北原白秋作詞の歌詞一覧リスト  111曲中 1-111曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
城ヶ島の雨舟木一夫舟木一夫北原白秋柴田貞松尾健司雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟  ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
ゆりかごのうたボニージャックスボニージャックス北原白秋草川信若松正司ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのうえに びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの綱を 木ねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
砂山木山裕策木山裕策北原白秋山田耕筰横山淳海は荒海 向うは佐渡よ すずめなけなけ もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり 又風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
この道藤山一郎藤山一郎北原白秋山田耕筰山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母様と馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ さんざしの枝もたれてる
平右衛門藤山一郎藤山一郎北原白秋古関裕而へへのへのへの へいねもさまは へへのへのへで 稲こいた  へへのへのへの へいねもさまは へへのへのへで 空見てた  へへのへのへの へいねもさまは へへのへのへで 馬ひいた  へへのへのへの へいねもさまは へへのへのへで 嬶(かか)もろた
東京大学運動会歌東京大学コールアカデミー東京大学コールアカデミー北原白秋山田耕筰松尾健司大空と澄みわたる淡青 厳たり我が旗 高く開かん 仰げよ梢を 銀杏のこの道 蘊奥の窮理 応じて更に 人格の陶冶 ここに薫る 栄光の学府 巍々たり赤門 我が赤門 高く開かん  大空と新しき淡青 冴えたり我が旗 風と光らん 楽しめ季節を 思慮あれこの道 文明の証 自由と常に 甚深の調和 ここに明かる 精神の学府 満ちたり赤門 我が赤門 風と光らん  大空と揺り動く淡青 生きたり我が旗 雲と興らん 羽ばたけ搏力 どよめよこの道 青春の笑い 爆けてすでに 健腕の矜 ここに躍る 堂々の学府 鏗たり赤門 我が赤門 雲と興らん
ペチカ林部智史林部智史北原白秋山田耕筰雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊(やなぎ)も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
城ヶ島の雨川野夏美川野夏美北原白秋梁田貞松井タツオ雨はふるふる城ヶ島の磯に 利休鼠の雨がふる  雨は真珠か夜明けの霧か それともわたしの忍び泣き  舟はゆくゆく通り矢のはなを 濡れて帆上げたぬしの舟  ええ舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気  雨はふるふる日はうす曇る 舟はゆくゆく帆がかすむ
あめふりベイビーブーベイビーブー北原白秋中山晋平瀬川忍あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこゆこ かねがなる ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  かあさん ぼくのを かしましょか きみきみ このかさ さしたまえ ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
からたちの花ベイビーブーベイビーブー北原白秋山田耕筰林雄一郎からたちの 花が咲いたよ 白い白い 花が咲いたよ  からたちの とげはいたいよ 青い青い 針のとげだよ  からたちは 畑の垣根よ いつもいつも とおる道だよ  からたちも 秋はみのるよ まろいまろい 金のたまだよ  からたちの そばで泣いたよ みんなみんな やさしかったよ  からたちの 花が咲いたよ 白い白い 花が咲いたよ
この道ベイビーブーベイビーブー北原白秋山田耕筰東京リーダー・ターフェル・フェラインこの道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘(おか)はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台(とけいだい)だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母(かあ)さまと馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる
待ちぼうけベイビーブーベイビーブー北原白秋山田耕筰瀬川忍待ちぼうけ 待ちぼうけ 或(あ)る日せっせと 野良(のら)かせぎ そこへ兎が とんで出て ころり転げた 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ しめた これから寝て待とか 待てばえものは 駆けて来る 兎ぶつかれ 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日鍬(くわ)とり 畑仕事 今日は頬づえ 日向(ひなた)ぼこ うまい切り株 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日で 待ちぼうけ 明日は明日で 森の外 兎待ち待ち 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ もとはすゞしい 黎畑(きびばたけ) 今は荒野(あらの)の ほうき草 寒い北風 木のねっこ
ゆりかごのうたベイビーブーベイビーブー北原白秋井草信瀬川忍ゆりかごの歌を かなりやがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの上に びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを きねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ペチカベイビーブーベイビーブー北原白秋山田耕筰瀬川忍雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
赤い鳥小鳥高瀬麻里子高瀬麻里子北原白秋成田為三石毛里佳あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた  しろいとり ことり なぜなぜ しろい しろいみを たべた  あおいとり ことり なぜなぜ あおい あおいみを たべた
ちゃっきり節竹川美子竹川美子北原白秋町田嘉章丸山雅仁唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな 夏はたちばな 茶のかおり (ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりな) (きゃぁるがなくんて) 雨ずらよ  茶山茶所 茶は縁どころ ねえね行かずか やあれ行かずか お茶つみに (ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりな) (きゃぁるがなくんて) 雨ずらよ  お山見れ見れ あの笠雲を ねえね着て出や けさは着て出や 菅の笠 (ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりな) (きゃぁるがなくんて) 雨ずらよ  帯はお茶の葉 うぐひす染よ 赤いたすきの そろたたすきの ほどのよさ (ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりな) (ちゃっきりむすめは) 雨ずらよ
