丹古晴己作詞の歌詞一覧リスト  49曲中 1-49曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
霧にむせぶ夜三山ひろし三山ひろし丹古晴己鈴木淳甲斐靖文涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分かってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
夜明けの停車場一条貫太一条貫太丹古晴己叶弦大伊戸のりお夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  一駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸がいたむよ 君には罪はない 罪はないんだよ  きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ
泣き砂の浜村上幸子村上幸子丹古晴己三条ひろし池多孝春かなしい恋の 伝説が ひと足ふむたび きしみます おぼえていますか 去年のこの日 あなたと歩いた 泣き砂の浜 あゝ別れの手紙を ちいさくちぎり 海にちらせば 雪になる  あの日につづく 足あとが 涙のむこうに 見えてます あなたをさらった 月日の波も おもいで消せない 泣き砂の浜 あゝふたりでひろった この貝がらを 海にもどせば 消えますか  もどりの冬の きびしさが ひとりじゃなおさら こたえます あきらめきれない ぬくもりだけど さよなら埋ずめる 泣き砂の浜 あゝだいてた写真で つくった小舟 海にながして 忘れるの
霧にむせぶ夜黒木じゅん黒木じゅん丹古晴己鈴木淳伊戸のりお涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君よりせつない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君よりはげしい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分かってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君よりさみしい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
帰れない旅石橋正次石橋正次丹古晴己叶弦大小山恭弘落葉をまきあげて汽車は 俺のふるさとへ ひとりぽっちの夕陽に 消えてゆく 急行列車もとまらない ちいさな町だけど 恋の願いは おおきくなるばかり 帰りたくても 帰れない 愛しているのに 愛せない 馬鹿な孤独を だきしめて 好きとさけぶよ 落葉をまきあげて汽車は 今日も泣きながら 君が待ってる ふたりのふるさとへ  帰りたくても 帰れない 愛しているのに 愛せない 若いなげきを ぶっつけて 好きとさけぶよ 落葉をまきあげて汽車は 夢にもえながら 君が呼んでる ふたりのふるさとへ
歩道橋石橋正次石橋正次丹古晴己叶弦大小山恭弘午前五時過ぎたのに暗い どしゃぶりの歩道橋 ほそい肩ふるわせてひとり 君が駅へいそぐ 愛してるそのくせに 愛が云えなくて つかまえることさえも 夢のなかか バカな バカな バカな俺なのさ かえられない思い出がひとつ ふりしきる雨に 消えてゆく  五月雨のつめたさにぬれて よりかかる歩道橋 さみしさのいたわりに泣いた 日々はどこへゆくの 愛してるそのくせに なにもできなくて ただそれがまごころと いつも逃げた 野暮な 野暮な 野暮な俺なのさ いま頃はあの駅のすみで ただひとり 何を思うだろう
雪国へおいで石橋正次石橋正次丹古晴己叶弦大小山恭弘雪国へ たずねておいで いますぐに 汽車にのり 夜明けには 逢えるのさ 遠い遠い遠い遠い遠い ふたりじゃない つめたいつららの 格子窓 樹氷の鈴をききながら 恋の牢屋に とじこもろうよ 雪国へ たずねておいで 君を待つ 俺の雪国へ  雪国へ たずねておいで かわらない 愛あれば 荷物など いらないさ 遠い遠い遠い遠い遠い ふたりじゃない 雪山おろしは さむくても ふるえる肩を よせながら 恋の牢屋に とじこもろうよ 雪国へ たずねておいで 夢にみた 俺の雪国へ
