あっぱれ! 恋女房愚痴のひとつも いわないで いつも明るく笑ってる 花のようだという俺に 馬鹿なだけよと また笑う よくぞおまえを 女房ときめた 惚れてくいない あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 男の意地をぶらさげて 夢にはぐれた こともある 三日酔いだと 荒れながら おまえ泣かせた夜もある こんな男によくついて来た 苦労かけたね あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 やさしい言葉かけたなら どうかしたのと 涙ぐむ そんなおまえが おかしくて 細い手首をひきよせる よくぞ今日まで尽くしてくれた 絆ひとすじ あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 | 米倉ますみ | 藤本翼 | 大谷明裕 | | 愚痴のひとつも いわないで いつも明るく笑ってる 花のようだという俺に 馬鹿なだけよと また笑う よくぞおまえを 女房ときめた 惚れてくいない あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 男の意地をぶらさげて 夢にはぐれた こともある 三日酔いだと 荒れながら おまえ泣かせた夜もある こんな男によくついて来た 苦労かけたね あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 やさしい言葉かけたなら どうかしたのと 涙ぐむ そんなおまえが おかしくて 細い手首をひきよせる よくぞ今日まで尽くしてくれた 絆ひとすじ あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれ 恋女房 |
あばれ駒俺がやらなきゃ 誰がやる 意地があっての 男じゃないか きっとつかむぞ将棋のこころ 月もおぼろな 浪花の空に 夢がはばたく 夢がはばたく 男 三吉 あばれ駒 破れ障子の 裏長屋 今日も小春の 明るい笑顔 着物(べべ)の一つも 買えない俺に 愚痴もこぼさず つくしてくれる 詫びて今宵も 詫びて今宵も 男 三吉 みだれ酒 勝つも負けるも 時の運 今日は泣いたら 明日は笑え やるぞみておれ 嵐が吹くぞ 昇る朝日に 草木も染まる 無法一代 無法一代 男 三吉 晴れ舞台 | 米倉ますみ | たかたかし | 市川昭介 | 前田俊明 | 俺がやらなきゃ 誰がやる 意地があっての 男じゃないか きっとつかむぞ将棋のこころ 月もおぼろな 浪花の空に 夢がはばたく 夢がはばたく 男 三吉 あばれ駒 破れ障子の 裏長屋 今日も小春の 明るい笑顔 着物(べべ)の一つも 買えない俺に 愚痴もこぼさず つくしてくれる 詫びて今宵も 詫びて今宵も 男 三吉 みだれ酒 勝つも負けるも 時の運 今日は泣いたら 明日は笑え やるぞみておれ 嵐が吹くぞ 昇る朝日に 草木も染まる 無法一代 無法一代 男 三吉 晴れ舞台 |
阿波の鳴門淋しかったろ どんなにか おさないおまえを ひとりにさせて あれから十年 北・南 娘さがしの 放浪記 風の便りの めぐり逢い 阿波の鳴門の 汐鳴り高し どこでどうして 暮らしても 曲ったことだけ しないでおくれ いえいえ、元気で いてくれりゃ 罪は背負います この母が 犇(ひし)と抱きあう 母と子に 阿波の鳴門の 夕汐(ゆうしお)かなし 親は無くとも子は育つ 海の夕陽におまえの無事を祈りながら 母さんには悔いと涙の日々でした。 どんな気持で こんな夜は み寺の鐘の音 聞いてたことか 許しておくれよ 母らしい ことも出来ずに 来た女 今は御禊(みそぎ)を あゝふたり 阿波の鳴門の しぶきを浴びて | 米倉ますみ | 水木かおる | 岡千秋 | | 淋しかったろ どんなにか おさないおまえを ひとりにさせて あれから十年 北・南 娘さがしの 放浪記 風の便りの めぐり逢い 阿波の鳴門の 汐鳴り高し どこでどうして 暮らしても 曲ったことだけ しないでおくれ いえいえ、元気で いてくれりゃ 罪は背負います この母が 犇(ひし)と抱きあう 母と子に 阿波の鳴門の 夕汐(ゆうしお)かなし 親は無くとも子は育つ 海の夕陽におまえの無事を祈りながら 母さんには悔いと涙の日々でした。 どんな気持で こんな夜は み寺の鐘の音 聞いてたことか 許しておくれよ 母らしい ことも出来ずに 来た女 今は御禊(みそぎ)を あゝふたり 阿波の鳴門の しぶきを浴びて |
あんたあんた あんた ねぇあんた… 私が死んだら あんた 一人で生きて 行けるかい しっかりご飯 喰べてさ 強く生きるのよ 生きるのよ 二人で作った 小店(おみせ) 紺の暖簾が 嬉しくて 何度もくぐり 見とれて あんた笑ってた 笑ってた 一生懸命 なんて 誰もがしてる 事だから 苦労だなんて なんにも 私なかったわ なかったわ 忘れていいよ あんた 勝手に逝った 奴なんか それでも恋し 夜なら 逢いに行ってやる 行ってやる 約束しようよ あんた 泣かずに生きて 行くってさ 倖せだったわ 私の人生 本当に感謝してるから あんた あんた ねぇあんた あんた あんた ねぇあんた… | 米倉ますみ | 都遊 | 桧原さとし | | あんた あんた ねぇあんた… 私が死んだら あんた 一人で生きて 行けるかい しっかりご飯 喰べてさ 強く生きるのよ 生きるのよ 二人で作った 小店(おみせ) 紺の暖簾が 嬉しくて 何度もくぐり 見とれて あんた笑ってた 笑ってた 一生懸命 なんて 誰もがしてる 事だから 苦労だなんて なんにも 私なかったわ なかったわ 忘れていいよ あんた 勝手に逝った 奴なんか それでも恋し 夜なら 逢いに行ってやる 行ってやる 約束しようよ あんた 泣かずに生きて 行くってさ 倖せだったわ 私の人生 本当に感謝してるから あんた あんた ねぇあんた あんた あんた ねぇあんた… |
生きてゆこうよ!同じ心だ 私とあなた どんなに苦労が あろうとも 笑顔を忘れず いつだって 明日(あす)の幸せ 夢に見て 涙分け合い 分け合い 生きてゆこうよ 朋(とも)の絆を 大切にして 豊かな未来を 作りたい 誰もが喜ぶ 世の中が いつか必ず やって来る 今日も明るく 明るく 生きてゆこうよ 会えば気持ちが 通い合うから この世のみんなが 友達さ 一つの生命を 共に生き 助け合っての 人の道 愛を信じて 信じて 生きてゆこうよ | 米倉ますみ | 伊吹秀吾 | 望月吾郎 | 前田俊明 | 同じ心だ 私とあなた どんなに苦労が あろうとも 笑顔を忘れず いつだって 明日(あす)の幸せ 夢に見て 涙分け合い 分け合い 生きてゆこうよ 朋(とも)の絆を 大切にして 豊かな未来を 作りたい 誰もが喜ぶ 世の中が いつか必ず やって来る 今日も明るく 明るく 生きてゆこうよ 会えば気持ちが 通い合うから この世のみんなが 友達さ 一つの生命を 共に生き 助け合っての 人の道 愛を信じて 信じて 生きてゆこうよ |
