田端義夫の歌詞一覧リスト  61曲中 1-61曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青みかん小雨そぼ降る 夕まぐれ まずしき父の 酒買うて 帰る小さな ふところに ひとつもらいし 青みかん  小雨そぶ降る 寒い夜は 囲炉裏(いろり)かこんで 餅やいて 昔ばなしも なつかしく 今もほゝえむ 母の顔田端義夫不詳田端義夫小雨そぼ降る 夕まぐれ まずしき父の 酒買うて 帰る小さな ふところに ひとつもらいし 青みかん  小雨そぶ降る 寒い夜は 囲炉裏(いろり)かこんで 餅やいて 昔ばなしも なつかしく 今もほゝえむ 母の顔
赤い花可愛い坊やが あるさかい 負けやしまへん 生きまっせ 暮れりゃ梅田の 路地裏に 今日も咲きます 赤い花  荒いこの世の 波風(なみかぜ)を 私一人じゃ どないしょう 坊やいるから 耐えるのよ 化粧おとせば 母やもん  人はそれぞれ 道がある 私坊やを 育てます あんた奇麗な 恋をして なってくだはれ 幸福(しあわせ)に  酔うて歌った そのあとは 何故か寂しゅて あきまへん 青いグラスに 映(うつ)るのは 泣いているよな 赤い花田端義夫沖たかし遠藤実可愛い坊やが あるさかい 負けやしまへん 生きまっせ 暮れりゃ梅田の 路地裏に 今日も咲きます 赤い花  荒いこの世の 波風(なみかぜ)を 私一人じゃ どないしょう 坊やいるから 耐えるのよ 化粧おとせば 母やもん  人はそれぞれ 道がある 私坊やを 育てます あんた奇麗な 恋をして なってくだはれ 幸福(しあわせ)に  酔うて歌った そのあとは 何故か寂しゅて あきまへん 青いグラスに 映(うつ)るのは 泣いているよな 赤い花
赤とんぼ夕焼こやけの 赤とんぼ おわれてみたのは いつの日か  山の畑の 桑の実を 小かごにつんだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた  夕焼こやけの 赤とんぼ とまっているよ さおのさき田端義夫三木露風山田耕筰夕焼こやけの 赤とんぼ おわれてみたのは いつの日か  山の畑の 桑の実を 小かごにつんだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁にゆき お里のたよりも たえはてた  夕焼こやけの 赤とんぼ とまっているよ さおのさき
浅間の鴉何が哀しい 浅間の鴉 雲の行方が 気がかりか 憶いだすなよ 昨夜の風に 枯れた尾花が 咲くじゃなし  道はひとすじ けむりは三すじ 影は沓掛 時次郎 男泣かせの 弓張り月に 背なの坊やと 濡れて行く  泣くな太郎坊 瞼を閉じりゃ 死んだ親ごが 会いに来る お月さまさえ ひとりでいる身 俺らふたりだ ねんねしな田端義夫萩原四朗倉若晴生何が哀しい 浅間の鴉 雲の行方が 気がかりか 憶いだすなよ 昨夜の風に 枯れた尾花が 咲くじゃなし  道はひとすじ けむりは三すじ 影は沓掛 時次郎 男泣かせの 弓張り月に 背なの坊やと 濡れて行く  泣くな太郎坊 瞼を閉じりゃ 死んだ親ごが 会いに来る お月さまさえ ひとりでいる身 俺らふたりだ ねんねしな
あなたの小指妻になれない 仲でもいいの いのちぎりぎり 捧げてみたい だからお願い 別れるなんて 口にしないで もう二度と 私死ぬまで あなた あなたの小指でいいの  針をさすよな 世間の目より ゆれるあなたの 心がこわい どうかそんなに 苦しまないで いいの私は このままで 耐えてみせます あなた あなたの小指のままで  ばかな女(やつ)だと 私の涙 そっとぬぐって 微笑むあなた 抱いてください 真ごころ限り けして離しは しないよと 私死ぬまで あなた あなたの小指でいいの田端義夫吉田旺岡千秋妻になれない 仲でもいいの いのちぎりぎり 捧げてみたい だからお願い 別れるなんて 口にしないで もう二度と 私死ぬまで あなた あなたの小指でいいの  針をさすよな 世間の目より ゆれるあなたの 心がこわい どうかそんなに 苦しまないで いいの私は このままで 耐えてみせます あなた あなたの小指のままで  ばかな女(やつ)だと 私の涙 そっとぬぐって 微笑むあなた 抱いてください 真ごころ限り けして離しは しないよと 私死ぬまで あなた あなたの小指でいいの
奄美恋しや波に夕日を 大きく染めて 名瀬は日暮れる かもめは帰る わしも帰ろう あの島へ 奄美恋しや なつかしや  幼な馴染みの 面影追えば ぬれて優しく 黒髪におう きっと抱こうよ またの日は 奄美恋しや なつかしや  母が丹精の 大島つむぎ 頬にあてれば 涙がにじむ せめて歌おうよ 島ぶしを 奄美恋しや なつかしや田端義夫藤間哲郎櫻田誠一小谷充波に夕日を 大きく染めて 名瀬は日暮れる かもめは帰る わしも帰ろう あの島へ 奄美恋しや なつかしや  幼な馴染みの 面影追えば ぬれて優しく 黒髪におう きっと抱こうよ またの日は 奄美恋しや なつかしや  母が丹精の 大島つむぎ 頬にあてれば 涙がにじむ せめて歌おうよ 島ぶしを 奄美恋しや なつかしや
奄美小唄名瀬の港の 夕波月に 誰を慕うて 千鳥よ啼くか カナシャルチュヌ ナチカシャヤ 奄美娘は 芭蕉の蔭で 泣いて内地の 加那を加那を偲ぶ  定期船なら 鹿児島通い なぜに届かぬ 内地の便り カナシャルチュヌ ナチカシャヤ 雨は娘のせつない涙 立神沖の 岬(はな)に岬に降る  恋の蛇皮線 情の鼓 加那と唄うた 奄美の小唄 カナシャルチュヌ ナチカシャヤ あの夜偲んで 黒髪ぬらしゃ 百合が散る散る 白い白い百合田端義夫美沢香三界稔小谷充名瀬の港の 夕波月に 誰を慕うて 千鳥よ啼くか カナシャルチュヌ ナチカシャヤ 奄美娘は 芭蕉の蔭で 泣いて内地の 加那を加那を偲ぶ  定期船なら 鹿児島通い なぜに届かぬ 内地の便り カナシャルチュヌ ナチカシャヤ 雨は娘のせつない涙 立神沖の 岬(はな)に岬に降る  恋の蛇皮線 情の鼓 加那と唄うた 奄美の小唄 カナシャルチュヌ ナチカシャヤ あの夜偲んで 黒髪ぬらしゃ 百合が散る散る 白い白い百合
雨の屋台雨々 雨だよ やけに降りゃがる 今日で幾日か どしゃ降りつゞき しゃくでカストリ パイ一(いち)いけば からの胃のふに じんとしみ渡る  雨々 雨だよ お入りよおねえちゃん 空をにらんだって 止みっこなしさ どうせあぶれた うらぶれどうし 飲んでくだ巻きゃ いくらか晴れる  雨々 雨だよ ぐしょ濡れの屋台 くされのれんなんか 未練はねえが 暗い露地裏 ガタビシャ長屋 思や離せぬ このさかづきさ田端義夫矢野亮利根一郎雨々 雨だよ やけに降りゃがる 今日で幾日か どしゃ降りつゞき しゃくでカストリ パイ一(いち)いけば からの胃のふに じんとしみ渡る  雨々 雨だよ お入りよおねえちゃん 空をにらんだって 止みっこなしさ どうせあぶれた うらぶれどうし 飲んでくだ巻きゃ いくらか晴れる  雨々 雨だよ ぐしょ濡れの屋台 くされのれんなんか 未練はねえが 暗い露地裏 ガタビシャ長屋 思や離せぬ このさかづきさ
