虹が生まれる国鋼鉄の橋の手すりに 通り雨を集めて もっとにぎやかに 少し笑い出しそうに あの場所まで 夢の中で何度も 繰りかえしては見ていた 淡い水彩画 海と川が手をつなぐ この風景 帰ろう 雲間から陽が射すたび いくつもの虹が生まれる 丘の上 白つめ草 きらめく雨露に 「おかえり」とほほえむのは 昔のあなたかもしれない 洗われて あるがままで 再び此処で出逢う みんなで、いっしょに、帰ろう 想像できる限りの 楽しいものを探すよ 誰もが輝きにいつも満ち溢れている 子供の顔 帰ろう 目印は宙(そら)に遊ぶ いちばん眩しい彩色(いろどり) 草原を渡る風を 追いかけてゆくように 「ただいま」を受け取るのは ほんとのあなたかもしれない 旅をして導かれて 再び此処で出逢う わたしと、いっしょに、帰ろう | 元ちとせ | HUSSY_R | 間宮工 | パディ・モローニ | 鋼鉄の橋の手すりに 通り雨を集めて もっとにぎやかに 少し笑い出しそうに あの場所まで 夢の中で何度も 繰りかえしては見ていた 淡い水彩画 海と川が手をつなぐ この風景 帰ろう 雲間から陽が射すたび いくつもの虹が生まれる 丘の上 白つめ草 きらめく雨露に 「おかえり」とほほえむのは 昔のあなたかもしれない 洗われて あるがままで 再び此処で出逢う みんなで、いっしょに、帰ろう 想像できる限りの 楽しいものを探すよ 誰もが輝きにいつも満ち溢れている 子供の顔 帰ろう 目印は宙(そら)に遊ぶ いちばん眩しい彩色(いろどり) 草原を渡る風を 追いかけてゆくように 「ただいま」を受け取るのは ほんとのあなたかもしれない 旅をして導かれて 再び此処で出逢う わたしと、いっしょに、帰ろう |
虹の麓あなたたちを 私たちと呼べる そのとき 長い長い夜は明け 抱きあえるとき 同じ想いを抱き 慈しみあうとき 同じ痛みを抱き 慰めあうとき 物語はきっと待っている あなたがそこにいるのを 手をとって さあ描いて 優しい七色の橋を 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける 雲を仰いで ただ「届け」と願うんじゃなくて 共に山の頂へ登りに行こう 夢は叶うだなんて 容易く言えないけど そこへ向かうあなたを 愛していくよ 物語はきっと知っている 諦めない強さを 手をとって さあ描いて 鮮やかな七色の橋を 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける あの優しくて広い背中を愛したように そしてか細い肩を さするように 同じ想いを抱き 慈しみあうとき 同じ痛みを抱き 慰めあうとき 物語はきっと待っている あなたがそこにいるのを 手をとって さあ描いて 優しい七色の橋を 手をとって さあ描いて 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける あなたたちを 私たちと呼べるそのとき 長い長い夜は明け 抱きあえるとき | 元ちとせ | 長澤知之 | 長澤知之 | | あなたたちを 私たちと呼べる そのとき 長い長い夜は明け 抱きあえるとき 同じ想いを抱き 慈しみあうとき 同じ痛みを抱き 慰めあうとき 物語はきっと待っている あなたがそこにいるのを 手をとって さあ描いて 優しい七色の橋を 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける 雲を仰いで ただ「届け」と願うんじゃなくて 共に山の頂へ登りに行こう 夢は叶うだなんて 容易く言えないけど そこへ向かうあなたを 愛していくよ 物語はきっと知っている 諦めない強さを 手をとって さあ描いて 鮮やかな七色の橋を 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける あの優しくて広い背中を愛したように そしてか細い肩を さするように 同じ想いを抱き 慈しみあうとき 同じ痛みを抱き 慰めあうとき 物語はきっと待っている あなたがそこにいるのを 手をとって さあ描いて 優しい七色の橋を 手をとって さあ描いて 微笑んで さあ繋いで きっとみんな虹の麓へ行ける あなたたちを 私たちと呼べるそのとき 長い長い夜は明け 抱きあえるとき |
音色七色遠い場所から来た その音色 思い出して欲しいと響いている 青い氷河が ほら 割れる音 いななき さえずり ささやく声 音は集まって私を呼ぶ 時にいたずらに謎かけしながら むかし 壊れて 姿を隠した きっと 生まれ変わって 詩(うた)になる 白い睡蓮 ほら 咲いた音 ながれる とぎれる 雨のしずく 暗い正夢の靴音にも 決して悲しみと名付けはしない 此処で 出逢って 幾度も忘れて きっと また それでも 詩になる 此処で 出逢って 幾度も忘れて きっと また 私は 歌うでしょう | 元ちとせ | HUSSY_R | 間宮工 | | 遠い場所から来た その音色 思い出して欲しいと響いている 青い氷河が ほら 割れる音 いななき さえずり ささやく声 音は集まって私を呼ぶ 時にいたずらに謎かけしながら むかし 壊れて 姿を隠した きっと 生まれ変わって 詩(うた)になる 白い睡蓮 ほら 咲いた音 ながれる とぎれる 雨のしずく 暗い正夢の靴音にも 決して悲しみと名付けはしない 此処で 出逢って 幾度も忘れて きっと また それでも 詩になる 此処で 出逢って 幾度も忘れて きっと また 私は 歌うでしょう |
ハイヌミカゼあなたに見えますか?私の姿 あなたに聞こえますか?私の声 地図に隠された 道をたどり ここまで来てよ そこにいるから どんなに離れても 遠くにいても きっとわかるから きっと会えるから 今日は舞踏会の日。 まるで果てを知らない この大地の上で 三日三晩続く あなたに私が見えるのなら あなたにこの音が聞こえるのなら 私と踊ってよ 夕日が壊れるまで 私と踊ってよ あの森が溶けるまで 私にふれてよ ねぇ いつまでも 喜びも 悲しみも もう動かないものも 美しきものも 醜きもの 思い出せない どうしても思い出せない人 踊ってよ 踊ってよ 地図はどこにありましたか? きっと来てよ きっと来てよ 今 灯をともすよ 私と踊ってよ あの砂が燃え尽きるまで 私にふれてよ ねぇ いつまでも 私と踊ってよ ねぇ いつまでも | 元ちとせ | 上田現 | 上田現 | | あなたに見えますか?私の姿 あなたに聞こえますか?私の声 地図に隠された 道をたどり ここまで来てよ そこにいるから どんなに離れても 遠くにいても きっとわかるから きっと会えるから 今日は舞踏会の日。 まるで果てを知らない この大地の上で 三日三晩続く あなたに私が見えるのなら あなたにこの音が聞こえるのなら 私と踊ってよ 夕日が壊れるまで 私と踊ってよ あの森が溶けるまで 私にふれてよ ねぇ いつまでも 喜びも 悲しみも もう動かないものも 美しきものも 醜きもの 思い出せない どうしても思い出せない人 踊ってよ 踊ってよ 地図はどこにありましたか? きっと来てよ きっと来てよ 今 灯をともすよ 私と踊ってよ あの砂が燃え尽きるまで 私にふれてよ ねぇ いつまでも 私と踊ってよ ねぇ いつまでも |