ペチカ菅原洋一菅原洋一北原白秋山田耕筰雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよ ペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表(おもて)は寒い 栗や 栗やと 呼びます ペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今に楊(やなぎ)も 萌(も)えましょ ペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
あめふりももくろちゃんZももくろちゃんZ北原白秋中山晋平鈴木憲夫あめ あめ ふれ ふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこ ゆこ かねが なる ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  あらあら あの こは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないて いる ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  かあさん ぼくのを かしましょか きみ きみ この かさ さしたまえ ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん
プロローグ~鉄道精神の歌(日本国有鉄道 社歌)田ノ岡三郎とレイルロヲド合唱団田ノ岡三郎とレイルロヲド合唱団北原白秋山田耕筰轟け鉄輪 我が此の精神 輝く使命は 儼たり 響けり 栄あれ交通 思へよ国運 奉公ひとへに 身をもて献げむ  国鉄 国鉄 国鉄 国鉄 いざ奮へ我等 我等ぞ 大家族二十万人 奮へ我等
ペチカ由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子北原白秋山田耕筰坂田晃一雪のふる夜(よ)はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊(やなぎ)も 萌(も)えましょ ペチカ  雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉(こ)ぱちぱち はねろよ ペチカ
まつり楠トシエ楠トシエ北原白秋繁田裕司(三木鶏郎)遠い 何処かで まつりじゃそうな おお 坊やよ 何処かで 月夜の囃子じゃそうな よ 若い娘の 若い娘の ヤレ 宵まつり  遠い 何処かで まつりじゃそうな おお 坊やよ 今にお前のまつりも来ましょ よ せめてそれでも せめてそれでも ヤレ 待ちましょか
この道三宅由佳莉三宅由佳莉北原白秋山田耕筰福島弘和この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
松浦潟池田輝郎池田輝郎北原白秋町田嘉章松浦潟(まつらがた) 誰(たれ)を待つ身か 忍ぶ身か 何に領巾(ひれ)ふる 佐用姫(さよひめ)か わたしゃチラリと 一と目でも 虹の松原 たよたよと エエコノ わたした橋ぢゃえー  舞鶴の 羽に身を借る 夏の空 雲の浮岳(うきだけ) 松浦川(まつらがわ) わたしゃチラリと 一と目でも 波の高島 末(すえ)かけて エエコノ 涼しい晴れぢゃえー  つはものの 夢も名護屋(なごや)の 麦の秋 帆かけた船か 遠凪(とほなぎ)か わたしゃチラリと 一と目でも 兎(と)にも松風 さわさわと エエコノ 鳴らした城ぢゃえー
ゆりかごのうたカノンカノン北原白秋草川信ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの上に びわの実が揺れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
あわて床屋おおたか静流おおたか静流北原白秋山田耕筰おおたか静流春は早うから 川辺の葦(あし)に 蟹が店出し 床屋でござる チョッキン チョッキン チョッキンナ  小蟹ぶつぶつ 石鹸(しゃぼん)を溶かし 親爺自慢で 鋏(はさみ)を鳴らす チョッキン チョッキン チョッキンナ  そこへ兎が お客にござる どうぞ急いで 髪刈っておくれ チョッキン チョッキン チョッキンナ  兎ァ気がせく 蟹ァ慌てるし 早く早くと 客ァつめこむし チョッキン チョッキン チョッキンナ  邪魔なお耳は ぴょこぴょこ するし そこで慌てて チョンと 切りおとす チョッキン チョッキン チョッキンナ  兎ァ怒るし 蟹ァ恥ょかくし 為方(しかた)なくなく 穴へと逃げる チョッキン チョッキン チョッキンナ 為方(しかた)なくなく 穴へと逃げる チョッキン チョッキン チョッキンナ
ペチカおおたか静流おおたか静流北原白秋山田耕筰おおたか静流雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜(よ)はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまにやなぎも 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜(よ)はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜(よ)はたのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
ゆりかごのうたCoccoCocco北原白秋草川信根岸孝旨ゆりかごのうたを カナリヤがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのうえに 枇杷(びわ)の実が揺れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
揺籃のうた倍賞千恵子倍賞千恵子北原白秋草川信小六禮次郎揺籃のうたを、 カナリヤが歌う よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。  揺籃のうえに、 枇杷(びわ)の実が揺れる、 よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。  揺籃のつなを、 木ねずみが揺する よ ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。  揺籃のゆめに、 黄色い月がかかる、 よ。 ねんねこ、ねんねこ、 ねんねこ、よ。
この道秋川雅史秋川雅史北原白秋山田耕筰Sinこの道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
からたちの花LEGENDLEGEND北原白秋山田耕筰林有三からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ  からたちのとげはいたいよ 青い青い針のとげだよ  からたちは畑(はた)の垣根よ いつもいつもとおる道だよ  からたちも秋はみのるよ まろいまろい金のたまだよ  からたちのそばで泣いたよ みんなみんなやさしかったよ  からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