泡盛の島泡盛のうまれたくにを 知ってるかい ウチナーとも うるま島とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ サンゴ花咲く あの島だよ 銀色の渚に太陽 ふりそそぎ 恋するには もってこいの島だよ  三絃(さんしん)と歌のくにを 知ってるかい うるま島 琉球島とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ デイゴの木のなる あの島だよ 常夏につらなる山々 空青く うさ晴らしに もってこいの島だよ  紅型(びんがた)とおどりのくにを 知ってるかい 琉球とも 守礼の邦(くに)とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ カンプー乙女の あの島だよ こまやかな情におぼれて 帰れない 屍(ほね)うめるに もってこいの島だよ田端義夫そけいとき普久原恒勇桜庭伸幸泡盛のうまれたくにを 知ってるかい ウチナーとも うるま島とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ サンゴ花咲く あの島だよ 銀色の渚に太陽 ふりそそぎ 恋するには もってこいの島だよ  三絃(さんしん)と歌のくにを 知ってるかい うるま島 琉球島とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ デイゴの木のなる あの島だよ 常夏につらなる山々 空青く うさ晴らしに もってこいの島だよ  紅型(びんがた)とおどりのくにを 知ってるかい 琉球とも 守礼の邦(くに)とも言うんだよ ホラ・ルルル・ホラ カンプー乙女の あの島だよ こまやかな情におぼれて 帰れない 屍(ほね)うめるに もってこいの島だよ
潮来夜船雨は止んだに晴れたのに 娘船頭さん なぜ泣くの ひとり暮しが 哀しいか 旅のお方が 恋しいか  潮来出島に 咲く花は うわさばかりで 散るそうな おなじ流れを ゆく身なら 泣いておやりよ 真菰月  涙さらりと水の上 捨てて ひと節潮来節 肩にまん丸 月のかげ 娘船頭さんは 唄で行く田端義夫藤田まさと倉若晴生雨は止んだに晴れたのに 娘船頭さん なぜ泣くの ひとり暮しが 哀しいか 旅のお方が 恋しいか  潮来出島に 咲く花は うわさばかりで 散るそうな おなじ流れを ゆく身なら 泣いておやりよ 真菰月  涙さらりと水の上 捨てて ひと節潮来節 肩にまん丸 月のかげ 娘船頭さんは 唄で行く
梅と兵隊春まだ浅き 戦線の 古城にかおる 梅の花 せめて一輪(いちりん) 母上に 便りに秘めて 送ろじゃないか  覚悟をきめた 吾が身でも 梅が香(か)むせぶ 春の夜は 戦(いくさ)忘れて ひとときを 語れば戦友(とも)よ 愉快じゃないか  明日(あした)出てゆく 前線で 何(いず)れが華(はな)と 散ろうとて 武士の誉じゃ 白梅を 戦闘帽(ぼうし)にさして 行こうじゃないか田端義夫南條歌美倉若晴生春まだ浅き 戦線の 古城にかおる 梅の花 せめて一輪(いちりん) 母上に 便りに秘めて 送ろじゃないか  覚悟をきめた 吾が身でも 梅が香(か)むせぶ 春の夜は 戦(いくさ)忘れて ひとときを 語れば戦友(とも)よ 愉快じゃないか  明日(あした)出てゆく 前線で 何(いず)れが華(はな)と 散ろうとて 武士の誉じゃ 白梅を 戦闘帽(ぼうし)にさして 行こうじゃないか
大利根月夜GOLD LYLICあれを御覧と 指差すかたに 利根の流れを ながれ月 昔 笑うて 眺めた月も 今日は今日は 涙の顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿の招きの 月見酒 男 平手と もてはやされて 今じゃ今じゃ 浮世を三度笠  もとをただせば 侍そだち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷(くに)じゃ故郷(くに)じゃ 妹が待つものをGOLD LYLIC田端義夫藤田まさと長津義司あれを御覧と 指差すかたに 利根の流れを ながれ月 昔 笑うて 眺めた月も 今日は今日は 涙の顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿の招きの 月見酒 男 平手と もてはやされて 今じゃ今じゃ 浮世を三度笠  もとをただせば 侍そだち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷(くに)じゃ故郷(くに)じゃ 妹が待つものを
沖縄育ち三重城(みぐすく)の 丘にのぼって あの人を待つ 夜はたのし 誰が唄う 谷茶前(たにちゃめ)ぶしか 南風(はえかぜ)に 南風に のってきこゆる  あの人に 着せたいばかり 織る機の音 月に冴える いつの間にか 沖は黎んで 浜千鳥 浜千鳥 窓に来て啼く  水鏡 そっとのぞいて 黒髪を梳く 朝の渚 またの逢う日 指でかぞえて ときめかす ときめかす おとめごころを田端義夫高月ことば上原賢六伊藤雪彦三重城(みぐすく)の 丘にのぼって あの人を待つ 夜はたのし 誰が唄う 谷茶前(たにちゃめ)ぶしか 南風(はえかぜ)に 南風に のってきこゆる  あの人に 着せたいばかり 織る機の音 月に冴える いつの間にか 沖は黎んで 浜千鳥 浜千鳥 窓に来て啼く  水鏡 そっとのぞいて 黒髪を梳く 朝の渚 またの逢う日 指でかぞえて ときめかす ときめかす おとめごころを
男の純情男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰(たれ)が知ろ  影はやくざに やつれても 訊いてくれるな この胸を 所詮 男のゆく道は なんで女が知るものか  暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ田端義夫佐藤惣之助古賀政男男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰(たれ)が知ろ  影はやくざに やつれても 訊いてくれるな この胸を 所詮 男のゆく道は なんで女が知るものか  暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ
かえり船PLATINA LYLIC波の背の背に ゆられてゆれて 月の潮路の かえり船 霞む故国よ 小島の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる  捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼合わせりゃ 瞼にしみる 霧の波止場の 銅鑼(どら)の音  熱い涙も 故国に着けば 嬉し涙と 変わるだろ 鴎行くなら 男の心 せめてあの娘に 伝えてよPLATINA LYLIC田端義夫清水みのる倉若晴生波の背の背に ゆられてゆれて 月の潮路の かえり船 霞む故国よ 小島の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる  捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼合わせりゃ 瞼にしみる 霧の波止場の 銅鑼(どら)の音  熱い涙も 故国に着けば 嬉し涙と 変わるだろ 鴎行くなら 男の心 せめてあの娘に 伝えてよ
肩で風切るマドロスさん肩で風切る マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 港むすめに 惚れるじゃないよ 惚れりゃ出船が ちょいと辛くなる  粋なパイプの マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 誰が情けの ほろ酔いきげん 襟の口紅(ルージュ)が ちょいと気にかかる  歌も陽気な マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 恋にゃ泣いても 意地には泣かぬ うでの錨を ちょいと見せとくれ田端義夫大高ひさを田端義夫肩で風切る マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 港むすめに 惚れるじゃないよ 惚れりゃ出船が ちょいと辛くなる  粋なパイプの マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 誰が情けの ほろ酔いきげん 襟の口紅(ルージュ)が ちょいと気にかかる  歌も陽気な マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 恋にゃ泣いても 意地には泣かぬ うでの錨を ちょいと見せとくれ
愛しゃ地球の子守歌広い宇宙の片隅で 独りぽっちじゃ寂しかろう こんなに小さなお前の事だもの お母さんにも会いたかろう ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌  雲の切れ間に尾を引いて お前呼ぶような流れ星 ため息一つで吹き飛ぶ人の世を なんで慕ってくれるのか ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌  月の浜辺に添い寝して なでてあげようほっぺたを この子にゃまばたき一つの人生さ せめて唄おうよ子守歌 ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌 愛しゃ地球の子守歌田端義夫BEGINBEGINBEGIN広い宇宙の片隅で 独りぽっちじゃ寂しかろう こんなに小さなお前の事だもの お母さんにも会いたかろう ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌  雲の切れ間に尾を引いて お前呼ぶような流れ星 ため息一つで吹き飛ぶ人の世を なんで慕ってくれるのか ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌  月の浜辺に添い寝して なでてあげようほっぺたを この子にゃまばたき一つの人生さ せめて唄おうよ子守歌 ヘイヨー泣くなよーヘイヨー 愛しゃ地球の子守歌 愛しゃ地球の子守歌
かよい船銅鑼が鳴るさえ 切ないものを 雨の出船は なお哀し 泣くな小島の いとしい娘よ 晴れて逢う日は あるものを 島に鴎の 群れ飛ぶ頃は 便り持てゆく かよい船  待つ身つらかろ 一二三月 君の心の いじらしさ 都通いも 潮路に馴れて 帰る小島の なつかしさ 君の愛情に 心の謎も 解けて嬉しい かよい船田端義夫清水みのる倉若晴生銅鑼が鳴るさえ 切ないものを 雨の出船は なお哀し 泣くな小島の いとしい娘よ 晴れて逢う日は あるものを 島に鴎の 群れ飛ぶ頃は 便り持てゆく かよい船  待つ身つらかろ 一二三月 君の心の いじらしさ 都通いも 潮路に馴れて 帰る小島の なつかしさ 君の愛情に 心の謎も 解けて嬉しい かよい船
くろかみ十八の くろかみを ほどかせた あなたよ 旅さきの 慰めか 泣かされて また春がゆく  片だより 書きました 指先も やつれて くちずさむ 恋うたを 潮風にのせ 届けたい  やるせない 島の夜 月冴えて ねむれず こがれ飛ぶ 浜ちどり 死ぬよりも なお哀しかろ  夢みれば 夢に泣き いとほしい あなたよ 島つむぎ 織りながら いつか来る船 待つわたし田端義夫池田充男・原作詞:外間千代門口太郎小谷充十八の くろかみを ほどかせた あなたよ 旅さきの 慰めか 泣かされて また春がゆく  片だより 書きました 指先も やつれて くちずさむ 恋うたを 潮風にのせ 届けたい  やるせない 島の夜 月冴えて ねむれず こがれ飛ぶ 浜ちどり 死ぬよりも なお哀しかろ  夢みれば 夢に泣き いとほしい あなたよ 島つむぎ 織りながら いつか来る船 待つわたし
玄海ブルースGOLD LYLIC情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥  紅い灯かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり  嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切間(きれま)に キラリと光る 星がたよりの 人生さGOLD LYLIC田端義夫大高ひさを長津義司情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥  紅い灯かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり  嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切間(きれま)に キラリと光る 星がたよりの 人生さ