初恋気持ちが言葉にならない どうしてこんなに切なくなるのでしょう ああ 夢なら夢でいいと 見上げた空はとても青くて 揺れて揺れています 風の中 ひとり あなたがどこまでこの想いに 気づいているのか確かめられない ああ 仕草のひとつひとつに 謎解くカギを探してみるけど 答えはあてもなく さまようばかり 満ちる願い 欠けてゆく祈り ふたつの月が心に住んでる 気持ちを言葉に出来れば ほんとに涙は乾いてゆくかしら ああ 壊れてしまうのなら このまま そっと見つめていようか 揺れて揺れています 風の中 ひとり | 元ちとせ | HUSSY_R | 肝沢幅二 | | 気持ちが言葉にならない どうしてこんなに切なくなるのでしょう ああ 夢なら夢でいいと 見上げた空はとても青くて 揺れて揺れています 風の中 ひとり あなたがどこまでこの想いに 気づいているのか確かめられない ああ 仕草のひとつひとつに 謎解くカギを探してみるけど 答えはあてもなく さまようばかり 満ちる願い 欠けてゆく祈り ふたつの月が心に住んでる 気持ちを言葉に出来れば ほんとに涙は乾いてゆくかしら ああ 壊れてしまうのなら このまま そっと見つめていようか 揺れて揺れています 風の中 ひとり |
はなだいろ人知れず街燈が 朝もやへと溶けてゆく ぼんやりと力無く にじむため息みたい 遠ざかる その背中 叶うはずもないのに いつか迎えに来ると ことばひとつ残して 怯えては笑ってた あの頃を こわさないでいたのなら 愛さずに愛されずに暮らしていたのだろう 君のまなざし はなだいろ 陽に翳す 吹き硝子の向こう 遠い海にねえ 浮かんで消える泡沫(うたかた) 君のまなざし はなだいろ 晴れた日の吹き硝子のいろ この星の裏側で旅をしてる気がした あこがれ遥か… 冷たさも忘れた手 温めてくれたひと 閉ざしてた毎日を こともなげに解いた 夢を見ていたのかな? それならば 目覚めたっていいのにね 無防備に泣いてしまう自分に出逢うなんて 想い描こう はなだいろ 窓辺に置く吹き硝子の向こう いつか君がねえ話してくれた景色を… 君のまなざし はなだいろ 晴れた日の吹き硝子のいろ この星の裏側で旅をしてる気がした あこがれ遥か… | 元ちとせ | HUSSY_R | 田鹿祐一 | 間宮工 | 人知れず街燈が 朝もやへと溶けてゆく ぼんやりと力無く にじむため息みたい 遠ざかる その背中 叶うはずもないのに いつか迎えに来ると ことばひとつ残して 怯えては笑ってた あの頃を こわさないでいたのなら 愛さずに愛されずに暮らしていたのだろう 君のまなざし はなだいろ 陽に翳す 吹き硝子の向こう 遠い海にねえ 浮かんで消える泡沫(うたかた) 君のまなざし はなだいろ 晴れた日の吹き硝子のいろ この星の裏側で旅をしてる気がした あこがれ遥か… 冷たさも忘れた手 温めてくれたひと 閉ざしてた毎日を こともなげに解いた 夢を見ていたのかな? それならば 目覚めたっていいのにね 無防備に泣いてしまう自分に出逢うなんて 想い描こう はなだいろ 窓辺に置く吹き硝子の向こう いつか君がねえ話してくれた景色を… 君のまなざし はなだいろ 晴れた日の吹き硝子のいろ この星の裏側で旅をしてる気がした あこがれ遥か… |
ハミングバードお花にお水をあげましょう 優しく濡らしてあげましょう 情けを知らない花たちは 綺麗に咲いてはくれませぬ 鳥の歌声を聞きましょう 時折ご一緒致しましょう 眺めてばかりじゃ鳥たちと 上手なハミング出来ませぬ 空の大きさを知りましょう そのまま海へと出掛けましょう お屋根の下では風たちも こんなに遊んじゃくれませぬ 心地よい痛み それは 乗り越えた証し もう大丈夫 林檎は中まで食べましょう 小さくお辞儀を致しましょう 月夜にお風呂へ入るなら あんまり長湯はいけませぬ やるせない火照り それも 夏の日の名残り いつか消える | 元ちとせ | 岡本定義 | 岡本定義 | | お花にお水をあげましょう 優しく濡らしてあげましょう 情けを知らない花たちは 綺麗に咲いてはくれませぬ 鳥の歌声を聞きましょう 時折ご一緒致しましょう 眺めてばかりじゃ鳥たちと 上手なハミング出来ませぬ 空の大きさを知りましょう そのまま海へと出掛けましょう お屋根の下では風たちも こんなに遊んじゃくれませぬ 心地よい痛み それは 乗り越えた証し もう大丈夫 林檎は中まで食べましょう 小さくお辞儀を致しましょう 月夜にお風呂へ入るなら あんまり長湯はいけませぬ やるせない火照り それも 夏の日の名残り いつか消える |
春のかたみ空を埋める花のいろ うつりにけりなわが恋 やがてすべてが過ぎ去るあとも あなただけを想う いつか春の夕まぐれ 初めて口づけした 幻のような香りの中で あなただけを想う 求め合った哀しさよ 降りしきり包んでよ 前も見えず、息も出来ず あなただけを想う 儚い春のかたみには いちばん綺麗なわたしを あなただけに、あなただけに とどめたいと思う 舞い踊る花の宴 月は止まったまま もうおそれも戸惑いもなく 流れゆくまま あなたの胸にこの身を任せ 私は死んでいこう 前も見えず、息も出来ず あなただけを想う やがてすべてが過ぎ去るあとも あなただけを想う ああこの声が聴こえますか あなたを想う声が | 元ちとせ | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 空を埋める花のいろ うつりにけりなわが恋 やがてすべてが過ぎ去るあとも あなただけを想う いつか春の夕まぐれ 初めて口づけした 幻のような香りの中で あなただけを想う 求め合った哀しさよ 降りしきり包んでよ 前も見えず、息も出来ず あなただけを想う 儚い春のかたみには いちばん綺麗なわたしを あなただけに、あなただけに とどめたいと思う 舞い踊る花の宴 月は止まったまま もうおそれも戸惑いもなく 流れゆくまま あなたの胸にこの身を任せ 私は死んでいこう 前も見えず、息も出来ず あなただけを想う やがてすべてが過ぎ去るあとも あなただけを想う ああこの声が聴こえますか あなたを想う声が |
ひかる・かいがら旅立つ人よ 行方は聞かない そっと潮風にゆだねます 砂に埋めた 願いのかけらを たったひとつだけ 手のひらに ひかるかいがらを あなたにあげよう サヨナラを口にする代わりに ひかるかいがらを あなたにあげよう この海の色 おもいだせるように なくしたものの 行方は知れない そっと夕闇に帰るだけ 潮の流れや 季節の歩みに きっと答えならあるでしょう ひかるかいがらは 囁いてくれる しあわせはいつもそばにあると そしてかいがらは 囁いてくれる ほほえみかたを おもいだせるように 待っているからと 伝えたくて 何度も 手を振るよ ふたたび出逢える その日を胸に思い描いて 今… ひかるかいがらを あなたにあげよう サヨナラを口にする代わりに ひかるかいがらを あなたにあげよう この海の色 おもいだせるように そしてかいがらは 囁いてくれる ほほえみかたを おもいだせるように | 元ちとせ | HUSSY_R | 山崎将義 | | 旅立つ人よ 行方は聞かない そっと潮風にゆだねます 砂に埋めた 願いのかけらを たったひとつだけ 手のひらに ひかるかいがらを あなたにあげよう サヨナラを口にする代わりに ひかるかいがらを あなたにあげよう この海の色 おもいだせるように なくしたものの 行方は知れない そっと夕闇に帰るだけ 潮の流れや 季節の歩みに きっと答えならあるでしょう ひかるかいがらは 囁いてくれる しあわせはいつもそばにあると そしてかいがらは 囁いてくれる ほほえみかたを おもいだせるように 待っているからと 伝えたくて 何度も 手を振るよ ふたたび出逢える その日を胸に思い描いて 今… ひかるかいがらを あなたにあげよう サヨナラを口にする代わりに ひかるかいがらを あなたにあげよう この海の色 おもいだせるように そしてかいがらは 囁いてくれる ほほえみかたを おもいだせるように |