命の灯り播州相生 羅漢の里を すてて幾年 すぎたやら 惚れてしまえば 女のこころ 死ぬも生きるも 一緒です 今では貴方が 故郷みなと どんな試練の 嵐が来ても 信じる人生を ひたすらに ついて行きます 三吉さんに 貧乏道づれ 明日がある 命かさねて 貴方と共に たとえ世間に 背かれようと 小春が貴方の たてになる 日の丸弁当 両手にかかえ ひとり夜汽車で 東京へ 明日は男の 人生勝負 | 米倉ますみ | 宮川ひろし | 宮川ひろし | 佐伯亮 | 播州相生 羅漢の里を すてて幾年 すぎたやら 惚れてしまえば 女のこころ 死ぬも生きるも 一緒です 今では貴方が 故郷みなと どんな試練の 嵐が来ても 信じる人生を ひたすらに ついて行きます 三吉さんに 貧乏道づれ 明日がある 命かさねて 貴方と共に たとえ世間に 背かれようと 小春が貴方の たてになる 日の丸弁当 両手にかかえ ひとり夜汽車で 東京へ 明日は男の 人生勝負 |
おつかれさまが人生さとかくこの世は 二つに一つ ネクラ ネアカの くりかえし いいじゃないかよ 夢をみて きのうとあしたの まん中で おつかれさまが アン… 人生さ 惚れた弱味は なんにもないが 心変わりが 気にかかる こちらはほんねの つもりでも あの子は たてまえニ十才前 おつかれさまが アン… 人生さ 浪花節なら うなればいいさ 酒が出たなら 飲めばいい ちんちん千鳥の 一生は お手本どおりと かぎらない おつかれさまが アン… 人生さ | 米倉ますみ | 伍路良 | 市川昭介 | | とかくこの世は 二つに一つ ネクラ ネアカの くりかえし いいじゃないかよ 夢をみて きのうとあしたの まん中で おつかれさまが アン… 人生さ 惚れた弱味は なんにもないが 心変わりが 気にかかる こちらはほんねの つもりでも あの子は たてまえニ十才前 おつかれさまが アン… 人生さ 浪花節なら うなればいいさ 酒が出たなら 飲めばいい ちんちん千鳥の 一生は お手本どおりと かぎらない おつかれさまが アン… 人生さ |
お手を拝借!どこを斬っても この身体 歌が 歌が命と 出て参ります 景気付けなら にぎやかに 小節千両の 演歌節 今日という日も 何かの御縁 どうぞ どうぞ宜しく 願います 「お手を拝借、ヨーッ!」 蟻も地獄を 這い上がる 意地と 意地と根性 負けられません 恋を捨てても 悔いはない 風も哭かせる 演歌節 今日という日も 何かの御縁 これで これで貴方を 酔わせます 「お手を拝借、ヨーッ!」 たったいちどの 人生を 歌に 歌に懸けます 夢咲かせます 花も嵐も 乗り越えて 道は一筋 演歌節 今日という日も 何かの御縁 どうぞ どうぞ宜しく 願います | 米倉ますみ | いとう彩 | 三原聡 | 佐伯亮 | どこを斬っても この身体 歌が 歌が命と 出て参ります 景気付けなら にぎやかに 小節千両の 演歌節 今日という日も 何かの御縁 どうぞ どうぞ宜しく 願います 「お手を拝借、ヨーッ!」 蟻も地獄を 這い上がる 意地と 意地と根性 負けられません 恋を捨てても 悔いはない 風も哭かせる 演歌節 今日という日も 何かの御縁 これで これで貴方を 酔わせます 「お手を拝借、ヨーッ!」 たったいちどの 人生を 歌に 歌に懸けます 夢咲かせます 花も嵐も 乗り越えて 道は一筋 演歌節 今日という日も 何かの御縁 どうぞ どうぞ宜しく 願います |
男の酒場男の酒場にや暖簾がいいね 人情(にんじょう)に沁みた心があるよ 雨に 夜風に振りまわされた ア…ア ア男浮世(おとこうきよ)の 男浮世(おとこうきよ)の味がする 男の酒なら徳利がいいね 人肌なんて 心があるよ 烟る世間にすすけちゃいるが ア…ア ア 男手酌(おとこてじゃく)も 男手酌(おとこてじゃく)もしんみりと 男の酒場は屋台がいいね 誰でも酔わす心があるよ 呑んべ気質が浮かれて騒ぐ ウ…ウ ウ 男同志(おとこどうし)の 男同志(おとこどうし)の酒処(さけどころ) | 米倉ますみ | 藤原良 | 水森英夫 | 馬場良 | 男の酒場にや暖簾がいいね 人情(にんじょう)に沁みた心があるよ 雨に 夜風に振りまわされた ア…ア ア男浮世(おとこうきよ)の 男浮世(おとこうきよ)の味がする 男の酒なら徳利がいいね 人肌なんて 心があるよ 烟る世間にすすけちゃいるが ア…ア ア 男手酌(おとこてじゃく)も 男手酌(おとこてじゃく)もしんみりと 男の酒場は屋台がいいね 誰でも酔わす心があるよ 呑んべ気質が浮かれて騒ぐ ウ…ウ ウ 男同志(おとこどうし)の 男同志(おとこどうし)の酒処(さけどころ) |
俺の出番はきっと来る花の舞台の幕が開く 筋は一本 根性だけは どこの誰にも 負けないが やる木 咲かす木 男の花は 生命(いのち)いろどる 夢の花 俺の出番は 俺の出番はきっと来る 好きと好きなら 噛み合う縁談(はなし) 下駄を預けりゃ いいものを いじらしいほどに 素直なあの娘 辛抱してくれ もう少し 俺の出番は 俺の出番はきっと来る 一つ苦労を 二人でわけりゃ 軽くなるだろう 肩の荷も 意地と情の 天びん棒で 明日という日を 持ちあげる 俺の出番は 俺の出番はきっと来る | 米倉ますみ | はぞのなな | 斉藤正毅 | 斉藤恒夫 | 花の舞台の幕が開く 筋は一本 根性だけは どこの誰にも 負けないが やる木 咲かす木 男の花は 生命(いのち)いろどる 夢の花 俺の出番は 俺の出番はきっと来る 好きと好きなら 噛み合う縁談(はなし) 下駄を預けりゃ いいものを いじらしいほどに 素直なあの娘 辛抱してくれ もう少し 俺の出番は 俺の出番はきっと来る 一つ苦労を 二人でわけりゃ 軽くなるだろう 肩の荷も 意地と情の 天びん棒で 明日という日を 持ちあげる 俺の出番は 俺の出番はきっと来る |
女鬼龍院花の袂を ぷっつり切って 度胸二文字 さらしに巻いた 女だてらと 笑わば笑え こうと決めたら どこまでも 異名も 女鬼龍院 土佐の高知の あばれ者 夢は浦戸の水鏡 春に背けば 花も散る 義理のたて縞 男帯 野暮は承知の たて結び 命きざんだ 金看板は 泣く子も黙る 鬼龍院 変る世間に 背かれようと 曲げちゃならない この道だけは 月も片割れ 室戸の風に 捨てる涙を 誰が知ろ 異名も 女鬼龍院 | 米倉ますみ | はぞのなな | 首藤正毅 | 斉藤恒夫 | 花の袂を ぷっつり切って 度胸二文字 さらしに巻いた 女だてらと 笑わば笑え こうと決めたら どこまでも 異名も 女鬼龍院 土佐の高知の あばれ者 夢は浦戸の水鏡 春に背けば 花も散る 義理のたて縞 男帯 野暮は承知の たて結び 命きざんだ 金看板は 泣く子も黙る 鬼龍院 変る世間に 背かれようと 曲げちゃならない この道だけは 月も片割れ 室戸の風に 捨てる涙を 誰が知ろ 異名も 女鬼龍院 |
おんな酒貴方ひとりが 男じゃないと 口じゃ言えても 心ではしのび泣く どこの誰より 惚れてるくせに 素直になれない 意地っぱり 馬鹿な女の 強がりを 酔って聞かせる おんな酒 分って ねえあんた 無茶はよせよと 優しく叱り 干したグラスに 蓋をする掌が欲しい 酒じゃ消せない 心のすき間 知っていながら また空ける 馬鹿な女と 言わないで 眠れないのよ 一人では 寒いわ ねえあんた 死ぬも生きるも 一緒と決めて 命ささげた あの夜に嘘はない 惚れて振られる 浮き世の川で 情けひとつに すがりつく 馬鹿な女で よかったら 明日を夢見る 止まり木に 戻って ねえあんた | 米倉ますみ | 木下龍太郎 | 伊藤雪彦 | 馬場良 | 貴方ひとりが 男じゃないと 口じゃ言えても 心ではしのび泣く どこの誰より 惚れてるくせに 素直になれない 意地っぱり 馬鹿な女の 強がりを 酔って聞かせる おんな酒 分って ねえあんた 無茶はよせよと 優しく叱り 干したグラスに 蓋をする掌が欲しい 酒じゃ消せない 心のすき間 知っていながら また空ける 馬鹿な女と 言わないで 眠れないのよ 一人では 寒いわ ねえあんた 死ぬも生きるも 一緒と決めて 命ささげた あの夜に嘘はない 惚れて振られる 浮き世の川で 情けひとつに すがりつく 馬鹿な女で よかったら 明日を夢見る 止まり木に 戻って ねえあんた |