この道LEGENDLEGEND北原白秋山田耕筰林有三この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる
ちゃっきり節美空ひばり美空ひばり北原白秋町田嘉章唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな 夏はたちばな 茶の香り ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ 蛙が啼くんで 雨づらよ  日永そよ風 南が晴れて 茶つみばさみの お手のはさみの 音のよさ ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ 蛙が啼くんで 雨づらよ  歌え歌えよ 茶山の薮で 惚れて歌わにゃ 揃ろて歌わにゃ 日が経たぬ ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ 蛙が啼くんで 雨づらよ
この道島谷ひとみ島谷ひとみ北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
この道池田綾子池田綾子北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
この道手嶌葵手嶌葵北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂れてる
曼珠沙華美空ひばり美空ひばり北原白秋山田耕筰GONSHAN, GONSHAN 何処へゆく 赤い 御墓の曼珠沙華(ひがんばな) 曼珠沙華 きょうも手折りに来たわいな きょうも手折りに来たわいな  GONSHAN, GONSHAN 何本か 地には七本 血のように 血のように ちょうど あの児の年の数 ちょうど あの児の年の数  GONSHAN, GONSHAN 気をつけな ひとつ摘(つ)んでも 日は真昼 日は真昼 ひとつあとから またひらく  GONSHAN, GONSHAN 何故(なし)泣くろ 何時(いつ)まで取っても 曼珠沙華 曼珠沙華 恐(こわ)や 赤しや まだ七つ 恐(こわ)や 赤しや まだ七つ
この道夏川りみ夏川りみ北原白秋山田耕筰京田誠一この道は いつかきた道 あゝ そうだよ あかしやの花が 咲いている  あの丘は いつか見た丘 あゝ そうだよ ほら白い 時計台だよ  この道は いつか来た道 あゝ そうだよ お母様と 馬車で行ったよ  あの雲も いつか見た雲 あゝ そうだよ 山査子の 枝も垂れてる
ゆりかごのうた夏川りみ夏川りみ北原白秋草川信京田誠一ゆりかごのうたを かなりやがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの上に びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを 木ねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
かやの木山の藤原義江藤原義江北原白秋山田耕筰かやの木山の かやの実は いつかこぼれて ひろわれて  山家のお婆さは いろり端 粗朶たき 柴さき 燈つけ  かやの実 かやの実 それ爆(は)ぜた 今夜も雨だろ もう寝よよ  お猿が啼(な)くだで 早よお眠よ
ペチカ倍賞千恵子倍賞千恵子北原白秋山田耕筰雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよ ペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 面は寒い 栗や栗やと 呼びますペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今に楊(やなぎ)も 萌(も)えましょペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよペチカ
ゆりかごのうたはいだしょうこはいだしょうこ北原白秋草川信馬飼野康二ゆりかごのうたを カナリヤが歌(うた)うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのうえに 枇杷(びわ)の実(み)が揺(ゆ)れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを 木(き)ねずみが揺(ゆ)するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのゆめに 黄色(きいろ)い月(つき)がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごのうたサエラサエラ北原白秋草川信ゆりかごの歌を かなりやがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの上に びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごのつなを きねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
サエラサエラ北原白秋弘田龍太郎雨が降ります 雨が降る あそびにゆきたし かさはなし 紅緒のかっこも 緒がきれた  雨が降ります 雨が降る いやでもおうちで あそびましょう 千代紙折りましょ たたみましょ  雨が降ります 雨が降る けんけんこきじが 今鳴いた こきじも寒かろ さみしかろ  雨が降ります 雨が降る お人形寝かせど まだやまぬ おせんこ花火も みなたいた  雨が降ります 雨が降る 昼も降る降る 夜も降る 雨が降ります 雨が降る
砂山GOLD LYLIC童謡・唱歌GOLD LYLIC童謡・唱歌北原白秋中山晋平海(うみ)は荒海(あらうみ) 向(むこ)うは佐渡(さど)よ すずめ啼(な)け啼(な)け もう日(ひ)はくれた みんな呼(よ)べ呼(よ)べ お星(ほし)さま出(で)たぞ  暮(く)れりゃ 砂山 汐鳴(しおな)りばかり すずめちりぢり また風(かぜ)荒(あ)れる みんなちりぢり もう誰(だれ)も見(み)えぬ  かえろ かえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて すずめさよなら さよなら あした 海よさよなら さよなら あした
この道レインブックレインブック北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母(かあ)さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる
すかんぽの咲く頃レインブックレインブック北原白秋山田耕筰土手(どて)のすかんぽ ジャワ更紗(さらさ) 昼は蛍(ほたる)が ねんねする 僕ら小学 尋常科(じんじょうか) 今朝(けさ)も通(かよ)って またもどる すかんぽ、すかんぽ 川のふち 夏が来た来た ド レ ミ ファ ソ  土手(どて)のすかんぽ ジャワ更紗(さらさ) 昼は蛍(ほたる)が ねんねする 僕ら元気な 小学生 今朝(けさ)も通(かよ)って またもどる すかんぽ、すかんぽ 川のふち 夏が来た来た ド レ ミ ファ ソ
吹雪の晩かもめ児童合唱団かもめ児童合唱団北原白秋市川学知市川学知吹雪の晩です、夜ふけです どこかで夜鴨が啼いてます 燈もチラチラ見えてます 私は見てます、待つてます  何だかそはそは待たれます うちでは時計も鳴つてます  鈴です、鳴ります、きこえます あれあれ、橇です、もう来ます。 いえいえ、風です、吹雪です それでも見てます、待つてます  何かが来るよな氣がします 遠くで夜鴨が啼いてます  吹雪の晩です 吹雪の晩です 吹雪の晩です 吹雪の晩です  吹雪の晩です、夜ふけです どこかで夜鴨が啼いてます 燈もチラチラ見えてます 私は見てます、待つてます  何だかそはそは待たれます うちでは時計も鳴つてます
