櫻田誠一作曲の歌詞一覧リスト  46曲中 1-46曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
北の漁場一条貫太一条貫太新條カオル櫻田誠一D.C.Oいのち温めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日の稼ぎを 夢に見て 腹に晒(さら)し巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百浬(カイリ)を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒涛(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
あの人だから三島敏夫三島敏夫木下龍太郎櫻田誠一櫻田誠一あんな男と 別れなさいと お店の友だち みんなに言われるわ 苦労ばかりと 思うけど わたしがいなけりゃ だめになる あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは  嘘も平気で ついたりするが 根っからいけない 人とは思えない 駅へ迎えに 来るような やさしい心も 持っている あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは  若くないから 心のささえ 強がり言っても ほんとは欲しいのよ いつかまじめに なるのなら このまま結婚 してもいい あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは
夢を下さい清水節子清水節子赤堀英夫櫻田誠一松井タツオ赤いネオンで 火傷した うぶな昔が なつかしい がんじがらめの 見えない糸に 今じゃ 飛べない 夜の蝶 夜が 夜が 夜が背中で 嘲笑ってる  ぐちを並べた カウンター 赤いグラスが 聞くだけさ 負けちゃ駄目だと 誰かに言った 今じゃ 私が 聞く台詞 なんで なんで なんで女は 弱いのよ  消したつもりが また燃えて ジンの強さで 消す未練 嘘とまことの その裏側に 生きる すき間が あるならば 夢を 夢を 夢を下さい 私にも
あの娘たずねて三山ひろし三山ひろし永井ひろし櫻田誠一伊戸のりお花の東京の どまん中 ぐるり廻るは 山手線 皇居丸ビル 右に見て とんと一(ひと)駅 下(くだ)ります そこが初恋 有楽町 いつもあの娘(こ)と 逢(あ)った町 ところが世間 ままならず 別れ別れの 西東 どこであの娘(こ)は ああ 泣いてやら  水の都の 大阪は 僕にゃあんまり 広すぎて 昨日(きのう)ミナミに 今日キタへ 足も重たく なりまする 一つ噂(うわさ)を 追いかけりゃ いやになります さみしさで 涙が泳ぐ この胸は いつになったら すっきりと 誰(だれ)かあの娘(こ)を ああ 知らないか  船が着く街 高松に 今日のとまりは 決めました たとえ三年 五年でも 逢えるつもりの 逢うつもり 瀬戸の夕日に 手を合わす 僕の心は せつないに あの娘はどこへ かくれんぼ 僕の呼ぶ声 聞えたら 顔をも一度 ああ 見せとくれ
北の漁場氷川きよし氷川きよし新條カオル櫻田誠一矢田部正いのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日の稼ぎを 夢に見て 腹に晒(さら)し巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百浬(カイリ)を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
