喰べられてしまった貘まずまず初めは小さな声で アドバギ アドバグ シンナ シンナ 寝ている妖精 起こさぬように アドバギ アドバグ シンナ シンナ 籐の椅子にも 午後が来て 杏(あんず)の枝の影が揺れます 水蜜桃の罐詰の 淡雪(めれんげ)の雪 溶けだしました ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと 不幸福(ふしあわせ) 銀のフォークで つき刺した 枇杷(びわ)が汗かき嘆いています 種の大きな 果物は 産毛も甘く 傷つきやすい ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 呪文もきっと きっと 効かないわ ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと さよならね | 山口百恵 | 阿木燿子 | 芳野藤丸 | 大谷和夫 | まずまず初めは小さな声で アドバギ アドバグ シンナ シンナ 寝ている妖精 起こさぬように アドバギ アドバグ シンナ シンナ 籐の椅子にも 午後が来て 杏(あんず)の枝の影が揺れます 水蜜桃の罐詰の 淡雪(めれんげ)の雪 溶けだしました ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと 不幸福(ふしあわせ) 銀のフォークで つき刺した 枇杷(びわ)が汗かき嘆いています 種の大きな 果物は 産毛も甘く 傷つきやすい ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 呪文もきっと きっと 効かないわ ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと さよならね |
抱きしめられて暮れない街の壁にもたれて 音を消したTV黙って見てる 無口を通り過ぎて せつなさだけ今はあなたに 男と女を足しても引いても 0(ゼロ)になる答えが哀しい 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを 泣かされたあと薔薇を手折って 月の床に赤い花びら散らす 若さは意味もなしに 軽い罪を犯すものなの 歓び哀しみ足しても引いても 0(ゼロ)になる二人が淋しい 抱きしめて……息が切れるほど 私の胸の吹雪で今凍らせたいの あなたを 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを | 山口百恵 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 暮れない街の壁にもたれて 音を消したTV黙って見てる 無口を通り過ぎて せつなさだけ今はあなたに 男と女を足しても引いても 0(ゼロ)になる答えが哀しい 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを 泣かされたあと薔薇を手折って 月の床に赤い花びら散らす 若さは意味もなしに 軽い罪を犯すものなの 歓び哀しみ足しても引いても 0(ゼロ)になる二人が淋しい 抱きしめて……息が切れるほど 私の胸の吹雪で今凍らせたいの あなたを 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを |
誰も愛せない人の眼を気にしたら 誰も愛せない ためらいをはさんだら 誰も愛せない 広い世の中に ふたりぼっち あなたのために 私は生きる あなたのために 私は生きる すべてを賭けて―― 幼いながら 妻と呼ばれる 喜びにこの胸を 弾ませて 年の差を気にしたら 誰も愛せない 疑いをはさんだら 誰も愛せない 広い世の中に ふたりぼっち あなたの胸で 私は眠る あなたの胸で 私は眠る 躰を寄せて―― 幼いながら 妻と呼ばれる 倖せを大切に 噛みしめて | 山口百恵 | 千家和也 | 佐々木勉 | 高田弘 | 人の眼を気にしたら 誰も愛せない ためらいをはさんだら 誰も愛せない 広い世の中に ふたりぼっち あなたのために 私は生きる あなたのために 私は生きる すべてを賭けて―― 幼いながら 妻と呼ばれる 喜びにこの胸を 弾ませて 年の差を気にしたら 誰も愛せない 疑いをはさんだら 誰も愛せない 広い世の中に ふたりぼっち あなたの胸で 私は眠る あなたの胸で 私は眠る 躰を寄せて―― 幼いながら 妻と呼ばれる 倖せを大切に 噛みしめて |
DANCIN' IN THE RAINDnacin' in the rain 霧のような 雨に流れて街は 哀しい程 静けさだけ 漂っていた Dnacin' in the rain 終ったのね 暖めあった夢 言葉もなく 見送るしか 出来ない 今では 旅に出るわ 私ならば 気づかいなどいらない 倖せな想い出も 抱きしめれば 独りでも生きて行けそう お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と Dnacin' in the rain 幕切れには 似合いすぎる雨だわ 軽くほゝを つたわるのは 涙じゃないの Dnacin' in the rain 道行く人 ふり返る事もなく 取り残され 歩けなくて すがる場所もない 朝が来れば 涙だって 乾いて行くものだわ 悲しすぎる別離も 夢のように通りすぎた 過去のひとコマ お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と | 山口百恵 | 横須賀恵 | 浜田省吾 | 萩田光雄 | Dnacin' in the rain 霧のような 雨に流れて街は 哀しい程 静けさだけ 漂っていた Dnacin' in the rain 終ったのね 暖めあった夢 言葉もなく 見送るしか 出来ない 今では 旅に出るわ 私ならば 気づかいなどいらない 倖せな想い出も 抱きしめれば 独りでも生きて行けそう お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と Dnacin' in the rain 幕切れには 似合いすぎる雨だわ 軽くほゝを つたわるのは 涙じゃないの Dnacin' in the rain 道行く人 ふり返る事もなく 取り残され 歩けなくて すがる場所もない 朝が来れば 涙だって 乾いて行くものだわ 悲しすぎる別離も 夢のように通りすぎた 過去のひとコマ お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と |
ダンシング・スターシャイン時間を止められる 魔法の鍵 扉を開けたらば 夢の国 あなたと私 メルヘンの世界に戻り 月にうさぎが居なくても 構わないわ おとぎ話は 終りがないの さぁ 踊りましょうよ 二人だけで 星達のフルオーケストラ さぁ 踊りましょうよ リズムにのって いつでも恋は ドラマティック 軽やかにあなたと いつまでも踊っていたいのよ 時間を超えられる ボタンを押すと 未来が突然に 飛びだすの あなたと私 幸福を奇数に賭けて 今日ばかりを信じても つまらないわ おとぎ話は 終りがないの さぁ 踊りましょうよ 一晩中 星達の歌うバックコーラス さぁ 踊りましょうよ みつめ合って 生きていることは ファンタジー 軽やかにあなたと いつまでも踊っていたいのよ | 山口百恵 | 阿木燿子 | 萩田光雄 | 萩田光雄 | 時間を止められる 魔法の鍵 扉を開けたらば 夢の国 あなたと私 メルヘンの世界に戻り 月にうさぎが居なくても 構わないわ おとぎ話は 終りがないの さぁ 踊りましょうよ 二人だけで 星達のフルオーケストラ さぁ 踊りましょうよ リズムにのって いつでも恋は ドラマティック 軽やかにあなたと いつまでも踊っていたいのよ 時間を超えられる ボタンを押すと 未来が突然に 飛びだすの あなたと私 幸福を奇数に賭けて 今日ばかりを信じても つまらないわ おとぎ話は 終りがないの さぁ 踊りましょうよ 一晩中 星達の歌うバックコーラス さぁ 踊りましょうよ みつめ合って 生きていることは ファンタジー 軽やかにあなたと いつまでも踊っていたいのよ |
CHECK OUT LOVEだってあなたはニュース・ペイパー広げ 私 紅茶のさめてく色見てた ため息ひとつで心はさざ波 無口な時間がロビーに漂よう 涙と笑顔が隣りあわせって はじめて私は知ったのよ チェック・アウト・ラブ あー二人 時計の針は朝十時 チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか だって涙のしみた手紙なんて まさかあなたに手渡せないでしょう 切手もはらない絵葉書一枚 あなたの鞄のすき間にかくした ハローとグッバイかんたんすぎる 言葉に人は惑うのね チェック・アウト・ラブ あー二人 失くしたものが多すぎる チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか ハローとグッバイ繰り返し 回転ドアはまわります チェック・アウト・ラブ あー二人 ここから何処へ旅立ちますか チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか | 山口百恵 | 松本隆 | 加藤ヒロシ | | だってあなたはニュース・ペイパー広げ 私 紅茶のさめてく色見てた ため息ひとつで心はさざ波 無口な時間がロビーに漂よう 涙と笑顔が隣りあわせって はじめて私は知ったのよ チェック・アウト・ラブ あー二人 時計の針は朝十時 チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか だって涙のしみた手紙なんて まさかあなたに手渡せないでしょう 切手もはらない絵葉書一枚 あなたの鞄のすき間にかくした ハローとグッバイかんたんすぎる 言葉に人は惑うのね チェック・アウト・ラブ あー二人 失くしたものが多すぎる チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか ハローとグッバイ繰り返し 回転ドアはまわります チェック・アウト・ラブ あー二人 ここから何処へ旅立ちますか チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか |
ちっぽけな感傷もちろん出来ないことだけど あなたを嫌いになりたいの 傷つきあうのが恐いから 小さな心を痛めてきたの なぜ愛されちゃいけないの 胸の奥も指の先も感じてるのに ほかの男のひととは どこか違ってたわ あなた 今すぐに消えて 私の前からどうぞ 泣くのはどちらか ひとりでいいわ 死ぬより悲しいことだけど 私を憎んでほしいのよ 求める気持が強いほど ふたりはすべてを失くしてしまう なぜ愛されちゃいけないの 黒い髪も白い耳も感じてるのに きっと私なんかより いいひとがいるわ あなた 今すぐに消えて 私の前からどうぞ 泣くのはどちらか ひとりでいいわ | 山口百恵 | 千家和也 | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | もちろん出来ないことだけど あなたを嫌いになりたいの 傷つきあうのが恐いから 小さな心を痛めてきたの なぜ愛されちゃいけないの 胸の奥も指の先も感じてるのに ほかの男のひととは どこか違ってたわ あなた 今すぐに消えて 私の前からどうぞ 泣くのはどちらか ひとりでいいわ 死ぬより悲しいことだけど 私を憎んでほしいのよ 求める気持が強いほど ふたりはすべてを失くしてしまう なぜ愛されちゃいけないの 黒い髪も白い耳も感じてるのに きっと私なんかより いいひとがいるわ あなた 今すぐに消えて 私の前からどうぞ 泣くのはどちらか ひとりでいいわ |
中学三年生別れの季節の悲しみを 生れてはじめて知りました しるしをつけたカレンダー もうすぐそこに来ています 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの めそめそしていちゃいけないわ 私も中学三年生 明日からやさしいあの声も とってもすてきなあの顔も 逢えないなんて思えない そこまで春が来てるのに 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 | 山口百恵 | 阿久悠 | 遠藤実 | 馬飼野康二 | 別れの季節の悲しみを 生れてはじめて知りました しるしをつけたカレンダー もうすぐそこに来ています 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの めそめそしていちゃいけないわ 私も中学三年生 明日からやさしいあの声も とってもすてきなあの顔も 逢えないなんて思えない そこまで春が来てるのに 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 |
テクノ・パラダイスSky high…Sky high…Sky high… ささやくあなたからの合図で 翔び立つ私 Faraway…Faraway…Faraway… これからふたりだけの世界へ 翼を重ねて 今夜も街は燃える色のプラスチック あなたしだいの楽団 Ah… ネオンサインのチューブを つき抜ける愛の稲妻まぶしくて Ah… ふたり降り立つコース見失う そんな気がするゆれる街よテクノ・パラダイス Zoom in…Zoom in…Zoom in… きのうは見えなかった心が 大きく見える Wide out…Wide out…Wide out… 迷いを消してくれるあなたは レイザー光線 ふたりで翔べば夜の闇もロマンチック 新世界への階段 Ah… きのうまでのことなど 話しましょうそれとも明日からの夢 Ah… 今を生きてるふたり美しく スカイライトでつつむ都会テクノ・パラダイス | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 梅垣達志 | 萩田光雄 | Sky high…Sky high…Sky high… ささやくあなたからの合図で 翔び立つ私 Faraway…Faraway…Faraway… これからふたりだけの世界へ 翼を重ねて 今夜も街は燃える色のプラスチック あなたしだいの楽団 Ah… ネオンサインのチューブを つき抜ける愛の稲妻まぶしくて Ah… ふたり降り立つコース見失う そんな気がするゆれる街よテクノ・パラダイス Zoom in…Zoom in…Zoom in… きのうは見えなかった心が 大きく見える Wide out…Wide out…Wide out… 迷いを消してくれるあなたは レイザー光線 ふたりで翔べば夜の闇もロマンチック 新世界への階段 Ah… きのうまでのことなど 話しましょうそれとも明日からの夢 Ah… 今を生きてるふたり美しく スカイライトでつつむ都会テクノ・パラダイス |
テレパシーナテレパシーナ ワカリマスカ テレパシーナ キコエマスネ こうして欲しいと思うことや こうなりたいと願うこと 等(など) 等 みんな本当になったら かえって不幸 知ってはいけない人の嘘や 知らずにいたい嫌なこと ソコ ソコ みんな見えてしまうことは とびきり不幸 君が好きです 君が欲しいと 言うことですね ぼくは真面目さ ぼくは臆病と 聞こえてますよ テレパシーナ 私の名は テレパシーナ そう呼ばれてる 遠くの星から来た女 強がりばっかり言う人の 心の裏が見えるから フム フム こちら余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)だわ こっそり幸運(ラッキー) 君は生意気 君に惚れたと 告白してる ぼくは帰るよ 今夜一緒に 過ごしたいのね テレパシーナ あなたのこと テレパシーナ よくわかるの 遠くの星から来た女 はるかな星から来た女 テレパシーナ ワカリマスカ テレパシーナ キコエマスネ | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | テレパシーナ ワカリマスカ テレパシーナ キコエマスネ こうして欲しいと思うことや こうなりたいと願うこと 等(など) 等 みんな本当になったら かえって不幸 知ってはいけない人の嘘や 知らずにいたい嫌なこと ソコ ソコ みんな見えてしまうことは とびきり不幸 君が好きです 君が欲しいと 言うことですね ぼくは真面目さ ぼくは臆病と 聞こえてますよ テレパシーナ 私の名は テレパシーナ そう呼ばれてる 遠くの星から来た女 強がりばっかり言う人の 心の裏が見えるから フム フム こちら余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)だわ こっそり幸運(ラッキー) 君は生意気 君に惚れたと 告白してる ぼくは帰るよ 今夜一緒に 過ごしたいのね テレパシーナ あなたのこと テレパシーナ よくわかるの 遠くの星から来た女 はるかな星から来た女 テレパシーナ ワカリマスカ テレパシーナ キコエマスネ |
This is my trial (私の試練)This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 仮面を捨てて It's lonesome trial 素顔で雨に向えば ほほを伝わる あつい涙よ そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 歩き歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない | 山口百恵 | 谷村新司 | 谷村新司 | 萩田光雄 | This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 仮面を捨てて It's lonesome trial 素顔で雨に向えば ほほを伝わる あつい涙よ そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 歩き歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない |
デイ・ドゥリームDay Dream ひとり酔う幻 Day Dream 私は 素足のジプシー 青空に真昼の 白い満月 哀しげに 流れるギター タロット・カード 荒野の風に散らし うらなうの あなたとの愛のゆくえを Day Dream 笑う 死のカードが Day Dream やっぱり 不幸せが Day Dream 夢はふっと流れて Day Dream 私は インカの女王(クィーン) 黄金の腕輪が けだるく重い 笛の音(ね)が 眠りをさそう 足をひそめ あなたは背中を向ける アンデスの山を越え 旅に出てゆく Day Dream 呼んでも 声にならない Day Dream 泣いても ふり向かない 涙ぐんで ひとり目覚める私 唇に ほろ苦い人恋しさが Day Dream 都会(まち)は もうたそがれ Day Dream やっぱり あなたは来ない | 山口百恵 | 山川啓介 | 水谷公生 | | Day Dream ひとり酔う幻 Day Dream 私は 素足のジプシー 青空に真昼の 白い満月 哀しげに 流れるギター タロット・カード 荒野の風に散らし うらなうの あなたとの愛のゆくえを Day Dream 笑う 死のカードが Day Dream やっぱり 不幸せが Day Dream 夢はふっと流れて Day Dream 私は インカの女王(クィーン) 黄金の腕輪が けだるく重い 笛の音(ね)が 眠りをさそう 足をひそめ あなたは背中を向ける アンデスの山を越え 旅に出てゆく Day Dream 呼んでも 声にならない Day Dream 泣いても ふり向かない 涙ぐんで ひとり目覚める私 唇に ほろ苦い人恋しさが Day Dream 都会(まち)は もうたそがれ Day Dream やっぱり あなたは来ない |
時の扉時の流れの中に 避けられぬ渦(うず)がある 重い扉通り抜ける時 全ては過去になる 朝は夜になり星になる 花は種子(たね)になり土になる 今は夢になり歌になる あなたの愛は 風に溶け 遠ざかり どこへ行く 哀しみに染められた ひとつの扉がある 人は誰もそこに立つ時に 後をふりかえる 季節は春から夏になる 泉の流れは河になる 光はいつしか影になる あなたの愛は 闇に溶け 遠ざかり どこへ行く 朝は夜になり星になる 花は種子(たね)になり土になる 今は夢になり歌になる あなたの愛は 風に溶け 遠ざかり どこへ行く | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 北野弦 | | 時の流れの中に 避けられぬ渦(うず)がある 重い扉通り抜ける時 全ては過去になる 朝は夜になり星になる 花は種子(たね)になり土になる 今は夢になり歌になる あなたの愛は 風に溶け 遠ざかり どこへ行く 哀しみに染められた ひとつの扉がある 人は誰もそこに立つ時に 後をふりかえる 季節は春から夏になる 泉の流れは河になる 光はいつしか影になる あなたの愛は 闇に溶け 遠ざかり どこへ行く 朝は夜になり星になる 花は種子(たね)になり土になる 今は夢になり歌になる あなたの愛は 風に溶け 遠ざかり どこへ行く |
としごろ陽に焼けた あなたの胸に 眼を閉じてもたれてみたい 潮風が 鼻をくすぐる 訳もなく 泣き出す私 あなたにすべてを見せるのは ちょっぴり恐くて恥ずかしい 私が私でなくなるの くちびるを やさしく噛んで めざめてくる としごろよ 乱れてる あなたの髪を やわらかくとかしてみたい ふりそそぐ 陽ざしのなかで 感じるの 大人を 私 ふたりの間に 美しい 何かが生まれて来るみたい 私が私でなくなるの 手のひらに 泪をためて めざめてくる としごろよ | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 陽に焼けた あなたの胸に 眼を閉じてもたれてみたい 潮風が 鼻をくすぐる 訳もなく 泣き出す私 あなたにすべてを見せるのは ちょっぴり恐くて恥ずかしい 私が私でなくなるの くちびるを やさしく噛んで めざめてくる としごろよ 乱れてる あなたの髪を やわらかくとかしてみたい ふりそそぐ 陽ざしのなかで 感じるの 大人を 私 ふたりの間に 美しい 何かが生まれて来るみたい 私が私でなくなるの 手のひらに 泪をためて めざめてくる としごろよ |
ともだちそれとも妹あざやかな光ふりそそぐ夏の日 なぜか心さみしい……… おぼえていますかあの日 陽に焼けた素肌見つめあった夜明け 光とともに消えた まぼろしだったのね熱い恋は 引きずり込むのが恐いとあなたは 妹みたいに見守るなんて やさしすぎるわ罪な嘘なのあなた おぼえてますかあの日 あなたの我まま聞いてあげた夜明け はるかな空へ消えた かもめのようなのね恋の日々は 溺れていくのが恐いとあなたは ともだち同志にもどろうなんて やさしすぎるわ罪な嘘なのあなた | 山口百恵 | 白井章生 | 高田弘 | 高田弘 | あざやかな光ふりそそぐ夏の日 なぜか心さみしい……… おぼえていますかあの日 陽に焼けた素肌見つめあった夜明け 光とともに消えた まぼろしだったのね熱い恋は 引きずり込むのが恐いとあなたは 妹みたいに見守るなんて やさしすぎるわ罪な嘘なのあなた おぼえてますかあの日 あなたの我まま聞いてあげた夜明け はるかな空へ消えた かもめのようなのね恋の日々は 溺れていくのが恐いとあなたは ともだち同志にもどろうなんて やさしすぎるわ罪な嘘なのあなた |
土曜日の楽しみ土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お花をとりかえて ケーキをこしらえて 男の人を 私の部屋に 迎えるなんて はじめて 嬉しさ少し 恐さも少し 私のすべて 知られるけれど あなたの心を 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お化粧少しして 可愛い服を着て あなたのことを 紹介するわ そして認めてもらうわ 倖せ少し 泪も少し 私の愛に 応えてくれる あなたのやさしさ 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 | 山口百恵 | 千家和也 | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お花をとりかえて ケーキをこしらえて 男の人を 私の部屋に 迎えるなんて はじめて 嬉しさ少し 恐さも少し 私のすべて 知られるけれど あなたの心を 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お化粧少しして 可愛い服を着て あなたのことを 紹介するわ そして認めてもらうわ 倖せ少し 泪も少し 私の愛に 応えてくれる あなたのやさしさ 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 |
ドライフラワーさよならから二年目の冬は コートのえりを立てるほどに寒い 私のアンティックルームを ドライフラワーで飾りましょう これっぽっちも思い出話はありません 人はあなたとの事を 「まるで映画を見てる様」って言うけど 笑顔もつくれなくなってしまった 今はドライフラワーの色が大好き パリの裏街の花売り娘 売れ残りのバラを飾ってあげた 優しさに バラは涙流し ドライフラワーになったと言う 優しさだけであなたの愛が つかみきれるものなら 何もかも捨てて胸にとびこんでた 涙の色も変っていたでしょう 今はドライフラワーの色が大好き これっぽっちも思い出話はありません 人はあなたとの事を 「まるで映画を見てる様」って言うけど 笑顔もつくれなくなってしまった 今はドライフラワーの色が大好き | 山口百恵 | 岸田智史 | 岸田智史 | | さよならから二年目の冬は コートのえりを立てるほどに寒い 私のアンティックルームを ドライフラワーで飾りましょう これっぽっちも思い出話はありません 人はあなたとの事を 「まるで映画を見てる様」って言うけど 笑顔もつくれなくなってしまった 今はドライフラワーの色が大好き パリの裏街の花売り娘 売れ残りのバラを飾ってあげた 優しさに バラは涙流し ドライフラワーになったと言う 優しさだけであなたの愛が つかみきれるものなら 何もかも捨てて胸にとびこんでた 涙の色も変っていたでしょう 今はドライフラワーの色が大好き これっぽっちも思い出話はありません 人はあなたとの事を 「まるで映画を見てる様」って言うけど 笑顔もつくれなくなってしまった 今はドライフラワーの色が大好き |
嘆きのサブウェイ地下鉄の振動にまかせて 揺れる心 淋しいわ 絶えまない 嘆きを ひと駅ごと こうして鎮めています このごろの あなたの つれなさに 不安は消えず うつむいて 何も 聞けないまま 怯えるように 毎日 過ごしています ただ こだわりすぎで 思い過ごしでしょうか ただ 気にしすぎで 思い過ごしでしょうか せつなさばかりよぎる夜です 地下鉄の振動にまかせて 揺れていると 少しづつ 行き場のないきもち ひと駅ごと うすれて消えるようです 鉛色 嘆きの走る影 心のなか がらんどう 何も言えないまま 帰る私は 臆病なのでしょうか ただ こだわりすぎで 思い過ごしでしょうか ただ 気にしすぎで 思い過ごしでしょうか せつなさばかりよぎる夜です | 山口百恵 | きずぎえつこ | 船山基紀 | | 地下鉄の振動にまかせて 揺れる心 淋しいわ 絶えまない 嘆きを ひと駅ごと こうして鎮めています このごろの あなたの つれなさに 不安は消えず うつむいて 何も 聞けないまま 怯えるように 毎日 過ごしています ただ こだわりすぎで 思い過ごしでしょうか ただ 気にしすぎで 思い過ごしでしょうか せつなさばかりよぎる夜です 地下鉄の振動にまかせて 揺れていると 少しづつ 行き場のないきもち ひと駅ごと うすれて消えるようです 鉛色 嘆きの走る影 心のなか がらんどう 何も言えないまま 帰る私は 臆病なのでしょうか ただ こだわりすぎで 思い過ごしでしょうか ただ 気にしすぎで 思い過ごしでしょうか せつなさばかりよぎる夜です |
