ベージュ<kiitos ver.>ほら 木漏れ日のパズルが ずっと 揺れてる ふぅっと 風がほどくピース 手を かざした こぼれ落ちる きらめきは おぼえている まなざし あなたと見た 一瞬の 日射し まだ 遠すぎた春の日 なぜ 出会った ただ ふたりの日だまりで 空 あおいで 香りもなく 音もなく 途切れている 記憶は 無言のまま にじんでゆく いつか fly high 今 あなたにとどけたい fly high 優しく包む 光 もう 知らない人みたいに そっと 静かに きっと ほほえみも涙も やっと ひとつに 立ちつくして 日に焼けて 忘れてゆく 約束 眩しすぎる 太陽に 帰る fly high 今 ベージュの飛行船 fly high まばたきの後 溶けた fly high 今 あなたにとどけたい fly high 優しく包む 光 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | ほら 木漏れ日のパズルが ずっと 揺れてる ふぅっと 風がほどくピース 手を かざした こぼれ落ちる きらめきは おぼえている まなざし あなたと見た 一瞬の 日射し まだ 遠すぎた春の日 なぜ 出会った ただ ふたりの日だまりで 空 あおいで 香りもなく 音もなく 途切れている 記憶は 無言のまま にじんでゆく いつか fly high 今 あなたにとどけたい fly high 優しく包む 光 もう 知らない人みたいに そっと 静かに きっと ほほえみも涙も やっと ひとつに 立ちつくして 日に焼けて 忘れてゆく 約束 眩しすぎる 太陽に 帰る fly high 今 ベージュの飛行船 fly high まばたきの後 溶けた fly high 今 あなたにとどけたい fly high 優しく包む 光 |
星屑の停留所柱時計はもう鳴らないね そっと目配せ交わして 階段きしませながら 屋根裏のあの部屋へ 天窓にあの日も見てた月の光 息をひそめて開けてよ 鍵の壊れたトランク 君と二人で隠した 夢が眠っているはず 褪せた地図を 指でなぞって ハッカ煙草は目に沁みるよね 君は涙で笑った ポケットを確かめながら 真夜中の停留所へ 流れ星左の肩をかすめてゆく 耳を澄まして聞いてよ 時が過ぎてく靴音 風も眠った時間に 誰も知らない町から 鋼色の バスが近づく 町は眠ったふりして 落ちた星屑数える 君と僕の バスが近づく | 遊佐未森 | 工藤順子 | 外間隆史 | | 柱時計はもう鳴らないね そっと目配せ交わして 階段きしませながら 屋根裏のあの部屋へ 天窓にあの日も見てた月の光 息をひそめて開けてよ 鍵の壊れたトランク 君と二人で隠した 夢が眠っているはず 褪せた地図を 指でなぞって ハッカ煙草は目に沁みるよね 君は涙で笑った ポケットを確かめながら 真夜中の停留所へ 流れ星左の肩をかすめてゆく 耳を澄まして聞いてよ 時が過ぎてく靴音 風も眠った時間に 誰も知らない町から 鋼色の バスが近づく 町は眠ったふりして 落ちた星屑数える 君と僕の バスが近づく |
ほほえみとともに粉雪の舞うまっ白な粉雪 遠い空から 静かに 静かに 舞い降りてくる この星に生まれた すべての生命 等しく 等しく やさしく包む 見上げる わたしたちの肩先抱くよ 雪の天使たち そっと 喜び 悲しみさえも ほほえみとともに まっ白な粉雪 遠い空から 静かに 静かに 舞い降りてくる 見上げる わたしたちのこころを抱くよ 雪の天使たち そっと 喜び 悲しみさえも ほほえみとともに | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 笹子重治 | 大口俊輔 | まっ白な粉雪 遠い空から 静かに 静かに 舞い降りてくる この星に生まれた すべての生命 等しく 等しく やさしく包む 見上げる わたしたちの肩先抱くよ 雪の天使たち そっと 喜び 悲しみさえも ほほえみとともに まっ白な粉雪 遠い空から 静かに 静かに 舞い降りてくる 見上げる わたしたちのこころを抱くよ 雪の天使たち そっと 喜び 悲しみさえも ほほえみとともに |
僕の森ビルの街にたったひとつ ただ一本きりの 僕の森に逢いにゆくよ 遠回りして アスファルトに影を落とす 君の枝の下で 空と土の声を聴くよ 瞼閉じて 静かに息をするだけでふたり いちばん小さな輪廻の宇宙 ああ 明日さえ 昨日さえ かすむ木洩れ日の中で 悲しみの影さえも失くす My only lonely forest…… 夕日ひとつ窓に乗せた バスが走り抜ける 僕は君の鼓動聴くよ 幹にもたれ 生まれる前に見た夢と同じ いちばん確かな命の記憶 ああ 聞こえるよ 聞こえるよ 肩に降りかかる霧も 遠い日のせせらぎに帰る My only lonely forest…… もう 泣かないで 泣かないで 眠る鳥達の羽根に 薄墨の三日月が滲む My only lonely forest…… もう 泣かないで 泣かないで 急ぐ人達の胸に 銀色の街灯が滲む My only lonely forest…… | 遊佐未森 | 工藤順子 | 遊佐未森 | 外間隆史・中原信雄 | ビルの街にたったひとつ ただ一本きりの 僕の森に逢いにゆくよ 遠回りして アスファルトに影を落とす 君の枝の下で 空と土の声を聴くよ 瞼閉じて 静かに息をするだけでふたり いちばん小さな輪廻の宇宙 ああ 明日さえ 昨日さえ かすむ木洩れ日の中で 悲しみの影さえも失くす My only lonely forest…… 夕日ひとつ窓に乗せた バスが走り抜ける 僕は君の鼓動聴くよ 幹にもたれ 生まれる前に見た夢と同じ いちばん確かな命の記憶 ああ 聞こえるよ 聞こえるよ 肩に降りかかる霧も 遠い日のせせらぎに帰る My only lonely forest…… もう 泣かないで 泣かないで 眠る鳥達の羽根に 薄墨の三日月が滲む My only lonely forest…… もう 泣かないで 泣かないで 急ぐ人達の胸に 銀色の街灯が滲む My only lonely forest…… |
ボーダーラインあの日から 曇り空になぐさめられている 保守的な態度も 精一杯のうたかた 見ようとすればするほど すべてがぼやけてく つかめない現実 波が寄せる 長いまばたき許して 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう ポーカーフェイスの隅で 子猫が鳴いている さまよう眼差しは それでもまだ遠くを ボーダーラインの際で 小さく息をする 大きな木の幹に もたれながら 淡い言葉飛ばそう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 崩れてゆく感情 こぼれても どうしても 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 石井妥師 | 南烏山六丁目プロダクション | あの日から 曇り空になぐさめられている 保守的な態度も 精一杯のうたかた 見ようとすればするほど すべてがぼやけてく つかめない現実 波が寄せる 長いまばたき許して 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう ポーカーフェイスの隅で 子猫が鳴いている さまよう眼差しは それでもまだ遠くを ボーダーラインの際で 小さく息をする 大きな木の幹に もたれながら 淡い言葉飛ばそう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 崩れてゆく感情 こぼれても どうしても 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう 悲しみ 急がないで さりげなく過ぎてゆかないで 割りきれない感情 抱きしめて そのままで 歩いてゆこう その先の朝の庭 夢見て 今日は眠ろう |
ポインセチア(祝福)桜並木君と歩いた そんなことを思いだしてる 浜辺で肩を寄せあったり 落葉の道で泣いたことも 白い月を葡萄酒に浮かべ 積もる時をてのひらに包む 朝がくるまで みんなおやすみ 雪の中で君とはしゃいだ 笑い声さえよみがえるよ 移る季節 それぞれの景色 朝がくるまで みんなおやすみ 春がくるまで そっとおやす | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 桜並木君と歩いた そんなことを思いだしてる 浜辺で肩を寄せあったり 落葉の道で泣いたことも 白い月を葡萄酒に浮かべ 積もる時をてのひらに包む 朝がくるまで みんなおやすみ 雪の中で君とはしゃいだ 笑い声さえよみがえるよ 移る季節 それぞれの景色 朝がくるまで みんなおやすみ 春がくるまで そっとおやす |
