あぁ地平線~君の待つ街へ~追って来たけど 男の夢を 辿り着くには あまりに遠い…北原野 旅の仕度に 手を貸して あの日涙を こらえていたね ごめんよ 苦労を ねぎらうような 笑顔ひとつが 瞼(め)に浮かぶ 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 泣いているよな 夕焼け空が 男ごころを 真っ赤に染める…地平線 北の最果て 身に沁みる 忘れられない ぬくもりひとつ ごめんよ も一度 出直す俺を 強く励ます 向かい風 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 詫びてすまない この俺だけど 君とこれから 二人で生きる…人生を つらい雨風 吹く日にも この手離さず 歩いて行こう ごめんよ 男の 我儘だった 真心(こころ)ひとつを ふところに 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ | 椋忠治郎 | 菅麻貴子 | 徳久広司 | 猪股義周 | 追って来たけど 男の夢を 辿り着くには あまりに遠い…北原野 旅の仕度に 手を貸して あの日涙を こらえていたね ごめんよ 苦労を ねぎらうような 笑顔ひとつが 瞼(め)に浮かぶ 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 泣いているよな 夕焼け空が 男ごころを 真っ赤に染める…地平線 北の最果て 身に沁みる 忘れられない ぬくもりひとつ ごめんよ も一度 出直す俺を 強く励ます 向かい風 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 詫びてすまない この俺だけど 君とこれから 二人で生きる…人生を つらい雨風 吹く日にも この手離さず 歩いて行こう ごめんよ 男の 我儘だった 真心(こころ)ひとつを ふところに 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ |
愛々傘良いことだけの 一生ならば この世に苦労の 二字はない 片袖濡れても 肩寄せ合えば 凌げる冷たい 冬時雨 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の こころ傘 見た目は野暮な 番傘だけど 畳めば明日の 杖になる 一人じゃ気付かず つまずく溝(どぶ)も 二人で避けてく 水たまり 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の きずな傘 信じて待てば いつかは晴れる 二人の人生 空模様 この世の長雨 上った後も 日傘の代りに 差して行く 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の いのち傘 | 椋忠治郎 | 木下龍太郎 | 水森英夫 | 竹内弘一 | 良いことだけの 一生ならば この世に苦労の 二字はない 片袖濡れても 肩寄せ合えば 凌げる冷たい 冬時雨 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の こころ傘 見た目は野暮な 番傘だけど 畳めば明日の 杖になる 一人じゃ気付かず つまずく溝(どぶ)も 二人で避けてく 水たまり 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の きずな傘 信じて待てば いつかは晴れる 二人の人生 空模様 この世の長雨 上った後も 日傘の代りに 差して行く 愛々傘は 愛々傘は 貴方と私の いのち傘 |