岩木山岩本公水岩本公水野村耕三櫻田誠一お山だヨ 岩木だヨ 津軽の秋はヨ 風と一緒に いなほがさわぐ バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ 爺っちゃも婆っちゃも 腰のばせ バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ いい山かけたか 若い衆 過ぎた苦労は 忘れろと 笛が鳴る おどってヨ  祭だヨ 岩木だヨ 津軽の秋はヨ りんご手にした 娘が歌う バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ 爺っちゃも婆っちゃも 腰のばせ バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ いい山かけたか 若い衆 おいらも年頃 食べ頃と 胸が鳴る はずんでヨ  叫びだヨ 岩木だヨ 津軽の秋はヨ 夢を担いで 六根懺悔(どっこいさいぎ) バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ 爺っちゃも婆っちゃも 腰のばせ バーダラ バーダラ バーダラヨ コラ いい山かけたか 若い衆 明日はでっかく 飛び出せと 笛が鳴る おどってヨ
川は流れる三代沙也可三代沙也可横井弘櫻田誠一高田弘病葉(わくらば)を 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に 黄昏の 水のまぶしさ  思い出の 橋のたもとに 錆(さび)ついた 夢のかずかず ある人は 心つめたく ある人は 好きで別れて 吹き抜ける 風に泣いてる  ともし灯も 薄い谷間を ひとすじに 川は流れる 人の世の 塵にまみれて なお生きる 水をみつめて 嘆くまい 明日(あす)は明るく
君が好きだよ三代沙也可三代沙也可横井弘櫻田誠一櫻田誠一夜空の星に なりたいなんて 悲しいことを どうして言うの 声もきけない 遠くの街に 離れても ああ 君が好きだよ  短い別れ 別れじゃないさ 心はみんな 預けて行くよ 濡れてふるえる まつげのさきの さきまでも ああ 君が好きだよ  夜空の星に 君だけなって どうして僕が 幸せだろう 指を結んだ その指までが 泣いている ああ 君が好きだよ
銀座の蝶水城なつみ水城なつみ横井弘櫻田誠一桜田誠一ほこりまみれの 巷の夕陽 ビルにかくれりゃ 灯(ひ)が点る 昨日みた夢に すがって泣いちゃ 生きては行けない 銀座だよ 弱音吐いちゃ駄目さ にっこりと 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ  いつか誰かに 死ぬほど惚れた それも今では 語り草 いくら追ったとて 幸せなんぞ やっぱり私にゃ 遠い虹 なまじ呼ぶじゃないよ 馬鹿なこと せめてお酒が あゝ 恋人さ  つくりものでも 花咲く銀座 ここが小さな 故郷(ふるさと)さ たとえ柔肌に 冷たい雨が 沁みよと叩こと 運命(さだめ)だよ 今日は明日を忘れ 口笛で 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ
北の漁場中西りえ中西りえ新條カオル櫻田誠一クラウン・オーケストラいのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日の稼ぎを 夢に見て 腹に晒(さら)し巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百浬(カイリ)を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
望郷酒場氷川きよし氷川きよし里村龍一櫻田誠一伊戸のりおおやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイー  田舎なれども サーエー 南部の国は ヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の顔が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイー  酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイー
川は流れる高橋真梨子高橋真梨子横井弘櫻田誠一小林信吾病葉(わくらば)を きょうも浮かべて 街の谷 川は流れる ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に たそがれの 水のまぶしさ  思い出の 橋のたもとに 錆ついた 夢のかずかず ある人は 心つめたく ある人は 好きで別れて 吹き抜ける 風に泣いてる  ともしびも 薄い谷間を 一筋に 川は流れる 人の世の 塵にまみれて なお生きる 水をみつめて 嘆くまい あすは明るく
