本橋夏蘭作詞の歌詞一覧リスト  42曲中 1-42曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
しばらく東京離れますはやぶさはやぶさ本橋夏蘭鶴岡雅義石倉重信ボトルの数だけ あなたから 愛を注(そそ)いで もらったわ お店閉めるの 今月末(まつ)で ママも途方に 暮れている 私これから どうするかって 故郷(さと)の空気も 恋しいし しばらく東京 離れます  出張みやげと 雨の夜 くれたお守り たからもの あなたいつでも 親身になって 聞いてくれたわ 悩み事 私これから どうするかって 嫁に行くあて あるじゃなし しばらく東京 離れます  今こそリセット する時ね そうよ人生 ケセラセラ そんな悲しい 顔しちゃいやよ これで終わりな わけじゃない 私これから どうするかって 自分探しも 悪くない しばらく東京 離れます
山吹の駅千葉一夫千葉一夫本橋夏蘭花笠薫野村豊冷えた手をとる 別れのホーム お前は寂しさ 隠すよに 情けが深い 証拠よと お道化た仕草の いじらしさ 朝日差し込む 線路脇 蕾まだらな 山吹の駅  夢を追ってる あなたが好きよ 思いの通りに 生きてねと 心の絆 愛おしさ 優しいぬくもり 離さない 途中下車した 夕間暮れ 揺れる面影 山吹の駅  やっと出逢えた 陽だまりだから 死ぬまでふたりさ これからは 命を重ね 暮らそうな 待たせた分だけ 幸せを 花はそろそろ 咲く頃か 明日帰るよ 山吹の駅
親友よ福田こうへい福田こうへい本橋夏蘭大谷明裕野村豊葉音(はおと)に都会の 風を聴き 夜空(そら)に浮かべる ふるさとを 変わりないかい 元気かい あれからずっと 会えてない  やんちゃをしては 叱られて その度(たび)かばって くれたやつ  親友(とも)よ親友よ 離れても 声は互いに 届いてる 固く結んだ おとこの絆 それが明日(あす)への それが明日への 道しるべ  いつもの暖簾の あの席に 熱い想い出 染みている 次の盆こそ 帰るから 飲もうぜ 語り明かそうぜ  思いもよらぬ 悲しみに 涙を流して くれたやつ  親友よ親友よ ありがとう お前いたから 今がある それがおいらの 不器用なりの 伝えきれない 伝えきれない メッセージ  止まない雨は ないさって あの日の言葉は お守りさ  親友よ親友よ 見ててくれ いつか誓った 夢の道 きっと約束 果たしてみせる それが親友への それが親友への 恩返し
さだめの海瀬口侑希瀬口侑希本橋夏蘭蔦将包竹内弘一背伸びしたって 見えぬ明日(あす) ふたりの暦(こよみ)は 捲(めく)れない 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海に 心もからだも 投げ出したのは 霧に霞んだ 夜でした  幸せそれとも 不幸せ どうして世間が 決めるのか 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海で 燃えてもだえて 溺れるほどに 思慕(おもい)なおさら 深くなる  離れられない 離れない この世で添えない ふたりなら 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海を 小舟に揺られて 抗(あらが)いながら たどり着きたい 次の世へ
虹色のパレット水森かおり水森かおり本橋夏蘭なかまさや若草恵夜更けのパリは 泣いていても 見ないふり してくれる 誰もみな 独りぼっち 自分を 生きてる モンマルトルの 丘の広場 絵描き横目に歩く あなたには 通りすがり 二年の この恋 希望という名の キャンバスの上 一緒に重ねた 愛の日々 ふたりのパレットに 明日(あした)色の パステルたちと 溢(あふ)れる夢のせて あの日まで幸せを 描(えが)いてた 虹色のパレット  別れの気配 セピアの秋 追わないと 決めた秋 枯れ葉舞う ペイブメント あなたは 去(さ)り行く 真白(ましろ)な寺院 サクレ・クール 祈りの声が響く あなたなど 知らなかった 私に 戻して 希望という名の キャンバスの上 帰れる術(すべ)など もう無いの 今ではパレットに 残る色は 固まりかけた 涙の欠片(かけら)だけ ささやかな幸せも 描(えが)けない 虹色のパレット  私のパレットを 洗い流し 涙を拭いて 明日(あした)を塗り替える 石畳 坂道の この街で 虹色のパレット  虹色のパレット
