほど 歌を卑しめている 街に溢れる歌 我慢できず私は みずから歌創り 始め  若い胸に 想い溢れ 次から次 歌ができた 歌うことも 創ることも 好きで好きで 歌ができた 歌は吐息溜息 愚痴嘆き憤り 歌は祈り呪(まじな)い 救われたい命の 隠れ家 底なし沼の上に 浮かべた丸木舟 位置の定まらぬ星 無限の闇空に 光り  恋には飽きたりする 愛も冷めたりするし 好きなことが好きでも ないと移ろう辛さ 儚さ 富士山に降る雨の 地中深く下り 尽きぬ清水となって 人々を潤す そんな 歌よ 湧き立て小椋佳小椋佳小椋佳星勝幼い日に 訳も知らず いつの間にか 歌っていた 気が付いたら 歌が好きで 好きで好きで 歌っていた 暇さえあればいつも 歌を口ずさんでいた この世に遊びごとが 他に何も無くても いいほど 歌を卑しめている 街に溢れる歌 我慢できず私は みずから歌創り 始め  若い胸に 想い溢れ 次から次 歌ができた 歌うことも 創ることも 好きで好きで 歌ができた 歌は吐息溜息 愚痴嘆き憤り 歌は祈り呪(まじな)い 救われたい命の 隠れ家 底なし沼の上に 浮かべた丸木舟 位置の定まらぬ星 無限の闇空に 光り  恋には飽きたりする 愛も冷めたりするし 好きなことが好きでも ないと移ろう辛さ 儚さ 富士山に降る雨の 地中深く下り 尽きぬ清水となって 人々を潤す そんな 歌よ 湧き立て
美しい暮らし真顔して 背負うには 重すぎる 人生に 時に 容易い 幸せに 寄りかかる  諦めは 諫めよう 真実を 求めよう 胸に 留まる 少年を 裏切らず  その仕草 舞のよう その言葉 歌のよう 君が 救いさ その心 海のよう  解けぬまま 人生を 終ろうと する時も せめて 言いたい 美しく 暮したいと小椋佳小椋佳Stephen Schhlaks真顔して 背負うには 重すぎる 人生に 時に 容易い 幸せに 寄りかかる  諦めは 諫めよう 真実を 求めよう 胸に 留まる 少年を 裏切らず  その仕草 舞のよう その言葉 歌のよう 君が 救いさ その心 海のよう  解けぬまま 人生を 終ろうと する時も せめて 言いたい 美しく 暮したいと
うなぎのじゅもんGOLD LYLICまってるだけじゃ なにもおきない とおいみちでも でかけてみよう むずかしそうでも やってみようよ つまずいたって あきらめないで  うなぎみたいに ねばりづよく ながく  ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ  うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ  おもいどおりじゃ おもしろくない いつもであいは おもいがけない よじれたみちでも いってみようよ ぶつかったって つかれしらずで  うなぎみたいに ねばりづよく ながく  ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ  うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイGOLD LYLIC小椋佳小椋佳・宮原芽映小椋佳まってるだけじゃ なにもおきない とおいみちでも でかけてみよう むずかしそうでも やってみようよ つまずいたって あきらめないで  うなぎみたいに ねばりづよく ながく  ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ  うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ  おもいどおりじゃ おもしろくない いつもであいは おもいがけない よじれたみちでも いってみようよ ぶつかったって つかれしらずで  うなぎみたいに ねばりづよく ながく  ゆめにむかって うなぎのじゅもん こころポカポカ おまじないだよ うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ  うなだれない うなぎ うなされない うなぎ あこがれに うながされ しあわせに うなずいて  うさぎのうなじ うわぎのうらじ うなぎのうまみ うなぎのげんき こんき ゆうき ほんき うなぎ パイパイパイ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
海辺の恋こぼれ松葉をかきあつめ をとめのごとき君なりき こぼれ松葉に火をはなち わらべのごときわれなりき  わらべとをめよりそひぬ ただたまゆらの火をかこみ うれしくふたり手をとりぬ かなひきことをただ夢み  入り日の中に立つけぶり ありやなしやとただほのか 海べのこひのはかなさは こぼれ松葉の火なりけむ小椋佳佐藤春夫小椋佳こぼれ松葉をかきあつめ をとめのごとき君なりき こぼれ松葉に火をはなち わらべのごときわれなりき  わらべとをめよりそひぬ ただたまゆらの火をかこみ うれしくふたり手をとりぬ かなひきことをただ夢み  入り日の中に立つけぶり ありやなしやとただほのか 海べのこひのはかなさは こぼれ松葉の火なりけむ
演歌みたいな別れでもどうはかない 夢だったのと 下手な台詞は 云わないでくれ 会えば涙が つらさを増すと 手紙ならまだ 許せもするが なりゆきだけの 恋だったのか 演歌みたいな 別れだね  赤羽行きの 夜更けの電車 秋色深い 肩に揺れて あの日にかけた お前の目には 真もどきの 光が見えて 一緒にいたい 気にもなったよ 演歌みたいな 別れでも  愛のわだちが いとおしくなる 泥をはらって 抱きたくなるよ  冬の深さに 閉ざした心 旅のそぞろに 野火たく夜は 人恋しさに 帰りたくなる さよなら云わず 離れたことに 少しあかりを 捜したりする 演歌みたいな 別れでも  愛のわだちを たどりたくなる 泥をはらって 追いたくなるよ小椋佳中山ラビ・小椋佳小椋佳小野崎孝輔どうはかない 夢だったのと 下手な台詞は 云わないでくれ 会えば涙が つらさを増すと 手紙ならまだ 許せもするが なりゆきだけの 恋だったのか 演歌みたいな 別れだね  赤羽行きの 夜更けの電車 秋色深い 肩に揺れて あの日にかけた お前の目には 真もどきの 光が見えて 一緒にいたい 気にもなったよ 演歌みたいな 別れでも  愛のわだちが いとおしくなる 泥をはらって 抱きたくなるよ  冬の深さに 閉ざした心 旅のそぞろに 野火たく夜は 人恋しさに 帰りたくなる さよなら云わず 離れたことに 少しあかりを 捜したりする 演歌みたいな 別れでも  愛のわだちを たどりたくなる 泥をはらって 追いたくなるよ
遠景わざわざ選んだ古びた汽車の窓がかすむ 煙も汽笛も凍える空に向かう 訪ねた街は 肌さす寒さ  暖かな息をはきかける手が すぐまた痛くなるほどの 寒さを通り抜けてきた あなたに逢いにきた 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね そばにいるだけで Woo Woo  互いを見つめて過ごした日々の光がよぎる 流れて止まない川面の波にはねる いつか気付けば 道は三叉路  いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの 遠くをじっと見はじめた あなたを感じてた 夢の拡がり 別れの間際に 心で そっと応援歌 Woo Woo  いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの その夢をずっと追いかけるあなたを愛してる 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね 遠く離れても Woo Woo 小椋佳小椋佳小椋佳わざわざ選んだ古びた汽車の窓がかすむ 煙も汽笛も凍える空に向かう 訪ねた街は 肌さす寒さ  暖かな息をはきかける手が すぐまた痛くなるほどの 寒さを通り抜けてきた あなたに逢いにきた 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね そばにいるだけで Woo Woo  互いを見つめて過ごした日々の光がよぎる 流れて止まない川面の波にはねる いつか気付けば 道は三叉路  いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの 遠くをじっと見はじめた あなたを感じてた 夢の拡がり 別れの間際に 心で そっと応援歌 Woo Woo  いつの日か人はそれぞれにみな 異なる夢を抱くもの その夢をずっと追いかけるあなたを愛してる 胸にぬくもり 心にやすらぎ 不思議ね 遠く離れても Woo Woo 
美味しい時間暮らして行く ということは 時間全て 好きなことで 過ごすわけには ゆかないもの 忙しさで 手帳埋めて 充実だと 思い込んだ 愚かな日々は 遠い今も  君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて  今になって 一人だけを 特別だと 思う気持ち 瑞々しさに 驚いてる 他愛無さの 香り添えて 和む会話 少しの酔い 美味しい時間 融ける憂い  君に触れたい 触れたいと 騒ぐ心が 今嬉しくて  君はきっと 気づいてるね 逢えば直ぐに 君の笑みが ふと日常を 消し去ること 気づいてるね その歌声 馨しさで 僕を包み 別の世界へ 連れ去ること  君を讃えたい 讃えたいと はしゃぐ心が 今嬉しくて 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて小椋佳小椋佳小椋佳暮らして行く ということは 時間全て 好きなことで 過ごすわけには ゆかないもの 忙しさで 手帳埋めて 充実だと 思い込んだ 愚かな日々は 遠い今も  君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて  今になって 一人だけを 特別だと 思う気持ち 瑞々しさに 驚いてる 他愛無さの 香り添えて 和む会話 少しの酔い 美味しい時間 融ける憂い  君に触れたい 触れたいと 騒ぐ心が 今嬉しくて  君はきっと 気づいてるね 逢えば直ぐに 君の笑みが ふと日常を 消し去ること 気づいてるね その歌声 馨しさで 僕を包み 別の世界へ 連れ去ること  君を讃えたい 讃えたいと はしゃぐ心が 今嬉しくて 君に逢いたい 逢いたいと 動く心が 今嬉しくて
老いらくの相聞歌 万葉集より8首を詠う黒髪に白髪交り 老ゆるまで かかる恋には いまだ逢はなくに ありつつも君をば待たむ うち靡(なび)く 我が黒髪に 霜の置くまでに  小半(こなから)の 酒に温もり おおらかな 万葉人の 心映え 胸に宿して この一夜 歳を忘れて 恋を歌おう  久方の月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君 久方の雨も降らぬか 雨障(つつ)み 君にたぐひて この日暮らさむ  散る桜 残る桜も 散る桜 古人(いにしえびと)の 達観は まだ先の事 この一夜 歳甲斐もなく 恋に耽(ふけ)ろう  鳰鳥(にほどり)の潜(かづ)く池水 心あらば 君に我が恋ふる 心示さね 外(よそ)に居て恋ひつつあらずば 君が家の 池に住むといふ 鴨にあらましを  恋ゆえか 若やぎ見せて その笑顔 よしや運命 ありとせば ただ感謝の句 この一夜 歳も悦び 恋を綴ろう  事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも ぬばたまの黒髪変わり 白けても 痛き恋には 逢う時ありけり 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも小椋佳小椋佳小椋佳大坪稔明黒髪に白髪交り 老ゆるまで かかる恋には いまだ逢はなくに ありつつも君をば待たむ うち靡(なび)く 我が黒髪に 霜の置くまでに  小半(こなから)の 酒に温もり おおらかな 万葉人の 心映え 胸に宿して この一夜 歳を忘れて 恋を歌おう  久方の月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君 久方の雨も降らぬか 雨障(つつ)み 君にたぐひて この日暮らさむ  散る桜 残る桜も 散る桜 古人(いにしえびと)の 達観は まだ先の事 この一夜 歳甲斐もなく 恋に耽(ふけ)ろう  鳰鳥(にほどり)の潜(かづ)く池水 心あらば 君に我が恋ふる 心示さね 外(よそ)に居て恋ひつつあらずば 君が家の 池に住むといふ 鴨にあらましを  恋ゆえか 若やぎ見せて その笑顔 よしや運命 ありとせば ただ感謝の句 この一夜 歳も悦び 恋を綴ろう  事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも ぬばたまの黒髪変わり 白けても 痛き恋には 逢う時ありけり 事もなく生き来しものを 老いなみに かかる恋にも我は逢へるかも
黄金のパイザ王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王は日出づる国 その王は東の果て、幾万里 こんな小さな1枚の札に そんな力をあずけていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ  王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王にかしずく者 その王を恐れる者 幾万人 こんな小さな1枚の札に そんな力を頼っていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ  王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。  王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。小椋佳小椋佳小椋佳王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王は日出づる国 その王は東の果て、幾万里 こんな小さな1枚の札に そんな力をあずけていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ  王の王を治める王のそのまた上の王 王の王を治める王のそのまた上の王 その王の使者のしるし黄金のパイザ その王の使者のあかし黄金のパイザ その王にかしずく者 その王を恐れる者 幾万人 こんな小さな1枚の札に そんな力を頼っていいのか パイザ・パイザ………黄金のパイザ  王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。  王の王を治める王のそのまた上の王 パイザ・パイザ………。
大いなる旅路旅は長く遠く 肩の荷重く 時に堪えかねて 涙をふけば 胸の奥に熱く 何かがさわいだ あの日とめどなく あふれた夢さ なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ  風がふと運んだ 汽笛の音に 時の谷間きて 歩みを止めれば 夕日 空をこがし 心に沈んだ 明日もたえまなく 燃える力さ なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ  なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ小椋佳小椋佳渡辺岳夫旅は長く遠く 肩の荷重く 時に堪えかねて 涙をふけば 胸の奥に熱く 何かがさわいだ あの日とめどなく あふれた夢さ なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ  風がふと運んだ 汽笛の音に 時の谷間きて 歩みを止めれば 夕日 空をこがし 心に沈んだ 明日もたえまなく 燃える力さ なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ  なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ
大空から見れば大空から見れば 豆粒ほどの人間が 何より面白いものだろう。 ひしめきうごめきざわめきながらも 新しい何かを、築き上げる。 夢だけが持つ 明日という武器で いつしか道を きりひらいてる。 そんな人のあとを、追って行きたい。  大空から見れば 額に汗する人間が 何より美しいものだろう。 戸惑いためらい、つまずきながらも、 こみ上げる力の 限りつくす。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。  大空から見れば 夢を追いかける人間が 何より素晴らしいものだろう。 疲れと締めに、襲われながらも 捨て切れない希望を 握りしめる。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。小椋佳小椋佳小椋佳大空から見れば 豆粒ほどの人間が 何より面白いものだろう。 ひしめきうごめきざわめきながらも 新しい何かを、築き上げる。 夢だけが持つ 明日という武器で いつしか道を きりひらいてる。 そんな人のあとを、追って行きたい。  大空から見れば 額に汗する人間が 何より美しいものだろう。 戸惑いためらい、つまずきながらも、 こみ上げる力の 限りつくす。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。  大空から見れば 夢を追いかける人間が 何より素晴らしいものだろう。 疲れと締めに、襲われながらも 捨て切れない希望を 握りしめる。 夢だけが持つ、明日という武器で いつしか道を、きりひらいてる。 そんな人のあとを 追って行きたい。
置手紙未だ蒼く若い人への 余計なお世話か置手紙 生きてくだけでも厳しい それが君らの時代だよ まずは処世訓 大好きになれる何かを見つけなさい 更にはその好きなことに 特に得意になりなさい そう ならないことには 負け組になる これから時代は 9割がルーザー そう 覚悟決めて励み 好きで得手なものを持ちなさい  まだ蒼く若い人へと 更なる願いを伝えたい 逆説的だが臆病が とるべき基本の姿勢だよ 君らの未来に 潜み待ち受ける汚れや危険らを 鋭く予感しそれらの 排除と事前の準備に努め 迎え撃つ力 逞しくあれ 臆病たること 恥じることはない その 恐れ不安疑念 こそが次代創る源だ  誇らかに 好きで得手を 獲得し 人生に実りあるように 豊かに過ごそう 臆病抱いて 恐れに勇気を添えて 身支度抜かりなく 悔いなく生きよう 悔いなく生きよう小椋佳小椋佳小椋佳加藤武雄未だ蒼く若い人への 余計なお世話か置手紙 生きてくだけでも厳しい それが君らの時代だよ まずは処世訓 大好きになれる何かを見つけなさい 更にはその好きなことに 特に得意になりなさい そう ならないことには 負け組になる これから時代は 9割がルーザー そう 覚悟決めて励み 好きで得手なものを持ちなさい  まだ蒼く若い人へと 更なる願いを伝えたい 逆説的だが臆病が とるべき基本の姿勢だよ 君らの未来に 潜み待ち受ける汚れや危険らを 鋭く予感しそれらの 排除と事前の準備に努め 迎え撃つ力 逞しくあれ 臆病たること 恥じることはない その 恐れ不安疑念 こそが次代創る源だ  誇らかに 好きで得手を 獲得し 人生に実りあるように 豊かに過ごそう 臆病抱いて 恐れに勇気を添えて 身支度抜かりなく 悔いなく生きよう 悔いなく生きよう
オナカの大きな王子さまオナカの大きな王子さま 白いお洋服がやぶれそうだよーォ 金のボタンもとれそうだよー  魔法使いが持ってきた 空とぶじゅうたんはとばないんかなーァ 今夜のごちそうやめとこうかな  今日はペルシャと中国の とってもおいしいお料理だってさーァ ちょっとだけなら食べようかな  オナカの大きな王子さま いつまでたっても食べてるんだねーェ お料理がぜんぶなくなりそうだよー  オナカの大きな王子さま 空とぶじゅうたんに乗りたいなーァ お料理もぜんぶ食べたいなー小椋佳小椋佳小椋佳オナカの大きな王子さま 白いお洋服がやぶれそうだよーォ 金のボタンもとれそうだよー  魔法使いが持ってきた 空とぶじゅうたんはとばないんかなーァ 今夜のごちそうやめとこうかな  今日はペルシャと中国の とってもおいしいお料理だってさーァ ちょっとだけなら食べようかな  オナカの大きな王子さま いつまでたっても食べてるんだねーェ お料理がぜんぶなくなりそうだよー  オナカの大きな王子さま 空とぶじゅうたんに乗りたいなーァ お料理もぜんぶ食べたいなー
お前が行く朝お前が行く朝 何を語ろう 出発の日だというのに 雨の季節だ 雨に霞んで お前の姿が消える時 せめて大声で もう一度呼びあおうか  お前が行く朝 何を祈ろう 悲しいお別れじゃないのに 変な気分だ 雨に打たれて 心が沈んでしまうから せめて大声で 馬鹿野郎とでも言おうか  お前が行く朝 何を歌おう 引き止める旅じゃないのに 雨の季節だ 雨にかくれて 残る寂しさを歌うより せめてさっぱりと どしゃぶりに濡れてみよう小椋佳小椋佳小椋佳お前が行く朝 何を語ろう 出発の日だというのに 雨の季節だ 雨に霞んで お前の姿が消える時 せめて大声で もう一度呼びあおうか  お前が行く朝 何を祈ろう 悲しいお別れじゃないのに 変な気分だ 雨に打たれて 心が沈んでしまうから せめて大声で 馬鹿野郎とでも言おうか  お前が行く朝 何を歌おう 引き止める旅じゃないのに 雨の季節だ 雨にかくれて 残る寂しさを歌うより せめてさっぱりと どしゃぶりに濡れてみよう
思い込み何よりまして 自由なものは 心の中の ものおもい 目をひらく以外に とめるものはない  道を横切り 蝶々が飛んだ 白いテープの ひとすじに なつかしくおもう 遠い運動会  鏡を見れば なぜ僕だけが 風のない日の こいのぼり まわりがこんなに はねまわっていて  一日ずっと いらついたのは 思いがけなく ある人に おだやかな人と 言われたりして  サングラスして 逢いにきた君 少しも君に 似合わない 君の場合それは 照れかくしでしょう  疲れたという 気がしてるのは 汚れたはずの 手のひらに オモチャが残って いるからなんでしょう小椋佳小椋佳星勝何よりまして 自由なものは 心の中の ものおもい 目をひらく以外に とめるものはない  道を横切り 蝶々が飛んだ 白いテープの ひとすじに なつかしくおもう 遠い運動会  鏡を見れば なぜ僕だけが 風のない日の こいのぼり まわりがこんなに はねまわっていて  一日ずっと いらついたのは 思いがけなく ある人に おだやかな人と 言われたりして  サングラスして 逢いにきた君 少しも君に 似合わない 君の場合それは 照れかくしでしょう  疲れたという 気がしてるのは 汚れたはずの 手のひらに オモチャが残って いるからなんでしょう
想い出して下さい想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道 日暮れ淋しく なきべそかいて やっとみつけた 家の燈り いつの間にか 白いあみ抱いて 夢みるあげは蝶 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道  想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ 胸の高なり おさえきれないで やっとみつけた ことばかいて いつの間にか 白い朝が来て やぶりすてる手紙 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ  いつの間にか 白い時が来て 消えた熱い心 想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 通りすぎてく 毎日が 新しい あの頃を小椋佳小椋佳小椋佳想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道 日暮れ淋しく なきべそかいて やっとみつけた 家の燈り いつの間にか 白いあみ抱いて 夢みるあげは蝶 野原に蝶々 追いかけて 迷った帰り道  想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ 胸の高なり おさえきれないで やっとみつけた ことばかいて いつの間にか 白い朝が来て やぶりすてる手紙 初恋の手紙 かきつづけ ねむれない 夜ふけ  いつの間にか 白い時が来て 消えた熱い心 想い出して下さい あの頃を あきらめることを 知らないで 通りすぎてく 毎日が 新しい あの頃を
