ふるさとの祭り風に流れる 白い雲 見れば浮かぶさ ふるさとの ふるさとの祭り 頑固なおやじが 自慢の民謡(うた)を この日ばかりは はしゃいで唄う 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ のぼりはためく 杜の空 太鼓ひびいて ふるさとの ふるさとの祭り おさない心で あこがれていた きれいなせんせい どうしてるかな 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ 露店 わた飴 風車 笑顔あふれる ふるさとの ふるさとの祭り 今年もおふくろ 手料理つくり おれの帰りを 待ってるだろか 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 風に流れる 白い雲 見れば浮かぶさ ふるさとの ふるさとの祭り 頑固なおやじが 自慢の民謡(うた)を この日ばかりは はしゃいで唄う 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ のぼりはためく 杜の空 太鼓ひびいて ふるさとの ふるさとの祭り おさない心で あこがれていた きれいなせんせい どうしてるかな 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ 露店 わた飴 風車 笑顔あふれる ふるさとの ふるさとの祭り 今年もおふくろ 手料理つくり おれの帰りを 待ってるだろか 心がふるさとに 飛んで飛んで もうすぐ祭りだなあ |
星影のワルツ別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影のワルツを うたおう…… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に 一緒になれる 幸せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影のワルツを うたおう…… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓 さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影のワルツを うたおう…… 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ | 千昌夫 | 白鳥園枝 | 遠藤実 | | 別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影のワルツを うたおう…… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に 一緒になれる 幸せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影のワルツを うたおう…… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓 さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影のワルツを うたおう…… 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ |
惚れてわるいかたかが女のひとりのために 人生(みち)をあやまる ことはない 人は笑って そう言うけれど 愛することも 人生だ 惚れて 惚れて わるいか惚れて きざな台詞(せりふ)はいらないものさ 重い信実(まこと)が あればいい たとえ冷たい 顔されようと 意地は通すさ 最後まで 惚れて 惚れて わるいか惚れて すきま風吹く世の中だから 心ぐらいは もやそうや おまえひとりの幸せぐらい 作ってやるさ この俺が 惚れて 惚れて わるいか惚れて | 千昌夫 | さいとう大三 | 阿部健太郎 | | たかが女のひとりのために 人生(みち)をあやまる ことはない 人は笑って そう言うけれど 愛することも 人生だ 惚れて 惚れて わるいか惚れて きざな台詞(せりふ)はいらないものさ 重い信実(まこと)が あればいい たとえ冷たい 顔されようと 意地は通すさ 最後まで 惚れて 惚れて わるいか惚れて すきま風吹く世の中だから 心ぐらいは もやそうや おまえひとりの幸せぐらい 作ってやるさ この俺が 惚れて 惚れて わるいか惚れて |
ほんとのアケミを知らないか函館生れと 聞いたから 津軽の海まで 越えてみた 函館みなとの 桟橋で 鈴蘭売る娘が よく似てた アケミという名で 十八で ほんとの アケミは いなかった 神戸に居るって 耳にした 行ったらこんどは 長崎だ 小さなバーまで 突きとめて 扉をそおっと 押す気持 抱きしめたいのに 泣けるのに ほんとの アケミと ちがってた 男と一緒か 別れたか 帰って来たなら 叱るまい 波止場でひろった おまえなら どこかの港に いそうだが アケミという名が 多すぎる ほんとの アケミを 知らないか | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | | 函館生れと 聞いたから 津軽の海まで 越えてみた 函館みなとの 桟橋で 鈴蘭売る娘が よく似てた アケミという名で 十八で ほんとの アケミは いなかった 神戸に居るって 耳にした 行ったらこんどは 長崎だ 小さなバーまで 突きとめて 扉をそおっと 押す気持 抱きしめたいのに 泣けるのに ほんとの アケミと ちがってた 男と一緒か 別れたか 帰って来たなら 叱るまい 波止場でひろった おまえなら どこかの港に いそうだが アケミという名が 多すぎる ほんとの アケミを 知らないか |