秋時雨二見颯一二見颯一本橋夏蘭大谷明裕石倉重信雨の降る夜(よ)は 寂しくて 今もあなたを 思い出す ひとりつぎ足す ぐい呑みに 浮かぶ面影 百箇日(ひゃっかにち) 呑めば窓には 秋時雨 あなたが帰って 来たようで とうに遠くへ 逝ったけど 誰より近くに いるようで  白い花瓶の 向こう側 今日もあなたは 笑ってる 過ぎた季節は 走馬灯 思い出させる 膝枕 酔えば心に 秋時雨 空から俺だけ 見ててくれ 弱い男と 向こうから 叱ってほしい 夜更け頃  胸に沁みこむ 秋時雨 あなたは帰って 来ないけど 時の流れに 明日を見て あなたの分まで 生きるだけ あなたの分まで 生きるだけ
なにやってんだ俺三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭杉本眞人猪股義周俺の傘から 飛び出して お前は消えてく 雨ん中 追っていけない 意気地なし 追えば不幸に するだけと なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 壁に拳を 叩きつけ うな垂れ崩れる 裏通り  これでよかった そうだろう 何度も聞いてる 酒ん中 なぜに本気で 惚れ合った 遊びごころじゃ 愛せない なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 罪に目を伏せ 溺れてた 愚かな男さ 馬鹿野郎  未練ゆらゆら ちどり足 ぬくもり抱きしめ 胸ん中 悔し涙と 切なさが 溢れ出すから 空を見る なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 せめてお前に 明日の日を 照らしておくれよ 雨後の月
懐古 ~ノスタルジア~三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
頂上三条豊三条豊本橋夏蘭深谷昭南郷達也夢を抱(かか)えて 幾山河 踏み越え乗り越え 今がある 頂上(てっぺん)見たきゃ 頭(こうべ)を垂(た)れて 一から出直す 旅もある 時にいったん 足を止め おいらの来た道 振り返る  苦労辛抱 背負(しょ)いながら どうにも登れぬ 山もある 頂上そこが 終わりじゃないと 明日を信じて 生きて行く いつか下山を 決めたときゃ おいらを労(ねぎら)い 褒めてやれ  山は青葉に 色がつき 雪解け待たずに 春が来る 頂上仰ぎゃ 遥かな富士と 桜(はな)あり酒あり 感謝あり そんな余生を 送れたら おいらの人生 御の字さ
横浜みれん雨三条豊三条豊本橋夏蘭深谷昭南郷達也あなた恋しくて 今日も彷徨う こぬか雨そぼ降る レンガ道 夜のとばりに にじむガス燈 あぁ 愛された…… あの日のしあわせ どこへ 横浜みれんの ルルラ 別れ雨の街  ふたり行きつけの 酒場(みせ)に来ました つま先も泣いてる 野毛小路(のげこうじ) ドアが開(あ)くたび そっと振り向く あぁ 面影が…… 悲しくグラスに 揺れて 横浜みれんの ルルラ 別れ雨の街  愛は儚くて 夢とあきらめ 流されて涙の ベイエリア 強く抱かれた 熱い吐息を あぁ 忘れない…… あなたが好きです 今も 横浜みれんの ルルラ 別れ雨の街
