赤い暗室クチナシよ 咲かないで 甘い香りは 時(とき)に人を狂わせる 独りのこの部屋は 思い出だけの暗室 あゝルージュ 赤い灯り 愛の日々がとけてゆく ノワール フイルムの中に あなたは今も生きてる わかれたら 他人でしょ 恋は儚(はかな)い そんな風に言うけれど 虜(とりこ)にされたなら 身動きさえもできない あゝルージュ 夜明けが来る 窓に朝日差し込めば ノワール 幻だもの あなたは消えてゆくのね あゝルージュ 赤く赤く 愛の時が燃え尽きて ノワール 灰になるまで あなたを待っているから あなたを待っているから… | ケイ潤子 | 朝比奈京仔 | 若草恵 | 若草恵 | クチナシよ 咲かないで 甘い香りは 時(とき)に人を狂わせる 独りのこの部屋は 思い出だけの暗室 あゝルージュ 赤い灯り 愛の日々がとけてゆく ノワール フイルムの中に あなたは今も生きてる わかれたら 他人でしょ 恋は儚(はかな)い そんな風に言うけれど 虜(とりこ)にされたなら 身動きさえもできない あゝルージュ 夜明けが来る 窓に朝日差し込めば ノワール 幻だもの あなたは消えてゆくのね あゝルージュ 赤く赤く 愛の時が燃え尽きて ノワール 灰になるまで あなたを待っているから あなたを待っているから… |
愛しみの詩熱い浜辺で 熱い口づけ からまる二人の 愛の誓い 激しく やさしく 愛していたわ 季節(とき)は流れて 遠く遠い夏の日 あなたの心は 風に誘われて あわく消えて ひとりたたずむ 悲しみのメモリー 奏でるのは 愛と憎しみと 哀(かな)しみの詩 今も聞こえる あなたの声が 時の足音 重く冷たい 愛の出逢いは ひとつの軌跡 再び巡り合うことは できない これからどこへ 向かえばいいの、、、 どんな夢を ただよえばいいの、、、、 時は過ぎてゆく 記憶の中 愛と憎しみと 愛(かな)しみの詩 あなたの心は 風に誘われて あわく消えて ひとりたたずむ 悲しみのメモリー 奏でるのは 愛と憎しみと 哀(かな)しみの詩 | ケイ潤子 | ケイ潤子 | 若草恵 | 若草恵 | 熱い浜辺で 熱い口づけ からまる二人の 愛の誓い 激しく やさしく 愛していたわ 季節(とき)は流れて 遠く遠い夏の日 あなたの心は 風に誘われて あわく消えて ひとりたたずむ 悲しみのメモリー 奏でるのは 愛と憎しみと 哀(かな)しみの詩 今も聞こえる あなたの声が 時の足音 重く冷たい 愛の出逢いは ひとつの軌跡 再び巡り合うことは できない これからどこへ 向かえばいいの、、、 どんな夢を ただよえばいいの、、、、 時は過ぎてゆく 記憶の中 愛と憎しみと 愛(かな)しみの詩 あなたの心は 風に誘われて あわく消えて ひとりたたずむ 悲しみのメモリー 奏でるのは 愛と憎しみと 哀(かな)しみの詩 |
キラメクいのちささやかな日々煌(きら)めく 花咲くこの季節(とき)に つよく抱きしめる 輝くこのいのち 宇宙(そら)まで届けたい あふれる歓びを だから笑って もっと眩しく そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて ふりそそぐ陽の光に あなたが目覚めれば 満ち溢れる夢 湧き立つ希望と 宇宙にも届けよう 限りない愛を だから笑って もっと眩しく あなたの全てのことから 守ってあげたい いま勇気を そう言葉を超えて 愛の中へ 連れてゆく もっと深く そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて 伝えたい 歌にのせて | ケイ潤子 | ケイ潤子 | 小田純平 | ヤタベタダシ | ささやかな日々煌(きら)めく 花咲くこの季節(とき)に つよく抱きしめる 輝くこのいのち 宇宙(そら)まで届けたい あふれる歓びを だから笑って もっと眩しく そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて ふりそそぐ陽の光に あなたが目覚めれば 満ち溢れる夢 湧き立つ希望と 宇宙にも届けよう 限りない愛を だから笑って もっと眩しく あなたの全てのことから 守ってあげたい いま勇気を そう言葉を超えて 愛の中へ 連れてゆく もっと深く そばにあなたがいるだけで もう何も畏(おそ)れない 今日からは いま幸せのメロディー 愛をこめて 伝えたい 歌にのせて 伝えたい 歌にのせて |