女城主・笹百合の花女だてらに 城主(あるじ)を名乗り 国を背負って 行くその身には つらい涙が 流れて止まぬ 男勝りと 誹(そし)られながら 忍んで咲く花 笹百合の花 御殿亡き後、御坊丸君(ごぼうまるぎみ)は未(いま)だご幼少。 主(あるじ)なくして国は守れぬ…。 これよりは御坊丸君ご成人のその日まで、 皆々心ひとつに、わらわに命を預けて下され! 女盛りを 戦に暮れて なぜに侘しい 心が揺れる たとえこの身は 朽ち果てようと 守り抜きたい 愛する領民(たみ)を 鎧に包んだ 柔肌悲し …殿…吾(あ)が君、景任(かげとう)殿… 今も霧の中に、お姿がはっきりと見えまする… なぜおひとりでそちらにおられるのじゃ… お恨み申しまする。 我が岩村城を救うため、女を捨て、 秋山殿を夫として迎えまする…。 今日は織田方 明日(あした)は武田 宿命(さだめ)せつない 乱世(らんせ)の掟(おきて) 恋も情も 命も捨てて 生きる姿の 哀れさ滲(にじ)む 朝霧抱(いだ)いて 笹百合の花 | 米倉ますみ | 伊吹秀吾 | 望月吾郎 | 前田俊明 | 女だてらに 城主(あるじ)を名乗り 国を背負って 行くその身には つらい涙が 流れて止まぬ 男勝りと 誹(そし)られながら 忍んで咲く花 笹百合の花 御殿亡き後、御坊丸君(ごぼうまるぎみ)は未(いま)だご幼少。 主(あるじ)なくして国は守れぬ…。 これよりは御坊丸君ご成人のその日まで、 皆々心ひとつに、わらわに命を預けて下され! 女盛りを 戦に暮れて なぜに侘しい 心が揺れる たとえこの身は 朽ち果てようと 守り抜きたい 愛する領民(たみ)を 鎧に包んだ 柔肌悲し …殿…吾(あ)が君、景任(かげとう)殿… 今も霧の中に、お姿がはっきりと見えまする… なぜおひとりでそちらにおられるのじゃ… お恨み申しまする。 我が岩村城を救うため、女を捨て、 秋山殿を夫として迎えまする…。 今日は織田方 明日(あした)は武田 宿命(さだめ)せつない 乱世(らんせ)の掟(おきて) 恋も情も 命も捨てて 生きる姿の 哀れさ滲(にじ)む 朝霧抱(いだ)いて 笹百合の花 |
酒情話胸の傷など 月日が消すと 誰が言ったか うそっ八 酒場 とまり木 泣き雀 思い切る気で 呑んでる酒が 酔えば恋しい 人にする 「心がわりをした人を いまでも恋しいな んて。思い切るために呑んでるはずなのに あの人のいいことばっかりを想い出させて しまう。お酒って お酒ってさあ…。」 いくら私が つとめてみても 直せなかった 浮気ぐせ おんな とまり木 酔い語り 愛想づかしで 別れたくせに 憎い人ほど 後を引く ひとりこのまま 夜通し呑んで 旅に出ようか 夜明けには 酒場 とまり木 酔い雀 昨日ばかりを 向いてたならば 明日にはばたく 空はない | 米倉ますみ | 木下龍太郎 | 木村考志 | 佐伯亮 | 胸の傷など 月日が消すと 誰が言ったか うそっ八 酒場 とまり木 泣き雀 思い切る気で 呑んでる酒が 酔えば恋しい 人にする 「心がわりをした人を いまでも恋しいな んて。思い切るために呑んでるはずなのに あの人のいいことばっかりを想い出させて しまう。お酒って お酒ってさあ…。」 いくら私が つとめてみても 直せなかった 浮気ぐせ おんな とまり木 酔い語り 愛想づかしで 別れたくせに 憎い人ほど 後を引く ひとりこのまま 夜通し呑んで 旅に出ようか 夜明けには 酒場 とまり木 酔い雀 昨日ばかりを 向いてたならば 明日にはばたく 空はない |
佐渡情話海をこがして 夕日が燃える 佐渡の島山 恋が棲む 夢が棲む ひと夜契りの おけさ花 惚れてしまえば 嘘でもほんと 今日も帰らぬ 船を待つ 情ひとすじ 島娘(しまむすめ) 恋は鬼にも 蛇にもなるゥ… あの夜恋しや 獅子踊り 朱い帯さえ 空解けのォ… 女 せつない~佐渡情話 波のはてでも 恋する身には なんで遠かろ あのひとが あの空が 燃えろ、かゞり火 あかあかと ひゞけ、鬼太鼓 荒海越えて 憎い恋しい ひとまでも | 米倉ますみ | 水木かおる | 岡千秋 | 馬場良 | 海をこがして 夕日が燃える 佐渡の島山 恋が棲む 夢が棲む ひと夜契りの おけさ花 惚れてしまえば 嘘でもほんと 今日も帰らぬ 船を待つ 情ひとすじ 島娘(しまむすめ) 恋は鬼にも 蛇にもなるゥ… あの夜恋しや 獅子踊り 朱い帯さえ 空解けのォ… 女 せつない~佐渡情話 波のはてでも 恋する身には なんで遠かろ あのひとが あの空が 燃えろ、かゞり火 あかあかと ひゞけ、鬼太鼓 荒海越えて 憎い恋しい ひとまでも |
出世花いつか世に出る 出て行きゃならぬ 故郷(くに)に残した 妻子(ひと)がいる やるしかないんだ 男なら やすらぎつきなみ 世間なみ この手で咲かそう 出世花 流す涙も たまにはいいさ 空も時には 雨ふらす やるしかないんだ つらくとも 幾山坂道 七曲り 男の夢は 出世花 ひとりぼっちと 二の足ふむな お山の大将も ただ一人 やるしかないんだ なあ お前 待ってておくれよ いつの日か 二人でつもうよ 出世花 | 米倉ますみ | 伍路良 | 市川昭介 | | いつか世に出る 出て行きゃならぬ 故郷(くに)に残した 妻子(ひと)がいる やるしかないんだ 男なら やすらぎつきなみ 世間なみ この手で咲かそう 出世花 流す涙も たまにはいいさ 空も時には 雨ふらす やるしかないんだ つらくとも 幾山坂道 七曲り 男の夢は 出世花 ひとりぼっちと 二の足ふむな お山の大将も ただ一人 やるしかないんだ なあ お前 待ってておくれよ いつの日か 二人でつもうよ 出世花 |
人生一本道生きる辛さは 誰でも同じ 口にゃ出すまい 泣き言は 今に見ていろ 男の意地を 肝に刻んだ 夢ひとつ 俺は行くんだ 俺の道 何も言わずに 手をさしのべて 俺を支えて くれる奴 惚れて結んだ 夫婦の絆 すまぬ すまぬと 手をあわせ 我慢してくれ なあ お前 風の寒さに 足踏みすれば 他人が追い抜く この世間 負けてなるかよ 男じゃないか 顔で笑って かむ涙 道は一本 何処までも | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 首藤正毅 | | 生きる辛さは 誰でも同じ 口にゃ出すまい 泣き言は 今に見ていろ 男の意地を 肝に刻んだ 夢ひとつ 俺は行くんだ 俺の道 何も言わずに 手をさしのべて 俺を支えて くれる奴 惚れて結んだ 夫婦の絆 すまぬ すまぬと 手をあわせ 我慢してくれ なあ お前 風の寒さに 足踏みすれば 他人が追い抜く この世間 負けてなるかよ 男じゃないか 顔で笑って かむ涙 道は一本 何処までも |