漁火しぐれお湯が六分で 焼酎が四分 つまみは雑魚天 薩摩揚げ 静かなお酒で いい人だった 切れたきずなの 古傷が 痛みます 疼きます 漁火しぐれ 海の匂いが しぐれに溶けて わたしの心で 貝になる 花より儚い 一会の恋が なんでなみだの 種になる 切ないわ 淋しいわ 漁火しぐれ 束ね黒髪 えりあし寒い 解けばあの夜が 絡みつく 一合のお酒を 持て余してる おんな思い出 しのび酒 恋しいよ 逢いたいよ 漁火しぐれ | 椋忠治郎 | 志賀大介 | 岡千秋 | 松井タツオ | お湯が六分で 焼酎が四分 つまみは雑魚天 薩摩揚げ 静かなお酒で いい人だった 切れたきずなの 古傷が 痛みます 疼きます 漁火しぐれ 海の匂いが しぐれに溶けて わたしの心で 貝になる 花より儚い 一会の恋が なんでなみだの 種になる 切ないわ 淋しいわ 漁火しぐれ 束ね黒髪 えりあし寒い 解けばあの夜が 絡みつく 一合のお酒を 持て余してる おんな思い出 しのび酒 恋しいよ 逢いたいよ 漁火しぐれ |
男のつぶやき道草しながら 歩けばいいさ それでいいのさ 無理などしないで 人生まだ秋半ば ひとり振り向けば 不器用すぎてた 生き方だったけど 恥じることはない 寂しくはない そんな男の 男のつぶやき 道草しながら 探せばいいさ 忘れ物なら あの日にもどって 人生まだ秋半ば 夢の続きなら 心の中にも 明日のむこうにも 急ぐことはない 近道はない そんな男の 男のつぶやき 人生まだ秋半ば ひとり振り向けば 不器用すぎてた 生き方だったけど 恥じることはない 寂しくはない そんな男の 男のつぶやき | 椋忠治郎 | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | 猪股義周 | 道草しながら 歩けばいいさ それでいいのさ 無理などしないで 人生まだ秋半ば ひとり振り向けば 不器用すぎてた 生き方だったけど 恥じることはない 寂しくはない そんな男の 男のつぶやき 道草しながら 探せばいいさ 忘れ物なら あの日にもどって 人生まだ秋半ば 夢の続きなら 心の中にも 明日のむこうにも 急ぐことはない 近道はない そんな男の 男のつぶやき 人生まだ秋半ば ひとり振り向けば 不器用すぎてた 生き方だったけど 恥じることはない 寂しくはない そんな男の 男のつぶやき |
口笛の少年口笛は幼き頃の 我が心の 心の友よ 故郷を遠く離れて 若き青春(ゆめ)を手繰(たぐ)れば 熱き想いを 胸に抱いて 茜雲 追いかける旅人 いま人生という名の 明日が 少しは見えて きたけど ああ少年よ 君はいまも 輝き忘れていないから 口笛の悲しき音色(うた)は 我が心の 心の人よ ちぎれゆく追憶(おもいで)よりも 時の早さ切ない この瞳(め)閉じれば 浮かんでくる あの駅舎(えき)で 待っていた母人 いま人生という名の 涙が 昔を恋しがるけど ああ少年よ 君はいまも 故郷忘れていないから 熱き想いを 胸に抱いて 茜雲 追いかける旅人 いま人生という名の 明日が 少しは見えて きたけど ああ少年よ 君はいまも 輝き忘れていないから | 椋忠治郎 | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | 猪股義周 | 口笛は幼き頃の 我が心の 心の友よ 故郷を遠く離れて 若き青春(ゆめ)を手繰(たぐ)れば 熱き想いを 胸に抱いて 茜雲 追いかける旅人 いま人生という名の 明日が 少しは見えて きたけど ああ少年よ 君はいまも 輝き忘れていないから 口笛の悲しき音色(うた)は 我が心の 心の人よ ちぎれゆく追憶(おもいで)よりも 時の早さ切ない この瞳(め)閉じれば 浮かんでくる あの駅舎(えき)で 待っていた母人 いま人生という名の 涙が 昔を恋しがるけど ああ少年よ 君はいまも 故郷忘れていないから 熱き想いを 胸に抱いて 茜雲 追いかける旅人 いま人生という名の 明日が 少しは見えて きたけど ああ少年よ 君はいまも 輝き忘れていないから |
