藤野とし恵の歌詞一覧リスト  30曲中 1-30曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
浅草情話観音さまの おみくじを 財布にたたんで 仲見世あるく わたしうれしい 恋女房 あなたは頭(かしら)の 法被(はっぴ)きて チョイト チョイトご挨拶… 浅草初春 おめでとう  まつりとなれば 江戸の華(はな) 五月の大路(おおじ)に 神輿(みこし)がうねる 木遣音頭で 宮出(みやだ)しの 三社祭を かついでる チョイト チョイトうちのひと… 浅草うまれの 良(よ)い男  芸人さんが そだつ街(まち) 笑わせ泣かせて 今年も暮れる 千両万両の 宝船 商売繁盛 買いました チョイト チョイト景気よく… 浅草おおとり しゃしゃんとね藤野とし恵池田充男弦哲也前田俊明観音さまの おみくじを 財布にたたんで 仲見世あるく わたしうれしい 恋女房 あなたは頭(かしら)の 法被(はっぴ)きて チョイト チョイトご挨拶… 浅草初春 おめでとう  まつりとなれば 江戸の華(はな) 五月の大路(おおじ)に 神輿(みこし)がうねる 木遣音頭で 宮出(みやだ)しの 三社祭を かついでる チョイト チョイトうちのひと… 浅草うまれの 良(よ)い男  芸人さんが そだつ街(まち) 笑わせ泣かせて 今年も暮れる 千両万両の 宝船 商売繁盛 買いました チョイト チョイト景気よく… 浅草おおとり しゃしゃんとね
姉っこ酒場沖の一の瀬 霙が走る 二の瀬荒波 時化もよう 手持ちぶさたの やん衆たちが 雁首そろえる 姉っこ酒場 シャキッとしなさい 男なら 待てば海路の 日和あり  思い通りに 行きそで行かぬ それが人生 かくし味 船を出さなきゃ 魚は獲れぬ 明日の潮どきゃ 鴎に聞いて シャキッとしなさい 男なら 夢は帆まかせ 風まかせ  酒で濡らせば 重たい口も すこしゃほぐれる 軽くなる しゃれっ気なしでも 港のおんな 人情と根性が こころの錨  シャキッとしなさい 男なら ちょうど時間と なりました藤野とし恵松井由利夫岡千秋南郷達也沖の一の瀬 霙が走る 二の瀬荒波 時化もよう 手持ちぶさたの やん衆たちが 雁首そろえる 姉っこ酒場 シャキッとしなさい 男なら 待てば海路の 日和あり  思い通りに 行きそで行かぬ それが人生 かくし味 船を出さなきゃ 魚は獲れぬ 明日の潮どきゃ 鴎に聞いて シャキッとしなさい 男なら 夢は帆まかせ 風まかせ  酒で濡らせば 重たい口も すこしゃほぐれる 軽くなる しゃれっ気なしでも 港のおんな 人情と根性が こころの錨  シャキッとしなさい 男なら ちょうど時間と なりました
雨恋花いまは他人の あの人なのに 聴けば乱れる 風便り 雨恋花の 紫陽花の 雨は雨は雨は女の 涙でしょうか… 拾い集めた 良いことだけを 想い出してる 私です  後も向かない 冷たい背中を 追ったあの日の 蛇の目傘 雨恋花の 紫陽花の 恋は恋は恋は移り気 遊びでしょうか… 憎い仕打ちも 月日が経てば 許すつもりの 私です  募る逢いたさ 浴衣の袖を 濡らす涙の 肘まくら 雨恋花の 紫陽花の 夢は夢は夢はこぼれる 雫でしょうか… 当てのないのは 分っていても 明日に賭けたい 私です 藤野とし恵木下龍太郎蔦将包南郷達也いまは他人の あの人なのに 聴けば乱れる 風便り 雨恋花の 紫陽花の 雨は雨は雨は女の 涙でしょうか… 拾い集めた 良いことだけを 想い出してる 私です  後も向かない 冷たい背中を 追ったあの日の 蛇の目傘 雨恋花の 紫陽花の 恋は恋は恋は移り気 遊びでしょうか… 憎い仕打ちも 月日が経てば 許すつもりの 私です  募る逢いたさ 浴衣の袖を 濡らす涙の 肘まくら 雨恋花の 紫陽花の 夢は夢は夢はこぼれる 雫でしょうか… 当てのないのは 分っていても 明日に賭けたい 私です 
うつしみの…あの人の移り香が かすかに匂い 逢いたさに心が 乱れる 飛び交う蛍の 儚さが 女の恋の 運命でしょうか… 燃える 燃える 燃える 吐息が燃える 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら  仮りそめの契りだと わかっていても 何故に女は 夢みる また来るあてさえ ない人に 身を焼く私 愚かでしょうか… 燃える 燃える 燃える 吐息燃えるが 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら  燃える 燃える 燃える 吐息が燃える 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら藤野とし恵麻こよみ大谷明裕南郷達也あの人の移り香が かすかに匂い 逢いたさに心が 乱れる 飛び交う蛍の 儚さが 女の恋の 運命でしょうか… 燃える 燃える 燃える 吐息が燃える 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら  仮りそめの契りだと わかっていても 何故に女は 夢みる また来るあてさえ ない人に 身を焼く私 愚かでしょうか… 燃える 燃える 燃える 吐息燃えるが 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら  燃える 燃える 燃える 吐息が燃える 熱く 熱く 熱く 素肌が燃える 残り火 今も 揺れながら
