ダイアローグ難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 風が急に乾いて 人々の歩幅が変わって 僕らは衣服を脱いで ほら 溢れる涙で寒中遊泳 マイペース 君はまだ陸の上で 虚しくなって言葉も出ない 声にならない 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 水辺に転がる プラスチック製のボトルを掴んで 飛び立つ 水面が波立つ 胸元まで溢れた水溶液に浮かぶ島なら 心配ごともないだろうか 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 風が急に乾いて 人々の歩幅が変わって 僕らは衣服を脱いで ほら 溢れる涙で寒中遊泳 マイペース 君はまだ陸の上で 虚しくなって言葉も出ない 声にならない 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 水辺に転がる プラスチック製のボトルを掴んで 飛び立つ 水面が波立つ 胸元まで溢れた水溶液に浮かぶ島なら 心配ごともないだろうか 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも |
橙街灯の相槌 沈む夕日のマーマレード 渡り鳥のお別れの鳴き声 欠けた瓶の縁 蓋は開いたままで 満たすように苦いドロドロの毎日 黒塗りのナイトホーク 少女が失くした両目 消えない青痣のような砂漠の悪い夢 白壁のハイスクール あの娘が隠した両手 誰にも悟られぬように願いを抱えたまま 涙が落ちて 海に注いで 何時しか空まで戻るような 何一つ残らなくたって 君が笑えば それで雨が上がって 頬が乾いて その跡に虹が架かるような そんな時を想っているよ 混ざり合って仕舞えよ 密林の骸骨 少年が目指した「永遠」 消えない青痣のような半世紀の長い夢 眠らないコンビニエンス 現代が手にした「永遠」 何処かに忘れられたような願いは 置き去りのまま並んでいたんだ 涙が落ちて 海に注いで 何時しか空まで戻るような 何一つ残らなくたって 君が笑えば それで雨が上がって 頬が乾いて その跡に虹が架かるような そんな時を想って どうか君よ 笑って 混ざり合って 笑い合って 混ざり合って行くよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Masafumi Gotoh | | 街灯の相槌 沈む夕日のマーマレード 渡り鳥のお別れの鳴き声 欠けた瓶の縁 蓋は開いたままで 満たすように苦いドロドロの毎日 黒塗りのナイトホーク 少女が失くした両目 消えない青痣のような砂漠の悪い夢 白壁のハイスクール あの娘が隠した両手 誰にも悟られぬように願いを抱えたまま 涙が落ちて 海に注いで 何時しか空まで戻るような 何一つ残らなくたって 君が笑えば それで雨が上がって 頬が乾いて その跡に虹が架かるような そんな時を想っているよ 混ざり合って仕舞えよ 密林の骸骨 少年が目指した「永遠」 消えない青痣のような半世紀の長い夢 眠らないコンビニエンス 現代が手にした「永遠」 何処かに忘れられたような願いは 置き去りのまま並んでいたんだ 涙が落ちて 海に注いで 何時しか空まで戻るような 何一つ残らなくたって 君が笑えば それで雨が上がって 頬が乾いて その跡に虹が架かるような そんな時を想って どうか君よ 笑って 混ざり合って 笑い合って 混ざり合って行くよ |
ダンシングガール靴底 すり減って 縒れるまで彷徨った路地裏 当て所なく蹴飛ばした小石を追って 顔を上げれば あの娘が笑ったんだ 太陽が眩しくて あの日のまま 佇んで 誰も彼も消え去ったって 闇も夢も連れ出して もう どこへでも行ける気分さ 辿れば疲れる言葉たちを 言い値で落として 丸ごと投げ出して 自分なりのスタイルで揺れれば 心が踊ったんだ ダンシングガール 眩しくて どうかこのまま 消えないで 覚えたての不器用なステップ 雨も風も振り回して もう どこへでも行ける気分さ あの娘が笑ったんだ 太陽が眩しくて あの日のまま 佇んで 誰も彼も消え去ったって 闇も夢も連れ出して もう どこへでも行ける気分なんだ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Rivers Cuomo・Masafumi Gotoh | Rivers Cuomo・Masafumi Gotoh | | 靴底 すり減って 縒れるまで彷徨った路地裏 当て所なく蹴飛ばした小石を追って 顔を上げれば あの娘が笑ったんだ 太陽が眩しくて あの日のまま 佇んで 誰も彼も消え去ったって 闇も夢も連れ出して もう どこへでも行ける気分さ 辿れば疲れる言葉たちを 言い値で落として 丸ごと投げ出して 自分なりのスタイルで揺れれば 心が踊ったんだ ダンシングガール 眩しくて どうかこのまま 消えないで 覚えたての不器用なステップ 雨も風も振り回して もう どこへでも行ける気分さ あの娘が笑ったんだ 太陽が眩しくて あの日のまま 佇んで 誰も彼も消え去ったって 闇も夢も連れ出して もう どこへでも行ける気分なんだ |
De Arribaどんなことだっていいでしょう 彼はもう 降伏したんだから 石を投げたっていいでしょう 躊躇いなら どこにもない 美しさ 過ちのない君の魂よ であれば 次はどうか 僕を燃やして 焼き払ったっていいでしょう 君はノー・ダメージなんだから 誰が死んだっていいでしょう そこからは決して見えはしないこと 見えはしないこと 痛みや 行き先のない その思いも 僕らは誰彼と踏みつけた であれば それぞれの言葉や記憶を遡って もう一度 やり直そう 後ろめたさを抱えて 貧しさを乗り越えて 街明かりが 互いの顔を照らして 温もりや冷たさを取り戻して 僕らはいつまでも すれ違った であれば ささやかな愛を手繰って どこで生きたっていいでしょう 過ちはもう 水に流して 何を書いたっていいでしょう どうせほら 君は読みもしないこと 読みもしないこと | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | どんなことだっていいでしょう 彼はもう 降伏したんだから 石を投げたっていいでしょう 躊躇いなら どこにもない 美しさ 過ちのない君の魂よ であれば 次はどうか 僕を燃やして 焼き払ったっていいでしょう 君はノー・ダメージなんだから 誰が死んだっていいでしょう そこからは決して見えはしないこと 見えはしないこと 痛みや 行き先のない その思いも 僕らは誰彼と踏みつけた であれば それぞれの言葉や記憶を遡って もう一度 やり直そう 後ろめたさを抱えて 貧しさを乗り越えて 街明かりが 互いの顔を照らして 温もりや冷たさを取り戻して 僕らはいつまでも すれ違った であれば ささやかな愛を手繰って どこで生きたっていいでしょう 過ちはもう 水に流して 何を書いたっていいでしょう どうせほら 君は読みもしないこと 読みもしないこと |
