小貫信昭のコラム一覧
第132回 コラム画像です。 岡村靖幸「カルアミルク」 今回は岡村靖幸の初期の名作を取り上げることにしよう。なお、彼は今現在も独自の世界観でファンを魅了し続けている。ちょっと前のことだけど、僕も東京・中野サンプラザでステージを久々に観て、ファンク・ミュージックのこなし方とファンのもてなし方の巧みさに感心したのだった。
第131回 コラム画像です。 YOASOBI「アイドル」 ある日、ふと耳に飛び込んできたYOASOBIの新曲「アイドル」が、実に良かった。変化に富んだ展開で、それは曲調にも歌詞にも言えて、ボーカルは普段よりラップ色が強く、そこも新鮮であった。
第130回 コラム画像です。 藤井フミヤ「Another Orion」 今月は、藤井フミヤの作詞の世界をみていくことにしよう。彼は根強い人気を誇る男性シンガーのひとりだが、なんか分かる気がする。そもそも彼の歌唱スタイルには折り目正しい雰囲気がある。何度聴いてもこのヒトの歌は、我々聴き手と程よい距離感を保つ。感情移入しやすい。
第129回 コラム画像です。 玉置浩二「メロディー」 玉置浩二にインタビューしたのはたった一回きりであり、しかもだいぶ前の話である。その時のことを、今更ここで書いたとしても、今現在の彼を知る手助けにはならないだろう。でも、あまりにも印象的だったので、その後も記憶が薄れることはなかった。
第128回 コラム画像です。 wacci「恋だろ」 さて今月はwacciである。書きたいことが沢山あるので、さっそく始めよう。まずは根強い人気のこの作品、「恋だろ」。なにやらアーティスト側から問いかけられてるような楽曲タイトルである。ちなみにこの作品、ざっくりと分類するなら「片思いソング」である。
第127回 コラム画像です。 Saucy Dog「シンデレラボーイ」 大晦日の『紅白歌合戦』での熱演も記憶に新しいSaucy Dogは、歌詞を扱うコラムにとって救世主ともいえる存在だ。改めて彼らの作品(歌詞)を眺めてみると、歌だから言える本音と、行間で伝えるべき心の内面とのバランスが、上手くとれてる作品が目立つ。
第126回 コラム画像です。 LOVE PSYCHEDELICO「Last Smile」 アーティストのなかには、「歌詞で語られるヒト」と「サウンドで語られるヒト」がいる。今回取り上げさせていただくLOVE PSYCHEDELICOは、どちらかというサウンドで語られがちな人達だ。
第125回 コラム画像です。 大貫妙子「突然の贈りもの」 大貫妙子の歌で最も一般の耳に届いたものといえば、映画『Shall we ダンス?』の主題歌「shall we dance?」だろう。彼女の声の美しさ、“凛とした”と形容されることが多い、誤魔化しのない歌い方…。それらはあの作品からも、充分に伝わる。
第124回 コラム画像です。 Vaundy 最近、曲が発表されるたびに感心しちゃうのがVaundy (バウンディ)である。Vaundyという言葉は、僕にとってアーティスト名を越えた存在だ。名曲であることを保証する、記号のようなものなのだ。
第123回 コラム画像です。 B'z「山手通りに風」 少し前の話だが、B'zの稲葉浩志にインタビューしたことがあった。これまで取材した数多いアーティストのなかで、抜きんでて誠実で、聡明で、たまにお茶目な部分もあるヒトだった。ただ、お目にかかれたのは、その時だけだったのである。
第122回 コラム画像です。 吉田拓郎 年内での活動終了を宣言した吉田拓郎に関しては、日本の音楽シーンに与えた影響などについて、多くの記事が書かれている。それらを読めば、彼の功績を知ることができるだろう。
第121回 コラム画像です。 「猫ソング-続編-」 さて前回は、DISH//の「猫」を中心に書いたが、猫にまつわる歌を探すと、他にも実にたくさんある。こういうテーマで書くこともそうそう無いだろうし、今回もこのテーマで書いてみたい。

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プロフィール 小貫 信昭 (おぬきのぶあき) 1957年東京は目黒、柿ノ木坂に生まれる。音楽評論家。
1980年、『ミュージック・マガジン』を皮切りに音楽について文章を書き始め、音楽評論家として30年のキャ
リアを持つ。アーティスト関連書籍に小田和正、槇原敬之、Mr.Childrenなどのものがあり、また、
J-POP歌詞を分析した「歌のなかの言葉の魔法」、自らピアノに挑戦した『45歳、ピアノ・レッスン!-実践レ
ポート僕の「ワルツ・フォー・デビイ」が弾けるまで』を発表。