poetry daysひとり言 小さく つぶやいていたら 風だけが こたえてれくれた 雨上がりの 街で 立ち止まったら 七色に 光る空 あー 虹がでたら こころにも 虹を架けて poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう あたりまえのことが きらめく宝石 のら猫が そっぽ向いても キメたいとき いつも 決まらなくても 夢は 大きくなるの あー 日ごと 夜ごと 物語 記す 日々は poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう あー 虹がでたら こころにも 虹を架けて poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩(うた)に のせてゆこう ゆこう ゆこう ゆこう ゆこう | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | ひとり言 小さく つぶやいていたら 風だけが こたえてれくれた 雨上がりの 街で 立ち止まったら 七色に 光る空 あー 虹がでたら こころにも 虹を架けて poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう あたりまえのことが きらめく宝石 のら猫が そっぽ向いても キメたいとき いつも 決まらなくても 夢は 大きくなるの あー 日ごと 夜ごと 物語 記す 日々は poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう あー 虹がでたら こころにも 虹を架けて poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩に のせてゆこう poetry days 一日ずつ とくべつな 毎日 poetry days 詩(うた)に のせてゆこう ゆこう ゆこう ゆこう ゆこう |
ポプラ街路樹を歩いてゆく あなたの手をそっととった 垂直に伸びた枝が 急に揺れて息をする 孤独よりも遠く ふさぎ込んでいた日々 冷えた指の先に あなたの手の温度 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる すくってくれた ささやかな体温 抱き上げられた子どもの 涙のあと 虹のはじまり ミルク色の木漏れ陽が 丸い頬をなでてゆく 空気よりも近く あなたを感じられる モヘアの袖口も あたたかくなったよ ああ あこがれも やさしさも 秘められた力も この時のなかで いつか近づけるのか ああ 冬が来て 春を待つ つぼみの静けさと この星の上で 歌うたい続ける 抱きしめていて ささやかな体温 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる かけがえのない ささやかな体温 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 羽毛田丈史 | 街路樹を歩いてゆく あなたの手をそっととった 垂直に伸びた枝が 急に揺れて息をする 孤独よりも遠く ふさぎ込んでいた日々 冷えた指の先に あなたの手の温度 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる すくってくれた ささやかな体温 抱き上げられた子どもの 涙のあと 虹のはじまり ミルク色の木漏れ陽が 丸い頬をなでてゆく 空気よりも近く あなたを感じられる モヘアの袖口も あたたかくなったよ ああ あこがれも やさしさも 秘められた力も この時のなかで いつか近づけるのか ああ 冬が来て 春を待つ つぼみの静けさと この星の上で 歌うたい続ける 抱きしめていて ささやかな体温 ああ 愛しさも 運命も 悲しみの涙も この時のなかで いつか受けとめるから ああ 夏がゆき 秋が来て 枯れ葉が散っても この星のなかで 歌は鳴り響いてる かけがえのない ささやかな体温 |
街角街角に彼の靴が響けば 暗闇は逃げだすよ 夕空に彼が指を鳴らせば ガス灯が目を覚ます 凍えてた足も弾むメロディー 窓辺からこぼれるよ 暖かい彼の後を歩けば ステップを思い出す いつも同んなじで色褪せる日々 男達の切ない足取りにも 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて 町中に彼が明かりともせば 人々は集まるよ 星空に彼が指を鳴らせば 溜息が歌になる いつも届かない初めての恋 娘達の苦しい胸の奥に 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて いつも追いかけて見上げてる空 子供達の果てない希望(あこがれ)にも 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて | 遊佐未森 | 工藤順子 | 遊佐未森 | | 街角に彼の靴が響けば 暗闇は逃げだすよ 夕空に彼が指を鳴らせば ガス灯が目を覚ます 凍えてた足も弾むメロディー 窓辺からこぼれるよ 暖かい彼の後を歩けば ステップを思い出す いつも同んなじで色褪せる日々 男達の切ない足取りにも 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて 町中に彼が明かりともせば 人々は集まるよ 星空に彼が指を鳴らせば 溜息が歌になる いつも届かない初めての恋 娘達の苦しい胸の奥に 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて いつも追いかけて見上げてる空 子供達の果てない希望(あこがれ)にも 灯をつけてあげて 灯をつけてあげて |
窓を開けた時朝もやの街角に 鳥たちが啼きはじめたら 目醒めかけた瞳に 記憶のフィルム廻りだす 今も君を 忘れられない 画用紙に描きつけた 夏はきのうを駆け抜ける 時の糸を たぐりよせても 窓を開けた時 空は僕の朝を告げた 白い煙のこして (僕を独りのこして) 君をのせたバスは走る ガラス越しのくちびる 確かに君の声がした いつかふいに 帰る気がして 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 僕に気づいたら すぐに微笑みで答えて 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 窓を開けた時 すぐに僕に気づいて 窓を開けた時 僕の朝がはじまる 窓を開けた時 僕の朝がはじまる | 遊佐未森 | 外間隆史 | 外間隆史 | | 朝もやの街角に 鳥たちが啼きはじめたら 目醒めかけた瞳に 記憶のフィルム廻りだす 今も君を 忘れられない 画用紙に描きつけた 夏はきのうを駆け抜ける 時の糸を たぐりよせても 窓を開けた時 空は僕の朝を告げた 白い煙のこして (僕を独りのこして) 君をのせたバスは走る ガラス越しのくちびる 確かに君の声がした いつかふいに 帰る気がして 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 僕に気づいたら すぐに微笑みで答えて 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 窓を開けた時 すぐに僕に気づいて 窓を開けた時 僕の朝がはじまる 窓を開けた時 僕の朝がはじまる |
まばたきそのほほえみ その口癖 手のぬくもり 少し長いまばたき この街路樹 この色彩 覚えていたい 少し長いまばたき 秋色に染まる 並木道は 絵の中を歩く ふたり 舞い降りる 木の葉は 風のグラデーション こころにも ひとひら そっと 目を閉じる 過ぎゆくから 流れるから 今 一瞬 少し長いまばたき そばにいて 同じ眺めを見て それだけで あたたまれる 舞い降りる 木の葉は 時のグラデーション そしてまた ひとひら そっと 手を伸ばす 移りゆくせつなさを やさしさに変えるから 舞い降りる 木の葉は 風のグラデーション こころにも ひとひら そっと 目を閉じる 舞い降りる 木の葉は 時のグラデーション そしてまた ひとひら そっと 手を伸ばす | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 近藤研二 | そのほほえみ その口癖 手のぬくもり 少し長いまばたき この街路樹 この色彩 覚えていたい 少し長いまばたき 秋色に染まる 並木道は 絵の中を歩く ふたり 舞い降りる 木の葉は 風のグラデーション こころにも ひとひら そっと 目を閉じる 過ぎゆくから 流れるから 今 一瞬 少し長いまばたき そばにいて 同じ眺めを見て それだけで あたたまれる 舞い降りる 木の葉は 時のグラデーション そしてまた ひとひら そっと 手を伸ばす 移りゆくせつなさを やさしさに変えるから 舞い降りる 木の葉は 風のグラデーション こころにも ひとひら そっと 目を閉じる 舞い降りる 木の葉は 時のグラデーション そしてまた ひとひら そっと 手を伸ばす |
水色午後の光の中で 初めて君と会った あいさつを交わしたら 時が止まっていた 君の顔も そのまなざしも 覚えてる どこかで会ったかしら 胸の奥でつぶやく それは生まれる前の 水色のときめき 君は何も 知らないから 笑っている 水の中で見た 夢 繰り返すの 恋はいつも儚く 泡のように消えてく だけど空を見上げて また恋してしまう 午後の光の中で 初めて君と会った それは生まれる前の 懐かしいときめき 水色のときめき | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 午後の光の中で 初めて君と会った あいさつを交わしたら 時が止まっていた 君の顔も そのまなざしも 覚えてる どこかで会ったかしら 胸の奥でつぶやく それは生まれる前の 水色のときめき 君は何も 知らないから 笑っている 水の中で見た 夢 繰り返すの 恋はいつも儚く 泡のように消えてく だけど空を見上げて また恋してしまう 午後の光の中で 初めて君と会った それは生まれる前の 懐かしいときめき 水色のときめき |