出町柳パラレルユニバース思った通り誰もいない 特別な恋の予感もしない 苦虫ひとつ噛み締めて 細い路地の先に君 柳であって狸じゃない 出町であって小路じゃない 間違いだらけを乗り越えて 僕らは走って行く 少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない 近未来を憂うより 実際 タイムマシーンには乗れないけど まだ息があるなら I don't care 今ここでなくちゃ意味がないでしょう Yeah!!!! Ride the big surf!!!!! オールライト 少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 思った通り誰もいない 特別な恋の予感もしない 苦虫ひとつ噛み締めて 細い路地の先に君 柳であって狸じゃない 出町であって小路じゃない 間違いだらけを乗り越えて 僕らは走って行く 少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない 近未来を憂うより 実際 タイムマシーンには乗れないけど まだ息があるなら I don't care 今ここでなくちゃ意味がないでしょう Yeah!!!! Ride the big surf!!!!! オールライト 少しずつ影が背を伸ばしても まだまだ終わりじゃないさ 今日 午後からは街の風になって 君らしく踊ればいいじゃない |
電波塔ただここでくすむ日々に 浮かんで溶けそうな色 目を凝らして探す日々に 浮かんで溶けそうな色 アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 ただ歪んで軋む日々に 沈んで消えそうな色 手を伸ばして探る日々に 浮かんで溶けそうな色 アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて チェックオッケー? すべて失ったあの日 ドアを蹴飛ばして飛び出した 丘の上立った電波塔 溢れ出すいつかの想い そうだ 言葉で確かめてもっと僕の声 途絶えそうな僕の心が空気に触れて永遠に消える そうだ 言葉で確かめるもっと君の声 聞こえるよ君の心が空気に触れて僕に届く そうだ 君なんだろ? アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて チェックオッケー? | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | ただここでくすむ日々に 浮かんで溶けそうな色 目を凝らして探す日々に 浮かんで溶けそうな色 アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 ただ歪んで軋む日々に 沈んで消えそうな色 手を伸ばして探る日々に 浮かんで溶けそうな色 アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて チェックオッケー? すべて失ったあの日 ドアを蹴飛ばして飛び出した 丘の上立った電波塔 溢れ出すいつかの想い そうだ 言葉で確かめてもっと僕の声 途絶えそうな僕の心が空気に触れて永遠に消える そうだ 言葉で確かめるもっと君の声 聞こえるよ君の心が空気に触れて僕に届く そうだ 君なんだろ? アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声 アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて チェックオッケー? |
飛べない魚絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が流れるように 羽などもとから生えてはいないから 飛べない僕らの進まない日々 破れた心の抜け殼集めて 継ぎ接ぎだらけで繋いで 泳いだ今日まで 藍色 溶ける空 白い雲が流れるように 渇いた心にわずかに芽生えた 鱗にもなれない歪な想いが 何度さ 願っても剥がれてしまうよ 絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が遠いよ 願うだけ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が流れるように 羽などもとから生えてはいないから 飛べない僕らの進まない日々 破れた心の抜け殼集めて 継ぎ接ぎだらけで繋いで 泳いだ今日まで 藍色 溶ける空 白い雲が流れるように 渇いた心にわずかに芽生えた 鱗にもなれない歪な想いが 何度さ 願っても剥がれてしまうよ 絶え間なく羽ばたいたら いつかは飛べるかな 藍色 溶ける空 白い雲が遠いよ 願うだけ |
トラベログ虚構の街を遠く眺めて 画面をさすらう ふらふら 眼孔の奥に飛び散るのは余計な字面 熟々 想うよ 嗚呼… 手触りのない そんな言葉の飽和 埋もれるよ いつも 線路脇に路地を見つけて 余白をさすらう ふらふら 角膜の奥で像を結ぶのは世界の隙間 滑滑 巡るよ 嗚呼 此処に在ること 此処で見ること そのすべては誰のもの 塞ぎ込むより まだ見たこともないような景色があるよ 君の想像を超える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ 路面 湿った雨の匂い 嗅覚で そう 未来を知る 電線の共鳴 風の道 聴覚で そう 現在に出会うよ 揺れる世界を越える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ いつも | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 虚構の街を遠く眺めて 画面をさすらう ふらふら 眼孔の奥に飛び散るのは余計な字面 熟々 想うよ 嗚呼… 手触りのない そんな言葉の飽和 埋もれるよ いつも 線路脇に路地を見つけて 余白をさすらう ふらふら 角膜の奥で像を結ぶのは世界の隙間 滑滑 巡るよ 嗚呼 此処に在ること 此処で見ること そのすべては誰のもの 塞ぎ込むより まだ見たこともないような景色があるよ 君の想像を超える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ 路面 湿った雨の匂い 嗅覚で そう 未来を知る 電線の共鳴 風の道 聴覚で そう 現在に出会うよ 揺れる世界を越える情熱を 一瞬の邂逅を 告げるサヨナラを 永遠の漂流を 夢と現実を 旅の果てに僕は探すよ いつも |
堂々巡りの夜無限ではない ほらみろ 求めたってさ 虚しくない? いろいろ無くしちゃってさ 理由もなく 隣の犬が鳴いたな 寂しくない? 夜風のやさしさってさ 大した意味もないようなことが不安で今日も立ち止まる 無駄ならやめれば良いのに そう いつだって何回も繰り返すだけ 無限ではない ほらみろ 求めたってさ 虚しくない? いろいろ無くしちゃってさ 夢のような響きを叫んだってさ 誰もが拾うとは限らないから 大した意味もないようなことが不安で今日も立ち止まる 無駄ならやめれば良いのに そう いつだって何回も繰り返すだけ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Masafumi Gotoh | | 無限ではない ほらみろ 求めたってさ 虚しくない? いろいろ無くしちゃってさ 理由もなく 隣の犬が鳴いたな 寂しくない? 夜風のやさしさってさ 大した意味もないようなことが不安で今日も立ち止まる 無駄ならやめれば良いのに そう いつだって何回も繰り返すだけ 無限ではない ほらみろ 求めたってさ 虚しくない? いろいろ無くしちゃってさ 夢のような響きを叫んだってさ 誰もが拾うとは限らないから 大した意味もないようなことが不安で今日も立ち止まる 無駄ならやめれば良いのに そう いつだって何回も繰り返すだけ |