今日という日を石橋正次石橋正次丹古晴己石黒ひろかつ小山恭弘あとからどんな くるしみを うけても二人は 後悔しない 時間を消して 瞳(め)をとじて いまこそ愛の 何かを見よう 恋はくせもの なやみつづけて 傷つけあうより もっともっと自由を 生きる生きる 生きる自由を たとえはかない 夢に泣いても 今日という日を  いばらのトゲに さされても いつかはだかれる 花園なのさ 鎖をきって とびこんで はじめて花の 何かがわかる 恋はくせのも なやみつづけて ためらいあうより もっともっと自由を 生きる生きる 生きる自由を たとえむなしい 愛になっても 今日という日を
霧にむせぶ夜瀬口侑希瀬口侑希丹古晴己鈴木淳竜崎孝路涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺(おれ)なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢(あ)いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
夜明けの停車場北川大介北川大介丹古晴己叶弦大萩田光雄夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  ひと駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸がいたむよ 君には罪はない 罪はないんだよ  きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ
伊豆の雨箱崎晋一郎箱崎晋一郎丹古晴己大本恭敬川口真一すじの 一すじの 恋の名残りの みだれ髪 朝の鏡の 切ない涙 あんたなんかにゃ 判らない 女泣かせの 伊豆の雨 伊豆の雨  さりげなく さりげなく つぎの逢う瀬を 聞く心 深くなっては いけない人と 決めているのに 苦しくて 夢を重ねる 伊豆の雨 伊豆の雨  逢うたびの 逢うたびの あとの淋しさ やるせなさ そっと背広を 着せかけながら 出来ることなら もう一夜 濡れて濡れたい 伊豆の雨 伊豆の雨
夜明けの停車場坂井一郎坂井一郎丹古晴己叶弦大南郷達也夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  一駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸が痛むよ 君には罪はない 罪はないんだよ
夜明けの停車場北川大介北川大介丹古晴己叶弦大小山恭弘夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  ひと駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸がいたむよ 君には罪はない 罪はないんだよ
好きと云ってよ川上大輔川上大輔丹古晴己大本恭敬坂本昌之あなたのこころが わからない だからせつない 酒になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ いつもだまって のんでるだけの にくい横顔ね  ひとりにしないで いじわるね だからかなしい 夜になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ 女泣かせと わかっていても 誰のうつり香よ  昔のことなど 云わないで だからつめたい 朝になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ 雨の小窓に 消えてく影の 肩がつれないわ
好きと云ってよ水原弘水原弘丹古晴己大本恭敬あなたのこころが わからない だからせつない 酒になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ いつもだまって のんでるだけの にくい横顔ね  ひとりにしないで いじわるね だからかなしい 夜になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ 女泣かせと わかっていても 誰のうつり香よ  昔のことなど 云わないで だからつめたい 朝になる 好きと云ってよ 好きと云ってよ 好きなのよ 雨の小窓に 消えてく影の 肩がつれないわ