夏ひらく青春ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で めぐり逢って 好きになって 許し合って 後で泣いた私 きっと夏のせいね 女として 男として 大人として 認めあったふたり 熱い出来事 あなたに対して 憎しみは ほんの少しも 感じてないけど 美しい想い出が 辛いの ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で 求めすぎて 与えすぎて 失くしすぎて 駄目になった私 きっと夏のせいね 爪の色も 肌の色も 髪の色も わかりすぎたふたり 熱い出来事 あなたに対する 友情は 前と比べて 変りはないけど いいひとに逢う事が 恐いの ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 穂口雄右 | ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で めぐり逢って 好きになって 許し合って 後で泣いた私 きっと夏のせいね 女として 男として 大人として 認めあったふたり 熱い出来事 あなたに対して 憎しみは ほんの少しも 感じてないけど 美しい想い出が 辛いの ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で 求めすぎて 与えすぎて 失くしすぎて 駄目になった私 きっと夏のせいね 爪の色も 肌の色も 髪の色も わかりすぎたふたり 熱い出来事 あなたに対する 友情は 前と比べて 変りはないけど いいひとに逢う事が 恐いの ひとつ結ぶ ひとつひらく 恋という名前の 夏の花 ひとつ結ぶ ひとつひらく めくるめく光の中で |
名前のない時間あなたの膝を枕に借りて 赤く燃える暖炉のそば うたたねしてる きれいな雪が小窓を埋めて 編みかけてた赤い毛糸 足もとに落とした 訳もなく倖せすぎて 訳もなく泪に濡れて 私からあなたへと心が通う 時間をとめてこのままいたい ふたりだけの名前のない やさしい色につつまれて 私の中を見透(みすか)すような 意味ありげなあなたの眼が なんだか恐い 木枯し吹いてランプが揺れて 読みかけてた本の上に 小さな指のあと 訳もなく倖せすぎて 訳もなく泪に濡れて 私からあなたへと心が通う 時間をとめてこのままいたい ふたりだけの名前のない やさしい色につつまれて | 山口百恵 | 千家和也 | 佐々木勉 | | あなたの膝を枕に借りて 赤く燃える暖炉のそば うたたねしてる きれいな雪が小窓を埋めて 編みかけてた赤い毛糸 足もとに落とした 訳もなく倖せすぎて 訳もなく泪に濡れて 私からあなたへと心が通う 時間をとめてこのままいたい ふたりだけの名前のない やさしい色につつまれて 私の中を見透(みすか)すような 意味ありげなあなたの眼が なんだか恐い 木枯し吹いてランプが揺れて 読みかけてた本の上に 小さな指のあと 訳もなく倖せすぎて 訳もなく泪に濡れて 私からあなたへと心が通う 時間をとめてこのままいたい ふたりだけの名前のない やさしい色につつまれて |
涙のことづて-手紙-私はあなたの 心がほしい 涙でつつんで 大事にするわ 恋する自分を 素直に口で あらわす言葉は これしかないわ あなたの眼に 私なんか 子供としか うつらないのは 分かっているの そして無理に 大人ぶって 背のびすれば 嫌われるのも 分かっているの 私はあなたの 心がほしい お別れする時 お返しするわ 私はあなたの 心がほしい かわりに何かを あげてもいいわ 誰かが横から 汚れた指で 奪ってゆくよな 不安な気持 あなたの手に 触れたものを ほしがるのは ぜいたくなのは 分かっているの そして愛を ひとり占めに 出来るはずが ないことさえも 分かっているの 私はあなたの 心がほしい お別れする時 お返しするわ | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 穂口雄右 | 私はあなたの 心がほしい 涙でつつんで 大事にするわ 恋する自分を 素直に口で あらわす言葉は これしかないわ あなたの眼に 私なんか 子供としか うつらないのは 分かっているの そして無理に 大人ぶって 背のびすれば 嫌われるのも 分かっているの 私はあなたの 心がほしい お別れする時 お返しするわ 私はあなたの 心がほしい かわりに何かを あげてもいいわ 誰かが横から 汚れた指で 奪ってゆくよな 不安な気持 あなたの手に 触れたものを ほしがるのは ぜいたくなのは 分かっているの そして愛を ひとり占めに 出来るはずが ないことさえも 分かっているの 私はあなたの 心がほしい お別れする時 お返しするわ |
悩み多い14才笑うと可愛いえくぼが出来るの私の彼は 私じゃなくても女の子みんなまいってしまう 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 怒ると前髪吹くのが癖なの私の彼は 私が悪くはないのになんだかあやまりたいの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 眠ると赤ちゃんみたいになるのよ私の彼は 私の小指をしっかリ握って離しはしない 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 叱るときれいな涙をこぼすの私の彼は 私の背中を軽く叩いてうつむいているの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 悩みは多い | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 笑うと可愛いえくぼが出来るの私の彼は 私じゃなくても女の子みんなまいってしまう 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 怒ると前髪吹くのが癖なの私の彼は 私が悪くはないのになんだかあやまりたいの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 眠ると赤ちゃんみたいになるのよ私の彼は 私の小指をしっかリ握って離しはしない 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 叱るときれいな涙をこぼすの私の彼は 私の背中を軽く叩いてうつむいているの 彼の心を独占したい 誰にもあげたくないの 恋をした時から私の 悩みは多い 悩みは多い |
NAVY HILLなつかしい風に 髪を洗わせて ひとり登る 港の丘 あの人の腕に たどりつく前に サヨナラを 置いて行くの Hi! NAVY HILL 幼なじみの景色 Hi! NAVY HILL ブルー・グレイの NAVY BAY よく似た色をしていた 私の目も ほのかに燃えてるはず Bye! NAVY HILL ひとりぼっちの少女は Bye! NAVY HILL 死んでカモメになったわ もう二度と ここに立たずむこともない あの子に どうぞよろしく 生まれて来たから しかたなく生きる 罪なゲームは おしまいなの おしまいなの | 山口百恵 | 山川啓介 | 芳野藤丸 | B.Fasman | なつかしい風に 髪を洗わせて ひとり登る 港の丘 あの人の腕に たどりつく前に サヨナラを 置いて行くの Hi! NAVY HILL 幼なじみの景色 Hi! NAVY HILL ブルー・グレイの NAVY BAY よく似た色をしていた 私の目も ほのかに燃えてるはず Bye! NAVY HILL ひとりぼっちの少女は Bye! NAVY HILL 死んでカモメになったわ もう二度と ここに立たずむこともない あの子に どうぞよろしく 生まれて来たから しかたなく生きる 罪なゲームは おしまいなの おしまいなの |
猫が見ている今夜も灰色の猫が だまって私を見ている トタン屋根に寝そべって のぞいてるわ 私の心を あんたに言われなくたって わかるわ こんな毎日が よくないこと それなのに 笑ってるわ 私の姿を 今日も うその涙を流し 実はおなかの中で笑い 男(ひと)の優しさを手玉にとり いざというときに逃げた私 あんたみんな見てたのね あんたも女の猫なら すこしはわからないかしら 不幸せが人間を いつのまにか変えることぐらい 髪をとかすその手を休め 胸にぽっかりあいた穴を やせた手のひらで押えてみて わざとほがらかに笑う私 あんたじっと見てるのね | 山口百恵 | 小谷夏 | 芳野藤丸 | B.Fasman | 今夜も灰色の猫が だまって私を見ている トタン屋根に寝そべって のぞいてるわ 私の心を あんたに言われなくたって わかるわ こんな毎日が よくないこと それなのに 笑ってるわ 私の姿を 今日も うその涙を流し 実はおなかの中で笑い 男(ひと)の優しさを手玉にとり いざというときに逃げた私 あんたみんな見てたのね あんたも女の猫なら すこしはわからないかしら 不幸せが人間を いつのまにか変えることぐらい 髪をとかすその手を休め 胸にぽっかりあいた穴を やせた手のひらで押えてみて わざとほがらかに笑う私 あんたじっと見てるのね |