Dororoこの世界を裏切って 腹のなかで蠢いている ハラワタ 食い破って 赤黒く漲っている 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触って 人間の残骸 喧噪 ダイナマイト 愛の欠乏を埋めるマネー 応答はない 勝敗もないが 随分 張り込んでいる 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触ってみせるよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Takahiro Yamada・Masafumi Gotoh | | この世界を裏切って 腹のなかで蠢いている ハラワタ 食い破って 赤黒く漲っている 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触って 人間の残骸 喧噪 ダイナマイト 愛の欠乏を埋めるマネー 応答はない 勝敗もないが 随分 張り込んでいる 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触ってみせるよ |
ナイトダイビング今日も環状線の先を巡って 毎夜 孤独が行く ナイトダイバー 夜の街を彷徨う亡霊 僕は行く 白いライン 途切れ途切れて 未来は見えないふり 冬の時代に降り出して 積もる悲哀に心溺れたんだ 右手 感情線の先を辿って感傷に浸れば 揺らいだ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く 赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 花火みたいな観覧車 偽者たちを彩って 空廻って 遠くの空が白むまで走り抜けても 消えない それは消えないよ 風に景色が溶けるまで踏み続けても 消えない それは消えないよ かわす暗礁 その軌跡を辿って回遊 僕は行く 波打つ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く 赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 淡い期待に息吸い込んで 深い海で心溺れたんだ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 今日も環状線の先を巡って 毎夜 孤独が行く ナイトダイバー 夜の街を彷徨う亡霊 僕は行く 白いライン 途切れ途切れて 未来は見えないふり 冬の時代に降り出して 積もる悲哀に心溺れたんだ 右手 感情線の先を辿って感傷に浸れば 揺らいだ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く 赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 花火みたいな観覧車 偽者たちを彩って 空廻って 遠くの空が白むまで走り抜けても 消えない それは消えないよ 風に景色が溶けるまで踏み続けても 消えない それは消えないよ かわす暗礁 その軌跡を辿って回遊 僕は行く 波打つ感情 その起伏を下って再浮上 僕は行く 赤いライト 綺麗 見とれた水面に映る光 淡い期待に息吸い込んで 深い海で心溺れたんだ |
夏蝉雲の影まで焼け付くような 白い太陽だった それも午後には見失ったな 愛車 ワイパー 雷難 叩くような雨粒が 窓辺を濡らす傘の上 迷い込んだ蝉の音が 染み入るような夕べ 夕べ 秋が微かに忍び寄るような そんな匂いがした それが僕には寂しかったな 時間がないな ないな 溶かすような朱の空が 心を急かす夕暮れ 迷い込んだヒグラシが 終わりを告げる夢 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 何もないな 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 誰もいないな | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Masafumi Gotoh・Takahiro Yamada | | 雲の影まで焼け付くような 白い太陽だった それも午後には見失ったな 愛車 ワイパー 雷難 叩くような雨粒が 窓辺を濡らす傘の上 迷い込んだ蝉の音が 染み入るような夕べ 夕べ 秋が微かに忍び寄るような そんな匂いがした それが僕には寂しかったな 時間がないな ないな 溶かすような朱の空が 心を急かす夕暮れ 迷い込んだヒグラシが 終わりを告げる夢 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 何もないな 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 夏蝉は鳴いた 夏蝉 夏蝉 誰もいないな |
夏の日、残像答えを知って僕ら 繰り返しそうさ ささくれて溶け出すこころ 悲しみの訳は埋まらない隙間 不純な手でその胸を焦がす 敢えて見ないその先 敢えていないことにして 間違えたアンサー 繰り返しそうさ わだかまって離れるこころ 浮かない心情の埋まらない隙間 不純な手でその夢を壊す 夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで 最大公約数 探して塞いでる 割り切れるモノなんて無いのに 君の目に写った 僕が手に取った それとめどない それだけでいい 旅立ち 耳鳴り 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 5年経ち冷めた目 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで 消えないで 夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 答えを知って僕ら 繰り返しそうさ ささくれて溶け出すこころ 悲しみの訳は埋まらない隙間 不純な手でその胸を焦がす 敢えて見ないその先 敢えていないことにして 間違えたアンサー 繰り返しそうさ わだかまって離れるこころ 浮かない心情の埋まらない隙間 不純な手でその夢を壊す 夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで 最大公約数 探して塞いでる 割り切れるモノなんて無いのに 君の目に写った 僕が手に取った それとめどない それだけでいい 旅立ち 耳鳴り 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 5年経ち冷めた目 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで 消えないで 夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想 僕だけ残して流れて流れた 仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ 夏の日、残像 消さないで消えないで |