翡翠いつか会う人へ伝言(ことづけ)をしました。 今しがた ほら あの風に... 墨絵の鳥たち 寂しげな翼の ほんとうの色 しらせたくて 祈りましょう 夏の夜 碧(あお)い翡翠に語りかけて いつの日か辿り着く あなたのために いつも あなたの嘆きが 救われぬ涙が 今夜もそっと窓を叩く うとうとと眠ってる 夢を翡翠に映し出せば この胸に暗示(しる)された 愛しい姿 祈ります 春の夜 碧い翡翠に語りかけて いつの日か辿り着く あなたのために いつも | 元ちとせ | HUSSY_R | tanatonote | 羽毛田丈史 | いつか会う人へ伝言(ことづけ)をしました。 今しがた ほら あの風に... 墨絵の鳥たち 寂しげな翼の ほんとうの色 しらせたくて 祈りましょう 夏の夜 碧(あお)い翡翠に語りかけて いつの日か辿り着く あなたのために いつも あなたの嘆きが 救われぬ涙が 今夜もそっと窓を叩く うとうとと眠ってる 夢を翡翠に映し出せば この胸に暗示(しる)された 愛しい姿 祈ります 春の夜 碧い翡翠に語りかけて いつの日か辿り着く あなたのために いつも |
羊のドリー羊のドリー レプリカント 頭の先からつま先まで すべてみんなと同じ だけどドリーは作り物 メーメー鳴いて尋ねる 私は誰って言ってる 鳴いた声まで誰かに… 鳴いた声までそっくり 雪のような 白い毛糸に包まれたドリー 神様じゃなく、人が作ったもの Dolly the sheep, a cloned animal 6歳の時に 生まれた 生まれた時から大人 ママと同じ まいた髪 ドリー 真綿色の髪をなびかせて 風の音をずっと聞いてる ロスリン研究所の高い柵の向こう 花が咲いてる 土の匂い 柵を越えて 陽のあたる どこにでもある世界に いつか たどり着く事が出来ますように ドリー でもあと何度生まれ変わったなら Dolly the sheep そこに行ける? | 元ちとせ | 上田現 | 上田現 | 上田現 | 羊のドリー レプリカント 頭の先からつま先まで すべてみんなと同じ だけどドリーは作り物 メーメー鳴いて尋ねる 私は誰って言ってる 鳴いた声まで誰かに… 鳴いた声までそっくり 雪のような 白い毛糸に包まれたドリー 神様じゃなく、人が作ったもの Dolly the sheep, a cloned animal 6歳の時に 生まれた 生まれた時から大人 ママと同じ まいた髪 ドリー 真綿色の髪をなびかせて 風の音をずっと聞いてる ロスリン研究所の高い柵の向こう 花が咲いてる 土の匂い 柵を越えて 陽のあたる どこにでもある世界に いつか たどり着く事が出来ますように ドリー でもあと何度生まれ変わったなら Dolly the sheep そこに行ける? |
白夜それは他愛もない ひとときなのかもしれない わたしのくちびる ささやく詩も だけど息をする ちゃんと息をする 美しいことだけが 明らかなものだけが 世界の何処かで震えている きみを包むようにと 長い歴史では ひとつぶの砂にすぎない 形あるものは 朽ち果てるけれど 「キョウ コウシテ ココニイルヨ」 他には替えられない意味があるから だから息をしよう ちゃんと息をしよう 奪いあう虚しさが 借りものの感覚が 小さな体で叫んでいる きみを迷わせないようにと 真夜中の太陽が まっすぐに手をのばす きみを見てる 許しあえる明日を やわらかな約束を 美しいことだけを 明らかなものだけを 世界の何処かで震えている きみにあげたい… | 元ちとせ | HUSSY_R | Eric Mouquet from Deep Forest | Eric Mouquet | それは他愛もない ひとときなのかもしれない わたしのくちびる ささやく詩も だけど息をする ちゃんと息をする 美しいことだけが 明らかなものだけが 世界の何処かで震えている きみを包むようにと 長い歴史では ひとつぶの砂にすぎない 形あるものは 朽ち果てるけれど 「キョウ コウシテ ココニイルヨ」 他には替えられない意味があるから だから息をしよう ちゃんと息をしよう 奪いあう虚しさが 借りものの感覚が 小さな体で叫んでいる きみを迷わせないようにと 真夜中の太陽が まっすぐに手をのばす きみを見てる 許しあえる明日を やわらかな約束を 美しいことだけを 明らかなものだけを 世界の何処かで震えている きみにあげたい… |
船を待つこれはひとつの兆し なにか違う 今朝の風 重たい雲が消えた いつもの海 船を待つ 夢や 希望や 忘れそうなもの 心の奥で 繋ぎ止めながら 君はニコリと笑って どこか遠く 旅に出た 残されたこの島で 私はずっと 船を待つ 花や 鳥や 美しい海や 君との日々の 思い出とともに 約束は していないけど もう一度 会える気がした 理由など 何もないけど 私には わかる 今日だと 夢や 希望や なくしそうなもの 心の奥で 繋ぎ止めながら これはひとつの兆し なにか違う 今朝の風 輝く海の向こうに 何か見える 何かがくる あなたを乗せて | 元ちとせ | 坂本慎太郎 | 坂本慎太郎 | | これはひとつの兆し なにか違う 今朝の風 重たい雲が消えた いつもの海 船を待つ 夢や 希望や 忘れそうなもの 心の奥で 繋ぎ止めながら 君はニコリと笑って どこか遠く 旅に出た 残されたこの島で 私はずっと 船を待つ 花や 鳥や 美しい海や 君との日々の 思い出とともに 約束は していないけど もう一度 会える気がした 理由など 何もないけど 私には わかる 今日だと 夢や 希望や なくしそうなもの 心の奥で 繋ぎ止めながら これはひとつの兆し なにか違う 今朝の風 輝く海の向こうに 何か見える 何かがくる あなたを乗せて |
冬景色さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の 舟に白し、朝の霜。 ただ水鳥の声はして いまだ覚(さ)めず 岸の家。 烏啼(からすな)きて木に高く、 人は畑(はた)に麦を踏む。 げに小春日(こはるび)ののどけしや。 かえり咲(ざき)の花も見ゆ。 嵐(あらし)吹きて雲は落ち、 時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。 若(も)し燈火(ともしび)の漏(も)れ来ずば、 それと分かじ、野辺(のべ)の里。 それと分かじ、野辺(のべ)の里。 | 元ちとせ | 不詳 | 不詳 | 間宮工 | さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の 舟に白し、朝の霜。 ただ水鳥の声はして いまだ覚(さ)めず 岸の家。 烏啼(からすな)きて木に高く、 人は畑(はた)に麦を踏む。 げに小春日(こはるび)ののどけしや。 かえり咲(ざき)の花も見ゆ。 嵐(あらし)吹きて雲は落ち、 時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。 若(も)し燈火(ともしび)の漏(も)れ来ずば、 それと分かじ、野辺(のべ)の里。 それと分かじ、野辺(のべ)の里。 |