想い初めさえしなければ想い初めさえしなければ 紫草の姿して 深く浅くや濃く薄く もの思いなどせぬものを  あの人は今旅枕 いずれの土地か草枕 あの手枕を懐かしみ 一人空しき袖枕  片割れ月に胸ふと濡らし 花舞い散れば頬また濡らす 春は過ぎ夏闌(た)けて 秋は暮れ冬来るを 草木の色に知るばかり  まるでこの身は花筏 浮かれこがれて何処へ行(ゆ)く あるいは夜の鳴門舟 逢えずこがれてうち沈む  風吹くと見て花が散る 花散ると見て風が吹く 恋に燃えれば涙落ち 涙落として恋に燃え  庭の夏草茂らば茂れ 訪れ人の無い家だもの 田子の浦波立たぬ 日はあれどあの人を 想う高波止む日無し  はるか昔も今の世も 絶えないものは曲者か 恋という名の曲者に 夜も眠れず取り憑かれ  恋しい人は旅枕 いずれの土地か草枕 あの手枕を懐かしみ 一人空しき袖枕小椋佳小椋佳小椋佳・坂田美子想い初めさえしなければ 紫草の姿して 深く浅くや濃く薄く もの思いなどせぬものを  あの人は今旅枕 いずれの土地か草枕 あの手枕を懐かしみ 一人空しき袖枕  片割れ月に胸ふと濡らし 花舞い散れば頬また濡らす 春は過ぎ夏闌(た)けて 秋は暮れ冬来るを 草木の色に知るばかり  まるでこの身は花筏 浮かれこがれて何処へ行(ゆ)く あるいは夜の鳴門舟 逢えずこがれてうち沈む  風吹くと見て花が散る 花散ると見て風が吹く 恋に燃えれば涙落ち 涙落として恋に燃え  庭の夏草茂らば茂れ 訪れ人の無い家だもの 田子の浦波立たぬ 日はあれどあの人を 想う高波止む日無し  はるか昔も今の世も 絶えないものは曲者か 恋という名の曲者に 夜も眠れず取り憑かれ  恋しい人は旅枕 いずれの土地か草枕 あの手枕を懐かしみ 一人空しき袖枕
俺たちの旅GOLD LYLIC夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく長い白い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです  夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです  背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ  夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです  背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく長い白い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです  夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです  背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ  夢の語らいは 小麦色した帰り道 畑の中の戻り道 ウォーターメロンの花の中に 数えきれない長い年月 うたたねをするものなのです  背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ 背中の夢に浮かぶ小舟に あなたが今でも手をふるようだ
俺は本当に生きてるだろうかこれはと言える 何事もせず 一日過ぎた日 そんな日ばかり ただだらしなく 一週間も過ごすと 心沈んで 虚しさつのり 自らを責める お前本当に 生きているのか 生きているのかと 万に一つ 運を受けて 生まれ出でた この かけがえない 命活かす 挑み無くて 何の人生 ついつい怠惰に 流れる暮らしを 見返り自分を 諫めてみる お前明日こそ 生きてみるかと また改めて 問う  冷え冷えとした 世を生きること それだけで辛い まして遣り甲斐 生き甲斐なんて 容易く手には入らず もともと生きる 意味やら価値は 所与のものじゃない 自分で選び 創り出すもの そう嘯(うそぶ)く風 何の為に どんなことを 何処で為すか この 一度だけの 命活かす 励み無くて 何の人生 ついつい俯く 心を蹴とばし 希望の地平を 眺めてみる  怠け心を ふと抱え込む 日々を顧みて また責め言葉 お前本当に 生きてるだろうか 自分ながら 諄(くど)い詰問 情けないと 思う けれどこれが 俺の性分 捨て難くも 諦め知らず 夕陽を鏡に 自分を映して 自ら責め立て 鼓舞して行く 性懲りもなく 俺は本当に 生きているかと 問う小椋佳小椋佳小椋佳谷川学これはと言える 何事もせず 一日過ぎた日 そんな日ばかり ただだらしなく 一週間も過ごすと 心沈んで 虚しさつのり 自らを責める お前本当に 生きているのか 生きているのかと 万に一つ 運を受けて 生まれ出でた この かけがえない 命活かす 挑み無くて 何の人生 ついつい怠惰に 流れる暮らしを 見返り自分を 諫めてみる お前明日こそ 生きてみるかと また改めて 問う  冷え冷えとした 世を生きること それだけで辛い まして遣り甲斐 生き甲斐なんて 容易く手には入らず もともと生きる 意味やら価値は 所与のものじゃない 自分で選び 創り出すもの そう嘯(うそぶ)く風 何の為に どんなことを 何処で為すか この 一度だけの 命活かす 励み無くて 何の人生 ついつい俯く 心を蹴とばし 希望の地平を 眺めてみる  怠け心を ふと抱え込む 日々を顧みて また責め言葉 お前本当に 生きてるだろうか 自分ながら 諄(くど)い詰問 情けないと 思う けれどこれが 俺の性分 捨て難くも 諦め知らず 夕陽を鏡に 自分を映して 自ら責め立て 鼓舞して行く 性懲りもなく 俺は本当に 生きているかと 問う
開花惜し気無く 故郷の大地 恵みを 施し 絶え間無く 海 山 川 生命(いのち)を 育む  指図も待たず 生きよう 生きようと 呼吸は止まらず 血液は巡る 自然の不思議 このいじらしい 生命(いのち)の 誘(いざな)いの その価値を感じ 芽吹きを悦(よろこ)び 開花誓おう  Ah~a Ah~a  まずは自分を 愛しみ 健やかに 創造の夢を 果たす試みの 暮らし築こう 出来ればさらに 人にも 自然にも 尽きない泉の 湧き上がる愛を 手渡ししよう  この空間と 時間を 歓んで 営々と続く 豊かな開花で 充たし尽くそう  Ah~a Ah~a Ah~a Ah Ah Ah小椋佳小椋佳小椋佳惜し気無く 故郷の大地 恵みを 施し 絶え間無く 海 山 川 生命(いのち)を 育む  指図も待たず 生きよう 生きようと 呼吸は止まらず 血液は巡る 自然の不思議 このいじらしい 生命(いのち)の 誘(いざな)いの その価値を感じ 芽吹きを悦(よろこ)び 開花誓おう  Ah~a Ah~a  まずは自分を 愛しみ 健やかに 創造の夢を 果たす試みの 暮らし築こう 出来ればさらに 人にも 自然にも 尽きない泉の 湧き上がる愛を 手渡ししよう  この空間と 時間を 歓んで 営々と続く 豊かな開花で 充たし尽くそう  Ah~a Ah~a Ah~a Ah Ah Ah
開幕の歌そもそもが 歌うこと ことのほか 大好きで 歌あれば その他の 遊び事 何一つ なくていい それほどに 歌うこと 好きでした 青春期 終わるころ 歌創り 遣り始め  既にもう 喜寿の歳 見返れば 道遥か 年老いて 体力の 衰えは 残酷で ステージも 最後まで 持つかどうか 不安です 兎に角に 最後まで お付き合い 願います小椋佳小椋佳小椋佳谷川学そもそもが 歌うこと ことのほか 大好きで 歌あれば その他の 遊び事 何一つ なくていい それほどに 歌うこと 好きでした 青春期 終わるころ 歌創り 遣り始め  既にもう 喜寿の歳 見返れば 道遥か 年老いて 体力の 衰えは 残酷で ステージも 最後まで 持つかどうか 不安です 兎に角に 最後まで お付き合い 願います
帰っちゃおうかな敷石道の曲がり角 その敷石をけってみても まだ来ない まだ来ない あなたの為に 抱いてきたバラ その花びらを みんなみんな ほら むしっちゃって 何だか つらくなっちゃった 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな ああ 帰っちゃうから  敷石道の曲がり角 その敷石をけってみたら 会いたいな 会いたいな あなたを想い 眠った夜の 夢の出来事 みんなみんな ほら 消えちゃって 何だか 悲しくなっちゃった 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな ああ 泣いちゃうから小椋佳小椋佳小椋佳敷石道の曲がり角 その敷石をけってみても まだ来ない まだ来ない あなたの為に 抱いてきたバラ その花びらを みんなみんな ほら むしっちゃって 何だか つらくなっちゃった 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな 帰っちゃおうかな ああ 帰っちゃうから  敷石道の曲がり角 その敷石をけってみたら 会いたいな 会いたいな あなたを想い 眠った夜の 夢の出来事 みんなみんな ほら 消えちゃって 何だか 悲しくなっちゃった 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな 泣いちゃおうかな ああ 泣いちゃうから
帰り道急ごうたどり来た道のりを思いおこし その胸の時計の逆まわし 急ごう きずきあげた積木細工のもどかしさ  ポケットにかくしたカエルの子 泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう 確かにあった宝ものだった ふたつない  昼下がり始めたかくれんぼ いつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう 夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道小椋佳小椋佳小椋佳たどり来た道のりを思いおこし その胸の時計の逆まわし 急ごう きずきあげた積木細工のもどかしさ  ポケットにかくしたカエルの子 泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう 確かにあった宝ものだった ふたつない  昼下がり始めたかくれんぼ いつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう 夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道
顧みれば顧みれば 教科書のない 一度限りの 人生を まあよく生きて 来たと思う 友の支え 女性の救い 出逢いの恵み 数多く 運良く受けて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  顧みれば 過ち挫折 一度ならずの 重なりを まあよく越えて 来たと思う 力不足 才能超えて 果たせたことも 数多く 心は充ちて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす  顧みれば 事故災いに 幾度ともなく 襲われて まあよく無事に 来たと思う 人が見れば 名も実も得て 心豊かな 暮らし振り 望み以上で 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす  顧みれば今 込み上げる想い わたしの運命に 関わった 全ての人々に ありがとう小椋佳小椋佳小椋佳大坪稔明顧みれば 教科書のない 一度限りの 人生を まあよく生きて 来たと思う 友の支え 女性の救い 出逢いの恵み 数多く 運良く受けて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  顧みれば 過ち挫折 一度ならずの 重なりを まあよく越えて 来たと思う 力不足 才能超えて 果たせたことも 数多く 心は充ちて 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす  顧みれば 事故災いに 幾度ともなく 襲われて まあよく無事に 来たと思う 人が見れば 名も実も得て 心豊かな 暮らし振り 望み以上で 来たと思う 運命を 満喫したと 思われる今  楽しみ 悲しみ 笑いも 涙も 生きていればこその 味わいと 瞳綻(ほころ)ばせて 見晴るかす  顧みれば今 込み上げる想い わたしの運命に 関わった 全ての人々に ありがとう
風車まわれ母のいない留守は つまらない 1人オモチャ箱を さがすとき 目についた 風車  そとは風がふいて さむそうな 羽根がひとつなくて 冬の日に かじかんだ 風車  まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ  赤と青と黄色 きみどりも きれいだよ 風車  羽根をとおりぬけて音がする うれしいな風車  まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ  午后の日ざしに 風がやみそうな 音も色もなぜか さみしげに 止まりそう 風車  まわれ まわれ 風車 幼な子はいつかかけだすよ  かけないと止まりそう かけないと止まりそう  まわれ まわれ まわれ まわれ 幼な子がいききらしかけてゆく小椋佳小椋佳小椋佳母のいない留守は つまらない 1人オモチャ箱を さがすとき 目についた 風車  そとは風がふいて さむそうな 羽根がひとつなくて 冬の日に かじかんだ 風車  まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ  赤と青と黄色 きみどりも きれいだよ 風車  羽根をとおりぬけて音がする うれしいな風車  まわれ まわれ 風車 幼な子の瞳がかがやくよ  午后の日ざしに 風がやみそうな 音も色もなぜか さみしげに 止まりそう 風車  まわれ まわれ 風車 幼な子はいつかかけだすよ  かけないと止まりそう かけないと止まりそう  まわれ まわれ まわれ まわれ 幼な子がいききらしかけてゆく
風は過ぎ人も過ぎ風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  海の色遠くはるかに その果ては空に重なり 空の色はどこまでも青く どこまでも青い世界に 諸人は夢の小鳥を 離した日々をいつか忘れ  風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  いつの日か友とうたった わらべ唄 故郷の山 素足ぬらした あの小川は せせらぎにそっと浮かべた 笹舟の明日の生命の 知る由ないそのはかなさ  風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  はかなきは人の言葉よ 恋人は愛の言葉を せめての頼りに 限りつくし 限りなき旅を続けて 山彦の返す間もなく 今 又明日の 旅支度よ ラ……… ラ……… ラ………小椋佳小椋佳小椋佳風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  海の色遠くはるかに その果ては空に重なり 空の色はどこまでも青く どこまでも青い世界に 諸人は夢の小鳥を 離した日々をいつか忘れ  風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  いつの日か友とうたった わらべ唄 故郷の山 素足ぬらした あの小川は せせらぎにそっと浮かべた 笹舟の明日の生命の 知る由ないそのはかなさ  風も過ぎ星も過ぎ 時は過ぎ人も過ぎ かわいた心持ち 悔いもなくさすらう  はかなきは人の言葉よ 恋人は愛の言葉を せめての頼りに 限りつくし 限りなき旅を続けて 山彦の返す間もなく 今 又明日の 旅支度よ ラ……… ラ……… ラ………
傾いた道しるべ幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 訪ねくるゆらめきは 秋の旅人 光をぬけて わきたつまきかぜ 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています  幸せのはずが まゆを寄せてほヽづえをついているのは めぐりくるゆらめきか 冬の足音 誰にでもある 一人のためいき 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています  幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 三叉路ばかりの 道しるべもない 僕の道を 君も歩いてくれるんですね  三叉路ばかりの 道しるべもない  ラララ…… ラララ……小椋佳小椋佳小椋佳星勝幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 訪ねくるゆらめきは 秋の旅人 光をぬけて わきたつまきかぜ 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています  幸せのはずが まゆを寄せてほヽづえをついているのは めぐりくるゆらめきか 冬の足音 誰にでもある 一人のためいき 心の中の三叉路で 傾いた道しるべ 君の愛がささえています  幸せの中で つきあたりを見ることはありませんか 三叉路ばかりの 道しるべもない 僕の道を 君も歩いてくれるんですね  三叉路ばかりの 道しるべもない  ラララ…… ラララ……
歓送の歌出逢いのその日から 街のよどみ消えて 星達に輝き還り 僕に力が 君のお陰さ  互いの情熱と 夢をぶつけ合って 透きとおる涙を流したね 汗に隠して  君を送るこの日まで 一所懸命過ぎるほどの 暮らし こぶし 眼差しどれもが素晴らしい記念碑 誇りさ  若いからじゃなくて 夢にいどむことで 僕達に別れはないという 心通えば  笑い声高めて ふとおそう孤独を 胸底に沈めて秘そやかな 君の気づかい  君を送るこの時に 遠い星に映す誓い 光り、揺らぎ、煌めき どれもが胸熱い交わり 祭りさ  若いからじゃなくて 夢にいどむことで 僕達に別れはないという 星を仰げば 僕達に別れはないという 心通えば小椋佳小椋佳星勝星勝出逢いのその日から 街のよどみ消えて 星達に輝き還り 僕に力が 君のお陰さ  互いの情熱と 夢をぶつけ合って 透きとおる涙を流したね 汗に隠して  君を送るこの日まで 一所懸命過ぎるほどの 暮らし こぶし 眼差しどれもが素晴らしい記念碑 誇りさ  若いからじゃなくて 夢にいどむことで 僕達に別れはないという 心通えば  笑い声高めて ふとおそう孤独を 胸底に沈めて秘そやかな 君の気づかい  君を送るこの時に 遠い星に映す誓い 光り、揺らぎ、煌めき どれもが胸熱い交わり 祭りさ  若いからじゃなくて 夢にいどむことで 僕達に別れはないという 星を仰げば 僕達に別れはないという 心通えば
記憶人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか それを見るには 思い出すべてを 束ねる他に 手立ては無いのです  そこであなたは 気が付くでしょう 過去の全てが 記憶されては いないということを  記憶の束が あなたの シナリオ あなたはそこに 集約されている さらにあなたは 気が付くでしょうか 記憶するのは あなたではないこと  言い換えるなら あなたの中の 別の何かが 記憶の作業 勝手にしていると  記憶装置は あなたの 希望や あなたは意志と 関わらず働く 何を記憶に 残すか捨てるか 記憶装置の 好み次第だから  つまりあなたの 舞台シナリオ 書いているのは あなたでなくて 書かれているのです  さーてあなたは 記憶の 作家と どう付き合うか 考えるでしょうか 恋する時に 恋人の好み 特質をよく 知ろうとするように  あなた自身の 記憶装置を よく知りましょう 素敵なドラマ 描き上げるように小椋佳小椋佳小椋佳人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか それを見るには 思い出すべてを 束ねる他に 手立ては無いのです  そこであなたは 気が付くでしょう 過去の全てが 記憶されては いないということを  記憶の束が あなたの シナリオ あなたはそこに 集約されている さらにあなたは 気が付くでしょうか 記憶するのは あなたではないこと  言い換えるなら あなたの中の 別の何かが 記憶の作業 勝手にしていると  記憶装置は あなたの 希望や あなたは意志と 関わらず働く 何を記憶に 残すか捨てるか 記憶装置の 好み次第だから  つまりあなたの 舞台シナリオ 書いているのは あなたでなくて 書かれているのです  さーてあなたは 記憶の 作家と どう付き合うか 考えるでしょうか 恋する時に 恋人の好み 特質をよく 知ろうとするように  あなた自身の 記憶装置を よく知りましょう 素敵なドラマ 描き上げるように
キシェラック ヤイラック秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  私が欲しいものは 誰にも見たことのない春の 一番遠い星  夜の妃が あり余る宝石を ちりばめて 誘うのだけれど 一番遠い星は その衣装のかなた  秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  私が欲しいものは 人の目のとどかない秋の 一番遠い星  夜の妃が 悩ましく肩止めの 流れ星 落とすのだけれど 一番遠い星は その飾りのかなた  秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  おやじも母も羊追い追い キシェラック キシェラック 昔も今も羊追い追い キシェラック キシェラック小椋佳小椋佳小椋佳秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  私が欲しいものは 誰にも見たことのない春の 一番遠い星  夜の妃が あり余る宝石を ちりばめて 誘うのだけれど 一番遠い星は その衣装のかなた  秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  私が欲しいものは 人の目のとどかない秋の 一番遠い星  夜の妃が 悩ましく肩止めの 流れ星 落とすのだけれど 一番遠い星は その飾りのかなた  秋から冬を羊追い追い キシェラック キシェラック 春から夏も羊追い追い ヤイラック ヤイラック  おやじも母も羊追い追い キシェラック キシェラック 昔も今も羊追い追い キシェラック キシェラック
木戸をあけて −家出する少年がその母親に捧げる歌−あなたの後ろ姿にそっと別れをつげてみれば あなたの髪のあたりにぽっと明かりがさしたよな  裏の木戸をあけて一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど  僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを  裏の木戸をあけていつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へきっともどりつくだろう  僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに 僕の胸の中に語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない小椋佳小椋佳小椋佳あなたの後ろ姿にそっと別れをつげてみれば あなたの髪のあたりにぽっと明かりがさしたよな  裏の木戸をあけて一人夜に出れば 灯りの消えた街角 足も重くなるけれど  僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない 許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを 解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを  裏の木戸をあけていつかつかれ果てて あなたの甘い胸元へきっともどりつくだろう  僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに 僕の胸の中に語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない
君、しなやかであれ夢 追いかけている 君が 好きだから 夢 追い続けていて いつの時も  その瞳 輝く 君 愛しいから 夢 叶う日は遥か 遠過ぎても  忘れないで欲しい 今日という日はいつだって 残る人生の初日だということを  夢 一つ消えても 新しい夢が ほら 芽生え始めてる その心に  忘れないで欲しい 今日という日はいつだって 残る人生の初日だということを  君 しなやかであれ 美しいままで 夢 追い続けていて いつの時も いつの時も小椋佳小椋佳伊東恵里加藤武雄夢 追いかけている 君が 好きだから 夢 追い続けていて いつの時も  その瞳 輝く 君 愛しいから 夢 叶う日は遥か 遠過ぎても  忘れないで欲しい 今日という日はいつだって 残る人生の初日だということを  夢 一つ消えても 新しい夢が ほら 芽生え始めてる その心に  忘れないで欲しい 今日という日はいつだって 残る人生の初日だということを  君 しなやかであれ 美しいままで 夢 追い続けていて いつの時も いつの時も