渚のホテル川野夏美川野夏美本橋夏蘭大谷明裕伊戸のりおおひとりですかと 聞かないで 名前なんかは なおのこと 漁火 灯台 渚のホテル 薄い水割り 涙割り 傷つく心を 癒すため ただそれだけの ひとり旅  余計な話は いいですね 野暮で失礼 しましたね 漁火 灯台 渚のホテル 彫りの深さと 低い声 別れた男(あなた)に どことなく 似ているような 気がします  踊りませんかと 誘われて そっと右手を さし出した 漁火 灯台 渚のホテル スローダンスに 身をまかす 明日が見えそうな ステップを 踏み出せそうな 今宵です
小雪の故郷笛吹もも香笛吹もも香本橋夏蘭笛吹桃香石倉重信見送らないよと 言ったのに あなたはホームに 駆け寄って 閉まりかけてる 扉ごし 握った手紙 差し出した 降る降る 小雪が降り注ぐ ふたりが生まれた 故郷(ふるさと)に ふるふるこの手を 振りながら 私は出て行く 愛を振り切って…  封したばかりの 糊しろは 悩んだ証(あかし)ね 最後まで 俺はお前を 待たないと 強くて熱い 男文字 降る降る 小雪が降り注ぐ ふたりが育った 故郷に ふるふる唇 震わせる あなたの言葉の 意味を噛みしめて…  降る降る 小雪が降り注ぐ ふたりが過ごした 故郷に ふるふる明日に 降る夢を この胸抱きしめ ひとり旅立つの…
竹馬の友北島三郎北島三郎本橋夏蘭原譲二南郷達也あだ名で飲める 酒があり 会えば若き日 昔に戻る 互いに憂(う)さの 捨てどころ 竹の箸割り 愚痴になり なぜかこぼれる 国訛り  六にも五にも 減らないが 苦労九の字の 人生酒場 どこまで続く この人生(みち)に 心安らぐ その笑顔 時刻(とき)が今夜も 深くなる  はしゃいで遊ぶ 山や川 酔えばいつもの 思い出話し 忘れはしない 忘れない それじゃまたねと 手を握り 友の優しさ 沁(し)みる秋
空席川野夏美川野夏美本橋夏蘭杉本眞人矢野立美遠くへ行こう あなたが言った 見知らぬ場所で やり直そうと 出発ロビーで 落ち合おう 航空券(チケット)二枚 渡されて 嘘もずるさも もう何度 はぐらかされて 許してきたわ 今度が最後 そうよ賭けてみる あなたが決めた ふたり旅  あなたは来ない わかっていても 何度見上げる 3番時計 響いた最終 アナウンス 航空券(チケット)二枚 握りしめ 予想通りと 苦笑い 背中を向けて 搭乗口(ゲート)をくぐる 全部が全部 悪いひとじゃない ふたりのはずの ひとり旅  涙ひとすじ テイク・オフ あなたのいない 見知らぬ場所へ 明日(あした)は明日(あした) 風も吹くでしょう 昨日の愛を 捨てる旅  わたしが決めた ひとり旅
竜のまつり津吹みゆ津吹みゆ本橋夏蘭四方章人竹内弘一日本列島 竜の国 遍(あまね)く命の 守り神 秋の実りの 稲穂のように なれと教わり 生きてきた 学び一生 奢(おご)らずに 今日の恵(めぐ)みに 感謝して そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 五穀豊穣(ごこくほうじょう) 雨乞いじゃ そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 祈りを込めて 雨乞いじゃ  日本列島 竜の国 尊(とうと)い命を ありがとう おとこ一家の 大黒柱(だいこくばしら) 陰で支える 恋女房 笑顔なみだも 分け合えば そうさ日々是(ひびこれ) 好日(こうじつ)さ そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 古来伝統(こらいでんとう) 雨乞いじゃ そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 願いを込めて 雨乞いじゃ  そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 五穀豊穣(ごこくほうじょう) 雨乞いじゃ そ~れそ~れ水あぶせ 竜に水あぶせ 祈りを込めて 雨乞いじゃ