No.9波打つ 目に沁みる青さが 心の奥に焼きついて 深いバケツ 満たす君の涙をブチまけたみたいな海だ ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 錆び付いた手で もう何も壊さないで 炸裂 目も眩む熱さで何もかもみんな吹き飛んだ 深いバケツ 満たす僕の青さをブチまけたみたいな空だ ミスター・パトリオット もう何も落とさないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないで ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 滲むこの目は もう何も見えないな ミスター・パトリオット もう何も壊さないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないでよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 波打つ 目に沁みる青さが 心の奥に焼きついて 深いバケツ 満たす君の涙をブチまけたみたいな海だ ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 錆び付いた手で もう何も壊さないで 炸裂 目も眩む熱さで何もかもみんな吹き飛んだ 深いバケツ 満たす僕の青さをブチまけたみたいな空だ ミスター・パトリオット もう何も落とさないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないで ミスター・パトリオット もう誰も泣かせないで 滲むこの目は もう何も見えないな ミスター・パトリオット もう何も壊さないで 同じことで もう誰も泣かないでくれ 繰り返さないでよ |
西方コーストストーリー烏帽子岩 ここからじゃ影もないね サーフビレッジで待ち合わす予定もない ボードウォーク フラついて ウチらを嘲笑うピーナッツ チャコでもミーコでもない あの人の幻を見てみたい 夢でも ひと夏でも 浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないだけ 空に聞いてそんなこと 風に聞いてそんなこと だって私たちは こんな時代を漂って 荒波を掻き分けている 浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないまま それぞれの夏に 太陽を待ち焦がれている 待ち焦がれている | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 烏帽子岩 ここからじゃ影もないね サーフビレッジで待ち合わす予定もない ボードウォーク フラついて ウチらを嘲笑うピーナッツ チャコでもミーコでもない あの人の幻を見てみたい 夢でも ひと夏でも 浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないだけ 空に聞いてそんなこと 風に聞いてそんなこと だって私たちは こんな時代を漂って 荒波を掻き分けている 浜辺に立って 温い海に踝まで浸って この夏を諦められないまま それぞれの夏に 太陽を待ち焦がれている 待ち焦がれている |
24時都会の空は濁るのに 響くチャイムで今日が昨日 過ぎ行く日々の真ん中に何か建つなら「誓い」をたてる 妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を 東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ 明日はどんなことしようかなんてこと 何時しか僕らは失くして 随分濁った 世界の広さを心の狭さを それすら見えずに曇った2枚のレンズ 妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を 東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ 眠れないんだよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 都会の空は濁るのに 響くチャイムで今日が昨日 過ぎ行く日々の真ん中に何か建つなら「誓い」をたてる 妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を 東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ 明日はどんなことしようかなんてこと 何時しか僕らは失くして 随分濁った 世界の広さを心の狭さを それすら見えずに曇った2枚のレンズ 妙な縁で添う君や僕達の埋まらない日々の隙間も 動きだす心 照らし出したネオン 消えない夜の灯とその先を 東から西のその合間に空しさが通って 夜が闇で閉じても 今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って 意味もなくなんだか眠くないんだよ 眠れないんだよ |
ネオテニー待ちわびた土曜日に 日めくりの数字たち 軽やかに脈打つハーモニー 古着屋 USアーミー 内ボタンの縫い目に ささやかに芽生えるアイロニー ゆらゆらと木漏れ日 ざわついた並木道 軽やかに脈打つハーモニー 見とれるくらいの空に轟音で鳴くジェット機 ささやかに芽生えるアイロニー それは本当に必要? 時が経っても忘れないでよ 川沿いに揺れる風景 届かぬ想いだけ束ねる水辺の幼生 殻の中で願い続けて 水面を揺らす風 広がる波紋の様に 君の胸に優しく響いた音色 今日も何かを探すよ 本当に 本当に必要? 叶わぬ願いだけ束ねる水辺の幼生 殻が脱げて飛び立つ日まで 透き通る薄い羽 想いを運ぶ夜虫 君の胸で消えそうな心を優しく包んだ音色 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文・喜多建介 | | 待ちわびた土曜日に 日めくりの数字たち 軽やかに脈打つハーモニー 古着屋 USアーミー 内ボタンの縫い目に ささやかに芽生えるアイロニー ゆらゆらと木漏れ日 ざわついた並木道 軽やかに脈打つハーモニー 見とれるくらいの空に轟音で鳴くジェット機 ささやかに芽生えるアイロニー それは本当に必要? 時が経っても忘れないでよ 川沿いに揺れる風景 届かぬ想いだけ束ねる水辺の幼生 殻の中で願い続けて 水面を揺らす風 広がる波紋の様に 君の胸に優しく響いた音色 今日も何かを探すよ 本当に 本当に必要? 叶わぬ願いだけ束ねる水辺の幼生 殻が脱げて飛び立つ日まで 透き通る薄い羽 想いを運ぶ夜虫 君の胸で消えそうな心を優しく包んだ音色 |