みちのくしぐれ青児と夏美青児と夏美丹古晴己中村典正南郷達也貴男(あんた)ひとりよ… お前ひとりさ… からめる小指も 痩せてやつれた 素泊りの宿 明日の灯りは 見えないが ふたりなら ふたりなら 寒くない 恋の窓うつ みちのくしぐれ  貴男(あんた)ごめんね… 苦労かけるな… 今夜も名前を 変える宿帳 涙ににじむ 人目をのがれる 旅だけど ふたりなら ふたりなら つらくない 夢をふらせて みちのくしぐれ  貴男(あんた)まかせよ… 離しゃしないさ… あとにはもどれぬ 愛に流れる 男と女 つめたい噂に 追われても ふたりなら ふたりなら あたたかい 朝は晴れてよ みちのくしぐれ
凍る窓永井まこと永井まこと丹古晴己飯田譲伊戸のりおゆるして、あなた 思いきれなくて とうとう来ました この雪の町 あたたかい灯りぬれる 窓をみつめて 叩くことも 破ることも できない私 禁じられた愛をとがめる 軒端の氷柱に いっそさされて 罪をさされて 死ねたらいいのに…  好きなの あなた 時がたつほどに 忘れる約束 悔やんでいます しあわせな影がゆれる 窓にすくんで 叫ぶことも なげくことも できない私 まつ毛ぬらす熱い涙も 凍(こご)える吹雪に いっそ埋もれて 深く埋もれて 死ねたらいいのに…  いいのよ あなた ほんとバカでした やっぱり夢しか 逢えない恋よ なつかしい声が洩れる 窓に頬よせ すがることも すねることも できない私 せめてガラスふいてくれたら 目と目で話せる いっそだかれて つよくだかれて 死ねたらいいのに…
霧にむせぶ夜石原裕次郎石原裕次郎丹古晴己鈴木淳涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
別れの誓い鶴岡雅義と東京ロマンチカ鶴岡雅義と東京ロマンチカ丹古晴己鶴岡雅義(セリフ)涙をふいてぼくの瞳をみてごらん ほら君しかうつってないよ  こんなにも悲しい さよならになるなんて おもってもみない ぼくたちだった 泣きすがる肩をだきしめ こらえる涙 いっそ死にたい 明日がないのなら  しあわせにふるえた あの夜の出来事は これからの夢を さみしくさせる かりそめの愛じゃなかった 二人のちかい 別れたくない 明日がないのなら  (セリフ)別れることは悲しいけど きっとまた逢えるよ 花だって毎年咲くじゃないか  いつまでも心に 抱きしめて生きようね 思い出を胸に 待ってて欲しい いつの日かきっと帰ると なぐさめながら 君と泣きたい 明日がないのなら
花はまぼろし黒木憲黒木憲丹古晴己鈴木淳こころのすみで いつまでも 涙にぬれて 咲いている 思い出だけの はかないかおり ああ 初恋の 花はまぼろし  かなしいトゲの あることを あの娘も俺も 知らなくて いちずにもえた かえらぬ月日 ああ 初恋の 花はまぼろし  千切ってすてて すむのなら こんなに胸も いたまない 夢より淡い おもかげなのに ああ 初恋の 花はまぼろし
二人で来た道黒木憲黒木憲丹古晴己鈴木淳君とあるいた から松林 忘れられない 雨がふる ぬれてつめたい あのくちづけを 思い出すたび せつなくて 二人で来た道を ひとりで来たのさ  君は遥かな 思い出の人 雨の湖畔で 消えた人 偲ぶことさえ いけないことと 知っていながら 恋しくて 二人で来た道を たどってみるのさ  君の呼ぶ声 きこえるような 風の梢に 涙ぐむ つらいさだめを うらんで泣いて 死んでいいよと だきあった 二人で来た道は 野菊も咲くのに
かなしい唇ちあきなおみちあきなおみ丹古晴己鈴木淳竹村次郎今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを忘れぬ 悲しい唇 別れのキッスを 濡らした雨が ひとりぼっちの 窓に降る あゝ…… 私の愛はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなた一人の 悲しい唇 雨より冷たい 涙の粒が カットグラスの 灯にもえる あゝ…… 私の夢はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを求める 悲しい唇 こわれたライター ならしてみても 雨の音しか きこえない あゝ…… 私の夜はどこへいったの