ゴンドラの唄いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 あせぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを  いのち短し 恋せよ乙女 いざ手をとりて かの舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここには誰も 来ぬものを  いのち短し 恋せよ乙女 黒髪の色 あせぬ間に 心のほのほ 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを田端義夫吉井勇中山晋平いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 あせぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを  いのち短し 恋せよ乙女 いざ手をとりて かの舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここには誰も 来ぬものを  いのち短し 恋せよ乙女 黒髪の色 あせぬ間に 心のほのほ 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを
島育ちGOLD LYLIC赤い蘇鉄の 実も熟れる頃 加那も年頃 加那も年頃 大島育ち  黒潮黒髪(くるしゅくるかみ) 女身愛(うなぐみぬかな)しゃ 想い真胸(まむね)に 想い真胸に 織(お)る島紬  朝は北風(にしかぜ) 夜は南風 沖の立神ゃ 沖の立神ゃ また片瀬波  夜業(よなべ)おさおさ 織る筬(おさ)の音 せめて通わそ せめて通わそ この胸添えてGOLD LYLIC田端義夫有川邦彦三界稔赤い蘇鉄の 実も熟れる頃 加那も年頃 加那も年頃 大島育ち  黒潮黒髪(くるしゅくるかみ) 女身愛(うなぐみぬかな)しゃ 想い真胸(まむね)に 想い真胸に 織(お)る島紬  朝は北風(にしかぜ) 夜は南風 沖の立神ゃ 沖の立神ゃ また片瀬波  夜業(よなべ)おさおさ 織る筬(おさ)の音 せめて通わそ せめて通わそ この胸添えて
島の船唄小島離れりゃ 船唄で 今日も暮れるか 海の上 いつも俺いらは 波まくら ひとり船頭で くらすのさ  何が恋しゅて 浜千鳥 小松がくれに 呼ぶのかよ 星も綺麗な 夜じゃないか なまじ見せるな 未練気を  明日(あす)は明日(あした)の 風が吹く 波の浮世に 一人もの ならば千鳥よ この俺と 唄を仲間に くらそうよ田端義夫清水みのる倉若晴生小島離れりゃ 船唄で 今日も暮れるか 海の上 いつも俺いらは 波まくら ひとり船頭で くらすのさ  何が恋しゅて 浜千鳥 小松がくれに 呼ぶのかよ 星も綺麗な 夜じゃないか なまじ見せるな 未練気を  明日(あす)は明日(あした)の 風が吹く 波の浮世に 一人もの ならば千鳥よ この俺と 唄を仲間に くらそうよ
島のブルース奄美なちかしゃ 蘇鉄のかげで 泣けばゆれます サネン花ヨ ながい黒髪 島むすめ 島むすめヨ  愛人(かな)はいまごろ 起きてか寝てか 淋しがらせる 浜千鳥ヨ 南風(はえ)のふく夜は ねむられぬ ねむられぬヨ  夏のおどりは 七日と七夜 みんな知り候る 月の夜ヨ 名瀬の港の 船がでる 船がでるヨ  着せてみせたい 大島つむぎ わすれられない あのひとにヨ なさけひとすじ 島むすめ 島むすめヨ田端義夫吉川静夫渡久地政信小谷充奄美なちかしゃ 蘇鉄のかげで 泣けばゆれます サネン花ヨ ながい黒髪 島むすめ 島むすめヨ  愛人(かな)はいまごろ 起きてか寝てか 淋しがらせる 浜千鳥ヨ 南風(はえ)のふく夜は ねむられぬ ねむられぬヨ  夏のおどりは 七日と七夜 みんな知り候る 月の夜ヨ 名瀬の港の 船がでる 船がでるヨ  着せてみせたい 大島つむぎ わすれられない あのひとにヨ なさけひとすじ 島むすめ 島むすめヨ
出世船世間が俺を みとめたならば 必ずお前を 迎えに来るよ 泣いちゃいけない 男を賭けて 波を乗り切る 出世船  生まれた時は はだかじゃないか 一から出直す 人生航路 捨てやしないよ お前の島を 遠くなるけど 出世船  死ぬ気でやれば 希望の花も やがては 咲くだろう お前と俺に せめて笑顔で 桟橋下りて 両手振れふれ 出世船田端義夫遠藤実遠藤実世間が俺を みとめたならば 必ずお前を 迎えに来るよ 泣いちゃいけない 男を賭けて 波を乗り切る 出世船  生まれた時は はだかじゃないか 一から出直す 人生航路 捨てやしないよ お前の島を 遠くなるけど 出世船  死ぬ気でやれば 希望の花も やがては 咲くだろう お前と俺に せめて笑顔で 桟橋下りて 両手振れふれ 出世船
昭和三代記親子三代 昭和の産(うま)れ 共に語ろう 昔と現代(いま)を ふりかえれば よみがえる 青春の 若い血が 時代遅れと 笑われながら……  未来(あす)を夢見る 若者達が 賭けた生命(いのち)に 祈りをこめて 生きるために 明け暮れた 青春の 想い出も 現代の若者(おまえ)じゃ わかりはしない……  現代(いま)も他国(どこか)で 生きてるならば 早く帰(き)てくれ 故郷(ふるさと)たずね 国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独(ひと)り飲む酒 涙がにじむ…… 田端義夫並木ひろし並木ひろし親子三代 昭和の産(うま)れ 共に語ろう 昔と現代(いま)を ふりかえれば よみがえる 青春の 若い血が 時代遅れと 笑われながら……  未来(あす)を夢見る 若者達が 賭けた生命(いのち)に 祈りをこめて 生きるために 明け暮れた 青春の 想い出も 現代の若者(おまえ)じゃ わかりはしない……  現代(いま)も他国(どこか)で 生きてるならば 早く帰(き)てくれ 故郷(ふるさと)たずね 国のために 燃えつきた 青春の 傷あとに 独(ひと)り飲む酒 涙がにじむ…… 
昭和よさらば笑って死んだ 父がいた 黙って耐えた 母もいた あれから春の 花が咲き あれから秋の 風が吹き みぞれのなかへ 遠ざかる 昭和よさらば ありがとう  みんなの中の一人だと 思えた頃の 懐かしさ 流れる時は 人を変え 流れる川は 街を変え 淋しさ胸に つもるとも 昭和よさらば ありがとう  引揚船を待ちながら 逢えずに逝った 人もいた 夏草茂る 焼跡で 再出発を 誓いつつ 別れた友は 達者やら 昭和よさらば ありがとう田端義夫星野哲郎船村徹笑って死んだ 父がいた 黙って耐えた 母もいた あれから春の 花が咲き あれから秋の 風が吹き みぞれのなかへ 遠ざかる 昭和よさらば ありがとう  みんなの中の一人だと 思えた頃の 懐かしさ 流れる時は 人を変え 流れる川は 街を変え 淋しさ胸に つもるとも 昭和よさらば ありがとう  引揚船を待ちながら 逢えずに逝った 人もいた 夏草茂る 焼跡で 再出発を 誓いつつ 別れた友は 達者やら 昭和よさらば ありがとう