越冬花あなたの腕を ふりほどき 別れて来たの 桟橋で 雪が降る 船がでる もうすがれない 好きで いりゃこそ 身を引くつらさ くちびる噛みしめ こらえる 涙  ひとりで長い 北の冬 どうして越せば いいのやら 苦しいの 切ないの もうすがれない 夢に紅さす 女の花は 咲いてもこころに 抱けないさだめ  明日があるの あなたには 重荷になるわ いつの日か 追わないで 呼ばないで もうすがれない 雪が舞うたび 未練がつもる さよなら思い出 汽笛が咽ぶ 藤野とし恵松井由利夫弦哲也池多孝春あなたの腕を ふりほどき 別れて来たの 桟橋で 雪が降る 船がでる もうすがれない 好きで いりゃこそ 身を引くつらさ くちびる噛みしめ こらえる 涙  ひとりで長い 北の冬 どうして越せば いいのやら 苦しいの 切ないの もうすがれない 夢に紅さす 女の花は 咲いてもこころに 抱けないさだめ  明日があるの あなたには 重荷になるわ いつの日か 追わないで 呼ばないで もうすがれない 雪が舞うたび 未練がつもる さよなら思い出 汽笛が咽ぶ 
男どき女どきいい事ばかりは 続かない わるいながれも 続かない めおとって ふうふって いち枚の 紙ですね 裏があっての 表です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの恋時計  登って気がつく 事もある 降りて見つかる 事もある この世って 浮世って ひと幕の お芝居ね 脇があっての 主役です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの夢時計  笑顔で咲かせた 花もある 泣いて散らした 花もある 何時だって 何処だって そばにいて 下さいね あなたあっての 私です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの花時計藤野とし恵志賀大介水森英夫前田俊明いい事ばかりは 続かない わるいながれも 続かない めおとって ふうふって いち枚の 紙ですね 裏があっての 表です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの恋時計  登って気がつく 事もある 降りて見つかる 事もある この世って 浮世って ひと幕の お芝居ね 脇があっての 主役です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの夢時計  笑顔で咲かせた 花もある 泣いて散らした 花もある 何時だって 何処だって そばにいて 下さいね あなたあっての 私です あぁ人生 男どき女どきの 男どき女どきの花時計
女の海流寄せては返す 波の音 日暮れ淋しい 北の海 心細さに 負けそうで 凍(こお)る唇 かみしめる ひとり ひとり またひとり 明日はどこまで 女の海流  震える胸の 奥の奥 今も揺れます 面影が あんないい人 いないのに あの日背中を 向けて来た ばかね ばかね ばかでした 未練うずまく 女の海流  流れて流れ いつの日か たどり着きたい 故郷(ふるさと)に 窓に映った なみだ顔 一夜(ひとよ)泊(どま)りの 港宿 夢を 夢を また夢を 明日はどこまで 女の海流藤野とし恵麻こよみ弦哲也南郷達也寄せては返す 波の音 日暮れ淋しい 北の海 心細さに 負けそうで 凍(こお)る唇 かみしめる ひとり ひとり またひとり 明日はどこまで 女の海流  震える胸の 奥の奥 今も揺れます 面影が あんないい人 いないのに あの日背中を 向けて来た ばかね ばかね ばかでした 未練うずまく 女の海流  流れて流れ いつの日か たどり着きたい 故郷(ふるさと)に 窓に映った なみだ顔 一夜(ひとよ)泊(どま)りの 港宿 夢を 夢を また夢を 明日はどこまで 女の海流
おんなの花ごよみどんな時でも 元気でいれば きっと来ますよ 幸せは 雨も夜寒も 笑顔で耐えた 長いこの世の 旅でした… ほんとに良かった 良かったね 咲いて嬉しい おんなの 花ごよみ  おもいだすのは いいことばかり 人の情の あれやこれ 遠い昭和の ほうずき市の 露地の屋台で 契り酒… ほんとに良かった 良かったね 惚れたどうしで おんなの 花ごよみ  たつみ風吹く 夜明けの空に 春を呼ぶよな 願い星 涙見せずに 心をあわせ 越える明日の 峠みち… ほんとに良かった 良かったね 晴れてよりそう おんなの 花ごよみ藤野とし恵水木れいじ徳久広司池多孝春どんな時でも 元気でいれば きっと来ますよ 幸せは 雨も夜寒も 笑顔で耐えた 長いこの世の 旅でした… ほんとに良かった 良かったね 咲いて嬉しい おんなの 花ごよみ  おもいだすのは いいことばかり 人の情の あれやこれ 遠い昭和の ほうずき市の 露地の屋台で 契り酒… ほんとに良かった 良かったね 惚れたどうしで おんなの 花ごよみ  たつみ風吹く 夜明けの空に 春を呼ぶよな 願い星 涙見せずに 心をあわせ 越える明日の 峠みち… ほんとに良かった 良かったね 晴れてよりそう おんなの 花ごよみ
