SUPER BEAVER
大事な人に「お待たせ」って手渡したいものはなんだろう。
みなさま、明けましておめでとうございます! 今年もあなたの心に必要な歌詞と出会えますように。2026年も歌ネットを何卒よろしくお願いいたします。そして、早速ですが、今年最初の今日のうたをお楽しみください!
バンド結成20周年を迎えた“SUPER BEAVER”が新曲「 生きがい 」をリリースしました。同曲は、2026年2月6日(金)に開幕する『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』に向けたアスリート応援ソングです。今日のうたでは、そんな“SUPER BEAVER”の柳沢亮太による歌詞エッセイをお届け。ひとりきりで生きているわけではない、あなたの“生きがい”は何ですか…?
ひとりきりでは笑い合えない。
ひとりきりでは悔しくならない。
ひとりきりで生きていない。
匿名の言葉に傷つく筋合いはないし余計なお世話は余計なお世話だ。
だけど大事な人の言葉は気になってしまうべきだし、自分の感情の起伏には大事な人の影響があって然るべきなのだと思う。
いついかなる時も笑い合えるから大事なわけじゃない。
心配させるから気づかせたくなかった胸の痛み。
がっかりさせたんじゃないかって、それが悔しかったこと。
まるで自分のことのように一緒になって怒ってくれた心強さ。
最高の気持ちも、時には最悪も、経験を共にできたこと、経験を共にしてしまったこと、幾つも幾つも積み重なってその存在が大事になる。
自分の大好物を分けてあげたくなるような、見たい景色ではなく見せたい景色が増えるような。
大事な人に「お待たせ」って手渡したいものはなんだろう。
考えて思いついて想像するだけで泣けちゃうような瞬間。
それを叶えるために懸命に生きたい。
自分のためとか誰かのためとか何のためとか、きっと全部が本当だ。
ひとりきりでは笑い合えない。
ひとりきりでは悔しくならない。
ひとりきりで生きていない。
「生きがい」
この歌が作れたこと本当に嬉しく思っています。
<SUPER BEAVER・柳沢亮太>
◆紹介曲「 生きがい 」 2025年12月22日配信リリース 作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太
◆『Acoustic Album 1』
2025年12月3日発売
<収録曲>
1.人として
2.ひたむき
3.正攻法
4.秘密
5.グラデーション
6.mob
7.美しい日
8.値千金
9.名前を呼ぶよ
10.予感
11.Q&A
12.切望
13.それでも世界が目を覚ますのなら
14.アイラヴユー