新宿ラプソディーめぐり逢いから 愛ははじまる 思い出横丁 二人で呑んだ 七色ネオン ときめく心 束の間過ぎる 時を惜しんで 語り明かして いたい夜 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 春は桜の 新宿御苑 早稲田をゆけば 都電も走る 花園神社 寄り添いながら 夜空の月も そっとほほえむ 影が重なる 二人づれ 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 歌舞伎町から 恋は芽ばえて 名残りが尽きない 短い夜よ 七色ネオン せつなく滲む 二人の別れ 風が急かせる 明日(あした)またねと 肩を抱く 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 | 椋忠治郎 | 藤野州一 | 樋口義高 | 猪股義周 | めぐり逢いから 愛ははじまる 思い出横丁 二人で呑んだ 七色ネオン ときめく心 束の間過ぎる 時を惜しんで 語り明かして いたい夜 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 春は桜の 新宿御苑 早稲田をゆけば 都電も走る 花園神社 寄り添いながら 夜空の月も そっとほほえむ 影が重なる 二人づれ 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 歌舞伎町から 恋は芽ばえて 名残りが尽きない 短い夜よ 七色ネオン せつなく滲む 二人の別れ 風が急かせる 明日(あした)またねと 肩を抱く 新宿は 新宿は 夢の街恋の街 新宿は 新宿は 夢追い人の街 |
すすき野五番街雨の夕暮れは 心さみしくて 街の赤い灯(ひ)が 胸にしのびくるよ ずっと昔に 若さのせいで 失くした恋が 水割りに浮かぶよ 思い出のカウンター すすき野五番街 何も言わないで 涙落とした 隅の止(とま)り木は 今日も空(あ)いているね つれて逃げれば よかったものを 世間の風を おそれてた俺だよ 何もかも夢の中 すすき野五番街 長い黒髪を いつも束ねてた 青いあのリボン いまもしてるだろうか どこか遠くの 知らない町で 幸せなのか 気にかかるけれども 青春のひとコマは すすき野五番街 すすき野五番街 | 椋忠治郎 | いではく | 遠藤実 | 京建輔 | 雨の夕暮れは 心さみしくて 街の赤い灯(ひ)が 胸にしのびくるよ ずっと昔に 若さのせいで 失くした恋が 水割りに浮かぶよ 思い出のカウンター すすき野五番街 何も言わないで 涙落とした 隅の止(とま)り木は 今日も空(あ)いているね つれて逃げれば よかったものを 世間の風を おそれてた俺だよ 何もかも夢の中 すすき野五番街 長い黒髪を いつも束ねてた 青いあのリボン いまもしてるだろうか どこか遠くの 知らない町で 幸せなのか 気にかかるけれども 青春のひとコマは すすき野五番街 すすき野五番街 |
津和野城恋歌雲海(うんかい)に浮かぶ 山城(やまじろ) 街道沿いで 君は指を差す 辿れば遠く 青春は 木漏れ日揺れる さんぽ路 けれど…君はもういない 晩秋 冬枯れ そして春 戦国の歴史 残して 鷺舞(さぎま)い舞えば 響く鐘の音 今年もきっと 旅人で にぎわい見せる 城下町 けれど…君はもういない 白壁 掘割り 花菖蒲 城跡(しろあと)の遥か 眼下に 石州瓦(せきしゅうがわら) 君の在りし家 鴎外(おうがい)詩集 ひらく手に 野菊をそっと 添えたひと けれど…君はもういない 晩秋 冬枯れ 巡る春 | 椋忠治郎 | いとう彩 | 樋口義高 | 猪股義周 | 雲海(うんかい)に浮かぶ 山城(やまじろ) 街道沿いで 君は指を差す 辿れば遠く 青春は 木漏れ日揺れる さんぽ路 けれど…君はもういない 晩秋 冬枯れ そして春 戦国の歴史 残して 鷺舞(さぎま)い舞えば 響く鐘の音 今年もきっと 旅人で にぎわい見せる 城下町 けれど…君はもういない 白壁 掘割り 花菖蒲 城跡(しろあと)の遥か 眼下に 石州瓦(せきしゅうがわら) 君の在りし家 鴎外(おうがい)詩集 ひらく手に 野菊をそっと 添えたひと けれど…君はもういない 晩秋 冬枯れ 巡る春 |