君の声聴けば波を遊ばせ 岸辺囁く 風受け止めて 木の葉は歌う 聖なるものを その身に誘い 君は汚れず 無垢な魂 美しき夢 奏でるに任す 君の声聴けば 君の声聴けば  星呼吸して 光それぞれ 自由なままに 星座を創る 往き暮れている アリと人とを 君 甘やかな 涙を堪え 和毛の槍の 憐れみを投げる 君の声聴けば 君の声聴けば  時間がくれた重ね着 選び直して 時間をかけて身軽な 姿に帰ろう まだ旅人であれと  瞳こらせば 雨だれに虹 耳を澄ませば 湧き水誕生 欲望色の 古地図を捨て 君を視つめて 未知の世界の 畏れ・寂しさ 悦びで包む 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 小椋佳小椋佳小椋佳武沢豊波を遊ばせ 岸辺囁く 風受け止めて 木の葉は歌う 聖なるものを その身に誘い 君は汚れず 無垢な魂 美しき夢 奏でるに任す 君の声聴けば 君の声聴けば  星呼吸して 光それぞれ 自由なままに 星座を創る 往き暮れている アリと人とを 君 甘やかな 涙を堪え 和毛の槍の 憐れみを投げる 君の声聴けば 君の声聴けば  時間がくれた重ね着 選び直して 時間をかけて身軽な 姿に帰ろう まだ旅人であれと  瞳こらせば 雨だれに虹 耳を澄ませば 湧き水誕生 欲望色の 古地図を捨て 君を視つめて 未知の世界の 畏れ・寂しさ 悦びで包む 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 君の声聴けば 
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
君はそれ以上君だけの輝き 真正面に憧れを 視つめる時の 首すじに 眩しい汗ひとすじ 君だけの眼差し 汚れのない真心に 初めて触れた 驚きが 洗いざらしの 愛に変わって行く 君が運んだ悦び 朝の太陽 それとも 宇宙の星のすべて 例えてもすぐ 君はそれ以上  君だけを愛した 躊躇(ためら)いなくこの台詞 いつか言うだろう 他愛ない奴とみんなに 笑われるのもいい 君と刻んだ時間が 僕の歴史と思い出 身を揺する興奮と 心豊かな和み 君が運んだ悦び 鮮やかな虹 それとも 虹色の花すべて 例えてもすぐ 君はそれ以上  君と刻んだ時間が 僕の歴史と思い出 つややかな感激と 嬉しさに湧く涙 君が運んだ悦び 帆に孕む夢 それとも 夢追う帆船すべて 例えてもすぐ 君はそれ以上 すべての 例えの 君はそれ以上小椋佳小椋佳星勝君だけの輝き 真正面に憧れを 視つめる時の 首すじに 眩しい汗ひとすじ 君だけの眼差し 汚れのない真心に 初めて触れた 驚きが 洗いざらしの 愛に変わって行く 君が運んだ悦び 朝の太陽 それとも 宇宙の星のすべて 例えてもすぐ 君はそれ以上  君だけを愛した 躊躇(ためら)いなくこの台詞 いつか言うだろう 他愛ない奴とみんなに 笑われるのもいい 君と刻んだ時間が 僕の歴史と思い出 身を揺する興奮と 心豊かな和み 君が運んだ悦び 鮮やかな虹 それとも 虹色の花すべて 例えてもすぐ 君はそれ以上  君と刻んだ時間が 僕の歴史と思い出 つややかな感激と 嬉しさに湧く涙 君が運んだ悦び 帆に孕む夢 それとも 夢追う帆船すべて 例えてもすぐ 君はそれ以上 すべての 例えの 君はそれ以上
狂気人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 辛うじて 人並みの 立ち居振る舞い 正常と 異常とは ガラス一枚 何時だって 紙一重 正気と狂気  何時と 知らずに 狂う人 それと 気付かず 狂う人 人の 弱さ 恐れ戦(おのの)く 私よ  人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 実は皆 何処かしら 外れて狂い  薄い ガラスで 闇光 正気 狂気は 紙一重 人の 弱さ 多く見過ぎた 私よ小椋佳小椋佳小椋佳林有三人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 辛うじて 人並みの 立ち居振る舞い 正常と 異常とは ガラス一枚 何時だって 紙一重 正気と狂気  何時と 知らずに 狂う人 それと 気付かず 狂う人 人の 弱さ 恐れ戦(おのの)く 私よ  人は皆 人並みの 立ち居振る舞い 実は皆 何処かしら 外れて狂い  薄い ガラスで 闇光 正気 狂気は 紙一重 人の 弱さ 多く見過ぎた 私よ
くぐりぬけた花水木その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみる花水木  どことあてもない旅先で そぞろ歩きの空と道 囲みつくした花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  あれ程疲れていた僕が 何か夢でも見たような まどろむ光の花水木  立ちすくむ人の心には 押し花にした思い出が よみがえり咲くか花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  そのあざやかさは何もかも 捨て去ってきたこの僕の 旅を見下す花水木  敷きつめた花のやさしさに こんな場所なら君を今 すぐにも呼びたい花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみた花水木小椋佳小椋佳小椋佳その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみる花水木  どことあてもない旅先で そぞろ歩きの空と道 囲みつくした花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  あれ程疲れていた僕が 何か夢でも見たような まどろむ光の花水木  立ちすくむ人の心には 押し花にした思い出が よみがえり咲くか花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  そのあざやかさは何もかも 捨て去ってきたこの僕の 旅を見下す花水木  敷きつめた花のやさしさに こんな場所なら君を今 すぐにも呼びたい花水木  何故か君のことを 何故か君のことを 考えてます  その花の道を来る人の 明るい顔の不思議さに くぐりぬけてみた花水木
恋、してしまうもの今年始めた 鉢植えの 出窓近くの 夕顔の 一輪ごとの 白い花 閉じる季節の もの足りなさを  逢ったばかりの あの人に 預けるだけで いいものを 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの  何もしてない 時がふえたり 電車ひと駅 乗り過したり   もう何年も ひき出しの 奥に寝ていた ノートなの 半分以上 白いまま 次の事件を 待っていたよう  あなたのことを 書き始め あなたのことが 書き切れず 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの  壁の暦に しるしつけたり 電話鳴るたび鏡を見たり  なぜかあなたの ことだけは のどにつかえて 石のよう とくに親しい 友だちに 華やぐ声で 話したいのに  季節待ち切れず 咲くキンセンカ 恋はするもの されるもの いいえ してしまうもの小椋佳小椋佳小椋佳今年始めた 鉢植えの 出窓近くの 夕顔の 一輪ごとの 白い花 閉じる季節の もの足りなさを  逢ったばかりの あの人に 預けるだけで いいものを 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの  何もしてない 時がふえたり 電車ひと駅 乗り過したり   もう何年も ひき出しの 奥に寝ていた ノートなの 半分以上 白いまま 次の事件を 待っていたよう  あなたのことを 書き始め あなたのことが 書き切れず 恋はするもの されるもの いえいえ 恋はしてしまうもの  壁の暦に しるしつけたり 電話鳴るたび鏡を見たり  なぜかあなたの ことだけは のどにつかえて 石のよう とくに親しい 友だちに 華やぐ声で 話したいのに  季節待ち切れず 咲くキンセンカ 恋はするもの されるもの いいえ してしまうもの
公園に来てわずかばかりの緑にも 日だまりと日かげがある 公園に来て俺達は ひとときのやすらぎをさがす しばらくはこうして 止まった時間をみていよう  まねのできない笑顔して ヨチヨチと幼な児がいる 公園に来て君達は 公園をひとりじめしてる 遠くないところに いつだって母親が見ている  ふりかえることもなく にぎやかに娘達がゆく 公園に来て幸せが その先にまってるように さむざむとその道を 戻った少女には気づかない  いってはならない真実をくわえ 見なれぬ小鳥が飛んでゆく  朝の雨にあぶれた 日雇いのおじさんがいる 公園に来て昼休み 背広着た勤め人五人 あわれみとけいべつ そして又うらやむ目でみてる  ぬるい日ざし受けてる べンチに老人がひとり 公園に来てまるいあめ 一日中なめつづけている かみくだいてみたくは ないのかといたずら小僧め  いってはならない真実をくわえ 見なれぬ小鳥がとんでゆく  わずかばかりの緑にも 日だまりと日だまりと日かげがある 公園に来て俺達は ひとときのやすらぎをさがす しばらくはこうして 止まった時間をみていよう小椋佳小椋佳小椋佳わずかばかりの緑にも 日だまりと日かげがある 公園に来て俺達は ひとときのやすらぎをさがす しばらくはこうして 止まった時間をみていよう  まねのできない笑顔して ヨチヨチと幼な児がいる 公園に来て君達は 公園をひとりじめしてる 遠くないところに いつだって母親が見ている  ふりかえることもなく にぎやかに娘達がゆく 公園に来て幸せが その先にまってるように さむざむとその道を 戻った少女には気づかない  いってはならない真実をくわえ 見なれぬ小鳥が飛んでゆく  朝の雨にあぶれた 日雇いのおじさんがいる 公園に来て昼休み 背広着た勤め人五人 あわれみとけいべつ そして又うらやむ目でみてる  ぬるい日ざし受けてる べンチに老人がひとり 公園に来てまるいあめ 一日中なめつづけている かみくだいてみたくは ないのかといたずら小僧め  いってはならない真実をくわえ 見なれぬ小鳥がとんでゆく  わずかばかりの緑にも 日だまりと日だまりと日かげがある 公園に来て俺達は ひとときのやすらぎをさがす しばらくはこうして 止まった時間をみていよう
志熱くして仰ぐ妙高 山は深緑 心を澄ます 八代の流れよ わたしは 誓おう 生きるからには 命を 活かすこと 全ての 人の為 恵の 草原 探求 し尽くし 宝を 生み出す 志 熱くして  遠い地平に 描く夢一つ まず謎ばかり あまねく自然よ 人間も その一部 とりわけ不思議 わたしは あくまで 真実 突き止めて 心を 尽くして 自然と 人とが 豊かに 解け合う 夢の日 創ろう  遮る壁は 破り飛び越え お褒めご無用 苦難厭わず 情熱 絶やさず 努力を 惜しまず いかなる 時にも 志 熱くして小椋佳小椋佳小椋佳仰ぐ妙高 山は深緑 心を澄ます 八代の流れよ わたしは 誓おう 生きるからには 命を 活かすこと 全ての 人の為 恵の 草原 探求 し尽くし 宝を 生み出す 志 熱くして  遠い地平に 描く夢一つ まず謎ばかり あまねく自然よ 人間も その一部 とりわけ不思議 わたしは あくまで 真実 突き止めて 心を 尽くして 自然と 人とが 豊かに 解け合う 夢の日 創ろう  遮る壁は 破り飛び越え お褒めご無用 苦難厭わず 情熱 絶やさず 努力を 惜しまず いかなる 時にも 志 熱くして
心の酒楚々と飲む 心づくしの酒もあり ぐいと飲む 心満たしの酒もある 思い出を 温めたいと 思う日に 思い出を 捨て去りたいと 思う日に  友と飲む 心重ねの酒もあり 旅と飲む 心訪ねの酒もある 二人して 出逢いの不思議 讃えたり 独りいて まだ見ぬ自分 見付けたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  恋と飲む 心火照りの酒もあり 夢と飲む 心かざりの酒もある 微笑みを 花盃に 見つめたり 眼差しを 遠い地平に 浮かべたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き小椋佳小椋佳小椋佳楚々と飲む 心づくしの酒もあり ぐいと飲む 心満たしの酒もある 思い出を 温めたいと 思う日に 思い出を 捨て去りたいと 思う日に  友と飲む 心重ねの酒もあり 旅と飲む 心訪ねの酒もある 二人して 出逢いの不思議 讃えたり 独りいて まだ見ぬ自分 見付けたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  恋と飲む 心火照りの酒もあり 夢と飲む 心かざりの酒もある 微笑みを 花盃に 見つめたり 眼差しを 遠い地平に 浮かべたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き
心の襞(ひだ)今日だけは涙を許して下さるでしょう 春の日の別れは思いもしないことです サヨナラを言われても あなたの前では まだ 泣き顔を気にしている私  まるで冬酸漿をかむように あなた苦い言葉を押しつぶす わたし心の襞を見つめれば 過ぎたあれこれが今かけめぐる  心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと  まるで蒼いビードロ吹くように あなた別れの言葉投げかける わたし心の襞(ひだ)を見つめれば 夕陽そこだけをまだてらしてる  心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと 心の襞のひとつひとつが あざやかすぎて こらえ切れない涙 許して下さるでしょう小椋佳小椋佳小椋佳今日だけは涙を許して下さるでしょう 春の日の別れは思いもしないことです サヨナラを言われても あなたの前では まだ 泣き顔を気にしている私  まるで冬酸漿をかむように あなた苦い言葉を押しつぶす わたし心の襞を見つめれば 過ぎたあれこれが今かけめぐる  心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと  まるで蒼いビードロ吹くように あなた別れの言葉投げかける わたし心の襞(ひだ)を見つめれば 夕陽そこだけをまだてらしてる  心の中に重なり合った想い出のかけら どれもが皆んなあなたとのこと あなたとのこと 心の襞のひとつひとつが あざやかすぎて こらえ切れない涙 許して下さるでしょう
古城の月ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり  夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る  花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり小椋佳阿久悠小椋佳小野崎孝輔ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり  夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る  花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり
言葉確かな想いが 胸を揺らすけれど 言葉足りなくて 伝え切れず  唇に乗せた途端 何かが違う 心を裏切る 言葉ばかりになるの 伝えたいことが 背中向けるの  貴方へ届ける 言葉選びながら 自分を着飾るだけと 気付く 素直になれない 自分責めるばかり  もどかしいままの 別れだったからでしょう 姿 消えるまで この手 振ったわ  言葉は 編み目の荒ら過ぎる網 捉えた 心が擦り抜けてゆく  言葉は 心のほんのひとかけらね 言葉の 垣根を越えてそばにいたいの  その暖かさに 想いあずけて  小椋佳小椋佳小椋佳谷川学確かな想いが 胸を揺らすけれど 言葉足りなくて 伝え切れず  唇に乗せた途端 何かが違う 心を裏切る 言葉ばかりになるの 伝えたいことが 背中向けるの  貴方へ届ける 言葉選びながら 自分を着飾るだけと 気付く 素直になれない 自分責めるばかり  もどかしいままの 別れだったからでしょう 姿 消えるまで この手 振ったわ  言葉は 編み目の荒ら過ぎる網 捉えた 心が擦り抜けてゆく  言葉は 心のほんのひとかけらね 言葉の 垣根を越えてそばにいたいの  その暖かさに 想いあずけて  
子供らの明日言うことが多すぎて何も言えないとき 自分でうそをついて少しも気づかないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で とじ込められた路地裏さえも 子供らの舞台はまわる  待つことが多すぎて何も見えないとき 夕暮れに寄りかかり心寒いとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 祭の音に太鼓 笛の音 子供らの心は踊る  知ることが多すぎて何も知らないとき 時間がまたすぎて自分は進まないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 言葉も知らぬ幼な児さえも 数え唄 手を打ち唄う  子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で  子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で小椋佳小椋佳小椋佳言うことが多すぎて何も言えないとき 自分でうそをついて少しも気づかないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で とじ込められた路地裏さえも 子供らの舞台はまわる  待つことが多すぎて何も見えないとき 夕暮れに寄りかかり心寒いとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 祭の音に太鼓 笛の音 子供らの心は踊る  知ることが多すぎて何も知らないとき 時間がまたすぎて自分は進まないとき 子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で 言葉も知らぬ幼な児さえも 数え唄 手を打ち唄う  子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で  子供らの明日は 未来で 私達の明日が ただの別の日で
この汽車はこの汽車は機関手がいない 終着駅まで 止まらない 終着駅はないかも知れない それは明日かも知れない 明日になると向う側から べつの汽車が来るだろう べつの汽車は夜すれちがう 汽笛の音をかわすだろう  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に 走り続ける  大きな汽笛は逢えば別れだ 次の日はもう思い出だ 思い出がすぐ明日の期待に つながる程に優しくない 優しくないけど走り続ける 右のレ−ルは僕の身体か 左のレ−ルは僕の心か どこまでも平行線  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に走り続ける  平行線はひょっとすると 右のレ−ルがこの僕で 左のレ−ルが愛する君で それでも僕は満足で この汽車は機関手がいない 終着駅まで止まらない 終着駅はないかも知れない それは明日かも知れない  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に走り続ける小椋佳小椋佳小椋佳この汽車は機関手がいない 終着駅まで 止まらない 終着駅はないかも知れない それは明日かも知れない 明日になると向う側から べつの汽車が来るだろう べつの汽車は夜すれちがう 汽笛の音をかわすだろう  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に 走り続ける  大きな汽笛は逢えば別れだ 次の日はもう思い出だ 思い出がすぐ明日の期待に つながる程に優しくない 優しくないけど走り続ける 右のレ−ルは僕の身体か 左のレ−ルは僕の心か どこまでも平行線  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に走り続ける  平行線はひょっとすると 右のレ−ルがこの僕で 左のレ−ルが愛する君で それでも僕は満足で この汽車は機関手がいない 終着駅まで止まらない 終着駅はないかも知れない それは明日かも知れない  ガタガタ必死に走るこの汽車は この俺の汽車は こわれそうでこわれない 必死に走り続ける
この空の青さは帰るときめた夜が明ける 一人よがりの 冬が終わる ああ それにしても この空の青さはどうだ この雲の白さはどうだ  僕はもう逃げない 君が待ってる  初めてのように夜が明ける 一人よがりの 旅が終わる ああ それにしても あの朝の光はどうだ この木々の緑はどうだ  僕はもう逃げない 君が待ってる小椋佳小椋佳小椋佳帰るときめた夜が明ける 一人よがりの 冬が終わる ああ それにしても この空の青さはどうだ この雲の白さはどうだ  僕はもう逃げない 君が待ってる  初めてのように夜が明ける 一人よがりの 旅が終わる ああ それにしても あの朝の光はどうだ この木々の緑はどうだ  僕はもう逃げない 君が待ってる
子らよ子らよ あどけなく 愛しき者よ 子らよ 穢れなく 危うき者よ  時を 選び採れず 命 受けし者よ 親も 選び採れず 生まれ出でし者よ  親なればと カを尽くすとも 親なればの 全ては 果たし得ず  子らよ 惑いなく 伸び行く者よ 子らよ 恐れなく 飛び立つ者よ  時の 澱みに 身を染めず しなやかなれ 親の 限りを 超え 遥か 凛凛しくあれ  親らしくと 思いは 深くとも 親らしくが たやすく 見出せず  時を 選び採れず 命 受けし者よ 時の 澱みに 身を染めず しなやかなれ  小椋佳小椋佳石富由美子加藤武雄子らよ あどけなく 愛しき者よ 子らよ 穢れなく 危うき者よ  時を 選び採れず 命 受けし者よ 親も 選び採れず 生まれ出でし者よ  親なればと カを尽くすとも 親なればの 全ては 果たし得ず  子らよ 惑いなく 伸び行く者よ 子らよ 恐れなく 飛び立つ者よ  時の 澱みに 身を染めず しなやかなれ 親の 限りを 超え 遥か 凛凛しくあれ  親らしくと 思いは 深くとも 親らしくが たやすく 見出せず  時を 選び採れず 命 受けし者よ 時の 澱みに 身を染めず しなやかなれ  
再会運命は 必然に 偶然重ねの 綴(つづ)れ織(お)り 思い返せば あの日  思い巡らす お店で 思い掛けずの 再会  思い描いた あなた 再会に 想い湧き立ち 恋心  想い溢れて 悦びの 夢合わせ 酔い痴れて 夢心地 何故かしら 初恋みたいに 思いあまり 怖々と 若くはないと 思い直したり  残された日々 ただあなたとと 思い立ち 思い為し 思い込む 心地よい 心の 重さに 満たされてくる  恋の路 右に揺れ 迷って左の 九十九折(つづらおり) 思い過ごしか 別れ  思い浮かべる いつかと 思い果たしの 再会  思い切れない あなた 行く末に 想い患い  幸せに 想い繋いで 明日知れぬ 夢語り  日捲りの 夢暦(ゆめごよみ) 何処かしら 古い自分に 思い当たり 得々と 尽くす嬉しさ 思い起こしたり  あの遠い日と 再会の日を 思い出し 微笑んで 思いやる 悪戯な 縁(えにし)の 重さを 抱きしめている  残された日々 ただあなたとと 思い立ち 思い為し 思い込む 心地よい 心の 重さに 充たされてくる小椋佳小椋佳小椋佳星勝運命は 必然に 偶然重ねの 綴(つづ)れ織(お)り 思い返せば あの日  思い巡らす お店で 思い掛けずの 再会  思い描いた あなた 再会に 想い湧き立ち 恋心  想い溢れて 悦びの 夢合わせ 酔い痴れて 夢心地 何故かしら 初恋みたいに 思いあまり 怖々と 若くはないと 思い直したり  残された日々 ただあなたとと 思い立ち 思い為し 思い込む 心地よい 心の 重さに 満たされてくる  恋の路 右に揺れ 迷って左の 九十九折(つづらおり) 思い過ごしか 別れ  思い浮かべる いつかと 思い果たしの 再会  思い切れない あなた 行く末に 想い患い  幸せに 想い繋いで 明日知れぬ 夢語り  日捲りの 夢暦(ゆめごよみ) 何処かしら 古い自分に 思い当たり 得々と 尽くす嬉しさ 思い起こしたり  あの遠い日と 再会の日を 思い出し 微笑んで 思いやる 悪戯な 縁(えにし)の 重さを 抱きしめている  残された日々 ただあなたとと 思い立ち 思い為し 思い込む 心地よい 心の 重さに 充たされてくる