伏見十石舟北岡ひろし北岡ひろし本橋夏蘭岡千秋竹内弘一乗るか乗らぬか 乗らぬか乗るか 知らぬ同士の 東男(おとこ)と京女(おんな)  「乗ってみますか 良かったら」 「乗ってみまひょか ご一緒に」 船頭さんの 空の上 ぐるり鳶が 輪を描いて 竿でトトンと 岸をつきゃ 伏見十石 舟が出る 舟が出る  「もしやあなたは 土地のひと」 「生まれ育ちも 京都どす」 酒蔵 柳 であい橋 揺れて触れ合う 肩と肩 しぶき八の字 飛び跳ねて 伏見十石 舟が行く 舟が行く  「ひとり旅です この先も」 「うちが案内 致しやす」 千年前に 逢ってたと こころ惹かれる 懐かしさ 何処へ流れる ふたりして 伏見十石 舟は行く 舟は行く
まんぷくドドンパ娘ザ・トキメキハニーズザ・トキメキハニーズ本橋夏蘭富士十合道譯進太郎愛しちゃったの おさえられない それは 運命のひと  破裂しちゃうわ いまにこの胸 白のブラウスボタン はちきれちゃう  いつの時代も 恋は苦しい 今夜は踊ろ  ドドンパ ドドンパ ドドンパの リズムにのって 距離を縮める ステップで  愛しちゃったら 取られたくない だって 運命のひと  命がけなの 恋は勝ち負け 時代遅れよ 待つだけなんて  目と目合わせて グラス合わせて 今夜は踊ろ  ドドンパ ドドンパ ドドンパの リズムにのって 想い囁く 耳元で  好きよ誰より 離したくない 今夜は踊ろ  ドドンパ ドドンパ ドドンパの リズムにのって そっと口づけ あたしから
みんな元気にグータッチ!ザ・トキメキハニーズザ・トキメキハニーズ本橋夏蘭富士十合道譯進太郎日本晴れだね おはようさん ひとつ大きく 深呼吸 腹が減っては 始まらぬ なにはともあれ 朝ごはん  道のほとりに 咲く花と 空にピーチク 鳥の声 さても本日 平和なり 生きているって 素晴らしい  感謝感激 雨あられ おかげさまです ありがとう  撥を握ろう 天高く 叩けドドンと 大太鼓 これも縁です お隣さん その手降ろして グータッチ  どこのどなたか ごきげんよう いつも笑顔を 絶やさずに ほんの勇気と 思いやり 愛がいっぱい あふれてる  誰も失敗 数あれど 泣くなめげるな 気にするな 今日がダメでも 明日がある ナミダ拭って くれたひと  人と人とは いつの世も 支え合いです ありがとう  みんな元気に ドンドコドン 空の祭りだ ワッショイショイ 縁と縁です お隣さん 拳合わせて グータッチ  撥を握ろう 天高く 叩けドドンと 大太鼓 これも縁です お隣さん その手降ろして グータッチ  みんな元気に ドンドコドン 空の祭りだ ワッショイショイ 縁と縁です お隣さん 拳合わせて グータッチ
遠い別れ町川野夏美川野夏美本橋夏蘭大谷明裕竹内弘一ふたり暮らした 町の名は 遠い別れと 書くのです 必ず戻るの 言葉を残し あなたは夢追い 旅立った 遠く遠く遠く 別れても 面影抱いて 待ってる私です 三年五年と 月日を数え 気づけば片手が 過ぎました  命燃やした この愛を あなた忘れる はずがない 噂のひとつも 届けてカモメ 涙に滲んだ 利尻富士 遠く遠く遠く 別れても 約束信じ 待ってる私です 七(なな)年九(く)年と 月日を数え 両手で足りなく なりました  遠く遠く遠く 別れても 心で祈り 待ってる私です 夕陽が水面(みなも)を 茜(あかね)に染めて 女の今日が 終わります
呉れない情話服部浩子服部浩子本橋夏蘭ムロマサノリ猪股義周宿の湯上がり 衣紋(えもん)を抜いて 夜風でうなじを なぐさめる そんな自分が 虚しくなって この身体(からだ)そっと 抱きしめる 面影浮かべて 別れの理由(わけ)を 聞けば答えて 呉れないあなた なぜなの なぜに 呉れないの  漆(うるし)お膳に 紅葉(もみじ)が添うて 季節の移ろい 告げている 何度重ねた 素肌と同じ 温もりのお酒 流しこむ そんなに飲むなと いつかのように そうよ叱って 呉れないあなた なぜなの なぜに 呉れないの  すべてを捧げた この恋なのに 二度と愛して 呉れないあなた なぜなの なぜに 呉れないの