やがて港は朝村上幸子村上幸子丹古晴己鈴木淳斉藤恒夫海が荒れる 女が痩せる 船も来なくなる 恋が逃げる 涙がのこる 酒場の片隅 逢いたい 逢いたい 死ぬほど逢いたい タバコにむせた ふりをして 別れまぎわに 涙をかくしたあなた 思いでけむる 暖炉も消えて やがて……やがて港は朝  お酒がしみる グラスが割れる 夢も見なくなる 過去がぬれる 未練がつのる つめたい小窓に もえたい もえたい もいちどもえたい 言葉はいつも 強いのに 酔ってすねても やさしくゆるしたあなた 悲しみだけを 今夜も置いて やがて……やがて港は朝  逢いたい 逢いたい 死ぬほど逢いたい かわいていたむ 唇に 愛の帰る日 信じているのよあなた はかない希望(のぞみ) カモメに賭けて やがて……やがて港は朝
雨の駅裏村上幸子村上幸子丹古晴己鈴木淳馬場良雨の駅裏 いつものお店 あなたの夜汽車の 汽笛がひびく 送る約束してたのに 顔見りゃきっと また泣くわ つめたい私を ごめんなさいと 箸で書いてる 涙のカウンター  雨の駅裏 思い出通り 今夜はひとりで はしごをするわ これが最後と 云いながら 泣いては飲んだ 恋のあと 子供の私を ごめんなさいと 酒につぶやきゃ 涙の灯がゆれる  雨の駅裏 帰らぬ夢が 悲しいしづくを 散らしてはてる 酔えぬグラスで 濡らしても 指輪のあとは 痛むのに 未練な私を ごめんなさいと 空のボトルに 涙のさようなら
北の港のみれん船村上幸子村上幸子丹古晴己中村典正池多孝春北の港の 桟橋に あなたがつないだ みれん船 このまま雪に うずもれても 錆びてほろびる さだめでも 小指に巻いた まっかな糸は 涙 涙 涙なんかじゃ ちぎれない  寒さつのれば なおさらに あなたが恋しい みれん船 ぬくもりほしい 酒なのに 酔えば酔うほど 凍るよな 汽笛が胸を ひきさく酒場 涙 涙 涙ほしがる 唄ばかり  春を夢見る カモメより あなたを待ってる みれん船 氷の海が とけたって 戻るあてなど ないけれど 生きてるかぎり わたしのあなた 涙 涙 涙かれても 信じます
美川憲一美川憲一丹古晴己叶弦大あかのたちお男なんかは もうこりごりと この町におりて また泣きました ああ やつれたこころを だきしめて あてない切符を 買うなんて いやいやいや だけど バカな私 不幸という名の 暗いさだめを どこかの駅で 追い越したのよ  ひとりぼっちで 改札口を 通りぬけるのは さびしいものです ああ すべてをつくして 捨てられて みれんを残して ゆくなんて いやいやいや だけど 愚図な私 涙という字を 化粧で消して 伝言板に さよなら書いたわ  ああ すべてをつくして 捨てられて みれんを残して ゆくなんて いやいやいや だけど 愚図な私 男なんかは もうこりごりと これからさきは 言いたくないのよ
愁冬歌小林旭小林旭丹古晴己中川博之落葉をまくらのさすらい人に どうして愛など語れよう なにも言わずに手編みのセーター おいてしょんぼりふりむいた 瞳かなしい秋の夢だよ  枯れ枝あつめて炎にしても 燃えずにくすぶる影ひとつ 胸のすきまを吹くこがらしに ゆれる青春抱きしめりゃ 星も泣いてる冬の夢だよ  帰りの切符をやぶって捨てて 泣いてるうなじのいじらしさ たとえひと晩夜空をこがし 草のしとねに燃えたって 線香花火の夏の夢だよ
北海岸小林旭小林旭丹古晴己中川博之流れる星にも ひかりはあるのに ふたりの星には 明日が見えぬ 日毎につのる 寒さのなかで こころもやせる ああ北海岸 酒にかわった 指輪のあとを かくしてほほえむ お前がいとしい  気やすめひとつも 言いたい俺だが しゃべればいつでも さよなら話 やつれた肩を だきしめながら 夢さえ凍る ああ北海岸 肌をあわせた このぬくもりに 無邪気にすがった お前がいとしい  生きてりゃいつか いい日もあると 吹雪にいのる ああ北海岸 俺をささえて つくしてくれる 女を忘れた お前がいとしい
岬の秋小林旭小林旭丹古晴己中川博之愛するあまりに あなたの涙を 逃れて来たのは 誤りでした 時間がたてば うすれるはずの おもかげぬらす ああ初しぐれ 群からはなれた カモメの白が 無性にさみしい 岬の秋です  いまさらあなたを 誘いはしません 心のダンロで もやすだけです ふりむくことは せつないけれど 人恋しさの ああ風の色 手紙にはさんだ このコスモスも 終りになりそな 岬の秋です
