東京大衆歌謡楽団の歌詞一覧リスト  19曲中 1-19曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青い背広で青い背広で こゝろもかるく 街へあの娘と 行こうじゃないか 紅い椿で ひとみも濡れる 若い僕等の 生命の春よ  お茶をのんでも ニュースを見ても 純なあの娘は 佛蘭西人形 夢を見るよな 泣きたいような 長いまつ毛の 可愛いゝ乙女  今夜云おうか 打明けようか いっそこのまゝ あきらめましょか 甘い夜風が とろりと吹いて 月も青春 泣きたいこゝろ  駅で別れて 一人になって あとは僕等の 自由な天地 涙ぐみつゝ 朗らに歌う 愛と恋との 一と夜の哀歌東京大衆歌謡楽団佐藤惣之助古賀政男東京大衆歌謡楽団青い背広で こゝろもかるく 街へあの娘と 行こうじゃないか 紅い椿で ひとみも濡れる 若い僕等の 生命の春よ  お茶をのんでも ニュースを見ても 純なあの娘は 佛蘭西人形 夢を見るよな 泣きたいような 長いまつ毛の 可愛いゝ乙女  今夜云おうか 打明けようか いっそこのまゝ あきらめましょか 甘い夜風が とろりと吹いて 月も青春 泣きたいこゝろ  駅で別れて 一人になって あとは僕等の 自由な天地 涙ぐみつゝ 朗らに歌う 愛と恋との 一と夜の哀歌
浅草の唄つよいばかりが 男じゃないと いつか教えて くれた人 どこのどなたか 知らないけれど 鳩といっしょに 唄ってた あゝ 浅草のその唄を  可愛いあの子と シネマを出れば 肩にささやく こぬか雨 かたい約束 かわして通る 田原町から 雷門 あゝ 浅草のこぬか雨  池にうつるは 六区の灯り 忘れられない よいの灯よ 泣くなサックスよ 泣かすなギター 明日もあかるい 朝がくる あゝ 浅草のよい灯り  吹いた口笛 夜霧にとけて ボクの浅草 夜が更ける 鳩も寝たかな 梢のかげで 月がみている 萌黄月 あゝ 浅草のおぼろ月東京大衆歌謡楽団サトウハチロー万城目正東京大衆歌謡楽団つよいばかりが 男じゃないと いつか教えて くれた人 どこのどなたか 知らないけれど 鳩といっしょに 唄ってた あゝ 浅草のその唄を  可愛いあの子と シネマを出れば 肩にささやく こぬか雨 かたい約束 かわして通る 田原町から 雷門 あゝ 浅草のこぬか雨  池にうつるは 六区の灯り 忘れられない よいの灯よ 泣くなサックスよ 泣かすなギター 明日もあかるい 朝がくる あゝ 浅草のよい灯り  吹いた口笛 夜霧にとけて ボクの浅草 夜が更ける 鳩も寝たかな 梢のかげで 月がみている 萌黄月 あゝ 浅草のおぼろ月
或る雨の午後雨が降ってた しとしとと 或る日の午後の ことだった 君と僕とは 寄り添って 雨の舗道を 濡れながら 二人愉しく 歩いたね  雨に濡れても 二人きり 或る日の午後の ことだった 肩を並べて 寄せ合って 話疲れて どこまでも 二人黙って 歩いたね  雨が降ってる 今日もまた 或る日の午後を 想い出す 君と僕とは 別れたが 雨の舗道を 濡れながら 一人黙って 歩こうよ東京大衆歌謡楽団島田磬也大久保徳二郎東京大衆歌謡楽団雨が降ってた しとしとと 或る日の午後の ことだった 君と僕とは 寄り添って 雨の舗道を 濡れながら 二人愉しく 歩いたね  雨に濡れても 二人きり 或る日の午後の ことだった 肩を並べて 寄せ合って 話疲れて どこまでも 二人黙って 歩いたね  雨が降ってる 今日もまた 或る日の午後を 想い出す 君と僕とは 別れたが 雨の舗道を 濡れながら 一人黙って 歩こうよ
急げ幌馬車日暮れ悲しや 荒野ははるか 急げ幌馬車 鈴の音だより どうせ気まぐれ さすらいものよ 山はたそがれ 旅の空  別れともなく 別れて来たが 心とぼしや 涙がにじむ 野越え山越え 何処までつづく しるす轍も 片あかり  黒馬はいななく 吹雪は荒れる さぞや寒かろ 北山颪 嘶くな嘆くな いとしの駒よ なけば涙も なおいとし東京大衆歌謡楽団島田芳文江口夜詩東京大衆歌謡楽団日暮れ悲しや 荒野ははるか 急げ幌馬車 鈴の音だより どうせ気まぐれ さすらいものよ 山はたそがれ 旅の空  別れともなく 別れて来たが 心とぼしや 涙がにじむ 野越え山越え 何処までつづく しるす轍も 片あかり  黒馬はいななく 吹雪は荒れる さぞや寒かろ 北山颪 嘶くな嘆くな いとしの駒よ なけば涙も なおいとし