さよならは言えない孤独にふるえる 心は 今もあなたを 思うの 別れても 離れても愛してる 手をつなぎ 見上げた青空 さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて つかの間の夢 みさせてほしい 巡る 巡る 思いでさえも 指の隙間をすべり 落ちてく 燃えてる孤独な 心は 今もあなたが 欲しいの 別れても 離れても 愛してる 月にぬれ 夜におぼれてた さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて 愛の光で 夜が明けるまで 熱い 熱い 想い出だけが 冷たい 身体すりぬけ 落ちてく さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて 消えてゆく恋 追いかけている 愛したことが 罪だというの 赤く 燃える 夕日が落ちてく | ケイ潤子 | ケイ潤子 | 若草恵 | 西村真吾 | 孤独にふるえる 心は 今もあなたを 思うの 別れても 離れても愛してる 手をつなぎ 見上げた青空 さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて つかの間の夢 みさせてほしい 巡る 巡る 思いでさえも 指の隙間をすべり 落ちてく 燃えてる孤独な 心は 今もあなたが 欲しいの 別れても 離れても 愛してる 月にぬれ 夜におぼれてた さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて 愛の光で 夜が明けるまで 熱い 熱い 想い出だけが 冷たい 身体すりぬけ 落ちてく さよならをいうには 愛(あい)しすぎ I can't say goodbye あなたの声 聞かせて 消えてゆく恋 追いかけている 愛したことが 罪だというの 赤く 燃える 夕日が落ちてく |
しあわせくれてもいいじゃないあなたどこにも 行かないで いつもそうなのね なんであなたは 心とざして 笑うだけ あんまりじゃないの 心開いてよ あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない すがっていっても いいじゃない こよい別れの 夜ならば もうやめて欲しい ふくみ笑いは 心の底で 笑ってよ 目だけで笑うの 今日はやめてよね 思い切り 泣き声あげて 涙ふりまき わめきたいの あなた しあわせを くれてもいいじゃない 泣かせなくても いいじゃない あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない しあわせくれても いいじゃない | ケイ潤子 | 岡宏 | 小田純平 | ヤタベタダシ | あなたどこにも 行かないで いつもそうなのね なんであなたは 心とざして 笑うだけ あんまりじゃないの 心開いてよ あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない すがっていっても いいじゃない こよい別れの 夜ならば もうやめて欲しい ふくみ笑いは 心の底で 笑ってよ 目だけで笑うの 今日はやめてよね 思い切り 泣き声あげて 涙ふりまき わめきたいの あなた しあわせを くれてもいいじゃない 泣かせなくても いいじゃない あたしには 本当のこと 言って欲しい 愛されたい あなた しあわせを くれてもいいじゃない しあわせくれても いいじゃない |
白いラベンダー二人で暮らした 部屋には今でも あなたの匂い 残っている あの時全てを 信じてあげたら 悲しい別れは なかったかしら 涙で育てた 恋の幻影(まぼろし) 心に抱きしめ 生きているのよ 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー 黄昏 街角 道行く誰もが あなたに見える 逢いたいのよ ぬくもり探して 思い出たどるの 幸せのかけら 握りしめて 季節はいつしか 色彩(いろ)を変えても 私の恋しさ 変わりはしない 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー 涙で育てた 恋の幻影(まぼろし) 心に抱きしめ 生きているのよ 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー | ケイ潤子 | ケイ潤子 | 若草恵 | 若草恵 | 二人で暮らした 部屋には今でも あなたの匂い 残っている あの時全てを 信じてあげたら 悲しい別れは なかったかしら 涙で育てた 恋の幻影(まぼろし) 心に抱きしめ 生きているのよ 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー 黄昏 街角 道行く誰もが あなたに見える 逢いたいのよ ぬくもり探して 思い出たどるの 幸せのかけら 握りしめて 季節はいつしか 色彩(いろ)を変えても 私の恋しさ 変わりはしない 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー 涙で育てた 恋の幻影(まぼろし) 心に抱きしめ 生きているのよ 美郷の雪華 それは私よ あなたを待ってる 白いラベンダー |