北のれん鳥羽一郎鳥羽一郎本橋夏蘭大谷明裕竹内弘一噂追いかけ ここまで来たよ 小雪舞い散る 港町 北のはずれの 縄のれん 二重(ふたえ)黒髪 片えくぼ おまえの面影 うかんで消える  テトラポットに 海鳥一羽 沖を見つめて なに思う 北のはずれの 縄のれん 遠く聞こえる あの霧笛 おまえがどこかで 呼ぶ声なのか  誰か待つ者 待たせる者と 夢か希望か 諦めか 北のはずれの 縄のれん 抱いてやりたい もう一度 おまえは今頃 どの町あたり
ふくもとひさおふくもとひさお本橋夏蘭大谷明裕川端マモル厳しい冬を耐え忍び 庭に根付いた山法師 両手じゃ足りない苦労かけ 詫びているんだ心では 縁結んだあの日から そうさお前はそうさお前は俺の礎さ  見えない明日に背を丸め 男泣きした夜もある 誰より一番そばにいて 陰で支えてくれたやつ 絆紡いで今がある そうさお前はそうさお前は俺の礎さ  言葉に出せぬありがとう 酔ったふりして口にする 初めて目にしたその頬に 嬉し涙かひとしずく 命重ねてこれからも そうさお前はそうさお前は俺の礎さ
酒ありてふくもとひさおふくもとひさお本橋夏蘭麻未敬周川端マモル一升徳利にゃ入らぬ二升 親父の言葉心をよぎる 欲をかくから恥をかく 我の器を測り知れ 甘い酒なら片手に余る 苦い酒なら浴びるほど それが男の憂き世水 兎にも角にも酒ありて  コップに敷かれた四角い枡に なみなみ注がれ溢れた酒は 今日も一日生き抜いた 我に貰った褒美だと 酒が旨いと思えるうちは 俺にゃまだまだ明日がある それが男の力水 何はなくとも酒ありて  甘い酒なら片手に余る 苦い酒なら浴びるほど それが男の憂き世水 兎にも角にも酒ありて
おいら初恋純情派ふくもとひさおふくもとひさお本橋夏蘭大谷明裕南郷達也ふる里そろそろ枯れ枝に 真白な衣つけ出す頃か 必ず迎えに来るからと 小指絡めた上りのホーム おいら初恋純情派 今は我慢の夢枕  なんでもないのさあの娘とは ばかだな拗ねてふくれて妬いて への字に結んだ口元に そっとキスしたあの日は時雨 おいら一途な純情派 惚れたおんなはおまえだけ  都会の川沿い並木道 ほころび出した桜の蕾 まだまだ未熟でいるけれど 次の春には迎えに行くよ おいら初恋純情派 きっと幸せあげるから
ぜんぶ愛されて寅谷リコ寅谷リコ本橋夏蘭杉本眞人猪股義周真夜中あなたが帰った後には 束ねた髪留め外して首を振り 残り香 背中に散りばめヘッドで いとしい ぬくもりに 酔いしれる ぜんぶ愛されて 心奪われて うぶな女に 火をつけた 他の誰かじゃ駄目 何も見えないの まどろみに 揺れながら ああもう あなただけ感じたい  窓辺に飾った真っ赤な一輪 三日と持たない まるきり私ね 寂しくさせたら 枯れちゃう花なの キスして抱きしめて 今すぐに ぜんぶ愛されて こころ奪われて うぶな女じゃ いられない 甘い言葉じゃ駄目 もっと確かめて その指で その息で ああもう 欲しいのは あなただけ  ぜんぶ愛されて こころ奪われて うぶな女に火をつけた あなたなしでは駄目 生きてゆけないわ この身体 この想い ああもう あなただけ あなただけ
歌一輪牧村三枝子牧村三枝子本橋夏蘭聖川湧南郷達也北の大地で産声あげた 幼き娘は 夢抱(いだ)く 幾星霜(いくせいそう)の 時は過ぎ 名もない花は 実を結び 決めたこの道 ひとすじに 命をかけた 歌一輪  雨に嵐に さらされながら 心が折れそな 日もあった 電話の向こう 母の声 くじけちゃ駄目と 励まされ 倦(う)まず弛(たゆ)まず 誇らしく 想いを込めて 歌一輪  咲いた花見て 喜ぶならば 咲かせた根元の 恩を知れ 座右の銘と 父親の 言葉はいつも 胸の中 春夏秋冬 凛(りん)と咲け 真実一路 歌一輪