一杯のコーヒーから一杯の コーヒーから 夢の花咲く こともある 街のテラスの 夕暮れに 二人の胸の 灯が ちらりほらりと つきました  一杯の コーヒーから モカの姫君 ジャバ娘 歌は南の セレナーデ あなたと二人 朗らかに 肩をならべて 歌いましょう  一杯の コーヒーから 小鳥さえずる 春も来る 今宵二人の ほろにがさ 角砂糖二つ 入れましょか 月の出ぬ間に 冷えぬ間に東京大衆歌謡楽団藤浦洸服部良一東京大衆歌謡楽団一杯の コーヒーから 夢の花咲く こともある 街のテラスの 夕暮れに 二人の胸の 灯が ちらりほらりと つきました  一杯の コーヒーから モカの姫君 ジャバ娘 歌は南の セレナーデ あなたと二人 朗らかに 肩をならべて 歌いましょう  一杯の コーヒーから 小鳥さえずる 春も来る 今宵二人の ほろにがさ 角砂糖二つ 入れましょか 月の出ぬ間に 冷えぬ間に
丘は花ざかり若い生命の カレンダーを 今日もひらけば 君の顔 呼びかける あのひとみ モナリザの 謎のいとしさ あゝ若い日の 丘は花ざかり  青いホールの シャンデリヤ 抱いて踊れば 黒髪の なやましい 移り香に 春はゆく 涙ながして あゝ若い日の 丘は花ざかり  想い想われ 散ってゆく 恋は真紅な 天竺葵 あのひとも このひとも ながれゆく 淡い白雲 あゝ若い日の 丘は花ざかり東京大衆歌謡楽団西條八十服部良一東京大衆歌謡楽団若い生命の カレンダーを 今日もひらけば 君の顔 呼びかける あのひとみ モナリザの 謎のいとしさ あゝ若い日の 丘は花ざかり  青いホールの シャンデリヤ 抱いて踊れば 黒髪の なやましい 移り香に 春はゆく 涙ながして あゝ若い日の 丘は花ざかり  想い想われ 散ってゆく 恋は真紅な 天竺葵 あのひとも このひとも ながれゆく 淡い白雲 あゝ若い日の 丘は花ざかり
サーカスの唄旅の燕 寂しかないか おれもさみしい サーカスぐらし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た  あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮しゃ 月も冴えます こゝろも冴える 馬の寝息で ねむられぬ  朝は朝霧 夕は夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻の花は 明日も咲きましょ あの町で東京大衆歌謡楽団西條八十古賀政男東京大衆歌謡楽団旅の燕 寂しかないか おれもさみしい サーカスぐらし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た  あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮しゃ 月も冴えます こゝろも冴える 馬の寝息で ねむられぬ  朝は朝霧 夕は夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻の花は 明日も咲きましょ あの町で
上海帰りのリル船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風の噂はリル 上海帰りのリル リル 甘い切ない 思い出だけを 胸にたぐって 探して歩く リル リル どこにいるのかリル 誰かリルを 知らないか  黒いドレスを見た 泣いていたのを見た 戻れこの手にリル 上海帰りのリル リル 夢の四馬路(スマロ)の 霧降る中で 何も言わずに 別れた瞳 リル リル 一人さまようリル 誰かリルを 知らないか  海を渡ってきた ひとりぼっちで来た 望みすてるなリル 上海帰りのリル リル 暗い運命は 二人で分けて 共に暮らそう 昔のままで リル リル 今日も会えないリル 誰かリルを 知らないか東京大衆歌謡楽団東条寿三郎渡久地政信東京大衆歌謡楽団船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風の噂はリル 上海帰りのリル リル 甘い切ない 思い出だけを 胸にたぐって 探して歩く リル リル どこにいるのかリル 誰かリルを 知らないか  黒いドレスを見た 泣いていたのを見た 戻れこの手にリル 上海帰りのリル リル 夢の四馬路(スマロ)の 霧降る中で 何も言わずに 別れた瞳 リル リル 一人さまようリル 誰かリルを 知らないか  海を渡ってきた ひとりぼっちで来た 望みすてるなリル 上海帰りのリル リル 暗い運命は 二人で分けて 共に暮らそう 昔のままで リル リル 今日も会えないリル 誰かリルを 知らないか