望郷哀歌ふるさとは ふるさとは 少し疲れた 少し汚(よご)れた この俺の からだを芯(しん)から 癒(いや)してくれる 青空 夕やけ 光る風 唄が流れる 望郷 あゝ望郷哀歌 ふるさとは ふるさとは 少し遠くて 少し敷居(しきい)が 高いけど 地酒を囲めば こころが通(かよ)う この径(みち) この橋 線路端(ばた) 花も優しい 望郷 あゝ望郷哀歌 ふるさとは ふるさとは 少し淋しい 少し哀(かな)しい 想い出を じんわり瞼(まぶた)に 運んでくれる あの娘(ひと) あの友 今いづこ 夢と涙の 望郷 あゝ望郷哀歌 | 千昌夫 | 志賀大介 | 千昌夫 | | ふるさとは ふるさとは 少し疲れた 少し汚(よご)れた この俺の からだを芯(しん)から 癒(いや)してくれる 青空 夕やけ 光る風 唄が流れる 望郷 あゝ望郷哀歌 ふるさとは ふるさとは 少し遠くて 少し敷居(しきい)が 高いけど 地酒を囲めば こころが通(かよ)う この径(みち) この橋 線路端(ばた) 花も優しい 望郷 あゝ望郷哀歌 ふるさとは ふるさとは 少し淋しい 少し哀(かな)しい 想い出を じんわり瞼(まぶた)に 運んでくれる あの娘(ひと) あの友 今いづこ 夢と涙の 望郷 あゝ望郷哀歌 |
望郷酒場おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサー 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ | 千昌夫 | 里村龍一 | 桜田誠一 | | おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサー 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ |
望郷旅鴉昔話しはヨー 真ッ平ご免 なまじ振り向きゃ こころが痛む 生まれ在所に 背を向けて 今日も仮寝の 旅の宿 可愛あの娘よ 日暮れの空よ 泣いてくれるな泣いてくれるな 俺ら望郷旅鴉 風も無いのにヨー こぼれて落ちる 花に浮かぶよ あの娘の涙 つれて行ってと 泣かれても 俺にゃ出来ない みちずれに 北へ流れる 夜汽車の汽笛 呼んでくれるな呼んでくれるな 俺ら望郷旅鴉 夢を探してヨー ここまで来たが 寒い夜空に こころも細る あの娘ひとりも 倖せに なんで出来ない バチ当り 街道がらすが ひと声鳴いた 明日は何処やら明日は何処やら 俺ら 望郷旅鴉 | 千昌夫 | 里村龍一 | 森山慎也 | | 昔話しはヨー 真ッ平ご免 なまじ振り向きゃ こころが痛む 生まれ在所に 背を向けて 今日も仮寝の 旅の宿 可愛あの娘よ 日暮れの空よ 泣いてくれるな泣いてくれるな 俺ら望郷旅鴉 風も無いのにヨー こぼれて落ちる 花に浮かぶよ あの娘の涙 つれて行ってと 泣かれても 俺にゃ出来ない みちずれに 北へ流れる 夜汽車の汽笛 呼んでくれるな呼んでくれるな 俺ら望郷旅鴉 夢を探してヨー ここまで来たが 寒い夜空に こころも細る あの娘ひとりも 倖せに なんで出来ない バチ当り 街道がらすが ひと声鳴いた 明日は何処やら明日は何処やら 俺ら 望郷旅鴉 |
望郷新相馬やけで飲むなら およしなさいと ママは叱って くれるけど 逢えぬつらさを お酒でうすめ 酔えば故郷の うたがでる ハー遥か彼方は相馬の空かヨ 相馬恋しや目に浮かぶ かわいあの娘の涙顔 あなたひとりを 信じていると 長い手紙を くれたけど 親のゆるさぬ 男に惚れて 肩身せまかろ毎日が ハーギターひく手をしばらく止めてヨ 弱い身体を案じつつ かけた苦労のわびを言う 夜行列車が 鉄橋わたる あれは十和田か ゆうづるか 窓の灯りが ゆらゆらゆれて 汽笛尾をひく 隅田川 ハー荷物まとめて駅まできたがヨ 土産もたずにふるさとへ なんで男が戻れよう | 千昌夫 | 菅野さほ子 | 中山大三郎 | | やけで飲むなら およしなさいと ママは叱って くれるけど 逢えぬつらさを お酒でうすめ 酔えば故郷の うたがでる ハー遥か彼方は相馬の空かヨ 相馬恋しや目に浮かぶ かわいあの娘の涙顔 あなたひとりを 信じていると 長い手紙を くれたけど 親のゆるさぬ 男に惚れて 肩身せまかろ毎日が ハーギターひく手をしばらく止めてヨ 弱い身体を案じつつ かけた苦労のわびを言う 夜行列車が 鉄橋わたる あれは十和田か ゆうづるか 窓の灯りが ゆらゆらゆれて 汽笛尾をひく 隅田川 ハー荷物まとめて駅まできたがヨ 土産もたずにふるさとへ なんで男が戻れよう |
味噌汁の詩しばれるねぇ。冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね。 うまい味噌汁、あったかい味噌汁、これがおふくろの味なんだねえ。 あの人この人 大臣だって みんないるのさ おふくろが いつか大人になった時 なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁飲む度に 思い出すのさ おふくろを 忘れちゃならねえ 男意気 へぇーそうか、おまえさんも東北の生まれか。 気持ちはわかるがあせらねえ方がいいな。 やめろ!あんなあまったるいもの 好きな女なんか。 何がポタージュだい、味噌汁の好きな女じゃなくちゃ! 寝るのはふとん、下着はふんどし、 ごはんのことをライスだなんて言うんじゃないよ。 田園調布?家を建てるなら岩手県、それも陸前高田がいいね。 金髪?きん……金髪だけはいいじゃないべかねえ。 それにしても近頃の人は何か忘れてるね。 これでも日本人なんだべかねぇ。 日本人なら 忘れちゃこまる 生まれ故郷と 味噌汁を 何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気 ふるさとを出てから16年、 いつもおふくろさんのふところを夢見ておりました。 思い出すたびに、この胸がキューッと痛くなるんです。 思わず涙が出てくるんだなぁ。 それにしても今夜はしばれるねぇ、 このぶんだと雪になるんでねぇべか。 おふくろさんの味噌汁が食いたいなぁ…… かあちゃーん! | 千昌夫 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | しばれるねぇ。