野菊の墓私は十七 あなたは十五 姉さん気どりの 里の秋 日暮れて暗い 矢切(やぎり)の渡(わた)し 舟を見つめる 影法師 揺れて触れ合う 指先に 通う心は あたたかい まわりの人は ふたりの仲を 汚(けが)れに満ちた 噂する お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの あなたは竜胆(りんどう) 私は野菊 恋をたとえる 花言葉 雨降り雲に 泣く十三夜 ともる提灯(ちょうちん) 宵(よい)祭り 本を読んだり 話したり 逢えばはにかむだけなのに まわりの人は ふたりの仲に 疑り深い 眼をむける お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの | 山口百恵 | 千家和也 | 佐々木勉 | 高田弘 | 私は十七 あなたは十五 姉さん気どりの 里の秋 日暮れて暗い 矢切(やぎり)の渡(わた)し 舟を見つめる 影法師 揺れて触れ合う 指先に 通う心は あたたかい まわりの人は ふたりの仲を 汚(けが)れに満ちた 噂する お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの あなたは竜胆(りんどう) 私は野菊 恋をたとえる 花言葉 雨降り雲に 泣く十三夜 ともる提灯(ちょうちん) 宵(よい)祭り 本を読んだり 話したり 逢えばはにかむだけなのに まわりの人は ふたりの仲に 疑り深い 眼をむける お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの |
のぞきからくりあなたは愛だと言いながら 私に地獄を見せていた 私は闇と知りながら まぶしすぎると目を伏せた それが嘘でも真実(まこと)でも 夢を見たならそれでいい どうせこの夜はだまし絵の 裏と表の見えかくれ この世の名残り夜も名残り 夢の夢こそ哀れなれ 女はひとりと言いながら 人目を避ける裏通り あなたの胸に影がある のぞききれない淵がある 避けて通れる道ならば 避けて通ったはずだけど どうせこの世はだまし絵の 奈落の底の色模様 心は北へ行く行くと 思いながらも身は南 この日が最後と思いつつ 月日を重ねて今日になる あなたは最後の最後まで 私の愛をもてあそぶ いっそあやつる手のままに 生命あずけてしまえたら どうせこの世はだまし絵の 夢と現実うつつのあや錦 尽きせぬ哀れ尽きる道 心も空も夜の中 | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 梅垣達志 | 萩田光雄 | あなたは愛だと言いながら 私に地獄を見せていた 私は闇と知りながら まぶしすぎると目を伏せた それが嘘でも真実(まこと)でも 夢を見たならそれでいい どうせこの夜はだまし絵の 裏と表の見えかくれ この世の名残り夜も名残り 夢の夢こそ哀れなれ 女はひとりと言いながら 人目を避ける裏通り あなたの胸に影がある のぞききれない淵がある 避けて通れる道ならば 避けて通ったはずだけど どうせこの世はだまし絵の 奈落の底の色模様 心は北へ行く行くと 思いながらも身は南 この日が最後と思いつつ 月日を重ねて今日になる あなたは最後の最後まで 私の愛をもてあそぶ いっそあやつる手のままに 生命あずけてしまえたら どうせこの世はだまし絵の 夢と現実うつつのあや錦 尽きせぬ哀れ尽きる道 心も空も夜の中 |
野薔薇野薔薇がいくつか咲いてます ふたりが泣いたあたり ちょうど今頃街角が寒さの 身仕度をはじめる頃でした 私は心を偽って あなたと別れました もっとあなたにふさわしい女性を 出来るならみつけて欲しかった 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた私の罪を 許して下さい 随分沢山泣きました あなたをしのびながら 外に出るのも友達に会うのも しばらくは出来ない程でした 汚れを知らずに来れたのは あなたのおかげでした もしもあなたに少しでも迷惑 かけるのを何より恐れたの 嬉しい噂を聞くと 私のことのようです あなたに捧げた私の愛を 分かって下さい 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた私の罪を 許して下さい | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | | 野薔薇がいくつか咲いてます ふたりが泣いたあたり ちょうど今頃街角が寒さの 身仕度をはじめる頃でした 私は心を偽って あなたと別れました もっとあなたにふさわしい女性を 出来るならみつけて欲しかった 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた私の罪を 許して下さい 随分沢山泣きました あなたをしのびながら 外に出るのも友達に会うのも しばらくは出来ない程でした 汚れを知らずに来れたのは あなたのおかげでした もしもあなたに少しでも迷惑 かけるのを何より恐れたの 嬉しい噂を聞くと 私のことのようです あなたに捧げた私の愛を 分かって下さい 愛して別れたことを 今も誇りにしてます あなたに背いた私の罪を 許して下さい |
走れ風と共に走れ風と共に 悲しみ捨てて 愛を胸に抱いて 明日へ急げ 通り過ぎた道に 残したものは 誰かあとの人が 見つけてくれる 私には あなたがいると 誇らしく みんなに言える つまずいて 倒れた時も うしろから ささえてくれる 何故走るのか 何故急ぐのか 愛としか愛としか 答えられない 流せ熱い涙 心ゆくまで 愛に瞳とじて ふるえて眠れ 遙か彼方にある 倖せという 花の咲いた園に いつの日着ける 私には あなたがいると 誇らしく みんなに言える 傷ついて 迷った時も 生きること 教えてくれる 何故走るのか 何故急ぐのか 愛としか愛としか 答えられない | 山口百恵 | 千家和也 | 佐瀬寿一 | 馬飼野康二 | 走れ風と共に 悲しみ捨てて 愛を胸に抱いて 明日へ急げ 通り過ぎた道に 残したものは 誰かあとの人が 見つけてくれる 私には あなたがいると 誇らしく みんなに言える つまずいて 倒れた時も うしろから ささえてくれる 何故走るのか 何故急ぐのか 愛としか愛としか 答えられない 流せ熱い涙 心ゆくまで 愛に瞳とじて ふるえて眠れ 遙か彼方にある 倖せという 花の咲いた園に いつの日着ける 私には あなたがいると 誇らしく みんなに言える 傷ついて 迷った時も 生きること 教えてくれる 何故走るのか 何故急ぐのか 愛としか愛としか 答えられない |
二十歳前夜二十歳になるまでに する事が多過ぎて どこから手を付けて いいのか困っています お茶にお花に お料理 洋裁 唄に踊りにピアノのレッスン その上 遠く旅にも出かけ みしらぬ土地を この目で見たい 欲ばりな私は 少しだけ あせっています 二十歳になる前に どうしても知りたいの 手探り状態の あなたの心の中を 電話をしても 居ない時には ベルの数だけ心配するの あなたは 時々お酒も飲むし 知らない時間 ありすぎるのね のんびりな私も 今度だけ 迷っています のんびりな私も 今度だけ 迷っています | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 二十歳になるまでに する事が多過ぎて どこから手を付けて いいのか困っています お茶にお花に お料理 洋裁 唄に踊りにピアノのレッスン その上 遠く旅にも出かけ みしらぬ土地を この目で見たい 欲ばりな私は 少しだけ あせっています 二十歳になる前に どうしても知りたいの 手探り状態の あなたの心の中を 電話をしても 居ない時には ベルの数だけ心配するの あなたは 時々お酒も飲むし 知らない時間 ありすぎるのね のんびりな私も 今度だけ 迷っています のんびりな私も 今度だけ 迷っています |
初恋時代青い木の実が熟れるように 乙女ごころが紅くなる セーラー服の胸の奥が あなたを恋して痛くなる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 恋を恋するとしごろと ひとは誰でもそういうの 素足で駈けて追って行くの 私のこころは恋ごころ 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 少し危い綱渡り 背のびしてするくちづけよ 涙が頬をこぼれ落ちて 小さな秘密抱きしめる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 | 山口百恵 | 阿久悠 | 都倉俊一 | | 青い木の実が熟れるように 乙女ごころが紅くなる セーラー服の胸の奥が あなたを恋して痛くなる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 恋を恋するとしごろと ひとは誰でもそういうの 素足で駈けて追って行くの 私のこころは恋ごころ 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 少し危い綱渡り 背のびしてするくちづけよ 涙が頬をこぼれ落ちて 小さな秘密抱きしめる 大人に一歩踏みこんで ゆらゆらゆらゆれる 初恋時代 |