砂漠の少年母親の物語りに飽きて 父親の本も読み飽きて 風の吹く 夜砂丘を一人 少年は旅に出た 地平線の向うに何かがある 何かがきっとあると思った  見えるのは砂ばかり 砂の山 砂の谷 風の吹く 夜砂丘を一人 少年は旅を続けた 地平線の向うに何がある 何かがきっとあると思った  のどはかわききって 頭は狂いそうで 旅をあきらめかけた 少年が遠くに見た 地平線のあたりに見える 何かひとつの点 それがだんだん大きくなってくる ラ…ラ…ラ…ラ…  喜びの叫びをあげて ただ一目散に その点めざして 少年はかけ出した ラ…ラ…ラ…ラ…  そして見た その点は 彼と同じ年頃の 腹をへらしてつかれ切った 少年だった小椋佳小椋佳小椋佳母親の物語りに飽きて 父親の本も読み飽きて 風の吹く 夜砂丘を一人 少年は旅に出た 地平線の向うに何かがある 何かがきっとあると思った  見えるのは砂ばかり 砂の山 砂の谷 風の吹く 夜砂丘を一人 少年は旅を続けた 地平線の向うに何がある 何かがきっとあると思った  のどはかわききって 頭は狂いそうで 旅をあきらめかけた 少年が遠くに見た 地平線のあたりに見える 何かひとつの点 それがだんだん大きくなってくる ラ…ラ…ラ…ラ…  喜びの叫びをあげて ただ一目散に その点めざして 少年はかけ出した ラ…ラ…ラ…ラ…  そして見た その点は 彼と同じ年頃の 腹をへらしてつかれ切った 少年だった
さらば青春GOLD LYLIC僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く  僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が抱き込むように 流れてく 少女よ泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く  僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ
山河GOLD LYLIC人は皆 山河に生れ 抱かれ 挑み 人は皆 山河を信じ 和み 愛す  そこに 生命をつなぎ 生命を刻む そして 終いには 山河に還る  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかと  歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く  そこに 積まれる時と 流れる時と 人は誰もが 山河を宿す  ふと想う 悔いひとつなく 悦びの 山を 築けたろうか くしゃくしゃに 嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかとGOLD LYLIC小椋佳小椋佳堀内孝雄人は皆 山河に生れ 抱かれ 挑み 人は皆 山河を信じ 和み 愛す  そこに 生命をつなぎ 生命を刻む そして 終いには 山河に還る  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかと  歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く  そこに 積まれる時と 流れる時と 人は誰もが 山河を宿す  ふと想う 悔いひとつなく 悦びの 山を 築けたろうか くしゃくしゃに 嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと  顧みて 恥じることない 足跡を 山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと 美しいかと
しおさいの詩GOLD LYLICしおさいの浜の岩かげに立って しおさいの砂に涙を捨てて 思いきり呼んでみたい 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい  青春の夢にあこがれもせずに 青春の光を追いかけもせずに 流れていった時よ 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい  恋でもいい 何でもいい 他の全てを捨てられる 激しいものが欲しかった  しおさいの浜の岩かげに立って しおさいの砂に涙を捨てて 思いきり叫んでみたい 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたいGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳しおさいの浜の岩かげに立って しおさいの砂に涙を捨てて 思いきり呼んでみたい 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい  青春の夢にあこがれもせずに 青春の光を追いかけもせずに 流れていった時よ 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい  恋でもいい 何でもいい 他の全てを捨てられる 激しいものが欲しかった  しおさいの浜の岩かげに立って しおさいの砂に涙を捨てて 思いきり叫んでみたい 果てしない海へ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい
シクラメンのかほりGOLD LYLIC真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました  うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました  疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました  疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろうGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました  うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました  疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫のシクラメンほど淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました  疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
白い一日GOLD LYLIC真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく  目の前の紙くずは 古くさい手紙だし 自分でもおかしいし 破りすてて寝ころがれば 僕の一日が過ぎてゆく  ある日踏切のむこうに君がいて 通り過ぎる汽車を待つ 遮断機が上がり振りむいた君は もう大人の顔をしてるだろう  この腕をさしのべて その肩を抱きしめて ありふれた幸せに 落ち込めればいいのだけど 今日も一日が過ぎてゆく  真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆくGOLD LYLIC小椋佳小椋佳井上陽水真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく  目の前の紙くずは 古くさい手紙だし 自分でもおかしいし 破りすてて寝ころがれば 僕の一日が過ぎてゆく  ある日踏切のむこうに君がいて 通り過ぎる汽車を待つ 遮断機が上がり振りむいた君は もう大人の顔をしてるだろう  この腕をさしのべて その肩を抱きしめて ありふれた幸せに 落ち込めればいいのだけど 今日も一日が過ぎてゆく  真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく
白い浜辺に白い浜辺に 日を浴びながら 裸の君が かけてゆく 白い浜辺に 腕ふって 僕が汗をふきふき どうしても追いつけない 昨夜の夢の話しさ  白いかもめに ほほえみながら まぶしい君が 振り返る 白いかもめに 立ち止まり 僕が小さな肩に 何気ない口吻 昨夜の夢の続きさ  初めての口吻 昨夜の夢の話しさ小椋佳小椋佳小椋佳白い浜辺に 日を浴びながら 裸の君が かけてゆく 白い浜辺に 腕ふって 僕が汗をふきふき どうしても追いつけない 昨夜の夢の話しさ  白いかもめに ほほえみながら まぶしい君が 振り返る 白いかもめに 立ち止まり 僕が小さな肩に 何気ない口吻 昨夜の夢の続きさ  初めての口吻 昨夜の夢の話しさ
13月のアテネ君は いまごろ 相変らず にぎわう街に 時間を埋めているだろうか 僕は はるかに クリスマスを 引きずっている 13月のアテネ 2000年の 墓守の街 白い家並に 乾いた風が吹く  君は 今夜も 相変らず ぬるいバスに 肩まで埋めているだろうか 僕は ホテルの  ベランダ越し 枯木並木 13月のアテネ 石造りの部屋 高すぎる天井 アクロポリスも 月だけは変わらず  この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか  君は 明日も 相変らず 上手に泳ぎ 暮らしを埋めているだろうか 僕は 一番 空に近い海 エーゲ訪ね 13月のアテネ バイクの音して 美少女の影 はしゃぐ声して 歴史はため息か  この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか 役に立たない 荷物を背負う 遅れた旅の 始まりアテネ小椋佳小椋佳小椋佳君は いまごろ 相変らず にぎわう街に 時間を埋めているだろうか 僕は はるかに クリスマスを 引きずっている 13月のアテネ 2000年の 墓守の街 白い家並に 乾いた風が吹く  君は 今夜も 相変らず ぬるいバスに 肩まで埋めているだろうか 僕は ホテルの  ベランダ越し 枯木並木 13月のアテネ 石造りの部屋 高すぎる天井 アクロポリスも 月だけは変わらず  この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか  君は 明日も 相変らず 上手に泳ぎ 暮らしを埋めているだろうか 僕は 一番 空に近い海 エーゲ訪ね 13月のアテネ バイクの音して 美少女の影 はしゃぐ声して 歴史はため息か  この地に昔 宇宙背負った つじつま合わせの 天才の群れ 役に立たない 重い荷物は 誰もが背負う こともないのか 役に立たない 荷物を背負う 遅れた旅の 始まりアテネ
自由と孤独暮らしの中の わずらわしさを 断ち切りたくて たった一人で 時間と場所を 設(しつら)えてみる 何をしようと 何思おうと 邪魔ひとつ無く 勝手身勝手 開け放たれた 自由を愉しむ  さあれ人間 この世の出でて 意味目的の 本来無くて 底なし沼に 空しく騒ぐ 他と交わらぬ 一人の夜は 闇の戦士に 武器術は無く 争い難い 孤独が攻め込む  自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコインの 裏表 裏表  思えば人は 一人のみにて 生きられもせず 無垢の自由は ありえないこと 完璧は無し さらに生きてる 意味問い行けば 人と人との 関わりの中 創るものとの 答えに行き着く  また耐え難い 孤独の深み 辛く寂しく ふと我知らず 訳も知らずの 涙を落とす けれど孤独の 深い泉に 誰とも違う 私が浮かび 創造という 力が湧き出る  自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコイン 裏表 裏表小椋佳小椋佳小椋佳暮らしの中の わずらわしさを 断ち切りたくて たった一人で 時間と場所を 設(しつら)えてみる 何をしようと 何思おうと 邪魔ひとつ無く 勝手身勝手 開け放たれた 自由を愉しむ  さあれ人間 この世の出でて 意味目的の 本来無くて 底なし沼に 空しく騒ぐ 他と交わらぬ 一人の夜は 闇の戦士に 武器術は無く 争い難い 孤独が攻め込む  自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコインの 裏表 裏表  思えば人は 一人のみにて 生きられもせず 無垢の自由は ありえないこと 完璧は無し さらに生きてる 意味問い行けば 人と人との 関わりの中 創るものとの 答えに行き着く  また耐え難い 孤独の深み 辛く寂しく ふと我知らず 訳も知らずの 涙を落とす けれど孤独の 深い泉に 誰とも違う 私が浮かび 創造という 力が湧き出る  自由のベクトル 高く伸ばせば 孤独のベクトル より深み増す 自由と孤独 一枚の 金のコイン 裏表 裏表
少しは私に愛を下さいGOLD LYLIC少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい  たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残して欲しいの たまには手紙を書いて下さい  みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さいGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳少しは私に愛を下さい 全てを あなたに捧げた私だもの 一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい  たまには手紙を書いて下さい いつでも あなたを想う私だもの あなたの心の ほんの片隅に 私の名前を残して欲しいの たまには手紙を書いて下さい  みぞれの捨て犬 抱いて育てた やさしいあなたを想い出しているの 少しは私に愛を下さい
スタンドスティルトロピカルフィッシュの 泡音の 絶え間ない循環の中で 生き残る時間 同じティーバッグが 垂れている 紙コップに ぬるい湯そそいで 薄くする時間 君といられることを だれに感謝しようか 弯曲した道の見はるかす 角のない いらだたしさだけ はねている時間 壁に掛けたままの一枚の 絵に浮かぶ過去だけが 見えてくる時間 君といられることを だれに感謝しようか  まるででっちあげの 大事の 片付いた祝宴の中で 笑い合う時間 トロピカルフィッシュの 泡音の 絶え間ない循環の中で 生き残る時間 君といられたことを だれに感謝しようか小椋佳小椋佳小椋佳トロピカルフィッシュの 泡音の 絶え間ない循環の中で 生き残る時間 同じティーバッグが 垂れている 紙コップに ぬるい湯そそいで 薄くする時間 君といられることを だれに感謝しようか 弯曲した道の見はるかす 角のない いらだたしさだけ はねている時間 壁に掛けたままの一枚の 絵に浮かぶ過去だけが 見えてくる時間 君といられることを だれに感謝しようか  まるででっちあげの 大事の 片付いた祝宴の中で 笑い合う時間 トロピカルフィッシュの 泡音の 絶え間ない循環の中で 生き残る時間 君といられたことを だれに感謝しようか
SO-LONG GOOD-BYE月の満ち欠け 潮の満ち引き その回数を 数え重ねて 随分長く 生きたものです 僕も潮時 SO-LONG  歌創るやら 歌歌うやら そのいずれもが 運に恵まれ 涙するほど ただ感謝です 心は満ちて 幕引きの時 SO-LONG GOOD-BYE小椋佳小椋佳小椋佳加藤武雄月の満ち欠け 潮の満ち引き その回数を 数え重ねて 随分長く 生きたものです 僕も潮時 SO-LONG  歌創るやら 歌歌うやら そのいずれもが 運に恵まれ 涙するほど ただ感謝です 心は満ちて 幕引きの時 SO-LONG GOOD-BYE
ただお前がいいただ お前がいい わずらわしさに 投げた小石の 放物線の軌跡の上で 通り過ぎてきた 青春のかけらが 飛びはねて見えた  その照り返しを その頬に 映していた お前  また会う 約束など することもなく それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい  ただ お前がいい 落とすものなど 何にも無いのに 伝言板の左の端に 今日も 又ひとつ 忘れものをしたと 誰にともなく書く  その繰り返しを その帰り道に笑う お前  また会う 約束など することもなく それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい  その照り返しを その頬に 映していた お前  また会う 約束など することもなく それじゃ またなと 別れるときの お前がいい小椋佳小椋佳小椋佳ただ お前がいい わずらわしさに 投げた小石の 放物線の軌跡の上で 通り過ぎてきた 青春のかけらが 飛びはねて見えた  その照り返しを その頬に 映していた お前  また会う 約束など することもなく それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい  ただ お前がいい 落とすものなど 何にも無いのに 伝言板の左の端に 今日も 又ひとつ 忘れものをしたと 誰にともなく書く  その繰り返しを その帰り道に笑う お前  また会う 約束など することもなく それじゃあ またなと 別れるときの お前がいい  その照り返しを その頬に 映していた お前  また会う 約束など することもなく それじゃ またなと 別れるときの お前がいい
旅仕度あなたひとりの 旅の仕度を 手伝う時の やり場のなさは 何処に捨てましょう  あなたのことは よく解るから 何時戻るとも 知れぬ旅路に 作るほほえみ  何故か追いたてられるように いつも無理をしてた あなた 体を大事にしてね  あなたにとって 旅することは 人のふちどり のがれて遠い 探しものでしょう  ペンとノートと 手編みのものと 薬も少し かばんの中へ 添えておきましょう  待つだけの わたしのことは 旅に疲れて眠る夢で 折節 思い出してね  春と秋が幾つか過ぎて 帰り来るあなたの笑顔を いつまでも覚えていたくて 旅仕度を手伝いながら あなたの横顔 見てる小椋佳小椋佳小椋佳あなたひとりの 旅の仕度を 手伝う時の やり場のなさは 何処に捨てましょう  あなたのことは よく解るから 何時戻るとも 知れぬ旅路に 作るほほえみ  何故か追いたてられるように いつも無理をしてた あなた 体を大事にしてね  あなたにとって 旅することは 人のふちどり のがれて遠い 探しものでしょう  ペンとノートと 手編みのものと 薬も少し かばんの中へ 添えておきましょう  待つだけの わたしのことは 旅に疲れて眠る夢で 折節 思い出してね  春と秋が幾つか過ぎて 帰り来るあなたの笑顔を いつまでも覚えていたくて 旅仕度を手伝いながら あなたの横顔 見てる
旅立ちの序曲君よ 語ってみないか 生まれたばかりの星達と おずおずとした煌(きらめ)きの中に 君は熱い想いを感じる筈だ  君よ 渡ってみないか 雄々(おお)しく流れる星雲を そのふところに抱(いだ)かれた時に 君は深い命を感じる筈だ  心を澄ませ 耳をすませ 君の旅立ちの序曲聴いてみよう  君よ 歌ってみないか 夜空に輝く 星座から こぼれて落ちるメロディーの中に 君は夢の芽生えを感じる筈だ  心を澄ませ 耳をすませ 君の旅立ちの序曲聴いてみよう小椋佳小椋佳小椋佳君よ 語ってみないか 生まれたばかりの星達と おずおずとした煌(きらめ)きの中に 君は熱い想いを感じる筈だ  君よ 渡ってみないか 雄々(おお)しく流れる星雲を そのふところに抱(いだ)かれた時に 君は深い命を感じる筈だ  心を澄ませ 耳をすませ 君の旅立ちの序曲聴いてみよう  君よ 歌ってみないか 夜空に輝く 星座から こぼれて落ちるメロディーの中に 君は夢の芽生えを感じる筈だ  心を澄ませ 耳をすませ 君の旅立ちの序曲聴いてみよう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大地はその顔の形その目の色 場所ごとに違うみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 訪ねる場所ごと人ごとに 驚きに驚きが重なる 明日はどこへ出逢いは誰と  その着ているものしゃべる言葉 その食べるものもみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 何から何まで違う人と ふとしたことで心ふれあう 明日はどこへ出逢いは誰と  大地は 世界は とてつもなく広いよ その日がいつと知らないけれど この人こそはと言える人に いつかどこか逢えるだろうか  この同じ空を見上げながら 場所ごとに違うその驚き 大地は 世界は とてつもなく広いよ 大地は 世界は とてつもなく広いよ小椋佳小椋佳小椋佳その顔の形その目の色 場所ごとに違うみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 訪ねる場所ごと人ごとに 驚きに驚きが重なる 明日はどこへ出逢いは誰と  その着ているものしゃべる言葉 その食べるものもみんな違う 大地は 世界は とてつもなく広いよ 何から何まで違う人と ふとしたことで心ふれあう 明日はどこへ出逢いは誰と  大地は 世界は とてつもなく広いよ その日がいつと知らないけれど この人こそはと言える人に いつかどこか逢えるだろうか  この同じ空を見上げながら 場所ごとに違うその驚き 大地は 世界は とてつもなく広いよ 大地は 世界は とてつもなく広いよ
誰でもいいから訳もなく 気も狂うほどの 孤独にさいなまれる時 何もかも これまでのことが 無意味に思えてくる時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと  自分から挑んだはずの 戦(いくさ)を投げ出したい時 誰よりも自分自身に 皮肉を投げかけたい時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと  岩ほどの 覚悟をきめて それでもくじけそうな時 今すぐに 泣き出しそうな 弱虫 許されたい時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと小椋佳小椋佳小椋佳訳もなく 気も狂うほどの 孤独にさいなまれる時 何もかも これまでのことが 無意味に思えてくる時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと  自分から挑んだはずの 戦(いくさ)を投げ出したい時 誰よりも自分自身に 皮肉を投げかけたい時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと  岩ほどの 覚悟をきめて それでもくじけそうな時 今すぐに 泣き出しそうな 弱虫 許されたい時 誰でもいいから 誰でもいいから ただそばにいて欲しい それが君であればと
小さな街のプラタナス小さな街の 小さな恋 小さな公園 大きな木 大きな大きな プラタナス 木の葉が一枚 舞っていた  私はあの日 まだ子供 あなたもあの日 まだ子供 大きな大きな 黒い雲 こわくてかくれた プラタナス  とってもとっても 年寄で とってもとっても 太くって 二人の両手で かこんでも かこみきれない プラタナス  知らない間に 時が過ぎ よごれた雨が ふり始め 枯れてく年寄 プラタナス 最後の木の葉も 舞いおちた  何も残さぬ プラタナス 泣くに泣けない プラタナス この世にたった一つだけ 残した私の 恋の思い小椋佳小椋佳小椋佳小さな街の 小さな恋 小さな公園 大きな木 大きな大きな プラタナス 木の葉が一枚 舞っていた  私はあの日 まだ子供 あなたもあの日 まだ子供 大きな大きな 黒い雲 こわくてかくれた プラタナス  とってもとっても 年寄で とってもとっても 太くって 二人の両手で かこんでも かこみきれない プラタナス  知らない間に 時が過ぎ よごれた雨が ふり始め 枯れてく年寄 プラタナス 最後の木の葉も 舞いおちた  何も残さぬ プラタナス 泣くに泣けない プラタナス この世にたった一つだけ 残した私の 恋の思い
地平の灯り朝から風 昼なお嵐 夜は更に雨 打たれ 騙され 謀られ 明日の命 知れぬ旅よ 負け犬に 岩礫 砂塵 荒れ野を舞う 無情非情の 時よ せめて 健気に咲く つわぶきの 露に映せよ 微かでも 地平のほの灯り  朝から槍 昼なお刃 夜は更に弓 追われ 狙われ 欺かれ 魔界街道 闇の旅よ 負ければ死 勝つ度の 孤独 重く深く 無情非情の 人の 世にも まこと心 消すまいと 眦 上げよ 辛うじて 灯りさす地平へ  無情非情を 未だ 知らぬ つぶらな眼を 汚すまい 命よ 挑め ひたすらに 遠い夢のありか 地平の灯り 小椋佳小椋佳加藤武雄谷川学朝から風 昼なお嵐 夜は更に雨 打たれ 騙され 謀られ 明日の命 知れぬ旅よ 負け犬に 岩礫 砂塵 荒れ野を舞う 無情非情の 時よ せめて 健気に咲く つわぶきの 露に映せよ 微かでも 地平のほの灯り  朝から槍 昼なお刃 夜は更に弓 追われ 狙われ 欺かれ 魔界街道 闇の旅よ 負ければ死 勝つ度の 孤独 重く深く 無情非情の 人の 世にも まこと心 消すまいと 眦 上げよ 辛うじて 灯りさす地平へ  無情非情を 未だ 知らぬ つぶらな眼を 汚すまい 命よ 挑め ひたすらに 遠い夢のありか 地平の灯り 