おまえに逢いたい小林旭小林旭丹古晴己船村徹ゆさぶる ゆさぶる 心をゆさぶる 旅でふときく はやり唄 ふたりでうたって 別れたが お前よ お前よ おまえに逢いたい  惚れてる 惚れてる ほんとに惚れてる 遠くなるほど いい女 苦労をかけるね いつまでも お前よ お前よ おまえに逢いたい  ちぎれる ちぎれる 夜風にちぎれる 夢をだきしめ ふり返る ひとり枕は 寒かろう お前よ お前よ おまえに逢いたい
さすらい酒小林旭小林旭丹古晴己船村徹旅のさみしさ 心の寒さ たまらなくって 酒になる 黒を白だと 云えない俺にゃ 泊めてもらえる 女もいない  深い理由など なかったくせに 捨てたあいつよ ふるさとよ 氷ばかりの グラスをふれば 遠い涙の あぁ音がする  生きるきびしさ 男のつらさ 酔えばなおさら ひとりぼっち 誰の世話にも なりたくないと 月の吠えても あぁ細る影
わたすげ真咲よう子真咲よう子丹古晴己水谷高志水谷高志・若草恵わたすげの わたすげの 白い穂玉が 風に舞い あなたの肩に わたしの髪に とまってふるえて またとんだ たわむれに はじめてくちびる ふれあった 幼ない恋の しのび逢い あの日とおなじ 夕陽がもえる  指きりの 指きりの 深い意味など わからずに たがいにつよく むすんだ指の 痛みがいとしい 草の丘 まぼろしと あきらめきれない わたすげは おとなになった ためでしょか 絵本のままで おきたいけれど  わたすげの わたすげの 白い穂玉よ ときどきは ふるさと捨てた あなたの夢に わたしといっしょに とんでよね うたかたの はかない緑(えにし)と しりながら 月日じゃ消えぬ 遠いひと もうすぐ雪に 埋もれます
あしずり岬神園さやか神園さやか丹古晴己市川昭介前田俊明足摺の 断崖けずる 波よりも わたしのこころを けずる恋 だけど 泣かない くじけない はなれていても 逢いたい夜は 夢路を照らす ここはふたりの 灯台岬  足摺の 沖ゆく船の 影よりも せつなさゆさぶり せまる影 だけど 呼ばない 甘えない 信じたからは ただひとすじに 土佐(とさ)ッ娘(こ)らしく ここはふたりの 誓いの岬  足摺の 椿はどんな 花よりも 季節の嵐 うける花 だけど 枯れない しおれない 待つほど紅(べに)が 濃くなる日々を 大事に耐える ここはふたりの 明日の岬  
夜明けの停車場GOLD LYLIC石橋正次GOLD LYLIC石橋正次丹古晴己叶弦大夜明けの停車場に ふる雨はつめたい 涙をかみしめて さよなら告げる きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか ひとりで旅に出る 俺は悪い奴 だからぬれていないで 早くお帰り 君には罪はない 罪はないんだよ  一駅過ぎるたび かなしみは深まる こんなに愛してて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか 別れたくないのに なぜか しあわせ捨ててゆく 俺がわからない だから遠くなるほど 胸が痛むよ 君には罪はない 罪はないんだよ
銀子の唄江波杏子江波杏子丹古晴己鈴木淳女にうまれて 女の夢を みてはならない 道をゆく いのちをきざんだ 勝負のあとは 意地のすきまに しのびこむ つめたい夜風が なみだになるの  他人(ひと)にはみせない こころがうつる 夜の鏡は つらいのに いつかは女に かえれることを そっとねがって 髪をとく せつないおもいが なみだになるの  明日(あした)をみつめて 生きたいけれど 今日という日が わからない 酔えないお酒に おぼれる夜は よそのしあわせ 瞳にしみて かなしいあたしが なみだになるの
讃岐の女渡辺要渡辺要丹古晴己三島大輔つよい時雨が こんぴらさんの ながい石段 ぬらしたあの日 雨をしのいだ お茶屋の隅で 女房きどりで ぬぐってくれた 指が指が指が恋しい 瀬戸の旅 もいちど逢いたい ああ…讃岐の女よ  楽な駕籠より 手を取り合って せめて別れの お詣りすると わざと元気に 一段づつを のぼる笑顔の まつ毛に見せた 涙 涙 涙 いまでも 夢に見る もいちど逢いたい ああ…讃岐の女よ  人目気にせず こんぴら歌舞伎 いつか観たいと 甘えたけれど 無理にむすべば ちぎれてしまう つらい運命の 縁の糸は 風に風に風にふかれる くもの糸 もいちど逢いたい ああ…讃岐の女よ