城ヶ島の雨かもめ児童合唱団かもめ児童合唱団北原白秋梁田貞菅原弘明雨はふるふる城ヶ島の磯に 利休鼠の雨がふる  雨は眞珠か夜明の霧か それともわたしの忍び泣き  舟はゆくゆく通り矢のはなを、 濡れて帆あげたぬしの舟 「舟は櫓でやる 櫓は唄でやる」 唄は船頭さんの心意気  雨はふるふる日はうす曇る 舟はゆくゆく帆がかすむ
アメフリレインブックレインブック北原白秋中山晋平アメアメ フレフレ カアサンガ ジャノメ デ オムカイ ウレシイナ ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  カケマショ カバン ヲ カアサンノ アトカラ ユコユコ カネ ガ ナル ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  アラアラ アノコ ハ ズブヌレダ ヤナギ ノ ネカタ デ ナイテイル ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  カアサン ボクノヲ カシマショカ キミキミ コノカサ サシタマエ ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  ボクナラ イインダ カアサンノ オオキナ ジャノメ ニ ハイッテク ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
酸模の咲く頃由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子北原白秋山田耕作土手のすかんぽ ジャワ更紗 昼は蛍が ねんねする  僕ら 小学六年生 今朝も通って またもどる  すかんぽ すかんぽ 川のふち 夏が来た 来た ドレミファソ
鐵道精神の歌中野忠晴中野忠晴北原白秋山田耕筰轟け鐵輪 我が此の精神 輝く使命は儼たり響けり 栄えあれ交通 思へよ國運 奉公ひとへに 身をもて献げむ 國鐵 國鐵 國鐵 國鐵 いざ奮へ我等 我等ぞ 大家族二十萬人 奮へ我等  轟け鐵輪 我が此の團結 輝く誠は耿たりとほれり 栄えあれ勤労 誓へよ協力 敬愛あらたに 和しつつ進まん 國鐵 國鐵 國鐵 國鐵 いざ奮へ我等 我等ぞ 大家族二十萬人 奮へ我等  轟け鐵輪 我が此の傳統 輝く魂は 凛たり匂へり 栄えあれ公正 鍛へよ質實 修養朝夜に 知能を磨かむ 國鐵 國鐵 國鐵 國鐵 いざ奮へ我等 我等ぞ 大家族二十萬人 奮へ我等
ペチカレインブックレインブック北原白秋山田耕筰雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒(さむ)い 栗(くり)や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊(やなぎ)も 萌(も)えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
砂山レインブックレインブック北原白秋中山晋平海は荒海 向こうは佐渡よ すずめ啼(な)け啼け もう日はくれた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  帰ろ帰ろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
揺籃のうたレインブックレインブック北原白秋草川信揺籃(ゆりかご)のうたを カナリヤが歌う よ ねんねこ ねんねこ ねんねこ よ  揺籃のうえに 枇杷(びわ)の実が揺れる よ ねんねこ ねんねこ ねんねこ よ  揺籃のつなを 木ねずみが揺する よ ねんねこ ねんねこ ねんねこ よ  揺籃のゆめに 黄色い月がかかる よ ねんねこ ねんねこ ねんねこ よ
かやの木山のダーク・ダックスダーク・ダックス北原白秋山田耕筰かやの木山の かやの実は いつかこぼれて ひろわれて  山家(やまが)のお婆さは いろり端 粗朶(そだ)たき 柴たき、燈つけ  かやの実 かやの実 それ爆(ば)ぜた 今夜も雨だろ もう寝よ眠よ  お猿が啼くだで 早よお眠よ
この道大貫妙子大貫妙子北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道、 ああ、さうだよ、 あかしやの花が咲いてる。  あの丘はいつか見た丘、 ああ、さうだよ。 ほら、白い時計臺(とけいだい)だよ。  この道はいつか来た道、 ああ、さうだよ。 お母さまと馬車で行つたよ。  あの雲もいつか見た雲、 ああ、さうだよ。 山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる。
からたちの花カヒミ・カリィ+大友良英カヒミ・カリィ+大友良英北原白秋山田耕筰からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。  からたちのとげはいたいよ。 あおいあおい針のとげだよ。  からたちは畑の垣根よ。 いつもいつもとほる道だよ。  からたちも秋はみのるよ。 まろいまろい金のたまだよ。  からたちのそばで泣いたよ。 みんなみんなやさしかったよ。  からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。
曼珠沙華みとせのりこみとせのりこ北原白秋山田耕筰GONSHAN GONSHAN どこへゆく 赤いお墓の ひがんばな きょうも手折りに 来たわいな  GONSHAN GONSHAN 何本か 地には七本 血のように ちょうど あの児の 年のかず  GONSHAN GONSHAN 気をつけな ひとつ摘んでも 日は真昼 ひとつ後から また開く  GONSHAN GONSHAN なし泣くろ いつまで取っても ひがんばな 恐や 赤しや まだ七つ
ゆりかごのうた林原めぐみ林原めぐみ北原白秋草川信ゆりかごの うたを カナリヤが うたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの うえに びわの みが ゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの つなを きねずみが ゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの ゆめに きいろい つきが かかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
あめふり林原めぐみ林原めぐみ北原白秋中山晋平あめ あめ ふれ ふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこ ゆこ かねが なる ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  あらあら あの こは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないて いる ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  かあさん ぼくのを かしましょか きみ きみ この かさ さしたまえ ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
城ヶ島の雨三橋美智也三橋美智也北原白秋梁田貞雨はふるふる 城ケ島の磯に 利久鼠の 雨が降る  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟  ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