白い花の咲く頃白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら だまってうつむいてた お下げ髪 かなしかった あの時の あの白い 花だよ  白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら こだまがさよならと 呼んでいた さみしかった あの時の あの白い 雲だよ  白い月が 泣いてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 涙のひとみでじっと 見つめてた かなしかった あの時の あの白い 月だよ東京大衆歌謡楽団寺尾智沙田村しげる東京大衆歌謡楽団白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと 云ったら だまってうつむいてた お下げ髪 かなしかった あの時の あの白い 花だよ  白い雲が 浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよならと 云ったら こだまがさよならと 呼んでいた さみしかった あの時の あの白い 雲だよ  白い月が 泣いてた ふるさとの 丘の木立に さよならと 云ったら 涙のひとみでじっと 見つめてた かなしかった あの時の あの白い 月だよ
青春のパラダイス晴れやかな 君の笑顔 やさしく われを呼びて 青春の花に憧れ 丘を越えてゆく 空は青く みどり萌ゆる大地 若き生命 輝くパラダイス ふたりを招くよ  囁くは 愛の小鳥 そよ吹く 風も甘く 思い出の夢に憧れ 丘を越えてゆく バラは紅く 牧場の道に咲く 若き生命 あふるるパラダイス ふたりを抱くよ  花摘みて胸にかざり 歌声 高く合わせ 美しの恋に憧れ 丘を越えてゆく ゆらぐ青葉 白き雲は湧きて 若き生命 うれしきパラダイス ふたりを結ぶよ東京大衆歌謡楽団吉川静夫福島正二東京大衆歌謡楽団晴れやかな 君の笑顔 やさしく われを呼びて 青春の花に憧れ 丘を越えてゆく 空は青く みどり萌ゆる大地 若き生命 輝くパラダイス ふたりを招くよ  囁くは 愛の小鳥 そよ吹く 風も甘く 思い出の夢に憧れ 丘を越えてゆく バラは紅く 牧場の道に咲く 若き生命 あふるるパラダイス ふたりを抱くよ  花摘みて胸にかざり 歌声 高く合わせ 美しの恋に憧れ 丘を越えてゆく ゆらぐ青葉 白き雲は湧きて 若き生命 うれしきパラダイス ふたりを結ぶよ
旅の夜風花も嵐も 踏み越えて 行くが男の 生きる道 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ 月の比叡を 独り行く  優しかの君 ただ独り 発たせまつりし 旅の空 可愛子供は 女の生命 なぜに淋しい 子守唄  加茂の河原に 秋長けて 肌に夜風が 沁みわたる 男柳が なに泣くものか 風に揺れるは 影ばかり  愛の山河 雲幾重 心ごころを 隔てても 待てば来る来る 愛染かつら やがて芽をふく 春が来る東京大衆歌謡楽団西條八十万城目正東京大衆歌謡楽団花も嵐も 踏み越えて 行くが男の 生きる道 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ 月の比叡を 独り行く  優しかの君 ただ独り 発たせまつりし 旅の空 可愛子供は 女の生命 なぜに淋しい 子守唄  加茂の河原に 秋長けて 肌に夜風が 沁みわたる 男柳が なに泣くものか 風に揺れるは 影ばかり  愛の山河 雲幾重 心ごころを 隔てても 待てば来る来る 愛染かつら やがて芽をふく 春が来る
誰か故郷を想わざる花摘む野辺に日は落ちて みんなで肩を くみながら 唄をうたった帰りみち 幼馴染のあの友 この友 ああ 誰か故郷を想わざる  ひとりの姉が嫁ぐ夜に 小川の岸で さみしさに 泣いた涙のなつかしさ 幼馴染のあの山 この川 ああ 誰か故郷を想わざる  都に雨のふる夜は 涙に胸も しめりがち とおく呼ぶのは誰の声 幼馴染のあの夢 この夢 ああ 誰か故郷を想わざる東京大衆歌謡楽団西条八十古賀政男東京大衆歌謡楽団花摘む野辺に日は落ちて みんなで肩を くみながら 唄をうたった帰りみち 幼馴染のあの友 この友 ああ 誰か故郷を想わざる  ひとりの姉が嫁ぐ夜に 小川の岸で さみしさに 泣いた涙のなつかしさ 幼馴染のあの山 この川 ああ 誰か故郷を想わざる  都に雨のふる夜は 涙に胸も しめりがち とおく呼ぶのは誰の声 幼馴染のあの夢 この夢 ああ 誰か故郷を想わざる
東京ラプソディ花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君一人 君ひとり 逢えば行く 喫茶店 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  うつゝに夢見る君の 神田は想い出の町 今もこの胸に この胸に ニコライの 鐘も鳴る 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  明けても暮れても唄う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の 踊り子の ホクロさえ 忘られぬ 