水玉初めての手紙 水玉模様 少しだけ 滲む ビーズの指輪 遠い街へ 行った君が 結ぶ はみ出しそうな 文字で 退屈も わかち合えた 瞳に 浮かんでた 私 見つめていたの いつも あたりまえのように そばで 笑いあってた 二人 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 向かい風も いつか 味方にしてゆくよ ありふれた 時が 光って見える 道端の花が そっと咲いてた ほどく 手のひらの 上で 甘い歌が 聞こえてきたら 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 暗い夜も いつか 味方にしてゆくよ 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 向かい風も いつか 味方にしてゆくよ | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 渡辺シュンスケ | 初めての手紙 水玉模様 少しだけ 滲む ビーズの指輪 遠い街へ 行った君が 結ぶ はみ出しそうな 文字で 退屈も わかち合えた 瞳に 浮かんでた 私 見つめていたの いつも あたりまえのように そばで 笑いあってた 二人 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 向かい風も いつか 味方にしてゆくよ ありふれた 時が 光って見える 道端の花が そっと咲いてた ほどく 手のひらの 上で 甘い歌が 聞こえてきたら 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 暗い夜も いつか 味方にしてゆくよ 君と 歩いた道 今は ひとりきりで どんな 向かい風も いつか 味方にしてゆくよ |
水のなかくじらの背中の上 丸い穴にころがり落ちた 目覚めたときにはまだ ピンクのシャンパンはじけてる プールサイド 広がる 水田から風が吹いて 水のなか 昨日の空を見つけた 水のなか 誰かむかえに来てほしい 何が悲しくて こんな ひとり旅をしているのだろう いつだって ほがらかな まあるいハートでいられたら プールサイド 見かけた あの人はどこから来たの 水のなか 明日の空を探した 水のなか そしらぬ太陽 眩しくて 水のなか くやしいけれど やっぱり 水のなか 君がむかえに来てほしい | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | くじらの背中の上 丸い穴にころがり落ちた 目覚めたときにはまだ ピンクのシャンパンはじけてる プールサイド 広がる 水田から風が吹いて 水のなか 昨日の空を見つけた 水のなか 誰かむかえに来てほしい 何が悲しくて こんな ひとり旅をしているのだろう いつだって ほがらかな まあるいハートでいられたら プールサイド 見かけた あの人はどこから来たの 水のなか 明日の空を探した 水のなか そしらぬ太陽 眩しくて 水のなか くやしいけれど やっぱり 水のなか 君がむかえに来てほしい |
水辺にて揺れる木立抜けて 歩く水辺 月明りだけを 頼りに 忘れてしまいたい すべてのこと 透きとおる心に 戻る 信じてる言葉が 風にふるえた 澄み渡る夜空に 包まれたら 本当も嘘も おなじね 水の上 月の雫 木の葉の船が 行くよ | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 揺れる木立抜けて 歩く水辺 月明りだけを 頼りに 忘れてしまいたい すべてのこと 透きとおる心に 戻る 信じてる言葉が 風にふるえた 澄み渡る夜空に 包まれたら 本当も嘘も おなじね 水の上 月の雫 木の葉の船が 行くよ |
道標道標 風のにおい 雲の行方 どこまでも 続いてゆく 潤んだ空 気がつけば 踏み出してた つま先には 虹色に きらめいてる 光の粒 君と歩いていた 道をひとりで 今は迷いながら 響く彼方へ 言葉にならなくて 遠くを見てた 川沿いの 土手ではしゃぐ 子どもの声 過ぎ去った 夏の記憶 呼び覚ました 夢をためらわずに 思いのままに いつかまた何処かで 君に会いたい 水面に映し出す 明日のわたし ほんとうは 君の笑顔 胸の中に どうしても 溢れている 思っている 道標 風のにおい 雲の行方 どこまでも 続いてゆく 潤んだ空 潤んだ空 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 渡辺等 | 道標 風のにおい 雲の行方 どこまでも 続いてゆく 潤んだ空 気がつけば 踏み出してた つま先には 虹色に きらめいてる 光の粒 君と歩いていた 道をひとりで 今は迷いながら 響く彼方へ 言葉にならなくて 遠くを見てた 川沿いの 土手ではしゃぐ 子どもの声 過ぎ去った 夏の記憶 呼び覚ました 夢をためらわずに 思いのままに いつかまた何処かで 君に会いたい 水面に映し出す 明日のわたし ほんとうは 君の笑顔 胸の中に どうしても 溢れている 思っている 道標 風のにおい 雲の行方 どこまでも 続いてゆく 潤んだ空 潤んだ空 |
midsummer song甘酸っぱいベリーの香りが テーブルに散らばる 木もれ陽と踊れば 夕焼け色 サフトのグラスは 6月の空まで ほのかに染めてゆく 素足のガーデンで あなたが呼ぶから 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も メロディ歌いはじめる 陽射しと あたり前のふたりの時間が ゆっくりと過ぎゆく 永遠のひなたで 分かちあえる季節が眩しい 手のひらに伝わる 緩やかならせんも 何にも喋らずに 遠くを見ていた 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も メロディ歌いはじめる 陽射しと 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も 青い輝きのなか満ちるの | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 近藤研二 | 甘酸っぱいベリーの香りが テーブルに散らばる 木もれ陽と踊れば 夕焼け色 サフトのグラスは 6月の空まで ほのかに染めてゆく 素足のガーデンで あなたが呼ぶから 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も メロディ歌いはじめる 陽射しと あたり前のふたりの時間が ゆっくりと過ぎゆく 永遠のひなたで 分かちあえる季節が眩しい 手のひらに伝わる 緩やかならせんも 何にも喋らずに 遠くを見ていた 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も メロディ歌いはじめる 陽射しと 太陽を抱きしめてる midsummer song 風も花も 空を見上げて揺れる 舞い上がれ この思いと midsummer song 恋も夢も 青い輝きのなか満ちるの |
緑の絵あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 幼い日は 淡い絵の中の 緑色 手を伸ばす 届かない 駆け抜けた 風の音 見つけに来て ひとつ忘れモノ 森の奥 大丈夫 迷ったら その場所が 此処だから すぐにまた 旅立つ日が来るのでしょう だから今は 枝の蔭に 足を休めて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 星降る夜は 幹に身を寄せて 夜明けまで 目覚めには 朝露を一雫 あげるから 流れて来る 青いせせらぎは いつの日か 遠い町で その肩に 降り注ぐ 雨粒に すぐにまた 忘れる日が来るのでしょう だから今は 腕に巻いた 時をほどいて 見ていてあげるよ 眠りにつくまで 歌ってあげるよ 眠れぬあなたに きっとまた 出逢える日が 来るのでしょう だから今は 振り向かずに 歩きはじめて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを | 遊佐未森 | 工藤順子 | 高野寛 | | あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 幼い日は 淡い絵の中の 緑色 手を伸ばす 届かない 駆け抜けた 風の音 見つけに来て ひとつ忘れモノ 森の奥 大丈夫 迷ったら その場所が 此処だから すぐにまた 旅立つ日が来るのでしょう だから今は 枝の蔭に 足を休めて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 星降る夜は 幹に身を寄せて 夜明けまで 目覚めには 朝露を一雫 あげるから 流れて来る 青いせせらぎは いつの日か 遠い町で その肩に 降り注ぐ 雨粒に すぐにまた 忘れる日が来るのでしょう だから今は 腕に巻いた 時をほどいて 見ていてあげるよ 眠りにつくまで 歌ってあげるよ 眠れぬあなたに きっとまた 出逢える日が 来るのでしょう だから今は 振り向かずに 歩きはじめて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを |
ミナヅキ雨上がり染まる なだらかな道 紫陽花の花が つづいてゆく 薄紫に 甦る いつか託した 願い 移りゆく空と 恋はつれづれ 紫陽花の花が つづいてゆく あの日のあなたを 守りたかった さみしさの色は 拭いきれず 丸い窓から 水無月の いつかこぼれた 雫 誰かの涙が 滲んだような 紫陽花の花が つづいてゆく 廻る季節 眠る思い ゆらりゆらめく 月が見ていた 移りゆく空と 恋はつれづれ 紫陽花の花が つづいてゆく 誰かの涙が 滲んだような 紫陽花の花が つづいてゆく | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 渡辺等 | 雨上がり染まる なだらかな道 紫陽花の花が つづいてゆく 薄紫に 甦る いつか託した 願い 移りゆく空と 恋はつれづれ 紫陽花の花が つづいてゆく あの日のあなたを 守りたかった さみしさの色は 拭いきれず 丸い窓から 水無月の いつかこぼれた 雫 誰かの涙が 滲んだような 紫陽花の花が つづいてゆく 廻る季節 眠る思い ゆらりゆらめく 月が見ていた 移りゆく空と 恋はつれづれ 紫陽花の花が つづいてゆく 誰かの涙が 滲んだような 紫陽花の花が つづいてゆく |
港が見える丘あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色あせた桜唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛咽び泣けば チラリホラリと花片 あなたと私に降りかかる 春の午後でした あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯り唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛消えて行けば キラリチラリと 花片 涙の雫できらめいた 霧の夜でした あなたを想うて来る丘は 港が見える丘 葉桜をソヨロ訪れる しお風 浜の風 船の汽笛遠く聞いて ウツラトロリと見る夢 あなたの口許あの笑顔 淡い夢でした | 遊佐未森 | 東辰三 | 東辰三 | | あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色あせた桜唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛咽び泣けば チラリホラリと花片 あなたと私に降りかかる 春の午後でした あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯り唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛消えて行けば キラリチラリと 花片 涙の雫できらめいた 霧の夜でした あなたを想うて来る丘は 港が見える丘 葉桜をソヨロ訪れる しお風 浜の風 船の汽笛遠く聞いて ウツラトロリと見る夢 あなたの口許あの笑顔 淡い夢でした |
南の花嫁さん合歓の並木を お馬の背に ゆらゆらゆらと 花なら赤い カンナの花か 散りそで散らぬ 花びら風情 隣の村に お嫁入り 「お土産はなあに」 「籠のオウム」 言葉もたったひとつ いついつまでも 椰子の葉陰に 真赤な夕陽が くるくるくると まわるよ赤い ひまわりの花 たのしい歌に ほほえむ風情 心はおどる お嫁入り 「お土産はなあに」 「籠のオーム」 言葉もたったひとつ いついつまでも 小川の辺 お馬を止めて さらさらさらと 流れにうつす 花嫁すがた こぼれる花の 花かんざしに にっこり笑う お月さま 「お土産はなあに」 「籠のオウム」 言葉もたったひとつ いついつまでも | 遊佐未森 | 藤浦洸 | 任光 | | 合歓の並木を お馬の背に ゆらゆらゆらと 花なら赤い カンナの花か 散りそで散らぬ 花びら風情 隣の村に お嫁入り 「お土産はなあに」 「籠のオウム」 言葉もたったひとつ いついつまでも 椰子の葉陰に 真赤な夕陽が くるくるくると まわるよ赤い ひまわりの花 たのしい歌に ほほえむ風情 心はおどる お嫁入り 「お土産はなあに」 「籠のオーム」 言葉もたったひとつ いついつまでも 小川の辺 お馬を止めて さらさらさらと 流れにうつす 花嫁すがた こぼれる花の 花かんざしに にっこり笑う お月さま 「お土産はなあに」 「籠のオウム」 言葉もたったひとつ いついつまでも |
ミラクルほら ひそかに めくるめく季節の予感 この小さな 風通しのいい部屋から 寄り道も回り道も あなたへ戻っていった 空の片隅で 光の粒を受けとめるよ 風のまんなかで 心のままにはじめよう ほら ほのかに ミネラルを含んだ言葉 そう 静かに ミラクルを呼び覚ましてく ずっと一緒だったような 昨日出会ったみたいな いつも それぞれの 無邪気な日々を重ね合わせ いつか すきとおる 心に花を咲かせよう 空の片隅で 光の粒を受けとめるよ 風のまんなかで 心のままにはじめよう いつも それぞれの 無邪気な日々を重ね合わせ いつか すきとおる 心に花を咲かせよう | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 小河星志 | | ほら ひそかに めくるめく季節の予感 この小さな 風通しのいい部屋から 寄り道も回り道も あなたへ戻っていった 空の片隅で 光の粒を受けとめるよ 風のまんなかで 心のままにはじめよう ほら ほのかに ミネラルを含んだ言葉 そう 静かに ミラクルを呼び覚ましてく ずっと一緒だったような 昨日出会ったみたいな いつも それぞれの 無邪気な日々を重ね合わせ いつか すきとおる 心に花を咲かせよう 空の片隅で 光の粒を受けとめるよ 風のまんなかで 心のままにはじめよう いつも それぞれの 無邪気な日々を重ね合わせ いつか すきとおる 心に花を咲かせよう |
ミント柿の木坂あたり ミントのひかり 坂道を上れば 胸にしみるわ あふれだすあこがれ うけとめてくれた 青い屋根もあのバス停も そのまま 乾いたフィルムがまわりだす すべてをはじめたこの場所 朝まで騒いだ仲間達 それぞれのドアを見つけた今も 笑ってて 柿の木坂あたり ミントのひかり 花水木の頃が とてもきれいよ 何もさえぎれない まっすぐな瞳 見つめあったその瞬間も そのまま 乾いたフィルムに焼きついた すべてをはじめたこの場所 新しい街へ あの頃の あこがれをそっ | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 柿の木坂あたり ミントのひかり 坂道を上れば 胸にしみるわ あふれだすあこがれ うけとめてくれた 青い屋根もあのバス停も そのまま 乾いたフィルムがまわりだす すべてをはじめたこの場所 朝まで騒いだ仲間達 それぞれのドアを見つけた今も 笑ってて 柿の木坂あたり ミントのひかり 花水木の頃が とてもきれいよ 何もさえぎれない まっすぐな瞳 見つめあったその瞬間も そのまま 乾いたフィルムに焼きついた すべてをはじめたこの場所 新しい街へ あの頃の あこがれをそっ |
虫の話夜。 しきりに砂糖をはこぶ蟻や、 石の隙間で合唱の練習をするコオロギたちも、 やさしげな羽音に、少しばかり手を休める時。 今宵は、螢たちの最後の晩。 光のワルツに生命を捧げて、 闇のなかに弧を描きつづけた螢たちの、 今宵は最後のダンス。 月も雲にかくれて、 その時を待つ。 手をのばしても 声をからしても 時はいつのまにか 流れてゆく ひとつひとつの瞬間 たいせつに抱きしめ 輝くほど自由に 心のままに 歩いてゆこう あなたたちはとてもきれいだった。 最後の晩にとても立派なダンスを踊った。 虫たちも満足そうに仕事に戻った。 わたしはずっとここから見ていた。 あなたたちのように踊れたらいい。 かすかに淡く、光をまとって。 わたしに羽根はないけれど。 | 遊佐未森 | 遊佐未森・外間隆史 | 外間隆史 | | 夜。 しきりに砂糖をはこぶ蟻や、 石の隙間で合唱の練習をするコオロギたちも、 やさしげな羽音に、少しばかり手を休める時。 今宵は、螢たちの最後の晩。 光のワルツに生命を捧げて、 闇のなかに弧を描きつづけた螢たちの、 今宵は最後のダンス。 月も雲にかくれて、 その時を待つ。 手をのばしても 声をからしても 時はいつのまにか 流れてゆく ひとつひとつの瞬間 たいせつに抱きしめ 輝くほど自由に 心のままに 歩いてゆこう あなたたちはとてもきれいだった。 最後の晩にとても立派なダンスを踊った。 虫たちも満足そうに仕事に戻った。 わたしはずっとここから見ていた。 あなたたちのように踊れたらいい。 かすかに淡く、光をまとって。 わたしに羽根はないけれど。 |
桃やわらかな 五月の風に 生まれてくる 天使の子 花びらの 舞い散る水面(みなも) 流れてくる 行く先も 知らないで せせらぎの 鼓動が聞こえる あたたかな ちいさなのぞみ 結ばれる たいせつな桃の実 遠くから 響く歌声 胸に抱いて 出会ったの わたしたち 白い羽 青い空の果て いつまでも 歌っているよ 君のこと みんなで待っている | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | やわらかな 五月の風に 生まれてくる 天使の子 花びらの 舞い散る水面(みなも) 流れてくる 行く先も 知らないで せせらぎの 鼓動が聞こえる あたたかな ちいさなのぞみ 結ばれる たいせつな桃の実 遠くから 響く歌声 胸に抱いて 出会ったの わたしたち 白い羽 青い空の果て いつまでも 歌っているよ 君のこと みんなで待っている |