女の花は散らさない月の雫(しずく)を てのひらに 夢をひといろ 薄化粧 この道はるか 歩いて行けば 出逢える気がする いいことに 梅はこぼれて 桜は散って 椿は落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …いつでも満開 花ざかり  合せ鏡で ほつれ毛を 指で梳(と)かして 紅をひく こころの中も お洒落でなけりゃ 女は生きてく かいがない 風がこぼれて 枯葉が散って 夕陽が落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …明日も前向き 花ざかり  花は二度咲き 三度咲き 水がとぎれりゃ 萎(しぼ)むけど 涙を注(つ)げば またよみがえる ときめき よろめき 泣き笑い 萩はこぼれて 野菊は散って 山茶花(さざんか)落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …春夏秋冬 花ざかり …いつでも満開 花ざかり藤野とし恵松井由利夫水森英夫前田俊明月の雫(しずく)を てのひらに 夢をひといろ 薄化粧 この道はるか 歩いて行けば 出逢える気がする いいことに 梅はこぼれて 桜は散って 椿は落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …いつでも満開 花ざかり  合せ鏡で ほつれ毛を 指で梳(と)かして 紅をひく こころの中も お洒落でなけりゃ 女は生きてく かいがない 風がこぼれて 枯葉が散って 夕陽が落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …明日も前向き 花ざかり  花は二度咲き 三度咲き 水がとぎれりゃ 萎(しぼ)むけど 涙を注(つ)げば またよみがえる ときめき よろめき 泣き笑い 萩はこぼれて 野菊は散って 山茶花(さざんか)落ちても 女の花は 死ぬまで散らない 散らさない …春夏秋冬 花ざかり …いつでも満開 花ざかり
女の流転あなたを追いかけて夜更けの路地で つまづく私がこぼした涙  うしろ向かずにヨー消えてゆく 好きな 好きな 好きな男の背中がにくい 未練 裏町… 女の流転  噂を聞きました港の町で もいちど逢いたい想いがつのる もしも逢ったらヨーしあわせに 暮らす 暮らす 暮らすあなたを見るのがこわい かもめ 潮騒… 女の流転  信じてほしいのよ愛した男は あなたが始めで終わりでしょうね 夢に 肴にヨー ひとり酒 生きて 生きて 生きてゆきます涙を捨てて 落葉 木枯らし…女の流転 藤野とし恵照沼寛深谷昭あなたを追いかけて夜更けの路地で つまづく私がこぼした涙  うしろ向かずにヨー消えてゆく 好きな 好きな 好きな男の背中がにくい 未練 裏町… 女の流転  噂を聞きました港の町で もいちど逢いたい想いがつのる もしも逢ったらヨーしあわせに 暮らす 暮らす 暮らすあなたを見るのがこわい かもめ 潮騒… 女の流転  信じてほしいのよ愛した男は あなたが始めで終わりでしょうね 夢に 肴にヨー ひとり酒 生きて 生きて 生きてゆきます涙を捨てて 落葉 木枯らし…女の流転 
岸壁の母母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引揚船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない…。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのになぜ飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…お願い… せめて、せめて一言…。」  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さん よく来たと 海山千里と 言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…。あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう…つらかったじゃろうと 命の限り抱きしめて… この肌で温めてやりたい…。 その日の来るまで死にはせん。いつまでも待っている。」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。愛し子待ちて今日も又、 怒濤砕くる岸壁に立つ母の姿を…」藤野とし恵藤田まさと平川浪竜母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引揚船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない…。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのになぜ飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…お願い… せめて、せめて一言…。」  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さん よく来たと 海山千里と 言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…。あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう…つらかったじゃろうと 命の限り抱きしめて… この肌で温めてやりたい…。 その日の来るまで死にはせん。いつまでも待っている。」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。愛し子待ちて今日も又、 怒濤砕くる岸壁に立つ母の姿を…」