雨ふり山野さと子山野さと子北原白秋中山晋平若松正司あめ あめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこゆこ かねがなる ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  かあさん ぼくのを かしましょか きみきみ このかさ さしたまえ ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
あわて床屋ダーク・ダックスダーク・ダックス北原白秋山田耕筰はるは はようから かわべの あしに かにが みせ だし とこやで ござる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  こがに ぶつぶつ シャボンを とかし おやじ じまんで はさみを ならす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  そこへ うさぎが おきゃくに ござる どうぞ いそいで かみ かって おくれ ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎぁ きが せく かにぁ あわてるし はやく はやくと きゃくぁ つめこむし ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  じゃまな おみみは ぴょこぴょこするし そこで あわてて ちょんと きりおとす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎぁ おこるし かにぁ はじょ かくし しかたなくなく あなへと にげる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  しかたなくなく あなへと にげる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな
砂山新垣勉新垣勉北原白秋山田耕筰美野春樹海は荒海(あらうみ) 向こうは佐渡(さど)よ すずめ啼(な)け啼(な)け もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
待ちぼうけ新垣勉新垣勉北原白秋山田耕筰美野春樹待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良(のら)かせぎ そこへ兎(うさぎ) が飛んで出て ころりころげた 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝(ね)て待とか 待てば獲(え)ものは 駆けて来る 兎(うさぎ)ぶつかれ 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたけしごと) 今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで 待ちぼうけ 明日は明日はで 森のそと 兎(うさぎ)待ち待ち 木のねっこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい 黍畑(きびばたけ) いまは荒野(あれの)の 箒草(ほうきぐさ) 寒い北風 木のねっこ
城ヶ島の雨新垣勉新垣勉北原白秋梁田貞美野春樹雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟  ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭(せんど)さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
この道美輪明宏美輪明宏北原白秋山田耕筰この道は いつかきた道 あゝ そうだよ あかしやの 花が咲いてる  あの丘は いつか見た丘 あゝ そうだよ ほら白い 時計台だよ  この道は いつかきた道 あゝ そうだよ お母様と 馬車で行ったよ  あの雲も いつか見た雲 あゝ そうだよ 山査子(さんざし)の 枝も垂れてる
ちんちん千鳥美輪明宏美輪明宏北原白秋近衛秀麿ちんちん千鳥(ちどり)の 啼(な)く夜(よ)さは 啼く夜さは 硝子戸(がらすど)しめても まだ寒い まだ寒い  ちんちん千鳥の 啼く声は 啼く声は 燈(あかり)を消しても まだ消えぬ まだ消えぬ  ちんちん千鳥は 親無いか 親無いか 夜風(よかぜ)に吹かれて 川の上(うえ) 川の上  ちんちん千鳥よ お寝(よ)らぬか 〔お寝(よ)らぬか〕 夜明(よあけ)の明星(みょうじょう)が 早や白(しら)む 〔早や白む〕
あめふりPLATINA LYLIC童謡・唱歌PLATINA LYLIC童謡・唱歌北原白秋中山晋平あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  かけましょ かばんを かあさんの あとから ゆこゆこ かねがなる ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン かあさん ぼくのを かしましょか きみきみ このかさ さしたまえ ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン  ぼくなら いいんだ かあさんの おおきな じゃのめに はいってく ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
ゆりかごの唄PLATINA LYLIC童謡・唱歌PLATINA LYLIC童謡・唱歌北原白秋草川信ゆりかごの うたを カナリヤが うたうよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの 上に びわのみが ゆれるよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの つなを 木ねずみが ゆするよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの ゆめに きいろい月が かかるよ ねんねこねんねこ ねんねこよ
待ちぼうけPLATINA LYLIC童謡・唱歌PLATINA LYLIC童謡・唱歌北原白秋山田耕筰待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良かせぎ そこへ兎が とんで出て ころり転げた 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝て待とか 待てばえものは かけてくる 兎ぶつかれ 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ きのう鍬とり 畑仕事 きょうは頬づえ ひなたぼこ うまい切り株 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ きょうはきょうはで 待ちぼうけ あすはあすはで 森の外 兎待ち待ち 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ もとはすずしい 黎畑 今は荒野の ほうき草 寒い北風 木の根っこ
チャッキリ節静岡県民謡静岡県民謡北原白秋町田佳声唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな 夏はたちばな 茶の香り [ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ 蛙が泣くんで 雨ずらよ] 茶山茶所 茶は緑どころ ねえね行かずか やあれ行かずか お茶摘みに お山見れ見れ あの笠雲を ねえね着て出や 今朝は着て出や 菅の笠 帯はお茶の葉 うぐいす染よ 赤い襷の揃た 襷のほどのよさ さあさ行こ 行こ 茶山のはらに 日本平の 山の平の お茶摘みに 