冬のサナトリウムほんの少しだけれど 陽が射し始めた 雪明り 誘蛾燈 誰が来るもんか 独人 荒野から山径へ 邂逅はまぼろし 弄びし夏もや 何が視えんたんだろか 抱擁て 十九歳十月 窓からたびだち 壁でサビエルも ベッドで千代紙も 涕泣いた | 元ちとせ | あがた森魚 | あがた森魚 | | ほんの少しだけれど 陽が射し始めた 雪明り 誘蛾燈 誰が来るもんか 独人 荒野から山径へ 邂逅はまぼろし 弄びし夏もや 何が視えんたんだろか 抱擁て 十九歳十月 窓からたびだち 壁でサビエルも ベッドで千代紙も 涕泣いた |
豊年節 with 民謡クルセイダーズエンヨーハレー 西ぬ口から 白帆や巻きゃ巻きゃ~ 来ゆりヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 蘇鉄ぬ、胴掻き粥やはん くぶせヨー うとめましゅナーロイー ヤーレイー西ぬ口から 白帆や巻きゃ巻きゃ~ 来ゆりヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 蘇鉄ぬ、胴掻き粥やはん くぶせヨー うとめましゅナーロイー ヤーレー ヤラセバ マタ来イ来イー ヘンヨーハレー 線香ぬ無だな 松木の葉ば線香ち灯ちーヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 山川観音丸二番漕ぎ願おナロイー ヤーレー線香ぬ無だな 松木の葉ば線香ち灯ちーヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 山川観音丸二番漕ぎ願おナロイー ヤーレー ヤラセバ マタ来イ来イー | 元ちとせ | 奄美民謡 | 奄美民謡 | 民謡クルセイダーズ | エンヨーハレー 西ぬ口から 白帆や巻きゃ巻きゃ~ 来ゆりヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 蘇鉄ぬ、胴掻き粥やはん くぶせヨー うとめましゅナーロイー ヤーレイー西ぬ口から 白帆や巻きゃ巻きゃ~ 来ゆりヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 蘇鉄ぬ、胴掻き粥やはん くぶせヨー うとめましゅナーロイー ヤーレー ヤラセバ マタ来イ来イー ヘンヨーハレー 線香ぬ無だな 松木の葉ば線香ち灯ちーヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 山川観音丸二番漕ぎ願おナロイー ヤーレー線香ぬ無だな 松木の葉ば線香ち灯ちーヨイヨイー (スラヨイヨーイー) 山川観音丸二番漕ぎ願おナロイー ヤーレー ヤラセバ マタ来イ来イー |
蛍星傾いた影の向こう 夕映えに赤く染まる笑顔 夏の陽で枯れた心 そっと潤していく “ただいま”と“おかえり”が 今日もまた優しく手をつなぐ 出迎えるヒグラシは言う 帰還(かえ)る場所は、ここ 誇れること 何もないけど 目に映るのは 失くしたくないもの 手を広げたら 欲張るだけで いらないものまでも掴む 両手ですくう それくらいでいい 小さく光るもの 逃がさずに 落とさずに 蛍星 見上げれば宵の空 肩を寄せ温もりが瞬く 耳すませば聴こえてくる 懐かしい歌声 例え淡く 眩しくはなくとも 確かに強く生命を照らしている 数え切れない 満天の明かり 見えない所からも降る 君との距離がはるか何光年 離れていたとしても 手のひらの 上にほら 蛍星 手を広げたら 欲張るだけで いらないものまでも掴む 両手ですくう それくらいでいい 小さく光るもの 数え切れない 満天の明かり 今日も誰かがまた灯す 明日もここに 帰還(かえ)れるようにと 小さく光るもの 壊さずに 抱えていく 蛍星 | 元ちとせ | 常田真太郎 | 常田真太郎 | 常田真太郎 | 傾いた影の向こう 夕映えに赤く染まる笑顔 夏の陽で枯れた心 そっと潤していく “ただいま”と“おかえり”が 今日もまた優しく手をつなぐ 出迎えるヒグラシは言う 帰還(かえ)る場所は、ここ 誇れること 何もないけど 目に映るのは 失くしたくないもの 手を広げたら 欲張るだけで いらないものまでも掴む 両手ですくう それくらいでいい 小さく光るもの 逃がさずに 落とさずに 蛍星 見上げれば宵の空 肩を寄せ温もりが瞬く 耳すませば聴こえてくる 懐かしい歌声 例え淡く 眩しくはなくとも 確かに強く生命を照らしている 数え切れない 満天の明かり 見えない所からも降る 君との距離がはるか何光年 離れていたとしても 手のひらの 上にほら 蛍星 手を広げたら 欲張るだけで いらないものまでも掴む 両手ですくう それくらいでいい 小さく光るもの 数え切れない 満天の明かり 今日も誰かがまた灯す 明日もここに 帰還(かえ)れるようにと 小さく光るもの 壊さずに 抱えていく 蛍星 |
慕情 Love is a many-splendored thingLove is a many splendored thing It's the april rose That only grows in the early spring Love is nature's way of giving A reason to be living The golden crown that makes a man a king Once on a high and windy hill In the morning mist Two lovers kissed And the world stood still Then your fingers touched my silent heart And taught it how to sing Yes, true loves a many splendored thing Then your fingers touched my silent heart And taught it how to sing Yes, true loves a many splendored thing | 元ちとせ | Paul Francis Webster | Sammy Fain | 間宮工 | Love is a many splendored thing It's the april rose That only grows in the early spring Love is nature's way of giving A reason to be living The golden crown that makes a man a king Once on a high and windy hill In the morning mist Two lovers kissed And the world stood still Then your fingers touched my silent heart And taught it how to sing Yes, true loves a many splendored thing Then your fingers touched my silent heart And taught it how to sing Yes, true loves a many splendored thing |