ゆらり初恋 川舟流しみなみりさみなみりさ本橋夏蘭大谷明裕白壁(しらかべ) 細道 抜ければ今日は 嫁入り舟が 通ります 太鼓橋から 見ているふたり そっと柳が かんざし 撫でる 淡(あわ)く 幼い この恋に 胸がちょっぴり 切なくなるの  薄紅 白粉(おしろい) 気づいているの なぜなのあなた 瞳(め)をそらす えびす通りの 日暮れの路地で 心細さに 滲(にじ)んだ涙 頬を濡らした 素顔見て 背伸びするなと 叱られたのよ  鳥居をくぐって 両手を合わす 木華佐久耶(このはなさくや) 比咩(ひめ)神社 どうか叶えて ください夢を ふたり生まれて 育った街で いつかあなたへ 嫁ぐ日を ゆらり初恋 川舟流し
浅野川…藤堂あきこ藤堂あきこ本橋夏蘭深野義和西村幸輔耳を澄ませば 雪解けの 音が聞こえる 浅野川 冷たさ染みた 友禅は どんなお方が 纏(まと)うやら ふっと目をやる 向こう岸 旅のひとかしら そっと見つめ合う  柳 木虫籠(こうしど) 石畳み 今も昔の ひがし茶屋 どこかで会って いたような 心惹(ひ)かれる 懐かしさ 時間(とき)を忘れて 日が暮れて 想い通(かよ)うよに 影が重(かさ)なった  ひと夜情けを 合わせれば 別れせつない 浅野川 天神橋は 村時雨(むらしぐれ) きっともいちど 会えますね 涙拭(ぬぐ)って くれる手に 小指絡(から)ませて どうか約束(やくそく)を
娑羅双樹~夏椿~葉月ミチル葉月ミチル本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔沙羅双樹 沙羅双樹 雪より白く 咲く花よ 愛する人に 染められたいと 祈るおんなの 恋の彩(いろ) 朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ匂(にお)う 沙羅双樹 逢いに来ました 待ちました 春の夜の 夢ひとつ 運命(さだめ)のままに 身をまかす  沙羅双樹 沙羅双樹 想いを秘めて 咲く花よ 愛する人に 捧げるすべて  一期一会の 恋ゆえに 無垢(むく)な姿は 真実(まこと)のこころ あなたの胸へ 沙羅双樹 抱いてください 折れるほど 春の夜の 夢まくら 命のかぎり 愛します  朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ咲いた 沙羅双樹 憂き世うたかた あゝ 春の夜の 夢もよう 千年分も 燃え尽きる 燃え尽きる
妻恋しぐれ山崎洋子山崎洋子本橋夏蘭四方章人あなた想えば 小糠雨(こぬかあめ) 無理に忘れりゃ ざんざ雨 色は匂(にお)へど 白梅(しらうめ)の 垣根の向こうに 濡れ地蔵 おんな切なや 妻恋しぐれ  切れる別れる それならば 死ねと云われりゃ いいものを まるでお蔦(つた)の 胸のうち あの世で待つなら 添えますか おんな侘(わび)しや 妻恋しぐれ  どうせ身丈に 合わぬ人 だけど抱かれりゃ 夢も見る 肩に散りぬる ひとひらと 未練に寄り添う 切通し おんな哀しや 妻恋しぐれ
ふるさと日和山崎洋子山崎洋子本橋夏蘭麻未敬周川の流れは 絶え間なく 水は清らか ふるさとは 瞼(まぶた)閉じれば 懐かしい 遠い昔を 思い出す 幼馴染(おさななじみ)と 語り合い 笹舟浮かべた 夢のせて  季節巡(めぐ)って 花は咲き されど心は 移り行(ゆ)く 耳を澄ませば せせらぎに 声が聞こえる あの人の 呼んで届かぬ この想い 恋しい面影 今いずこ  生まれ育った その川へ 鮭(さけ)は戻って くるという 時に激しい 流れにも 守り続けて くれた母 胸でもいちど 眠りたい やさしいぬくもり ふるさとよ
男の挽歌三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭岡千秋燕が低く 空を飛ぶ 雨が未練を 連れてくる 何年男を 生きてても 払いきれない 寂しさだけは  背中を丸め 裏通り くぐる酒場の 縄暖簾 誰にも見せない 古傷が 飲めば今夜も あゝまた疼(うず)く  男の胸の 奥の奥 なぜか消せない 女(ひと)がいる 今頃どうして いるのやら おまえ浮かべる コップの底に  小さな店に 流れるは やけに昭和の 恋歌(うた)ばかり 帰れやしないさ あの頃に 過ぎた昔は あゝもう遠い  吹く風沁みる 雨あがり これでいいだろ これでいい 見上げる明日(あした)に 聞いてみりゃ 笑う三日月 あゝ夜(よ)が更ける 夜が更ける