シーちゃん船唄港出る時 波止場のかげで エノサ 泣いてくれるは 泣いてくれるは シーちゃん一人  泪見せては 未練が残る エノサ せめて笑顔で せめて笑顔で さよならさらば  千里離れて せつない夜は エノサ 夢で語ろうよ 夢で語ろうよ ソレ浪枕  俺も男さ 船乗り稼業 エノサ 決めた女は 決めた女は シーちゃん一人田端義夫大高ひさを不詳港出る時 波止場のかげで エノサ 泣いてくれるは 泣いてくれるは シーちゃん一人  泪見せては 未練が残る エノサ せめて笑顔で せめて笑顔で さよならさらば  千里離れて せつない夜は エノサ 夢で語ろうよ 夢で語ろうよ ソレ浪枕  俺も男さ 船乗り稼業 エノサ 決めた女は 決めた女は シーちゃん一人
十九の春PLATINA LYLIC私があなたに ほれたのは ちょうど 十九の春でした 今さら離縁と 言うならば もとの十九に しておくれ  もとの十九に するならば 庭の枯木を 見てごらん 枯木に花が 咲いたなら 十九にするのも やすけれど  みすて心が あるならば 早くお知らせ 下さいね 年も若く あるうちに 思い残すな 明日の花  一銭二銭の 葉書さえ 千里万里と 旅をする 同じコザ市に 住みながら あえぬ吾が身の せつなさよ  主さん主さんと 呼んだとて 主さんにゃ 立派な方がある いくら主さんと 呼んだとて 一生忘れぬ 片思い  奥山住まいの ウグイスは 梅の小枝で 昼寝して 春が来るよな 夢をみて ホケキョ ホケキョと 鳴いていたPLATINA LYLIC田端義夫沖縄俗謡歌・補作詞:本竹裕助沖縄俗謡歌私があなたに ほれたのは ちょうど 十九の春でした 今さら離縁と 言うならば もとの十九に しておくれ  もとの十九に するならば 庭の枯木を 見てごらん 枯木に花が 咲いたなら 十九にするのも やすけれど  みすて心が あるならば 早くお知らせ 下さいね 年も若く あるうちに 思い残すな 明日の花  一銭二銭の 葉書さえ 千里万里と 旅をする 同じコザ市に 住みながら あえぬ吾が身の せつなさよ  主さん主さんと 呼んだとて 主さんにゃ 立派な方がある いくら主さんと 呼んだとて 一生忘れぬ 片思い  奥山住まいの ウグイスは 梅の小枝で 昼寝して 春が来るよな 夢をみて ホケキョ ホケキョと 鳴いていた
人生の船はヨーソロ!いつのまにか 冬が過ぎ 夏も過ぎて 一年 人は誰も 流れのままに 時間(とき)を行く 苦しみも 哀しみも 来るはずの 幸せの為への試練 あゝ人生の船はヨーソロ 波の瀬に 身体(み)をまかせ  いつのまにか 過ぎし日の 想い出 遠く近く ありし日の 友と語るは 夢の中 いくつかの喜びは 来るはずの苦しみに耐える力 あゝ人生の船はヨーソロ 星をたよりに ヨーソロ  ヨーソロ田端義夫勝山寿二田端義夫いつのまにか 冬が過ぎ 夏も過ぎて 一年 人は誰も 流れのままに 時間(とき)を行く 苦しみも 哀しみも 来るはずの 幸せの為への試練 あゝ人生の船はヨーソロ 波の瀬に 身体(み)をまかせ  いつのまにか 過ぎし日の 想い出 遠く近く ありし日の 友と語るは 夢の中 いくつかの喜びは 来るはずの苦しみに耐える力 あゝ人生の船はヨーソロ 星をたよりに ヨーソロ  ヨーソロ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人生悠遊花は花であるように 人にそれぞれ運命あり 肩のちからを抜いたまま 人生悠遊 時代は流れて  風が激しく謳う夜は 涙おさえて耐えて待つ やがて陽ざしにつつまれて 人生悠遊 時代よ静かに  夢を追いかけ若い日の 命燃やしたときもある 悔いることなくあるがまま 人生悠遊 時代は移りて  人は人とのふれあいで こころ優しくなるという 未来を語ろうおもいきり 人生悠遊 時代を見つめて  人生悠遊 時代を見つめて田端義夫世志凡太世志凡太花は花であるように 人にそれぞれ運命あり 肩のちからを抜いたまま 人生悠遊 時代は流れて  風が激しく謳う夜は 涙おさえて耐えて待つ やがて陽ざしにつつまれて 人生悠遊 時代よ静かに  夢を追いかけ若い日の 命燃やしたときもある 悔いることなくあるがまま 人生悠遊 時代は移りて  人は人とのふれあいで こころ優しくなるという 未来を語ろうおもいきり 人生悠遊 時代を見つめて  人生悠遊 時代を見つめて
すりすり歌南国の 娘達ゃ あかい あかい襷(たすき)でネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  臼をまわして いそいそと 夜業夜業 一斗二斗ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  年頃の 娘達ゃ 腰を腰を ふりふりネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  逢いに来る来る 誰が来る 月は月は 十五夜ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  思いかなって 嫁にゆく 夢を夢を 見ながらネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ田端義夫門井八郎奄美民謡南国の 娘達ゃ あかい あかい襷(たすき)でネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  臼をまわして いそいそと 夜業夜業 一斗二斗ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  年頃の 娘達ゃ 腰を腰を ふりふりネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  逢いに来る来る 誰が来る 月は月は 十五夜ネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ  思いかなって 嫁にゆく 夢を夢を 見ながらネ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ イネ スリスリヨ アラ ユリユリヨ