風の村から岩本公水岩本公水新條カオル櫻田誠一山からころげたならひの風が…騒ぐ 囲炉裏の榾火(ほだび)に こころが燃える 私は都会へ夢漕ぎながら…ひとり マフラー編んだり 手紙を見たりしてた 日暮れどきの バスに乗り 泣かないで行きます… 母さんの 母さんの温もりを抱いて 行(ゆ)きます  今年も凍ったはだれの雪が…残り 小枝にこぼれ陽(び) 小鳥が遊び 私は都会へ夢漕ぎながら…ひとり おばこのひと節 唄ってみたりしてた 日暮れどきの バスに乗り 泣かないで行きます… 母さんの 母さんの優しさを抱いて 行(ゆ)きます  日暮れどきの バスに乗り 泣かないで行きます… 母さんの 母さんの温もりを抱いて 行きます
北の漁場福田こうへい福田こうへい新條カオル櫻田誠一山田年秋いのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日(あす)の稼ぎを 夢にみて 腹にさらし巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場(りょうば)はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百海里を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
望郷酒場清水博正清水博正里村龍一櫻田誠一おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれどもサーエー 南部の国はヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ  酒に溺れてヨー やつれてやせた くにへ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ
望郷酒場(ライブバージョン)福田こうへい福田こうへい里村龍一櫻田誠一おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれども サーエ 南部の国はヨー  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ
桜のごとき恋ならば藤野とし恵藤野とし恵下地亜紀子櫻田誠一恋に死ねたら 女の冥利 何の惜しかろ この命 咲くも運命よ 枯れるも運命 しょせん女は 花だもの 燃えて散れ 胸で散れ 情け火抱いて 桜のごとき恋ならば  朧がくれに なまめく夜は 花と蝶々の めぐり逢い 染めて下さい 吐息も熱く 春の嵐が 来る前に 燃えて散れ 胸で散れ 乱れ火抱いて 桜のごとき恋ならば  花は散りぎわ 女の恋も 笑顔ひとつで 幕を挽引く つらい別れは 承知で惚れた 夢も終りの 花吹雪 燃えて散れ 胸で散れ 残り火抱いて 桜のごとき恋ならば
望郷酒場福田こうへい福田こうへい里村龍一櫻田誠一山田年秋おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれどもサーエ 南部の国はヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘(こ)の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ
銀座の蝶大月みやこ大月みやこ横井弘櫻田誠一白石十四男ほこりまみれの 巷の夕陽 ビルにかくれりゃ 灯がともる 昨日みた夢に すがって泣いちゃ 生きては行けない 銀座だよ 弱音吐いちゃ駄目さ にっこりと 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ  いつか誰かに 死ぬ程惚れた それも今では 語り草 いくら追ったとて 幸せなんぞ やっぱり私にゃ 遠い虹 なまじ呼ぶじゃないよ 馬鹿なこと せめてお酒が あゝ 恋人さ  つくりものでも 花咲く銀座 ここが小さな ふるさとさ たとえ柔肌に 冷たい雨が しみよと叩こと 運命(さだめ)だよ 今日は明日を忘れ 口笛で 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ
中西りえ中西りえみずの稔櫻田誠一伊戸のりお学問(がく)はいらねぇ 理屈じゃねぇ 腕をみがくにゃ 邪魔になる 聞いて一年 見て二年 真似して五年 黙って修行 技は盗んで 覚えるものよ  こころ無になれ 風になれ 恥をかくだけ 奥を知る 我慢一年 意地二年 信じて五年 匠の修業 技は身体に しみこむものよ  金はいらねぇ 名もいらねぇ 残す仕事に 胸をはれ 西に一年 北二年 他人飯(よそめし)五年 死ぬまで修業 技は明日(あした)に 伝えるものよ
北海男節中西りえ中西りえ海老原秀元櫻田誠一伊戸のりお稲妻が… 海を走れば 雪になる 北の湊は 凍りつく さらばおさらば 汐首岬 明日は漁場へ 船を出す なんだ なんだこらよー 男節  海峡の… 潮の流れに 牙が立つ 親父(おやじ)だんまり 沖を見る 五感磨いた 汐首岬 夢をつなげる 心意気 なんだ なんだこらよー 男節  地吹雪が… 白いすだれの 闇になる 北の湊は 夜明け前 さらばおさらば 汐首岬 行くぜ漁場へ 格闘(たたかい)に なんだ なんだこらよー 男節
愛の旅人瀬口侑希瀬口侑希山田孝雄櫻田誠一伊戸のりおにごり水を連れて 走る山河よ 泣いた人も 泣かぬ人も 肩を寄せ合う 北の旅路ひとり 夢を信じて 流れます あなたは男 愛の旅人 女の胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える  なごり雪で洗う 傷の痛みよ 過去を耐えて 今を耐えて 風に吹かれる 寒い旅路ひとり おそい夜汽車を 待ってます わたしは女 揺れるともしび 男の胸に 希望(あした)を点もす それでいいの 背中向けたけど きっと帰るよ ふるさとに帰る  誰も 誰も 愛の旅人 恋しい胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える
瀬口侑希瀬口侑希海老原秀元櫻田誠一伊戸のりお裏切りと 言いません あなたを責める 気はないわ 傷痕(きずあと)を 曳きずれば 恋の痛みが 消えますか 寒い 寒いこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬  人はなぜ 愛に泣く 無常の夢と 知りながら 花はなぜ 冬に咲く これが運命(さだめ)と ほほえんで 呑めば 呑めば未練が 酔いどれて… 暗い 暗い酒場で 嗤(わら)ってる  さよならは 言いません 答えはきっと 出てくるわ 西風に さすらえば 許す灯りが 見えますか 凍る 凍るこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬
北の男歌細川たかし細川たかし柚木由柚櫻田誠一伊戸のりおサーエー 海峡渡れば 竜飛崎 漁火仰いで 男は歌う 浜からドンと 掛け声ひとつ ヤンレサとばせ 津軽の朝に 北の息吹だ 叫びだ 海の荒くれ 北の男歌  サーエー 汐首(しおくび)超えれば 大間崎 延縄(はえなわ)たぐって 男は歌う 流れる星に 願いはひとつ ヤンレサ吹くな ヤマセの風よ 北のみぞれだ 吹雪だ あばれまぐろサ 北の男歌  浜からドンと 掛け声ひとつ ヤンレサとばせ 津軽の朝に 沖はまぐろだ 荷揚(にあ)げだ 一本釣りサ 北の男歌
おけさ恋唄長山洋子長山洋子里村龍一櫻田誠一池多孝春あしたの天気と 人生は 夜が明けなきゃ わからない ハアー 生きるこの世はヨー 切り紙細工 夢が 夢が欲しいね 路地裏灯り 昭和恋しや おけさ節  この指丸(まる)めて 覗(のぞ)いたら みんな倖せ さがしてる ハアー 口は建前ヨー 本音はつらい ひとり ひとりぽっちが 肩寄せ唄う 美空ひばりの 佐渡情話  雪解け水辺に 咲く福寿草(はな)も 冬に埋れて 耐えてきた ハアー 泣いてこのままヨー 終りはしない 逢いに 逢いに行(ゆ)きたい 祭りの頃に おけさ唄って しのぶ故郷(まち)  アリャサ アリャサ アリャアリャ アリャサ
虞美人草美川憲一美川憲一星野哲郎櫻田誠一庄司龍この世はひとり あなただけ あなたが死ねば 私も終る さまよう蝶々を 迷わせて ルラルララ ルラ 赤い炎で 焼きつくす 虞美人草は 業(ごう)の花  静かな雨に ぬれながら それでも花は 妖(あや)しく匂う 虞(ぐ)や虞(ぐ)や 汝(なんじ)を如何にせん ルラルララ ルラ 遠い昔の ため息を いま呼び返す 艶の花  藤紫(ふじむらさき)の 稲妻(いなずま)が 光れば落ちる 哀れの雄花(おばな) すてられながらも しがみつく ルラルララ ルラ 恋の下僕(しもべ)を 見て嘲(わら)う 虞美人草は 崖(がけ)の花