この道PLATINA LYLIC童謡・唱歌PLATINA LYLIC童謡・唱歌北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘(おか)はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台(とけいだい)だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母(かあ)さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる
城ヶ島の雨江利チエミ江利チエミ北原白秋梁田貞雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟  ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる 歌は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
ゆりかごの歌芹洋子芹洋子北原白秋草川信ゆりかごの 歌を カナリヤが 歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの うえに びわの実(み)が ゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの つなを 木(き)ねずみが ゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  ゆりかごの 夢に 黄色(きいろ)い月が かかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
城ヶ島の雨倍賞千恵子倍賞千恵子北原白秋梁田貞小川寛興雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それとも私の 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげた ぬしの舟  ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる 歌は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
この道倍賞千恵子倍賞千恵子北原白秋山田耕筰小川寛興この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂れてる
からたちの花ボニージャックスボニージャックス北原白秋山田耕筰からたちの 花が咲いたよ 白い白い 花が咲いたよ  からたちの とげはいたいよ 青い青い 針のとげだよ  からたちは 畑の垣根よ いつもいつも とおる道だよ  からたちも 秋はみのるよ まろいまろい 金のたまだよ  からたちの そばで泣いたよ みんなみんな やさしかったよ  からたちの 花が咲いたよ 白い白い 花が咲いたよ
城ヶ島の雨ボニージャックスボニージャックス北原白秋梁田貞雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久ねずみの雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげたぬしの舟  えゝ舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく帆がかすむ
この道ボニージャックスボニージャックス北原白秋山田耕筰この道はいつか来た道 ああそうだよ アカシアの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああそうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああそうだよ お母様と馬車で行ったよ  あの雲もいつか見た雲 ああそうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂れてる
あわて床屋ボニージャックスボニージャックス北原白秋山田耕筰春は早うから 川辺の芦に かにが店出し 床屋でござる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  こがにぶつぶつ しゃぼんを溶かし おやじ自慢で はさみを鳴らす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  そこへうさぎが お客にござる どうぞ急いで 髪刈っておくれ ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎァ気がせく かにァあわてるし 早く早くと 客ァ詰めこむし ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  邪魔なお耳は ぴょこぴょこするし そこであわてて ちょんと切りおとす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎァ怒るし かにァ恥ょかくし しかたなくなく 穴へと逃げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  しかたなくなく 穴へと逃げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな
城ヶ島の雨GOLD LYLIC童謡・唱歌GOLD LYLIC童謡・唱歌北原白秋梁田貞小川寛興雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる  雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟  ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる 歌は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
城ヶ島の雨ペギー葉山ペギー葉山北原白秋梁田貞雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それとも私の 忍び泣き  船はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげた ぬしの舟 ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる 唄は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 船はゆくゆく 帆がかすむ
この道さだまさしさだまさし北原白秋山田耕筰渡辺俊幸この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いて(い)る  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる
ゆりかごのうたさだまさしさだまさし北原白秋草川信渡辺俊幸揺籃のうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のうえに 枇杷の実が揺れるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ  揺籃のゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ペチカさだまさしさだまさし北原白秋山田耕筰渡辺俊幸雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