燃えろ!ゆうとうせい伊集加代子伊集加代子丹古晴己はやしこばぼくはてんかの ゆうとうせい エッヘンエッヘン ひゃっかじてんも コンピューターも あきれてにげだす エッヘンエッヘン ゆうとうせい ガリべんジュクべん ごかんべん ウイリーさまの おとうりだい …こじんいわく「ゆうとうせいと らくだいせいはかみひとえ」  ぼくはてんかの ゆうとうせい エッヘンエッヘン テストテストで べそかくひまに いじめっこいじめる エッヘンエッヘン ゆうとうせい ガリべんジュクべん ごかんべん ウイリーさまの おとうりだい …こじんいわく「せいぎのししゃに せいぎのししゃにけんじゃなし」  ぼくはてんかの ゆうとうせい エッヘンエッヘン ひゃくまんばりきの ロボットなんか はなげでけとばす エッヘンエッヘン ゆうとうせい ガリべんジュクべん ごかんべん ウイリーさまの おとうりだい …こじんいわく「てんぐのはなは たかいほどおれやすい」  ぼくはてんかの ゆうとうせい エッヘンエッヘン パパゴンママゴン せんせいゴンも みんながみとめる エッヘンエッヘン ゆうとうせい ガリべんジュクべん ごかんべん ウイリーさまの おとうりだい …こじんいわく「ひょうたんからコマ ホラからしんじつでてくるよ」
真珠いろのワルツ前川陽子前川陽子丹古晴己はやしこば夜明けいろの 湖のかなた 花園さがして 今日もとんでゆくの だからわたしと 遊んでほしいなら つめたい霧の シャワーをあびて そっとゆくえを 見ててください  真珠いろの 花びらをまとい 泣いてるあの子に 蜜をとどけるの だからわたしの 羽音がきこえたら 涙のつぼを からっぽにして そっと窓辺に おいてください  涙のつぼを からっぽにして そっと窓辺に おいてください  だからわたしが おやすみつげたなら スズランいろの 灯りを消して そっとお目目を とじて下さい  スズランいろの 灯りを消して そっとお目目を とじて下さい
霧にむせぶ夜GOLD LYLIC黒木憲GOLD LYLIC黒木憲丹古晴己鈴木淳涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君よりせつない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君よりはげしい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君よりさみしい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
二人だけの世界サザンクロスサザンクロス丹古晴己中川博之小杉仁三君の今夜は とてもすてきさ ゆれるまなざし ぼくを焦がすよ 西口でうちあけ 伊勢佐木で甘え もえてヨコハマ ゝ どこまでも 忘れられない 夜になりそうで 時計をとめたい 二人だけの世界  酔っていいのさ ぼくはドレイさ 夢の中まで 君につくすよ 本牧でごきげん 元町ではしご もえてヨコハマ ゝ どこまでも はなれられない 恋になりそうで 夜霧に消えたい 二人だけの世界  山の手でくちづけ 公園でぬれて もえてヨコハマ ゝ どこまでも 別れられない 朝になりそうで 時計をとめたい 二人だけの世界
さそわれて長崎サザンクロスサザンクロス丹古晴己中川博之神山純一ここまできたなら あなたにおまかせ 傘などいらない 小雨の石畳 ぬれて ぬれて ぬれて もえて もえて もえてぁぁもえて腕の中 さそわれて長崎 さそわれて長崎 恋にはみじかい ふたりの長崎  今夜はまだまだ 酔わせてほしいわ いまさらあとには もどれぬ思案橋 のんで のんで のんで ゆれて ゆれて ゆれてぁぁゆれて船になる さそわれて長崎 さそわれて長崎 しあわせ夢見る ふたりの長崎  一晩かぎりの 別れはいやいや すがればせつなく 夜明けの鐘が鳴る 泣いて 泣いて 泣いて じれて じれて じれてぁぁじれてもう一夜 さそわれて長崎 さそわれて長崎 ここからはじまる ふたりの長崎
可愛がられてサザンクロスサザンクロス丹古晴己中川博之原田良一可愛がられて 可愛がられて 雨の巷に 捨てられました なりふりかまわず すがっても うしろも見ないで かけてゆく あなたはあなたは もう他人 ひとりぽっちの 傘にかくれて 泣くだけなのね  可愛がられて 可愛がられて 子猫みたいに 捨てられました どんなに涙で ぬらしても 愛され愛した くちびるの あなたはあなたは 消えないわ ひとりぽっちじゃ 何も出来ない 悲しい わたし  こわれてしまった 幸福の かけらにうもれて これからは あなたのあなたの 夢ばかり ひとりぽっちで 生きてゆけると 思っているの