J'AIME(君を愛す)愛という言葉も むなしいくらい 愛しているのよ 命をかけて 風にゆれる髪も そのほほえみも あなたの何もかも 私は好きよ 愛されているなら 何もこわくない 愛しているときは 夜が恋しい 愛し合うふたりに 過去はいらない 未来を夢みて 生きてゆくのよ 愛しても 愛しても それでも足りない 涙があふれるほど 好き 好きなあなた 愛し合うふたりに 過去はいらない 未来を夢みて 生きてゆくのよ 愛しても 愛しても それでも足りない 涙があふれるほど 好き 好きなあなた | ケイ潤子 | Salvatore Adamo・日本語詞:永田文夫 | Salvatore Adamo | 若草恵 | 愛という言葉も むなしいくらい 愛しているのよ 命をかけて 風にゆれる髪も そのほほえみも あなたの何もかも 私は好きよ 愛されているなら 何もこわくない 愛しているときは 夜が恋しい 愛し合うふたりに 過去はいらない 未来を夢みて 生きてゆくのよ 愛しても 愛しても それでも足りない 涙があふれるほど 好き 好きなあなた 愛し合うふたりに 過去はいらない 未来を夢みて 生きてゆくのよ 愛しても 愛しても それでも足りない 涙があふれるほど 好き 好きなあなた |
スターもう いいじゃない これから先も スターそれは無理さ 昔の声が もう出ないこと ファンが 一番知っている それでもと いうのなら 俺の肩先で 歌うがいい それでもというのなら ラララ ラララ ラララ まだ 忘れない 昼夜二回 公演のあのころを 薬と酒を 交互に飲んで 歌がよくなるはずもない それでもと いうのなら 夜明けの酒場で 歌うがいい それでもと いうのなら ラララ ラララ ラララ 還暦すぎたか 化粧鏡を 覘いてわかった とっかえひっかえ 男を変えて いつも最後にだまされる それでもというのなら 俺の腕の中 歌うがいい それでもというのなら ラララ ララララ ラララ | ケイ潤子 | 清志郎 | 若草恵 | 西村真吾 | もう いいじゃない これから先も スターそれは無理さ 昔の声が もう出ないこと ファンが 一番知っている それでもと いうのなら 俺の肩先で 歌うがいい それでもというのなら ラララ ラララ ラララ まだ 忘れない 昼夜二回 公演のあのころを 薬と酒を 交互に飲んで 歌がよくなるはずもない それでもと いうのなら 夜明けの酒場で 歌うがいい それでもと いうのなら ラララ ラララ ラララ 還暦すぎたか 化粧鏡を 覘いてわかった とっかえひっかえ 男を変えて いつも最後にだまされる それでもというのなら 俺の腕の中 歌うがいい それでもというのなら ラララ ララララ ラララ |
ソナチネ今日が約束の日だったわね 半年後に も一度二人逢おうって 無鉄砲ね 初めて出逢って 約束なんか 交わすなんて きっと見違えてしまうわね 服も靴も化粧も変えてきたから でも不安ね ほんとに来るかしら 初恋みたい そうね まさか どんな話しようかしら 映画…旅行… 月並みだわ それより食事ね 乾杯しましょ 今日の為に 愛はソナチネ 男と女 電話も歳も 知らないけれど 愛はソナチネ きっとあなたを好きになる 今夜始まる 二楽章 あれはポルトガルの港町 ひとり旅のふたりに似合う夕暮れ 海が好きと 照れ臭そうに 云ってた笑顔 ステキだった まるで映画みたいそうでしょ たった一度 言葉を交わしたあの日 でもどうして ほんとに遅いわね もう一時間来ないつもり あらイヤだわ 涙かしら みんなが見てる 雨の街角 帰りを急ぐ 恋人たちね お幸せに 愛はソナチネ 半年の夢 出来そこないの ラブストーリー 愛はソナチネ そうね私がお馬鹿さんね 夢を描いていただけね いつかどこかで 逢いましょう | ケイ潤子 | たきのえいじ | 若草恵 | 西村真吾 | 今日が約束の日だったわね 半年後に も一度二人逢おうって 無鉄砲ね 初めて出逢って 約束なんか 交わすなんて きっと見違えてしまうわね 服も靴も化粧も変えてきたから でも不安ね ほんとに来るかしら 初恋みたい そうね まさか どんな話しようかしら 映画…旅行… 月並みだわ それより食事ね 乾杯しましょ 今日の為に 愛はソナチネ 男と女 電話も歳も 知らないけれど 愛はソナチネ きっとあなたを好きになる 今夜始まる 二楽章 あれはポルトガルの港町 ひとり旅のふたりに似合う夕暮れ 海が好きと 照れ臭そうに 云ってた笑顔 ステキだった まるで映画みたいそうでしょ たった一度 言葉を交わしたあの日 でもどうして ほんとに遅いわね もう一時間来ないつもり あらイヤだわ 涙かしら みんなが見てる 雨の街角 帰りを急ぐ 恋人たちね お幸せに 愛はソナチネ 半年の夢 出来そこないの ラブストーリー 愛はソナチネ そうね私がお馬鹿さんね 夢を描いていただけね いつかどこかで 逢いましょう |