人生旅愁男と生まれて でっかい夢を もたずに何の 青春ぞ 怒涛の人生 俺は行くぜと 踏み出しながら いくつの季節が 流れたことか いつでも背中を 見送るだけと 怨みをこめた あの涙 流れの浮草 めぐり逢えても はかないだけの 別れのさだめが あわれでならぬ 人生、どこまで 傷つきながら 残りの夢を 追いかける 夜ふけの居酒屋 うごく時代に とり残された 男の姿が ほろりとゆれる | 米倉ますみ | 水木かおる | 岡千秋 | | 男と生まれて でっかい夢を もたずに何の 青春ぞ 怒涛の人生 俺は行くぜと 踏み出しながら いくつの季節が 流れたことか いつでも背中を 見送るだけと 怨みをこめた あの涙 流れの浮草 めぐり逢えても はかないだけの 別れのさだめが あわれでならぬ 人生、どこまで 傷つきながら 残りの夢を 追いかける 夜ふけの居酒屋 うごく時代に とり残された 男の姿が ほろりとゆれる |
先輩・後輩・ご同輩先輩・後輩・ご同輩 無礼講だよ 呑もうじゃないか 一生懸命じゃ 躰がもたぬ たまにゃ生命の 骨やすめ 寝てちゃ果報は 来ないけど 夢をまくらに ごろ寝とシャレる 先輩・後輩・ご同輩 急ぐばかりが 人生じゃないさ 肘てつ喰ったら 笑顔で耐えろ 恋は一寸 先が闇 転ぶあの娘に 手を貸して 末は夫婦の たとえもあるさ 先輩・後輩・ご同輩 華があっての 男じゃないか 先輩・後輩・ご同輩 酔って今夜は 唄おじゃないか 他人を蹴おとし 出世もいいが それじゃ世間が 許すまい 誰も担がぬ 神輿など 三日天下で 奈落におちる 先輩・後輩・ご同輩 偉いばかりが 人生じゃないさ 先輩・後輩・ご同輩 無礼講だよ 呑もうじゃないか | 米倉ますみ | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 先輩・後輩・ご同輩 無礼講だよ 呑もうじゃないか 一生懸命じゃ 躰がもたぬ たまにゃ生命の 骨やすめ 寝てちゃ果報は 来ないけど 夢をまくらに ごろ寝とシャレる 先輩・後輩・ご同輩 急ぐばかりが 人生じゃないさ 肘てつ喰ったら 笑顔で耐えろ 恋は一寸 先が闇 転ぶあの娘に 手を貸して 末は夫婦の たとえもあるさ 先輩・後輩・ご同輩 華があっての 男じゃないか 先輩・後輩・ご同輩 酔って今夜は 唄おじゃないか 他人を蹴おとし 出世もいいが それじゃ世間が 許すまい 誰も担がぬ 神輿など 三日天下で 奈落におちる 先輩・後輩・ご同輩 偉いばかりが 人生じゃないさ 先輩・後輩・ご同輩 無礼講だよ 呑もうじゃないか |
土佐っぽ情歌火照る乳房をさらしに巻いて 涙 合羽で かいなぐる命かさねた 土佐っぽは 沖のうねりに消えてゆく 「うらァあんたの女じゃきに」 「骨の髄まで惚れちょるきに」 怒涛がしぶく舳先が叫ぶ 出漁船 出漁船とョ風がさわぐ 髪を掴んでふりまわされた 不漁つづきの 荒れた夜 泣いて二の腕 古傷を 指で玩具にして眠る 「うらァ信じて待っちょるきに」 「 枕 噛みしめこらえるきに」 声が枯れる 女がむせる 死ぬな 死ぬなとョ 情がうずく 「うらァあんたの女じゃきに」 「骨の髄まで惚れちょるきに」 怒涛がしぶく舳先が叫ぶ 大漁 大漁とョ海が吠える | 米倉ますみ | あべとら | 桜田誠一 | | 火照る乳房をさらしに巻いて 涙 合羽で かいなぐる命かさねた 土佐っぽは 沖のうねりに消えてゆく 「うらァあんたの女じゃきに」 「骨の髄まで惚れちょるきに」 怒涛がしぶく舳先が叫ぶ 出漁船 出漁船とョ風がさわぐ 髪を掴んでふりまわされた 不漁つづきの 荒れた夜 泣いて二の腕 古傷を 指で玩具にして眠る 「うらァ信じて待っちょるきに」 「 枕 噛みしめこらえるきに」 声が枯れる 女がむせる 死ぬな 死ぬなとョ 情がうずく 「うらァあんたの女じゃきに」 「骨の髄まで惚れちょるきに」 怒涛がしぶく舳先が叫ぶ 大漁 大漁とョ海が吠える |
浪花の王将「貧乏がなんじゃい 世間のうわさがなんぼのもんじゃい あんたら坂田三吉 なめたらあかんで」 将棋一筋 男の道を ばかや あほうやと 嘲笑(わら)われながら 苦労しがらみ 笑顔にかくし 男値打ちを 信じてくれる 小春許せよ 浪花育ちの 男の意地を… 「勝てば官軍 負ければ賊軍 今度の王将戦は わいにとっては 一世一代の大勝負なんや… 小春 堪忍やで」 西の坂田か 東の関根 歩には歩なりの 人生(みち)がある 香車(やり)を使えば 日本一と あれが浪花の 三吉さんと 背なで指さす そんな日もくる 浪花の春が… 「神様たのむわ…あと三日 いや二日でええ わいの命 ちぢめてもかまへん 小春を助けてぇな 小春待っててや 死んだら 死んだらあかんで」 明日は東京へ 旅だつ俺に こころ残りは 小春の身体 見せてやりたい 男の舞台 夫婦さかずき たもとに入れて 小春死ぬなよ 坂田三吉 人生勝負… | 米倉ますみ | 宮川ひろし | 宮川ひろし | 佐伯亮 | 「貧乏がなんじゃい 世間のうわさがなんぼのもんじゃい あんたら坂田三吉 なめたらあかんで」 将棋一筋 男の道を ばかや あほうやと 嘲笑(わら)われながら 苦労しがらみ 笑顔にかくし 男値打ちを 信じてくれる 小春許せよ 浪花育ちの 男の意地を… 「勝てば官軍 負ければ賊軍 今度の王将戦は わいにとっては 一世一代の大勝負なんや… 小春 堪忍やで」 西の坂田か 東の関根 歩には歩なりの 人生(みち)がある 香車(やり)を使えば 日本一と あれが浪花の 三吉さんと 背なで指さす そんな日もくる 浪花の春が… 「神様たのむわ…あと三日 いや二日でええ わいの命 ちぢめてもかまへん 小春を助けてぇな 小春待っててや 死んだら 死んだらあかんで」 明日は東京へ 旅だつ俺に こころ残りは 小春の身体 見せてやりたい 男の舞台 夫婦さかずき たもとに入れて 小春死ぬなよ 坂田三吉 人生勝負… |
浪花の子守唄親が吾(わ)が子を 信じなければ 誰がお前の 杖になる 出世しろとは 言わないけれど せめて真直(まっす)ぐ 歩いておくれ 母はおろかな女でも 女でも 「こんな阿呆な お母ちゃんやけど お前のためなら 命もいらん お金もいらん なんにもいらん どないに 悪い噂をきいたかて お前は お母ちゃんの大事な 大事な宝や ええな このことだけは 忘れんといてや お前は お母ちゃんの宝やで ええな」 つらい世間の 噂に耐えて 生きるてだての 左褄(づま) 切るに切れない 血のつながりに 夢を支える この北新地 まして片意地 片なさけ 片なさけ 「あれは お前が生まれて 間もない頃やった 寒い寒い 体が凍りつくような夜やった お母ちゃん ほんまに疲れてしもうて いっそ 死んでしまおうと思ってなあ そやけど お前の可愛い寝顔をみると どうしても 決心がつかんかった」 針のむしろに 坐(すわ)れと言えば 坐りますとも よろこんで 浪花女が 女を捨てて 母の涙で いのちを刻む 人にかくれて子守唄 子守唄 | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 岡千秋 | 前田俊明 | 親が吾(わ)が子を 信じなければ 誰がお前の 杖になる 出世しろとは 言わないけれど せめて真直(まっす)ぐ 歩いておくれ 母はおろかな女でも 女でも 「こんな阿呆な お母ちゃんやけど お前のためなら 命もいらん お金もいらん なんにもいらん どないに 悪い噂をきいたかて お前は お母ちゃんの大事な 大事な宝や ええな このことだけは 忘れんといてや お前は お母ちゃんの宝やで ええな」 つらい世間の 噂に耐えて 生きるてだての 左褄(づま) 切るに切れない 血のつながりに 夢を支える この北新地 まして片意地 片なさけ 片なさけ 「あれは お前が生まれて 間もない頃やった 寒い寒い 体が凍りつくような夜やった お母ちゃん ほんまに疲れてしもうて いっそ 死んでしまおうと思ってなあ そやけど お前の可愛い寝顔をみると どうしても 決心がつかんかった」 針のむしろに 坐(すわ)れと言えば 坐りますとも よろこんで 浪花女が 女を捨てて 母の涙で いのちを刻む 人にかくれて子守唄 子守唄 |