ズンドコ節(街の伊達男)黒いソフトに マドロスくわえ 肩で風切る 小粋な姿 伊達にゃきらない 俺らのたんか 街の男は 勇み肌 トコ ズンドコ ズンドコ  かわいあの子が 涙のいさめ 恋に生きよか 男になろか ままよ浮世は 義理ゆえつらい 男心を 誰が知ろ トコ ズンドコ ズンドコ  別れ別れの 夜更けの街に 誰が弾くやら ギターの調べ 可愛いあの娘の 情にぬれて 心しみじみ 男泣き トコ ズンドコ ズンドコ  街は微風(そよかぜ) ステップ軽く 青い背広も 希望の色さ やくざ渡世も あの娘のために さらばおさらば 左様奈良(さようなら) トコ ズンドコ ズンドコ田端義夫佐々木英之助熊代八郎黒いソフトに マドロスくわえ 肩で風切る 小粋な姿 伊達にゃきらない 俺らのたんか 街の男は 勇み肌 トコ ズンドコ ズンドコ  かわいあの子が 涙のいさめ 恋に生きよか 男になろか ままよ浮世は 義理ゆえつらい 男心を 誰が知ろ トコ ズンドコ ズンドコ  別れ別れの 夜更けの街に 誰が弾くやら ギターの調べ 可愛いあの娘の 情にぬれて 心しみじみ 男泣き トコ ズンドコ ズンドコ  街は微風(そよかぜ) ステップ軽く 青い背広も 希望の色さ やくざ渡世も あの娘のために さらばおさらば 左様奈良(さようなら) トコ ズンドコ ズンドコ
旅の終わりに聞く歌は夕焼け空に聞く歌は 水筒抱えて待つ母の歌 あぁ幼い稼ぎじゃ暮らし変わらぬのに 涙ぐんで何度もご苦労様と 一番風呂の熱さ嬉しさ  船の汽笛に聞く歌は 無邪気に手を振る妹の歌 あぁ遠ざかかる故郷やがて星にとけて 初めて空に瞬く父に甘えた 小さなカバンに顔を埋めて  錆びたギターに聞く歌は 友の笑顔と愛し君の歌 あぁ賑わう工場が青春の学び舎 語り明かした夢は叶っただろうか 妻と訪ねた工場の跡地  旅の終わりに聞く歌よ 人は探して人を愛して あぁ命あればこそ変わり行く故郷も 歌が伝えるだろう誠の幸せ 空は夕焼け旅は終わらず 空は夕焼け旅は終わらず田端義夫比嘉栄昇比嘉栄昇夕焼け空に聞く歌は 水筒抱えて待つ母の歌 あぁ幼い稼ぎじゃ暮らし変わらぬのに 涙ぐんで何度もご苦労様と 一番風呂の熱さ嬉しさ  船の汽笛に聞く歌は 無邪気に手を振る妹の歌 あぁ遠ざかかる故郷やがて星にとけて 初めて空に瞬く父に甘えた 小さなカバンに顔を埋めて  錆びたギターに聞く歌は 友の笑顔と愛し君の歌 あぁ賑わう工場が青春の学び舎 語り明かした夢は叶っただろうか 妻と訪ねた工場の跡地  旅の終わりに聞く歌よ 人は探して人を愛して あぁ命あればこそ変わり行く故郷も 歌が伝えるだろう誠の幸せ 空は夕焼け旅は終わらず 空は夕焼け旅は終わらず
ダンディ気質花のキャバレーで 始めて逢(お)うて 今宵ゆるした 二人のこころ こんな男じゃ なかった俺が 胸も灼きつく この思い ダンディ気質(かたぎ) 粋なもの  唄と踊りの ネオンの蔭で 切った啖呵(たんか)も あの娘のためさ 心一すじ 俺らの胸に 縋(すが)る純情が 離さりょか ダンディ気質 粋なもの  赤いグラスに なみなみついだ 酒に酔うても 心は酔わぬ 渡る世間を 狭(せば)めて拗(す)ねて どこにこの身の 春がある ダンディ気質 粋なもの田端義夫清水みのる大久保徳二郎花のキャバレーで 始めて逢(お)うて 今宵ゆるした 二人のこころ こんな男じゃ なかった俺が 胸も灼きつく この思い ダンディ気質(かたぎ) 粋なもの  唄と踊りの ネオンの蔭で 切った啖呵(たんか)も あの娘のためさ 心一すじ 俺らの胸に 縋(すが)る純情が 離さりょか ダンディ気質 粋なもの  赤いグラスに なみなみついだ 酒に酔うても 心は酔わぬ 渡る世間を 狭(せば)めて拗(す)ねて どこにこの身の 春がある ダンディ気質 粋なもの
チョッチョイ子守唄福木(ふくぎ)の中で 鳴いてるチョッチョイ 恩納(うんな)岳のあっちいって 鳴いてくれ 我ったうんじょぐゎむ 泣ちゅしがチョッチョイ ヘイヨー ヘイヨー 大きくなれ 大きくなったら なんになる 学校あるいて 医者になるよ おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう  くわの実つついて 鳴いてるチョッチョイ 慶良間(けらま)のあっちいって 鳴いてくれ 我ったうんじょぐゎむ 泣ちゅしがチョッチョイ ヘイヨー ヘイヨー 大きくなれ 年頃なったら 嫁もらおう チョッチョイお嫁さん きてもない おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう田端義夫そけいとき普久原恒勇桜庭伸幸福木(ふくぎ)の中で 鳴いてるチョッチョイ 恩納(うんな)岳のあっちいって 鳴いてくれ 我ったうんじょぐゎむ 泣ちゅしがチョッチョイ ヘイヨー ヘイヨー 大きくなれ 大きくなったら なんになる 学校あるいて 医者になるよ おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう  くわの実つついて 鳴いてるチョッチョイ 慶良間(けらま)のあっちいって 鳴いてくれ 我ったうんじょぐゎむ 泣ちゅしがチョッチョイ ヘイヨー ヘイヨー 大きくなれ 年頃なったら 嫁もらおう チョッチョイお嫁さん きてもない おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう おまえ木の枝ぐらし 淋しかろう
月の夜曲長き黒髪に 唇よせれば かすかにゆれる 花の薫りよ 月蒼き 街路樹の下に 重なる影の ロマンス あゝこの胸に 愛しき人よ 夢のままの 時よ遥かに  頬にこぼれるは 真珠の涙か 哀しき逢瀬 夜露にぬれて 胸熱き 抱きしめる指に 伝わる愛の トレモロ あゝこの胸に 切なき人よ 夢のままの 時よ静かに  あゝこの胸に 愛しき人よ 夢のままの 時よ遥かに  田端義夫荒木とよひさ三木たかし長き黒髪に 唇よせれば かすかにゆれる 花の薫りよ 月蒼き 街路樹の下に 重なる影の ロマンス あゝこの胸に 愛しき人よ 夢のままの 時よ遥かに  頬にこぼれるは 真珠の涙か 哀しき逢瀬 夜露にぬれて 胸熱き 抱きしめる指に 伝わる愛の トレモロ あゝこの胸に 切なき人よ 夢のままの 時よ静かに  あゝこの胸に 愛しき人よ 夢のままの 時よ遥かに  
デイゴの花燃えて咲きます デイゴの花は 女ごころに よく似た花よ 好きなあなたに 好きなあなたに あげましょか あげましょか  あなた今頃 慶良間か久米か 飛んで行きたい 翼があれば 風の音にも 風の音にも 気がもめる 気がもめる  赤く咲きます デイゴの花は 髪に飾って あなたとふたり 月の浜辺で 月の浜辺で 踊りたい 踊りたい  旅に出る時ァ 出るちゅて行きゃれ 女一人が 待つ身のつらさ 浜の千鳥に 浜の千鳥に 聞くがよい 聞くがよい田端義夫高月ことば上原賢六燃えて咲きます デイゴの花は 女ごころに よく似た花よ 好きなあなたに 好きなあなたに あげましょか あげましょか  あなた今頃 慶良間か久米か 飛んで行きたい 翼があれば 風の音にも 風の音にも 気がもめる 気がもめる  赤く咲きます デイゴの花は 髪に飾って あなたとふたり 月の浜辺で 月の浜辺で 踊りたい 踊りたい  旅に出る時ァ 出るちゅて行きゃれ 女一人が 待つ身のつらさ 浜の千鳥に 浜の千鳥に 聞くがよい 聞くがよい