前兆(まえぶれ)西と東、星が交わる日 空の彼方 “それ”はやってくる 青い目と その黒い瞳 同じもの 見るだろうか? 誰の警告(メッセージ)? すべての前兆が 音も立てずに もうすぐやってくるはず 両手ですくう奇妙な魚は 12の鰭(ひれ)と9つの頭 示された数の法則に 楽園の嘆きを読む やがて正夢? それとも逆夢に? 割れた鏡には 答えは映らず 誰の警告(メッセージ)? すべての前兆が 音も立てずに そこまで来てる やがて正夢 今なら逆夢に せまる兆しに 瞳を凝らして せまる兆しは 何を語るの ラララ~ (前兆の朝 終末の夜) | 元ちとせ | HUSSY_R | 間宮工 | 間宮工 | 西と東、星が交わる日 空の彼方 “それ”はやってくる 青い目と その黒い瞳 同じもの 見るだろうか? 誰の警告(メッセージ)? すべての前兆が 音も立てずに もうすぐやってくるはず 両手ですくう奇妙な魚は 12の鰭(ひれ)と9つの頭 示された数の法則に 楽園の嘆きを読む やがて正夢? それとも逆夢に? 割れた鏡には 答えは映らず 誰の警告(メッセージ)? すべての前兆が 音も立てずに そこまで来てる やがて正夢 今なら逆夢に せまる兆しに 瞳を凝らして せまる兆しは 何を語るの ラララ~ (前兆の朝 終末の夜) |
幻の月あかいくだものを がりりと噛みました 濡れたくちびるが ぬらぬらと光ります 柔らかい布で 体を拭きました こぼれる雫は 誰の涙でしょうか 幻の月の影を ぼんやりと眺めています あらがえぬこの想いに 心はくすぶります 雨が降るまえの 匂いを嗅ぎました 気付かれぬ花が ひとりで咲いています 咽喉に流れる 水のつめたさ なだらかな坂の上を カラカラと歩いています 乾かない髪のままで 何かを冷ますように 幻の月の影が どこまでもついてきます 鎮まらぬこの想いに 心もあかくなるのです | 元ちとせ | オカモトサダヨシ | オカモトサダヨシ | COIL | あかいくだものを がりりと噛みました 濡れたくちびるが ぬらぬらと光ります 柔らかい布で 体を拭きました こぼれる雫は 誰の涙でしょうか 幻の月の影を ぼんやりと眺めています あらがえぬこの想いに 心はくすぶります 雨が降るまえの 匂いを嗅ぎました 気付かれぬ花が ひとりで咲いています 咽喉に流れる 水のつめたさ なだらかな坂の上を カラカラと歩いています 乾かない髪のままで 何かを冷ますように 幻の月の影が どこまでもついてきます 鎮まらぬこの想いに 心もあかくなるのです |
三八月見送る夜の灯籠は 流れて川面を進む もう少し追いかけて行こう 初めて触れた手のぬくもりや わたしの名前を 呼んで声を 胸の奥 確かめながら 何も知らなかった いつも守ってくれたこと 慣れ過ぎていた瞬間が 悲しいくらい輝きだす 揺れる灯火は 優しいあの眼差し 思わせる いつまでも いつまでも 忘れないから… 忘れないから… 明日 帰るけれど 街で暮らしてゆくけれど ここで過ごした毎日は ずっとずっと近くにある 愛しい歳月は わたしの祈り乗せて遠ざかる いつまでも いつまでも 忘れないから… 忘れないから… 忘れないから… | 元ちとせ | 元ちとせ・HUSSY_R | ハシケン | 間宮工 | 見送る夜の灯籠は 流れて川面を進む もう少し追いかけて行こう 初めて触れた手のぬくもりや わたしの名前を 呼んで声を 胸の奥 確かめながら 何も知らなかった いつも守ってくれたこと 慣れ過ぎていた瞬間が 悲しいくらい輝きだす 揺れる灯火は 優しいあの眼差し 思わせる いつまでも いつまでも 忘れないから… 忘れないから… 明日 帰るけれど 街で暮らしてゆくけれど ここで過ごした毎日は ずっとずっと近くにある 愛しい歳月は わたしの祈り乗せて遠ざかる いつまでも いつまでも 忘れないから… 忘れないから… 忘れないから… |
ミヨリの森雨が木々を愛(め)でている 風が空を駆けてゆく “ほら、ここへ来て” 私の名を呼んでいる 目には見えぬものたちの声 満ち溢れ 波のように返す言葉は木霊(こだま)に変わる 忘れられた伽噺(おとぎばなし)を伝えてくれる あなたのその手で私を抱擁(いだい)て 夢現(ゆめうつつ)… 深い森を彷徨(さまよ)えば いつかそこへ辿り着く さあ導いて ずっと胸に秘めた想いを土へと還(かえ)す かつて愛と言われたものをひとり弔(とむら)う 私のこの手があなたに触れた 指先に夢の跡… 森の中を生きた呪文(ことば)は木霊(こだま)に宿る 信じられたあの伝説(いいつたえ)叶えてくれる ずっと胸を刺した痛みを光に変える かつて詩(うた)と言われたものをひとり呟く 誰かの願いが私に届いた 耳元に夢の跡 “ここにいて” 夢現(ゆめうつつ)… | 元ちとせ | 岡本定義 | 岡本定義 | 羽毛田丈史 | 雨が木々を愛(め)でている 風が空を駆けてゆく “ほら、ここへ来て” 私の名を呼んでいる 目には見えぬものたちの声 満ち溢れ 波のように返す言葉は木霊(こだま)に変わる 忘れられた伽噺(おとぎばなし)を伝えてくれる あなたのその手で私を抱擁(いだい)て 夢現(ゆめうつつ)… 深い森を彷徨(さまよ)えば いつかそこへ辿り着く さあ導いて ずっと胸に秘めた想いを土へと還(かえ)す かつて愛と言われたものをひとり弔(とむら)う 私のこの手があなたに触れた 指先に夢の跡… 森の中を生きた呪文(ことば)は木霊(こだま)に宿る 信じられたあの伝説(いいつたえ)叶えてくれる ずっと胸を刺した痛みを光に変える かつて詩(うた)と言われたものをひとり呟く 誰かの願いが私に届いた 耳元に夢の跡 “ここにいて” 夢現(ゆめうつつ)… |
恵みの雨祭りの場(にわ)に 炎と歌を 呼ぶのは恵みの雨 眠らない夏に 目覚めない夜に 祈るは命の水 ひび割れた空 しばらく 泣くことも忘れている 幾千年かけて巡ってる法則を 踏み荒らすのは誰? 風は動きを止めている 何を今 待つのだろう? 時を刻む音に心まで囚われる 振り子のよう あたり前と思っていた景色 瞬く間に失われる日々 感じるでしょう? 乾ききった砂に今いちど 一滴(ひとしずく)の光を零して 天(そら)の声を聴け 鎖と見紛う 火柱と鈴の音 信じて 恵みの雨 息絶える冬に 愛せない人に 注ぐよ 命の水 祭りの場(にわ)に 炎と歌を 呼ぶのは恵みの雨 眠らない夏に 息絶える冬に 祈るは命の水 恵みの雨を…命の水を…信じて 祭りの場(にわ)に 呼ぶのは 恵みの雨 | 元ちとせ | HUSSY_R | 菅野よう子 | | 祭りの場(にわ)に 炎と歌を 呼ぶのは恵みの雨 眠らない夏に 目覚めない夜に 祈るは命の水 ひび割れた空 しばらく 泣くことも忘れている 幾千年かけて巡ってる法則を 踏み荒らすのは誰? 風は動きを止めている 何を今 待つのだろう? 時を刻む音に心まで囚われる 振り子のよう あたり前と思っていた景色 瞬く間に失われる日々 感じるでしょう? 乾ききった砂に今いちど 一滴(ひとしずく)の光を零して 天(そら)の声を聴け 鎖と見紛う 火柱と鈴の音 信じて 恵みの雨 息絶える冬に 愛せない人に 注ぐよ 命の水 祭りの場(にわ)に 炎と歌を 呼ぶのは恵みの雨 眠らない夏に 息絶える冬に 祈るは命の水 恵みの雨を…命の水を…信じて 祭りの場(にわ)に 呼ぶのは 恵みの雨 |