浪花めおと駒わての生きかた 八方破れ 文句あるなら 云うてみい 坂田三吉 将棋と酒に うつつぬかして ジャンジャン横丁 降るは小春の 涙雨 涙雨 九に九刻んだ 八十一の 枡目思案の 針の山 地獄 極楽 紙一重 勝負 勝負の 明けくれを 手鍋一つの 棟割長屋 肩を寄せ合う 夫婦駒 将棋さしには 理屈はいらぬ 勝つか負けるか それだけや 晴れて天下に 王手をかける 夢は浪花の 通天閣に 男命の 灯が燃える 灯が燃える | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 市川昭介 | | わての生きかた 八方破れ 文句あるなら 云うてみい 坂田三吉 将棋と酒に うつつぬかして ジャンジャン横丁 降るは小春の 涙雨 涙雨 九に九刻んだ 八十一の 枡目思案の 針の山 地獄 極楽 紙一重 勝負 勝負の 明けくれを 手鍋一つの 棟割長屋 肩を寄せ合う 夫婦駒 将棋さしには 理屈はいらぬ 勝つか負けるか それだけや 晴れて天下に 王手をかける 夢は浪花の 通天閣に 男命の 灯が燃える 灯が燃える |
残り火海にしんしん 降る雪は 涙 散らした 白い花 まっているわと 言わせたくせに 帰らぬ人の うすなさけ 思い出 抱いて 酒を飲む 口びる かんで 夢を見る 切ない恋の 残り火を あきらめきれない 私です 遠く聞こえる 海鳴りが 寒い 女の 子守唄 知っているのか 一人の夜を 枕 ならべて 紅をひく 恋しい人は 貴男だけ 抱いて抱かれた 貴男だけ 忘れる事が できないと 今夜も泣いてる 私です 思い出 抱いて 酒を飲む 口びる かんで 夢を見る 切ない恋の 残り火を あきらめきれない 私です | 米倉ますみ | 都遊 | 伊藤雪彦 | 馬場良 | 海にしんしん 降る雪は 涙 散らした 白い花 まっているわと 言わせたくせに 帰らぬ人の うすなさけ 思い出 抱いて 酒を飲む 口びる かんで 夢を見る 切ない恋の 残り火を あきらめきれない 私です 遠く聞こえる 海鳴りが 寒い 女の 子守唄 知っているのか 一人の夜を 枕 ならべて 紅をひく 恋しい人は 貴男だけ 抱いて抱かれた 貴男だけ 忘れる事が できないと 今夜も泣いてる 私です 思い出 抱いて 酒を飲む 口びる かんで 夢を見る 切ない恋の 残り火を あきらめきれない 私です |
はしご酒惚れちゃならない 恋をして 泣いちゃいけない 酒に泣く 男なんだろ 未練じゃないか 雨の 雨の 雨の屋台の コップ酒 これでいいんだ よかったと ひとり吹き消す 胸灯り 星の数ほど 女はいるぜ 言った 言った 言ったそばから 浮かぶ顔 雨よ降れ降れ 河になれ 男ごころを 押し流せ 袋小路の 明日を今日を 酔って 酔って 酔って忘れる はしご酒 | 米倉ますみ | 吉岡治 | 岡千秋 | | 惚れちゃならない 恋をして 泣いちゃいけない 酒に泣く 男なんだろ 未練じゃないか 雨の 雨の 雨の屋台の コップ酒 これでいいんだ よかったと ひとり吹き消す 胸灯り 星の数ほど 女はいるぜ 言った 言った 言ったそばから 浮かぶ顔 雨よ降れ降れ 河になれ 男ごころを 押し流せ 袋小路の 明日を今日を 酔って 酔って 酔って忘れる はしご酒 |
花の土俵隅田川風 袂に入れて 渡る両国 男橋 汗と涙の この十五日 やぐら太鼓の 音きけば 俺の闘志が 俺の闘志が ドスコイ また燃える 一つ張られりゃ 二つで返す 意地が勝負の この世界 今日も一番 手刀切って 山と積め積め 白星を 負けて泣くより 負けて泣くより ドスコイ 勝って泣け 夢と宝で かためた土俵 強くならなきゃ 掘り出せぬ 命ぶつけて 鎬(しのぎ)を削る しめたまわしに 力水 男花道 男花道 ドスコイ 俺は行く | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 千葉毅 | | 隅田川風 袂に入れて 渡る両国 男橋 汗と涙の この十五日 やぐら太鼓の 音きけば 俺の闘志が 俺の闘志が ドスコイ また燃える 一つ張られりゃ 二つで返す 意地が勝負の この世界 今日も一番 手刀切って 山と積め積め 白星を 負けて泣くより 負けて泣くより ドスコイ 勝って泣け 夢と宝で かためた土俵 強くならなきゃ 掘り出せぬ 命ぶつけて 鎬(しのぎ)を削る しめたまわしに 力水 男花道 男花道 ドスコイ 俺は行く |
母ざんげ母と言う身を 忘れなければ 果たせぬものやら ご奉公 お家騒動 若君様を 守るためとは 言いながら わが子にさせる わが子にさせる 毒味役 毒は食うなと 叱るが常を 毒と見えたら 食えと言う 倅 千松 許しておくれ 生みの母でも 母を 鬼と呼ばずに 何と呼ぶ 何と呼ぶ 母「これ、千松。若君様へお見舞いの御お菓子、 我先に手を出すとは、何たる不調法じゃ」 千松「申し訳ござりませぬ。あまりに美味しそうな お菓子でござりましたので、千松が不調法を致しました。 乳母君様、何卒千松をお許し下さりませ…」 母「おお、千松。よう毒と知りつつ、若君様の身代わりになってくれた。 礼を言います。この通りじゃ。なれど、お家の為とは申せ、 幼い命を最後が最後まで母と呼べず逝ったのか。 今一度、可愛い声で「母様」と、「母様」と呼んで下され。のう、千松」 頑是無い子に 判りはすまい 忠義と言う字の 意味などは 親の言い付け 素直に守り いのち縮めた 子が不憫 血を吐く胸の 血を吐く胸の 母ざんげ | 米倉ますみ | 木下龍太郎 | 岡千秋 | 馬場良 | 母と言う身を 忘れなければ 果たせぬものやら ご奉公 お家騒動 若君様を 守るためとは 言いながら わが子にさせる わが子にさせる 毒味役 毒は食うなと 叱るが常を 毒と見えたら 食えと言う 倅 千松 許しておくれ 生みの母でも 母を 鬼と呼ばずに 何と呼ぶ 何と呼ぶ 母「これ、千松。若君様へお見舞いの御お菓子、 我先に手を出すとは、何たる不調法じゃ」 千松「申し訳ござりませぬ。あまりに美味しそうな お菓子でござりましたので、千松が不調法を致しました。 乳母君様、何卒千松をお許し下さりませ…」 母「おお、千松。よう毒と知りつつ、若君様の身代わりになってくれた。 礼を言います。この通りじゃ。なれど、お家の為とは申せ、 幼い命を最後が最後まで母と呼べず逝ったのか。 今一度、可愛い声で「母様」と、「母様」と呼んで下され。のう、千松」 頑是無い子に 判りはすまい 忠義と言う字の 意味などは 親の言い付け 素直に守り いのち縮めた 子が不憫 血を吐く胸の 血を吐く胸の 母ざんげ |