泣くなカァチャン腕の時計は コチコチとコチコチと こんな時間と なりました 無理に飲ませた いつものあいつが 憎らしい 泣くなカアチャン チョイトなァ カアチャン 両手合わせる 胸の内 両手合わせる 胸の内  角も出さずに にっこりとにっこりと 見せておくれよ 片えくぼ なんと嬉しや 持つべきものとは ありがたや ほんとにカアチャン チョイトなァ カアチャン うしろ姿は 日本一  判る判るよ その気持その気持 無理もなかろう 女なら 俺も男だ どかんと一発 そのうちに やるぞカアチャン チョイトなァ カアチャン 愛しお前の ためじゃもの 愛しお前の ためじゃもの田端義夫門井八郎久慈ひろし腕の時計は コチコチとコチコチと こんな時間と なりました 無理に飲ませた いつものあいつが 憎らしい 泣くなカアチャン チョイトなァ カアチャン 両手合わせる 胸の内 両手合わせる 胸の内  角も出さずに にっこりとにっこりと 見せておくれよ 片えくぼ なんと嬉しや 持つべきものとは ありがたや ほんとにカアチャン チョイトなァ カアチャン うしろ姿は 日本一  判る判るよ その気持その気持 無理もなかろう 女なら 俺も男だ どかんと一発 そのうちに やるぞカアチャン チョイトなァ カアチャン 愛しお前の ためじゃもの 愛しお前の ためじゃもの
嘆きのピエロ空の浮雲 嘆きのピエロ 風が身に沁む 秋がきた 抱いて泣こうか 故郷の夢を 想い出せとて あゝ海が鳴る  俺もお前も 孤児(みなしご)同志 なさけよせ合う 身の上さ 白いテントに 夕日が紅い 浮かれジンタも あゝ泣いている  可愛いあの娘も サーカスぐらし 濡れた瞳で 物を言(ゆ)う 男ごころで 庇(かば)おうじゃないか ピエロ仲間の あゝ血は熱い  ままにならない 浮草稼業 海の彼方も また他国 ピエロピエロと お道化ちゃいても 明日は希望の あゝ渡り鳥田端義夫島田磬也大久保徳二郎空の浮雲 嘆きのピエロ 風が身に沁む 秋がきた 抱いて泣こうか 故郷の夢を 想い出せとて あゝ海が鳴る  俺もお前も 孤児(みなしご)同志 なさけよせ合う 身の上さ 白いテントに 夕日が紅い 浮かれジンタも あゝ泣いている  可愛いあの娘も サーカスぐらし 濡れた瞳で 物を言(ゆ)う 男ごころで 庇(かば)おうじゃないか ピエロ仲間の あゝ血は熱い  ままにならない 浮草稼業 海の彼方も また他国 ピエロピエロと お道化ちゃいても 明日は希望の あゝ渡り鳥
涙そうそう古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう  一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく  晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう田端義夫森山良子BEGIN古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう  一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく  晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう
南国育ち潮の香りに 素肌を染めりゃ 恋を知るのも 早いもの 南国育ちの 夢見る花は 胸のほのおと 燃えて咲く ヤレでぃぐぬ花 ヤレでぃぐぬ花  島は若夏 サバニに乗せて 慕う想いを 届けたい 南国育ちの 心をこめて 今宵織りなす 芭蕉布は ヤレだれのため ヤレだれのため  一夜情の あなたを想い むせび泣くよな 沖つ風 南国育ちの 弾く三絃は いとしニーセ達の 帰り待つ ヤレ恋の歌 ヤレ恋の歌  ゆれる面影 いざり火遠く 大漁知らせる 南風 南国育ちの 心のうちは 島を色どる 花のよに ヤレ肝美らさ ヤレ肝美らさ田端義夫坂口洋隆普久原恒勇小谷充潮の香りに 素肌を染めりゃ 恋を知るのも 早いもの 南国育ちの 夢見る花は 胸のほのおと 燃えて咲く ヤレでぃぐぬ花 ヤレでぃぐぬ花  島は若夏 サバニに乗せて 慕う想いを 届けたい 南国育ちの 心をこめて 今宵織りなす 芭蕉布は ヤレだれのため ヤレだれのため  一夜情の あなたを想い むせび泣くよな 沖つ風 南国育ちの 弾く三絃は いとしニーセ達の 帰り待つ ヤレ恋の歌 ヤレ恋の歌  ゆれる面影 いざり火遠く 大漁知らせる 南風 南国育ちの 心のうちは 島を色どる 花のよに ヤレ肝美らさ ヤレ肝美らさ
波止場ブルース男なりゃこそ まともに受ける 辛い浮世の向い風 あゝ波止場鴉と 笑はヾ笑え 熱い血もある 夢もある  暗い心に 明るい灯影 ともす俺らの 胸の中(うち) あゝ知ってくれるか 生命(いのち)を的に 可愛いお前に 逢いに来た  一度転んで 二度目に起きて ほろりよろける 人のよさ あゝ吹くな夜嵐 港の夜風 波は男の 子守唄田端義夫島田磬也大久保徳二郎男なりゃこそ まともに受ける 辛い浮世の向い風 あゝ波止場鴉と 笑はヾ笑え 熱い血もある 夢もある  暗い心に 明るい灯影 ともす俺らの 胸の中(うち) あゝ知ってくれるか 生命(いのち)を的に 可愛いお前に 逢いに来た  一度転んで 二度目に起きて ほろりよろける 人のよさ あゝ吹くな夜嵐 港の夜風 波は男の 子守唄
川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  花は花として わらいもできる 人は人として 涙をながす それが自然のうたなのさ 心の中に 心の中に 花をさかそうよ 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をさかそうよ田端義夫喜納昌吉喜納昌吉BEGIN川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが つくころには 花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  花は花として わらいもできる 人は人として 涙をながす それが自然のうたなのさ 心の中に 心の中に 花をさかそうよ 泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花をさかそうよ  泣きなさい 笑いなさい いついつまでも いついつまでも 花をさかそうよ