ネクスト旅立つ鳥 水面は 雲ひとつない午後に 今なら 飛び立つ機会にはいいだろう 旅立つ鳥 水面は 雲ひとつない午後に 旅立つ鳥に 今なら 飛び立つ絶好機さ 旅立つ鳥 未来は 見通しだってないのに 旅立つ鳥 君もほら 飛び立つ時が来れば なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それがいつか君を照らす日を 願っているよ 慣れない街並み 聞きなれない言葉 荒んだ表通りで 彼とただ目が合った ここにいていいの?なんて そんなこと聞かないで 君らしく歩めばいい 君らしく戸惑えばいいだろう なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それをいつか君が誇る日を思うよ なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それがいつか君を照らす日を 願っているよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 山田貴洋 | | 旅立つ鳥 水面は 雲ひとつない午後に 今なら 飛び立つ機会にはいいだろう 旅立つ鳥 水面は 雲ひとつない午後に 旅立つ鳥に 今なら 飛び立つ絶好機さ 旅立つ鳥 未来は 見通しだってないのに 旅立つ鳥 君もほら 飛び立つ時が来れば なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それがいつか君を照らす日を 願っているよ 慣れない街並み 聞きなれない言葉 荒んだ表通りで 彼とただ目が合った ここにいていいの?なんて そんなこと聞かないで 君らしく歩めばいい 君らしく戸惑えばいいだろう なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それをいつか君が誇る日を思うよ なんだっていいさ 自由なスタイルで 理由なんていいさ 隣にいて いつだっていいさ 少しの違いだけ それがいつか君を照らす日を 願っているよ |
ノーネーム名も無き声の正体 徒然 芽吹く春の響く青を 癒えない僕の後悔 寿限無 寿限無 芽吹く春の響く青を 冬が終わる街角 溶け出す霜柱も 繋ぐ世界 曲がらない意志を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を 消えない愛を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を 闇を告げるランプも 逃げ出すオリオン座も 繋ぐ世界 淡く淡く光る 気が遠くなるほど遠いあの星も 空で集い そして点と線で絵になり 名前が付いた そうなんだよ 名前をくれよ 消えない愛を頂戴 無限 無限 芽吹く春の響く青を | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 名も無き声の正体 徒然 芽吹く春の響く青を 癒えない僕の後悔 寿限無 寿限無 芽吹く春の響く青を 冬が終わる街角 溶け出す霜柱も 繋ぐ世界 曲がらない意志を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を 消えない愛を頂戴 無限 無限 君と僕の響く青を 闇を告げるランプも 逃げ出すオリオン座も 繋ぐ世界 淡く淡く光る 気が遠くなるほど遠いあの星も 空で集い そして点と線で絵になり 名前が付いた そうなんだよ 名前をくれよ 消えない愛を頂戴 無限 無限 芽吹く春の響く青を |
廃墟の記憶記憶と呼ぶには妙にぼやけた声が 表通りを抜けて彼の耳に届いた 遠い昔に忘れ去られたことが 立ち現れるだろう そして立ち去るのだろう 子供たちが解き忘れた自由や 君とよく似た顔や プラスチックの自動車 大人たちが手放した理由や ゴミ溜めに咲く花を蹴散らして歩く衛兵 照準を背中に合わすマシンガン 手を休めればたちまち蜂の巣さ 書類の改竄に勤しむ自警団 世界の終わりが酒場で待ってるぜ 愛と呼ぶには少し足りない言葉 読み返した部屋に音の速度で響いた 近い未来に忘れ去られることが 立ち現れるだろう そして立ち去るのだろう 若者たちが掴み損ねた理想や 君の名前の墓標や 足の途絶えた参列者 恋人たちが語り忘れた希望や 手向けられた祈りを蹴散らして歩く亡霊たち 照準を背中に合わすマシンガン 手を休めればたちまち蜂の巣さ 書類の改竄に勤しむ自警団 世界の終わりが酒場で待ってるぜ そうだろう? 君は残って ここに残って後を担うのか それとも足を引きずりながら 先を急ぐのか 長いばかりで中身のない話をしながら 最果ての街で裸になって生きて行くのか 記憶と呼ぶには妙にぼやけた声が 表通りを抜けて彼の耳に届いた 遠い昔に忘れ去られたことが 立ち現れるだろう そして立ち去って行くのだろう | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Atsushi Horie | | 記憶と呼ぶには妙にぼやけた声が 表通りを抜けて彼の耳に届いた 遠い昔に忘れ去られたことが 立ち現れるだろう そして立ち去るのだろう 子供たちが解き忘れた自由や 君とよく似た顔や プラスチックの自動車 大人たちが手放した理由や ゴミ溜めに咲く花を蹴散らして歩く衛兵 照準を背中に合わすマシンガン 手を休めればたちまち蜂の巣さ 書類の改竄に勤しむ自警団 世界の終わりが酒場で待ってるぜ 愛と呼ぶには少し足りない言葉 読み返した部屋に音の速度で響いた 近い未来に忘れ去られることが 立ち現れるだろう そして立ち去るのだろう 若者たちが掴み損ねた理想や 君の名前の墓標や 足の途絶えた参列者 恋人たちが語り忘れた希望や 手向けられた祈りを蹴散らして歩く亡霊たち 照準を背中に合わすマシンガン 手を休めればたちまち蜂の巣さ 書類の改竄に勤しむ自警団 世界の終わりが酒場で待ってるぜ そうだろう? 君は残って ここに残って後を担うのか それとも足を引きずりながら 先を急ぐのか 長いばかりで中身のない話をしながら 最果ての街で裸になって生きて行くのか 記憶と呼ぶには妙にぼやけた声が 表通りを抜けて彼の耳に届いた 遠い昔に忘れ去られたことが 立ち現れるだろう そして立ち去って行くのだろう |
はじまりの季節朝焼けがアパートの 布の目を抉じ開けて燃える 今日が忍び込んで 赤色の笑い声 それでなんとなく助かった もう余命だって 何十年とはないから 透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに 輪郭があったの 頼りなく揺れる身体に 輪郭があったの その布の目の向こうに光る街が見えた 酷い嵐の朝にも 照明なんて ここには当らないから 透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに 輪郭があったの 頼りなく揺れる身体に 輪郭があったの その布の目の向こうに光る街が見えた 酷い嵐の朝にも | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | THE CHARM PARK | | 朝焼けがアパートの 布の目を抉じ開けて燃える 今日が忍び込んで 赤色の笑い声 それでなんとなく助かった もう余命だって 何十年とはないから 透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに 輪郭があったの 頼りなく揺れる身体に 輪郭があったの その布の目の向こうに光る街が見えた 酷い嵐の朝にも 照明なんて ここには当らないから 透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに 輪郭があったの 頼りなく揺れる身体に 輪郭があったの その布の目の向こうに光る街が見えた 酷い嵐の朝にも |