冬は寒いから味噌汁がうまいんだよね。 うまい味噌汁、あったかい味噌汁、これがおふくろの味なんだねえ。 あの人この人 大臣だって みんないるのさ おふくろが いつか大人になった時 なぜかえらそな顔するが あつい味噌汁飲む度に 思い出すのさ おふくろを 忘れちゃならねえ 男意気 へぇーそうか、おまえさんも東北の生まれか。 気持ちはわかるがあせらねえ方がいいな。 やめろ!あんなあまったるいもの 好きな女なんか。 何がポタージュだい、味噌汁の好きな女じゃなくちゃ! 寝るのはふとん、下着はふんどし、 ごはんのことをライスだなんて言うんじゃないよ。 田園調布?家を建てるなら岩手県、それも陸前高田がいいね。 金髪?きん……金髪だけはいいじゃないべかねえ。 それにしても近頃の人は何か忘れてるね。 これでも日本人なんだべかねぇ。 日本人なら 忘れちゃこまる 生まれ故郷と 味噌汁を 何だかんだと世の中は 腹が立つやら 泣けるやら どこへ行ったか親孝行 まるで人情 紙風船 忘れちゃならねぇ 男意気 ふるさとを出てから16年、 いつもおふくろさんのふところを夢見ておりました。 思い出すたびに、この胸がキューッと痛くなるんです。 思わず涙が出てくるんだなぁ。 それにしても今夜はしばれるねぇ、 このぶんだと雪になるんでねぇべか。 おふくろさんの味噌汁が食いたいなぁ…… かあちゃーん! |
みちづれ水にただよう 浮草に おなじさだめと 指をさす 言葉少なに 目をうるませて 俺をみつめて うなづくおまえ きめた きめた おまえとみちづれに 花の咲かない 浮草に いつか 実のなる ときをまつ 寒い夜ふけは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に きめた きめた おまえとみちづれに 根なし明日なし 浮草に 月のしずくの やどるころ 夢の中でも この手をもとめ さぐりあてれば 小さな寝息 きめた きめた おまえとみちづれに | 千昌夫 | 水木かおる | 遠藤実 | | 水にただよう 浮草に おなじさだめと 指をさす 言葉少なに 目をうるませて 俺をみつめて うなづくおまえ きめた きめた おまえとみちづれに 花の咲かない 浮草に いつか 実のなる ときをまつ 寒い夜ふけは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に きめた きめた おまえとみちづれに 根なし明日なし 浮草に 月のしずくの やどるころ 夢の中でも この手をもとめ さぐりあてれば 小さな寝息 きめた きめた おまえとみちづれに |
港と女と子守唄捨てた女を 誰かゞひろう 港は男の 通り道 遊びのつもりの おれなのに ベッドのはしに 腰かけて おまえがうたった 子守唄 ねんねこ ねやしゃんせ 寝た子には よゥ 買うてあげよか 笛太鼓 笛太鼓よ 思い出すのか 子供の頃を うつろな目をして うたう唄 いくども男に 背かれた おまえの過去に つまされて グラスを片手に 聞いていた 窓をしめなよ 夜霧がふかい 船なら港を 出て行った さよならしないさ 明日から おまえのそばに 居てやるぜ 泣かずにうたいな 子守唄 ねんねこ ねやしゃんせ 寝た子には よゥ 買うてあげよか 笛太鼓 笛太鼓よ | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | 只野通泰 | 捨てた女を 誰かゞひろう 港は男の 通り道 遊びのつもりの おれなのに ベッドのはしに 腰かけて おまえがうたった 子守唄 ねんねこ ねやしゃんせ 寝た子には よゥ 買うてあげよか 笛太鼓 笛太鼓よ 思い出すのか 子供の頃を うつろな目をして うたう唄 いくども男に 背かれた おまえの過去に つまされて グラスを片手に 聞いていた 窓をしめなよ 夜霧がふかい 船なら港を 出て行った さよならしないさ 明日から おまえのそばに 居てやるぜ 泣かずにうたいな 子守唄 ねんねこ ねやしゃんせ 寝た子には よゥ 買うてあげよか 笛太鼓 笛太鼓よ |
三拝云~ありがとうそよそよとふく風の様な島人達の 変らないその心 変らぬ島の唄 友達と語らい オジーちゃんの笑顔 いつまでも いつまでも 長生きして下さい 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 人は生まれて育った故郷に想い寄せ 遠く離れていても いつまでもわすれない 雨風をしのんで 私を育てた親の その情(なさけ) 心に染めて いつまでも生きてゆく 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう | 千昌夫 | 宮城衛 | 宮城衛 | | そよそよとふく風の様な島人達の 変らないその心 変らぬ島の唄 友達と語らい オジーちゃんの笑顔 いつまでも いつまでも 長生きして下さい 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 人は生まれて育った故郷に想い寄せ 遠く離れていても いつまでもわすれない 雨風をしのんで 私を育てた親の その情(なさけ) 心に染めて いつまでも生きてゆく 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう 三拝云(ミーハイユー) 三拝云(ミーハイユー) あなたに 心からありがとう |