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京東京大衆歌謡楽団門田ゆたか古賀政男東京大衆歌謡楽団花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君一人 君ひとり 逢えば行く 喫茶店 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  うつゝに夢見る君の 神田は想い出の町 今もこの胸に この胸に ニコライの 鐘も鳴る 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  明けても暮れても唄う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の 踊り子の ホクロさえ 忘られぬ 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京
長崎のザボン売り鐘が鳴る鳴る マリヤの鐘が 坂の長崎 ザボン売り 銀の指輪は どなたの形見 髪に結んだ リボンも可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り  風がそよそよ 南の風が 港長崎 ザボン売り 呼べば見返える 微笑みかける 誰も見とれる えくぼの可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り  星がキラキラ 夕べの星が 夢の長崎 ザボン売り 黒い瞳の 夢見る笑顔 ゆれるランタン 灯影に可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り東京大衆歌謡楽団石本美由起江口夜詩東京大衆歌謡楽団鐘が鳴る鳴る マリヤの鐘が 坂の長崎 ザボン売り 銀の指輪は どなたの形見 髪に結んだ リボンも可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り  風がそよそよ 南の風が 港長崎 ザボン売り 呼べば見返える 微笑みかける 誰も見とれる えくぼの可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り  星がキラキラ 夕べの星が 夢の長崎 ザボン売り 黒い瞳の 夢見る笑顔 ゆれるランタン 灯影に可愛い 可愛い娘 ああ長崎のザボン売り
花の素顔恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月  すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に  愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る東京大衆歌謡楽団西条八十服部良一東京大衆歌謡楽団恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月  すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に  愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る
何日君再来忘れられない あのおもかげよ ともしび揺れる この霧のなか ふたりならんで よりそいながら ささやきも ほほえみも たのしくとけ合い 過ごしたあの日 ああ いとし君 いつまたかえる 何日君再来?  忘れられない あの日のころよ そよ風かおる この並木みち 肩をならべて ふたりっきりで よろこびも 悲しみも うちあけなぐさめ 過ごしたあの日 ああ いとし君 いつまたかえる 何日君再来?  忘れられない 思い出ばかり わかれていまは この並木みち 胸にうかぶは 君のおもかげ おもいでを だきしめて ひたすら待つ身の わびしいこの日 ああ いとしの君 いつまたかえる 何日君再来?東京大衆歌謡楽団黄嘉謨・訳詞:長田恒雄劉雪庵東京大衆歌謡楽団忘れられない あのおもかげよ ともしび揺れる この霧のなか ふたりならんで よりそいながら ささやきも ほほえみも たのしくとけ合い 過ごしたあの日 ああ いとし君 いつまたかえる 何日君再来?  忘れられない あの日のころよ そよ風かおる この並木みち 肩をならべて ふたりっきりで よろこびも 悲しみも うちあけなぐさめ 過ごしたあの日 ああ いとし君 いつまたかえる 何日君再来?  忘れられない 思い出ばかり わかれていまは この並木みち 胸にうかぶは 君のおもかげ おもいでを だきしめて ひたすら待つ身の わびしいこの日 ああ いとしの君 いつまたかえる 何日君再来?