やさしいうた訳もなくふざけあった 夜も忘れて そんな日が永遠にも 続く気がした 引き出しにしまった 写真は笑顔のままさ うそみたいに今を 信じていられた頃 いつの日も流れていた あのメロディーを何度となく 口ずさんでた君の横顔 優しい瞳うつしてる あらゆるものが色づき始めてゆく頃 何もなくてもあのメロディーと ほんの少しのぬくもりに包まれて 知らぬ間ににじんでゆく 気持ちを抱いて あまりにも知りすぎてく 何も見えない どこまで歩いても 変わらず届かないままさ 立ち止まる歩道で ふいに何かがこみあげてく いつの日か流れていた あのメロディーを憶えている 寄り添う様に語りかけてく 一人じゃないと励ましてる あれから少し季節が過ぎたことを知る 手に入れたものと引き換えに 失くした大事なもの 今もまだ聞こえている あのメロディーを口ずさんで 色あせた写真の笑顔は 今日も 変わらない 変わらない... 過ぎていく時の中で 薄れていく虹の色を 溶かした様なあのメロディーを 心の中にいつまでも忘れない | 元ちとせ | 渡辺健二 | 渡辺健二 | 間宮工 | 訳もなくふざけあった 夜も忘れて そんな日が永遠にも 続く気がした 引き出しにしまった 写真は笑顔のままさ うそみたいに今を 信じていられた頃 いつの日も流れていた あのメロディーを何度となく 口ずさんでた君の横顔 優しい瞳うつしてる あらゆるものが色づき始めてゆく頃 何もなくてもあのメロディーと ほんの少しのぬくもりに包まれて 知らぬ間ににじんでゆく 気持ちを抱いて あまりにも知りすぎてく 何も見えない どこまで歩いても 変わらず届かないままさ 立ち止まる歩道で ふいに何かがこみあげてく いつの日か流れていた あのメロディーを憶えている 寄り添う様に語りかけてく 一人じゃないと励ましてる あれから少し季節が過ぎたことを知る 手に入れたものと引き換えに 失くした大事なもの 今もまだ聞こえている あのメロディーを口ずさんで 色あせた写真の笑顔は 今日も 変わらない 変わらない... 過ぎていく時の中で 薄れていく虹の色を 溶かした様なあのメロディーを 心の中にいつまでも忘れない |
やわらかい月笹の舟を 水辺に浮かべたまま 一人岸辺で 流せず見つめてる 暮れてゆく空に 慣れてくる頃 満ち足りた月は 水面をただよう かたくなに何を 拒んできたのだろう 闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに 笹の船は 風で少しゆれた 僕の影が 行方をさえぎって やわらかい月に たどり着くまで どれくらいの時が 流れればいい かたくなに閉じたこの手を そっと開いて 思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる まだこの心に光が あるのなら ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる | 元ちとせ | 山崎将義 | 山崎将義 | 服部隆之 | 笹の舟を 水辺に浮かべたまま 一人岸辺で 流せず見つめてる 暮れてゆく空に 慣れてくる頃 満ち足りた月は 水面をただよう かたくなに何を 拒んできたのだろう 闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに 笹の船は 風で少しゆれた 僕の影が 行方をさえぎって やわらかい月に たどり着くまで どれくらいの時が 流れればいい かたくなに閉じたこの手を そっと開いて 思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる まだこの心に光が あるのなら ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる |
やわらかなサイクル目覚めた朝に生まれ変わるよ シーツの中のあたらしい私 大きな伸びでアクビをしたら 何もかもが ほら ちがって見える 窓を開けて悪い夢など忘れましょう 風がそっと涙の跡を優しい手で拭ってくれる 世界を変えてく些細な出来事 未来へ繋がる確かな足音 私に芽生えるやわらかなサイクル 冷たい水で顔を洗えば 大切なこと思い出せるかな ずっとまえに憶えた唄なら歌えるはず きっと小さなあの日の私がハニカミながら教えてくれる 心に触れてく幾つものメロディー 体が応える心地良いリズム 言葉は無くても通じ合うイメージ 誰かに伝わるあたりまえの気持ち 互いに喜ぶ与えられた命 遠く離れても寄り添ってるイメージ 世界を変えてく些細な出来事 未来へ繋がる確かな足音 私に起こせるささやかなミラクル | 元ちとせ | さだまさよし | さだまさよし | | 目覚めた朝に生まれ変わるよ シーツの中のあたらしい私 大きな伸びでアクビをしたら 何もかもが ほら ちがって見える 窓を開けて悪い夢など忘れましょう 風がそっと涙の跡を優しい手で拭ってくれる 世界を変えてく些細な出来事 未来へ繋がる確かな足音 私に芽生えるやわらかなサイクル 冷たい水で顔を洗えば 大切なこと思い出せるかな ずっとまえに憶えた唄なら歌えるはず きっと小さなあの日の私がハニカミながら教えてくれる 心に触れてく幾つものメロディー 体が応える心地良いリズム 言葉は無くても通じ合うイメージ 誰かに伝わるあたりまえの気持ち 互いに喜ぶ与えられた命 遠く離れても寄り添ってるイメージ 世界を変えてく些細な出来事 未来へ繋がる確かな足音 私に起こせるささやかなミラクル |
ユエの流れ流れは月にきらめき 憶(おも)いは波にゆらめく 恋しや あの人の胸 くるめく愛の接吻(くちづけ) 黒髪 匂いをこめて 唇 花より紅く 粧(よそお)いこらして待てど あの人は来ない 遙かにひびく 太鼓の音は 涙をさそう 別離(わかれ)のしらべ 母なる順化(ユエ)の流れよ 愛をば守らせ給え 火を焚く祭りの夜に 燃え立つ切ない恋よ 梢に月はかたむき 崩れた城跡悲し 涙で星影消えて あの人は来ない 愛しい人は 何故何故来ない わたしは独り 淋しく帰る 淋しく帰る 淋しく帰る | 元ちとせ | 桐雄二郎 | 須摩洋朔 | 間宮工 | 流れは月にきらめき 憶(おも)いは波にゆらめく 恋しや あの人の胸 くるめく愛の接吻(くちづけ) 黒髪 匂いをこめて 唇 花より紅く 粧(よそお)いこらして待てど あの人は来ない 遙かにひびく 太鼓の音は 涙をさそう 別離(わかれ)のしらべ 母なる順化(ユエ)の流れよ 愛をば守らせ給え 火を焚く祭りの夜に 燃え立つ切ない恋よ 梢に月はかたむき 崩れた城跡悲し 涙で星影消えて あの人は来ない 愛しい人は 何故何故来ない わたしは独り 淋しく帰る 淋しく帰る 淋しく帰る |