次の街へ初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍) 赤く燃えて 燃え尽きて灰色 そしていつかどろどろ 見失った愛の色  たったひとつの言葉で 傷つくこともあれば たったひとつの愛で 生き残ることもある  人生長いか短いか 人生長いか短いか 死ぬことぐらいいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ  初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍)  安く売った優しさ 買い戻すのは今 愛の中の愛が 安く買える筈がない  人生長いか短いか 人生長いか短いか 諦めるのはいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ  裸になって次の街へ小椋佳小椋佳小椋佳佐藤準初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍) 赤く燃えて 燃え尽きて灰色 そしていつかどろどろ 見失った愛の色  たったひとつの言葉で 傷つくこともあれば たったひとつの愛で 生き残ることもある  人生長いか短いか 人生長いか短いか 死ぬことぐらいいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ  初めは白 次に青 ころがっていた愛(藍)  安く売った優しさ 買い戻すのは今 愛の中の愛が 安く買える筈がない  人生長いか短いか 人生長いか短いか 諦めるのはいつだって出来る 着ぶくれした心が重たいならば 裸になって次の街へ  裸になって次の街へ
出来るなら出来るなら 嘘一つ無く 傷つけ合わず 着飾らず 支え合いする 人々と 暮らしてみたい 夢かな  出来るなら たった一人に 惹かれ続けて 飽きもせず 疑いもせず 一生を 愛してみたい 夢かな  出来るなら たった一つの 命の証 何事か 時代を超える 創造を 果たしてみたい 夢でも  出来るなら 身体と心 健やかなまま ひたすらに 日々美しい 人生を 描いてみたい 夢でも  出来るなら いずれは戻る 大地自然を 裏切らず 恵み讃える 足跡を 残してみたい 夢です小椋佳小椋佳小椋佳出来るなら 嘘一つ無く 傷つけ合わず 着飾らず 支え合いする 人々と 暮らしてみたい 夢かな  出来るなら たった一人に 惹かれ続けて 飽きもせず 疑いもせず 一生を 愛してみたい 夢かな  出来るなら たった一つの 命の証 何事か 時代を超える 創造を 果たしてみたい 夢でも  出来るなら 身体と心 健やかなまま ひたすらに 日々美しい 人生を 描いてみたい 夢でも  出来るなら いずれは戻る 大地自然を 裏切らず 恵み讃える 足跡を 残してみたい 夢です
遠い夜景に戯れて 語り合おうか 出来れば嘘で 飾らぬままに 互いの心 暖炉の炎 揺らめくままに  静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と  指と指 結び合おうか 確かなものを 弄るように 別れの兆し 嵐の予感 打ち消すように  肌ならず 重ね合おうか 見えない愛の 奇跡信じて 夜のキャンバス 二人の絵筆 絆描いて  静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と  気後れ 躊躇いを見せて 愛は 夜の ビルの谷間に その身に 潜め 時に 祈る 闇に 胎児を 抱え込む 老木 芽吹きの夢か 小鳥 巣立ちの孤独か小椋佳小椋佳小椋佳二ノ宮史郎戯れて 語り合おうか 出来れば嘘で 飾らぬままに 互いの心 暖炉の炎 揺らめくままに  静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と  指と指 結び合おうか 確かなものを 弄るように 別れの兆し 嵐の予感 打ち消すように  肌ならず 重ね合おうか 見えない愛の 奇跡信じて 夜のキャンバス 二人の絵筆 絆描いて  静かに 煌くと見せて 街は 夜も 瞬きの間に 動き 流れ 移り 変わる 闇が 矛盾を 押し付ける 軽やかな フットワークと 大地 踏みしめる脚と  気後れ 躊躇いを見せて 愛は 夜の ビルの谷間に その身に 潜め 時に 祈る 闇に 胎児を 抱え込む 老木 芽吹きの夢か 小鳥 巣立ちの孤独か
遠きにありてきっといい人がいる きっといいことがある この街を出て夢のふるさとへ行こう たおやかな山すそに ゆったりと夕日が落ちるところへ 話し好きのおばさんがいたり いろり囲んで熱いものを吸ったり  きっといい川がある きっといいうたがある この街を出て夢のふるさとへ行こう 移りゆく季節が それぞれの顔で話すところへ 真すぐな光りのあつさもいい ふきなぐる吹雪の痛さもいい まして春 まして秋小椋佳小椋佳小椋佳きっといい人がいる きっといいことがある この街を出て夢のふるさとへ行こう たおやかな山すそに ゆったりと夕日が落ちるところへ 話し好きのおばさんがいたり いろり囲んで熱いものを吸ったり  きっといい川がある きっといいうたがある この街を出て夢のふるさとへ行こう 移りゆく季節が それぞれの顔で話すところへ 真すぐな光りのあつさもいい ふきなぐる吹雪の痛さもいい まして春 まして秋
街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 ほんの少し首をかしげて 微笑む癖覚えていました 手にすくった巻貝に 聞こえた白い潮騒が あなたのまわりに聞こえます 時に長さがあるなんて 誰が告げたのですか 僕はあの日の君の姿 今も見つめることができるのに  街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 君の好きな色は変わらず 淡い淡い紫でしたね いつか手紙に書くはずの 朝まで捜した言の葉は 今でも心に住んでます 時がすべて流すなんて 誰が言ったのですか ひとり逃げた冬の海の 波の冷たさが僕の手の中にある  街角で偶然に出あった とてもとても遠い日 幸せを尋ねる戸惑い どうしてか聞けない僕です 開いたばかりの花の香の 春のどやかなひろがりが あなたのまわりにさざめいてます 時はもとに戻れないと 誰が決めたのですか 心の中にあこがれが 今もふくらんでいくと感じているのに小椋佳塚原将小椋佳街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 ほんの少し首をかしげて 微笑む癖覚えていました 手にすくった巻貝に 聞こえた白い潮騒が あなたのまわりに聞こえます 時に長さがあるなんて 誰が告げたのですか 僕はあの日の君の姿 今も見つめることができるのに  街角で偶然に出逢った とてもとても遠い日 君の好きな色は変わらず 淡い淡い紫でしたね いつか手紙に書くはずの 朝まで捜した言の葉は 今でも心に住んでます 時がすべて流すなんて 誰が言ったのですか ひとり逃げた冬の海の 波の冷たさが僕の手の中にある  街角で偶然に出あった とてもとても遠い日 幸せを尋ねる戸惑い どうしてか聞けない僕です 開いたばかりの花の香の 春のどやかなひろがりが あなたのまわりにさざめいてます 時はもとに戻れないと 誰が決めたのですか 心の中にあこがれが 今もふくらんでいくと感じているのに
扉の向こう人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか 素敵な恋の 幾つか 記憶に そっと今でも 見え隠れしますか 胸に私は そこから先が 白いページの シナリオ抱いて 立ち竦んでいます  まるであなたの 舞台の 楽屋で 出番待つ 相手役のように 高ぶる心 期待と 恐れと 背中合わせの 勇気と尻込みと 目の前は さあ 心を決めて 開きなさいと 抗い難く 誘う扉です  扉の向こう ステージの上は どんなドラマが 私を待つのでしょう ひと時の恋 記憶の 一つに 留めるだけで 終る役でしょうか その声を聞き その手に触れて ふと永遠を 祈ってしまう 私が居るのです  人生という 舞台で 私は どんなドラマを 演じていくのでしょう 存在だけで あなたが私の 命を活かす それほどの愛です 夢中なままで 幕降りるまで 歌い続ける 踊り続ける 相手役でいたい小椋佳小椋佳小椋佳人生という 舞台で あなたは どんなドラマを 演じてきましたか 素敵な恋の 幾つか 記憶に そっと今でも 見え隠れしますか 胸に私は そこから先が 白いページの シナリオ抱いて 立ち竦んでいます  まるであなたの 舞台の 楽屋で 出番待つ 相手役のように 高ぶる心 期待と 恐れと 背中合わせの 勇気と尻込みと 目の前は さあ 心を決めて 開きなさいと 抗い難く 誘う扉です  扉の向こう ステージの上は どんなドラマが 私を待つのでしょう ひと時の恋 記憶の 一つに 留めるだけで 終る役でしょうか その声を聞き その手に触れて ふと永遠を 祈ってしまう 私が居るのです  人生という 舞台で 私は どんなドラマを 演じていくのでしょう 存在だけで あなたが私の 命を活かす それほどの愛です 夢中なままで 幕降りるまで 歌い続ける 踊り続ける 相手役でいたい
飛べない蝙蝠朝の光が 今日は眼に痛い 通りすぎゆく人に 声かけて 名前尋ね 何となくただ手を組んだりして 歩いてみようと思うけれど すぐに僕の中の どこかでどうせ ながつづきはしないと言う  肩に気まぐれ 風の誘い声 黒い翼で もう一度空飛べと がけに登り がむしゃらにただ君を呼んだりして はばたいてみようと思うけれど すぐに気がつくだろう 空の上から まいおりる場所もない  立ち位置 揺らぎ 心も 揺らぎ 拠るべき価値も 見定まらず  出来ることなら 白い雲の果て 遠く浮かんで 消えゆく風船の 姿まねて 誰の目にもとどかぬ世界へ 飛んでゆきたいと思うけれど すぐに明日になれば 又別の事を 考えている僕だろう小椋佳小椋佳小椋佳朝の光が 今日は眼に痛い 通りすぎゆく人に 声かけて 名前尋ね 何となくただ手を組んだりして 歩いてみようと思うけれど すぐに僕の中の どこかでどうせ ながつづきはしないと言う  肩に気まぐれ 風の誘い声 黒い翼で もう一度空飛べと がけに登り がむしゃらにただ君を呼んだりして はばたいてみようと思うけれど すぐに気がつくだろう 空の上から まいおりる場所もない  立ち位置 揺らぎ 心も 揺らぎ 拠るべき価値も 見定まらず  出来ることなら 白い雲の果て 遠く浮かんで 消えゆく風船の 姿まねて 誰の目にもとどかぬ世界へ 飛んでゆきたいと思うけれど すぐに明日になれば 又別の事を 考えている僕だろう
と・も・た・ち生きてきて 心に尋ね これが宝と 言えるもの 富でなく 名誉でもなく それは「ともたち」 長い旅路の 道連れだった 同じ時代の 戦の仲間 或いは時に 競い合い 挑み合い 今 打ち解けて 和み合う 微笑み 浮かべる 互いの 瞳に 自分の歴史を ふと垣間見る  在るだけで 只居るだけで 嬉しい価値と 言えるもの 紛れ無く 躊躇いも無く それが「ともたち」 糞真面目とは 言わないけれど 一所懸命 生きてきたこと 言葉無用で 映し合い 感じ合い 今 目を細め 響き合う 命の 深みに 居座る 孤独も 恋人のような ぬくもり抱く  嘆きやくどい愚痴も 頷いて 掻き散らしてくれた 面と向かって 言うことも 無いだろうけど 友でいてくれて ありがとう  数々の その振舞いは 助け救いと 言えるもの 報い無く 見返しも無く それは「ともたち」 褒められる程 立派じゃないが それぞれの眼に 恥じないことに 心を尽くし 努め合い 励み合い 今 足らなさを 支え合う 互いの 眼差し 迎える 明日を 上り坂として 背中を突(つつ)く  密やかな悦びも 共に居て 膨らましてくれた 不器用だから 口に出す こともないけど 友でいてくれて ありがとう小椋佳小椋佳小椋佳ウッド・ルーム・リバー・プロジェクト生きてきて 心に尋ね これが宝と 言えるもの 富でなく 名誉でもなく それは「ともたち」 長い旅路の 道連れだった 同じ時代の 戦の仲間 或いは時に 競い合い 挑み合い 今 打ち解けて 和み合う 微笑み 浮かべる 互いの 瞳に 自分の歴史を ふと垣間見る  在るだけで 只居るだけで 嬉しい価値と 言えるもの 紛れ無く 躊躇いも無く それが「ともたち」 糞真面目とは 言わないけれど 一所懸命 生きてきたこと 言葉無用で 映し合い 感じ合い 今 目を細め 響き合う 命の 深みに 居座る 孤独も 恋人のような ぬくもり抱く  嘆きやくどい愚痴も 頷いて 掻き散らしてくれた 面と向かって 言うことも 無いだろうけど 友でいてくれて ありがとう  数々の その振舞いは 助け救いと 言えるもの 報い無く 見返しも無く それは「ともたち」 褒められる程 立派じゃないが それぞれの眼に 恥じないことに 心を尽くし 努め合い 励み合い 今 足らなさを 支え合う 互いの 眼差し 迎える 明日を 上り坂として 背中を突(つつ)く  密やかな悦びも 共に居て 膨らましてくれた 不器用だから 口に出す こともないけど 友でいてくれて ありがとう
泣かせて楽しい思い出ばかりなんて言わないで こんなときに何のなぐさめにもならない 泣かせて 泣かせて 男にはできないことだもの 泣かせて 泣かせて 自分がくやしいだけよ  何も考えずにただひたすら愛した ばかで可愛い私が心にうずくまる 泣かせて 泣かせて これもひとときのことだもん 泣かせて 泣かせて 美しくなくてもいいわ  あなたの言葉より 今は安い流行歌の方がまし 悲しいことはどんな化粧したって 悲しいのです  泣かれた男のみっともなさを気にして そんなとこでぶざまにもじもじしないで 泣かせて 泣かせて あなたは早く行きなさい 泣かせて 泣かせて 雨あがりは晴れるものよ  あなたの言葉より 今は安い流行歌の方がまし 悲しいことはどんな化粧したって 悲しいのです小椋佳小椋佳小椋佳楽しい思い出ばかりなんて言わないで こんなときに何のなぐさめにもならない 泣かせて 泣かせて 男にはできないことだもの 泣かせて 泣かせて 自分がくやしいだけよ  何も考えずにただひたすら愛した ばかで可愛い私が心にうずくまる 泣かせて 泣かせて これもひとときのことだもん 泣かせて 泣かせて 美しくなくてもいいわ  あなたの言葉より 今は安い流行歌の方がまし 悲しいことはどんな化粧したって 悲しいのです  泣かれた男のみっともなさを気にして そんなとこでぶざまにもじもじしないで 泣かせて 泣かせて あなたは早く行きなさい 泣かせて 泣かせて 雨あがりは晴れるものよ  あなたの言葉より 今は安い流行歌の方がまし 悲しいことはどんな化粧したって 悲しいのです
長居する矛盾生まれ来て 若い日より 空しさの 底なし沼の淵で 挑み 踊り 笑い 泣いた  空しさを 払えぬまま 時置かず 人恋しさが襲う 出会い 和み 暫し はしゃぐ けど  心から 一人がいいと 孤独へ誘(いざな)う声 馴染みの声 また響く 片や 寂しがり屋 此方 孤独好(ごの)み   空しさを 抱き込みつつ 胸底(むなぞこ)に 長居する盾と矛 どちら ともに さらば 言えぬ まま小椋佳小椋佳坂田梁山林有三生まれ来て 若い日より 空しさの 底なし沼の淵で 挑み 踊り 笑い 泣いた  空しさを 払えぬまま 時置かず 人恋しさが襲う 出会い 和み 暫し はしゃぐ けど  心から 一人がいいと 孤独へ誘(いざな)う声 馴染みの声 また響く 片や 寂しがり屋 此方 孤独好(ごの)み   空しさを 抱き込みつつ 胸底(むなぞこ)に 長居する盾と矛 どちら ともに さらば 言えぬ まま
流れるなら流れるなら 永い河を 君の姿 眺めながら 水に触れて 君に触れて 忘れ去ろう過ぎ行く時 出来るのなら そんな夢の 流れのまま 身をあずけて 地図にかくれた 遠い海で 二人だけの波の光に 遊んでいたい  なのに何故 この心は 流れに逆らう いつも何故 この命を この愛を賭けてまで  流れるなら 永い河を 君の姿 眺めながら 風をはらんだ帆にかくれて 二人だけ白い世界に 遊んでいたい  なのに何故 この心は 流れに逆らう いつも何故 この命を この愛を賭けてまで  いつかまたこの命 生まれ変ろうと 君だけと思う程の この愛を賭けてまで小椋佳小椋佳小椋佳・星勝・三枝成章流れるなら 永い河を 君の姿 眺めながら 水に触れて 君に触れて 忘れ去ろう過ぎ行く時 出来るのなら そんな夢の 流れのまま 身をあずけて 地図にかくれた 遠い海で 二人だけの波の光に 遊んでいたい  なのに何故 この心は 流れに逆らう いつも何故 この命を この愛を賭けてまで  流れるなら 永い河を 君の姿 眺めながら 風をはらんだ帆にかくれて 二人だけ白い世界に 遊んでいたい  なのに何故 この心は 流れに逆らう いつも何故 この命を この愛を賭けてまで  いつかまたこの命 生まれ変ろうと 君だけと思う程の この愛を賭けてまで
懐しのFOOLISH PLEASURあの頃の あの愛は 想えば 心の Treasure せつなさも とまどいも ときめく Foolish Pleasure おぼつかない Procedure 僕はたよりない Stranger こわごわ君の扉たたいた Passenger  はじめての 口づけに たかぶる 心は Soldier つまづきも いさかいも 楽しい Foolish Pleasure 怖れ知らない Ranger 行く方気にしない Voyager 聞こえる歌は夢を伝える Messenger  愚かなほど MajorなArranger あわただしく LeisureのManager 二人のことだけ 考えていた季節  あの頃の あの愛は 想えば Foolish Pleasure小椋佳小椋佳小椋佳あの頃の あの愛は 想えば 心の Treasure せつなさも とまどいも ときめく Foolish Pleasure おぼつかない Procedure 僕はたよりない Stranger こわごわ君の扉たたいた Passenger  はじめての 口づけに たかぶる 心は Soldier つまづきも いさかいも 楽しい Foolish Pleasure 怖れ知らない Ranger 行く方気にしない Voyager 聞こえる歌は夢を伝える Messenger  愚かなほど MajorなArranger あわただしく LeisureのManager 二人のことだけ 考えていた季節  あの頃の あの愛は 想えば Foolish Pleasure
名もない魚名もない魚が海にいた 名もない魚が恋をした 月の明るい夜だから 月の明るい夜だから 名もない魚の悲しみは 恋が届かぬ事でした 海には手紙がないのです 郵便ポストもないのです  名もない魚は手紙になった 自分の体に字をかいた 恋しい 恋しい 恋しいと 恋しい 恋しい 恋しいと 名もない魚は海の底 ひとり ひらひら ひらひらと 名もない魚の片思い 名もない恋の物語小椋佳寺山修司小椋佳名もない魚が海にいた 名もない魚が恋をした 月の明るい夜だから 月の明るい夜だから 名もない魚の悲しみは 恋が届かぬ事でした 海には手紙がないのです 郵便ポストもないのです  名もない魚は手紙になった 自分の体に字をかいた 恋しい 恋しい 恋しいと 恋しい 恋しい 恋しいと 名もない魚は海の底 ひとり ひらひら ひらひらと 名もない魚の片思い 名もない恋の物語
成る幾度となく 人は聞く なるようにしか ならないと 或る時は なるようになるさと 言葉の妙 この二つ 意味は同じで ニュアンスは 大違い ネガティブとポジティブ いずれも 真実で いずれも 大きな嘘 気楽な 慰み 安い 巷の 運命論  幾度も聞く 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬのは 人の為さぬなりと 言葉の綾 言われれば そうだと思う だがしかし 為したとて 成るとは限らない 苦あれば 楽ありの ことわざ 同(おんな)じ嘘 苦に苦が 重なる 人の 多さを どう思う  言葉の まやかしに 容易く 頷くまい 自分の 言葉を 創る 拳(こぶし)を 掲(かか)げよう小椋佳小椋佳小椋佳星勝幾度となく 人は聞く なるようにしか ならないと 或る時は なるようになるさと 言葉の妙 この二つ 意味は同じで ニュアンスは 大違い ネガティブとポジティブ いずれも 真実で いずれも 大きな嘘 気楽な 慰み 安い 巷の 運命論  幾度も聞く 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬのは 人の為さぬなりと 言葉の綾 言われれば そうだと思う だがしかし 為したとて 成るとは限らない 苦あれば 楽ありの ことわざ 同(おんな)じ嘘 苦に苦が 重なる 人の 多さを どう思う  言葉の まやかしに 容易く 頷くまい 自分の 言葉を 創る 拳(こぶし)を 掲(かか)げよう
西の空だけがあぁ ある日見えてくる とてつもなく高い高い へいの中で走りまわる 僕ら  あぁ まるい輪をかいて おしくらまんじゅう汗にかすむ へいの色はあざわらいの 僕ら  まるで空だけが 西の空だけが かすかにあこがれ色を 見せているようだ小椋佳小椋佳小椋佳あぁ ある日見えてくる とてつもなく高い高い へいの中で走りまわる 僕ら  あぁ まるい輪をかいて おしくらまんじゅう汗にかすむ へいの色はあざわらいの 僕ら  まるで空だけが 西の空だけが かすかにあこがれ色を 見せているようだ
人間の贅沢、ひとつ訪れては 去る月日は 人それぞれ 心尽くし 力尽くし 何事かを 刻み付けて 自分史書く 顧みれば その殆ど 不十分か 未完成か けれど人間 知り得たものの 積み重なりに 悦び知る  思えば 学びは 人間が 味わえる それ自体 贅沢のひとつ 望めば 学びは 誰でもが 手に出来る 最高の 贅沢のひとつ  どんな神の 依怙贔屓か 人間にだけ 与えられた 知ろうとする 探究心 学ぶことの 充実感 闇に光り 見る快感 向上という 満足感 人の歴史に その密やかな 一歩一歩が 煌いてる  押し付けられ 義務付けられ 学びをただ 疎んだ日々 今にすれば 懐かしさに 笑みを浮かべ 思い返す 今は言える 楽しいから 嬉しいから 好きだからと 学び続けて 昇る坂道 実りの明日が 垣間見える  思えば 学びは 人間が 味わえる それ自体 贅沢のひとつ 望めば 学びは 誰でもが 手に出来る 最高の 贅沢のひとつ  いつか言おう 精一杯 善い命を 生きてきたと いつの時も 瑞々しい 青春気分 抱いていたと 真実へと 飽くことなく 可能性を 追いかけたと 学び重ねて 書き終わらない その自分史に 悔いは無いと小椋佳小椋佳小椋佳ウッド・ルーム・リバー・プロジェクト訪れては 去る月日は 人それぞれ 心尽くし 力尽くし 何事かを 刻み付けて 自分史書く 顧みれば その殆ど 不十分か 未完成か けれど人間 知り得たものの 積み重なりに 悦び知る  思えば 学びは 人間が 味わえる それ自体 贅沢のひとつ 望めば 学びは 誰でもが 手に出来る 最高の 贅沢のひとつ  どんな神の 依怙贔屓か 人間にだけ 与えられた 知ろうとする 探究心 学ぶことの 充実感 闇に光り 見る快感 向上という 満足感 人の歴史に その密やかな 一歩一歩が 煌いてる  押し付けられ 義務付けられ 学びをただ 疎んだ日々 今にすれば 懐かしさに 笑みを浮かべ 思い返す 今は言える 楽しいから 嬉しいから 好きだからと 学び続けて 昇る坂道 実りの明日が 垣間見える  思えば 学びは 人間が 味わえる それ自体 贅沢のひとつ 望めば 学びは 誰でもが 手に出来る 最高の 贅沢のひとつ  いつか言おう 精一杯 善い命を 生きてきたと いつの時も 瑞々しい 青春気分 抱いていたと 真実へと 飽くことなく 可能性を 追いかけたと 学び重ねて 書き終わらない その自分史に 悔いは無いと
残された憧憬古いノートに なぐり書きした言葉は 時の毛布に 眠りつづけた らくがき ゆりおこして 語りあかそう今日は  閉じるまぶたに あともどりする季節は うらのかわらで 風に流れた 走場燈 誰の顔だろう 思い出せない夜  海のひろさに とまどい色の浮きぶくろ 波にはかない 投げてえがいた あこがれ 遠い絵模様 重ね合わせて今日は  残された憧憬(あこがれ)を訪ねて 心の中を歩いています 今日は 残された憧憬(あこがれ)を訪ねて 心の中を歩いています 今日は小椋佳小椋佳小椋佳星勝古いノートに なぐり書きした言葉は 時の毛布に 眠りつづけた らくがき ゆりおこして 語りあかそう今日は  閉じるまぶたに あともどりする季節は うらのかわらで 風に流れた 走場燈 誰の顔だろう 思い出せない夜  海のひろさに とまどい色の浮きぶくろ 波にはかない 投げてえがいた あこがれ 遠い絵模様 重ね合わせて今日は  残された憧憬(あこがれ)を訪ねて 心の中を歩いています 今日は 残された憧憬(あこがれ)を訪ねて 心の中を歩いています 今日は