緑の地平線何故か忘れぬ 人故に 涙かくして 踊る夜は ぬれし瞳に すゝり泣く リラの花さえ 懐しや  わざと気強く ふりすてて 無理に注がして 飲む酒も 霧の都の 夜は更けて 夢もはかなく 散りて行く  山のけむりを 慕いつゝ いとし小鳩の 声きけば 遠き前途に ほのぼのと 緑うれしや 地平線東京大衆歌謡楽団佐藤惣之助古賀政男東京大衆歌謡楽団何故か忘れぬ 人故に 涙かくして 踊る夜は ぬれし瞳に すゝり泣く リラの花さえ 懐しや  わざと気強く ふりすてて 無理に注がして 飲む酒も 霧の都の 夜は更けて 夢もはかなく 散りて行く  山のけむりを 慕いつゝ いとし小鳩の 声きけば 遠き前途に ほのぼのと 緑うれしや 地平線
夕日は落ちて荒野の涯に 日は落ちて 遥かまたゝく 一つ星 故郷棄てた 旅ゆえに いとしの黒馬よ さみしかろ  七つの丘も 越えたれど 湖のほとりも さまよえど 朝霧夜霧 暮の鐘 やさしきものは 風ばかり  今日は落ちて たそがれを 今日もとぼとぼ 旅烏 恋しき君よ 思い出よ いつの日幸福は めぐるやら  名もなき花も 青春を知り 山の小鳥も 歌を知る 何ゆえ悲し 人の子は 荒野の涯の 雲を見る  休めよ黒馬よ 今しばし 月が出たとて 匂うとて 恋しの人が 待つじゃなし 頼むはせめて そちひとり東京大衆歌謡楽団久保田宵二江口夜詩東京大衆歌謡楽団荒野の涯に 日は落ちて 遥かまたゝく 一つ星 故郷棄てた 旅ゆえに いとしの黒馬よ さみしかろ  七つの丘も 越えたれど 湖のほとりも さまよえど 朝霧夜霧 暮の鐘 やさしきものは 風ばかり  今日は落ちて たそがれを 今日もとぼとぼ 旅烏 恋しき君よ 思い出よ いつの日幸福は めぐるやら  名もなき花も 青春を知り 山の小鳥も 歌を知る 何ゆえ悲し 人の子は 荒野の涯の 雲を見る  休めよ黒馬よ 今しばし 月が出たとて 匂うとて 恋しの人が 待つじゃなし 頼むはせめて そちひとり
夢淡き東京柳青める日 燕が銀座に飛ぶ日 誰を待つ心 可愛いガラス窓 かすむは 春の青空か あの屋根はかゞやく 聖路加か はるかに朝の 虹も出た 誰を待つ心 淡き夢の町 東京!  橋にもたれつつ 二人は何を語る 川の流れにも 嘆きをすてたまえ なつかし岸に 聞こえ来る あの音はむかしの 三味の音か 遠くに踊る 影ひとつ 川の流れさえ 淡き夢の町 東京!  なやみ忘れんと 貧しき人は唄い せまい露路裏に 夜風はすゝり泣く 小雨が道に そぼ降れば あの灯りうるみて なやましく あわれはいつか 雨にとけ せまい露路裏も 淡き夢の町 東京!東京大衆歌謡楽団サトウハチロー古関裕而東京大衆歌謡楽団柳青める日 燕が銀座に飛ぶ日 誰を待つ心 可愛いガラス窓 かすむは 春の青空か あの屋根はかゞやく 聖路加か はるかに朝の 虹も出た 誰を待つ心 淡き夢の町 東京!  橋にもたれつつ 二人は何を語る 川の流れにも 嘆きをすてたまえ なつかし岸に 聞こえ来る あの音はむかしの 三味の音か 遠くに踊る 影ひとつ 川の流れさえ 淡き夢の町 東京!  なやみ忘れんと 貧しき人は唄い せまい露路裏に 夜風はすゝり泣く 小雨が道に そぼ降れば あの灯りうるみて なやましく あわれはいつか 雨にとけ せまい露路裏も 淡き夢の町 東京!
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