百合コレクション夜毎夜毎 夢に咲く百合の君 百合から百合へ ささやく花言葉 高原の停車場の汽笛ふるわせて ゆめうつつのまま 閉じたるつぼみを抱きしめて オペラホールの丸屋根の上で 視つめていましたね 砕けてしまった土星のように 淋しい星でした それでもあなたと歩いた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に昇る星 一秒一秒毎に変わる君 一雨一雨毎にそよぐ百合 マッチボックスに灯る夜の影 ゆめうつつのまま 触れたる口唇抱きしめて ラスト・シーンにくるくる踊る 北極星を視た シネマが終われば街灯りもない 淋しい星でした 旅の果てに訪ねた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に沈む星 | 元ちとせ | あがた森魚 | あがた森魚 | | 夜毎夜毎 夢に咲く百合の君 百合から百合へ ささやく花言葉 高原の停車場の汽笛ふるわせて ゆめうつつのまま 閉じたるつぼみを抱きしめて オペラホールの丸屋根の上で 視つめていましたね 砕けてしまった土星のように 淋しい星でした それでもあなたと歩いた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に昇る星 一秒一秒毎に変わる君 一雨一雨毎にそよぐ百合 マッチボックスに灯る夜の影 ゆめうつつのまま 触れたる口唇抱きしめて ラスト・シーンにくるくる踊る 北極星を視た シネマが終われば街灯りもない 淋しい星でした 旅の果てに訪ねた星ですね サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection それでもあなたがほほえみ咲くかと サヨナラは It's only モウイイノサ 百合collection ふりむけば 秋空に沈む星 |
ヨイスラ節(冥丁REMIX)今日ぬほこらしゃや ヨイスラ いてぃよりむまさり スラヨイ スラヨイ いてぃむ今日ぬぐぅとぅに ヨイスラ あらちまたたぼれ スラヨイ スラヨイ 今日や此所ゆりゃてぃ ヨイスラ 色々の遊び スラヨイ スラヨイ 明日や集落むどてぃ ヨイスラ 云沙汰また語ろう スラヨイ スラヨイ | 元ちとせ | 奄美シマ唄 | 奄美シマ唄 | 冥丁 | 今日ぬほこらしゃや ヨイスラ いてぃよりむまさり スラヨイ スラヨイ いてぃむ今日ぬぐぅとぅに ヨイスラ あらちまたたぼれ スラヨイ スラヨイ 今日や此所ゆりゃてぃ ヨイスラ 色々の遊び スラヨイ スラヨイ 明日や集落むどてぃ ヨイスラ 云沙汰また語ろう スラヨイ スラヨイ |
詠みびと知らず彼女は市場へ行く 溢れる香りを嗅ぐ あなたを想いながら 紅茶と麻糸を買う この季節を越えれば(Is tusa an gra mo chroi) 丘にアザミ咲く(Is tusa an gra mo chroi) 明け方の背中のまぼろし (かもめ、はしご) 赤土に染まる翼 (蜜蜂の巣) (おねがいがあるのです) 突然に悲しい報せが (ダイヤ、浮き石) (もういちどあなたを) そのドアに触れないよう (生命の樹) (とこしえにあなたと) 彼女は祈りを編む あなたを待ち侘びる | 元ちとせ | HUSSY_R | 間宮工 | 間宮工 | 彼女は市場へ行く 溢れる香りを嗅ぐ あなたを想いながら 紅茶と麻糸を買う この季節を越えれば(Is tusa an gra mo chroi) 丘にアザミ咲く(Is tusa an gra mo chroi) 明け方の背中のまぼろし (かもめ、はしご) 赤土に染まる翼 (蜜蜂の巣) (おねがいがあるのです) 突然に悲しい報せが (ダイヤ、浮き石) (もういちどあなたを) そのドアに触れないよう (生命の樹) (とこしえにあなたと) 彼女は祈りを編む あなたを待ち侘びる |
夜に詠める うたやわらかな夜に ひとり 手紙を書いています 葉桜の頃 過ぎて 夏の気配 満月の夜に そっと 手紙は捨てましょう つれづれなるがままに 春は逝く 木々のざわめきに 風は確かめられる 目に見えぬものにも 涙 あふれ来る 語りつくせずも 今宵 再び筆をとる 君への思いの丈 終夜(よもすがら) | 元ちとせ | K・Y・O・K・O | K・Y・O・K・O | | やわらかな夜に ひとり 手紙を書いています 葉桜の頃 過ぎて 夏の気配 満月の夜に そっと 手紙は捨てましょう つれづれなるがままに 春は逝く 木々のざわめきに 風は確かめられる 目に見えぬものにも 涙 あふれ来る 語りつくせずも 今宵 再び筆をとる 君への思いの丈 終夜(よもすがら) |
リリー・マルレーン夜霧ふかく たちこめて あかりともる 街角に やさしく佇む 恋人のすがた いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 君は僕に背伸びして くりかえした くちづけを ふたりは ひとつの影にとけてゆく いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 雪に埋もれ 地に伏して いくさの道を 進むとき こころにひびくは 優しい歌声 いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 目を閉じれば 見えて来る 街あかりに 君の影 生きて帰れたら 再び逢えるね いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン ララララーラ ララララララ…… | 元ちとせ | Hans Leip・訳詞:片桐和子 | Norbert Schultze | 間宮工 | 夜霧ふかく たちこめて あかりともる 街角に やさしく佇む 恋人のすがた いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 君は僕に背伸びして くりかえした くちづけを ふたりは ひとつの影にとけてゆく いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 雪に埋もれ 地に伏して いくさの道を 進むとき こころにひびくは 優しい歌声 いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン 目を閉じれば 見えて来る 街あかりに 君の影 生きて帰れたら 再び逢えるね いとしい リリー・マルレーン いとしい リリー・マルレーン ララララーラ ララララララ…… |
凛とする銀色の布地を 世界が身にまとう朝 額にさらさら こぼれる目映い光 摂氏零度を細胞の中に焼きつけよう 見覚えのない 広い広い空 約束されている宝石など何ひとつなくていい ああ歌声 せつなに消えても ただ雪は果てなく 雪は果てなく 私に降りつもる 凍える素肌 凛とする気持ち ただ雪は果てなく 雪は果てなく わたしを受け入れる 吸い込む外気は 迷いを洗い流した 薄い水を慈しむように 見つめている 予想できない かたち創る不思議を ああ善逝は 寂しく消えても ただ繋がりながら 繋がりながら 大地に降りつもる 見渡す限り 真冬とわたしは ただ繋がりながら 繋がりながら 大地を抱きしめる ああ歌声 ああ歌声 ああ歌声 大地降りつもる ああ歌声 せつなに消えても ただ雪は果てなく 雪は果てなく 私に降りつもる… | 元ちとせ | HUSSY_R | Eric Mouquet from Deep Forest | | 銀色の布地を 世界が身にまとう朝 額にさらさら こぼれる目映い光 摂氏零度を細胞の中に焼きつけよう 見覚えのない 広い広い空 約束されている宝石など何ひとつなくていい ああ歌声 せつなに消えても ただ雪は果てなく 雪は果てなく 私に降りつもる 凍える素肌 凛とする気持ち ただ雪は果てなく 雪は果てなく わたしを受け入れる 吸い込む外気は 迷いを洗い流した 薄い水を慈しむように 見つめている 予想できない かたち創る不思議を ああ善逝は 寂しく消えても ただ繋がりながら 繋がりながら 大地に降りつもる 見渡す限り 真冬とわたしは ただ繋がりながら 繋がりながら 大地を抱きしめる ああ歌声 ああ歌声 ああ歌声 大地降りつもる ああ歌声 せつなに消えても ただ雪は果てなく 雪は果てなく 私に降りつもる… |