野ざらしの駐車場腰をおろしたきりかぶ 小首かしげた野うさぎ 久しぶりです あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 これも仕方のないことでしょうか  花ぐしさした少女を 追いかけていたあの日よ 久しぶりです あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 これが利口というものでしょうか  行き場なくして風まで 吹きあげている空まで 久しぶりでも あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 だれを責めればいいものでしょうか  人を責めれば いつでも 自分を恥じるばかりで 季節なくした あぁ ふるさと 砂ぼこり 心まで 野ざらしの駐車場 もどるすべさえないものでしょうか  一人一人と話せば 皆んないい事いうのに すべてなくした あぁ ふるさと 砂ぼこり 心まで 野ざらしの駐車場 救いようなどないものでしょうか小椋佳小椋佳星勝腰をおろしたきりかぶ 小首かしげた野うさぎ 久しぶりです あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 これも仕方のないことでしょうか  花ぐしさした少女を 追いかけていたあの日よ 久しぶりです あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 これが利口というものでしょうか  行き場なくして風まで 吹きあげている空まで 久しぶりでも あぁ ふるさと 砂ぼこり 砂ぼこり 野ざらしの駐車場 だれを責めればいいものでしょうか  人を責めれば いつでも 自分を恥じるばかりで 季節なくした あぁ ふるさと 砂ぼこり 心まで 野ざらしの駐車場 もどるすべさえないものでしょうか  一人一人と話せば 皆んないい事いうのに すべてなくした あぁ ふるさと 砂ぼこり 心まで 野ざらしの駐車場 救いようなどないものでしょうか
KNOCK THE DOOR~ノック・ザ・ドアー~One Brand New Day Today The First Day One Brand New Day Today The First Day  人に裏切られ 運命に弄ばれ 夢に家出され 孤独に突き落とされ もう何もかも 放り出して サヨナラGood‐bye 逃げ出したいときも  日はまた昇る Brand New Day Knock The Door  まだ見ぬ 世界へ行く 心燃やして 風向き変わる Brand New Day Knock The Door 初めて 出逢うこの日 The First Day of The Rest of Your Life  One Brand New Day Today The First Day One Brand New Day Today The First Day  勝つ為に目覚め 負けを静めて眠る 希望が薄まり 絶望を友とする 自分自身に嫌気さして サヨナラGood‐bye 死にたくなるときも  血はまだ紅く なぜか Knock The Door 命は生きぬこうと 鼓動続けて 新しい道 訊ね Knock The Door いままた 出発の日 The First Day of The Rest of Your Life  日はまた昇る Brand New Day Knock The Door  まだ見ぬ 世界へ行く 心燃やして 風向き変わる Brand New Day Knock The Door  初めて 出逢うこの日 The First Day of The Rest of Your Life 小椋佳小椋佳渡辺浩昭One Brand New Day Today The First Day One Brand New Day Today The First Day  人に裏切られ 運命に弄ばれ 夢に家出され 孤独に突き落とされ もう何もかも 放り出して サヨナラGood‐bye 逃げ出したいときも  日はまた昇る Brand New Day Knock The Door  まだ見ぬ 世界へ行く 心燃やして 風向き変わる Brand New Day Knock The Door 初めて 出逢うこの日 The First Day of The Rest of Your Life  One Brand New Day Today The First Day One Brand New Day Today The First Day  勝つ為に目覚め 負けを静めて眠る 希望が薄まり 絶望を友とする 自分自身に嫌気さして サヨナラGood‐bye 死にたくなるときも  血はまだ紅く なぜか Knock The Door 命は生きぬこうと 鼓動続けて 新しい道 訊ね Knock The Door いままた 出発の日 The First Day of The Rest of Your Life  日はまた昇る Brand New Day Knock The Door  まだ見ぬ 世界へ行く 心燃やして 風向き変わる Brand New Day Knock The Door  初めて 出逢うこの日 The First Day of The Rest of Your Life 
走らないで下さい人間達が急ぎ足で バタバタバタバタ通りすぎても 年老いたノラ犬さえも あくびしながら日なたぼっこしてる 走らないで下さい 走らないで下さい 子犬にことばをかけて下さい  他の誰かを追いこしても あせって時間を追いかけても 夕日映す柿の実ほども 甘くもめだちもしないものでしょう 走らないで下さい 走らないで下さい 青い草笛吹いて下さい  私の愛するあなただけには 心の底から笑ってほしい 心から泣いてほしい やさしい言葉を捨てないでほしい 走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい  走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい小椋佳小椋佳小椋佳人間達が急ぎ足で バタバタバタバタ通りすぎても 年老いたノラ犬さえも あくびしながら日なたぼっこしてる 走らないで下さい 走らないで下さい 子犬にことばをかけて下さい  他の誰かを追いこしても あせって時間を追いかけても 夕日映す柿の実ほども 甘くもめだちもしないものでしょう 走らないで下さい 走らないで下さい 青い草笛吹いて下さい  私の愛するあなただけには 心の底から笑ってほしい 心から泣いてほしい やさしい言葉を捨てないでほしい 走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい  走らないで下さい 走らないで下さい 歩く楽しさ知って下さい
花霞そして舞落葉ひと時のあなたの吐息を受けて まどろむ私の夢のはかなさ 知りたいと思うほど あなたにかかる花霞 つかの間にん稍を 飛びたつ鳥に似て 遠いあなた 声も届かない  ひと時あなたの言葉の中で なぐさむ私の夢のおろかさ 知りたいと思うほど あなたをかくす舞落葉 まばたきの間に 高い空を駆ける 遠いあなた 心届かない  いとしさはいつでも 淋しさと道づれ 遠いあなた 心届かない 遠いあなた 心届かない小椋佳小椋佳小椋佳ひと時のあなたの吐息を受けて まどろむ私の夢のはかなさ 知りたいと思うほど あなたにかかる花霞 つかの間にん稍を 飛びたつ鳥に似て 遠いあなた 声も届かない  ひと時あなたの言葉の中で なぐさむ私の夢のおろかさ 知りたいと思うほど あなたをかくす舞落葉 まばたきの間に 高い空を駆ける 遠いあなた 心届かない  いとしさはいつでも 淋しさと道づれ 遠いあなた 心届かない 遠いあなた 心届かない
花化粧思い出を訪ねる人の 苦しまぎれの愛の詩 今年又少なくなった渡り鳥 もう誰一人 春の小人の雪踏む音に 気付きもしないけれど あぁ 冬の終りに あぁ めぐる季節に 何かを待ちながら 少女の日のように 少女の日のように 春の野をかけてみようかと  意味もなく指折る人の 数えるものを啄んで 今年又名もない鳥が飛んでゆく もう誰一人 舞いそびれてる雪の白さに 気付きもしないけれど あぁ 冬の終りに あぁ めぐる季節に 何かを待ちながら 少女の日のように 少女の日のように 花化粧つけてみようかと小椋佳小椋佳星勝思い出を訪ねる人の 苦しまぎれの愛の詩 今年又少なくなった渡り鳥 もう誰一人 春の小人の雪踏む音に 気付きもしないけれど あぁ 冬の終りに あぁ めぐる季節に 何かを待ちながら 少女の日のように 少女の日のように 春の野をかけてみようかと  意味もなく指折る人の 数えるものを啄んで 今年又名もない鳥が飛んでゆく もう誰一人 舞いそびれてる雪の白さに 気付きもしないけれど あぁ 冬の終りに あぁ めぐる季節に 何かを待ちながら 少女の日のように 少女の日のように 花化粧つけてみようかと
花、闌の時春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しい 麗しい姿  君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ  抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ  闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙小椋佳小椋佳小椋佳星勝春の陽の 優しさを 受けて蕾が 枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く 誇らしく 芳しい 麗しい姿  君知るや その命 育んだ人 君知るや 慈しみ 心尽くした人 今君は 薄紅に 空を染め上げた 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ  抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の 花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ 凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿 闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな ご覧 君を 讃えているんだ  闌の時 人は 我が身に重ね みんな ご覧 君に 感動するんだ 心に 熱い 涙
遥かな轍こうとしか生きようのない人生がある  いつかお前が したのまぶたに 涙浮かべて 熱く語った あの日 二人の にぎりこぶしも 想い映して 汗ばんでいた  心の中に それぞれの 聞きわけの悪い わらべ心さわぎ 重なり合わぬ 虹飛んでいた  逢えばお前は 今も変わらず 燃えるまなざし 投げつけてくる  その眼の中で 愚かしく いとおしむように 夢抱きしめなおす 自分に何故か 歓んでいる  こうとしか 生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか  男の中の 蒼くさい 狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて 遥かな轍 描(か)き込んでいる  こうとしか生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか小椋佳小椋佳堀内孝雄こうとしか生きようのない人生がある  いつかお前が したのまぶたに 涙浮かべて 熱く語った あの日 二人の にぎりこぶしも 想い映して 汗ばんでいた  心の中に それぞれの 聞きわけの悪い わらべ心さわぎ 重なり合わぬ 虹飛んでいた  逢えばお前は 今も変わらず 燃えるまなざし 投げつけてくる  その眼の中で 愚かしく いとおしむように 夢抱きしめなおす 自分に何故か 歓んでいる  こうとしか 生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか  男の中の 蒼くさい 狂おしい夢が 激しく 駆けぬけて 遥かな轍 描(か)き込んでいる  こうとしか生きようのない人生がある せめて 消えない 轍を残そうか
春の雨はやさしいはずなのにむなしさが 夕暮れと雨を連れてきて 寂しさが 夕空と街を闇にぬり 何だか涙も出やしない 出やしない 春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな  むなしさが 想い出も友も連れ去って 寂しさが 言葉も声も吸い去って 何だか涙も出やしない 出やしない 春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな  春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな小椋佳小椋佳小椋佳むなしさが 夕暮れと雨を連れてきて 寂しさが 夕空と街を闇にぬり 何だか涙も出やしない 出やしない 春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな  むなしさが 想い出も友も連れ去って 寂しさが 言葉も声も吸い去って 何だか涙も出やしない 出やしない 春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな  春の雨はやさしいはずなのに 全てがぼやけてくる どってことないんかな どってことないんかな
蕃茉莉黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり 真白と紫 麗しい花 君の居住い 映して 優しさ身に染みて 心に和み覚え 来し方に頷く私になる  去年(こぞ)も一昨年(おととし)も 緑葉(みどりば)の中 花見せぬまま ばんまつり それだけ嬉しい 今年の開花 命の不思議 艶(あで)やか 首傾(かし)げてはまた 感傷と感動 悦びに頷く私になる  黄昏にもなお 馨しい花 君の手塩の ばんまつり 真白と紫 麗しい花 その慈しみ 映して 優しさ身に染みて 心に励み覚え 行方(ゆくえ)に顔上げる私になる 黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり小椋佳小椋佳小椋佳清水信之黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり 真白と紫 麗しい花 君の居住い 映して 優しさ身に染みて 心に和み覚え 来し方に頷く私になる  去年(こぞ)も一昨年(おととし)も 緑葉(みどりば)の中 花見せぬまま ばんまつり それだけ嬉しい 今年の開花 命の不思議 艶(あで)やか 首傾(かし)げてはまた 感傷と感動 悦びに頷く私になる  黄昏にもなお 馨しい花 君の手塩の ばんまつり 真白と紫 麗しい花 その慈しみ 映して 優しさ身に染みて 心に励み覚え 行方(ゆくえ)に顔上げる私になる 黄昏にもなお 馨しい花 皐月華やぐ ばんまつり
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
光の橋を越えて素晴らしく熱い涙を 人は心に 溜めている 君が行く 道をさえぎる 重くむなしい 戦さ続こうと 夢を殺すな 夢を追うんだ はるか銀河の 輝きを 映す涙で ほほをぬらして 歓べる日を 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して  素晴らしく 大きな愛を 人は心に 抱いてる 君が行く 道は宇宙の 無限の闇に 遠く続こうと 夢を殺すな 夢を追うんだ いつか銀河の 輝きに 負けない愛で ちりばめられる 歓びの日を 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して小椋佳小椋佳小椋佳風戸慎介素晴らしく熱い涙を 人は心に 溜めている 君が行く 道をさえぎる 重くむなしい 戦さ続こうと 夢を殺すな 夢を追うんだ はるか銀河の 輝きを 映す涙で ほほをぬらして 歓べる日を 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して  素晴らしく 大きな愛を 人は心に 抱いてる 君が行く 道は宇宙の 無限の闇に 遠く続こうと 夢を殺すな 夢を追うんだ いつか銀河の 輝きに 負けない愛で ちりばめられる 歓びの日を 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して 光の橋をこえて 心を裸にして 光の橋をこえて 涙と愛を解き放して
陽だまりの仲間達陽だまりに腰かけて 風そよぐ音きいて 街角に群れ遊ぶ かわいい鳩をよんでごらん あれは白い花だね 二つ つんでくれたね 陽だまりにふくらんだ 若い恋の想い出だよ  陽だまりに腰かけて 飛んでゆく雲をみて 何となく草笛を 一人そっと吹いてごらん あれは暑い夏だね 肩を組んで歌った 陽だまりの仲間達 若い友の想い出だよ  熟れた柿の実 落ちて 坂道 ころげてゆく時も  陽だまりに腰かけて 流れゆく季節にさえ 何故かしら暖かい 若い心呼んでごらん小椋佳小椋佳小椋佳陽だまりに腰かけて 風そよぐ音きいて 街角に群れ遊ぶ かわいい鳩をよんでごらん あれは白い花だね 二つ つんでくれたね 陽だまりにふくらんだ 若い恋の想い出だよ  陽だまりに腰かけて 飛んでゆく雲をみて 何となく草笛を 一人そっと吹いてごらん あれは暑い夏だね 肩を組んで歌った 陽だまりの仲間達 若い友の想い出だよ  熟れた柿の実 落ちて 坂道 ころげてゆく時も  陽だまりに腰かけて 流れゆく季節にさえ 何故かしら暖かい 若い心呼んでごらん
ひとすくいの水たったひとすくいの水のために 落とす命 捨てる愛 生きることの 難しさ 憎むことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水に 重なる弱き人の歴史 何処へ  たったひとすくいの水のために 起こす戦 捨てる愛 耐えることの 難しさ 殺すことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水を 清める貴き人の知恵は 何処に小椋佳小椋佳小椋佳たったひとすくいの水のために 落とす命 捨てる愛 生きることの 難しさ 憎むことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水に 重なる弱き人の歴史 何処へ  たったひとすくいの水のために 起こす戦 捨てる愛 耐えることの 難しさ 殺すことの た易さ 神々は人間だけのためになく 創られた神々には力なく 血ぬられた水を 清める貴き人の知恵は 何処に
暇つぶし以上に借りてきたばかりの上に 自分のしあわせのせてる あなたが僕には悲しい  ポリエチレンの袋の中に 想い出をみんな捨ててる あなたが僕には悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか  風がすぎされば風の中に 気まぐれのうわさを探してる あなたが僕には悲しい  知ったかぶりした顔のうらで いつだって他人をせめている あなたが僕には悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか  たらいで生まれて おけの中まで 何もわからず生きてる 時の流れが悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか小椋佳小椋佳小椋佳借りてきたばかりの上に 自分のしあわせのせてる あなたが僕には悲しい  ポリエチレンの袋の中に 想い出をみんな捨ててる あなたが僕には悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか  風がすぎされば風の中に 気まぐれのうわさを探してる あなたが僕には悲しい  知ったかぶりした顔のうらで いつだって他人をせめている あなたが僕には悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか  たらいで生まれて おけの中まで 何もわからず生きてる 時の流れが悲しい  暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか 暇つぶし以上に何をしていますか
船旅船旅に 擬えるなら 兎に角に 私の船は 甘やかな 港を後に 帆を立てて 錨を上げて 海へ出た 荒ぶる海へ  煌めきの 宝探しか 安住の 島求めてか 行く先の まだ定まらず 自らの 力も知らず 入り混じる 期待と不安  志同じくして 並び行く友に出逢えるだろうか 心を熱く重ねて 連れ添える愛に出逢えるだろうか  人の身は ままならぬもの 何故かしら 時に無気力 情けない 怠け心が 忍び込み 漂流船と 成り果てる 恐れが襲う  海図無く 羅針盤無く 蒼臭い 未熟な知恵と 競い立つ 欲望たちと 我知らず 湧く情熱を せめてもの 追い風にして  振り返って悔いの無い 充実の海を渡れるだろうか 嬉し泣きできるほどの 悦びの場所を抱けるだろうか  船旅に 擬えるなら 兎に角に 私の船は 甘やかな 港を後に 帆を立てて 錨を上げて 海へ出た 荒ぶる海へ小椋佳小椋佳小椋佳船旅に 擬えるなら 兎に角に 私の船は 甘やかな 港を後に 帆を立てて 錨を上げて 海へ出た 荒ぶる海へ  煌めきの 宝探しか 安住の 島求めてか 行く先の まだ定まらず 自らの 力も知らず 入り混じる 期待と不安  志同じくして 並び行く友に出逢えるだろうか 心を熱く重ねて 連れ添える愛に出逢えるだろうか  人の身は ままならぬもの 何故かしら 時に無気力 情けない 怠け心が 忍び込み 漂流船と 成り果てる 恐れが襲う  海図無く 羅針盤無く 蒼臭い 未熟な知恵と 競い立つ 欲望たちと 我知らず 湧く情熱を せめてもの 追い風にして  振り返って悔いの無い 充実の海を渡れるだろうか 嬉し泣きできるほどの 悦びの場所を抱けるだろうか  船旅に 擬えるなら 兎に角に 私の船は 甘やかな 港を後に 帆を立てて 錨を上げて 海へ出た 荒ぶる海へ
ふりむけば愛想い出にするだけの価値もない 恋だけに過ぎて行く日々は浅いね 初めての口づけのかおり遠い  想い出にするだけで明日のない 恋ばかり集めても心寒いね 色あせたアルバムを焼き捨てよう  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋(つな)ぐ 愛はどこ ふりむけば君  想い出にするよりもいつだって 新しい夢の旅君としたいよ サヨナラの唄が今 融けて消える  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋(つな)ぐ 愛はどこ ふりむけば君  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋ぐ 愛は君 ふりむけば愛小椋佳小椋佳小椋佳想い出にするだけの価値もない 恋だけに過ぎて行く日々は浅いね 初めての口づけのかおり遠い  想い出にするだけで明日のない 恋ばかり集めても心寒いね 色あせたアルバムを焼き捨てよう  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋(つな)ぐ 愛はどこ ふりむけば君  想い出にするよりもいつだって 新しい夢の旅君としたいよ サヨナラの唄が今 融けて消える  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋(つな)ぐ 愛はどこ ふりむけば君  心に深く 心に熱い 昨日と明日を繋ぐ 愛は君 ふりむけば愛
Who did see it?あなたといる時 あなたといない時 心が変り易い空のように揺れるのは 何故 おかしいわね 人がこの世に生まれて 何千年たっても 少しも変わっていない あなたのお話を あなたの胸の中で BGM 聞き流すように聞いている  恋とか愛とかの話は 何千年も何万年も繰り返されてるのに 本当の愛はミラージュのようで 誰ひとり見たことがないみたい  あなたのお話を あなたの腕の中で BGM 心地良く聞き流すように聞いています ごめんなさい それでも充分 わたしが幸せだっていうこと とっくに 気がついてるでしょう  恋とか愛とかの話は 何千回何万回 繰り返すとしても あなたとわたしの コラージュのまわり 舞い遊ぶ 花吹雪見る想い  Love who did see it? Love who did see it? I don't care.小椋佳小椋佳小椋佳あなたといる時 あなたといない時 心が変り易い空のように揺れるのは 何故 おかしいわね 人がこの世に生まれて 何千年たっても 少しも変わっていない あなたのお話を あなたの胸の中で BGM 聞き流すように聞いている  恋とか愛とかの話は 何千年も何万年も繰り返されてるのに 本当の愛はミラージュのようで 誰ひとり見たことがないみたい  あなたのお話を あなたの腕の中で BGM 心地良く聞き流すように聞いています ごめんなさい それでも充分 わたしが幸せだっていうこと とっくに 気がついてるでしょう  恋とか愛とかの話は 何千回何万回 繰り返すとしても あなたとわたしの コラージュのまわり 舞い遊ぶ 花吹雪見る想い  Love who did see it? Love who did see it? I don't care.