儚な川大月みやこ大月みやこ星野哲郎櫻田誠一聞かせて下さい もういちど おまえが好きと もういちど 雪に偲(しの)んで 枕をぬらす 赤く燃えても ひと夜の炎 朝に消えゆく 儚(はか)な川  飲ませて下さい 私にも 涙を砕く 火の酒を 雪が結んだ さだめの絆 細い小指の 女のことを 思い出してね ときどきは  泣かせて下さい しみじみと 心を告げる 別れ橋 傘につもった 名残りの雪の 白い重みは あなたの情け 明日は流れて 儚(はか)な川
北の漁場PLATINA LYLIC北島三郎PLATINA LYLIC北島三郎新條カオル櫻田誠一いのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日の稼ぎを 夢に見て 腹に晒(さら)し巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百浬(カイリ)を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒涛(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
なみだ橋大月みやこ大月みやこ麻こよみ櫻田誠一丸山雅仁あなたひとすじ 尽しても 恋は儚(はかな)い 夢しずく 何か言ったら つらくなる つらくなる そっと唇 かみしめて あなた見送る なみだ橋  肩を抱かれた あの頃の 甘い吐息を 信じたい 忘れたくない いつまでも いつまでも なんで幸せ すれ違い しみるせせらぎ なみだ橋  女心の ため息を 乗せて流れる 恋の川 あなた返して ぬくもりを ぬくもりを 追って行きたい うしろ影 別れせつない なみだ橋
放浪記瀬口侑希瀬口侑希星野哲郎櫻田誠一馬飼野俊一束ねた髪に ほこりをためて 一皿五銭の 菜(さい)を買う 灯りさざめく 帝劇も 宵の銀座の にぎわいも 知らぬ知らぬ他国の うつし絵か 青い青い秋刀魚(さんま)の 目に涙  なんにも無けりゃ 男も逃げる しかたがないのは わかっても 露地に蚊放(かや)り火 焚(た)くころは 恋のみれんに 鳴子坂 憎い憎いあいつの 唇の 匂い匂い呑み消す 香り酒  斜めにしいた せんべい蒲団(ぶとん) 疲れたネオンが のぞきこむ 情けひとすじ 義理みすじ 明日は下谷(したや)か 日暮里か ―人一人重ねた 放浪(さすらい)の 破れ破れ畳を 引きむしる
埋み火瀬口侑希瀬口侑希塚口けんじ櫻田誠一伊戸のりお犀川の… 秋は逝き ひとりに寒い 雪が舞う 加賀を捨てて 友禅を捨てて 恋にはしれぱ 母が泣く 埋み火が あゝ 雪に舞う  おもかげを… 追いながら お酒にしずむ 川伝い 愛のぬくみ あなたのぬくみ 知らず恨んだ 日もあった 悲しみが あゝ 叫びます  兼六の… 冬は逝き あかねの空に 花が舞う 加賀に生きて 友禅に生きて 義理を立てれば 恋は死ぬ 埋み火が あゝ 花に舞う
みち潮瀬口侑希瀬口侑希石原信一櫻田誠一竜崎孝路「恋」とあなたの 胸に書き 「罪」と小さく つぶやいた きれいごとでは すまない人に この身ささげて おろかでしょうか 月に誘われ あゝ みち潮に 舟を漕ぎ出す あゝ わたしは 女…  どんな裁きも 怖くない 心がわりが ただ怖い きれいごとでは すまない二人 海の藻くずと 消えるでしょうか 涙かくして あゝ みち潮に 舟を漕ぎ出す あゝ わたしは 女…  胸の秘密を 開いたら 燃える想いが 壊れそう きれいごとでは すまない人に 命あずけて あわれでしょうか 明日はいずこか あゝ みち潮に 舟を漕ぎ出す あゝ わたしは 女…
ガラスの雪瀬口侑希瀬口侑希石原信一櫻田誠一竜崎孝路許してください 旅立つわたし 命のかぎりに つくしたけれど 夜汽車に揺られて 灯りは遠く 窓打つみぞれは 雪になる 恋はガラスの雪 凍えて砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪  乱れた文字です 最後の手紙 女の祈りが 届くでしょうか かもめも飛ばない 港に着いて 「あなた」と叫べば 雪になる 恋は ガラスの雪 心に突き刺さる 恋は 恋は ガラスの雪  恋は ガラスの雪 はかなく砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪
海ぶし島津亜矢島津亜矢塚口けんじ櫻田誠一丸山雅仁おなご雪浪 かいくぐり 岬がくれに 船を待つ 髪を束ねて 日暮れには くずれ番屋で 飯を炊く ヤンアレサー 追分の 海で鮭をとる ヤンアレサー 男衆は 汗で銭をとる  砂にさらされ 転がって 浜にゃ涙の 廃船(ふね)一つ 飲んで踊った 万祝(まいわ)いも 爺(じ)さま婆(ば)さまの 語り草 ヤンアレサー 追分の 風に揺れながら ヤンアレサー 男衆は 腰で舵を切る  おなご飛沫(しぶき)に 叩かれて 今日も大漁の 夢を抱く 凍る昆布を 引きながら 十の指から 血を流す ヤンアレサー 追分の 海で鮭をとる ヤンアレサー 男衆は 汗で銭をとる
銀座の蝶大津美子大津美子横井弘櫻田誠一ほこりまみれの 巷の夕陽 ビルにかくれりゃ 灯(ひ)が点る 昨日みた夢に すがって泣いちゃ 生きては行けない 銀座だよ 弱音吐いちゃ駄目さ にっこりと 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ  いつか誰かに 死ぬほど惚れた それも今では 語り草 いくら追ったとて 幸せなんぞ やっぱり私にゃ 遠い虹 なまじ呼ぶじゃないよ 馬鹿なこと せめてお酒が あゝ 恋人さ  つくりものでも 花咲く銀座 ここが小さな 故郷(ふるさと)さ たとえ柔肌に 冷たい雨が 沁みよと叩こと 運命(さだめ)だよ 今日は明日を忘れ 口笛で 夜の蝶々は あゝ 飛ぶんだよ
流氷番屋島津亜矢島津亜矢桜このみ櫻田誠一伊戸のりお流氷離れりゃ 番屋の浜に 海猫(ごめ)と一緒に 春が来る はぐれハマナス 咲いたけど 漁に出たまま 行ったまま 帰らぬ亭主(あんた)を あてなく待って 今日も番屋で 飯支度(めしじたく)  元気を出しなと コップの酒を そっと差し出す 荒れた指 恋しあの人 思い出す 口は荒いが 男衆(やんしゅう)の 優しい心で 支えてくれる 漁師仲間の 情(じょう)に泣く  あの人奪った この海憎い 沖をにらんで 石を蹴る 波にあくたれ ついて泣く 魚臭さの しみついた 髭面(ひげづら)笑顔で 私を抱いた 太いあの腕 返してよ
不如帰市川由紀乃市川由紀乃星野哲郎櫻田誠一命ふたつを 結ぶ糸 ちぎれて哀し 相模灘 あなた あなた あなた… この世の次の 次の世は 私のために くださいと 泣いて血を吐く ほととぎす  添えぬ運命(さだめ)が すれ違う 京都の駅は 涙雨 いいえ いいえ いいえ… あなたと生きた 一(ひと)とせは 千万年と 同じです 夢を宝を ありがとう  思い続けて 死ぬことの しあわせ知った 逗子の海 そうよ そうよ そうよ… あなたの船の 丸窓で 夜啼く鳥が いたならば それは私の ほととぎす
母鏡原田悠里原田悠里星野哲郎櫻田誠一蔦将包甘えた分だけ 苦労をすると 都会の壁は つめたいけれど 写真の顔に 涙の理由(わけ)を 言えば晴れるわ お母さん 長生きしてね お母さん  私に似てると 手紙を添えて 泥つき野菜 送ってくれた あなたはいつも 笑いのなかで 生きる真実 教えたわ かわいい女(ひと)ね お母さん  母子(おやこ)という名の 女と女 誰にも言えぬ 悩みがわかる 私にとって あなたは鏡 いつか歩くわ お母さん 茨をこえて お母さん
お酒の唄星てる美星てる美山北由希夫櫻田誠一桜田誠一女ひとりで 飲む酒は 甘いお酒も にがくなる 燃えてくちびる 重ねた夜を おもいださせる しのび酒  (会津)ほまれ 剣菱 澤之鶴、 多聞 爛漫 月桂冠 力士 大関 神聖 源氏、 富貴 黄桜 松竹梅  あなた酒好き 女好き 酒にのまれて 惚れやすい 何処で今頃 飲んでるかしら 憎い逢いたい 胸騒ぎ  桜正宗 日本盛、 光基(こうき) 玉菊(たまぎく) 富久娘(ふくむすめ) 金露 酔心 白雪 国冠、 迎君 白鹿 美少年  忘れられなく させといて なんでじらすの 恋ごころ さしつさされつ しっぽり濡れて 酒におぼれて みたいのよ  喜一(きいち) 清力(せいりき) 千曲錦(ちくまにしき)、 喜正(きしょう) 金盃(きんぱい) 百万両 久保田 末廣 栄川(えいせん) 寿海、 福寿 両関 太平山(たいへいざん)  酒が二人を 取り持って しのび逢うよな 仲にした だから今夜も あなたの膝に 酔って甘えて すがりたい  来楽 伊那菊 朝日山、 群亀 白鶴 多満自慢 真澄 千福 白鷹 七井、 若駒 加茂鶴(かもづる) 花清水(はなしみず)  いつか酔いしれ 夜が更けりゃ つのる淋しさ 増すばかり 好きなあなたに 抱かれてみたい 酒はこの世の 縁むすび  雪の松島 信濃鶴 キンシ正宗 浦霞 沖正宗や富翁(とみおう)飲んで、 菊正宗と七笑