永遠のひとHaruyoHaruyo本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔背中に翼が あったなら 今すぐ羽ばたき 会いに行く 夢の中なら いつだって この手伸ばしたら 届くから 空より高く 海より広く 果てしないほど 愛したわ 微笑みも 囁きも 胸の奥 永遠のひと  目覚めの景色は 薄曇り あの日をぼんやり 浮かべてる 巡る季節に 見守られ やっと想い出に できたから 心をあずけ 命をあずけ 運命(さだめ)それさえ 託したわ わたしには あなただけ 二度とない 永遠のひと  空より青く 海より深く 限りないほど 愛したわ 今はただ 幸せを 祈るのよ 永遠のひと  今はただ 幸せを 祈るのよ 永遠のひと
おとこの挽歌司建二郎司建二郎本橋夏蘭岡千秋川端マモル燕が低く 空を飛ぶ 雨が未練を 連れてくる 何年おとこを 生きてても 払いきれない 寂しさだけは  背中を丸め 裏通り くぐる酒場の 縄暖簾 誰にも見せない 古傷が 飲めば今夜も あゝまた疼(うず)く  おとこの胸の 奥の奥 なぜか消せない 女(ひと)がいる 今頃どうして いるのやら おまえ浮かべる コップの底に  小さな店に 流れるは やけに昭和の 恋歌(うた)ばかり 帰れやしないさ あの頃に 過ぎた昔は あゝもう遠い  吹く風沁みる 雨あがり これでいいだろ これでいい 見上げる明日(あした)に 聞いてみりゃ 笑う三日月 あゝ夜(よ)が更ける
夢の中みなみりさみなみりさ本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔旅行カバンを 背にしょって あなた消えてく 夢の中 何処へ行くのと この手を伸ばし 涙がこぼれ 目覚めたの 会えない日には 不安がつのり 愛(いと)しさ込み上げ 震えるばかり こんな気持ちは 初めてだから あなた 早く早く 声を聞かせて  頬(ほほ)に蝶々(ちょうちょ)が 止まるよに あなたキスした 夢の中 きっともうすぐ 蕾(つぼみ)の花が その胸抱かれ 咲くでしょう 大人に一歩 近づくたびに 恋する喜び 切なさを知る 淡(あわ)い口紅 似合うでしょうか あなた どうかどうか すぐに会いたい  ふたつの心 ひとつに重ね 明日(あした)を夢見て 眠りつきたい こんな気持ちは 初めてだから あなた ずっとずっと そばにいたいの
懐古~ノスタルジア~宮川たかし宮川たかし本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
漣情話~この宿で~草笛四郎草笛四郎本橋夏蘭岡千秋伊戸のりお淡(あわ)い着物を 選んできたの 華(はな)はないけど ひそやかに 今か今かと 忍び忍んで この日をじっと 待ちわびた あゝ 愛して命も あずけたの わたし わたし わたし この宿で  お湯に黒髪 揺られるように ふたり一夜(ひとよ)の 舟にのる 焦がれ焦がれて 乱れ乱れて この身をまかせ 横たわる あゝ 女によろこび くださいね あなた あなた あなた この宿で  深い静寂(しじま)に 漣(さざなみ)の音(ね)が 耳に伝わる 腕の中 夜明けしらじら 波の間に間に 別れの涙 おしよせる あゝ このまま離れる くらいなら わたし わたし 死にたい この宿で
浪花ふたりづれ草笛四郎草笛四郎本橋夏蘭三原聡伊戸のりお人の幸せ ふしあわせ 心の持ちよう ひとつやで 春まだ遠いと 云わんでも やっとここまで きたやない 今日はふたりに めぐみ雨 こみちの蕾(つぼみ)に ふりそそぐ ぬれて帰ろや 天下茶屋(てんがちゃや) 惚れたあんたの 傘になる  金(かね)がぎょうさん あったって あの世に持っては いかれへん 損得勘定 しなくても 泣いて笑ろうて 帳消しや 今日はとことん 差し向かい 通天閣さえ ほろ酔いや 登り下りの 浮世坂 命あずけた ひとやもの  裏も表も すのまんま いつもあんたが 好きやねん きっと花咲く 浪花(このまち)で うちはあんたと 生きるんや