ほんの二つで死んでゆく池よりも湖よりも海よりも 深い涙を知るために あなたにサヨナラ言うのです 人の世のおとぎ話をかき集め ほんの二つで死んで行く あなたのまわりをかざりたい  月よりも太陽よりも星よりも 遠くはるかな旅をして あなたをさがして呼ぶでしょう 雨がふる僕はしずくをかき集め ほんの二つで死んで行く あなたの小舟を浮かべたい  はかない運命に死ぬ時も ゆりかごにゆれているように小椋佳小椋佳小椋佳池よりも湖よりも海よりも 深い涙を知るために あなたにサヨナラ言うのです 人の世のおとぎ話をかき集め ほんの二つで死んで行く あなたのまわりをかざりたい  月よりも太陽よりも星よりも 遠くはるかな旅をして あなたをさがして呼ぶでしょう 雨がふる僕はしずくをかき集め ほんの二つで死んで行く あなたの小舟を浮かべたい  はかない運命に死ぬ時も ゆりかごにゆれているように
望郷今日もまた 夕陽が 心の中の 同じ 同じ風景に落ちて行く あー ふるさと 誰かが 言ってた 心を置けば どこも どこもふるさとに なるのだと だけど 帰りたい 場所はひとつ 何ひとつ 重荷のない 少年のままの 笑顔の僕  年・月 過ぎても 心の中の 同じ 同じ家並の いざないが あー ふるさと 離れて なおさら 心に残る 甘い 甘い母の手の 優しさが だけど 帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕  帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕小椋佳小椋佳小椋佳今日もまた 夕陽が 心の中の 同じ 同じ風景に落ちて行く あー ふるさと 誰かが 言ってた 心を置けば どこも どこもふるさとに なるのだと だけど 帰りたい 場所はひとつ 何ひとつ 重荷のない 少年のままの 笑顔の僕  年・月 過ぎても 心の中の 同じ 同じ家並の いざないが あー ふるさと 離れて なおさら 心に残る 甘い 甘い母の手の 優しさが だけど 帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕  帰らない 帰るものか 旅立つと あの遠い日 少年の夢を 誓った僕
ぼうやおねむり静かな夜空に星が見守る しじまのどこかに唄がきこえる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたを初めて見た時の パパの瞳のかがやき うれしくてうれしくてママは泣いたわ  故郷へ帰る鳥が渡る もうすぐどこかで春が生まれる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたをじっとみていると 天使のような気がする しあわせでしあわせでまぶたが熱いわ  いこいの夢路へぼうやおねむり いこいの夢路へぼうや一緒に小椋佳小椋佳小椋佳静かな夜空に星が見守る しじまのどこかに唄がきこえる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたを初めて見た時の パパの瞳のかがやき うれしくてうれしくてママは泣いたわ  故郷へ帰る鳥が渡る もうすぐどこかで春が生まれる あたたかなママのかいなに抱かれて いこいの夢路へぼうやおねむり あなたをじっとみていると 天使のような気がする しあわせでしあわせでまぶたが熱いわ  いこいの夢路へぼうやおねむり いこいの夢路へぼうや一緒に
僕達の進軍ルルル……ルルルル うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日が誰にでも一度はある 一度はある  ルルル……ルルルル 立ち止まり振りむいて 呼びかけてみても 想い出はちぎれ雲 さまよい飛ぶ さまよい飛ぶ  ラララ……ララララ 気がつけば遠くから 足音が聞こえる さわやかな轟は 子供らの歌だ 子供らの歌だ  ラララ……ララララ ためらいも とまどいも 疑うこともなく 足並みも足どりも 思いのままに 思いのままに  ラララ……ララララ 時をうつ鐘の音を はるか通りぬけて 透き通る歌声が 今僕をおおう 今僕をおおう  ラララ……ララララ うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日になつかしい 子供らの歌が 子供らの歌が  ラララ……ララララ ラララ……ララララ小椋佳小椋佳小椋佳ルルル……ルルルル うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日が誰にでも一度はある 一度はある  ルルル……ルルルル 立ち止まり振りむいて 呼びかけてみても 想い出はちぎれ雲 さまよい飛ぶ さまよい飛ぶ  ラララ……ララララ 気がつけば遠くから 足音が聞こえる さわやかな轟は 子供らの歌だ 子供らの歌だ  ラララ……ララララ ためらいも とまどいも 疑うこともなく 足並みも足どりも 思いのままに 思いのままに  ラララ……ララララ 時をうつ鐘の音を はるか通りぬけて 透き通る歌声が 今僕をおおう 今僕をおおう  ラララ……ララララ うすもやに包まれて 何もみえなくなる そんな日になつかしい 子供らの歌が 子供らの歌が  ラララ……ララララ ラララ……ララララ
僕の憧れそして人生僕の憧れ 実はそれこそ 僕自身のこと 大好きなもの 一つ見つけて 好きなだけじゃなく 特にそのこと 人より長けた 自分となる日 それが憧れ その為になら 一生懸命 有らん限りの 力尽くそう 時の運やら 人の運やら そこは運命 覚悟定める 争いごとの 待ち受けるかも  まずの戦は 実はそれこそ 僕自身のこと 僕の心に 悪達巣食う ひたすら執っこく やるべきことを やりたがらない 自堕落な奴 だらしない奴 こ奴らこそが 一生の敵 僕の努力を 蹴とばす輩 この難敵に つい負け戦 重ねる自分 責める夕暮れ 日記の筆の 重い日々かも  諦めよさと 諦め悪さ 併せ持つのが 僕の特質 覚束なくも 脚を鼓舞して 誰の真似でも 無く 僕らしい 旅の重荷を 背負いもしよう小椋佳小椋佳小椋佳加藤武雄僕の憧れ 実はそれこそ 僕自身のこと 大好きなもの 一つ見つけて 好きなだけじゃなく 特にそのこと 人より長けた 自分となる日 それが憧れ その為になら 一生懸命 有らん限りの 力尽くそう 時の運やら 人の運やら そこは運命 覚悟定める 争いごとの 待ち受けるかも  まずの戦は 実はそれこそ 僕自身のこと 僕の心に 悪達巣食う ひたすら執っこく やるべきことを やりたがらない 自堕落な奴 だらしない奴 こ奴らこそが 一生の敵 僕の努力を 蹴とばす輩 この難敵に つい負け戦 重ねる自分 責める夕暮れ 日記の筆の 重い日々かも  諦めよさと 諦め悪さ 併せ持つのが 僕の特質 覚束なくも 脚を鼓舞して 誰の真似でも 無く 僕らしい 旅の重荷を 背負いもしよう
盆がえり君が着た花がすり 君が舞う花まつり ひとときを故郷の ふところに遊ぶ 明日には村はなれ 汽車に乗り村わすれ 一年を忙しく過ごすのは何故 汽車に乗れば 故郷の手土産の一輪の花の色 あせることを 知りながら  暮れ方の盆がえり 火を落とす花まつり こよいまた故郷の 駅を発つ人影 いくつかの年月を くり返すこの旅を 窓に寄りいわれなく思うのは何故 汽車の窓に 移りゆく景色に似て何もかもが めまぐるしいだけの場所へと 知りながら  ひとときの盆がえり すぐにまた振りかえり 気ぜわしく上りの汽車 乗り込むのは何故 せせらぎに素足で水をはねた 夕暮れの丘で星を数えた 突然の雨を木陰に逃げた 故郷の君の姿ぬぐいきれないと 知りながら小椋佳小椋佳小椋佳君が着た花がすり 君が舞う花まつり ひとときを故郷の ふところに遊ぶ 明日には村はなれ 汽車に乗り村わすれ 一年を忙しく過ごすのは何故 汽車に乗れば 故郷の手土産の一輪の花の色 あせることを 知りながら  暮れ方の盆がえり 火を落とす花まつり こよいまた故郷の 駅を発つ人影 いくつかの年月を くり返すこの旅を 窓に寄りいわれなく思うのは何故 汽車の窓に 移りゆく景色に似て何もかもが めまぐるしいだけの場所へと 知りながら  ひとときの盆がえり すぐにまた振りかえり 気ぜわしく上りの汽車 乗り込むのは何故 せせらぎに素足で水をはねた 夕暮れの丘で星を数えた 突然の雨を木陰に逃げた 故郷の君の姿ぬぐいきれないと 知りながら
岩漿私が 私と 思っている 私とは 異なる 私が 間違いなく 存在する 私が 知ってる 私はただ 海の上に 浮かんだ 氷山 一角だけ ほんの一部 私の 知らない 何倍もの 固まりが ひっそり 隠れて 水面下に 存在する いやいや 氷は 喩えとして 正しくない 地中に 燃え立ち 燃え続ける マグマだろう  マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする  私が 私と 思っている 私には 私の 胃と腸 心臓さえ 動かせない 私の 命の 維持存続 その大事に 知性も 理性も 関わるのは ほんの一部 意識の 制御の 及ばぬもの マグマの技 私の 知らない そのマグマも 私自身 欲望 情念 衝動など 胸底から 休まず 私を 突き動かす マグマの熱  マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする  始めに理由や 訳が 有るのではなく そもそも理性や 意思の 働きでなく どうしようもなく 人が 恋しくなり マグマの力で 人を 愛し始める小椋佳小椋佳小椋佳私が 私と 思っている 私とは 異なる 私が 間違いなく 存在する 私が 知ってる 私はただ 海の上に 浮かんだ 氷山 一角だけ ほんの一部 私の 知らない 何倍もの 固まりが ひっそり 隠れて 水面下に 存在する いやいや 氷は 喩えとして 正しくない 地中に 燃え立ち 燃え続ける マグマだろう  マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする  私が 私と 思っている 私には 私の 胃と腸 心臓さえ 動かせない 私の 命の 維持存続 その大事に 知性も 理性も 関わるのは ほんの一部 意識の 制御の 及ばぬもの マグマの技 私の 知らない そのマグマも 私自身 欲望 情念 衝動など 胸底から 休まず 私を 突き動かす マグマの熱  マグマが動いて 人に 惹かれ始め マグマの指令で 人に 逢おうとする  始めに理由や 訳が 有るのではなく そもそも理性や 意思の 働きでなく どうしようもなく 人が 恋しくなり マグマの力で 人を 愛し始める
まさか逆様の詩陸路で六里 家内は田舎 神住む住処 住まい訪います 貴(たか)き生き方 啄木鳥突(つつ)き カラス安らか 懇意のインコ 欅(けやき)雪焼け 銀杏難儀 桜は楽さ 奇抜な椿 庭木の際に リスが矢絣(やがすり) 狐の寝付き 鶏(にわとり)永久(とわ)に  田舎儚い 咲くな七草 竹薮焼けた タイヤを焼いた 煙(けむ)さと寒気 木炭焚くも コンロ泥んこ 田植え替え歌 お使い鰹 来たら白滝 饂飩問答 饂飩面倒 二月初蟹 文庫に昆布 真鯵昧甘(あじあま) 決まり海苔巻  漢文文化 生糸の吐息 蚕の恋か 最古の恋さ 漢詩の進化 新手(しんて)の天使 天狗の軍手 言語の権化 書き取る時か 語り懲りたか 遠目の夫婦(めおと) 抱き合う秋だ ダンスは済んだ 最期酷(むご)いさ 倹(つま)しい始末 死なば夜話  戦乱乱世 都常闇(とこやみ) 食うや危うく 国難泣く子 臭い政策 異例政令 いかん弁解 怒りを理解 貴人断食 苦悶沈黙 覚悟地獄か 革命めくか 原罪懺悔 人権堅持 隙有り空き巣 何時しか失意  小さな才知 苦難難無く 昨日遠のき 苦悩遠のく 威厳歓迎 力士の仕切り 手足押し当て 力士押し切り 祝い幸い のどか高殿 汽笛劇的 描く役替え 役替え楽屋 苦学独学 苦学薬学 薬のリスク  まさか逆様 頓馬のマント まさか如何様(いかさま) チンピラピンチ 決まり襟巻 気概無い餓鬼 たまに蟹股 コブラ選ぶ子 確か床下 どれほど掘れど 穿(うが)ち間違う 抜け穴開けぬ 兜に飛ぶ蚊 しがない流し 萎め梅干し 仕上げ揚げ足小椋佳小椋佳小椋佳林有三陸路で六里 家内は田舎 神住む住処 住まい訪います 貴(たか)き生き方 啄木鳥突(つつ)き カラス安らか 懇意のインコ 欅(けやき)雪焼け 銀杏難儀 桜は楽さ 奇抜な椿 庭木の際に リスが矢絣(やがすり) 狐の寝付き 鶏(にわとり)永久(とわ)に  田舎儚い 咲くな七草 竹薮焼けた タイヤを焼いた 煙(けむ)さと寒気 木炭焚くも コンロ泥んこ 田植え替え歌 お使い鰹 来たら白滝 饂飩問答 饂飩面倒 二月初蟹 文庫に昆布 真鯵昧甘(あじあま) 決まり海苔巻  漢文文化 生糸の吐息 蚕の恋か 最古の恋さ 漢詩の進化 新手(しんて)の天使 天狗の軍手 言語の権化 書き取る時か 語り懲りたか 遠目の夫婦(めおと) 抱き合う秋だ ダンスは済んだ 最期酷(むご)いさ 倹(つま)しい始末 死なば夜話  戦乱乱世 都常闇(とこやみ) 食うや危うく 国難泣く子 臭い政策 異例政令 いかん弁解 怒りを理解 貴人断食 苦悶沈黙 覚悟地獄か 革命めくか 原罪懺悔 人権堅持 隙有り空き巣 何時しか失意  小さな才知 苦難難無く 昨日遠のき 苦悩遠のく 威厳歓迎 力士の仕切り 手足押し当て 力士押し切り 祝い幸い のどか高殿 汽笛劇的 描く役替え 役替え楽屋 苦学独学 苦学薬学 薬のリスク  まさか逆様 頓馬のマント まさか如何様(いかさま) チンピラピンチ 決まり襟巻 気概無い餓鬼 たまに蟹股 コブラ選ぶ子 確か床下 どれほど掘れど 穿(うが)ち間違う 抜け穴開けぬ 兜に飛ぶ蚊 しがない流し 萎め梅干し 仕上げ揚げ足
また旅仕度振り返る街の 過ぎて来た村の 思いおこせばみんな いい想い出ばかり 今この街も いいことばかり なぜまた旅仕度  朝焼けのたびに 晴れた日はとくに まだ見ぬ人のはるか かげろいたつ夢 苦しみだけが 待つ道のりを なぜまた旅仕度  新しい街が しばらくのうちに 見なれた街に変わる いたたまれぬ僕 どこにあるのか 安らぎの場所 なぜまた旅仕度小椋佳小椋佳小椋佳振り返る街の 過ぎて来た村の 思いおこせばみんな いい想い出ばかり 今この街も いいことばかり なぜまた旅仕度  朝焼けのたびに 晴れた日はとくに まだ見ぬ人のはるか かげろいたつ夢 苦しみだけが 待つ道のりを なぜまた旅仕度  新しい街が しばらくのうちに 見なれた街に変わる いたたまれぬ僕 どこにあるのか 安らぎの場所 なぜまた旅仕度
街角へ来ると街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると かたらいのなごり 粉雪の夜がふけていった あの人の肩も消えていった それが 最後の夜 それが 最後の雪 雪より白い あの人死んで 雪より白い 星が生まれた  街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると 星くずの光り 粉雪のような出会いだった あの人の星も流れて消えた 今も 夜がくる 今も 雪がふる 雪より淡い あの遠い昔 雪より淡い 恋の思い出小椋佳小椋佳小椋佳街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると かたらいのなごり 粉雪の夜がふけていった あの人の肩も消えていった それが 最後の夜 それが 最後の雪 雪より白い あの人死んで 雪より白い 星が生まれた  街角へ来ると たそがれの終り 街角へ来ると 星くずの光り 粉雪のような出会いだった あの人の星も流れて消えた 今も 夜がくる 今も 雪がふる 雪より淡い あの遠い昔 雪より淡い 恋の思い出
祭り創り思い出の塊に 過去たちが眠る 書き変える術のない 物語 思い出に浸り込む 誘惑を拒み 今日という一日に 奮い立とう  自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう  自らの内に住む 少年が歌う 憧れを裏切らぬ 物語 自らにふと襲う 諦めを拒み 今日という一日を 書き上げよう  出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう  自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう  出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう小椋佳小椋佳小椋佳思い出の塊に 過去たちが眠る 書き変える術のない 物語 思い出に浸り込む 誘惑を拒み 今日という一日に 奮い立とう  自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう  自らの内に住む 少年が歌う 憧れを裏切らぬ 物語 自らにふと襲う 諦めを拒み 今日という一日を 書き上げよう  出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう  自然の恵み 悦び 愛を讃美して 悔い無い祭り創り 愉しもう  出逢いの不思議 悦び 命讃美して ときめく祭り創り 勤しもう
マティオ・ニコロそしてマルコ・ポーロマティオ その大きなオナカは 知恵で知恵で、いっぱいなんでしょう (マティオ・ポーロ) ニコロ たくましい腕と肩 鉄で鉄で いっぱいなんでしょう (ニコロ・ポーロ) マルコ 輝く瞳の奥は 夢で夢で いっぱいなんでしょう (マルコ・ポーロ) やるかやらないか 違いはそれだけ 悔いなくやるだけ あとは運まかせ  マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ どこへどこへ行き着くだろう (マルコ・ポーロ) マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ 何を何を勝ち取るだろう (マルコ・ポーロ) マティオ (精一杯さ いつも) ニコロ (旅は人生 いつも) マルコ (僕の人生 旅は)小椋佳小椋佳小椋佳マティオ その大きなオナカは 知恵で知恵で、いっぱいなんでしょう (マティオ・ポーロ) ニコロ たくましい腕と肩 鉄で鉄で いっぱいなんでしょう (ニコロ・ポーロ) マルコ 輝く瞳の奥は 夢で夢で いっぱいなんでしょう (マルコ・ポーロ) やるかやらないか 違いはそれだけ 悔いなくやるだけ あとは運まかせ  マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ どこへどこへ行き着くだろう (マルコ・ポーロ) マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロ 何を何を勝ち取るだろう (マルコ・ポーロ) マティオ (精一杯さ いつも) ニコロ (旅は人生 いつも) マルコ (僕の人生 旅は)
遥か船旅を 行く人よ 覚悟 決めて おこう 新たな航路は 君の手に 委ねられたこと 時代の風に 吹き流されるな 荒ぶる波に 飲み込まれるな 時に絶望の 嵐襲うとも 夢憧れ 藻屑とするな 眦を上げ 水平線へと 挑む心 なお投げよ  遠い船旅を 行く人よ 真の 智慧を 積もう 新たな航路は 事件事故 重なるだろうが 歴史の中に 真実を学べ 自然の中に 愛を汲み取れ 時に自らの 力足らずとか 青臭さに 嫌気刺そうと 萎える時こそ 思い返そう 命の価値 生きて在る意味 美しさ 有るとすれば 挑みの 汗のなか  時に絶望の 嵐襲うとも 夢憧れ 藻屑とするな 眦を上げ 水平線へと 挑む心 なお投げよ小椋佳小椋佳加藤武雄加藤武雄遥か船旅を 行く人よ 覚悟 決めて おこう 新たな航路は 君の手に 委ねられたこと 時代の風に 吹き流されるな 荒ぶる波に 飲み込まれるな 時に絶望の 嵐襲うとも 夢憧れ 藻屑とするな 眦を上げ 水平線へと 挑む心 なお投げよ  遠い船旅を 行く人よ 真の 智慧を 積もう 新たな航路は 事件事故 重なるだろうが 歴史の中に 真実を学べ 自然の中に 愛を汲み取れ 時に自らの 力足らずとか 青臭さに 嫌気刺そうと 萎える時こそ 思い返そう 命の価値 生きて在る意味 美しさ 有るとすれば 挑みの 汗のなか  時に絶望の 嵐襲うとも 夢憧れ 藻屑とするな 眦を上げ 水平線へと 挑む心 なお投げよ
真夜中のキャッチボール真夜中 眠らず 深夜放送 聞いていたのは 昔なら 若者ばかり だったはず つけっ放しの ラジオから 溢れ出てくる ポップスに 青春の 揺らぎ歪みを 紛らしていた 「ながら勉強」 そんな言葉が 使われもした  真夜中 眠らず 深夜放送 聞いているのが この頃は 若者の数 凌駕して 年寄りだよと 耳にした 私がそうで あるように 青春と キャッチボールを するのだろうか あるいはさらに 宝探しの 挑みだろうか  より良い命 生きようとする 誰にとっても 日々これ挑み 悩み悲しみ 惑い 躊躇う 全て生きてる 証(あかし)と心得て  真夜中 眠らず 深夜放送 聞いてる人は みな仲間 その年齢に 関わらず 青春の憂い 身に潜め 青春の力 身に宿す 時超えて キャッチボールを 綴ってみよう 孤独凌いで 宝探しに 挑んでみよう小椋佳小椋佳小椋佳真夜中 眠らず 深夜放送 聞いていたのは 昔なら 若者ばかり だったはず つけっ放しの ラジオから 溢れ出てくる ポップスに 青春の 揺らぎ歪みを 紛らしていた 「ながら勉強」 そんな言葉が 使われもした  真夜中 眠らず 深夜放送 聞いているのが この頃は 若者の数 凌駕して 年寄りだよと 耳にした 私がそうで あるように 青春と キャッチボールを するのだろうか あるいはさらに 宝探しの 挑みだろうか  より良い命 生きようとする 誰にとっても 日々これ挑み 悩み悲しみ 惑い 躊躇う 全て生きてる 証(あかし)と心得て  真夜中 眠らず 深夜放送 聞いてる人は みな仲間 その年齢に 関わらず 青春の憂い 身に潜め 青春の力 身に宿す 時超えて キャッチボールを 綴ってみよう 孤独凌いで 宝探しに 挑んでみよう
未熟の晩鐘振舞う それぞれに 落日の影 否めず 残照か 薄暮か 鐘の音 鳴り渡る  遥か 地平に 彷徨う姿 悟りより 迷いを 背負う道の果て  命の 幽さを 欲望の影 認めず 誘いか あがきか 晩鐘の 鳴りやまず  未だ 教えを 説く期 熟さず 悟りとは 無縁の 未熟を愉しむ  遥か 地平に 彷徨う姿 悟りより 迷いを 背負う道の果て  背負う道の果て小椋佳小椋佳伊東恵里振舞う それぞれに 落日の影 否めず 残照か 薄暮か 鐘の音 鳴り渡る  遥か 地平に 彷徨う姿 悟りより 迷いを 背負う道の果て  命の 幽さを 欲望の影 認めず 誘いか あがきか 晩鐘の 鳴りやまず  未だ 教えを 説く期 熟さず 悟りとは 無縁の 未熟を愉しむ  遥か 地平に 彷徨う姿 悟りより 迷いを 背負う道の果て  背負う道の果て