桃色の雲は陽炎を 横切って 駆けてく 女の子 制服の 距離はもう 遠くに なってく 夕暮れが近づく この街で 旅するように 今だけ少し 交差点 肩を丸めながら 渡る人 窓際の 席でただ ぼんやりする人 道端に しゃがみ 絵を描いてる 小さな子 止まらない 物語 いつかは 虹になる あなたは 何を見つけてゆくの? わたしは 何を見てきたのだろう? 太陽の行く先に つまづいてしまっても 桃色の雲は いつもわたしの 上にあるから 段葛 足許をたしかめ 歩く人 紫陽花の 着物の襟足が きれいで あなたは 何を選んできたの? わたしは 何を選ぶのだろう? 太陽の行く先に つまずいてしまっても 桃色の雲は いつもあなたの 上にあるから | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 阿部尚徳・外間隆史 | 陽炎を 横切って 駆けてく 女の子 制服の 距離はもう 遠くに なってく 夕暮れが近づく この街で 旅するように 今だけ少し 交差点 肩を丸めながら 渡る人 窓際の 席でただ ぼんやりする人 道端に しゃがみ 絵を描いてる 小さな子 止まらない 物語 いつかは 虹になる あなたは 何を見つけてゆくの? わたしは 何を見てきたのだろう? 太陽の行く先に つまづいてしまっても 桃色の雲は いつもわたしの 上にあるから 段葛 足許をたしかめ 歩く人 紫陽花の 着物の襟足が きれいで あなたは 何を選んできたの? わたしは 何を選ぶのだろう? 太陽の行く先に つまずいてしまっても 桃色の雲は いつもあなたの 上にあるから |
森とさかなもし君が 遠い川の底 泣いてたら もしかして 僕の悲しみの せいかしら 何故こんなに離れてて でも解ってる 今君は 銀の泡の中 泳いでる 今僕は 深い森の奥 立っている 何故こんなに知らなくて でも気にしてる さかな達は 虹のうろこ 光跳ねて 森の木々に 森の木々は 揺れる緑 風の匂い さかな達に もし君が 遠い川の底 笑ったら もしかして 僕の歓びが 届いたの 何故こんなに会えなくて でも信じてる 青い空に 雲が生まれ 黒い影を 風が運ぶ 森の土に 雨は染みて 澄んだ水を 川に送る | 遊佐未森 | 工藤順子 | 遊佐未森 | | もし君が 遠い川の底 泣いてたら もしかして 僕の悲しみの せいかしら 何故こんなに離れてて でも解ってる 今君は 銀の泡の中 泳いでる 今僕は 深い森の奥 立っている 何故こんなに知らなくて でも気にしてる さかな達は 虹のうろこ 光跳ねて 森の木々に 森の木々は 揺れる緑 風の匂い さかな達に もし君が 遠い川の底 笑ったら もしかして 僕の歓びが 届いたの 何故こんなに会えなくて でも信じてる 青い空に 雲が生まれ 黒い影を 風が運ぶ 森の土に 雨は染みて 澄んだ水を 川に送る |
森の小径(こみち)ほろほろこぼれる 白い花を うけて泣いていた 愛らしい あなたよ 憶えているかい 森の小径 僕もかなしくて 青い空 仰いだ なんにも言わずに いつか寄せた ちいさな肩だった 白い花 夢かよ | 遊佐未森 | 佐伯孝夫 | 灰田有紀彦 | | ほろほろこぼれる 白い花を うけて泣いていた 愛らしい あなたよ 憶えているかい 森の小径 僕もかなしくて 青い空 仰いだ なんにも言わずに いつか寄せた ちいさな肩だった 白い花 夢かよ |
モン・パリひととせあまりの 永き旅路にも つつがなく帰る この身ぞ いと嬉しき めずらしきとつくにの うるわしき思い出や わけても忘れぬは パリの都 うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ たそがれどきの そぞろ歩きや ゆきこう人もいと楽しげに 恋のささやき あの日の頃のわれを思えば 心はおどるよ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ たそがれどきの そぞろ歩きや ゆきこう人もいと楽しげに 恋のささやき あの日の頃のわれを思えば 心はおどるよ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ | 遊佐未森 | 岸田辰弥 | J.ボアイエ・V.スコット | | ひととせあまりの 永き旅路にも つつがなく帰る この身ぞ いと嬉しき めずらしきとつくにの うるわしき思い出や わけても忘れぬは パリの都 うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ たそがれどきの そぞろ歩きや ゆきこう人もいと楽しげに 恋のささやき あの日の頃のわれを思えば 心はおどるよ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ たそがれどきの そぞろ歩きや ゆきこう人もいと楽しげに 恋のささやき あの日の頃のわれを思えば 心はおどるよ うるわしの思い出 モン・パリ わがパリ |
やさしい歌じゃあ またね 手を振る背中 街灯が急につきはじめて もう きっと 会えない君を 抽斗のなかにしまいこむ 茜色 太陽は ポツリとにじんで 消えた やさしい歌がとどきはじめている いつもの場所に風が吹き抜けた 頬杖 あきらめた夜 花びらをシーツに並べてる 歌って チロルの子ども ひなげしのスープで眠ろうか 琥珀色 三日月は 煙のむこうへ 消えた やさしい歌がとどきはじめている いつもの場所は遠い町になるの? | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 外間隆史・冨田恵一 | じゃあ またね 手を振る背中 街灯が急につきはじめて もう きっと 会えない君を 抽斗のなかにしまいこむ 茜色 太陽は ポツリとにじんで 消えた やさしい歌がとどきはじめている いつもの場所に風が吹き抜けた 頬杖 あきらめた夜 花びらをシーツに並べてる 歌って チロルの子ども ひなげしのスープで眠ろうか 琥珀色 三日月は 煙のむこうへ 消えた やさしい歌がとどきはじめている いつもの場所は遠い町になるの? |
ヤドカリ太陽 キラキラリ 岩場で 遊んでる 歩幅は 狭くとも 心は 青い空 太陽 キラキラリ 波音 くり返す ときには 迷っても 瞳に 青い空 潮風に洗われて そう 軽くなる まるくなる | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 太陽 キラキラリ 岩場で 遊んでる 歩幅は 狭くとも 心は 青い空 太陽 キラキラリ 波音 くり返す ときには 迷っても 瞳に 青い空 潮風に洗われて そう 軽くなる まるくなる |
山行きバス(道草ノススメ)晴れた空の下を バスは山へと向かって走るよ 窓を開けて僕は 木々の匂いの光を浴びるよ アスファルトもう見えない坂道 カバン下げたままの 君も誘って来れたらよかった 森に向けて投げよう いつか舗道で拾った木の実を 土曜日は心いつも揺れて 午後の高い陽射しが 僕を道草に誘う 砂利道を曲がりくねる風に 青い草が歌うよ 空に両手を伸ばして バスは地球の形 僕に刻んで揺れるよ | 遊佐未森 | 工藤順子 | 外間隆史 | | 晴れた空の下を バスは山へと向かって走るよ 窓を開けて僕は 木々の匂いの光を浴びるよ アスファルトもう見えない坂道 カバン下げたままの 君も誘って来れたらよかった 森に向けて投げよう いつか舗道で拾った木の実を 土曜日は心いつも揺れて 午後の高い陽射しが 僕を道草に誘う 砂利道を曲がりくねる風に 青い草が歌うよ 空に両手を伸ばして バスは地球の形 僕に刻んで揺れるよ |
雪溶けの前にいつか雪が降り始めて 紛れそうな言葉 いつも君は笑いながら どんなことも許すから やさしすぎて 寂しすぎる いつか雪が降り積もって 今日も町を包む どんな過ちも静かに 白く埋めてしまうけど 僕が投げた言葉だけは どうぞまだ消さないで やがて来る春が辛すぎたりしないように 雪溶けの前に君に謝りたい だから 降りそそぐ春が君と僕を包むように 雪溶けの前にきっと会いにゆくよ だから 高く煙突の煙が 今日も町に昇る どんな思いさえいつかは 空に溶けてしまうけど 僕が投げた言葉だけは どうぞまだ消さないで やがて来る春が辛すぎたりしないように 雪溶けの前に君に謝りたい だから 降りそそぐ春が君と僕を包むように 雪溶けの前にきっと会いにゆくよ だから | 遊佐未森 | 工藤順子 | 中原信雄 | | いつか雪が降り始めて 紛れそうな言葉 いつも君は笑いながら どんなことも許すから やさしすぎて 寂しすぎる いつか雪が降り積もって 今日も町を包む どんな過ちも静かに 白く埋めてしまうけど 僕が投げた言葉だけは どうぞまだ消さないで やがて来る春が辛すぎたりしないように 雪溶けの前に君に謝りたい だから 降りそそぐ春が君と僕を包むように 雪溶けの前にきっと会いにゆくよ だから 高く煙突の煙が 今日も町に昇る どんな思いさえいつかは 空に溶けてしまうけど 僕が投げた言葉だけは どうぞまだ消さないで やがて来る春が辛すぎたりしないように 雪溶けの前に君に謝りたい だから 降りそそぐ春が君と僕を包むように 雪溶けの前にきっと会いにゆくよ だから |