めざしのコンチェルト銀座で三軒、赤坂で一軒、六本木で飲み直して二軒、いつものように明方 近く屋敷に帰ったんです。屋敷は高級住宅街といわれる 田園調布にありますが門の近くで若い女をひろったんです。 よく見るとこれがいい女なんです。 そこからドラマは始まった 女は女は泣いていた 生まれもいいし、育ちもいいし、お付き合いするのがなんだかこわいわ なんていろんな女に言われます。 でもそれは私の扉ではないんです。おじいさまの代までハクシャクだった 家柄のせいなんです。そんな私がなぜかこの女と暮らす事にしたんです。 上流社会で暮らせると女は喜んだ あなたに似合いの上品な女に なれますでしょうかとふるえていたよ 本当の事言うと今迄の話はみんなでたらめなんです。 仕事に疲れてトボトボと錦糸町のアパートに帰る時 おなかをすかせて泣いていた 三毛猫を一匹ひろっただけなんです。 この猫が妙になついちゃってネ 三畳一間でよかったら おまえと一緒に暮らそうよ 東京っていう街は一人じゃさびしいし夜は寒いですからネ、 田舎から出てきてずいぶんたちますが 三毛猫一匹だって一緒にいるととってもあったかいですからネ。 何かこう心がかよってくるんですよ。 この三毛猫逃げなきゃいいんですがネ。 今夜もメザシでわるいけど お前と仲良くたべような 広い東京のかたすみで 心豊かに暮します 男が一人 | 千昌夫 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | 銀座で三軒、赤坂で一軒、六本木で飲み直して二軒、いつものように明方 近く屋敷に帰ったんです。屋敷は高級住宅街といわれる 田園調布にありますが門の近くで若い女をひろったんです。 よく見るとこれがいい女なんです。 そこからドラマは始まった 女は女は泣いていた 生まれもいいし、育ちもいいし、お付き合いするのがなんだかこわいわ なんていろんな女に言われます。 でもそれは私の扉ではないんです。おじいさまの代までハクシャクだった 家柄のせいなんです。そんな私がなぜかこの女と暮らす事にしたんです。 上流社会で暮らせると女は喜んだ あなたに似合いの上品な女に なれますでしょうかとふるえていたよ 本当の事言うと今迄の話はみんなでたらめなんです。 仕事に疲れてトボトボと錦糸町のアパートに帰る時 おなかをすかせて泣いていた 三毛猫を一匹ひろっただけなんです。 この猫が妙になついちゃってネ 三畳一間でよかったら おまえと一緒に暮らそうよ 東京っていう街は一人じゃさびしいし夜は寒いですからネ、 田舎から出てきてずいぶんたちますが 三毛猫一匹だって一緒にいるととってもあったかいですからネ。 何かこう心がかよってくるんですよ。 この三毛猫逃げなきゃいいんですがネ。 今夜もメザシでわるいけど お前と仲良くたべような 広い東京のかたすみで 心豊かに暮します 男が一人 |
モトマチぶるうす一つの傘で オランダ坂を 二人歩けば 船が出る しあわせすぎた 港の恋に 戸惑いながら 戸惑いながら あゝ長崎 モトマチ わかれ町 三月も前に なくした恋を 追ってすがった この波止場 いとしい人の 便りを抱いて 船を待つのよ 船を待つのよ あゝ神戸 モトマチ いつまでも 今日も泣いてる 港の灯り 一人みつめる カウンター 酒で占う 明日の行くへ 涙にうるむ 涙にうるむ あゝ横浜 モトマチ おんな町 雪の北国 別れを告げて あなた探して 旅に出る おもいで残る 連絡船の 汽笛に泣いて 汽笛に泣いて あゝ函館 モトマチ さようなら | 千昌夫 | 福本義人 | 平尾昌晃 | 馬飼野俊一 | 一つの傘で オランダ坂を 二人歩けば 船が出る しあわせすぎた 港の恋に 戸惑いながら 戸惑いながら あゝ長崎 モトマチ わかれ町 三月も前に なくした恋を 追ってすがった この波止場 いとしい人の 便りを抱いて 船を待つのよ 船を待つのよ あゝ神戸 モトマチ いつまでも 今日も泣いてる 港の灯り 一人みつめる カウンター 酒で占う 明日の行くへ 涙にうるむ 涙にうるむ あゝ横浜 モトマチ おんな町 雪の北国 別れを告げて あなた探して 旅に出る おもいで残る 連絡船の 汽笛に泣いて 汽笛に泣いて あゝ函館 モトマチ さようなら |
やいま(八重山)海を見れば 故郷(ふるさと)思い出し 山を見れば 又故郷思い出す 月の浜辺で 泡盛飲みながら 夜の明けるまで 唄った島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ 情け深き父に 元気でいるかなと 便り書いては 出せずに読み返し 母のぬくもり 思い出しながら 今も唄うよ 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその情け 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ | 千昌夫 | 宮城衛 | 宮城衛 | | 海を見れば 故郷(ふるさと)思い出し 山を見れば 又故郷思い出す 月の浜辺で 泡盛飲みながら 夜の明けるまで 唄った島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ 情け深き父に 元気でいるかなと 便り書いては 出せずに読み返し 母のぬくもり 思い出しながら 今も唄うよ 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその情け 八重山の島唄よ 故郷離れてから早十二年 変わるなよその眺め 八重山(やいま)の島々よ |
焼けぼっくいに火がついたおれが故郷を 捨てたとき 泣いてすがった 娘っ子 きれいになったぜ 見違えた 花の東京のど真ん中 ばったり お前と 会うなんて… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた まさかお前が あとを追い 道をはさんだ 盛り場の 女でいるとは 知らなんだ おれも毎日 ビルの屋根 わかれた お前を 呼んでいた… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた 惚れて別れて また会えば 惚れた度合いも 倍になる 今夜は酔おうぜ 二人きり 恋の苦労の 泣き笑い うれしい 涙の 味がする… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | | おれが故郷を 捨てたとき 泣いてすがった 娘っ子 きれいになったぜ 見違えた 花の東京のど真ん中 ばったり お前と 会うなんて… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた まさかお前が あとを追い 道をはさんだ 盛り場の 女でいるとは 知らなんだ おれも毎日 ビルの屋根 わかれた お前を 呼んでいた… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた 惚れて別れて また会えば 惚れた度合いも 倍になる 今夜は酔おうぜ 二人きり 恋の苦労の 泣き笑い うれしい 涙の 味がする… あゝ エー焼けぼっくいに火がついた |