道草まっすぐに張った糸が あの日僕は好きだった 岩に似て 強いものが あの日僕にあるように 恋さえも人の弱さ 許せないごまかしなんだと 肩はって人を責めても 実りない日々のからまわり じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ 心の中で琥珀にかすむ思い出たどれば 浮かんでくるのは 不思議と道草 数々の寄り道 まわり道  真実を背負うことが あの日僕は好きだった この世には他に意味が あの日僕に無いように どんなにか闇を行こうと 果てない深さの極みに あこがれを守り袋に はりつめた日々のからまわり じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ あの気まぐれとそのたわむれと またあやまちさえ 許しも乞わずに 手を振る道草 数々の寄り道 まわり道小椋佳小椋佳小椋佳まっすぐに張った糸が あの日僕は好きだった 岩に似て 強いものが あの日僕にあるように 恋さえも人の弱さ 許せないごまかしなんだと 肩はって人を責めても 実りない日々のからまわり じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ 心の中で琥珀にかすむ思い出たどれば 浮かんでくるのは 不思議と道草 数々の寄り道 まわり道  真実を背負うことが あの日僕は好きだった この世には他に意味が あの日僕に無いように どんなにか闇を行こうと 果てない深さの極みに あこがれを守り袋に はりつめた日々のからまわり じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ あの気まぐれとそのたわむれと またあやまちさえ 許しも乞わずに 手を振る道草 数々の寄り道 まわり道
紫のドレス涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分でいたい  あなたは どちらかといえば わたしに 似てて不器用 時折ふと あなたが真っすぐに わたしを 見たりすると 遠い日の胸のいたみ忘れ 崖のふち 立つもの想い  このまま 二人が それぞれの心に やすらぎとか 夢とか 思いやりや 憩いを 残せるなら  涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分のままで 小椋佳小椋佳小椋佳涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分でいたい  あなたは どちらかといえば わたしに 似てて不器用 時折ふと あなたが真っすぐに わたしを 見たりすると 遠い日の胸のいたみ忘れ 崖のふち 立つもの想い  このまま 二人が それぞれの心に やすらぎとか 夢とか 思いやりや 憩いを 残せるなら  涙が 歌になるような 悲しい 恋はやめて 二人だけの ゲーム遊ぶような 楽しい 恋にしましょう 大切な紫のドレス たまに着る 気分のままで 
めまいGOLD LYLIC時は私にめまいだけを残してゆく だからワイングラスの角氷 眠りにつこうとする愛に ささやかないで  時は私にめまいだけを残してゆく だから小舟を運ぶ潮風よ 眠りにつこうとする愛を 揺り起こさないで  鏡に残ったあなたの後ろ姿 青い青い海が見える さよならを書こうとした口紅が 折れてはじけた  時は私にめまいだけを残してゆく だから暮れ染(なず)む海の夕渚よ いかりをほどいてゆく船の 心留めて  鏡に残ったあなたの後ろ姿 青い青い海が見える さよならを書こうとした口紅が 折れてはじけたGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳時は私にめまいだけを残してゆく だからワイングラスの角氷 眠りにつこうとする愛に ささやかないで  時は私にめまいだけを残してゆく だから小舟を運ぶ潮風よ 眠りにつこうとする愛を 揺り起こさないで  鏡に残ったあなたの後ろ姿 青い青い海が見える さよならを書こうとした口紅が 折れてはじけた  時は私にめまいだけを残してゆく だから暮れ染(なず)む海の夕渚よ いかりをほどいてゆく船の 心留めて  鏡に残ったあなたの後ろ姿 青い青い海が見える さよならを書こうとした口紅が 折れてはじけた
もういいかいこの国に生まれて この国に育って 随分長々生きたものだと 喜寿を超える歳に至り想う 振り返れば 奇跡的に 長い平和 次第次第 豊かになる いい時代に 恵まれたと  この国はそもそも いい加減が大事 神と仏とキリストないまぜ 平等理念に背く憲法 ふと思えば 信頼する 政治家には 会わずじまい 救いとなる 知り合いには 恵まれたと  この国をいつしか 愛しく思ってる 夢の挫折数え切れないけど 生きてる以上一生懸命 生きてみたら 思いのほか 嬉しいほどの 運の極み いい人生 味わわせて もらいました  この国で遠い日 遊びはかくれんぼ 僕の役回りはいつも鬼で 見つけ切れずにずっと鬼のまま 振り返れば 鬼のままの わが生涯 流石に喜寿 疲れました 疲れました もういいかい (まあだだよ)小椋佳小椋佳小椋佳谷川学この国に生まれて この国に育って 随分長々生きたものだと 喜寿を超える歳に至り想う 振り返れば 奇跡的に 長い平和 次第次第 豊かになる いい時代に 恵まれたと  この国はそもそも いい加減が大事 神と仏とキリストないまぜ 平等理念に背く憲法 ふと思えば 信頼する 政治家には 会わずじまい 救いとなる 知り合いには 恵まれたと  この国をいつしか 愛しく思ってる 夢の挫折数え切れないけど 生きてる以上一生懸命 生きてみたら 思いのほか 嬉しいほどの 運の極み いい人生 味わわせて もらいました  この国で遠い日 遊びはかくれんぼ 僕の役回りはいつも鬼で 見つけ切れずにずっと鬼のまま 振り返れば 鬼のままの わが生涯 流石に喜寿 疲れました 疲れました もういいかい (まあだだよ)
もうと言い、まだと思うもう 若い力も 情熱も 萎えてしまった と言い まだ 若い者には 譲れない 負けはしないと 思う もう やるべき事は 何もかも やってしまった と言い まだ やりたい事の いくつかは 果たしてないと 思う  もう 何人となく 友達が 逝ってしまった と言い まだ より大勢の (お)年寄りが 元気でいると 思う もう 隠居引退 老い仕度 身綺麗大事 と言い まだ 残された日の 花舞台 今日が初日と 思う  命の立ち位置 いつも坂道 もうと思えば 下り坂 まだと思えば 上り坂  もう 許せぬことの 数尽きず ただ愚痴ばかり と言い まだこの世の末を 諦めず なお正そうと 思う もう 醜いものの 見飽き過ぎ 目と耳塞ぐ と言い まだ 美しいもの 新しい 創り出そうと 思う  命の立ち位置 いつも坂道 もうと思えば 下り坂 まだと思えば 上り坂小椋佳小椋佳小椋佳もう 若い力も 情熱も 萎えてしまった と言い まだ 若い者には 譲れない 負けはしないと 思う もう やるべき事は 何もかも やってしまった と言い まだ やりたい事の いくつかは 果たしてないと 思う  もう 何人となく 友達が 逝ってしまった と言い まだ より大勢の (お)年寄りが 元気でいると 思う もう 隠居引退 老い仕度 身綺麗大事 と言い まだ 残された日の 花舞台 今日が初日と 思う  命の立ち位置 いつも坂道 もうと思えば 下り坂 まだと思えば 上り坂  もう 許せぬことの 数尽きず ただ愚痴ばかり と言い まだこの世の末を 諦めず なお正そうと 思う もう 醜いものの 見飽き過ぎ 目と耳塞ぐ と言い まだ 美しいもの 新しい 創り出そうと 思う  命の立ち位置 いつも坂道 もうと思えば 下り坂 まだと思えば 上り坂
優しさばかり気づかわないで 別れには むしろ 我儘がいい あなたらしく 優しさばかり もう振り撒かないで 遠いあの日に 戻れるような気がしてくるわ  心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく  若さのせいに したくない まして どちらのせいと 言えはしない 優しさばかり もう振り撒かないで 本当のことを 視つめる瞳 うるんでくるわ  嬉し過ぎる 愛に ひたりたい想いが 消えず 消せず 戸惑う 寄りかかろうと するくせと 楽しみつまむだけの 甘さ捨てる時ね  心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく小椋佳小椋佳小椋佳気づかわないで 別れには むしろ 我儘がいい あなたらしく 優しさばかり もう振り撒かないで 遠いあの日に 戻れるような気がしてくるわ  心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく  若さのせいに したくない まして どちらのせいと 言えはしない 優しさばかり もう振り撒かないで 本当のことを 視つめる瞳 うるんでくるわ  嬉し過ぎる 愛に ひたりたい想いが 消えず 消せず 戸惑う 寄りかかろうと するくせと 楽しみつまむだけの 甘さ捨てる時ね  心から溢れる アリガトウの言葉 言えず 言わず 微笑む 新しい夢 追いかけて たくましく 暮らしてね それも あなたらしく
屋根のない車ある日公園で みたことのない大きな鳥がいた みたことのない 輝く鳥がいた 屋根のない車にのって 俺は追いかけた  空をかける その鳥を追い 街をすぎ去った その鳥を追い 丘をすぎ去った 屋根のない車にのって 俺は追いかけた  ある日野原に 鳥はおりたち 鳥のそば近く みたことのない かわいい娘がいた 屋根のない車をおりて 俺は近づいた  鳥はとびたち 俺と娘は小屋をつくって 俺と娘は 一緒にくらした 屋根のない車は もう俺は忘れはて  ある日野原に みたことのある鳥が飛んでゆく みたことのある 車が追いかける 屋根のない車にのって 俺もいかなきゃもう一度  俺もいかなきゃ もう一度小椋佳小椋佳小椋佳ある日公園で みたことのない大きな鳥がいた みたことのない 輝く鳥がいた 屋根のない車にのって 俺は追いかけた  空をかける その鳥を追い 街をすぎ去った その鳥を追い 丘をすぎ去った 屋根のない車にのって 俺は追いかけた  ある日野原に 鳥はおりたち 鳥のそば近く みたことのない かわいい娘がいた 屋根のない車をおりて 俺は近づいた  鳥はとびたち 俺と娘は小屋をつくって 俺と娘は 一緒にくらした 屋根のない車は もう俺は忘れはて  ある日野原に みたことのある鳥が飛んでゆく みたことのある 車が追いかける 屋根のない車にのって 俺もいかなきゃもう一度  俺もいかなきゃ もう一度
夢芝居GOLD LYLIC恋のからくり夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰の筋書き 花舞台 行く先の影は見えない  男と女あやつりつられ 細い絆の糸引き引かれ 稽古不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台  恋は怪しい夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧 衣裳の 花舞台 垣間見る素顔可愛い  男と女あやつりつられ 心の鏡 のぞきのぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも初舞台  男と女あやつりつられ 対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台GOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳竜崎孝路恋のからくり夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰の筋書き 花舞台 行く先の影は見えない  男と女あやつりつられ 細い絆の糸引き引かれ 稽古不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台  恋は怪しい夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧 衣裳の 花舞台 垣間見る素顔可愛い  男と女あやつりつられ 心の鏡 のぞきのぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも初舞台  男と女あやつりつられ 対のあげはの誘い誘われ 心はらはら舞う夢芝居 恋はいつでも初舞台
夢積み上げて例えば遥か 南の島の ひとり暮らしに 憧れもするが 言葉生まれず 交わすこともない それを人間と 言えるだろうか それぞれの荷物 それぞれの歴史 当然のように ばらばらな想い 交わりの中に 人は浮き立つ  出来ればただの 知り合いでなく 無限の時間の ほんの一時を 並んで歩く 仲間に逢えたら 互いの違いを 愛しみながら 互いの願いの 重なる場所を 諦め知らずで 探してみよう つまづき続く 遠回りでも  夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて  思えば広い 宇宙の塵の 一粒もない 小さな命が 生きた証を 創造がある 輝き残す 瞬間がある 一人きりなら 意味の無いこと 力を競い 力を合わせ 創り上げる時 揺るぎない愛  夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて 夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて小椋佳小椋佳小椋佳例えば遥か 南の島の ひとり暮らしに 憧れもするが 言葉生まれず 交わすこともない それを人間と 言えるだろうか それぞれの荷物 それぞれの歴史 当然のように ばらばらな想い 交わりの中に 人は浮き立つ  出来ればただの 知り合いでなく 無限の時間の ほんの一時を 並んで歩く 仲間に逢えたら 互いの違いを 愛しみながら 互いの願いの 重なる場所を 諦め知らずで 探してみよう つまづき続く 遠回りでも  夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて  思えば広い 宇宙の塵の 一粒もない 小さな命が 生きた証を 創造がある 輝き残す 瞬間がある 一人きりなら 意味の無いこと 力を競い 力を合わせ 創り上げる時 揺るぎない愛  夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて 夢合わせ 夢重ね 夢積み上げて
揺れるまなざしGOLD LYLIC街にひとふきの風 心にふれゆく今日です めぐり逢ったのは 言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕 不思議な揺れるまなざし 心を一人占めにして あざやかな 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う  紅茶ひとくちふと 深い味がする夜です めぐり逢ったのは 夢に見た人ではなく思い出の人でもない 不思議な揺れるまなざし 心が波立つようです いつになく 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う  昨日までの淋しさ嘘のように 君の姿に色あせて 明日の朝を待ち切れず夜を舞う 君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れないGOLD LYLIC小椋佳小椋佳小椋佳街にひとふきの風 心にふれゆく今日です めぐり逢ったのは 言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕 不思議な揺れるまなざし 心を一人占めにして あざやかな 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う  紅茶ひとくちふと 深い味がする夜です めぐり逢ったのは 夢に見た人ではなく思い出の人でもない 不思議な揺れるまなざし 心が波立つようです いつになく 物語が限りなく綴られて 君の姿が 静かに夜を舞う  昨日までの淋しさ嘘のように 君の姿に色あせて 明日の朝を待ち切れず夜を舞う 君の姿を追いかけて あのまなざし揺れて眠れない
落日、燃え西の空を 紅く焦がし ことさら輝く あの落日 若い日なら 顔を上げて 明日の憧れ 映したもの 今はどこか 舞い散る花 浴びる時の 感傷のように 命ひとつ 尽きる前の 名残りの祭りと視る  記憶のみに 心埋めず 残りの日数に 指を折らず 今も胸に 熱く騒ぐ 恋なり愛なり 愛しいもの 切り株から 芽吹く命 蘗たち 慈しむように こうありたい こうしたいの 想いを育み抱く  日一日を 夢に向かう 登り坂の 祭りとして 力 尽くそう 心 充たそう  流行り物に 取り込まれず 若さを装う 無駄無理せず 精一杯 内からなる 自然を生きれば 嬉しいもの 五千人の 知り合いより 五十人の 友選ぶように 真心だけ 重ね合える 交わり暖めたい  地位や名誉 すでに無用 美しさを 追い求めて 日一日を 夢に向かう 登り坂 祭りとして 力 尽くそう 心 充たそう小椋佳小椋佳アンドレ・ギャニオン西の空を 紅く焦がし ことさら輝く あの落日 若い日なら 顔を上げて 明日の憧れ 映したもの 今はどこか 舞い散る花 浴びる時の 感傷のように 命ひとつ 尽きる前の 名残りの祭りと視る  記憶のみに 心埋めず 残りの日数に 指を折らず 今も胸に 熱く騒ぐ 恋なり愛なり 愛しいもの 切り株から 芽吹く命 蘗たち 慈しむように こうありたい こうしたいの 想いを育み抱く  日一日を 夢に向かう 登り坂の 祭りとして 力 尽くそう 心 充たそう  流行り物に 取り込まれず 若さを装う 無駄無理せず 精一杯 内からなる 自然を生きれば 嬉しいもの 五千人の 知り合いより 五十人の 友選ぶように 真心だけ 重ね合える 交わり暖めたい  地位や名誉 すでに無用 美しさを 追い求めて 日一日を 夢に向かう 登り坂 祭りとして 力 尽くそう 心 充たそう
ラピスラズリの涙愛の暮らしの 居心地の良さに 甘え浸って 過ごしていたわ あなたの心が いつか侵された 闇の病に 気付きもせぬまま 突然あなたが この世から消えて わたし ひたすら 泣きました  あなたわたしの すべてだったわ 酷い孤独が 心を苛む 瞼濡らして 涙溢れ続け 首から胸に 流れ落ちて コバルトブルーに 幾重もの数珠 まるで ラピスラズリの 首飾り  あなた失くして 空しい心は 何を支えに 生きろと言うの もっとあなたを 深く理解して してあげられること 沢山あったはず 口惜しい悔いに 更に涙落とし 五連 ラピスラズリの 首飾り  涙尽き果てたら 生き直してみよう キラリ ラピスラズリの 首飾り小椋佳小椋佳小椋佳谷川学愛の暮らしの 居心地の良さに 甘え浸って 過ごしていたわ あなたの心が いつか侵された 闇の病に 気付きもせぬまま 突然あなたが この世から消えて わたし ひたすら 泣きました  あなたわたしの すべてだったわ 酷い孤独が 心を苛む 瞼濡らして 涙溢れ続け 首から胸に 流れ落ちて コバルトブルーに 幾重もの数珠 まるで ラピスラズリの 首飾り  あなた失くして 空しい心は 何を支えに 生きろと言うの もっとあなたを 深く理解して してあげられること 沢山あったはず 口惜しい悔いに 更に涙落とし 五連 ラピスラズリの 首飾り  涙尽き果てたら 生き直してみよう キラリ ラピスラズリの 首飾り
六月の雨六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は変わるけれど 変らぬ心を誓いながら いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい  そよ風は見えない 幸せも見えない 愛の姿も見えないけれど 見えない何かを信じながら いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい小椋佳小椋佳小椋佳六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は変わるけれど 変らぬ心を誓いながら いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい  そよ風は見えない 幸せも見えない 愛の姿も見えないけれど 見えない何かを信じながら いくつ春を数えても いくつ秋を数えても 二人でいたい
Long Distance Call寝ぼけまなこ 起きぬけの寝タバコ かけっ放しの レコードの針音 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい  窓の手すりに 長い旅の 疲れをいこう 伝書鳩か 首をかしげ しわぶく俺をみる  やみつきだよ 濃すぎる朝のコーヒー やめにするよ 君がよせといえば 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい  自分自身に 驚いたよ みかけだおしの 寂しがり屋さ 君の声で 晴れていく朝靄  Long Distance Call Long Distance Call Long Distance Call 逢いたい  受話器おいたら 仕度もせず これからすぐの 一番機で 空を飛んで逢いにいくつもりさ小椋佳小椋佳小椋佳寝ぼけまなこ 起きぬけの寝タバコ かけっ放しの レコードの針音 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい  窓の手すりに 長い旅の 疲れをいこう 伝書鳩か 首をかしげ しわぶく俺をみる  やみつきだよ 濃すぎる朝のコーヒー やめにするよ 君がよせといえば 一人は クリスティーヌ いけないね Long Distance Call 逢いたい  自分自身に 驚いたよ みかけだおしの 寂しがり屋さ 君の声で 晴れていく朝靄  Long Distance Call Long Distance Call Long Distance Call 逢いたい  受話器おいたら 仕度もせず これからすぐの 一番機で 空を飛んで逢いにいくつもりさ
笑ってみよう生きてくことが 辛すぎる時 苦しいね 悲しいことが 立て続く時 泣きたいね そんな時こそ 心欺き 無理を承知で できれば 兎に角 笑ってみよう  愛する人に 飽きが来た時 苦しいね 心変わりが 情けない時 泣きたいね 誰の台詞か 泣くが嫌さに 笑ってござる 正(まさ)しく 遮二無二 笑ってみよう  生きてくことが 辛すぎる時 泣きたいね 開き直って 泣き虫毛虫 はさんで捨てろ 無理でも 兎に角 笑い飛ばそう 遮二無二 笑ってみよう小椋佳小椋佳小椋佳谷川学生きてくことが 辛すぎる時 苦しいね 悲しいことが 立て続く時 泣きたいね そんな時こそ 心欺き 無理を承知で できれば 兎に角 笑ってみよう  愛する人に 飽きが来た時 苦しいね 心変わりが 情けない時 泣きたいね 誰の台詞か 泣くが嫌さに 笑ってござる 正(まさ)しく 遮二無二 笑ってみよう  生きてくことが 辛すぎる時 泣きたいね 開き直って 泣き虫毛虫 はさんで捨てろ 無理でも 兎に角 笑い飛ばそう 遮二無二 笑ってみよう
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