夢のひと君だけ永遠 こころに誓うよ 眠れぬまま朝が来たよ ミルク色に包まれてる君の寝顔が あどけなくて いじらしくて 指の先でまるい頬そっとつついた 夢のなかで恋するひと どんなに僕が君のこと 思ってるか知らない アー そのまま目をさまさず 静けさに抱かれて アー このまま時を止めて いつまでも My dreaming morn 君だけ永遠 こころに誓うよ (ruri iro no omoi wa mirai eigou) 白い月は西の空に 帰りそびれ照れたように首をかしげて 僕はまるでみとれていた 青い風が君の髪ふっと揺らすよ アー そのまま目をさまさず ときめきに浮かんで アー このまま時を超えて どこまでも My dreaming morn 君だけ永遠 こころに誓うよ 君だけ永遠 ねえ、夢見るひと | 遊佐未森 | 太田裕美 | 太田裕美 | | 君だけ永遠 こころに誓うよ 眠れぬまま朝が来たよ ミルク色に包まれてる君の寝顔が あどけなくて いじらしくて 指の先でまるい頬そっとつついた 夢のなかで恋するひと どんなに僕が君のこと 思ってるか知らない アー そのまま目をさまさず 静けさに抱かれて アー このまま時を止めて いつまでも My dreaming morn 君だけ永遠 こころに誓うよ (ruri iro no omoi wa mirai eigou) 白い月は西の空に 帰りそびれ照れたように首をかしげて 僕はまるでみとれていた 青い風が君の髪ふっと揺らすよ アー そのまま目をさまさず ときめきに浮かんで アー このまま時を超えて どこまでも My dreaming morn 君だけ永遠 こころに誓うよ 君だけ永遠 ねえ、夢見るひと |
夢みる季節 タルトタタン赤いさざんかの花びらが染まる季節 たきびを歌った幼い日 胸に灯る 琥珀の古いブローチ 箱からそっと 取り出してみようか 明日を夢見ていた 思い描いた景色 今もずっと抱きしめてる 何にも変わってない はじまりのきらめきは こぼれて咲くさざんかを見るたびに 初雪 マフラー タルトタタン 甘い香りの どこまで歩けるだろう その未来に この小径の先に 明日を夢見ていた 思い描いた景色 今もずっと抱きしめてる 何にも変わってない 遠くまで来たけれど こぼれて咲くさざんかを見るたびに | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 大口俊輔・外間隆史・遊佐未森 | 赤いさざんかの花びらが染まる季節 たきびを歌った幼い日 胸に灯る 琥珀の古いブローチ 箱からそっと 取り出してみようか 明日を夢見ていた 思い描いた景色 今もずっと抱きしめてる 何にも変わってない はじまりのきらめきは こぼれて咲くさざんかを見るたびに 初雪 マフラー タルトタタン 甘い香りの どこまで歩けるだろう その未来に この小径の先に 明日を夢見ていた 思い描いた景色 今もずっと抱きしめてる 何にも変わってない 遠くまで来たけれど こぼれて咲くさざんかを見るたびに |
夢をみた泳いでゆく 記憶を紡いで はるか未来のほとりへ 小さな手でつくりだす夢を まぶたの裏に描くよ 甘い孤独 闇を走る自転車 光浴びて 長い影を残して 通りすぎる風を受けながら 静かに耳をすませた 幼い頃聞いた歌声が 遠くの空に響くよ 花の香り 月の雫 集めて 瞳深く ありったけの心を いつも映してた あの時に見た夢を そのままで 連れ出してゆくよ 同じカーブつないで 野ばらの咲きほこった坂道を 駆け抜けてゆくよ 時の流れ感じて 望みを抱いてる 胸の鼓動 闇を走る自動車 瞳深く ありったけの心を いつも映してた あの時に見た夢を そのままで 連れ出してゆくよ 同じ光見つめて ポプラ並木の続く坂道を 駆け抜けてゆくよ 時の流れ感じて 望みを抱いてる | 遊佐未森 | 井上妙 | 遊佐未森 | | 泳いでゆく 記憶を紡いで はるか未来のほとりへ 小さな手でつくりだす夢を まぶたの裏に描くよ 甘い孤独 闇を走る自転車 光浴びて 長い影を残して 通りすぎる風を受けながら 静かに耳をすませた 幼い頃聞いた歌声が 遠くの空に響くよ 花の香り 月の雫 集めて 瞳深く ありったけの心を いつも映してた あの時に見た夢を そのままで 連れ出してゆくよ 同じカーブつないで 野ばらの咲きほこった坂道を 駆け抜けてゆくよ 時の流れ感じて 望みを抱いてる 胸の鼓動 闇を走る自動車 瞳深く ありったけの心を いつも映してた あの時に見た夢を そのままで 連れ出してゆくよ 同じ光見つめて ポプラ並木の続く坂道を 駆け抜けてゆくよ 時の流れ感じて 望みを抱いてる |
ゆらりろの唄散る花びらを 胸に抱きしめて ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 洩る月かげを 涙にうかべて ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 水のきらめき 胸のときめき 甘い想い出 今いずこ 夢を慕いて ひとり口ずさむ ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 | 遊佐未森 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 散る花びらを 胸に抱きしめて ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 洩る月かげを 涙にうかべて ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 水のきらめき 胸のときめき 甘い想い出 今いずこ 夢を慕いて ひとり口ずさむ ゆらり ゆらり ゆらりろ ゆらりろの唄 |
ユングフラウ Schwarze Katze version鉢植えの つぼみのそばで クロネコが ノビしてる ありふれた 丸い陽だまり 見とれてた 雨上がり ずっと とがっていた 時がとけてゆくよ そう 気のむくまま 少しゆるめてみよう 美しいものは ある時 無意識に 隠れてて 手にひらで 包んでいても 急いだら こぼれてく あの 君の言葉 わかりかけたようで もう 気の向くまま 少しゆるめてみよう 花が ひらきますように いつか とどきますように 古ぼけた かたちがなぜか 新しく 思えたり 一面の 砂のなかから 金色が 生まれたり ほら いつのまにか 星が廻るように そう 気の向くまま 少しゆるめてみよう 花が ひらきますように いつか とどきますように Ich mochte den Gipfel der Jungfrau besteigen Ich mochte auf der Jungfrau meinen Mittagsschlaf halten | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 阿部尚徳・外間隆史 | 鉢植えの つぼみのそばで クロネコが ノビしてる ありふれた 丸い陽だまり 見とれてた 雨上がり ずっと とがっていた 時がとけてゆくよ そう 気のむくまま 少しゆるめてみよう 美しいものは ある時 無意識に 隠れてて 手にひらで 包んでいても 急いだら こぼれてく あの 君の言葉 わかりかけたようで もう 気の向くまま 少しゆるめてみよう 花が ひらきますように いつか とどきますように 古ぼけた かたちがなぜか 新しく 思えたり 一面の 砂のなかから 金色が 生まれたり ほら いつのまにか 星が廻るように そう 気の向くまま 少しゆるめてみよう 花が ひらきますように いつか とどきますように Ich mochte den Gipfel der Jungfrau besteigen Ich mochte auf der Jungfrau meinen Mittagsschlaf halten |
light songいつもこの場所から 歌いはじめるよ 遠い友達にも とどきますように 陽だまりのなかから こだまを紡いで あかりを灯しましょう 終わらない歌の 雲は流れて 光の射すほうへ 花はやがて 光の射すほうへ 小さなせせらぎは 君へ続いてる あかりを灯しましょう 終わらない歌の lalala lala la-lalala..... | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 高木正勝 | 阿部尚徳・外間隆史 | いつもこの場所から 歌いはじめるよ 遠い友達にも とどきますように 陽だまりのなかから こだまを紡いで あかりを灯しましょう 終わらない歌の 雲は流れて 光の射すほうへ 花はやがて 光の射すほうへ 小さなせせらぎは 君へ続いてる あかりを灯しましょう 終わらない歌の lalala lala la-lalala..... |