黎明(れいめい)どちらが大地で どちらが空か 時折 迷う どうしてなの? (この手に目に映るもの) 浅瀬で止まって そこから先へ進めないのは (この手で目で触れさせて) 「かまわないよ それにさわりたい まちがいなら ほんとのこと」 奪ったものは抱きしめても きっと 涙の粒に浮かぶ影絵になってしまう わかりますか? どちらが氷で どちらが炎 言葉と気持ちが さかさま 濁った水は幾度も濾過されて よみがえるなら世界も同じなの? 夜汽車はとうに暁橋を越えて (かまわないよ それにさわりたい) 汽笛の音が響いてくるよ ほら… (まちがいなら ほんとのこと) 濁った水は幾度も濾過されて (この手に目に映るもの) よみがえるなら世界も同じなの? (この手で目で触れさせて) 夜汽車はとうに暁橋を越えて (その手は何を運ぶのか) 汽笛の音が響いてくるよ ほら… (その手は何を示すのか) (この手に目に映るもの) (この手で目で触れさせて) | 元ちとせ | HUSSY_R | 間宮工 | 間宮工 | どちらが大地で どちらが空か 時折 迷う どうしてなの? (この手に目に映るもの) 浅瀬で止まって そこから先へ進めないのは (この手で目で触れさせて) 「かまわないよ それにさわりたい まちがいなら ほんとのこと」 奪ったものは抱きしめても きっと 涙の粒に浮かぶ影絵になってしまう わかりますか? どちらが氷で どちらが炎 言葉と気持ちが さかさま 濁った水は幾度も濾過されて よみがえるなら世界も同じなの? 夜汽車はとうに暁橋を越えて (かまわないよ それにさわりたい) 汽笛の音が響いてくるよ ほら… (まちがいなら ほんとのこと) 濁った水は幾度も濾過されて (この手に目に映るもの) よみがえるなら世界も同じなの? (この手で目で触れさせて) 夜汽車はとうに暁橋を越えて (その手は何を運ぶのか) 汽笛の音が響いてくるよ ほら… (その手は何を示すのか) (この手に目に映るもの) (この手で目で触れさせて) |
六花譚(ロッカバラッド)長い冬を身にまとう 心は氷のように そこには触れること出来ない涙がある 終わりのない白日夢 空しさに埋もれながら 思い出に住むひとの声を 探している 雪の花 冷たくも美しく 消えそうなわたしの身体 どうぞ支えて もいちどあなたのその手を握りしめたなら 愛おしくて 愛おしくて 泣いてしまう気がする そして時は降り積もる わたしに、あなたの上に 許しあえない罪深さを嘆くように はりつめた外気を吸い込む時 いつかそこに熱があったと風が渦巻く 真夏の逃げ水 春の霞も秋の陽も 凍えながら 凍えながら あなただけを待ってる もいちどあなたのその手を握りしめたなら 愛おしくて 愛おしくて 愛おしくて 泣いてしまう気がする | 元ちとせ | HUSSY_R | 田鹿祐一 | 間宮工 | 長い冬を身にまとう 心は氷のように そこには触れること出来ない涙がある 終わりのない白日夢 空しさに埋もれながら 思い出に住むひとの声を 探している 雪の花 冷たくも美しく 消えそうなわたしの身体 どうぞ支えて もいちどあなたのその手を握りしめたなら 愛おしくて 愛おしくて 泣いてしまう気がする そして時は降り積もる わたしに、あなたの上に 許しあえない罪深さを嘆くように はりつめた外気を吸い込む時 いつかそこに熱があったと風が渦巻く 真夏の逃げ水 春の霞も秋の陽も 凍えながら 凍えながら あなただけを待ってる もいちどあなたのその手を握りしめたなら 愛おしくて 愛おしくて 愛おしくて 泣いてしまう気がする |
渡しゃ with 中孝介ハレイー喜界や イヨホー六間切り ハレイー大島や イヨホー七間切り ハレイー大島や イヨホー七間切り (喜界や 浮き島 離れ島 加那と暮らせば宝島) ハレイー徳之島 永良部島 ハレイー与論島ヤ イヨー那覇の内 ハレイー与論島ヤ イヨー那覇の内 ハレイー 喜界やー イヨホー 眺めれば ハレイー 手に取ろ取ろー ヨホー ばかり ハレイー 手に取ろ取ろー ヨホー ばかり (百之台から眺めれば 小野津岬ぬ はげ美ゅらさ) ハレイー 中に橋掛けて ハレイー 吾加那 ヨホー 渡し欲(ぶ)しゃ ハレイー 吾加那 ヨホー 渡し欲(ぶ)しゃ | 元ちとせ | 奄美民謡 | 奄美民謡 | | ハレイー喜界や イヨホー六間切り ハレイー大島や イヨホー七間切り ハレイー大島や イヨホー七間切り (喜界や 浮き島 離れ島 加那と暮らせば宝島) ハレイー徳之島 永良部島 ハレイー与論島ヤ イヨー那覇の内 ハレイー与論島ヤ イヨー那覇の内 ハレイー 喜界やー イヨホー 眺めれば ハレイー 手に取ろ取ろー ヨホー ばかり ハレイー 手に取ろ取ろー ヨホー ばかり (百之台から眺めれば 小野津岬ぬ はげ美ゅらさ) ハレイー 中に橋掛けて ハレイー 吾加那 ヨホー 渡し欲(ぶ)しゃ ハレイー 吾加那 ヨホー 渡し欲(ぶ)しゃ |
ワダツミの木赤く錆びた月の夜に 小さな船をうかべましょう うすい透明な風は 二人を遠く遠くに流しました どこまでもまっすぐに進んで 同じ所をぐるぐる廻って 星もない暗闇で さまよう二人がうたう歌 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて 私の足が海の底を捉えて砂にふれたころ 長い髪は枝となって やがて大きな花をつけました ここにいるよ、あなたが迷わぬように ここにいるよ、あなたが探さぬよう 星に花は照らされて 伸びゆく木は水の上 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて 優しく揺れた水面に 映る赤い花の島 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて | 元ちとせ | 上田現 | 上田現 | | 赤く錆びた月の夜に 小さな船をうかべましょう うすい透明な風は 二人を遠く遠くに流しました どこまでもまっすぐに進んで 同じ所をぐるぐる廻って 星もない暗闇で さまよう二人がうたう歌 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて 私の足が海の底を捉えて砂にふれたころ 長い髪は枝となって やがて大きな花をつけました ここにいるよ、あなたが迷わぬように ここにいるよ、あなたが探さぬよう 星に花は照らされて 伸びゆく木は水の上 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて 優しく揺れた水面に 映る赤い花の島 波よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて |