かいゑ作詞の歌詞一覧リスト  6曲中 1-6曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ストレイシープ後進曲 111 ver.ミズシラズミズシラズかいゑかいゑFZ from sfpr・かいゑ九月、満月。いつになく終わらない熱 瀕死のレゾンデートル。枯れかけた夏草の香る リュックに『罪と罰』。駆け出した右腕を掴まれ 万事休す。点滅する蛍光灯を眺めてる  九月、色褪せる。いつになく明けない夜 冷たい指尖が震える。君がくれた気持ちさえ持て余してる 「名前は? 学校は? 親は? どうしてこんなことしたんだ?」 悪いのはお前らの方だ。話してもどうせわかんないだろ  わかんないんだろう……わかんないだろ?  社会とか将来とか、実体のない期待をちらつかせて 許すとか許さないとか、勝手に決めたルールを押し付けんな 鳥籠のカラスみたいに無力感に慣らされてしまうぐらいなら いっそ。いっそ、いっそ、いっそ……  深夜一時半のランナウェイ、此処じゃないどこかへ 不安さえ追い着けないスピードで イヤホンと反抗をポッケに、見知らぬ街の隅で 血の滲んだ唇を噛んでる  青春なんて臆病な 大人たちが夢見た透き通るフィクション 従順なんか蹴飛ばして  知らない行き先のバスに飛び乗って、声だけ殺して 明日に抗って、時計なんか昨日に捨てて行け 夜明けが迫って、空っぽになって「もう全部いいよ」 身一つの僕らにはゴールなんかいらないから  彼方、地平線から訪う風。碧落の群青色 かばんに隠し持った錆び付いたカッターナイフで 机に彫った「未来」、破り捨てた上履き 明日なんか来ないと思ってた  健全なんて臆病で 生き残った野次馬の醜いリビドー 永遠なんか押し退けて  進め、生き急げ。ピストルが鳴って、息を吸い込んで 傷を引き裂いて、命乞いなんてする奴は置いてけ 火を盗んで、水に飛び込んで「理由なんていいよ」 手放した僕らにはルールなんかないから  「なんで、なんで」って世間は言うけど 言葉にすれば消えてしまう 辞書にない感情で息してる  君があの日、美しい秋空の日 汚れ染まったこと、大人たちは知らない 生き延びてくために 傍観を続けるのか? なぁ、思い出になる前に、せめて自ら……  ふと立ち止まって 街の灯かりが妙に優しくて 逃げ出したい…… 投げ出したくて、自分を騙して 孤独を叫んで、僕は何者なのか?と空に問う  幕を切り裂いて、裸足で走って 明日に抗って、時計なんか昨日に捨てて来た 膝を擦り剥いて、それでも走って「僕は僕でいいよ」 身一つの僕らには、手放した僕らには 真っ新な僕らには、名前なんかいらないから  九月、満月、音楽、約束 ピアス、保健室、暴力、告白 「待ってる」、黒い靴、襟を崩したセーラー服 窓を割る、秋桜、今此処に在る感覚  自尊心、不条理、深夜二時の踏切 ドビュッシー、河川敷、君の手にふれたあの日 花火、裏切り、黒い煙、夕立ち 飛行機、ブリーチ、アイデンティティ
死にたいと言ってくれ。十五少女十五少女かいゑかいゑ青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう 夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう 砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう 約束だよ。明日、また会おう  水に映る影が醜いなら 地に傘を差そう 春の緑(アオ)に怯えるなら 鳥になって北へ翔けよう 風の歌が身を裂くなら 叫び声で掻き消そう 君の歌を 叫んでよ  苦しみを叫ぼう 虚無を叫ぼう 自己嫌悪を孤独をもどかしさを叫ぼう 人生の無意味も存在の無価値も不条理も 僕が聞くよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ  他人(ヒト)の幸せが眩しいなら 引き裂いてやろう 花の美しさが切ないなら 踏み躙(ニジ)ってやろう 子供の無垢が惜しいなら 溝(ドブ)に突き落としてやろう 君の傷を 叫んでよ  憎しみを叫ぼう 悪を叫ぼう 自己犠牲に酔い痴れて善人ぶるなよ 降りたての雪が儚いなら 君の足跡で穢してやれよ いいんだよ。だから、もう一度 生きたいと言ってくれ。 声をもう一度 声を  哀しみの声を 躊躇(どまど)いの声を 羨みの声を 風のような声を 朝焼けの声を 歓びの声を 君のその声を 声を  悲しみを叫ぼう 空に叫ぼう 悔しさを絶望を無力を叫ぼう 逃げたくて痛くて生きたくて、救いを乞う自己矛盾を 僕も叫ぶよ だから、何度でも 死にたいと言ってくれ。 声をもう一度 聞かせてくれよ。 目をもう一度 開けてくれよ。