霧の桟橋あなたもわたしも 無口になって 涙でみている 運河のあかり みれんに未練を かさねても 明日は別れの 港町 しあわせの 虹をくださいあなた 霧の桟橋は 情無橋(つれなばし)  のむほどお酒の 苦さがしみる 煉瓦の倉庫の らんぷの酒場 この恋信じて いるけれど 北のしぐれが 寒いのよ しあわせの 夢をくださいあなた 霧の桟橋は おんな橋  あなたの背中に 横顔ふせて 夜明けの海鳴り 聞いてるわたし 飛べないカモメを 置きざりに ひとり行くのね あの船で しあわせの 虹をくださいあなた 霧の桟橋は いのち橋藤野とし恵池田充男伊藤雪彦池多孝春あなたもわたしも 無口になって 涙でみている 運河のあかり みれんに未練を かさねても 明日は別れの 港町 しあわせの 虹をくださいあなた 霧の桟橋は 情無橋(つれなばし)  のむほどお酒の 苦さがしみる 煉瓦の倉庫の らんぷの酒場 この恋信じて いるけれど 北のしぐれが 寒いのよ しあわせの 夢をくださいあなた 霧の桟橋は おんな橋  あなたの背中に 横顔ふせて 夜明けの海鳴り 聞いてるわたし 飛べないカモメを 置きざりに ひとり行くのね あの船で しあわせの 虹をくださいあなた 霧の桟橋は いのち橋
迎春花あなたがいたから 耐えられました 明日に夢を 持てました 小さな黄色い 花びらに 幸福あふれて こぼれそう ありがとう…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか)  今では笑って すませるけれど 苦労も遠い 語り草 荒野にまたたく 灯のように あなたがわたしの 道しるべ これからも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか)  いのちを彩る 花びら六つ 分け合いましょう 三つづつ よろけたときには 手を貸して 涙に負けたら 叱ってね いつまでも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか) 藤野とし恵松井由利夫弦哲也池多孝春あなたがいたから 耐えられました 明日に夢を 持てました 小さな黄色い 花びらに 幸福あふれて こぼれそう ありがとう…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか)  今では笑って すませるけれど 苦労も遠い 語り草 荒野にまたたく 灯のように あなたがわたしの 道しるべ これからも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか)  いのちを彩る 花びら六つ 分け合いましょう 三つづつ よろけたときには 手を貸して 涙に負けたら 叱ってね いつまでも…あなた 咲かせてよかった 迎春花(げいしゅんか) 
元気出しましょ お手拍子路地を曲がった 突き当り 笑顔が集まる 店がある 赤い提灯 ほろ酔い酒場 今日のつらさを 忘れ酒 どうぞ皆さん 御一緒に 元気出しましょ お手拍子  隣同志の 肩が触れ ちらほら咲きます 恋の花 心ときめく ほろ酔い酒場 緑が嬉しい 裏通り どうぞ皆さん 御一緒に 声を合わせて 賑やかに  風の吹く日も 雨の日も 笑顔で一日 終りたい 差しつ差されつ ほろ酔い酒場 情け通わす のれん酒 どうぞ皆さん 御一緒に 元気出しましょ お手拍子藤野とし恵麻こよみ弦哲也南郷達也路地を曲がった 突き当り 笑顔が集まる 店がある 赤い提灯 ほろ酔い酒場 今日のつらさを 忘れ酒 どうぞ皆さん 御一緒に 元気出しましょ お手拍子  隣同志の 肩が触れ ちらほら咲きます 恋の花 心ときめく ほろ酔い酒場 緑が嬉しい 裏通り どうぞ皆さん 御一緒に 声を合わせて 賑やかに  風の吹く日も 雨の日も 笑顔で一日 終りたい 差しつ差されつ ほろ酔い酒場 情け通わす のれん酒 どうぞ皆さん 御一緒に 元気出しましょ お手拍子
失恋に乾杯!てっきり彼氏(あいつ)と しあわせ暮らし しているもんだと 思っていたわ 打ち明け話は 聞いたから 元気を出そうよ 泣かないで ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 過去(きのう)の恋に 乾杯しよう  他にもいい女(こ)が いることぐらい 解っていたでしょ よくあることよ 心の傷(いた)みを 分け合って 今夜はお酒で 癒そうよ ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 別れた男(ひと)に 乾杯しよう  ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 明日(あした)の恋に 乾杯しよう 明日(あした)の恋に 乾杯しよう藤野とし恵菅麻貴子徳久広司南郷達也てっきり彼氏(あいつ)と しあわせ暮らし しているもんだと 思っていたわ 打ち明け話は 聞いたから 元気を出そうよ 泣かないで ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 過去(きのう)の恋に 乾杯しよう  他にもいい女(こ)が いることぐらい 解っていたでしょ よくあることよ 心の傷(いた)みを 分け合って 今夜はお酒で 癒そうよ ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 別れた男(ひと)に 乾杯しよう  ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 明日(あした)の恋に 乾杯しよう 明日(あした)の恋に 乾杯しよう
桜のごとき恋ならば恋に死ねたら 女の冥利 何の惜しかろ この命 咲くも運命よ 枯れるも運命 しょせん女は 花だもの 燃えて散れ 胸で散れ 情け火抱いて 桜のごとき恋ならば  朧がくれに なまめく夜は 花と蝶々の めぐり逢い 染めて下さい 吐息も熱く 春の嵐が 来る前に 燃えて散れ 胸で散れ 乱れ火抱いて 桜のごとき恋ならば  花は散りぎわ 女の恋も 笑顔ひとつで 幕を挽引く つらい別れは 承知で惚れた 夢も終りの 花吹雪 燃えて散れ 胸で散れ 残り火抱いて 桜のごとき恋ならば藤野とし恵下地亜紀子櫻田誠一恋に死ねたら 女の冥利 何の惜しかろ この命 咲くも運命よ 枯れるも運命 しょせん女は 花だもの 燃えて散れ 胸で散れ 情け火抱いて 桜のごとき恋ならば  朧がくれに なまめく夜は 花と蝶々の めぐり逢い 染めて下さい 吐息も熱く 春の嵐が 来る前に 燃えて散れ 胸で散れ 乱れ火抱いて 桜のごとき恋ならば  花は散りぎわ 女の恋も 笑顔ひとつで 幕を挽引く つらい別れは 承知で惚れた 夢も終りの 花吹雪 燃えて散れ 胸で散れ 残り火抱いて 桜のごとき恋ならば
残菊三河節何がなんでも 忘れちゃならぬ 義理の貸し借り 待ったなし それが男と 火打石(うちび)きり 意地で見送る 荒神山へ… お菊十八 お菊十八 おぼろ月  やむにやまれぬ 一本刀 行くが渡世の 人の筋(みち) 逝(い)かせともなや いのち賭け 惚れた心に 嘘などないが… わかれ化粧も わかれ化粧も 乱れ口紅(べに)  [台詞] 仁吉っつあん! たとえ三月(みつき)十日でも菊は…菊は、 本当に倖せでした。  四十五文字(しじゅうごもじ)の 三下り半が 今じゃ形見の はぐれ鳥 時雨哀しや 伊勢の街道(みち) 泣けば切れます 紅緒の草鞋(わらじ)… 花も名残りの 花も名残りの 三河節藤野とし恵水木れいじ水森英夫池多孝春何がなんでも 忘れちゃならぬ 義理の貸し借り 待ったなし それが男と 火打石(うちび)きり 意地で見送る 荒神山へ… お菊十八 お菊十八 おぼろ月  やむにやまれぬ 一本刀 行くが渡世の 人の筋(みち) 逝(い)かせともなや いのち賭け 惚れた心に 嘘などないが… わかれ化粧も わかれ化粧も 乱れ口紅(べに)  [台詞] 仁吉っつあん! たとえ三月(みつき)十日でも菊は…菊は、 本当に倖せでした。  四十五文字(しじゅうごもじ)の 三下り半が 今じゃ形見の はぐれ鳥 時雨哀しや 伊勢の街道(みち) 泣けば切れます 紅緒の草鞋(わらじ)… 花も名残りの 花も名残りの 三河節
幸せ一輪 夢の花胸に隠した 面影を 路地の灯りが 写し出す 泣かないつもりで いたものを あなた今頃 誰といる なんでこの手に つかめない 幸せ一輪 夢の花  ひとり止まり木 手酌酒 せめて酔わせて 淋しさを 泣かないつもりで いたものを 肩に寄り添い 眠りたい 今もぬくもり 恋しくて 幸せ一輪 夢の花  恋の運命(さだめ)の すれ違い いつも見送る 役ばかり 泣かないつもりで いたものを 少し恨んで いいですか 路地に涙の 水たまり 幸せ一輪 夢の花藤野とし恵麻こよみ四方章人池多孝春胸に隠した 面影を 路地の灯りが 写し出す 泣かないつもりで いたものを あなた今頃 誰といる なんでこの手に つかめない 幸せ一輪 夢の花  ひとり止まり木 手酌酒 せめて酔わせて 淋しさを 泣かないつもりで いたものを 肩に寄り添い 眠りたい 今もぬくもり 恋しくて 幸せ一輪 夢の花  恋の運命(さだめ)の すれ違い いつも見送る 役ばかり 泣かないつもりで いたものを 少し恨んで いいですか 路地に涙の 水たまり 幸せ一輪 夢の花
潮鳴り岬北の果てまで 逃れてみても なんで面影 ついて来る 世間が許さぬ 恋ですと 知っていました はじめから あなたのためです 身を引いて ひとり涙の 潮鳴り岬  口紅(べに)の色さえ 目立たぬように 逢瀬(おうせ)重ねた 隠れ宿 あなたの優しさ 思うたび 熱くなります この胸が 女の愚かさ 叱るよに 潮風(かぜ)が頬打つ 潮鳴り岬  波に揺られて 一羽の鴎 連れにおまえも はぐれたか 幸せでしたと つぶやけば 岩に飛沫(しぶき)が 砕け散る あなたを忘れて 生きて行く 決めて最果て 潮鳴り岬藤野とし恵麻こよみ岡千秋前田俊明北の果てまで 逃れてみても なんで面影 ついて来る 世間が許さぬ 恋ですと 知っていました はじめから あなたのためです 身を引いて ひとり涙の 潮鳴り岬  口紅(べに)の色さえ 目立たぬように 逢瀬(おうせ)重ねた 隠れ宿 あなたの優しさ 思うたび 熱くなります この胸が 女の愚かさ 叱るよに 潮風(かぜ)が頬打つ 潮鳴り岬  波に揺られて 一羽の鴎 連れにおまえも はぐれたか 幸せでしたと つぶやけば 岩に飛沫(しぶき)が 砕け散る あなたを忘れて 生きて行く 決めて最果て 潮鳴り岬
重友一代人の誠は 誠で返す 芸の要(かなめ)は その心 天がこの身に 授(さず)けてくれた 男一代 浪花節 木村重友(しげとも)… 意地と涙の 物語  「芸に終わりはない 死ぬまで修業だ それが 父・木村重友の口ぐせでした 旅から旅への巡業で 一年のうち数えるほどしか 会えない父… さびしかったけれど 私たら娘の前では いつも笑顔の やさしい人でした」  数え十一 胸弾ませて 越えた下野(しもつけ) 思川(おもいがわ) 酸いも甘いも 苦労の水も 恥を知らねば 恥かかず 木村重友… 夢はひとすじ 抱(だ)き柏(がしわ)  花の都じゃ 見えないものも 旅の楽屋じゃ よく見える 三味は太棹 啖呵はいのち 語る浮世の 裏・表 木村重友… 義理と人情の 張り扇(おうぎ)藤野とし恵松井由利夫水森英夫伊戸のりお人の誠は 誠で返す 芸の要(かなめ)は その心 天がこの身に 授(さず)けてくれた 男一代 浪花節 木村重友(しげとも)… 意地と涙の 物語  「芸に終わりはない 死ぬまで修業だ それが 父・木村重友の口ぐせでした 旅から旅への巡業で 一年のうち数えるほどしか 会えない父… さびしかったけれど 私たら娘の前では いつも笑顔の やさしい人でした」  数え十一 胸弾ませて 越えた下野(しもつけ) 思川(おもいがわ) 酸いも甘いも 苦労の水も 恥を知らねば 恥かかず 木村重友… 夢はひとすじ 抱(だ)き柏(がしわ)  花の都じゃ 見えないものも 旅の楽屋じゃ よく見える 三味は太棹 啖呵はいのち 語る浮世の 裏・表 木村重友… 義理と人情の 張り扇(おうぎ)
酔恋花どうにもならない淋しさを まぎらすつもりの酒なのに 酔えば女の 愚痴になり 酔わなきゃ未練が尾をひいて 北の港の こぼれ灯に かさねる面影 酔恋花  逢わなきゃよかった あの人に 言わなきゃよかった つよがりを 酔ったふりして 外に出りゃ 霙がいつしか 雪模様 消しておくれよ なにもかも 咲いても咲けない 酔恋花  恋して涙を 知るたびに 女はきれいになるなんて 雁が浜辺で 流れ木を 集めるみたいな夢さがし さがしつかれて 躓いて それでも春待つ 酔恋花 藤野とし恵松井由利夫弦哲也前田俊明どうにもならない淋しさを まぎらすつもりの酒なのに 酔えば女の 愚痴になり 酔わなきゃ未練が尾をひいて 北の港の こぼれ灯に かさねる面影 酔恋花  逢わなきゃよかった あの人に 言わなきゃよかった つよがりを 酔ったふりして 外に出りゃ 霙がいつしか 雪模様 消しておくれよ なにもかも 咲いても咲けない 酔恋花  恋して涙を 知るたびに 女はきれいになるなんて 雁が浜辺で 流れ木を 集めるみたいな夢さがし さがしつかれて 躓いて それでも春待つ 酔恋花 
時の舟おんなという名の あぶない舟を ひとりで操り ここまで来たわ 私いくつに なったのか 生きる素顔の 愛しさよ 浮世ゆらゆら 右に左に 人情片手の 時の舟  世帯をもつかと 口説いた男(ひと)も いまから思えば いいひとでした あれは三十路の なかのころ 川の早瀬も 知らないで 浮世ゆらゆら 夢を追いかけ 流れにまかせた 時の舟  落葉をちらした あの木枯が 春にはきれいな さくらを咲かす 紅をひくたび 唇に うたがでるのよ 恋歌が 浮世ゆらゆら きっと明日は 幸福(しあわせ)のせます 時の舟藤野とし恵池田充男岡千秋佐伯亮おんなという名の あぶない舟を ひとりで操り ここまで来たわ 私いくつに なったのか 生きる素顔の 愛しさよ 浮世ゆらゆら 右に左に 人情片手の 時の舟  世帯をもつかと 口説いた男(ひと)も いまから思えば いいひとでした あれは三十路の なかのころ 川の早瀬も 知らないで 浮世ゆらゆら 夢を追いかけ 流れにまかせた 時の舟  落葉をちらした あの木枯が 春にはきれいな さくらを咲かす 紅をひくたび 唇に うたがでるのよ 恋歌が 浮世ゆらゆら きっと明日は 幸福(しあわせ)のせます 時の舟
花の宴ひとりで飲むより ふたりで飲めば 花も咲きます 話しも弾む そしてもひとり またひとり 心をつなぐ コップ酒 いつか車座 肩を寄せあう チョイと花の宴  おけさではじまり 演歌でむすぶ 月もほろ酔い 十三、七つ 調子はずれも ご愛嬌 この世の憂さの 捨てどころ 花の一夜を 飲んで歌って チョイと花の宴  燥(はしゃ)いでいるのに 涙がにじむ 海の匂いの ふるさと演歌 花の手拍子 まわし飲み 淋しさつらさ みなおなじ 酒のしずくに 夢を分けあう チョイと花の宴藤野とし恵松井由利夫水森英夫前田俊明ひとりで飲むより ふたりで飲めば 花も咲きます 話しも弾む そしてもひとり またひとり 心をつなぐ コップ酒 いつか車座 肩を寄せあう チョイと花の宴  おけさではじまり 演歌でむすぶ 月もほろ酔い 十三、七つ 調子はずれも ご愛嬌 この世の憂さの 捨てどころ 花の一夜を 飲んで歌って チョイと花の宴  燥(はしゃ)いでいるのに 涙がにじむ 海の匂いの ふるさと演歌 花の手拍子 まわし飲み 淋しさつらさ みなおなじ 酒のしずくに 夢を分けあう チョイと花の宴
人のかずだけこの世は喜怒哀楽の 海だから 時には淋しいことも あるでしょう 過去という名の 想い出と 明日(あす)という名の 波にただよう だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く 枕を濡らしてみても お酒に溺れてみても 忘れられないことばかり  こころの思いをすべて 伝えたら 時には傷つくことも あるでしょう 好きになるほど 苦しくて 遠くなるほど 胸が切ない だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く あの日の出会いのことも あの夜の別れのことも 忘れられないことばかり  だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く どこかを旅していても どんなに離れていても 忘れられないことばかり藤野とし恵志賀大介水森英夫前田俊明この世は喜怒哀楽の 海だから 時には淋しいことも あるでしょう 過去という名の 想い出と 明日(あす)という名の 波にただよう だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く 枕を濡らしてみても お酒に溺れてみても 忘れられないことばかり  こころの思いをすべて 伝えたら 時には傷つくことも あるでしょう 好きになるほど 苦しくて 遠くなるほど 胸が切ない だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く あの日の出会いのことも あの夜の別れのことも 忘れられないことばかり  だから 人 人 人のかずだけ夢があり 夢 夢 夢のかずだけ人は泣く どこかを旅していても どんなに離れていても 忘れられないことばかり
惚れて振られてまた惚れて苦労したなと 抱き寄せられて 夢を見ました 女の夢を 咲いてひと咲き 恋の花 三日(みっか)見ぬ間に 散る桜 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い  男心は 気まぐれ夜風 胸をかすめて ひらりと逃げる 散るも儚(はかな)い 恋の花 にじむ涙の うしろ影 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い  人の噂も 笑顔で耐える 弱音吐いたら なおさらつらい いつか咲かせる 恋の花 ひとり見上げる 路地の月 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い藤野とし恵麻こよみ四方章人池多孝春苦労したなと 抱き寄せられて 夢を見ました 女の夢を 咲いてひと咲き 恋の花 三日(みっか)見ぬ間に 散る桜 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い  男心は 気まぐれ夜風 胸をかすめて ひらりと逃げる 散るも儚(はかな)い 恋の花 にじむ涙の うしろ影 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い  人の噂も 笑顔で耐える 弱音吐いたら なおさらつらい いつか咲かせる 恋の花 ひとり見上げる 路地の月 惚れて振られて また惚れて 女の人生…泣き笑い
舞化粧女ごころの 煩悩(ぼんのう)は 何で拭いたら 取れますか 灰になるまで 燃えるのが 憎い女の 性(さが)ですか いまは他人の あの人が 忘れられずに 薬王坂(やっこうざか) 転びながらも ひとり越え 冬の鞍馬の雪に舞う ああ 未練舞い  百と八つの 鐘の音は 迷い断ち切る 音ですか 消えぬ時には 私だけ 鐘を撞(つ)かせて くれますか 浮いた浮いたの 木屋町の 恋はひと夜の 冬桜 雪に散り敷く 徒花(あだばな)と 承知しながら後を引く ああ 乱れ舞い  みれん走り根 木の根道 草履取られて 足袋はだし 幹にすがって 立ち上がり 暮れの貴船(きぶね)の雪に舞う ああ 女舞い藤野とし恵木下龍太郎蔦将包女ごころの 煩悩(ぼんのう)は 何で拭いたら 取れますか 灰になるまで 燃えるのが 憎い女の 性(さが)ですか いまは他人の あの人が 忘れられずに 薬王坂(やっこうざか) 転びながらも ひとり越え 冬の鞍馬の雪に舞う ああ 未練舞い  百と八つの 鐘の音は 迷い断ち切る 音ですか 消えぬ時には 私だけ 鐘を撞(つ)かせて くれますか 浮いた浮いたの 木屋町の 恋はひと夜の 冬桜 雪に散り敷く 徒花(あだばな)と 承知しながら後を引く ああ 乱れ舞い  みれん走り根 木の根道 草履取られて 足袋はだし 幹にすがって 立ち上がり 暮れの貴船(きぶね)の雪に舞う ああ 女舞い
水無し川お酒をつぐ手に 手をかさね 肩をやさしく 抱きよせる だめよいけない いけないわ 嘘と涙の水無し川を 流されつづけた わたし女です  一つや二つの 火傷(きず)じゃない 甘い言葉に 泣かされて だめよいけない いけないわ あなた思ってくれてるような きれいな女じゃ わたしないのです  手料理つくって 帰り待つ そんな暮らしが 夢でした だめよいけない いけないわ 誰(だあれ)を怨めばいいのでしょうか 今夜もお酒で わたし泣いてます藤野とし恵たかたかし徳久広司南郷達也お酒をつぐ手に 手をかさね 肩をやさしく 抱きよせる だめよいけない いけないわ 嘘と涙の水無し川を 流されつづけた わたし女です  一つや二つの 火傷(きず)じゃない 甘い言葉に 泣かされて だめよいけない いけないわ あなた思ってくれてるような きれいな女じゃ わたしないのです  手料理つくって 帰り待つ そんな暮らしが 夢でした だめよいけない いけないわ 誰(だあれ)を怨めばいいのでしょうか 今夜もお酒で わたし泣いてます
流転舟どこへ行くのと 風がきく  どこへ流れて ゆくのでしょうか  親が許さぬ 恋をして  運命(さだめ)という名の あぶない川に  木の葉みたいな 舟を出す  わたしとあなたは 流転舟   紅と小さな 夢ひとつ  詰めてきました 荷物の中に  啼いてくれるな いそしぎよ  ひきとめられても いまさら二人  もどれないのよ この恋は  わたしとあなたは 流転舟   俺のそばから 離れるな  叱るあなたの やさしさ強さ  月を背にして ゆれながら  こゝろでつぶやく 覚悟はひとつ  生きてみせます しあわせに  わたしとあなたは 流転舟  藤野とし恵池田充男伊藤雪彦佐伯亮どこへ行くのと 風がきく  どこへ流れて ゆくのでしょうか  親が許さぬ 恋をして  運命(さだめ)という名の あぶない川に  木の葉みたいな 舟を出す  わたしとあなたは 流転舟   紅と小さな 夢ひとつ  詰めてきました 荷物の中に  啼いてくれるな いそしぎよ  ひきとめられても いまさら二人  もどれないのよ この恋は  わたしとあなたは 流転舟   俺のそばから 離れるな  叱るあなたの やさしさ強さ  月を背にして ゆれながら  こゝろでつぶやく 覚悟はひとつ  生きてみせます しあわせに  わたしとあなたは 流転舟  
露地裏しぐれ心に隠した 恋の傷 雨降る夜には 痛みます 好きなあなたの ためだから 私は大人よ 大丈夫 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 胸に涙の 露地裏しぐれ  あなたに寄り添い ふるさとの 話を聞くのが 好きでした いつも幸せ すれ違い ひとりになるのは 慣(な)れてるわ 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 揺れてせつない 露地裏灯り  右肩上がりの 後ろ影 グラスにあの日が 浮かびます いつかあなたを あきらめて 私は大人よ 大丈夫 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 夢を下さい 露地裏しぐれ藤野とし恵麻こよみ水森英夫前田俊明心に隠した 恋の傷 雨降る夜には 痛みます 好きなあなたの ためだから 私は大人よ 大丈夫 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 胸に涙の 露地裏しぐれ  あなたに寄り添い ふるさとの 話を聞くのが 好きでした いつも幸せ すれ違い ひとりになるのは 慣(な)れてるわ 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 揺れてせつない 露地裏灯り  右肩上がりの 後ろ影 グラスにあの日が 浮かびます いつかあなたを あきらめて 私は大人よ 大丈夫 「なんとかかんとか言っちゃって そのくせ泣いちゃって」 夢を下さい 露地裏しぐれ
私をどうするの…檸檬(れもん)ひと切れ グラスに浮かべ お湯割り作って くれる人 どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 笑顔が揺れて 小さなお店の 夜が更ける  つらい別れに なるだけだから 恋などしないと 決めていた どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 肩先触れて ほんのりときめき 夜が更ける  雨がいつしか 降りだす窓に ゆらゆら揺れます 恋灯り どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 瞳が濡れて 小さなお店の 夜が更ける藤野とし恵麻こよみ水森英夫前田俊明檸檬(れもん)ひと切れ グラスに浮かべ お湯割り作って くれる人 どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 笑顔が揺れて 小さなお店の 夜が更ける  つらい別れに なるだけだから 恋などしないと 決めていた どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 肩先触れて ほんのりときめき 夜が更ける  雨がいつしか 降りだす窓に ゆらゆら揺れます 恋灯り どうするの どうするの 私を酔わせて どうするの 男と女の 瞳が濡れて 小さなお店の 夜が更ける
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