母の愛素直な娘じゃなかったけれど 本当に大好きだったわ、お母さん… 母の形見の 小さなつつみ 出て来た私の 母子手帳 かすれた文字が 愛おしく 読めば涙が あふれます 心のともしび 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん 幼いころの 病いの時も 寝ないでぬくもり くれました 苦労つらさや 悲しみに じっと耐えて 来ましたね 深くてやさしい 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん 大切にしまってあったエプロン これって、私の初めての母の日のプレゼントだったわね お母さんったら、あの時泣いて喜んでくれたっけ いつも台所にいたお母さんのエプロン姿 今でもこの目にしっかり焼きついています… 私が母に なるその日まで 夢見て来たのに ごめんなさい 見てはもらえぬ 孫たちの 命 だいじに つなぎます 大きな愛です 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん | 米倉ますみ | 中村和男 | 望月吾郎 | 前田俊明 | 素直な娘じゃなかったけれど 本当に大好きだったわ、お母さん… 母の形見の 小さなつつみ 出て来た私の 母子手帳 かすれた文字が 愛おしく 読めば涙が あふれます 心のともしび 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん 幼いころの 病いの時も 寝ないでぬくもり くれました 苦労つらさや 悲しみに じっと耐えて 来ましたね 深くてやさしい 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん 大切にしまってあったエプロン これって、私の初めての母の日のプレゼントだったわね お母さんったら、あの時泣いて喜んでくれたっけ いつも台所にいたお母さんのエプロン姿 今でもこの目にしっかり焼きついています… 私が母に なるその日まで 夢見て来たのに ごめんなさい 見てはもらえぬ 孫たちの 命 だいじに つなぎます 大きな愛です 母の愛 ありがとう ありがとう お母さん |
母の祈り行方知れない 我が子を探し 祈り重ねる しぐれの岬 今日も立ちます 寒さに耐えて 老いたこの身で カモメにすがる 波も凍てつく ああ 日本海 お前の姿が見えなくなって どれだけ月日が流れたことか 何処にいるの… 何処にいるの… 風よ波よ どうかお願い 早くあの子に 逢わせておくれ… 風のうわさは 異国に生きる 無事な我が子を 知らせる岬 聞けば溢れる 涙の粒が 胸に零れて ふるえる身体 届け雄叫び ああ 日本海 海が鳴く度 心も疼く 影を慕いて 背伸びの波止場 踊る波間の 灯台明かり せめてあの子に 灯しておくれ 燃やす篝火 ああ 日本海 | 米倉ますみ | 亀田康男 | 宮下健治 | 佐伯亮 | 行方知れない 我が子を探し 祈り重ねる しぐれの岬 今日も立ちます 寒さに耐えて 老いたこの身で カモメにすがる 波も凍てつく ああ 日本海 お前の姿が見えなくなって どれだけ月日が流れたことか 何処にいるの… 何処にいるの… 風よ波よ どうかお願い 早くあの子に 逢わせておくれ… 風のうわさは 異国に生きる 無事な我が子を 知らせる岬 聞けば溢れる 涙の粒が 胸に零れて ふるえる身体 届け雄叫び ああ 日本海 海が鳴く度 心も疼く 影を慕いて 背伸びの波止場 踊る波間の 灯台明かり せめてあの子に 灯しておくれ 燃やす篝火 ああ 日本海 |
母舞台くれと言われりゃ命もあげる かぶれと言われりゃ火の粉もかぶる 流れ浮藻の 旅役者 そんな母でもわが子を想う 熱いなさけに 嘘はない (セリフ)そりゃあ 自分のお腹をいためたわが子だもの お前のことは一日だって 片時だって忘れたことはありゃしないよ 旅役者の子供に生まれたお前には ずい分 不憫な思いをさせたねぇ けど お前は ほんとに手間のかからない いい子だったよ こうして瞼を閉じると昔のままの お前の かわいい顔が浮かんでくるんだよ なれた芝居も「瞼の母」は 演るたびつまずく身につまされて しぐれ掛小屋 すきま風 乳が足りずに泣き泣き寝た子 遠いおさない 夢まくら (セリフ)子供の不始末は親の不始末 お母ちゃんの育てかたが悪かったんだよ お前の悪い噂をきくたび世間さまに申し訳ない泣くにも泣けない 身を切られる思いでお月さんに こうして手を合わせていたんだよ 土下座をしろって言われりゃ土下座もします この通り お願いだからもういちど 昔のような いい子になっておくれよ ねぇ お願いだからさぁ 渡る雁 旅空 夜空 月さえ愛しいわが子に見える どんな哀しい 噂でも 母は耐えます世間のつぶて涙かくして 牡丹刷毛 | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 宮下健治 | 伊戸のりお | くれと言われりゃ命もあげる かぶれと言われりゃ火の粉もかぶる 流れ浮藻の 旅役者 そんな母でもわが子を想う 熱いなさけに 嘘はない (セリフ)そりゃあ 自分のお腹をいためたわが子だもの お前のことは一日だって 片時だって忘れたことはありゃしないよ 旅役者の子供に生まれたお前には ずい分 不憫な思いをさせたねぇ けど お前は ほんとに手間のかからない いい子だったよ こうして瞼を閉じると昔のままの お前の かわいい顔が浮かんでくるんだよ なれた芝居も「瞼の母」は 演るたびつまずく身につまされて しぐれ掛小屋 すきま風 乳が足りずに泣き泣き寝た子 遠いおさない 夢まくら (セリフ)子供の不始末は親の不始末 お母ちゃんの育てかたが悪かったんだよ お前の悪い噂をきくたび世間さまに申し訳ない泣くにも泣けない 身を切られる思いでお月さんに こうして手を合わせていたんだよ 土下座をしろって言われりゃ土下座もします この通り お願いだからもういちど 昔のような いい子になっておくれよ ねぇ お願いだからさぁ 渡る雁 旅空 夜空 月さえ愛しいわが子に見える どんな哀しい 噂でも 母は耐えます世間のつぶて涙かくして 牡丹刷毛 |
冬はかならず春になる花の都と 言うけれど どこに咲いてる 夢の花 探しつかれた 迷い道 ほろりよろけた 苦労坂 今日は駄目でも 明日があるさ どんと決めたい この生命(いのち) 冬はかならず アンアアンアア 春になる 風の寒さに ふるえても 胸のあかりは ほのぼのと 生きる辛さを 支え合う 人という字の あったかさ 沁みてつたわる ほろ酔い酒に 浮かぶ故郷(ふるさと) 北の空 冬はかならず アンアアンアア 春になる 一つ咲いたら またひとつ いつか蕾が 花になる 目には見えない 倖せが 見えるこころの 夢鏡 弱音吐いたら よごれてくもる 意地は涙と 垣根ごし 冬はかならず アンアアンアア 春になる | 米倉ますみ | 松井由利夫 | 桜田誠一 | | 花の都と 言うけれど どこに咲いてる 夢の花 探しつかれた 迷い道 ほろりよろけた 苦労坂 今日は駄目でも 明日があるさ どんと決めたい この生命(いのち) 冬はかならず アンアアンアア 春になる 風の寒さに ふるえても 胸のあかりは ほのぼのと 生きる辛さを 支え合う 人という字の あったかさ 沁みてつたわる ほろ酔い酒に 浮かぶ故郷(ふるさと) 北の空 冬はかならず アンアアンアア 春になる 一つ咲いたら またひとつ いつか蕾が 花になる 目には見えない 倖せが 見えるこころの 夢鏡 弱音吐いたら よごれてくもる 意地は涙と 垣根ごし 冬はかならず アンアアンアア 春になる |