何度死んでも構わない。だから十五少女十五少女かいゑかいゑ星がきらめく夜空 コンクリートの水仙 道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシ  あっという間の人生 ゴミ箱の思い出 どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった  (一千回、一万回、十万回、百万回) キミを呼んでみる (もう一回、もう十回、もう百回、もう千回) 振り向いて欲しい (一千回、一万回、十万回、百万回) 死んでもいい。だから…  追って、来て。 手を離さないで 言って、なぜ? 目を見て話して キミの手が肩を抱いてくれるなら 何度死んでも構わない。だから 振り向いて  深夜三時の夜空 事故現場の検証 野次馬の野良が二匹 死亡時刻は二時  線香くさい葬儀 ワタシの白い遺骨 二月三日の正午 ヒトに踏まれた椿  (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は手を合わす (一千回、一万回、十万回、百万回) 君は歳を取る (千万回、一億回…) もういい。ここには、来ないで。 (千億回、もう一回…) 私のことは忘れて、前を向いて。  行って、ほら。 二度と戻らないで 聞いて、ねえ。 もう諦めて 知って、見て。 世界はこんなに広くて ずっと、ここで見守る。だから 振り向かないで  追って、来て。 見て 抱きしめて ずっと、もう。 二度と離さないで 死んで、雲の上でキミに会えるなら 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だから 何度死んでも構わない。だけど 何度死んでも構わない。だから 振り向いて
今日だけは。十五少女十五少女かいゑかいゑくたびれた上履きが 今日はなんだか軽やかだ  傷だらけの机が ラピスラズリの石碑のようだ  今日だけは雲が懐かしいのは 鳥だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 ノートのページのように舞い落ちる蝶も 二階のトイレの個室のようなカテドラルも 下駄箱から降る埃のような粉雪も  そう、今日だけは 背を向けて黙す三十九人の天使も 私のずぶ濡れの髪のようなオフィリアも 君が接吻をくれたあの丘のオリーブも 今日だけは。  階段を蹴る足取りが 今日はなんだか軽やかだ  錆び付いたフェンスが 透き通った硝子のようだ  今日だけは空が美しいのは 星だった頃を思い出してるから?  今日だけは。 箱庭のような校庭を覆う薄暮も 終幕を祝う黄金のトランペットも 緋色の斜陽を寿ぐ西の山々も  そう、今日だけは 宵の明星を翳める東の夜鷹も 黄昏れを侵す蒼ざめたカタルシスも からだを包み込む一面の彼岸花も 今日だけは。
君が死んだ日の天気は十五少女十五少女かいゑかいゑ今朝 君が死んだ 僕は 朝食を食べた 今朝 君が死んでも 朝陽 は 昇った  空は雲ひとつ無く 電車は7時2分に来る 街は人で溢れる 誰も傘を持たず  君が死んでも 何も変わらない 誰も知らない 時計は止まらない 世界は君の死に無関心で 青空は 涙も流さない だから、僕はせめて雨が降ることを 祈る。天気予報を見る。 目に焼き付ける。噛み締める。 声に出して叫ぶ。  晴れのち曇りのち静けさのち虚無(ニヒル)のち乾き 晴れのち侘しさのち無気力のち孤独 晴れのち切なさのち痛みのち悲しみのち雨 君が死んだ日の天気は…雨  今朝 君が死んだ 燕が 屋根に巣を作った 今朝 君が死んでも 菖蒲(アヤメ) は 青い花を開いた  君が死んでも 何も消えない 戸籍も消えない 税金の請求も消えない カレンダーの君の誕生日も消えない(消せない) だから、僕はせめて雨が流すことを 祈る。君の未練を流す。 過去を 夢を 苦しみを 思い出を 寂しさを 嗚呼…  晴れのち曇りのち悔しさのち怒りのち自責 晴れのち嘆きのち自暴自棄のち嗚咽 晴れのち諦めのち祈りのち微笑みのち雨 君が死んだ日の天気は 君が死んだ日の天気は…雨
還る十五少女十五少女かいゑかいゑ震えてる あの風が 唇が 千切れるほど固く組んだこの指が 明け方の彗星がその一生を終える声が  怯えてる あの星が この羽が 鎖を解かれてよろめくこの足が 消えかけた火の身を切るような断末魔が  覚えてる 君の名を 君の目を 僕がもといた場所を 君と出会ったあのポプラ並木を  君に会えるならば、この眼が灼けたって構わない 虹も、空も こぐま座の尾の煌きも 不死鳥のように燃えるオーロラも もういらない もう目を閉じない 二度と祈らない 奇蹟など願いはしない また会おう あの木洩れ陽の下で  満ち足りてる あの鳥が 潮騒が 地平線で砕け散った星屑が 螺鈿の匣にそれを拾い集める花嫁が  抱かれてる この森に 静寂に 極北の十字が描く正円に 永久に眠れる氷瀑のイコノスタシスに  覚えてる 君の色 君の香りを 僕が還るべき場所を 君がかつて海だったことを  君に会えるならば、この手が裂けたって構わない 愛も 歓びも 二六〇章の詩も E線を伝うこの涙も もういらない もう怖がらない 二度と戻らない 振り返ったりなどしない また会おう あの約束の場所で
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