初恋草紙口紅だけはさしましょう 冬の光りが集まるよう 想い出すたび眼を伏せる 肌にくいこむあなたの言葉 あなたの言葉 さよならたけのとおり道 実らぬものと姿を変えて 私の恋が 今 駆けてゆきます 口紅さえも裏切って ひと色変り筆にのる あなたの頬は大人びて 別れの重さで刻まれていた 刻まれていた 想い出ゆえにかえり道 蕾のままに命を移し 私の恋が 今 散ってゆきます 赤い実に針刺すように 唇かめば面影はじけ 揺らぐ別れを背にうけた あの日の人があとずさりする あとずさりする 恥じらいばかりまわり道 傷つくものと言葉で遊び 私の恋が 今 消えてゆきます 傷つくものと言葉で遊び 私の恋が 今 消えてゆきます | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | 口紅だけはさしましょう 冬の光りが集まるよう 想い出すたび眼を伏せる 肌にくいこむあなたの言葉 あなたの言葉 さよならたけのとおり道 実らぬものと姿を変えて 私の恋が 今 駆けてゆきます 口紅さえも裏切って ひと色変り筆にのる あなたの頬は大人びて 別れの重さで刻まれていた 刻まれていた 想い出ゆえにかえり道 蕾のままに命を移し 私の恋が 今 散ってゆきます 赤い実に針刺すように 唇かめば面影はじけ 揺らぐ別れを背にうけた あの日の人があとずさりする あとずさりする 恥じらいばかりまわり道 傷つくものと言葉で遊び 私の恋が 今 消えてゆきます 傷つくものと言葉で遊び 私の恋が 今 消えてゆきます |
初恋のひとそよ風みたいにしのぶ あの人はもう 私の事など みんな忘れたかしら のばらをいつも 両手に抱いて 朝の窓辺に 届けて呉れた 何故だか逢えなくなって 恋しい人なの 麦わら帽子のような 匂いをさせて 私を海辺へつれて 走った人よ 光の中を もつれるように はずんだ胸は 熱かったわね 懐しがっても遠い 夢の人なの 小麦色した あの日の笑顔 私一人が 知っているのに 今なら恋だと分かる はるかな人なの | 山口百恵 | 有馬三恵子 | 鈴木淳 | 馬飼野康二 | そよ風みたいにしのぶ あの人はもう 私の事など みんな忘れたかしら のばらをいつも 両手に抱いて 朝の窓辺に 届けて呉れた 何故だか逢えなくなって 恋しい人なの 麦わら帽子のような 匂いをさせて 私を海辺へつれて 走った人よ 光の中を もつれるように はずんだ胸は 熱かったわね 懐しがっても遠い 夢の人なの 小麦色した あの日の笑顔 私一人が 知っているのに 今なら恋だと分かる はるかな人なの |
花筆文字墨をすって一筆に 花と一文字書いたら 強く線をはねながら 揺れる女の黒髪になる 髪は命 手ざわりごと 女の命 恋は命 うたかためく 私の命 静めても 静めても 心に溢れる命 手がすべって一雫(しずく) 筆の先からこぼれる 白い和紙にくっきりと 滲んだあとが花びらになる 花は命 そのひとひら 女の命 恋は命 宴のあと 私の命 なぐさめて なぐさめて いつかは散りゆく命 髪は命 手ざわりごと 女の命 恋は命 うたかためく 私の命 静めても 静めても 心に溢れる命 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | 墨をすって一筆に 花と一文字書いたら 強く線をはねながら 揺れる女の黒髪になる 髪は命 手ざわりごと 女の命 恋は命 うたかためく 私の命 静めても 静めても 心に溢れる命 手がすべって一雫(しずく) 筆の先からこぼれる 白い和紙にくっきりと 滲んだあとが花びらになる 花は命 そのひとひら 女の命 恋は命 宴のあと 私の命 なぐさめて なぐさめて いつかは散りゆく命 髪は命 手ざわりごと 女の命 恋は命 うたかためく 私の命 静めても 静めても 心に溢れる命 |
春風のいたずら喧嘩して 泣きながら あなたと別れて 帰る道 夕暮れの 街の中 私は迷子に なりそうよ 女の子の 胸の中 なんにも分かって くれないの 知らない誰かが 声かける 恐いわ 恐いわ 恐いわ こんな時こそ あなたに居てほしい 振り向いて 人混みに あなたの姿を 捜す道 つまづいて よろめいて 私は今にも 倒れそう 女の子の 淋しさを 少しも察して くれないの 紙クズ飛ばして 風が吹く 寒いわ 寒いわ 寒いわ こんな時こそ あなたに居てほしい 女の子の 淋しさを 少しも察して くれないの 紙クズ飛ばして 風が吹く 寒いわ 寒いわ 寒いわ こんな時こそ あなたに居てほしい | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 馬飼野俊一 | 喧嘩して 泣きながら あなたと別れて 帰る道 夕暮れの 街の中 私は迷子に なりそうよ 女の子の 胸の中 なんにも分かって くれないの 知らない誰かが 声かける 恐いわ 恐いわ 恐いわ こんな時こそ あなたに居てほしい 振り向いて 人混みに あなたの姿を 捜す道 つまづいて よろめいて 私は今にも 倒れそう 女の子の 淋しさを 少しも察して くれないの 紙クズ飛ばして 風が吹く 寒いわ 寒いわ 寒いわ こんな時こそ あなたに居てほしい 女の子の 淋しさを 少しも察して くれないの 紙クズ飛ばして 風が吹く 寒いわ 寒いわ 寒いわ こんな時こそ あなたに居てほしい |
春に吹かれて新しいドレスの事 一言も聞きもしないで いきなり 反射神経ゼロなんて ひどすぎるわ 入口のガラスの扉にぶつかったのは 良く磨かれた 季節のせいなのよ 声ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 身軽なとこは 私のいいとこ 歩く時腕をかして くれるわけでもないくせに まるで 運動神経ゼロなんてばかにしてる 足許の小さな小石につまづいたのは タンポポよけて 歩いたせいなのよ 背ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 素足の気分 今日のいいとこ 旅に出た雲の行くえ 追っていく私のことを ひどく 方向感覚ゼロなんて笑わないで 心ごと手繰(たぐり)寄せられる糸の強さを 風が怖れて 横向くせいなのよ 夢ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 移ろいやすさ 若さのいいとこ | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 馬飼野康二 | 新しいドレスの事 一言も聞きもしないで いきなり 反射神経ゼロなんて ひどすぎるわ 入口のガラスの扉にぶつかったのは 良く磨かれた 季節のせいなのよ 声ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 身軽なとこは 私のいいとこ 歩く時腕をかして くれるわけでもないくせに まるで 運動神経ゼロなんてばかにしてる 足許の小さな小石につまづいたのは タンポポよけて 歩いたせいなのよ 背ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 素足の気分 今日のいいとこ 旅に出た雲の行くえ 追っていく私のことを ひどく 方向感覚ゼロなんて笑わないで 心ごと手繰(たぐり)寄せられる糸の強さを 風が怖れて 横向くせいなのよ 夢ばかりおーきな人 春に吹かれて 春に吹かれて どこかへ行きましょうか 移ろいやすさ 若さのいいとこ |
春の奇跡そろそろ街に薄着が目立つ わた雲浮かぶ季節が来たわ ふたりにとって今年の冬は 長くて暗い想い出でした あなたをひとり占めに したいと思ったから 泣く真似もした 死ぬ真似もした そしてあなたを傷つけた 許して下さい 私は馬鹿でした 二度とあやまちはくり返さない 自分に嘘をつかないことが 尊いことと初めて知った ふたりにとって今度の春が 本当の意味の始まりなのね あなたの深い愛を 確かに感じたから ぶたれてもいい 倒れてもいい いつもあなたを信じてる 見ていて下さい 私は変わります 二度とあやまちはくり返さない | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 森岡賢一郎 | そろそろ街に薄着が目立つ わた雲浮かぶ季節が来たわ ふたりにとって今年の冬は 長くて暗い想い出でした あなたをひとり占めに したいと思ったから 泣く真似もした 死ぬ真似もした そしてあなたを傷つけた 許して下さい 私は馬鹿でした 二度とあやまちはくり返さない 自分に嘘をつかないことが 尊いことと初めて知った ふたりにとって今度の春が 本当の意味の始まりなのね あなたの深い愛を 確かに感じたから ぶたれてもいい 倒れてもいい いつもあなたを信じてる 見ていて下さい 私は変わります 二度とあやまちはくり返さない |