望郷恋唄やけで煽(あお)った 屋台の酒の ラベルで故郷(ふるさと) 思い出す ハァー 相馬恋しや 妙見様よ でかい土産の 話も無いが 夢で今夜は 帰りたい 花は相馬で 実の成る伊達(だて)に 残したおふくろ 気にかかる ハァー 相馬恋しや 野馬追い祭り 小窓とおした 夜汽車の音が 子守歌です 酔った夜は くにの訛(なま)りを 忘れぬうちに 帰って会いたい 女(ひと)がいる ハァー 相馬恋しや 松川浦よ 今もひとりで いるならきっと 鶴と亀とを 連れて行く | 米倉ますみ | 清水峰湧 | 大谷明裕 | | やけで煽(あお)った 屋台の酒の ラベルで故郷(ふるさと) 思い出す ハァー 相馬恋しや 妙見様よ でかい土産の 話も無いが 夢で今夜は 帰りたい 花は相馬で 実の成る伊達(だて)に 残したおふくろ 気にかかる ハァー 相馬恋しや 野馬追い祭り 小窓とおした 夜汽車の音が 子守歌です 酔った夜は くにの訛(なま)りを 忘れぬうちに 帰って会いたい 女(ひと)がいる ハァー 相馬恋しや 松川浦よ 今もひとりで いるならきっと 鶴と亀とを 連れて行く |
夫婦花火燃えて花咲く 一輪二輪 能登の夜空に 乱れ菊 惚れた貴方の 遺志を継いで おんな一代 花火師に なってみせます なってみせます 誓う荒海 日本海 (セリフ)「お前の名前をつけた花火をきっと揚げてみせる… それが貴方の口ぐせだった。 女だてらと笑われたってかまわない、 貴方の代りに私が揚げてみせます。 この能登の荒海に日本一の大花火を…。」 好いて好かれて 夫婦になった 夢もはかない 波の花 死ぬも生きるも 一緒のはずが 私ひとりを 置き去りに なんで貴方は なんで貴方は 追って行けない 遠い空 (セリフ)「あんた、二人の名前の大花火、見てくれていますか? 聞こえる、御陣乗太鼓が聞こえるわ。 私の晴れの門出に花を添えてやろうって、 あんたがそこから叩いてくれているんですよね あんた」 長い苦労も 貴方が支え 耐えて迎えた 初舞台 下座の囃子か 御陣乗太鼓 いのち一筋 花火師が 今宵仕掛ける 今宵仕掛ける 夫婦花火の 二つ菊 | 米倉ますみ | 木下龍太郎 | 伊藤雪彦 | 馬場良 | 燃えて花咲く 一輪二輪 能登の夜空に 乱れ菊 惚れた貴方の 遺志を継いで おんな一代 花火師に なってみせます なってみせます 誓う荒海 日本海 (セリフ)「お前の名前をつけた花火をきっと揚げてみせる… それが貴方の口ぐせだった。 女だてらと笑われたってかまわない、 貴方の代りに私が揚げてみせます。 この能登の荒海に日本一の大花火を…。」 好いて好かれて 夫婦になった 夢もはかない 波の花 死ぬも生きるも 一緒のはずが 私ひとりを 置き去りに なんで貴方は なんで貴方は 追って行けない 遠い空 (セリフ)「あんた、二人の名前の大花火、見てくれていますか? 聞こえる、御陣乗太鼓が聞こえるわ。 私の晴れの門出に花を添えてやろうって、 あんたがそこから叩いてくれているんですよね あんた」 長い苦労も 貴方が支え 耐えて迎えた 初舞台 下座の囃子か 御陣乗太鼓 いのち一筋 花火師が 今宵仕掛ける 今宵仕掛ける 夫婦花火の 二つ菊 |
夜叉春にはぐれた 私の恋は 貴方恋しと 今日も泣く 夢を追いかけ 北の国 北の国 戻れない道 恋の夜叉 私、一人じゃ 生きられないの 波のまにまに 暮らした月日 同じ時間(とき)だけ 遠ざかる 人の噂に 傷ついて 傷ついて 嘘だと言って かぶり振る 胸の面影 憎めやしない 夜にはらはら 散る花びらは 未練残した 桜花 いっそこの身も 人知れず 人知れず 桜の花の その下で 思いとげれば いいのでしょうか | 米倉ますみ | 都遊 | 岡千秋 | 前田俊明 | 春にはぐれた 私の恋は 貴方恋しと 今日も泣く 夢を追いかけ 北の国 北の国 戻れない道 恋の夜叉 私、一人じゃ 生きられないの 波のまにまに 暮らした月日 同じ時間(とき)だけ 遠ざかる 人の噂に 傷ついて 傷ついて 嘘だと言って かぶり振る 胸の面影 憎めやしない 夜にはらはら 散る花びらは 未練残した 桜花 いっそこの身も 人知れず 人知れず 桜の花の その下で 思いとげれば いいのでしょうか |
山科の別れ ―大石りく―実家(さと)へ戻れの 離縁状(さりじょう)は 吉良へ討入り 決めたこと たとえ世間は 騙せても 大石殿の 妻ならば 判りますとも うつけ芝居の 裏の裏 「旦那様 一日も早いご本懐(ほんかい) 遥か但馬(たじま)の空より お祈り申しておりまする。 たとえこの身は離縁され 実家へ戻されましょうとも りくは終生(しゅうせい) 赤穂藩国家老 大石内蔵助の妻にござりまする…。」 松の廊下の 刃傷が 変えた赤穂を 人の身を ならぬ堪忍 したならと 女子(おなご)のそれは 世迷い言 まぶた閉じれば 浮かぶあの日の 天守閣 「これ 主税(ちから) そなたとは今日(こんにち)限り 母でもなければ 子でもない。なれど りくと言う縁なき女子が いつでもそなたの身を 案じていることだけは 何卒(なにとぞ) 何卒 心の隅に止めておいてくだされ。 のう 主税殿。」 もしもこの身が 男なら 名前連ねた 連判状(れんばんじょう) ここで他人に なろうとも 心は置いて 参ります 京都 山科(やましな) 背(せな)にみれんの 春時雨(はるしぐれ) | 米倉ますみ | 木下龍太郎 | 伊藤雪彦 | | 実家(さと)へ戻れの 離縁状(さりじょう)は 吉良へ討入り 決めたこと たとえ世間は 騙せても 大石殿の 妻ならば 判りますとも うつけ芝居の 裏の裏 「旦那様 一日も早いご本懐(ほんかい) 遥か但馬(たじま)の空より お祈り申しておりまする。 たとえこの身は離縁され 実家へ戻されましょうとも りくは終生(しゅうせい) 赤穂藩国家老 大石内蔵助の妻にござりまする…。」 松の廊下の 刃傷が 変えた赤穂を 人の身を ならぬ堪忍 したならと 女子(おなご)のそれは 世迷い言 まぶた閉じれば 浮かぶあの日の 天守閣 「これ 主税(ちから) そなたとは今日(こんにち)限り 母でもなければ 子でもない。なれど りくと言う縁なき女子が いつでもそなたの身を 案じていることだけは 何卒(なにとぞ) 何卒 心の隅に止めておいてくだされ。 のう 主税殿。」 もしもこの身が 男なら 名前連ねた 連判状(れんばんじょう) ここで他人に なろうとも 心は置いて 参ります 京都 山科(やましな) 背(せな)にみれんの 春時雨(はるしぐれ) |