いまでもアイドル宇野美香子宇野美香子本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔服を着替えたなら 鏡に向かって 今朝(けさ)もとびっきりの 笑顔をつくるわ どんなつらいときも 涙は見せない 見かけよりそんなに 甘くはないのよ  夢ならば まだ途中 熱い想いは いくつになっても 変わらない  だからいまでもアイドル 私はアイドル 肌をみがいて 心をみがいて だからいまでもアイドル 私はアイドル ミニも水着(ビキニ)も 目をそらさないで お・ね・が・い  耳を澄ましたなら どこから聞こえる 風が運んできた いつかのメロディ おなじ空を見上げ 過ごした仲間は 胸に刻まれてる 確かなメモリー  夢ならば 終わらない 自分らしさで みんなに幸せ 届けたい  だけどいつでもアイドル 私はアイドル 恋もしたいし デイトもしたいの だけどいつでもアイドル 私はアイドル 乙女心は ちょっぴり気まぐれ ご・め・ん・ね  だからいまでもアイドル 私はアイドル 明日(あす)は今日より 輝いていたい だからいまでもアイドル 私はアイドル きっと誰かが 見ていてくれると し・ん・じ・て
すみだ川通り雨吉永しげる吉永しげる本橋夏蘭麻未敬周西村幸輔都しぐれがひき逢わす 霞(かす)む水面(みなも)の橋のうえ 涙まじりのこの頬に 傘をかざしてくれたひと すみだ川通り雨 冷えた心に灯りがともり ゆらり浮かんだ 恋は恋は恋はかりそめ  あなた鞄(かばん)は大きめで きのう辰巳にいたという 笑顔やさしいその瞳 ふっと寂しさ見せたひと 吾妻(あずま)橋走り雨 どこか似たよな思いをかさね あの日愛した 恋は恋は恋はうたかた  背中丸めて靴ひもを かたく結んだ長いゆび 生きていたなら幸せが きっと来るよと云ったひと すみだ川通り雨 せめてもいちど逢いたいけれど 胸にしまった 恋は恋は恋はまぼろし
愛のくらしはまのまいはまのまい本橋夏蘭西つよし西村幸輔雨のしずくが 窓つたい 私の頬を 濡らすの 終わりはないと 信じてた あなたと暮らした 愛の日々 ひとりきり この部屋は 広すぎて 眠れない 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた  羽をなくした 鳥のよに 今日もベッドに もたれる 名前を呼べば いつだって 振り向くあなたが そばにいた ありふれた 毎日が 愛(いと)しくて 恋しくて 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた  もう一度 そばにきて この身体 抱きしめて 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた
情炎山本ゆき山本ゆき本橋夏蘭麻未敬周川端マモル炎(ほむら)が燃え立つ 情念が 心(しん)の臓(ぞう)まで 掻(か)きむしる 他(ほか)の女(おんな)を 抱けぬよう いっそ殺(あや)めて しまいたい 抑(おさ)えきれない 胸の奥 隠(かく)れた鬼(おに)が 顔を出す 骨の髄(ずい)まで 愛したい 狂(くる)おしいほど 嗚呼(あゝ) おんなです  あんたの魂(たましい) 取り出して 胸の中へと 宿(やど)したい もしも誰かを 抱いたなら あたし生きては いかれない この身投げ出し 火の海へ 溺(おぼ)れる愛に 悔(く)いはない 捻(ねじ)る逆立つ 反(そ)り返る 乱れるほどに 嗚呼 おんなです  命奪えば 永遠(えいえん)に 夢も現(うつつ)も 二人きり 灯(とも)す命火(いのちび) 燃え尽きて 灰になっても 嗚呼 おんなです
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