春爛漫手に構えた一眼レフの レンズの中あなたは振り向いて 春の海はひねもすのたり 寄せる時の流れもゆるやかに 未来の花嫁の腕に 花を投げる風と木の詩(うた) 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから 二歩遅れてあなたの背中 ヘッドホンを下げてる影を踏む やさしささえはなせないけど 今 無言の約束信じても 未婚の旅人の先に 花の枝が作るトンネル 過去から未来への長旅 あなたの腕に触れれば 春……春……らんまん 一人のただの女として 心決めた言葉口に出さずに 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから | 山口百恵 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 手に構えた一眼レフの レンズの中あなたは振り向いて 春の海はひねもすのたり 寄せる時の流れもゆるやかに 未来の花嫁の腕に 花を投げる風と木の詩(うた) 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから 二歩遅れてあなたの背中 ヘッドホンを下げてる影を踏む やさしささえはなせないけど 今 無言の約束信じても 未婚の旅人の先に 花の枝が作るトンネル 過去から未来への長旅 あなたの腕に触れれば 春……春……らんまん 一人のただの女として 心決めた言葉口に出さずに 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから |
ヴァイオレット・ラプソディー紫色の河が流れる 一枚の絵に立ち止まり 「謎」というタイトルに あなたの哀しさ見つけたわ 紫色に河が流れる 足跡も影も残さず 「嘘」というタイトルを 私は自分につけてきたの 呟きふやしていくのは…私 無口になって歩いていくのは…あなた ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… 紫色の風に吹かれた 青い鳥追いかければ 「夢」というタイトルに あなたは倖せ賭けていた 紫色の風に吹かれた 優しさを知るすべもなく 「今日」というタイトルに 私はあなたを捨ててきたの ひとりで生きてゆけるのは…女 ひとりで死んでゆけるのは…男 ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… | 山口百恵 | 浅野裕子 | 萩田光雄 | 萩田光雄 | 紫色の河が流れる 一枚の絵に立ち止まり 「謎」というタイトルに あなたの哀しさ見つけたわ 紫色に河が流れる 足跡も影も残さず 「嘘」というタイトルを 私は自分につけてきたの 呟きふやしていくのは…私 無口になって歩いていくのは…あなた ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… 紫色の風に吹かれた 青い鳥追いかければ 「夢」というタイトルに あなたは倖せ賭けていた 紫色の風に吹かれた 優しさを知るすべもなく 「今日」というタイトルに 私はあなたを捨ててきたの ひとりで生きてゆけるのは…女 ひとりで死んでゆけるのは…男 ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… |
バケイションV・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな ギラギラと輝く 太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ち遠しいのは 夏休み 山に行く事も すてきな事よ 山びこが 呼んでいる 待ち遠しいのは 秋休み 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな | 山口百恵 | Connie Francis・Hank Hunter・Gary Knight・訳詞:漣健児 | Connie Francis・Hank Hunter・Gary Knight | | V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな ギラギラと輝く 太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ち遠しいのは 夏休み 山に行く事も すてきな事よ 山びこが 呼んでいる 待ち遠しいのは 秋休み 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな |
BACK TO BACK(背中合わせ)口紅のついたカップを あなたのシャツに 投げつける 鼻歌に悪口のせ あなた待ってやるつもり おきがけの言葉は あまりにも あたしを傷つけ だめよ! それきり放っておくなんて このままじゃ(なきそうよ) 許せない(さみしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― あの頃のあなたは まだかけだしだった ギタリスト 歌うこと忘れたシンガー それがあの頃の私 そのうちにきっと いいことが も一度あるさと あなた私に 今をくれたけど つかれたわ(どこまでも) 歩けない(つれてって) 愛し方 うらおもて Woo――― 流されて泣きつかれて マジなあなたに 抱かれたこと 忘れてるわけじゃないわ とぼけていたいだけなの 野放しのわがまま ふるまって あなたをなめてる だめよ! かかとで蹴ってしかってよ 欲しいなら(おねがいよ) こわしてよ(やさしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― | 山口百恵 | 篠塚満由美 | 浜田省吾 | | 口紅のついたカップを あなたのシャツに 投げつける 鼻歌に悪口のせ あなた待ってやるつもり おきがけの言葉は あまりにも あたしを傷つけ だめよ! それきり放っておくなんて このままじゃ(なきそうよ) 許せない(さみしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― あの頃のあなたは まだかけだしだった ギタリスト 歌うこと忘れたシンガー それがあの頃の私 そのうちにきっと いいことが も一度あるさと あなた私に 今をくれたけど つかれたわ(どこまでも) 歩けない(つれてって) 愛し方 うらおもて Woo――― 流されて泣きつかれて マジなあなたに 抱かれたこと 忘れてるわけじゃないわ とぼけていたいだけなの 野放しのわがまま ふるまって あなたをなめてる だめよ! かかとで蹴ってしかってよ 欲しいなら(おねがいよ) こわしてよ(やさしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― |
バラの誘惑バラの花 しきつめた うす明りの 部屋の中 あの人の くちびるが 私の目に近づく 息もとまる バラの匂い 何故か こわい 今夜だけは許してね 好きなんだけど 一度でも愛したら 涙はもう止まらない 風に散る花よりも 悲しい子になるでしょう あの人の 横顔が 淋しそうに 見えたから 私から くちづけを 求めていってしまった バラの棘が 肌に痛い もうかえれない どうか遠くに連れてって 私を抱いて 朝が来て私は ぬれた頬をふきもせず 遠ざかるあの人の 靴の音を聞いてた | 山口百恵 | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | 高田弘 | バラの花 しきつめた うす明りの 部屋の中 あの人の くちびるが 私の目に近づく 息もとまる バラの匂い 何故か こわい 今夜だけは許してね 好きなんだけど 一度でも愛したら 涙はもう止まらない 風に散る花よりも 悲しい子になるでしょう あの人の 横顔が 淋しそうに 見えたから 私から くちづけを 求めていってしまった バラの棘が 肌に痛い もうかえれない どうか遠くに連れてって 私を抱いて 朝が来て私は ぬれた頬をふきもせず 遠ざかるあの人の 靴の音を聞いてた |
パールカラーにゆれて街は恋するものたちの港 落葉はひき潮の浜辺 流れ星・人・影 愛はさざなみの夢 パールカラーの街あかり この胸にうけとめて 甘い風にさそわれて 泣きながら歩きましょう ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい 街は恋するものたちの港 夜風は潮騒のしじま 濡れた髪・顔・指 愛は帆の切れた舟 テールランプの淋しさに さよならの眼をとじる ひかれるままくちづけを 人知れずかわしましょう ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい | 山口百恵 | 千家和也 | 佐瀬寿一 | | 街は恋するものたちの港 落葉はひき潮の浜辺 流れ星・人・影 愛はさざなみの夢 パールカラーの街あかり この胸にうけとめて 甘い風にさそわれて 泣きながら歩きましょう ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい 街は恋するものたちの港 夜風は潮騒のしじま 濡れた髪・顔・指 愛は帆の切れた舟 テールランプの淋しさに さよならの眼をとじる ひかれるままくちづけを 人知れずかわしましょう ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい ふたり 揺れて揺られて 流れ流れて あなたとなら どこまで 揺れて揺られて 流れ流れて 知らない港に 着きたい |