追憶のLaLaLaLaLaLa..... 新しい靴 箱から出して たとえ転んで 傷ついても 私の道を 歩いて 歩いていくの にぎわう街 行き交う人波 ブルーのシャツ 見つけたわ キレイな人の 肩を抱く あなたを見たの まるで映画のよう 別れのシーン響くわ 涙あふれて スクリーンが とても見えない 見上げた空に 思い出すの 好きな色だけ 変わらない 涙のあとに 消えてく 消えてくまでは 一人の夜 いくつも過ごした 古いヒール 脱ぎ捨てて 裸足の心 恐れずに 笑っていたい 誰にもゆずりたくない 人生の主役は私ね 涙ふいて 新しい 幕が上がるわ まるで映画のよう 別れのシーン響くわ 涙あふれて スクリーンが とても見えない | ケイ潤子 | 嶋田うれ葉 | 若草恵 | 若草恵 | LaLaLa..... 新しい靴 箱から出して たとえ転んで 傷ついても 私の道を 歩いて 歩いていくの にぎわう街 行き交う人波 ブルーのシャツ 見つけたわ キレイな人の 肩を抱く あなたを見たの まるで映画のよう 別れのシーン響くわ 涙あふれて スクリーンが とても見えない 見上げた空に 思い出すの 好きな色だけ 変わらない 涙のあとに 消えてく 消えてくまでは 一人の夜 いくつも過ごした 古いヒール 脱ぎ捨てて 裸足の心 恐れずに 笑っていたい 誰にもゆずりたくない 人生の主役は私ね 涙ふいて 新しい 幕が上がるわ まるで映画のよう 別れのシーン響くわ 涙あふれて スクリーンが とても見えない |
裸足の石畳港へ つづく 坂道 見下ろして 立ち尽くす 指から すべり落ちた 手紙が 白い鳥になる おねがい あの船を止めて 愛しているのよ 行かないで 愛はなぜ 旅立ちたがるの しあわせは 背を向けるの アモール アモール 裸足のまま 追いかけるの 昨夜(ゆうべ)の 熱いくちづけ 首筋に まだ残る 霧笛が すすり泣いて さよなら 船がでてゆく おねがい あのひとに告(つ)げて 私は待ってる いつまでも ひとはなぜ 愛を欲しがるの つまずいて 傷ついても アモール アモール 裸足のまま 駆け降りるの ひとはなぜ 愛を欲しがるの 想い出は やさしすぎて アモール アモール 朝陽の中 追いかけるの | ケイ潤子 | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | 港へ つづく 坂道 見下ろして 立ち尽くす 指から すべり落ちた 手紙が 白い鳥になる おねがい あの船を止めて 愛しているのよ 行かないで 愛はなぜ 旅立ちたがるの しあわせは 背を向けるの アモール アモール 裸足のまま 追いかけるの 昨夜(ゆうべ)の 熱いくちづけ 首筋に まだ残る 霧笛が すすり泣いて さよなら 船がでてゆく おねがい あのひとに告(つ)げて 私は待ってる いつまでも ひとはなぜ 愛を欲しがるの つまずいて 傷ついても アモール アモール 裸足のまま 駆け降りるの ひとはなぜ 愛を欲しがるの 想い出は やさしすぎて アモール アモール 朝陽の中 追いかけるの |
冬のファド雪 とけゆく海に わたしの名前 呼ぶあなた まるで話しかけるように なんども なんども 命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝ雪にまみれても この愛をみつめていたい 港 離れはしない 窓 夜風にあたる わたしの背中 抱くあなた 遠い昔のことなのに こんなに まざまざ 愛の日々が今も今も見えるの 壊れかけた はしけで 泣きぬれる冬ツバメ あゝ群れにはぐれても あなたをみつめていたい あなた おいてはゆけない 命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝからだこおらせて この愛にとけてゆきたい 冬を 渡りはしない | ケイ潤子 | 朝比奈京仔 | 若草恵 | 若草恵 | 雪 とけゆく海に わたしの名前 呼ぶあなた まるで話しかけるように なんども なんども 命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝ雪にまみれても この愛をみつめていたい 港 離れはしない 窓 夜風にあたる わたしの背中 抱くあなた 遠い昔のことなのに こんなに まざまざ 愛の日々が今も今も見えるの 壊れかけた はしけで 泣きぬれる冬ツバメ あゝ群れにはぐれても あなたをみつめていたい あなた おいてはゆけない 命果てたあとの今のわたしは 壊れかけた はしけに 身をよせる冬ツバメ あゝからだこおらせて この愛にとけてゆきたい 冬を 渡りはしない |