life in the tree houseセコイアの木の上に暮らす 彼女はいつも 空に近い 裸足のままで しがみつけば ココロとココロ 響きあう 虹色に守られた 千年の宇宙を life in the tree house ah- life in the tree house ah- 耳をすませば 聞こえてくる 遠くで満ちる あなたの声 鳥の戯れ 月の涙 木の根はそっと 伝えあう 虹色に守られた この星の明日を life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 清水ひろたか | セコイアの木の上に暮らす 彼女はいつも 空に近い 裸足のままで しがみつけば ココロとココロ 響きあう 虹色に守られた 千年の宇宙を life in the tree house ah- life in the tree house ah- 耳をすませば 聞こえてくる 遠くで満ちる あなたの声 鳥の戯れ 月の涙 木の根はそっと 伝えあう 虹色に守られた この星の明日を life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- life in the tree house ah- |
ラララてのひらいっぱいに 貝殻をのせて笑ってる あなたのほほえみは 過ぎ去る時間をゆるめてく 並んで座ってると 二人は二人のままになる ラララ 風になって あなたの耳 くすぐってたい ラララ 水になって あなたの胸 うるおしてあげたい 近づくとその分 もっともっとそばにいたくて 逢えないときは いつも でたらめな歌くちずさんで ラララ 鳥になって あなたの空 飛びまわりたい ラララ 花になって あなたの庭 咲いて 揺れていたい ラララ 風になって あなたの耳 くすぐってたい ラララ 水になって あなたの胸 うるおしてあげたい | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | てのひらいっぱいに 貝殻をのせて笑ってる あなたのほほえみは 過ぎ去る時間をゆるめてく 並んで座ってると 二人は二人のままになる ラララ 風になって あなたの耳 くすぐってたい ラララ 水になって あなたの胸 うるおしてあげたい 近づくとその分 もっともっとそばにいたくて 逢えないときは いつも でたらめな歌くちずさんで ラララ 鳥になって あなたの空 飛びまわりたい ラララ 花になって あなたの庭 咲いて 揺れていたい ラララ 風になって あなたの耳 くすぐってたい ラララ 水になって あなたの胸 うるおしてあげたい |
Run In The Rain焼けた道の上で こんな雨待ってた ずっと言えなかった 一言が言えそう 雨に背中押されて 君に逢いにゆけそう 駅の電話はもう 待つ人で 一杯 君の家へ走ろう 約束も無いけど 濡れた窓を叩いて はしゃぎ過ぎたあの頃みたいに もう一度(Run in the Rain) 誘い出そう 銀色の(Run in the Rain) 雨の街へ 人の波も消えて 街灯り滲むよ 白く光る道は 君を待つステージ 雨が歌う舗道を 一人きりじゃ踊れやしないよ 流れてく(Run in the Rain) テールランプ 追いかけて(Run in the Rain) 僕は走る | 遊佐未森 | 工藤順子 | 遊佐未森 | | 焼けた道の上で こんな雨待ってた ずっと言えなかった 一言が言えそう 雨に背中押されて 君に逢いにゆけそう 駅の電話はもう 待つ人で 一杯 君の家へ走ろう 約束も無いけど 濡れた窓を叩いて はしゃぎ過ぎたあの頃みたいに もう一度(Run in the Rain) 誘い出そう 銀色の(Run in the Rain) 雨の街へ 人の波も消えて 街灯り滲むよ 白く光る道は 君を待つステージ 雨が歌う舗道を 一人きりじゃ踊れやしないよ 流れてく(Run in the Rain) テールランプ 追いかけて(Run in the Rain) 僕は走る |
rippleあんまり 空が青いから こころも 染め上げてくれた 窓辺で 日曜の朝が やっと 滑り出してゆく 水の底で じっとしていた 昨日までに サヨナラ 雲が 流れてゆく どこかへ 誘われてゆく 何か 戸惑う日は 風に 吹かれよう 気づけば 楽しそうなことを ぼんやり 探し始めてる 過ぎゆく 昨日 今日 明日 誰かに 会いたくなった 何か 足りない日は 波に 揺られよう 気づけば 楽しそうなことを ぼんやり 探し始めてる 息づく 昨日 今日 明日 あなたに 会いたくなった | 遊佐未森 | 遊佐未森 | ゴンザレス三上 | 渡辺等 | あんまり 空が青いから こころも 染め上げてくれた 窓辺で 日曜の朝が やっと 滑り出してゆく 水の底で じっとしていた 昨日までに サヨナラ 雲が 流れてゆく どこかへ 誘われてゆく 何か 戸惑う日は 風に 吹かれよう 気づけば 楽しそうなことを ぼんやり 探し始めてる 過ぎゆく 昨日 今日 明日 誰かに 会いたくなった 何か 足りない日は 波に 揺られよう 気づけば 楽しそうなことを ぼんやり 探し始めてる 息づく 昨日 今日 明日 あなたに 会いたくなった |
Little Garden細い路地を曲がると はじめての庭が どこかしら懐かしく 迎えてくれました 雨上がりの雫は 木の葉の宝石 風にそよぐ 私の 小さな夢でした Just a little garden forever in my mind | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 山弦・遊佐未森 | 細い路地を曲がると はじめての庭が どこかしら懐かしく 迎えてくれました 雨上がりの雫は 木の葉の宝石 風にそよぐ 私の 小さな夢でした Just a little garden forever in my mind |
流線風を切って どこまでも 走れそうな 赤いボート 太陽 追い越してゆく 歌うように 回るハンドルを 握る あなたの 切りとる空が 頬かすめてく ねぇ 岬まで 遠まわりして ねぇ 水平線で 停めて ひとねむり 目を閉じて 見えてくるものが 今は 美しい 音楽のようなカーブ ぬれてた シャツの袖が 乾いてゆく あの日の 悲しいことも すきとおる あぁ 永遠の 休暇のように あぁ 波に 揺られていたい across the air すべては あなたに 会うために across the air 世界は 彩られた ミラクル across the air 流線 弧を描く 鳥のように across the air 雲まで 二人の愛は 飛べる 新しい サングラスと 水飛沫 この時 この潮風を 信じてる あぁ もう一度 海に入ろう あぁ 飴色の 夕なぎ across the air すべては あなたに 会うために across the air 世界は 彩られた ミラクル across the air 流線 弧を描く 鳥のように across the air 雲まで 二人の 愛は飛べる | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 阿部尚徳・外間隆史 | 風を切って どこまでも 走れそうな 赤いボート 太陽 追い越してゆく 歌うように 回るハンドルを 握る あなたの 切りとる空が 頬かすめてく ねぇ 岬まで 遠まわりして ねぇ 水平線で 停めて ひとねむり 目を閉じて 見えてくるものが 今は 美しい 音楽のようなカーブ ぬれてた シャツの袖が 乾いてゆく あの日の 悲しいことも すきとおる あぁ 永遠の 休暇のように あぁ 波に 揺られていたい across the air すべては あなたに 会うために across the air 世界は 彩られた ミラクル across the air 流線 弧を描く 鳥のように across the air 雲まで 二人の愛は 飛べる 新しい サングラスと 水飛沫 この時 この潮風を 信じてる あぁ もう一度 海に入ろう あぁ 飴色の 夕なぎ across the air すべては あなたに 会うために across the air 世界は 彩られた ミラクル across the air 流線 弧を描く 鳥のように across the air 雲まで 二人の 愛は飛べる |
Lily of the ValleyRing the bell and dream Lily of the Valley Ring the bell and dream Lily of the Valley | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | Ring the bell and dream Lily of the Valley Ring the bell and dream Lily of the Valley |
leaf風に吹かれて 木の葉は踊る 何処に行くのか この並木道 君の足許 くるくるまわる くもり空でも ほのかに光る わずかに残る 土の上まで 戻りたそうに さすらう木の葉 吹きだまりでは 息をひそめて 強い一吹き そっと待ってる 風に吹かれて 木の葉は踊る 何処に行くのか この並木道 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 風に吹かれて 木の葉は踊る 何処に行くのか この並木道 君の足許 くるくるまわる くもり空でも ほのかに光る わずかに残る 土の上まで 戻りたそうに さすらう木の葉 吹きだまりでは 息をひそめて 強い一吹き そっと待ってる 風に吹かれて 木の葉は踊る 何処に行くのか この並木道 |