山梨いいじゃん音頭昔 武田の 信玄さまは ほうとう肴に 酒をのむ 今じゃ「鳥もつ」 日本一だね どちらも味なら 天下一 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 富士のお山と 五つの湖(うみ)は 日本のほまれ 世界の遺産 八ヶ岳(やつ)のふもとの 高原ホテル 恋が芽生えて 星が降る 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 文化芸術 ミレーの館 小瀬(こせ)で輝く ヴァンフォーレ 富士川沿いには 身延線 日蓮さまが 呼んでます 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 果実の王国 ぶどうに桃と 光まばゆい 宝石の街 夢のリニアに 乗るその日まで ワインかたむけ 長生きしよう 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 天にそびえる 甲府の城と 都心を結ぶ 中央線 未来の架け橋 甲府の駅は 世界に伸びる 虹の橋 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす | 米倉ますみ | 望月吾郎 | 望月吾郎 | 前田俊明 | 昔 武田の 信玄さまは ほうとう肴に 酒をのむ 今じゃ「鳥もつ」 日本一だね どちらも味なら 天下一 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 富士のお山と 五つの湖(うみ)は 日本のほまれ 世界の遺産 八ヶ岳(やつ)のふもとの 高原ホテル 恋が芽生えて 星が降る 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 文化芸術 ミレーの館 小瀬(こせ)で輝く ヴァンフォーレ 富士川沿いには 身延線 日蓮さまが 呼んでます 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 果実の王国 ぶどうに桃と 光まばゆい 宝石の街 夢のリニアに 乗るその日まで ワインかたむけ 長生きしよう 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす 天にそびえる 甲府の城と 都心を結ぶ 中央線 未来の架け橋 甲府の駅は 世界に伸びる 虹の橋 山梨いいじゃん たおれてくるじゃん はんでめためた ごっちょでごいす |
浪曲劇場「森の石松」お人よしだと 笑われようと 馬鹿は死ななきゃ 直らない 森の石松 世渡り下手で 嘘やお世辞は まっぴらごめん 富士の白雪 茶の香り 清水港の いい男 石松「呑みねぇ呑みねえ、寿司を喰いねぇな、寿司を。 江戸っ子だってねぇ」 江戸っ子「神田の生まれよ」 石松「そうだってねえ、お前さん、ばかに詳しいようだから ちょいと聞くんだけど、次郎長の子分が大勢ある中で、 一番強ぇのは、誰だか知ってるか?」 江戸っ子「そりゃ、知ってらい」 石松「誰が強ぇ?」 江戸っ子「まず何と言っても大政でしょうねえ」 石松「あ、やっぱり…あの野郎、槍使いやがるからねぇ。 二番目は誰だい?」 江戸っ子「小政だね」 石松「あいつは居合い抜きで手が早ぇから。三番目は?」 江戸っ子「大瀬半五郎] 石松「奴は利口だからねぇ。四番目は?」 江戸っ子「増川の仙石衛門」 石松「出てこねぇよ、おい。いやな野郎に会っちゃったなあ… けどまぁ五番には俺より他はねぇからなぁ…五番目は誰だい?」 江戸っ子「法印大五郎」 石松「六番は?」 江戸っ子「追分の三五郎」 石松「七番は?」 江戸っ子「尾張の大野の鶴吉」 石松「八番は?」 江戸っ子「尾張の桶屋の吉五郎」 石松「九番は?」 江戸っ子「美保の松五郎」 石松「十番は?」 江戸っ子「問屋場の大熊」 石松「この野郎…やいっ、お前あんまり詳しかねぇなぁ、清水一家で 強ぇのを、誰かひとり忘れてやしませんかってんだよ」 江戸っ子「清木一家で強ぇと言やぁ、大政に小紋、大瀬半五郎、 遠州森のい…あっすまねえ、『い』の一番に言わなきゃならねぇ 一番強ぇのを忘れていた、大政だって小牧だってかなわねえ、 遠州森の石松。、これが一番…強ぇにゃ強ぇが、あの野郎は 人間が馬鹿だからねぇ」 義理と人情と 度胸は負けぬ 肩で風きる 東海道 森の石松 女にゃ弱い おっと涙は まっぴらごめん わざとつれなく 背を向ける 清水港の いい男 | 米倉ますみ | 下地亜記子 | 桧原さとし | | お人よしだと 笑われようと 馬鹿は死ななきゃ 直らない 森の石松 世渡り下手で 嘘やお世辞は まっぴらごめん 富士の白雪 茶の香り 清水港の いい男 石松「呑みねぇ呑みねえ、寿司を喰いねぇな、寿司を。 江戸っ子だってねぇ」 江戸っ子「神田の生まれよ」 石松「そうだってねえ、お前さん、ばかに詳しいようだから ちょいと聞くんだけど、次郎長の子分が大勢ある中で、 一番強ぇのは、誰だか知ってるか?」 江戸っ子「そりゃ、知ってらい」 石松「誰が強ぇ?」 江戸っ子「まず何と言っても大政でしょうねえ」 石松「あ、やっぱり…あの野郎、槍使いやがるからねぇ。 二番目は誰だい?」 江戸っ子「小政だね」 石松「あいつは居合い抜きで手が早ぇから。三番目は?」 江戸っ子「大瀬半五郎] 石松「奴は利口だからねぇ。四番目は?」 江戸っ子「増川の仙石衛門」 石松「出てこねぇよ、おい。いやな野郎に会っちゃったなあ… けどまぁ五番には俺より他はねぇからなぁ…五番目は誰だい?」 江戸っ子「法印大五郎」 石松「六番は?」 江戸っ子「追分の三五郎」 石松「七番は?」 江戸っ子「尾張の大野の鶴吉」 石松「八番は?」 江戸っ子「尾張の桶屋の吉五郎」 石松「九番は?」 江戸っ子「美保の松五郎」 石松「十番は?」 江戸っ子「問屋場の大熊」 石松「この野郎…やいっ、お前あんまり詳しかねぇなぁ、清水一家で 強ぇのを、誰かひとり忘れてやしませんかってんだよ」 江戸っ子「清木一家で強ぇと言やぁ、大政に小紋、大瀬半五郎、 遠州森のい…あっすまねえ、『い』の一番に言わなきゃならねぇ 一番強ぇのを忘れていた、大政だって小牧だってかなわねえ、 遠州森の石松。、これが一番…強ぇにゃ強ぇが、あの野郎は 人間が馬鹿だからねぇ」 義理と人情と 度胸は負けぬ 肩で風きる 東海道 森の石松 女にゃ弱い おっと涙は まっぴらごめん わざとつれなく 背を向ける 清水港の いい男 |
別れの詩あなたは私に教えてくれた そんなものだよ人生なんて 好きよ好きよとても好きでした いつか逢える何処かで又逢えるわそんな気もして 私 一人で唄う別れの詩です 夜汽車に揺られて訪ねた街で 歩き疲れて氷雨に濡れて寒い寒い岬 海鳥が 北へ帰る群れにはぐれて一羽どこか似ている あなた 一人で唄う別れの詩です あなたは私に教えてくれた 恋の苦しさ泣くことまでも涙 涙こらえ さよならを 忘れないわ哀しみ増す夜明けにそっと 旅立つ私 一人で唄う別れの詩です | 米倉ますみ | 山田孝雄 | 北原じゅん | | あなたは私に教えてくれた そんなものだよ人生なんて 好きよ好きよとても好きでした いつか逢える何処かで又逢えるわそんな気もして 私 一人で唄う別れの詩です 夜汽車に揺られて訪ねた街で 歩き疲れて氷雨に濡れて寒い寒い岬 海鳥が 北へ帰る群れにはぐれて一羽どこか似ている あなた 一人で唄う別れの詩です あなたは私に教えてくれた 恋の苦しさ泣くことまでも涙 涙こらえ さよならを 忘れないわ哀しみ増す夜明けにそっと 旅立つ私 一人で唄う別れの詩です |