津和野・旅情ツワブキの 津和野は古い 城下町 霧がながれて 空がながれて明ける町 あゝもう津和野は秋よ 肩にはらはら もみじの色は 悲恋・坂崎 千姫の 思いかよわぬ まぼろしか 白壁と 千本格子 武家屋敷 ゆめを浮かべて ほそい掘割り水がゆく あゝもう津和野は秋よ 青野山から しぐれる風に ひとり吹かれりゃ ふる里の 君が恋しい 旅の宿 あゝもう津和野は秋よ つるべ落しの 夕陽に追われ 朱(あか)い鳥居を くぐりぬけ 下る石段 ながい影 | 椋忠治郎 | 池田充男 | 伏見竜治 | 京建輔 | ツワブキの 津和野は古い 城下町 霧がながれて 空がながれて明ける町 あゝもう津和野は秋よ 肩にはらはら もみじの色は 悲恋・坂崎 千姫の 思いかよわぬ まぼろしか 白壁と 千本格子 武家屋敷 ゆめを浮かべて ほそい掘割り水がゆく あゝもう津和野は秋よ 青野山から しぐれる風に ひとり吹かれりゃ ふる里の 君が恋しい 旅の宿 あゝもう津和野は秋よ つるべ落しの 夕陽に追われ 朱(あか)い鳥居を くぐりぬけ 下る石段 ながい影 |
花ぼうろ霧氷よ おまえのまたの名は 花は花でも 花ぼうろ 恋の亡きがら 引き裂いて 空に投げれば 雪になりますか 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 あしたのいらない 私には ここが似合いの 冬の宿 夢の続きを 見る気なら 寝酒一合 あればすむけれど 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 おんなの意地です 別れです これでいいのよ この恋は 上り列車の 笛が泣く 春にいちばん 遠い山の駅 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 | 椋忠治郎 | 志賀大介 | 岡千秋 | 松井タツオ | 霧氷よ おまえのまたの名は 花は花でも 花ぼうろ 恋の亡きがら 引き裂いて 空に投げれば 雪になりますか 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 あしたのいらない 私には ここが似合いの 冬の宿 夢の続きを 見る気なら 寝酒一合 あればすむけれど 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 おんなの意地です 別れです これでいいのよ この恋は 上り列車の 笛が泣く 春にいちばん 遠い山の駅 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 |
別れの泊り崎海鳴りだけが 絶え間なく 聞こえる町の 淋しさよ 逢えばお前を 泣かせる俺が 恋に惹かれる 恋に惹かれる 泊り崎 とぎれるままに 語り合う まどべの月の かなしさよ こころつないで あの海深く 落ちてゆけたら 落ちてゆけたら よいものを 思い出ひとつ 恋ひとつ 分けあう夜の みじかさよ 明日の別れにゃ あの海鳴りを どんな思いで どんな思いで 聞くのやら | 椋忠治郎 | 池田充男 | 伏見竜治 | 池多孝春 | 海鳴りだけが 絶え間なく 聞こえる町の 淋しさよ 逢えばお前を 泣かせる俺が 恋に惹かれる 恋に惹かれる 泊り崎 とぎれるままに 語り合う まどべの月の かなしさよ こころつないで あの海深く 落ちてゆけたら 落ちてゆけたら よいものを 思い出ひとつ 恋ひとつ 分けあう夜の みじかさよ 明日の別れにゃ あの海鳴りを どんな思いで どんな思いで 聞くのやら |
忘れかけてた子守唄どこか似てきた おふくろに そんな気がする この頃は 元気でいれば いくつかと 鏡の俺に 聞いてみる おふくろ おふくろ 今もまだ 背中(せな)の温もり 恋しいよ 恋しいよ 辛い涙は 見せないで 俺を支えて くれたっけ ふるさと遠く 振り向けば そこにはいつも 母がいた おふくろ おふくろ 叶うなら 声が聞きたい もう一度 もう一度 やっと気付いた 優しさに | 椋忠治郎 | 金谷怜沙 | 樋口義高 | 猪股義周 | どこか似てきた おふくろに そんな気がする この頃は 元気でいれば いくつかと 鏡の俺に 聞いてみる おふくろ おふくろ 今もまだ 背中(せな)の温もり 恋しいよ 恋しいよ 辛い涙は 見せないで 俺を支えて くれたっけ ふるさと遠く 振り向けば そこにはいつも 母がいた おふくろ おふくろ 叶うなら 声が聞きたい もう一度 もう一度 やっと気付いた 優しさに |