さすらいの唄森繁久彌森繁久彌北原白秋中山晋平松井八郎行こか戻ろか 北極光(オーロラ)の下を 露西亜(ロシア)は北国 はてしらず 西は夕焼 東は夜明 鐘が鳴ります 中空に  泣くにゃ明るし 急げば暗し 遠い燈(あかり)も チラチラと とまれ幌馬車 やすめよ黒馬(あお)よ 明日の旅路が ないじゃなし
この道菅原洋一菅原洋一北原白秋山田耕筰江草啓介この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる  あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ  この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ  あの雲はいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂れてる
からたちの花菅原洋一菅原洋一北原白秋山田耕筰江草啓介からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ  からたちのとげはいたいよ 青い青い針のとげだよ  からたちは畑(はた)の垣根よ いつもいつもとおる道だよ  からたちも秋はみのるよ まろいまろい金のたまだよ  からたちのそばで泣いたよ みんなみんなやさしかったよ  からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
砂山菅原洋一菅原洋一北原白秋山田耕筰美野春樹海は荒海 向うは佐渡よ すずめ啼(な)け啼け もう日はくれた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろ かえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて すずめさよなら さよなら あした 海よさよなら さよなら あした
砂山渥美清渥美清北原白秋山田耕筰海は荒海 向こうは佐渡よ すずめ鳴け鳴け もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
かえろかえろと関定子関定子北原白秋山田耕筰かえろかえろと なに見てかえる 寺の築地(ついぢ)の 影を見い見いかえる 「かえるが鳴くからかぁえろ」  かえろかえろと だれだれかえる お手をひきひき ぽっつりぽっつりかえる 「かえるが鳴くからかぁえろ」  かえろかえろと なにしてかえる 畑の玉葱 たたきたたきかえる 「かえるが鳴くからかぁえろ」  かえろかえろと どこまでかえる あかい燈のつく 三丁さきまでかえる 「かえるが鳴くからかぁえろ」
ペチカGOLD LYLIC童謡・唱歌GOLD LYLIC童謡・唱歌北原白秋山田耕筰雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペチカ  雪のふる夜は たのしいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペチカ
砂山石川さゆり石川さゆり北原白秋中山晋平喜多嶋修海は荒海 向うは佐渡よ すずめなけなけ もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり 又風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
ペィチカ倍賞千恵子倍賞千恵子北原白秋山田耕筰雪のふる夜はたのしいペィチカ ペィチカ燃えろよ お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよ ペィチカ  雪のふる夜はたのしいペィチカ ペチカ燃えろよ おもては寒い 栗や栗やと 呼びます ペィチカ  雪のふる夜はたのしいペィチカ ペィチカ燃えろよ じき春来ます いまに楊も 萌えましょ ペィチカ  雪のふる夜はたのしいペィチカ ペィチカ燃えろよ 誰だか来ます お客さまでしょ うれしい ペィチカ  雪のふる夜はたのしいペィチカ ペィチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよ ペィチカ
松島音頭関定子関定子北原白秋山田耕筰あー… 松は松しま 磯馴の松の 松のねかたに 桔梗が咲いた 見たよ 見ました 一もと桔梗 見たよ 見ました 一もと桔梗 やーほうれいほうい 舟ばたたたいて やー ほうれい ほうい  あー… さんさ さんさは ありゃ松かぜよ 誰を待つやら 桔梗が咲いた 見たよ 見ました 一もと桔梗 見たよ 見ました 一もと桔梗 やーほうれいほうい 舟ばたたたいて やー ほうれい ほうい  あー… ここは松しま 雄島が崎よ 星のちろりに 桔梗が咲いた 見たよ 見ました 一もと桔梗 見たよ 見ました 一もと桔梗 やーほうれいほうい 舟ばたたたいて やー ほうれい ほうい  あー… さんささんさで 待つ身はさぞや 露の夜露に 桔梗が咲いた 見たよ 見ました 一もと桔梗 見たよ 見ました 一もと桔梗 やーほうれいほうい 舟ばたたたいて やー ほうれい ほうい  あー… はやせ はやせや 松島音頭 松のねかたに 桔梗が咲いた 見たよ 見ました 一もと桔梗 見たよ 見ました 一もと桔梗 やーほうれいほうい 舟ばたたたいて やー ほうれい ほうい
揺籃の歌斉藤伸子斉藤伸子北原白秋草川信揺籃(ゆりかご)のうたを カナリヤが歌うよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  揺籃のうえに 枇杷(びわ)の実が揺れるよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  揺籃のつなを 木ねずみが揺するよ ねんねこねんねこ ねんねこよ  揺籃のゆめに 黄色い月がかかるよ ねんねこねんねこ ねんねこよ
ペチカボニージャックスボニージャックス北原白秋山田耕筰雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表は寒い くりやくりやと 呼びますペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今にやなぎも 萌えましょペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ  雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよペチカ
ちんちん千鳥真理ヨシコ真理ヨシコ北原白秋近衛秀麿ちんちん千鳥の鳴く夜さは 鳴く夜さは ガラス戸しめてもまだ寒い まだ寒い  ちんちん千鳥の鳴く声は 鳴く声は 燈を消してもまだ消えぬ まだ消えぬ  ちんちん千鳥は親ないか (親ないか) 夜風にふかれて川の上 川の上  ちんちん千鳥よお寝(よ)らぬか (お寝らぬか) 夜明けの明星が早やしらむ (早やしらむ)   ※()内は歌っておりません。
かえろかえろと安田祥子安田祥子北原白秋山田耕筰かえろかえろと なに見てかえる 寺の築地(ついじ)の 影を見い見いかえる 「かえるがなくからかぁえろ」  かえろかえろと だれだれかえる お手手をひきひき ぽっつりぽっつりかえる 「かえるがなくからかぁえろ」  かえろかえろと なに為(し)てかえる ねぎのこぼうず たたきたたきかえる 「かえるがなくからかぁえろ」  かえろかえろと どこまでかえる あかい灯(ひ)のつく 三丁(さんちょう)さきまでかえる 「かえるがなくからかぁえろ」