ルイーズと黒猫道端にしゃがんだルイーズと黒猫 拾い上げた小石ひとつ ゆっくり起き上がり歩きはじめる おぼつかない足取りでも 陽のひかり そっと手を伸ばして摘んだ 一輪の花 やせた足にじゃれる猫 風のにおいそれだけでいい 散歩から帰ったルイーズと黒猫 お茶を入れてひと息つく テーブルに広げた新聞の波 いつのまにかうたた寝して 夢をみた 夢でしか行けない場所で あなたに会った 胸のなかに映る空 手をつないだあなたの体温 やせた足にじゃれる猫 風のにおいそれだけでいい ルイーズと黒猫 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 大口俊輔・外間隆史・遊佐未森 | 道端にしゃがんだルイーズと黒猫 拾い上げた小石ひとつ ゆっくり起き上がり歩きはじめる おぼつかない足取りでも 陽のひかり そっと手を伸ばして摘んだ 一輪の花 やせた足にじゃれる猫 風のにおいそれだけでいい 散歩から帰ったルイーズと黒猫 お茶を入れてひと息つく テーブルに広げた新聞の波 いつのまにかうたた寝して 夢をみた 夢でしか行けない場所で あなたに会った 胸のなかに映る空 手をつないだあなたの体温 やせた足にじゃれる猫 風のにおいそれだけでいい ルイーズと黒猫 |
ロカ赤いジャムのなかで 泳ぐ夢を見てた 鳴らない目覚ましを 抱いたままの私 体のなか 透明にする 水が必要ね こんな日は 世界のニュースから 悲しみがあふれて 小さな虫さえも 道に迷っている 汚れてゆく この日常を 強く抱きしめて とかしたい 今 はじめて 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ほら どこかで 眠ったままの水脈見つけよう uisce a' reachtail deora' na tuillte 雨上がりの瞳 空を見上げたとき あどけない言葉が 愛しく響いてくる 涙のぶん 満たしてくれる 水がほしくなる そんな時 さあ はじめて 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ねえ 時には 見つめ合うロカ 見逃さないでいて 今 はじめての 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ほら どこかで 眠ったままの水脈見つけよう | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 外間隆史・冨田恵一 | 赤いジャムのなかで 泳ぐ夢を見てた 鳴らない目覚ましを 抱いたままの私 体のなか 透明にする 水が必要ね こんな日は 世界のニュースから 悲しみがあふれて 小さな虫さえも 道に迷っている 汚れてゆく この日常を 強く抱きしめて とかしたい 今 はじめて 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ほら どこかで 眠ったままの水脈見つけよう uisce a' reachtail deora' na tuillte 雨上がりの瞳 空を見上げたとき あどけない言葉が 愛しく響いてくる 涙のぶん 満たしてくれる 水がほしくなる そんな時 さあ はじめて 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ねえ 時には 見つめ合うロカ 見逃さないでいて 今 はじめての 透きとおるロカ らせんを駆け抜けて ほら どこかで 眠ったままの水脈見つけよう |
レモンの木一口囓ったら 風向きが変わって すぼめたくちびる光る 陽射しをすいこんだ酸っぱい曲線は はじけそうな愛のしるし 俺達もう 歩き出そう 青い道へ ほほえみこぼれる前に そのまま止めないでね とがった大地のしずく レモンが揺れているよ 無邪気なまなざしの輪郭をなぞれば 小さなレモンのかたち 俺達もう 楽しもうよ にじむ野性 涙がこぼれる前に そのまま止めないでね とがった大地のしずく レモンが揺れているよ 眩しい時のかけらが たわわに実った頃 渇いた銀色の空 レモンの木を見にゆこう | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森・古賀森男 | | 一口囓ったら 風向きが変わって すぼめたくちびる光る 陽射しをすいこんだ酸っぱい曲線は はじけそうな愛のしるし 俺達もう 歩き出そう 青い道へ ほほえみこぼれる前に そのまま止めないでね とがった大地のしずく レモンが揺れているよ 無邪気なまなざしの輪郭をなぞれば 小さなレモンのかたち 俺達もう 楽しもうよ にじむ野性 涙がこぼれる前に そのまま止めないでね とがった大地のしずく レモンが揺れているよ 眩しい時のかけらが たわわに実った頃 渇いた銀色の空 レモンの木を見にゆこう |
ロンド流れ星ひとつ ななめに落ちたよ 隣のあなたは 見逃して 悔しがる わたしが笑うと あなたもつられて ふたりで笑っているうちに また流れ星 夜が 明けて 草がのびた 冬が 過ぎて 春がきたよ こんな ふうに そばにいれば きっと うまく ゆくよね あなたの目のなかに わたしが見えるよ 悲しい気持ちも 嬉しい心も ふたりのなかでころがって もっと大きくなる だから いつも からだぢゅうに やさしぃ きもち ふくらませて 雨に うたう 花のように はだし のまま いたいな まわる はねる おどる笑う いろん なこと くぐりぬけて 風に うたう 樹々のように 高い 空を 見上げて 素直な言葉だけ あなたにあげたい 空の星をあつめて らせんにならべてく | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 流れ星ひとつ ななめに落ちたよ 隣のあなたは 見逃して 悔しがる わたしが笑うと あなたもつられて ふたりで笑っているうちに また流れ星 夜が 明けて 草がのびた 冬が 過ぎて 春がきたよ こんな ふうに そばにいれば きっと うまく ゆくよね あなたの目のなかに わたしが見えるよ 悲しい気持ちも 嬉しい心も ふたりのなかでころがって もっと大きくなる だから いつも からだぢゅうに やさしぃ きもち ふくらませて 雨に うたう 花のように はだし のまま いたいな まわる はねる おどる笑う いろん なこと くぐりぬけて 風に うたう 樹々のように 高い 空を 見上げて 素直な言葉だけ あなたにあげたい 空の星をあつめて らせんにならべてく |
われもこう(変化)髪を切った 思いきり短く うろこ雲の高い空 昼下がり 心までが新しい感じで まるでながい眠りから醒めたよう 何かが変わるかな もつれかけた気持ちもほどけるよ 今は君のことだけを見つめてる 気づいてくれるかな 空飛ぶ夢を見たんだ 大きな川を越えたよ lulilula 日毎に街は色づき 涼しい風が吹く 静かにふくらんでゆく 想いを受けとめて 髪を切った 男の子みたいに いろんなことできそうな気がするよ 明日も晴れるかな 空飛ぶ夢を見たんだ 光の船に乗ったよ lulilula 君のそばをまわって 頭の上に降りるよ | 遊佐未森 | 遊佐未森 | 遊佐未森 | | 髪を切った 思いきり短く うろこ雲の高い空 昼下がり 心までが新しい感じで まるでながい眠りから醒めたよう 何かが変わるかな もつれかけた気持ちもほどけるよ 今は君のことだけを見つめてる 気づいてくれるかな 空飛ぶ夢を見たんだ 大きな川を越えたよ lulilula 日毎に街は色づき 涼しい風が吹く 静かにふくらんでゆく 想いを受けとめて 髪を切った 男の子みたいに いろんなことできそうな気がするよ 明日も晴れるかな 空飛ぶ夢を見たんだ 光の船に乗ったよ lulilula 君のそばをまわって 頭の上に降りるよ |
ONE夜明けのバスの窓辺 もたれて瞼閉じてる 流れる匂いだけで景色が判る あの人のあの場所から初めて一人の旅 優しさに埋もれたら明日が見えなくなる スピード上げて走る 消えてく月の真下を 遠くに見える夢を追いかけてゆく 本当は悲しいほど誰でも知ってるけど 人は一人きりで 生まれて来る事を 人は一人きりで 帰ってゆく事を だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる 失くした時間だけが永遠になる あの人の居ない世界 陽射しは何色だろう 人は巡り合って いつか好きになって 時は短すぎて だけど止まれなくて だから一緒にいた 二人で歩いてた とても愛しかった とても大事だった 人は一人きりで 始める旅がある 人は一人きりで 見つめる夢がある だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる | 遊佐未森 | 工藤順子 | 外間隆史 | 外間隆史・中原信雄 | 夜明けのバスの窓辺 もたれて瞼閉じてる 流れる匂いだけで景色が判る あの人のあの場所から初めて一人の旅 優しさに埋もれたら明日が見えなくなる スピード上げて走る 消えてく月の真下を 遠くに見える夢を追いかけてゆく 本当は悲しいほど誰でも知ってるけど 人は一人きりで 生まれて来る事を 人は一人きりで 帰ってゆく事を だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる 失くした時間だけが永遠になる あの人の居ない世界 陽射しは何色だろう 人は巡り合って いつか好きになって 時は短すぎて だけど止まれなくて だから一緒にいた 二人で歩いてた とても愛しかった とても大事だった 人は一人きりで 始める旅がある 人は一人きりで 見つめる夢がある だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる |