素晴らしき16才離れたいのに 離れられない 生まれて育ったこの街 朝が訪れ 夜が去っても 私の周(まわ)りは そのまま 紙の上に 地図を書いて ひとり旅をするの 幻が消えた その日から 恋をしてみんな 大人になるのね つかみたいのに つかみきれない 素通りしてゆく幸せ 花が咲いても 花が散っても 私の力は 足りない 窓の上に 服を架けて 人の眼から逃げる 淋しさを知った その日から 恋をしてみんな 大人になるのね 胸の中に 泪ためて 乾く時を 待つの さよならを知った その日から 恋をしてみんな 大人になるのね | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 離れたいのに 離れられない 生まれて育ったこの街 朝が訪れ 夜が去っても 私の周(まわ)りは そのまま 紙の上に 地図を書いて ひとり旅をするの 幻が消えた その日から 恋をしてみんな 大人になるのね つかみたいのに つかみきれない 素通りしてゆく幸せ 花が咲いても 花が散っても 私の力は 足りない 窓の上に 服を架けて 人の眼から逃げる 淋しさを知った その日から 恋をしてみんな 大人になるのね 胸の中に 泪ためて 乾く時を 待つの さよならを知った その日から 恋をしてみんな 大人になるのね |
すみれの便箋すみれの便箋に 待ちますと言う字が 美しくにじんだ 貴方への恋文 夕やけをぼんやり 見るのもひさしぶり 愛すると言うのは さみしい事ですね 早くお迎えに 早く来てほしい 離れているから 過ぎる時がむなしい 貴方に毎日 さりげなく抱かれたい すみれの封筒に そらで覚えている 宛名書くペン先 横顔がちらつく 長つづきさせてと 南風に願う 人の心はなぜ目に 見えないのでしょう 早くお迎えに 早く来てほしい 離れて貴方を 疑うのは苦しい 貴方に毎日 さりげなく抱かれたい | 麻丘めぐみ | 岡田冨美子 | 浜圭介 | | すみれの便箋に 待ちますと言う字が 美しくにじんだ 貴方への恋文 夕やけをぼんやり 見るのもひさしぶり 愛すると言うのは さみしい事ですね 早くお迎えに 早く来てほしい 離れているから 過ぎる時がむなしい 貴方に毎日 さりげなく抱かれたい すみれの封筒に そらで覚えている 宛名書くペン先 横顔がちらつく 長つづきさせてと 南風に願う 人の心はなぜ目に 見えないのでしょう 早くお迎えに 早く来てほしい 離れて貴方を 疑うのは苦しい 貴方に毎日 さりげなく抱かれたい |
卒業卒業します あなたの腕から 幸せでした どうもありがとう めぐり逢って 愛し合って ここまで来たけど 鳥が空へ 飛びたつように 別れてゆく 二人 何も知らずに 生きていた 私を 大人にした あなた 忘れはしないわ ジョン・レノンの あのレコード リルケの詩集は 残して ください かたみに 卒業します あなたの腕から 幸せでした だから泣かないわ お友達に なれるでしょう 手紙も書きます 好きな人が できた時は 最初に 知らせます 何も知らずに 生きていた 私を 大人にした あなた 忘れはしないわ そのぬくもり その言葉を 心に抱きしめ 歩いてゆきます ひとりで | 麻丘めぐみ | 山川啓介 | 井上忠夫 | | 卒業します あなたの腕から 幸せでした どうもありがとう めぐり逢って 愛し合って ここまで来たけど 鳥が空へ 飛びたつように 別れてゆく 二人 何も知らずに 生きていた 私を 大人にした あなた 忘れはしないわ ジョン・レノンの あのレコード リルケの詩集は 残して ください かたみに 卒業します あなたの腕から 幸せでした だから泣かないわ お友達に なれるでしょう 手紙も書きます 好きな人が できた時は 最初に 知らせます 何も知らずに 生きていた 私を 大人にした あなた 忘れはしないわ そのぬくもり その言葉を 心に抱きしめ 歩いてゆきます ひとりで |
そよ風のテラスあなたとすわるの 街のテラス そよ風わたる 木蔭のお店なの 今日は白いドレス 着たのに 何もあなた 気づいてくれない それでも怒った 顔できない あなたのすべて 好きな私 あなたのお話 聞いてるのよ 木もれ陽ゆれる 木蔭のお店なの いつもそうよ じっと見つめる 愛の瞳 気づいてくれない それでも私は 許しましょう あなたのすべて 好きな私 午後の陽ざし 街を照らすわ 今日も愛の 言葉は聞けない それでも私は 変らないわ あなたのすべて 好きな私 | 麻丘めぐみ | 山上路夫 | 高田弘 | | あなたとすわるの 街のテラス そよ風わたる 木蔭のお店なの 今日は白いドレス 着たのに 何もあなた 気づいてくれない それでも怒った 顔できない あなたのすべて 好きな私 あなたのお話 聞いてるのよ 木もれ陽ゆれる 木蔭のお店なの いつもそうよ じっと見つめる 愛の瞳 気づいてくれない それでも私は 許しましょう あなたのすべて 好きな私 午後の陽ざし 街を照らすわ 今日も愛の 言葉は聞けない それでも私は 変らないわ あなたのすべて 好きな私 |
黄昏のテラス黄昏のテラス むらさきの風が 頬をなぜて 泣くなよと通り過ぎる 私はすえない煙草を指に 遠くなったひとの ことを想うの ブラックが好きな あのひとを真似て にがい珈琲気どりながら のんだけれど 想い出誘うだけ 涙があふれ 蒼(あお)ざめてる 私ひとり 黄昏のテラス 想い出の歌が 不意に流れ なつかしさこみあげるの つば広帽子を まぶかにかぶり ぬれた顔を かくしながらきいてる チラチラともる 街あかり見つめ 低い声で同じ歌を 歌ったけど 今では言葉さえ 忘れてしまい 蒼ざめてる 私ひとり | 麻丘めぐみ | 阿久悠 | 筒美京平 | | 黄昏のテラス むらさきの風が 頬をなぜて 泣くなよと通り過ぎる 私はすえない煙草を指に 遠くなったひとの ことを想うの ブラックが好きな あのひとを真似て にがい珈琲気どりながら のんだけれど 想い出誘うだけ 涙があふれ 蒼(あお)ざめてる 私ひとり 黄昏のテラス 想い出の歌が 不意に流れ なつかしさこみあげるの つば広帽子を まぶかにかぶり ぬれた顔を かくしながらきいてる チラチラともる 街あかり見つめ 低い声で同じ歌を 歌ったけど 今では言葉さえ 忘れてしまい 蒼ざめてる 私ひとり |
逃避行あのひとから 言われたのよ 午前五時に駅で待てと 知らない街へ ふたりで行って いちから やり直すため あのひとから 言われたのよ 友達にも 打ち明けるな 荷物をつめた トランクさげて また空いた汽車を 空いた汽車を見送った 昨日の酒に 酔いつぶれているのだわ おそらく あのひとのことよ それがなきゃ いい人なのに あきらめたわ 私ひとり キップ買う あのひとにも 念をおした 裏切ったら お別れだと 今までずっと 泣かされたけど 今度だけは 賭けてみると あのひとにも 念をおした 遅れたなら 先に行くと 柱の時計 横眼でにらみ また空いた汽車を 空いた汽車を見送った 女のひとに 引きとめられてるのだわ おそらく あのひとのことよ それがなきゃ いいひとなのに あきらめたわ 私ひとり汽車に乗る | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 都倉俊一 | | あのひとから 言われたのよ 午前五時に駅で待てと 知らない街へ ふたりで行って いちから やり直すため あのひとから 言われたのよ 友達にも 打ち明けるな 荷物をつめた トランクさげて また空いた汽車を 空いた汽車を見送った 昨日の酒に 酔いつぶれているのだわ おそらく あのひとのことよ それがなきゃ いい人なのに あきらめたわ 私ひとり キップ買う あのひとにも 念をおした 裏切ったら お別れだと 今までずっと 泣かされたけど 今度だけは 賭けてみると あのひとにも 念をおした 遅れたなら 先に行くと 柱の時計 横眼でにらみ また空いた汽車を 空いた汽車を見送った 女のひとに 引きとめられてるのだわ おそらく あのひとのことよ それがなきゃ いいひとなのに あきらめたわ 私ひとり汽車に乗る |
ときめき大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ 男の子にすれば 何でもないことが 女の子にすれば 一番大切よ こんな気持 初めてなの 恥ずかしいわ とっても 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ 男の子にすれば よくあることだけど 女の子にすれば 最初で最後なの こんな事は 友達にも 知られたなら 困るわ 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ こんな時は 嘘にだって 日記にさえ 書けない 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ 男の子にすれば 何でもないことが 女の子にすれば 一番大切よ こんな気持 初めてなの 恥ずかしいわ とっても 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ 男の子にすれば よくあることだけど 女の子にすれば 最初で最後なの こんな事は 友達にも 知られたなら 困るわ 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ こんな時は 嘘にだって 日記にさえ 書けない 大人の人はみな 経験したことね 大事にしてね 大事にしてね ああ ふたりの考えることはひとつ |
夏の終りに来た手紙夏の終りのあのお手紙は さよならだったのね 怖くて私は読んでいません どことなくあなた 違ってたから あなたが いなくなってから 私の目には 涙だけ さよならの理由(わけ)は きっとそれにしるしてあるわ やさしいあなたの事だから 夏の終りのあの横顔は さよならだったのね あの日はやっぱり気づかいでしょう 理由もなくだから 笑ったのでしょう 口では言えぬ やさしさが あなたの目には あふれてる さよならの理由を 今はとても知りたいけれど 私は怖くて読めません 私は怖くて読めません | 麻丘めぐみ | さいとう大三 | 馬飼野俊一 | 馬飼野俊一 | 夏の終りのあのお手紙は さよならだったのね 怖くて私は読んでいません どことなくあなた 違ってたから あなたが いなくなってから 私の目には 涙だけ さよならの理由(わけ)は きっとそれにしるしてあるわ やさしいあなたの事だから 夏の終りのあの横顔は さよならだったのね あの日はやっぱり気づかいでしょう 理由もなくだから 笑ったのでしょう 口では言えぬ やさしさが あなたの目には あふれてる さよならの理由を 今はとても知りたいけれど 私は怖くて読めません 私は怖くて読めません |
夏八景夏です どなたもうきうき夏です 夕立ちあとの 蝉しぐれ 虹です 突然大きな 虹です 相合傘の終りです 花火がポンとはじけた時 くちびる盗んで行ったひと ビキニの胸をかくした時 キュートでいいよといったひと 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに 夏です いたずら気分の夏です 気楽に泳ぐ熱帯魚 恋です 夜明けにゆれてる 恋です つめたい海ではしゃぎます 危険にさせるお酒に酔い サンダルぬぎすて 千鳥足 踊りに熱が入った時 フレアのスカート舞い上る 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに いきなり誰か肩を抱いて やさしくささやく 色っぽいね 何度か逢って ポツンという 心の底から ほれちゃった 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに | 麻丘めぐみ | 阿久悠 | 筒美京平 | | 夏です どなたもうきうき夏です 夕立ちあとの 蝉しぐれ 虹です 突然大きな 虹です 相合傘の終りです 花火がポンとはじけた時 くちびる盗んで行ったひと ビキニの胸をかくした時 キュートでいいよといったひと 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに 夏です いたずら気分の夏です 気楽に泳ぐ熱帯魚 恋です 夜明けにゆれてる 恋です つめたい海ではしゃぎます 危険にさせるお酒に酔い サンダルぬぎすて 千鳥足 踊りに熱が入った時 フレアのスカート舞い上る 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに いきなり誰か肩を抱いて やさしくささやく 色っぽいね 何度か逢って ポツンという 心の底から ほれちゃった 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに |
人形の家顔もみたくないほど あなたに 嫌われるなんて とても 信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた 人形みたい 愛されて 捨てられて 忘れられた 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた あれはかりそめの恋 心の たわむれだなんて なぜか 思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた 人形みたい 待ちわびて 待ちわびて 泣きぬれる 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた 私はあなたに 命をあずけた | 麻丘めぐみ | なかにし礼 | 川口真 | | 顔もみたくないほど あなたに 嫌われるなんて とても 信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた 人形みたい 愛されて 捨てられて 忘れられた 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた あれはかりそめの恋 心の たわむれだなんて なぜか 思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた 人形みたい 待ちわびて 待ちわびて 泣きぬれる 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた 私はあなたに 命をあずけた |
ねえねえ どうしたの 心決めてないの まるでサヨナラを 言い出すような こわい顔してる 港のあかり見える タワーのレストランで 八時にワインで 乾杯をして 二人は指輪を かわしましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ ねえ どうしたの あなたらしくないわ まるではにかんだ 子供のように おしゃべりもせずに 潮風頬にうけた 外国船のように シルクのドレスで 着飾る夜に 二人は明日を 誓いましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ | 麻丘めぐみ | 喜多條忠 | 川口真 | 川口真 | ねえ どうしたの 心決めてないの まるでサヨナラを 言い出すような こわい顔してる 港のあかり見える タワーのレストランで 八時にワインで 乾杯をして 二人は指輪を かわしましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ ねえ どうしたの あなたらしくないわ まるではにかんだ 子供のように おしゃべりもせずに 潮風頬にうけた 外国船のように シルクのドレスで 着飾る夜に 二人は明日を 誓いましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ |
初めての恋私の眼の中に あなたが飛び込んだ まばたきするひまもないわ 恋をしたら 何を見ても 悲しいの まるで変わって しまったわ 恐いことが 起こりそう 泣いてしまうわ 一度は誰にでも あることなんでしょう 大人になる前に 泪流すことは 私の掌(てのひら)に あなたが飛び込んだ 指切りするだけじゃ駄目よ 恋をしたら 何処に居ても 淋しいの 何も 出来なくなったから 恐いことが 起こりそう 泣いてしまうわ 一度は誰にでも あることなんでしょう 大人になる前に 泪流すことは | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 私の眼の中に あなたが飛び込んだ まばたきするひまもないわ 恋をしたら 何を見ても 悲しいの まるで変わって しまったわ 恐いことが 起こりそう 泣いてしまうわ 一度は誰にでも あることなんでしょう 大人になる前に 泪流すことは 私の掌(てのひら)に あなたが飛び込んだ 指切りするだけじゃ駄目よ 恋をしたら 何処に居ても 淋しいの 何も 出来なくなったから 恐いことが 起こりそう 泣いてしまうわ 一度は誰にでも あることなんでしょう 大人になる前に 泪流すことは |
はじらい断わる言葉が 捜せない あなたは部屋の外 立ってる 扉に 手をかけたら最後 きっと愛は炎上げて燃えだす こんな時 女の子は どうすればいいの なるように すべて任せてみたい 愛することって 許すことかしら 愛されながら 美しくなって あなたの為に 好みまで変える 今 ときめきに震える 扉を隔てた 囁きに 私はめまいを 感じてる あなたの 腕の強さ知れば 守りぬいた糸も切れて流れる こんな時 女の子は どうすればいいの なるように すべて任せてみたい 愛することって 交わすことかしら 瞳を閉じて 導かれながら 大人の世界 足を踏み入れる 今 はじらいに震える | 麻丘めぐみ | 中里綴 | 和泉常寛 | | 断わる言葉が 捜せない あなたは部屋の外 立ってる 扉に 手をかけたら最後 きっと愛は炎上げて燃えだす こんな時 女の子は どうすればいいの なるように すべて任せてみたい 愛することって 許すことかしら 愛されながら 美しくなって あなたの為に 好みまで変える 今 ときめきに震える 扉を隔てた 囁きに 私はめまいを 感じてる あなたの 腕の強さ知れば 守りぬいた糸も切れて流れる こんな時 女の子は どうすればいいの なるように すべて任せてみたい 愛することって 交わすことかしら 瞳を閉じて 導かれながら 大人の世界 足を踏み入れる 今 はじらいに震える |
20才そうなの変わったのよ あいつに会って 素直に女らしく 生きてゆくわ 気まぐれな暮らしには サヨナラをしたの あいつを愛してるの ヨレヨレの おんなじ服着て ポケットは 空っぽだけれど 心があたたまるの 一緒にいるだけで そこがそこがたまらなく いいの そうなの忘れたのよ むかしの恋は 傷つき泣いたことも なつかしいわ 口笛を吹きながら どこへでも行くわ あいつの行くとこなら 目を閉じて くちづけを待てば “眠いの?”と 不思議な顔する 女の気持なんて ちっともわからない そこがそこがたまらなく いいの 干草の匂いのする胸 もたれると 泣きたくなるのよ “お嫁においでよ”とは 言えない人だけど きっときっと結ばれるでしょう | 麻丘めぐみ | 山川啓介 | 井上忠夫 | | そうなの変わったのよ あいつに会って 素直に女らしく 生きてゆくわ 気まぐれな暮らしには サヨナラをしたの あいつを愛してるの ヨレヨレの おんなじ服着て ポケットは 空っぽだけれど 心があたたまるの 一緒にいるだけで そこがそこがたまらなく いいの そうなの忘れたのよ むかしの恋は 傷つき泣いたことも なつかしいわ 口笛を吹きながら どこへでも行くわ あいつの行くとこなら 目を閉じて くちづけを待てば “眠いの?”と 不思議な顔する 女の気持なんて ちっともわからない そこがそこがたまらなく いいの 干草の匂いのする胸 もたれると 泣きたくなるのよ “お嫁においでよ”とは 言えない人だけど きっときっと結ばれるでしょう |
原宿グラフィティ絵本のお店を のぞいてる 銀色バックに スカーフで ロックなかんじの 女の子 あの娘はモデルで 売れている ケヤキ並木が 見渡せる テントを張った カフェ・テラス あの人待って 20分 二杯目コーヒー 飲みほして ふとうら返した 伝票に 私の恋のねだんが のぞいた ペンチで針金 クルクルと 曲げてはイニシャル 作ってる ヒッピー・タイプの おとこの子 手書きのTシャツ 似合ってる ソフト・クリーム 食べながら 通りの向う 歩道橋 あの人やっと あらわれる 待たせてゴメンと 言わないで いたずら小僧の ような目で 私をいつも くやしくさせるの レンガ作りの ブティックで 白いボウシの 人を見て あの人ふっと 立ち止る なんだかヒミツが ありそうで 私はひとりで かけだして 駅まで走って 涙がこぼれた | 麻丘めぐみ | 喜多條忠 | 川口真 | 川口真 | 絵本のお店を のぞいてる 銀色バックに スカーフで ロックなかんじの 女の子 あの娘はモデルで 売れている ケヤキ並木が 見渡せる テントを張った カフェ・テラス あの人待って 20分 二杯目コーヒー 飲みほして ふとうら返した 伝票に 私の恋のねだんが のぞいた ペンチで針金 クルクルと 曲げてはイニシャル 作ってる ヒッピー・タイプの おとこの子 手書きのTシャツ 似合ってる ソフト・クリーム 食べながら 通りの向う 歩道橋 あの人やっと あらわれる 待たせてゴメンと 言わないで いたずら小僧の ような目で 私をいつも くやしくさせるの レンガ作りの ブティックで 白いボウシの 人を見て あの人ふっと 立ち止る なんだかヒミツが ありそうで 私はひとりで かけだして 駅まで走って 涙がこぼれた |
ひとりの私今頃あなたは 何をしてる 私が泣いてる 訳も知らず 足にかけた 小さな膝かけ あなたの においもしない 窓辺の合歓(ねむ)の木 風に揺れて 私のかわりに 泣いてくれる 眠いわ 眠れないわ さよならの 夢を見そう 今頃あなたは 何をしてる 私が呼んでる 事も知らず 赤い紅で 鏡に描いた あなたの 似顔が目立つ 夜空をひとすじ 星が流れ あなたの心を 聞いてくれる 眠いわ 眠れないわ さよならの 夢を見そう | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 今頃あなたは 何をしてる 私が泣いてる 訳も知らず 足にかけた 小さな膝かけ あなたの においもしない 窓辺の合歓(ねむ)の木 風に揺れて 私のかわりに 泣いてくれる 眠いわ 眠れないわ さよならの 夢を見そう 今頃あなたは 何をしてる 私が呼んでる 事も知らず 赤い紅で 鏡に描いた あなたの 似顔が目立つ 夜空をひとすじ 星が流れ あなたの心を 聞いてくれる 眠いわ 眠れないわ さよならの 夢を見そう |
ひまわりの花ひまわりの花は お陽様を向いて いつでも何かを お祈りをしてるルルル あの人のお仕事 羊飼いなのよ 日暮になったら 帰ってしまうのルルル だからお陽様 沈まないでね どうぞお陽様 照らしていて なによりも大切な一日を 一日を もっと長くして 私の命は夏だけのものよ 愛する気持を 伝えておきたい ひまわりの花は お陽様を待って 夜露にぬれてる 背のびをしてるのルルル だからお陽様 おくれないでね どうぞお陽様 おこらないで なによりも大切な一日を 一日を もっと長くして 私の命は夏だけのものよ 愛する気持を 伝えておきたい | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | ひまわりの花は お陽様を向いて いつでも何かを お祈りをしてるルルル あの人のお仕事 羊飼いなのよ 日暮になったら 帰ってしまうのルルル だからお陽様 沈まないでね どうぞお陽様 照らしていて なによりも大切な一日を 一日を もっと長くして 私の命は夏だけのものよ 愛する気持を 伝えておきたい ひまわりの花は お陽様を待って 夜露にぬれてる 背のびをしてるのルルル だからお陽様 おくれないでね どうぞお陽様 おこらないで なによりも大切な一日を 一日を もっと長くして 私の命は夏だけのものよ 愛する気持を 伝えておきたい |
フォーエバー・スマイルいつかの道も いまこの道も どれもはじめての道 ほら 青い空が あんなにまた新しい めぐり逢えたり さよならしたり いろんな事があるね でも ひとりじゃない 誰かが見ていてくれる 涙が こぼれそう そんな日もあるけれど 心は 思うより 強くなれる 愛なら あるから まだまだ そう 大丈夫 笑顔と 元気が いつも味方だから 夢を見るのに 遅いなんてない 好きなことしませんか ほら 積み上げれば 自分の形ができる 時々 疲れたら 休んでもかまわない 明日がある訳は そのためでしょ 愛なら あるから まだまだ そう 大丈夫 笑顔と 元気が ずっと味方だから 涙が 渇かない そんな日もあるけれど 心は 思うより 強くできる 愛なら あるから まだまだ そう 投げキッス 笑顔と 元気が いつも味方だから 愛なら あるから ずっと味方だから | 麻丘めぐみ | 松井五郎 | 都志見隆 | 上杉洋史 | いつかの道も いまこの道も どれもはじめての道 ほら 青い空が あんなにまた新しい めぐり逢えたり さよならしたり いろんな事があるね でも ひとりじゃない 誰かが見ていてくれる 涙が こぼれそう そんな日もあるけれど 心は 思うより 強くなれる 愛なら あるから まだまだ そう 大丈夫 笑顔と 元気が いつも味方だから 夢を見るのに 遅いなんてない 好きなことしませんか ほら 積み上げれば 自分の形ができる 時々 疲れたら 休んでもかまわない 明日がある訳は そのためでしょ 愛なら あるから まだまだ そう 大丈夫 笑顔と 元気が ずっと味方だから 涙が 渇かない そんな日もあるけれど 心は 思うより 強くできる 愛なら あるから まだまだ そう 投げキッス 笑顔と 元気が いつも味方だから 愛なら あるから ずっと味方だから |
ヘイ・ミスターヘイ・ヘイ・ミスター 私をどうぞ あなたの恋人の ひとりに加えて プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター いい子にするから あなたが くちづけした指に 私の唇 おしあてて 愛する心を確かめる 私はかわいそう カモン カモン カモン ヘイ・ヘイ・ミスター 私に出来る あなたのほしいもの 何でもあげるわ プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 私は大人よ ヘイ・ヘイ・ミスター 私にどうぞ あなたの倖せを ちょっぴり分けてね プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 泣いたりしないわ あなたの残したコーヒーを かくれてこっそり 飲んでみた 愛する証拠を捜すのよ 私はかわいそう カモン カモン カモン ヘイ・ヘイ・ミスター 私に出来る あなたのほしいもの 何でもあげるわ プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 私は大人よ | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | ヘイ・ヘイ・ミスター 私をどうぞ あなたの恋人の ひとりに加えて プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター いい子にするから あなたが くちづけした指に 私の唇 おしあてて 愛する心を確かめる 私はかわいそう カモン カモン カモン ヘイ・ヘイ・ミスター 私に出来る あなたのほしいもの 何でもあげるわ プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 私は大人よ ヘイ・ヘイ・ミスター 私にどうぞ あなたの倖せを ちょっぴり分けてね プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 泣いたりしないわ あなたの残したコーヒーを かくれてこっそり 飲んでみた 愛する証拠を捜すのよ 私はかわいそう カモン カモン カモン ヘイ・ヘイ・ミスター 私に出来る あなたのほしいもの 何でもあげるわ プリーズ プリーズ プリーズ ヘイ・ヘイ・ミスター 私は大人よ |
星のセレナーデ星の世界から 誰かがみている 今にも泣きそうな 悲しい私の眼を キラリひとつぶの ほほのこの涙 誰も知らないのよ 初めて恋した事を あなたのせいよ 恋するあまり わたしの胸は つぶれそうなの 愛されるその幸せは いつくるかしら 星の世界から 誰かがみている 小さな手鏡に 写したわたしの夢 ホロリひとひらの バラの花が散る ひとに言えないのよ 初めて恋した事を あなたのことを 恋するあまり わたしの指は こごえそうなの 愛されるその幸せは いつくるかしら | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 星の世界から 誰かがみている 今にも泣きそうな 悲しい私の眼を キラリひとつぶの ほほのこの涙 誰も知らないのよ 初めて恋した事を あなたのせいよ 恋するあまり わたしの胸は つぶれそうなの 愛されるその幸せは いつくるかしら 星の世界から 誰かがみている 小さな手鏡に 写したわたしの夢 ホロリひとひらの バラの花が散る ひとに言えないのよ 初めて恋した事を あなたのことを 恋するあまり わたしの指は こごえそうなの 愛されるその幸せは いつくるかしら |
街角あなたは気まぐれな人だから 紐(ひも)でしばりつけて しまいたい だって私を ほったらかして 淋しくさせるから 電話も三日とは続かずに たまに留守にすると 怒るけど あなたの事で 心いためる 私を知らないの 今 街角に 陽が落ちてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ あなたはわがままな人だけど 私ついてゆくと 決めてるの だってあなたと 一緒にいると 幸せ感じるの 時にはパンジーの花束を 買ってくれる そんなさりげない 優しさ見せる あなたの心 私はわかっている 今 街角に 陽が暮れてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ 今 街角に 陽が落ちてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ | 麻丘めぐみ | なかにし礼 | 都倉俊一 | | あなたは気まぐれな人だから 紐(ひも)でしばりつけて しまいたい だって私を ほったらかして 淋しくさせるから 電話も三日とは続かずに たまに留守にすると 怒るけど あなたの事で 心いためる 私を知らないの 今 街角に 陽が落ちてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ あなたはわがままな人だけど 私ついてゆくと 決めてるの だってあなたと 一緒にいると 幸せ感じるの 時にはパンジーの花束を 買ってくれる そんなさりげない 優しさ見せる あなたの心 私はわかっている 今 街角に 陽が暮れてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ 今 街角に 陽が落ちてゆく まだあなたは 来ないけれど 私は待つわ |
水色のページ男のあなたには 愛のひとつだったでしょう けれども私には 忘れることできないわ この街歩く時も あなたの想い出を さがしてゆくでしょさびしく きっとひとり 私の青春のぺージは もう終りなの 二人の愛の日に すべては捧げたものよ あなたのさよならが 心の中こだまする どうして出逢ったの 別れてゆく二人なら これから生きてくこと 考えられないわ 教えて下さい私の 歩く道を 私の青春の ページはもう涙色 あなたと生きた日に すべては捧げたものよ あの頃あの日のこと 今では想い出ね 季節がこれから悲しく 流れ去るわ 私の青春のぺージは もう閉ざされた 愛した人だけに すべては捧げたものよ | 麻丘めぐみ | 山上路夫 | 浜圭介 | | 男のあなたには 愛のひとつだったでしょう けれども私には 忘れることできないわ この街歩く時も あなたの想い出を さがしてゆくでしょさびしく きっとひとり 私の青春のぺージは もう終りなの 二人の愛の日に すべては捧げたものよ あなたのさよならが 心の中こだまする どうして出逢ったの 別れてゆく二人なら これから生きてくこと 考えられないわ 教えて下さい私の 歩く道を 私の青春の ページはもう涙色 あなたと生きた日に すべては捧げたものよ あの頃あの日のこと 今では想い出ね 季節がこれから悲しく 流れ去るわ 私の青春のぺージは もう閉ざされた 愛した人だけに すべては捧げたものよ |
見果てぬ夢南に向かって 星くずが流れる まばゆい光を 空にまいて 未だ見ぬ恋人 捜しに行くの 捜しに行くの 夢の中 小舟をうかべて ゆらゆらと 泪がひとすじ 唇をつたわる 心の扉の 鍵を開ける 未だ見ぬ恋人 あなたはどこに あなたはどこに 夢の中 花びら散らすの ほろほろと | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 南に向かって 星くずが流れる まばゆい光を 空にまいて 未だ見ぬ恋人 捜しに行くの 捜しに行くの 夢の中 小舟をうかべて ゆらゆらと 泪がひとすじ 唇をつたわる 心の扉の 鍵を開ける 未だ見ぬ恋人 あなたはどこに あなたはどこに 夢の中 花びら散らすの ほろほろと |
芽ばえもしもあの日 あなたに逢わなければ この私はどんな 女の子になっていたでしょう 足に豆をこさえて 街から街 行くあてもないのに 泪で歩いて いたでしょう 悪い遊び憶えて いけない子と…… 人に呼ばれて 泣いたでしょう 今も想い出すたび 胸が痛む…… もうあなたのそばを 離れないわ…… もしもあの日 あなたに逢わなければ この私はどんな 女の子になっていたでしょう 白い薔薇の匂いも 鳥の声も まだ気付く事なく ひっそり暮らして いたでしょう 誰か人に心を 盗みとられ…… 神の裁きを 受けたでしょう 今も想い出すたび 恐くなるわ…… もうあなたのそばを 離れないわ…… | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | もしもあの日 あなたに逢わなければ この私はどんな 女の子になっていたでしょう 足に豆をこさえて 街から街 行くあてもないのに 泪で歩いて いたでしょう 悪い遊び憶えて いけない子と…… 人に呼ばれて 泣いたでしょう 今も想い出すたび 胸が痛む…… もうあなたのそばを 離れないわ…… もしもあの日 あなたに逢わなければ この私はどんな 女の子になっていたでしょう 白い薔薇の匂いも 鳥の声も まだ気付く事なく ひっそり暮らして いたでしょう 誰か人に心を 盗みとられ…… 神の裁きを 受けたでしょう 今も想い出すたび 恐くなるわ…… もうあなたのそばを 離れないわ…… |
もしかしたらもしかしたら 私は あなたに恋してる べつに訳もないのに 指がふるえる 一度は誰も こんな気持に なるものかしら いけない事ね もしかしたら あなたは 私に 気づかない こらえていた 泪が いちどきに あふれそうなの もしかしたら 私は あなたに 恋してる べつに意味もないのに 胸が痛むの 一度は誰も こんな気持に なるものかしら いけない事ね もしかしたら あなたは 私に 気づかない 待ち続けた 心が いちどきに 壊れそうなの | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | もしかしたら 私は あなたに恋してる べつに訳もないのに 指がふるえる 一度は誰も こんな気持に なるものかしら いけない事ね もしかしたら あなたは 私に 気づかない こらえていた 泪が いちどきに あふれそうなの もしかしたら 私は あなたに 恋してる べつに意味もないのに 胸が痛むの 一度は誰も こんな気持に なるものかしら いけない事ね もしかしたら あなたは 私に 気づかない 待ち続けた 心が いちどきに 壊れそうなの |
森を駈ける恋人たち木立ちぬけて走るのよ 森の中二人 誰もいないこの森は 二人だけの世界 すぐにあなた私のこと つかまえるわ きっと そして今日もやさしく くちづけを するでしょう その時私は 待つの 森をぬけた湖に 白い舟うかべ 陽ざしゆれる水の上 二人だけでゆくの 夢のようなこんな時を つづけたいの いつも そしていつかあなたの 花嫁に なりたいの その時私は 待つの めぐり逢った森の小径 忘れないわ いつも そしていつかあなたの 花嫁に なりたいの その時私は 待つの | 麻丘めぐみ | 山上路夫 | 筒美京平 | | 木立ちぬけて走るのよ 森の中二人 誰もいないこの森は 二人だけの世界 すぐにあなた私のこと つかまえるわ きっと そして今日もやさしく くちづけを するでしょう その時私は 待つの 森をぬけた湖に 白い舟うかべ 陽ざしゆれる水の上 二人だけでゆくの 夢のようなこんな時を つづけたいの いつも そしていつかあなたの 花嫁に なりたいの その時私は 待つの めぐり逢った森の小径 忘れないわ いつも そしていつかあなたの 花嫁に なりたいの その時私は 待つの |
やさしくしないで冗談ばかりを口にして はしゃいでた遠いあの頃 季節変わりも 気づかずに 笑顔がいつも あふれてた 悲しいものね 男と女 愛は別離の裏返えし やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから あなたを愛した月日だけ 切なさが満ちてくるけど できることなら この先も あなたのそばにいたかった 去年の服は もう着れません きっとあなたを思い出す やさしくしないで 背を向けて このまま小雨が やむ前に やさしくしないで もう二度と 涙がにじむわ やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから | 麻丘めぐみ | たきのえいじ | 堀内孝雄 | | 冗談ばかりを口にして はしゃいでた遠いあの頃 季節変わりも 気づかずに 笑顔がいつも あふれてた 悲しいものね 男と女 愛は別離の裏返えし やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから あなたを愛した月日だけ 切なさが満ちてくるけど できることなら この先も あなたのそばにいたかった 去年の服は もう着れません きっとあなたを思い出す やさしくしないで 背を向けて このまま小雨が やむ前に やさしくしないで もう二度と 涙がにじむわ やさしくしないで もういいの 別れに似合いの雨が降る やさしくしないで これ以上 MIREN になるから |
雪の中の二人躰の温(ぬく)もりを 奪いとる 冷たい木枯しが 吹いてくる 雪があたりをすべて 白く埋めつくす あなたの私へのいたわりは 言葉にしなくても 分かるのよ 指で遅れ毛そっと 直してくれるの 眼をとじて 息をとめて このまま二人 凍りつきたい 離れたくない 離れたくない ひとつに結ばれて 愛されるままに 愛されるままに 私はあなたを 大切なひとにしたい 浮かんで消えてゆく 白い息 こごえた手のひらを暖める 雪をかぶった枝を 鳥がふるわせる 私をたくましく 抱きあげて あなたはせせらぎを 飛び越えた 甘くやさしい息が 顔にふりかかる 肌寒い胸を合わせ このまま二人 凍りつきたい 許し合いたい 許し合いたい ひとつに結ばれて 愛されるままに 愛されるままに 私はあなたを 大切なひとにしたい | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 馬飼野康二 | | 躰の温(ぬく)もりを 奪いとる 冷たい木枯しが 吹いてくる 雪があたりをすべて 白く埋めつくす あなたの私へのいたわりは 言葉にしなくても 分かるのよ 指で遅れ毛そっと 直してくれるの 眼をとじて 息をとめて このまま二人 凍りつきたい 離れたくない 離れたくない ひとつに結ばれて 愛されるままに 愛されるままに 私はあなたを 大切なひとにしたい 浮かんで消えてゆく 白い息 こごえた手のひらを暖める 雪をかぶった枝を 鳥がふるわせる 私をたくましく 抱きあげて あなたはせせらぎを 飛び越えた 甘くやさしい息が 顔にふりかかる 肌寒い胸を合わせ このまま二人 凍りつきたい 許し合いたい 許し合いたい ひとつに結ばれて 愛されるままに 愛されるままに 私はあなたを 大切なひとにしたい |
夢みるシャンソン人形わたしは夢みるシャンソン人形 心にいつもシャンソンあふれる人形 わたしはきれいなシャンソン人形 この世はバラ色のボンボンみたいね わたしの唄は 誰でも聴けるわ みんなわたしの 姿も見えるわ だれでもいつでも笑いながら わたしの唄うシャンソン聴いて踊り出す みんな楽しそうにしているけど 本当の愛なんて唄の中だけよ わたしの唄は 誰でも聴けるわ みんなわたしの 姿も見えるわ わたしは 時々 ためいきつく 男の子ひとりも 知りもしないのに 愛の唄うたう そのさびしさ わたしはただの人形 それでもいつかは 想いをこめた シャンソン唄ってどこかの 素敵なだれかさんと くちづけしたいわ | 麻丘めぐみ | Serge Gainsbourg・訳詞:岩谷時子 | Serge Gainsbourg | | わたしは夢みるシャンソン人形 心にいつもシャンソンあふれる人形 わたしはきれいなシャンソン人形 この世はバラ色のボンボンみたいね わたしの唄は 誰でも聴けるわ みんなわたしの 姿も見えるわ だれでもいつでも笑いながら わたしの唄うシャンソン聴いて踊り出す みんな楽しそうにしているけど 本当の愛なんて唄の中だけよ わたしの唄は 誰でも聴けるわ みんなわたしの 姿も見えるわ わたしは 時々 ためいきつく 男の子ひとりも 知りもしないのに 愛の唄うたう そのさびしさ わたしはただの人形 それでもいつかは 想いをこめた シャンソン唄ってどこかの 素敵なだれかさんと くちづけしたいわ |
夜霧の出来事街の灯が 遠慮がちに点(とも)りだし 夕暮れが 音も無く近づけば 胸にふとよぎる 淋しさは何故でしょう ねえあなた やさしさをくれますか さりげない いたわりをくれますか いつも触れる手の ぬくもりが恋しくて 港の見える部屋で も一度抱かれたら あなたの笑顔に 逢えるでしょうか 今夜はこのままずっと 帰りたくない私 ねえあなた 冷たさが愛ですか 少しだけ 気づかいは嘘ですか そっと襟元を くすぐって吹く夜風 コーヒー・ショップの ドアに涙を写したら 悲しい心が 見えるでしょうか 歩道に寄りそう影は 離れたくない私 港へ続く小道 歩いて行く二人 あなたの背中が ぼやけて居ます 今夜は夜霧の中へ 帰したくないあなた 今夜は夜霧の中へ 帰したくないあなた | 麻丘めぐみ | 吉田健美 | 響わたる | | 街の灯が 遠慮がちに点(とも)りだし 夕暮れが 音も無く近づけば 胸にふとよぎる 淋しさは何故でしょう ねえあなた やさしさをくれますか さりげない いたわりをくれますか いつも触れる手の ぬくもりが恋しくて 港の見える部屋で も一度抱かれたら あなたの笑顔に 逢えるでしょうか 今夜はこのままずっと 帰りたくない私 ねえあなた 冷たさが愛ですか 少しだけ 気づかいは嘘ですか そっと襟元を くすぐって吹く夜風 コーヒー・ショップの ドアに涙を写したら 悲しい心が 見えるでしょうか 歩道に寄りそう影は 離れたくない私 港へ続く小道 歩いて行く二人 あなたの背中が ぼやけて居ます 今夜は夜霧の中へ 帰したくないあなた 今夜は夜霧の中へ 帰したくないあなた |
わたしの彼は左きき小さく投げキッス する時もする時も こちらにおいでと 呼ぶ時も呼ぶ時も いつでもいつでも 彼は左きき あふれる泪を ぬぐうのもぬぐうのも やさしく小指を つなぐのもつなぐのも いつでもいつでも彼は 左きき あなたに合わせて みたいけど 私は右ききすれ違い 意地悪 意地悪なの 別れに片手を 振る時も振る時も 横眼で時計を 見る時も見る時も 私の私の彼は 左きき 背中にいたずら する時もする時も ブラックコーヒー 飲む時も飲む時も いつでもいつでも 彼は左きき あなたの真似して みるけれど 私の右きき直せない 意地悪 意地悪なの 短い手紙を 書く時も書く時も 誰かに電話を する時もする時も 私の私の彼は 左きき…… | 麻丘めぐみ | 千家和也 | 筒美京平 | | 小さく投げキッス する時もする時も こちらにおいでと 呼ぶ時も呼ぶ時も いつでもいつでも 彼は左きき あふれる泪を ぬぐうのもぬぐうのも やさしく小指を つなぐのもつなぐのも いつでもいつでも彼は 左きき あなたに合わせて みたいけど 私は右ききすれ違い 意地悪 意地悪なの 別れに片手を 振る時も振る時も 横眼で時計を 見る時も見る時も 私の私の彼は 左きき 背中にいたずら する時もする時も ブラックコーヒー 飲む時も飲む時も いつでもいつでも 彼は左きき あなたの真似して みるけれど 私の右きき直せない 意地悪 意地悪なの 短い手紙を 書く時も書く時も 誰かに電話を する時もする時も 私の私の彼は 左きき…… |