長谷サンズ単純な言葉で上手く届けば良いが 曖昧な話を綴るペーパーバック・ライター 西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 遂に夜の青に溶け出すような 消えないで遠く何処かへ 敬虔な祈りが空に届けばいいな 本当の願いを綴るペーパーバック・ライター 西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 遂に夜の青に溶け出すような 行かないで 闇に消えないで 置いて行かないで 遠く何処かへ 急に何かがよぎるような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 君 夜の便り 馳せ参ず 嗚呼... | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 単純な言葉で上手く届けば良いが 曖昧な話を綴るペーパーバック・ライター 西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 遂に夜の青に溶け出すような 消えないで遠く何処かへ 敬虔な祈りが空に届けばいいな 本当の願いを綴るペーパーバック・ライター 西日 夜の青に溶け出すような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 遂に夜の青に溶け出すような 行かないで 闇に消えないで 置いて行かないで 遠く何処かへ 急に何かがよぎるような 不意に思い出して駆け出す 馳せ参ず 君 夜の便り 馳せ参ず 嗚呼... |
八景ゆらゆら戻りを待つ 夜を撫で過ぎる風 たまゆら 響く汽笛 波先で頷く未来 早歩きで朝まで 防潮堤の先の海へ 誰かの不意なジョークで 僕らはまた息を吹き返す 波のない海じゃなんだか味気ないような そんな気持ちになるでしょう あれから随分経つ 音を立て過ぎた日々 また会えるときを待つ 白波を分け行く未来 ゆらゆら戻りを待つ 夜を撫で過ぎる風 たまゆら 響く汽笛 どこまでも旗を立てて 行きたい | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 喜多建介・山田貴洋 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | ゆらゆら戻りを待つ 夜を撫で過ぎる風 たまゆら 響く汽笛 波先で頷く未来 早歩きで朝まで 防潮堤の先の海へ 誰かの不意なジョークで 僕らはまた息を吹き返す 波のない海じゃなんだか味気ないような そんな気持ちになるでしょう あれから随分経つ 音を立て過ぎた日々 また会えるときを待つ 白波を分け行く未来 ゆらゆら戻りを待つ 夜を撫で過ぎる風 たまゆら 響く汽笛 どこまでも旗を立てて 行きたい |
遥か彼方踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ だからもっと…遥か彼方 踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ だから、嗚呼、遥か彼方 偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く… | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ だからもっと…遥か彼方 踏み込むぜアクセル 駆け引きは無いさ、そうだよ 夜をぬける ねじ込むさ最後に 差し引きゼロさ、そうだよ 日々を削る 心をそっと開いて ギュっと引き寄せたら 届くよきっと伝うよもっと さあ 生き急いで搾り取って 縺れる足だけど前より ずっとそう、遠くへ 奪い取って掴んだって 君じゃないなら 意味は無いのさ だから、嗚呼、遥か彼方 偽る事に慣れた君の世界を 塗り潰すのさ、白く… |
Hello HelloHello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Where the work's not hard And the century is closing down I'm not sure what we've got We really don't need a lot Hello, hello I made a lot of mistakes that bear a heavy, heavy weight that I'm ashamed of And I need to get through to something new where I'm not alone Where everybody knows you, everybody loves you, everybody says this is your home Hello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Where the work's not hard And the century is closing down I'm not sure what we've got We really don't need a lot Hello, hello Trying to shake all responsibility Repeating that it don't mean much to me Staying out of my head all day Don't want to go back Don't want to have to face it all All those disappointments that I've made Hello Where everybody knows you, everybody loves you, everybody says this is your home Hello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Don't let me go, hello, hello, hello You know I wanna stay here with my friends Stay here 'til the end, don't let me go Don't let me go, hello, hello