一人静和田弘とマヒナスターズ和田弘とマヒナスターズ山北由希夫櫻田誠一京建輔うすむらさきの香りを残し 一人静(ひとりしずか)の花は散ったよ 枯葉一枚舞い込むアパート それは別れの手紙のようです 二人で育てた この花も今は……  おまえにどこか似ているような 一人静の花が好きだよ 恋の影絵をいろどる鉢植え まるでさよなら云ってるようです 幸せ夢みた 花びらは何処へ……  一人静が恋しくなったら 意地をはらずに戻っておいでよ その日はこの花 咲くだろうきっと……
つばめ小林旭小林旭内館牧子櫻田誠一帰る家 忘れたつばめ 灰色の空を見上げる もう飛ばないで このままじっと それもいいさと つんつんつばめ 家隠せ 雪よ降れ降れ  抱いた夢 こぼれてきえて からっぽの羽根を広げる もう信じない 愛も明日も それも楽だと つんつんつばめ 夢流せ 雨よ降れ降れ  北の街 黙々ねむり 遠い女 薄衣寝息 もうすがらない 自分にさえも それも好きさと つんつんつばめ 家隠せ 雪よ降れ降れ
奄美恋しや田端義夫田端義夫藤間哲郎櫻田誠一小谷充波に夕日を 大きく染めて 名瀬は日暮れる かもめは帰る わしも帰ろう あの島へ 奄美恋しや なつかしや  幼な馴染みの 面影追えば ぬれて優しく 黒髪におう きっと抱こうよ またの日は 奄美恋しや なつかしや  母が丹精の 大島つむぎ 頬にあてれば 涙がにじむ せめて歌おうよ 島ぶしを 奄美恋しや なつかしや
北の海唄立樹みか立樹みか新條カオル櫻田誠一おなごはヤマセに 耐えながら くずれ番屋で 綱を刺す 日暮れは無口で ばさら髪 子供背中に 飯を炊く はァ ソーランの 海で鮭を捕る はァ おとこ衆は いのちさらしてヨ  押されてひかれて 転がって 砂に埋もれた 定置綱 呑んだら踊った 万祝(まいわい)も 今じゃじさまの 語り草 はァ ソーランの海で鮭を捕る はァ おとこ衆は いのちぶつけてヨ  おなごは口紅 ひきながら 浜で大漁の 船を待つ しばれた両手に 息をかけ 冬も終りの 雪ん中 はァ ソーランの海で鮭を捕る はァ おとこ衆は いのちしぼってヨ
結(ゆい)貴津章貴津章野村耕三櫻田誠一蔦将包縁という名の 運命の糸を 引いて惹かれて 夫婦になって 重ねた月日の 春と秋 苦労つづらの 歩いた道に 想い出草の ああ花もまた…  半歩後ろに 身を退きながら 何も云わずに 支えてくれた お前がいたから 今日がある そんな気持で いるのさ俺は こころを癒す ああいのち灯に…  明日という日は 見えないけれど 夢を紡いて 暮してゆけば 浮かんでくるだろ 虹の色 二人三脚 結んだ絆 確かめながら ああこれからも…
風の追分北島三郎北島三郎新條カオル櫻田誠一生きてる海へと 舟を出し 死んだ恋など 捨てなされ 東京育ちにゃ なおさらに 吠える海鳴り 聞きなされ 風はこころの 古傷(きず)を消しながら 風の追分 おとこの子守唄  凍った過去(むかし)が 解けるまで もっと自分を 鞭(う)ちなされ 囲炉裏のぬくみが わかるまで 少しお酒を 飲みなされ 風は重たい 涙ころがして 風の追分 おとこを泣かす唄  じいさま漁師の 口説(くどき)だと 聞いて流して おきなされ 祠(ほこら)の菩薩を 拝んだら 明日を探しに 行きなされ 風は夜明けの 夢を漕ぎながら 風の追分 おとこの叫び唄
冬海峡大月みやこ大月みやこ池田充男櫻田誠一逢いたい 逢いたさに 露地を駈けぬけ 来てみた 小指の爪まで 凍る 凍る棧橋に 白い吹雪が 空をはしる みだれ黒髪 ほほを打つ 海峡は 通る船もない  せつない せつなさが 胸にあふれて こぼれる どうすりゃいいのよ 港 港恋女 赤いマフラー 襟にからむ しばれ潮風 肌を刺す 海峡よ あなた帰してよ  泣きたい 泣けるだけ 握りこぶしで あなたを 叩いて恨んで 涙 涙押しつけて 叫ぶ霧笛が 夢を千切る 北のおんなの 春はどこ 海峡は きょうもまた吹雪
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