悲願花気のない言葉の やりとりに そぞろ歩きの 夏の夜 乙女はしばし 立ち止まり 溜息まじりに 草をかむ 何故か悲しき ヴィオロンの 心をふるわす セレナーデ 身のほど知らぬ 恋なれど 神も見捨てし 恋なれど 手首に流るる 血の色は 恨み忘れし 赤き色 かすむ景色に いささかの 未練は残れど 悔いはなし 人の心の移(うつ)ろいは まず避(さ)け難(がた)き 真実(まこと)なり 人の命の はかなさは 悲しきゆえに 美しき | 山口百恵 | 谷村新司 | 谷村新司 | 川村栄二 | 気のない言葉の やりとりに そぞろ歩きの 夏の夜 乙女はしばし 立ち止まり 溜息まじりに 草をかむ 何故か悲しき ヴィオロンの 心をふるわす セレナーデ 身のほど知らぬ 恋なれど 神も見捨てし 恋なれど 手首に流るる 血の色は 恨み忘れし 赤き色 かすむ景色に いささかの 未練は残れど 悔いはなし 人の心の移(うつ)ろいは まず避(さ)け難(がた)き 真実(まこと)なり 人の命の はかなさは 悲しきゆえに 美しき |
飛騨の吊り橋吊り橋を誰か渡る 淋しい音が夜をふるわせる あの人も橋を渡り 街に行って戻らないの 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より 吊り橋の上であなた 迎えに来ていると真似目な顔した でもいいの今は私 飛騨の里で生きてゆける 囲炉裏(いろり)の火にあたり 炎を見つめてた お婆さんが笑う もうすぐ正月と 顔の皺を深くして倖せに笑う 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より | 山口百恵 | 松本隆 | 岸田智史 | 川村栄二 | 吊り橋を誰か渡る 淋しい音が夜をふるわせる あの人も橋を渡り 街に行って戻らないの 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より 吊り橋の上であなた 迎えに来ていると真似目な顔した でもいいの今は私 飛騨の里で生きてゆける 囲炉裏(いろり)の火にあたり 炎を見つめてた お婆さんが笑う もうすぐ正月と 顔の皺を深くして倖せに笑う 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より |
ひと夏の経験あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ 小さな胸の奥にしまった 大切なものをあげるわ 愛する人に 捧げるため 守ってきたのよ 汚れてもいい 泣いてもいい 愛は尊いわ 誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠 あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ 綺麗な泪色に輝く 大切なものをあげるわ 愛する人が 喜ぶなら それで倖せよ こわれてもいい 捨ててもいい 愛は尊いわ 誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠 | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | | あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ 小さな胸の奥にしまった 大切なものをあげるわ 愛する人に 捧げるため 守ってきたのよ 汚れてもいい 泣いてもいい 愛は尊いわ 誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠 あなたに女の子の一番 大切なものをあげるわ 綺麗な泪色に輝く 大切なものをあげるわ 愛する人が 喜ぶなら それで倖せよ こわれてもいい 捨ててもいい 愛は尊いわ 誰でも一度だけ 経験するのよ 誘惑の甘い罠 |
ひとにぎりの砂つかみかけた白い砂が わたしの指を逃げる ひとにぎりの幸せさえ ゆるしてくれぬように ひとは誰も海に帰る この世の哀しみ知った日に 今、荒れくるう 胸の潮騒よ 静かにやすみなさい 空に高く二羽のかもめ あなたと見つめあった こころづよく羽ばたこうと いつかは誓ったけど ひとは誰も海に帰る この世の別れを知った日に 今、燃えつきた 夏の太陽よ わすれて沈みなさい ひとは誰も海に帰る この世のはかなさ知った日に 今、色あせる 赤いはまなすよ 眼をとじねむりなさい | 山口百恵 | 石原信一 | 佐瀬寿一 | | つかみかけた白い砂が わたしの指を逃げる ひとにぎりの幸せさえ ゆるしてくれぬように ひとは誰も海に帰る この世の哀しみ知った日に 今、荒れくるう 胸の潮騒よ 静かにやすみなさい 空に高く二羽のかもめ あなたと見つめあった こころづよく羽ばたこうと いつかは誓ったけど ひとは誰も海に帰る この世の別れを知った日に 今、燃えつきた 夏の太陽よ わすれて沈みなさい ひとは誰も海に帰る この世のはかなさ知った日に 今、色あせる 赤いはまなすよ 眼をとじねむりなさい |
ひとりぼっちのあなた意味を教えて あなたの泪 どうぞ私の眼に 分けてほしい 白い耳もと ふるわせながら いつもひとりぼっち 泣いているの 小鳥のように 美しいけれど 笑ってる いつもの顔がスキ 恋をしてから 私の中に いつもあなただけの 泪がある 訳を話して あなたの悩み どうぞ私の手を とってほしい 黒い瞳で 遠くを見つめ いつもひとりぼっち 考えてる 大人のようで たくましいけれど あどけない いつもの顔がスキ 恋をしてから 私の中に いつもあなただけの 悩みがある | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | | 意味を教えて あなたの泪 どうぞ私の眼に 分けてほしい 白い耳もと ふるわせながら いつもひとりぼっち 泣いているの 小鳥のように 美しいけれど 笑ってる いつもの顔がスキ 恋をしてから 私の中に いつもあなただけの 泪がある 訳を話して あなたの悩み どうぞ私の手を とってほしい 黒い瞳で 遠くを見つめ いつもひとりぼっち 考えてる 大人のようで たくましいけれど あどけない いつもの顔がスキ 恋をしてから 私の中に いつもあなただけの 悩みがある |
陽のあたるアパートいつかは暮らすでしょう 陽のあたるアパート 私のそば 誰がすわり 白いギター 誰が弾くのよ 手づくりのケーキ作り 熱い紅茶飲むのよ 私のそば 誰がすわり 私の髪 誰がふれるの ふたりの愛のお城 陽のあたるアパート 私の夢 誰がかなえ 私の肩 誰が抱くのよ 季節の花いつも飾り 二羽の小鳥育てる 私のひざ 誰が眠り 私の指 誰が握るの | 山口百恵 | 白井章生 | 鈴木邦彦 | 高田弘 | いつかは暮らすでしょう 陽のあたるアパート 私のそば 誰がすわり 白いギター 誰が弾くのよ 手づくりのケーキ作り 熱い紅茶飲むのよ 私のそば 誰がすわり 私の髪 誰がふれるの ふたりの愛のお城 陽のあたるアパート 私の夢 誰がかなえ 私の肩 誰が抱くのよ 季節の花いつも飾り 二羽の小鳥育てる 私のひざ 誰が眠り 私の指 誰が握るの |
陽のあたる坂道陽のあたる坂道で あなたとすれ違いました 女のひとと御一緒なので 声もかけられませんでした 幸せと悲しみが 目をそらし すれ違います いつもあなたと登った坂を 影をふみふみ下ります 霊南坂の夕陽は 暖かい春の色 でも心は冬のように寒い 霊南坂の夕陽は レンガ塀に燃えます でも心は夜のように青い 教会は坂の上 鐘が背中に響きます 結ばれる日を夢みた私 追われる様に坂をおります | 山口百恵 | 松本隆 | 佐藤健 | 萩田光雄 | 陽のあたる坂道で あなたとすれ違いました 女のひとと御一緒なので 声もかけられませんでした 幸せと悲しみが 目をそらし すれ違います いつもあなたと登った坂を 影をふみふみ下ります 霊南坂の夕陽は 暖かい春の色 でも心は冬のように寒い 霊南坂の夕陽は レンガ塀に燃えます でも心は夜のように青い 教会は坂の上 鐘が背中に響きます 結ばれる日を夢みた私 追われる様に坂をおります |
秘密をもった少女月の明りに そっとかくした わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことよ 忘れな草を はさんでめくる わたしだけの 小さな歴史 日記のページに あふれる想いが そっと 大人になるの 誰にも 知られないで あの人のやさしさに いつも 守られながら 月の明りに 指をかざして 願うことは この愛から わたしを 迷子に させないで おねがい そっと 大人になるの 一すじの涙から あの人をみつめると 好きなことが わかるの 月の明りに 映し出された わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことだけ | 山口百恵 | 安井かずみ | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 月の明りに そっとかくした わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことよ 忘れな草を はさんでめくる わたしだけの 小さな歴史 日記のページに あふれる想いが そっと 大人になるの 誰にも 知られないで あの人のやさしさに いつも 守られながら 月の明りに 指をかざして 願うことは この愛から わたしを 迷子に させないで おねがい そっと 大人になるの 一すじの涙から あの人をみつめると 好きなことが わかるの 月の明りに 映し出された わたしだけの 恋の秘密 日記のページは あの人のことだけ |