あわて床屋由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子北原白秋山田耕筰春は早うから 川辺(かわべ)の芦に かにが店出し 床屋でござる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  こがにぶつぶつ しゃぼんを溶(と)かし おやじ自慢(じまん)で はさみを鳴らす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  そこへ兎が お客にござる どうぞ急いで 髪刈(かみか)っておくれ ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎァ気がせく かにァ慌てるし 早く早くと 客ァ詰めこむし ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  邪魔(じゃま)なお耳は ぴょこぴょこ するし そこであわてて チョンと切りおとす ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  うさぎァ怒るし かにァ恥(はじ)ょかくし しかたなくなく 穴へと逃(に)げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな  しかたなくなく 穴へと逃げる ちょっきん ちょっきん ちょっきんな
さすらいの唄美空ひばり美空ひばり北原白秋中山晋平行こか戻ろか 北極光(オーロラ)の下を ロシヤは北国 はて知らず 西は夕焼け 東は夜明け 鐘が鳴ります 中空に  泣くにゃ明るし 急げば暗し 遠い燈火も ちらちらと とまれ幌馬車 やすめよ黒馬(あお)よ 明日の旅路が ないじゃなし  燃ゆる思いを 荒野にさらし 馬は氷の 上を踏む 人は冷たし 吾が身はいとし 街の酒場は まだ遠し  わたしゃ水草 風吹くままに 流れ流れて はて知らず 昼は旅して 夜は夜で踊り 末はいずこで 果てるやら
からたちの花安田祥子安田祥子北原白秋山田耕筰からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ  からたちのとげはいたいよ 青い青い針のとげだよ  からたちは畑の垣根よ いつもいつもとおる道だよ  からたちも秋はみのるよ まろいまろい金のたまだよ  からたちのそばで泣いたよ みんなみんなやさしかったよ  からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
城が島の雨ダーク・ダックスダーク・ダックス北原白秋梁田貞雨はふるふる 城が島の磯に 利久鼠の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き  舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげた ぬしの舟 ええ 舟は 櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気  雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ
この道安田祥子安田祥子北原白秋山田耕筰この道は いつか来た道 ああ そうだよ あかしやの 花が咲いてる  あの丘は いつか見た丘 ああ そうだよ ほら白い 時計台だよ  この道は いつか来た道 ああ そうだよ お母さまと 馬車で行ったよ  あの雲は いつか見た雲 ああ そうだよ 山査子(さんざし)の 枝も垂れてる
あめふり由紀さおり由紀さおり北原白秋中山晋平雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目で おむかえ うれしいな ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  かけましょ かばんを 母さんの 後から いこいこ 鐘が鳴る ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  あらあら あの子は ずぶ濡れだ 柳の根かたで 泣いている ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  母さん ぼくのを かしましょか 君 君 この傘 さしたまえ ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん  ぼくなら いいんだ 母さんの 大きな 蛇の目に はいってく ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ らん らん らん
待ちぼうけ由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子北原白秋山田耕筰待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野らかせぎ そこへうさぎが とんで出て ころりころげた 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝てまとうか 待てばえものは かけてくる うさぎぶつかれ 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ きのうくわとり 畑仕事 きょうは頬づえ ひなたぼこ うまい切りかぶ 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ きょうはきょうはで 待ちぼうけ あすはあすはで 森のそと うさぎ待ちまち 木の根っこ  待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい きび畑 いまは荒野の ほうき草 寒い北風 木の根っこ
赤い鳥小鳥由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子北原白秋成田為三あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた  しろいとり ことり なぜなぜ しろい しろいみを たべた  あおいとり ことり なぜなぜ あおい あおいみを たべた
神奈川県立湘南中学校校歌校歌校歌北原白秋山田耕筰秀麗の富士を 高く 西に仰ぐ この丘 巍々たり 我が校 風も薫れり 晴明 ここに学ぶ 我等 眉わかく 常に純なり 天与の稟質 磨け我と 開けよこの窓 すべて光らむ  湘南の空は 広く 雲雀あがる この庭 集へよ 我が師と 声は和したり 協同 ここに励む 我等 松蒼く 人は正なり 自由の研学 思え知徳 務めよ普く 絶えず求めむ  膨湃と満つる 潮は 相模灘ぞ この海 膳げよや 我が士気 波も頻吹けり 剛健ここに勢ふ 我等 立身報国 期せよ友よ 響かせかの雲 友に興らむ
東京都千代田区暁星中学校校歌校歌校歌北原白秋山田耕筰来たれ我に黎明開け雲の翼 光あり燦(きら)らに 言(ことば)ある星 暁星 暁星 我等が理想  思へ常に平和を 守れ人の信(まこと) 響きありまさしく 空を呼ぶ旗 暁星 暁星 我等が希望
GOLD LYLIC童謡・唱歌GOLD LYLIC童謡・唱歌北原白秋弘田竜太郎雨がふります 雨がふる 遊びに行きたし 傘(かさ)はなし 紅緒(べにお)の木履(かっこ)も 緒が切れた  雨がふります 雨がふる いやでもお家(うち)で 遊びましょう 千代紙(ちよがみ)折りましょう たたみましょう  雨がふります 雨がふる けんけん小雉子(こきじ)が 今啼いた 小雉子も寒かろ 寂(さび)しかろ  雨がふります 雨がふる お人形寝かせど まだ止(や)まぬ お線香花火も みな焚(た)いた
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