Don't let me go, hello The century is closing down, The century is closing down The century is closing down, The century is closing down Hello | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Matthew Kelly Sharp | Matthew Kelly Sharp | | Hello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Where the work's not hard And the century is closing down I'm not sure what we've got We really don't need a lot Hello, hello I made a lot of mistakes that bear a heavy, heavy weight that I'm ashamed of And I need to get through to something new where I'm not alone Where everybody knows you, everybody loves you, everybody says this is your home Hello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Where the work's not hard And the century is closing down I'm not sure what we've got We really don't need a lot Hello, hello Trying to shake all responsibility Repeating that it don't mean much to me Staying out of my head all day Don't want to go back Don't want to have to face it all All those disappointments that I've made Hello Where everybody knows you, everybody loves you, everybody says this is your home Hello, hello, hello, hello You know it's good to see you here again To be back with my friends Don't let me go, hello, hello, hello You know I wanna stay here with my friends Stay here 'til the end, don't let me go Don't let me go, hello, hello Don't let me go, hello The century is closing down, The century is closing down The century is closing down, The century is closing down Hello |
バイシクルレース積み木のように積み上がり 砂漠のように乾いた街角を ひとつずつ ひとつずつ 指を折るように すり抜けるように タイヤのチューブは擦り減り 漕ぎ出すペースを奪い去るように 少しずつ 少しずつ 彼は離されたんだろう 真昼の暑さに干上がり 黒地に僕らがへばりつくように ひとつふたつ ひとつふたつ 奪われるように 失うような スピードに意識を混ぜ込み 失う怖さを紛らわす度に 少しずつ 少しずつ 僕は寂しくなったよ 遠く向こうから雨の匂い 少し前から気付いていたんだよ 走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな 錆びたペダル 色が褪せたサドル 漕ぎ出せ 走り出せ 振り返れば 見えなくなって 誰もいなくなったって 進まなきゃ さあ 行き詰まった現在の僕らにだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな 走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 積み木のように積み上がり 砂漠のように乾いた街角を ひとつずつ ひとつずつ 指を折るように すり抜けるように タイヤのチューブは擦り減り 漕ぎ出すペースを奪い去るように 少しずつ 少しずつ 彼は離されたんだろう 真昼の暑さに干上がり 黒地に僕らがへばりつくように ひとつふたつ ひとつふたつ 奪われるように 失うような スピードに意識を混ぜ込み 失う怖さを紛らわす度に 少しずつ 少しずつ 僕は寂しくなったよ 遠く向こうから雨の匂い 少し前から気付いていたんだよ 走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな 錆びたペダル 色が褪せたサドル 漕ぎ出せ 走り出せ 振り返れば 見えなくなって 誰もいなくなったって 進まなきゃ さあ 行き詰まった現在の僕らにだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな 走り出して数分の彼にだって 振り向けビーナス いつかはこの空洞を埋めるように 微笑み合いたいな |
バタフライ尖ったナイフみたいな心で 細長く意味もない日々を削る 積もった過去とか退屈とか 燃えないゴミの日に出して そのまま 宛先のない手紙みたいな 行き場も居場所もない僕らの 摺り込まれた夢や希望は 燃えないゴミの日に出して そのまま 半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでは 5メートルの現実感を いつかなくして 見失っていって 暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな 折れる 消えかけた鈍い痛みまで 出来るなら捨てないでおいて そのまま 半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでも 5メートルの現実感を 忘れないでいて ずっと繋いでいって 諦めの悪い世界が呼ぶ僕らを ガラス製の欲望で覗いた先に何がある 暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな 折れる | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 尖ったナイフみたいな心で 細長く意味もない日々を削る 積もった過去とか退屈とか 燃えないゴミの日に出して そのまま 宛先のない手紙みたいな 行き場も居場所もない僕らの 摺り込まれた夢や希望は 燃えないゴミの日に出して そのまま 半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでは 5メートルの現実感を いつかなくして 見失っていって 暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな 折れる 消えかけた鈍い痛みまで 出来るなら捨てないでおいて そのまま 半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでも 5メートルの現実感を 忘れないでいて ずっと繋いでいって 諦めの悪い世界が呼ぶ僕らを ガラス製の欲望で覗いた先に何がある 暗闇の先の霞むような光 負から正の走光性 荒んだ僕は蝶になれるかな 折れる |