屋台前略 おふくろ様 根雪も溶けて桜の季節になりましたが、お元気でしょうか? ふと田舎が恋しくなって星空を見ると思うんです。 ささやかな店ですが、俺の汗と涙でダシを取った 日本一のラーメンを父ちゃんと母ちゃんに 苦労かけた分だけ腹いっぱい食わしてあげたいと 思っております。 また手紙書きます。 修行重ねた 甲斐があり 小さなお店を 持ちました でかした奴だと 田舎では てんやわんやの 大騒ぎ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台の あゝ笛が鳴る 背広姿の 里がえり 貫禄ついたと 人々(ひと)が言う じょんがら訛りも 無くなって 今じゃ東京の 匂いだけ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台にゃ あゝ夢がある 故郷(くに)じゃ出世と 評判で 開店祝いに 来るという 言い訳なんかじゃ ないけれど 皆んな親父(おやじ)の 早とちり 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台は あゝ日本一 | 千昌夫 | 万城たかし | 高野かつみ | 若草恵 | 前略 おふくろ様 根雪も溶けて桜の季節になりましたが、お元気でしょうか? ふと田舎が恋しくなって星空を見ると思うんです。 ささやかな店ですが、俺の汗と涙でダシを取った 日本一のラーメンを父ちゃんと母ちゃんに 苦労かけた分だけ腹いっぱい食わしてあげたいと 思っております。 また手紙書きます。 修行重ねた 甲斐があり 小さなお店を 持ちました でかした奴だと 田舎では てんやわんやの 大騒ぎ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台の あゝ笛が鳴る 背広姿の 里がえり 貫禄ついたと 人々(ひと)が言う じょんがら訛りも 無くなって 今じゃ東京の 匂いだけ 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台にゃ あゝ夢がある 故郷(くに)じゃ出世と 評判で 開店祝いに 来るという 言い訳なんかじゃ ないけれど 皆んな親父(おやじ)の 早とちり 露地裏流して 夜泣きそば 俺の屋台は あゝ日本一 |
ゆうべの女によろしくな女が寝返り 打ったとき おれはだまって 部屋を出た 小粋な別れと 言いたいが 曉けの出船を 追うように みれん雨ふる 港町… ゆうべの女に よろしくな こうして眠れば しあわせと おれの片手を 抱きしめて 幼い頃には 母さんの 指をにぎって 寝たのよと いった女の 片えくぼ… ゆうべの女に よろしくな 今ごろうらんで いるだろな おれはやっぱり だめな奴 だました男の ぬくもりに むせぶ背中が 目にうかぶ 雨の海峡 わかれ船… ゆうべの女に よろしくな | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | | 女が寝返り 打ったとき おれはだまって 部屋を出た 小粋な別れと 言いたいが 曉けの出船を 追うように みれん雨ふる 港町… ゆうべの女に よろしくな こうして眠れば しあわせと おれの片手を 抱きしめて 幼い頃には 母さんの 指をにぎって 寝たのよと いった女の 片えくぼ… ゆうべの女に よろしくな 今ごろうらんで いるだろな おれはやっぱり だめな奴 だました男の ぬくもりに むせぶ背中が 目にうかぶ 雨の海峡 わかれ船… ゆうべの女に よろしくな |
夕焼け雲夕焼け雲に 誘われて 別れの橋を 越えてきた 帰らない 花が咲くまで 帰らない帰らない 誓いのあとの せつなさが 杏の幹に 残る町 二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ 堀の水 忘れない どこへ行っても 忘れない忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町 あれから春が また秋が 流れていまは 遠い町 帰れない 帰りたいけど 帰れない帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町 | 千昌夫 | 横井弘 | 一代のぼる | | 夕焼け雲に 誘われて 別れの橋を 越えてきた 帰らない 花が咲くまで 帰らない帰らない 誓いのあとの せつなさが 杏の幹に 残る町 二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ 堀の水 忘れない どこへ行っても 忘れない忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町 あれから春が また秋が 流れていまは 遠い町 帰れない 帰りたいけど 帰れない帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲ぶ町 |
雪ん娘峠私雪ん娘 雪ん娘だから 東京へ行ったら溶けてしまうと 泣いていた 霜降りマフラー すっぽりかぶり くちびる噛んで ついてきた アーアー雪ん娘峠の お前の涙 なんでなんで 忘れることがあろう 私峠で 見送るからね 姿が見えたら 手を振ってねと言っていた 夜汽車の窓から 身を乗り出して お前の名前を 呼んでいた アーアー雪ん娘峠に 降り積む雪は 今も今も 心に降りかかる 私お嫁に もらわれてゆくわ あなたを待っても しかたないのと言いきかせ お前の手紙が 届いた時は 五年の月日が 流れていた アーアー雪ん娘峠に さよならだけが 白く白く ちぎれて降ってくる | 千昌夫 | 喜多條忠 | 徳久広司 | | 私雪ん娘 雪ん娘だから 東京へ行ったら溶けてしまうと 泣いていた 霜降りマフラー すっぽりかぶり くちびる噛んで ついてきた アーアー雪ん娘峠の お前の涙 なんでなんで 忘れることがあろう 私峠で 見送るからね 姿が見えたら 手を振ってねと言っていた 夜汽車の窓から 身を乗り出して お前の名前を 呼んでいた アーアー雪ん娘峠に 降り積む雪は 今も今も 心に降りかかる 私お嫁に もらわれてゆくわ あなたを待っても しかたないのと言いきかせ お前の手紙が 届いた時は 五年の月日が 流れていた アーアー雪ん娘峠に さよならだけが 白く白く ちぎれて降ってくる |
夢追い酒悲しさまぎらすこの酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげてつくした その果てに 夜の酒場で ひとり泣く 死ぬまで一緒と信じてた わたし馬鹿です 馬鹿でした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめて 眠った幸わせを 思いださせる 流し唄 おまえと呼ばれた気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心に燃えさせて 夢を追いましょ もう一度 | 千昌夫 | 星野栄一 | 遠藤実 | | 悲しさまぎらすこの酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげてつくした その果てに 夜の酒場で ひとり泣く 死ぬまで一緒と信じてた わたし馬鹿です 馬鹿でした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめて 眠った幸わせを 思いださせる 流し唄 おまえと呼ばれた気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心に燃えさせて 夢を追いましょ もう一度 |
夢追い人別れ人 思い出人 夢追い人 この雨がやんでも 帰ってこない 馬鹿だよ いつまでも若くないのに きのうを心に 抱いてるなんて アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに 忘れ人 うそつき人 花摘み人 この雨に どこかで濡れていたら 帰れよ ずぶぬれで あの日の姿で 昨日をつぎたし 詫びてるなんて アーいい女だったよね 幸せの真似させてくれて アー心まで他人だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね この世にふたり探せはしない アー酔うほどに未練だね もう移り香さえも残ってないのに | 千昌夫 | 荒木とよひさ | 杉本真人 | | 別れ人 思い出人 夢追い人 この雨がやんでも 帰ってこない 馬鹿だよ いつまでも若くないのに きのうを心に 抱いてるなんて アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに 忘れ人 うそつき人 花摘み人 この雨に どこかで濡れていたら 帰れよ ずぶぬれで あの日の姿で 昨日をつぎたし 詫びてるなんて アーいい女だったよね 幸せの真似させてくれて アー心まで他人だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね やさしくなんか なかったけど アー惚れただけ未練だね もう移り香さえも残ってないのに アーいい女だったよね この世にふたり探せはしない アー酔うほどに未練だね もう移り香さえも残ってないのに |
夢つなぎうしろふり向きゃ 何もない 前を見たって 闇ばかり すねてみたとて どうなるものじゃ ないと知りつつ 横を向く 故郷(こきょう)出てから 二十年 月にうつるさ 山や川 ひとりくぐった 居酒屋のれん しみたなつかし 國(くに)なまり 何度転んで 夢をみて いくつ残した 傷のあと それが若さと いばってみても 風が心の 隅(すみ)に吹く 今日がだめなら 明日(あす)の夢 それがやぶれりゃ またあした しょせん浮世は 短いものよ 夢をつないで 生きてゆく | 千昌夫 | いではく | 千昌夫 | 薗広昭 | うしろふり向きゃ 何もない 前を見たって 闇ばかり すねてみたとて どうなるものじゃ ないと知りつつ 横を向く 故郷(こきょう)出てから 二十年 月にうつるさ 山や川 ひとりくぐった 居酒屋のれん しみたなつかし 國(くに)なまり 何度転んで 夢をみて いくつ残した 傷のあと それが若さと いばってみても 風が心の 隅(すみ)に吹く 今日がだめなら 明日(あす)の夢 それがやぶれりゃ またあした しょせん浮世は 短いものよ 夢をつないで 生きてゆく |
夢のあと帰るその日を いつまでも待つと 日傘をまわした 君の笑顔 振り向き振り向き 別れた道よ あの日の約束も 夢のあと 風の便りに 今は人の妻 もう二度と逢えない はるかな人 二人のためにと 津軽を立った 夜汽車のときめきも 夢のあと ひとり城跡に たたずんでしのぶ 幸せを信じた 春のあの日 誰もが認めた 幼なじみの せつない恋の日も 夢のあと | 千昌夫 | 有馬三恵子 | 三木たかし | 三木たかし | 帰るその日を いつまでも待つと 日傘をまわした 君の笑顔 振り向き振り向き 別れた道よ あの日の約束も 夢のあと 風の便りに 今は人の妻 もう二度と逢えない はるかな人 二人のためにと 津軽を立った 夜汽車のときめきも 夢のあと ひとり城跡に たたずんでしのぶ 幸せを信じた 春のあの日 誰もが認めた 幼なじみの せつない恋の日も 夢のあと |