恋のぬくもり小川知子小川知子丹古晴己鈴木淳朝がまぶしい 恋のぬくもり 夢ではなかった 幸せなのね  夕べあなたの 熱い吐息に ふれてわたしは 変わったかしら 鏡を見るのが 少し こわいの  胸にあふれる 恋のぬくもり わたしがわたしで なくなるみたい  窓をあけても 花をかえても ひとりぼっちに もうなれないわ 煙草の においが とても せつない  誰も知らない 恋のぬくもり どこかで あなたも 抱きしめていて  そうよいつまでも 髪でかくして 愛していたい くちづけのあと あなたを信じて 生きるしるしに
思いがけない別れ小川知子小川知子丹古晴己鈴木淳おもいがけない 別れの言葉に よりそう肩も つめたくなった お願いだから もう言わないで いつものように いつものところまで 恋人らしく 送ってほしいの かなしい朝に したくはないから  どこがわるいと いまさらきいても あなたの胸の わたしは消えた お願いだから これきりなんて 誰にもそっと ないしょにしておいて いままでどうり たまには逢ってね 思い出だけに したくはないから  たとえこのまま 離れていっても いまのあなたは 憎めないひと お願いだから あやまらないで きもちがあれば みじめにさせないで きれいな夢を のこしてほしいの 終った恋に したくはないから
霧にむせぶ夜舟木一夫舟木一夫丹古晴己鈴木淳涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
男ぶし畠山みどり畠山みどり丹古晴己野原耕男が信ずる 道ならば 左も右も あるものか 時の流れに のる奴よりも 腕をみがいて 明日を待つ そんな男に 惚れたのさ そんな男に 惚れたのさ ああ 惚れたのさ  まっすぐ歩けば つきあたる わかっていても 曲がれない のぞむ世界は ちがっていても 胸で高鳴る 血は同じ 俺とお前は 死ぬまでさ 俺とお前は 死ぬまでさ ああ 死ぬまでさ  堪忍袋に 満たされた 男の涙 無駄じゃない やくなあせるな 怒れば敗けだ 冬をこらえて 春を待つ 花を咲かそう 男なら 花を咲かそう 男なら ああ 男なら
みちのくしぐれ村上幸子・鳥羽一郎村上幸子・鳥羽一郎丹古晴己中村典正(女)貴男ひとりよ… (男)お前ひとりさ (女)からめる小指も (女)痩せてやつれた 素泊りの宿 (男)明日の灯りは 見えないが (男女)たりなら ふたりなら 寒くない (男女)恋の窓うつ みちのくしぐれ  (女)貴男ごめんね… (男)苦労かけるな… (女)今夜も名前を (女)変える宿帳 涙ににじむ (男)人目をのがれる 旅だけど (男女)ふたりなら ふたりなら つらくない (男女)夢をふらせて みちのくしぐれ  (女)貴男まかせよ… (男)離しゃしないさ (男女)あとにはもどれぬ (男女)愛に流れる 男と女 (男女)つめたい噂に 追われても (男女)ふたりなら ふたりなら あたたかい (男女)朝は晴れてよ みちのくしぐれ
雪岬司千恵子司千恵子丹古晴己伊藤雪彦雪よ 雪よ 雪よ とけて涙に なりますか 海よ 海よ 海よ 雪の涙を だきますか 未練にきしむ 沖の流氷 忘れたいのに 忘れられない 月日も凍れます あなた あなた恋しい さいはて岬  風よ 風よ 風よ いつか優しく なりますか 波よ 波よ 波よ こころつたえて くれますか 未練を照らす 窓の灯台 凍るまくらを 夢でぬくめて 今夜もねむります あなた あなた一途の さいはて岬  未練に啼いて 雪に舞う鳥 春をさがして 遠く来たけど ふりむく旅路です あなた あなた恋しい さいはて岬  
命がけ深見礼二深見礼二丹古晴己飯田譲肌をあわせりゃ 死ぬほどもえる 爪のさきまで 灰になる 捨ててください このひとときに 過去も未来も 男の夢も 女は女は女は恋に 命がけ  形ばかりの 愛されかたを うらむ立場じゃないけれど 心ください わたしの夜は 家の灯りを 忘れてほしい 女は女は女は恋に 命がけ  逢えばあとひく 別れのつらさ 雨になる夜はなおつのる だいてください 笑顔の裏で じっと耐えてる せつない涙 女は女は女は恋に 命がけ
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