パラレルワールド気後れで 夜まで 弛緩して 野を這うように 雨ざらし 場当たりの 歴史観で 論破して 積み上げれば クズの山 ここはどこなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン 君を連れて行かせないさ もう二度と 気まぐれな誰かの 予言まで 信じ込んで 伸し歩き あんな言葉信じるなって 場違いだって レイシズムなんて ろくでもないさ つまりは クズの山 ここはいつなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン 君を連れて行かせないさ 自縄自縛の時代へなんて もう二度と | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Masafumi Gotoh・Kiyoshi Ijichi | | 気後れで 夜まで 弛緩して 野を這うように 雨ざらし 場当たりの 歴史観で 論破して 積み上げれば クズの山 ここはどこなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン 君を連れて行かせないさ もう二度と 気まぐれな誰かの 予言まで 信じ込んで 伸し歩き あんな言葉信じるなって 場違いだって レイシズムなんて ろくでもないさ つまりは クズの山 ここはいつなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン 君を連れて行かせないさ 自縄自縛の時代へなんて もう二度と |
ひかり言葉など一言も出てこなかった 想いにもならないものが体を走って ポケットにはなけなしの空しさがあって 僕らは何処へも行けずにいる どんなコードもふさわしくないと思った メロディでは辿り着けないと思った TVでは遠く街並が映って 僕らは何処へも行けずにいる 君の小さな指も 彼にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 彼は生きて行くのだろう スーパーマーケットの売り場をぼんやりと見渡して 何もかも都会の僕らには足りなかった 行列には並ぶ気にすらならなくて 僕らは何処へも行けずにいる 悲しみを打ち消すメカニズムはなくて 優しさを持ち寄るしか僕らはなくて TVでは遠く街並が映って 僕らは何処へも行けずにいる 彼と繋ぎ合った手も 彼女にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 彼女は生きて行くのだろう 小さな指も 彼にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 君は生きて行くのだろう せめて僕は憶えていよう 東京の街で途方に暮れた日々を せめて僕は憶えていよう 圧倒的なこの無力を 花びら 春の風 木陰の居眠り 海辺の街並 君を思って祈る 小さな指も 僕にはひかりのようだったよ 共に在った日を抱きしめて 離さないで 繋ぎ合った手も 僕にはひかりのようだったよ 共に在った日を積み上げて 僕らは生きて行くんだよ | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Masafumi Gotoh | | 言葉など一言も出てこなかった 想いにもならないものが体を走って ポケットにはなけなしの空しさがあって 僕らは何処へも行けずにいる どんなコードもふさわしくないと思った メロディでは辿り着けないと思った TVでは遠く街並が映って 僕らは何処へも行けずにいる 君の小さな指も 彼にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 彼は生きて行くのだろう スーパーマーケットの売り場をぼんやりと見渡して 何もかも都会の僕らには足りなかった 行列には並ぶ気にすらならなくて 僕らは何処へも行けずにいる 悲しみを打ち消すメカニズムはなくて 優しさを持ち寄るしか僕らはなくて TVでは遠く街並が映って 僕らは何処へも行けずにいる 彼と繋ぎ合った手も 彼女にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 彼女は生きて行くのだろう 小さな指も 彼にはひかりのようだったろう 共に在った日を忘られずに 君は生きて行くのだろう せめて僕は憶えていよう 東京の街で途方に暮れた日々を せめて僕は憶えていよう 圧倒的なこの無力を 花びら 春の風 木陰の居眠り 海辺の街並 君を思って祈る 小さな指も 僕にはひかりのようだったよ 共に在った日を抱きしめて 離さないで 繋ぎ合った手も 僕にはひかりのようだったよ 共に在った日を積み上げて 僕らは生きて行くんだよ |
日坂ダウンヒル134 飛び越えて 心はエアウォーク 今なら ダンクシュートだってできちゃうかも だけどほら現実はなかなか厳しい 青春って123 でも ジャンプなんてできない 静かに明日を待つだけ それじゃ足りないや 坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに オレンジ色のバイシクルと緑の電車 渋滞の列をすり抜けて進む 諦めたらそこで試合は終了 それなら4試合は軽く終わってる 静かに明日を待つだけ まだ終われないや 坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに驚いたまま 駅まで下って 君のこと思い出してる あの日見た景色や仕草を糧に今 歩き出す もう一度 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 134 飛び越えて 心はエアウォーク 今なら ダンクシュートだってできちゃうかも だけどほら現実はなかなか厳しい 青春って123 でも ジャンプなんてできない 静かに明日を待つだけ それじゃ足りないや 坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに オレンジ色のバイシクルと緑の電車 渋滞の列をすり抜けて進む 諦めたらそこで試合は終了 それなら4試合は軽く終わってる 静かに明日を待つだけ まだ終われないや 坂道を上まで登り切って 肩で息をしてる 来た道をまざまざ振り返って その先の青さに驚いたまま 駅まで下って 君のこと思い出してる あの日見た景色や仕草を糧に今 歩き出す もう一度 |