夢のかけら逢えばうれしい ものだけど 逢えて悲しい ときもある おさななじみの 君に想いを あゝかけたのも 遠い夢さ 風のうわさに 聞いたけど 君は幸せ 人の妻 生まれ故郷を 恨むじゃないが あゝかえらない 遠い昔 未練心じゃ ないけれど 好きと云うのが こわかった 一人涙に 濡れてこわれた あゝひとときの 夢のかけら | 千昌夫 | 曽野かおり | 柳田六合雄 | Bob Summers | 逢えばうれしい ものだけど 逢えて悲しい ときもある おさななじみの 君に想いを あゝかけたのも 遠い夢さ 風のうわさに 聞いたけど 君は幸せ 人の妻 生まれ故郷を 恨むじゃないが あゝかえらない 遠い昔 未練心じゃ ないけれど 好きと云うのが こわかった 一人涙に 濡れてこわれた あゝひとときの 夢のかけら |
夢のしずく~俺だって君だって俺だって 君だって ここいらが 実力さ 見ないで行こう 夜の星 どうせこの手にゃ 届かない こんなもんだぜ 世の中は 夢なんて 恋なんて あの川の うたかたさ 涙で消そう 忘れよう 男どうしが 手をとって 星のしずくに ぬれようぜ 西ゆけば 雨がふる 北ゆけば 花がちる どこまでゆけば いいんだろ 風にきいても 知らぬ顔 ましてあの娘が 知るもんか | 千昌夫 | 星野哲郎 | 叶弦大 | | 俺だって 君だって ここいらが 実力さ 見ないで行こう 夜の星 どうせこの手にゃ 届かない こんなもんだぜ 世の中は 夢なんて 恋なんて あの川の うたかたさ 涙で消そう 忘れよう 男どうしが 手をとって 星のしずくに ぬれようぜ 西ゆけば 雨がふる 北ゆけば 花がちる どこまでゆけば いいんだろ 風にきいても 知らぬ顔 ましてあの娘が 知るもんか |
与作与作は木を切る ヘイヘイホー ヘイヘイホー こだまはかえるよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房ははたを織る トントントン トントントン 気だてのいい娘だよ トントントン トントントン 与作 与作 もう日が暮れる 与作 与作 女房が呼んでいる ホーホー ホーホー 藁ぶき屋根には ヘイヘイホー ヘイヘイホー 星くずが降るよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房は藁を打つ トントントン トントントン 働きものだよ トントントン トントントン 与作 与作 もうすぐ夜が明ける 与作 与作 お山が呼んでいる ホーホー ホーホー ホーホー ホーホ | 千昌夫 | 七沢公典 | 七沢公典 | | 与作は木を切る ヘイヘイホー ヘイヘイホー こだまはかえるよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房ははたを織る トントントン トントントン 気だてのいい娘だよ トントントン トントントン 与作 与作 もう日が暮れる 与作 与作 女房が呼んでいる ホーホー ホーホー 藁ぶき屋根には ヘイヘイホー ヘイヘイホー 星くずが降るよ ヘイヘイホー ヘイヘイホー 女房は藁を打つ トントントン トントントン 働きものだよ トントントン トントントン 与作 与作 もうすぐ夜が明ける 与作 与作 お山が呼んでいる ホーホー ホーホー ホーホー ホーホ |
若い恋人たちイカスぜあの娘 可愛いくて いつも逢いたい 顔みたい エレキがはずむ 恋の唄 みんなでうたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから 赤いセーター 似合う娘と デートをしたり 踊ったり エレキがはずむ 街角で 君、僕うたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから 恋をするなら 好きな娘と 若い生命を 燃やそうよ エレキがはずむ ハイウエイ みんなでうたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから | 千昌夫 | 山口あかり | 遠藤実 | | イカスぜあの娘 可愛いくて いつも逢いたい 顔みたい エレキがはずむ 恋の唄 みんなでうたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから 赤いセーター 似合う娘と デートをしたり 踊ったり エレキがはずむ 街角で 君、僕うたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから 恋をするなら 好きな娘と 若い生命を 燃やそうよ エレキがはずむ ハイウエイ みんなでうたおう 青春を とってもとってもとっても好きな きみだから とってもとってもとっても好きな きみだから |
若き日の歌昨夜(ゆうべ)ラジオから なつかしい歌が流れた 青春がよみがえる あの若い日の歌 夕映えの校庭で 汗にまみれて 帰る途中の喫茶店 はやりの歌聴き 熱く語った 友たちに 会いたいな 今もときどきは ギターとり出して歌うよ 古いレコードだけに 残っている歌を ときめいたラブレター 出せずに悩み いつか終わった恋だけど 心の中では きれいなままの あのひとに 会いたいな 思い出がつまってる あの日の歌を 孫に聞かせて伝えたい 二度目の青春 歩きはじめた 友たちに 会いたいな | 千昌夫 | いではく | 遠藤実 | | 昨夜(ゆうべ)ラジオから なつかしい歌が流れた 青春がよみがえる あの若い日の歌 夕映えの校庭で 汗にまみれて 帰る途中の喫茶店 はやりの歌聴き 熱く語った 友たちに 会いたいな 今もときどきは ギターとり出して歌うよ 古いレコードだけに 残っている歌を ときめいたラブレター 出せずに悩み いつか終わった恋だけど 心の中では きれいなままの あのひとに 会いたいな 思い出がつまってる あの日の歌を 孫に聞かせて伝えたい 二度目の青春 歩きはじめた 友たちに 会いたいな |
わかる…?北へ旅する 男には 胸に涙が 宿ってる ふらりとびこむ居酒屋で 干鱈(ひだら)かじって 熱い酒 ぐちのかわりに流し込む わかる…? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… 風がガラス戸 鳴らしてる 裸電球 ゆれている 酔えば恋しいおもかげが うかぶコップの 酒の中 あとのまつりさ何もかも わかる‥? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… 夜があければ 外は雪 白くすべてを とじこめる 遠く汽笛をきいたなら あてもないのに 足だけが いつも向いてる 北ばかり わかる…? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… | 千昌夫 | いではく | 阿部健太郎 | | 北へ旅する 男には 胸に涙が 宿ってる ふらりとびこむ居酒屋で 干鱈(ひだら)かじって 熱い酒 ぐちのかわりに流し込む わかる…? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… 風がガラス戸 鳴らしてる 裸電球 ゆれている 酔えば恋しいおもかげが うかぶコップの 酒の中 あとのまつりさ何もかも わかる‥? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… 夜があければ 外は雪 白くすべてを とじこめる 遠く汽笛をきいたなら あてもないのに 足だけが いつも向いてる 北ばかり わかる…? わかるだろ… 俺の 俺の気持ちが… |
わかれだめ だめ だめ だめよ とてもついては いけないわ 私なりに つくしてきたの だけど わかってもらえなかった だから別れてゆくわ だから別れてゆくわ いや いや いや いやよ いつも悲しい うそばかり 少し遠まわり したようだけど これで あなたの心を知った だから別れてゆくわ だから別れてゆくわ | 千昌夫 | 遠藤実 | 遠藤実 | | だめ だめ だめ だめよ とてもついては いけないわ 私なりに つくしてきたの だけど わかってもらえなかった だから別れてゆくわ だから別れてゆくわ いや いや いや いやよ いつも悲しい うそばかり 少し遠まわり したようだけど これで あなたの心を知った だから別れてゆくわ だから別れてゆくわ |
別れ町愛しても 愛しても 愛し足りない 抱きしめりゃ 溶けそうな君だった 会わなきゃよかった なぜ会った はかない別れになる恋ならば さよならを さよならを 言っちゃいけない この想い 夢になる別れ町 涙でふりむく その顔が 見えなくなっても心で見てるよ この世では この世では 二人は他人 名を呼んで 夜が明ける陽が沈む いまでは遥かな 人の妻 この手にゃ抱けない君だと知っても | 千昌夫 | 西沢爽 | 遠藤実 | 只野通泰 | 愛しても 愛しても 愛し足りない 抱きしめりゃ 溶けそうな君だった 会わなきゃよかった なぜ会った はかない別れになる恋ならば さよならを さよならを 言っちゃいけない この想い 夢になる別れ町 涙でふりむく その顔が 見えなくなっても心で見てるよ この世では この世では 二人は他人 名を呼んで 夜が明ける陽が沈む いまでは遥かな 人の妻 この手にゃ抱けない君だと知っても |
わが町は緑なりきふるさとを出た時は初心(うぶ)だった 初恋の人を追い汽車に乗る まだ固いさくらんぼ食べながら 今日からのしあわせを夢みてた あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき 絵のようなしあわせに裏ぎられ それからはおきまりの道だった ふるさとの友だちと幾日か 体寄せくらしてもみたけれど あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき あの人は今はもう母になり このひともしあわせときかされた 熟れ過ぎたさくらんぼ口にして ほろにがいためいきをついている あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき | 千昌夫 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | | ふるさとを出た時は初心(うぶ)だった 初恋の人を追い汽車に乗る まだ固いさくらんぼ食べながら 今日からのしあわせを夢みてた あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき 絵のようなしあわせに裏ぎられ それからはおきまりの道だった ふるさとの友だちと幾日か 体寄せくらしてもみたけれど あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき あの人は今はもう母になり このひともしあわせときかされた 熟れ過ぎたさくらんぼ口にして ほろにがいためいきをついている あれも遠い 今は遠い わが町は緑なりき |
わが家の宝桜の花が 咲く頃待って 孫子を集めた 喜寿祝い 思えば長年 働き通して 他人(ひと)がうらやむ 大世帯 家族のしあわせ わが家の宝 顔つき訛りを 真似して笑う 孫たち見てると 元気がでる 老けこむ歳でも ないよと女房が かける発破(はっぱ)に 大笑い 家族のしあわせ わが家の宝 胡坐(あぐら)のひざで 眠った孫を つまみに息子と 酒がたり 世間はいろいろ 波風あっても 女房 嫁さん 仲よしで 家族のしあわせ わが家の宝 | 千昌夫 | いではく | 千昌夫 | 岩上峰山 | 桜の花が 咲く頃待って 孫子を集めた 喜寿祝い 思えば長年 働き通して 他人(ひと)がうらやむ 大世帯 家族のしあわせ わが家の宝 顔つき訛りを 真似して笑う 孫たち見てると 元気がでる 老けこむ歳でも ないよと女房が かける発破(はっぱ)に 大笑い 家族のしあわせ わが家の宝 胡坐(あぐら)のひざで 眠った孫を つまみに息子と 酒がたり 世間はいろいろ 波風あっても 女房 嫁さん 仲よしで 家族のしあわせ わが家の宝 |