浜千鳥青い月夜の 浜辺には 親をさがして 鳴く鳥が 波の国から 生まれ出る 濡れた翼の 銀の色  夜鳴く鳥の 悲しさは 親をたずねて 海越えて 月夜の国へ 消えて行く 銀の翼の 浜千鳥田端義夫鹿島鳴秋弘田龍太郎青い月夜の 浜辺には 親をさがして 鳴く鳥が 波の国から 生まれ出る 濡れた翼の 銀の色  夜鳴く鳥の 悲しさは 親をたずねて 海越えて 月夜の国へ 消えて行く 銀の翼の 浜千鳥
バタやんのツキツキぶし娘さん 惚れるなら ツイた男に 惚れなされ 惚れて一生 寝て暮らせ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  娘さん 賭けるなら ツカぬ男に 賭けなされ 風の吹きよじゃ ビルが建つ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  世の中は まわり持ち くしゃみ一つで ケチがツキ いやな税金 たんとツク 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  かまぼこは 板にツキ うちのカミさん 鼻にツキ 亭主嘘ツキ 運のツキ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  ツキすぎて くたびれた 俺らばかりに なんでツク ツキの神様 にくい人 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男田端義夫門井八郎伊藤雪彦娘さん 惚れるなら ツイた男に 惚れなされ 惚れて一生 寝て暮らせ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  娘さん 賭けるなら ツカぬ男に 賭けなされ 風の吹きよじゃ ビルが建つ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  世の中は まわり持ち くしゃみ一つで ケチがツキ いやな税金 たんとツク 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  かまぼこは 板にツキ うちのカミさん 鼻にツキ 亭主嘘ツキ 運のツキ 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男  ツキすぎて くたびれた 俺らばかりに なんでツク ツキの神様 にくい人 俺は天下の ツキ男 ツキツキ男 ツキ男
ひとり旅かりの来る頃 つばめは帰る 俺も行きたや 故郷の空へ ねぐらさだめぬ 身は悲し  拗ねた心か 男の意地か 俺は淋しい うらぶれ者さ 明日は何処(いずこ)の 空の果て  風に追われりゃ 心がうずく 夢もちりぢり 瞼の母の なげき身にしむ 日暮時田端義夫清水みのる倉若晴生かりの来る頃 つばめは帰る 俺も行きたや 故郷の空へ ねぐらさだめぬ 身は悲し  拗ねた心か 男の意地か 俺は淋しい うらぶれ者さ 明日は何処(いずこ)の 空の果て  風に追われりゃ 心がうずく 夢もちりぢり 瞼の母の なげき身にしむ 日暮時
百年の愛咲いて名もない花がある 散って名を成す花もある ああ この世には 咲いて一生 散らぬ花もある それが兄 それが兄 百年の兄 永遠に微笑め 百年の兄  海を飛べない 鳥がいる 川を飛べない 鳥もいる ああ この空に 何処の空も 翔べる鳥がいる それが兄 それが兄 百年の兄 永遠に翔け 百年の兄  空に真っ赤な 十字星 愛と希望と やすらぎを ああ あの人は 生命絶えても 人に幸福を そして愛 そして愛 百年の愛 生命灯せよ 百年の愛田端義夫東海林良田端義夫桜庭伸幸咲いて名もない花がある 散って名を成す花もある ああ この世には 咲いて一生 散らぬ花もある それが兄 それが兄 百年の兄 永遠に微笑め 百年の兄  海を飛べない 鳥がいる 川を飛べない 鳥もいる ああ この空に 何処の空も 翔べる鳥がいる それが兄 それが兄 百年の兄 永遠に翔け 百年の兄  空に真っ赤な 十字星 愛と希望と やすらぎを ああ あの人は 生命絶えても 人に幸福を そして愛 そして愛 百年の愛 生命灯せよ 百年の愛
二見情話二見乙女(みやらび)やー 花ならば蕾 咲かすも散らすも あなたまかせョー  小指からめればー 心までからむ 濡れたこの肌が 忘れられぬョー  めぐり逢わなけりゃー 嘆きも知らぬに 今朝の別れ歌 涙の歌ョー  連れて行かぬならー 何故死ねと言わぬ 二見乙女の 夢を散らしョー  わたしを見捨ててー 二見を出る時ゃ 山が邪魔をする 月も曇るョー  一夜二夜でもー 命を燃やせば 恋の残り火が 三年消えぬョー田端義夫大高ひさを・原作詞:照屋朝敏照屋朝敏小谷充二見乙女(みやらび)やー 花ならば蕾 咲かすも散らすも あなたまかせョー  小指からめればー 心までからむ 濡れたこの肌が 忘れられぬョー  めぐり逢わなけりゃー 嘆きも知らぬに 今朝の別れ歌 涙の歌ョー  連れて行かぬならー 何故死ねと言わぬ 二見乙女の 夢を散らしョー  わたしを見捨ててー 二見を出る時ゃ 山が邪魔をする 月も曇るョー  一夜二夜でもー 命を燃やせば 恋の残り火が 三年消えぬョー
ふるさとの四季をうたう春は菜の花が ゆれていた あの頃の かあさんの 笑顔に 会いたいなァ  夏は家族して 海へ出た リヤカー引く とうさんの 背中は 広かった  秋は稲穂にも 赤とんぼ 初恋の あの人と 別れた 山の駅  冬はしんしんと 雪が降る 静けさに なみだ置き 心を やすめたい  ふるさとは ふるさとは 父母の 匂いがするよ あの人の あの友の… 想いでを うたおう田端義夫遠藤実遠藤実春は菜の花が ゆれていた あの頃の かあさんの 笑顔に 会いたいなァ  夏は家族して 海へ出た リヤカー引く とうさんの 背中は 広かった  秋は稲穂にも 赤とんぼ 初恋の あの人と 別れた 山の駅  冬はしんしんと 雪が降る 静けさに なみだ置き 心を やすめたい  ふるさとは ふるさとは 父母の 匂いがするよ あの人の あの友の… 想いでを うたおう
ふるさとの燈台GOLD LYLIC真帆片帆 歌をのせて通う ふるさとの小島よ 燈台の岬よ 白砂に 残る思い出の いまも仄(ほの)かに さざなみは さざなみは 胸をゆするよ  漁火(いさりび)の 遠く近くゆるゝ はるかなる小島よ 燈台のわが家よ なつかしき 父のまた母の 膝はゆりかご いつの日も いつの日も 夢をさそうよ  歳ふりて 星に月にしのぶ むらさきの小島よ 燈台の灯よ そよ風の 甘き調べにも 想いあふれて 流れくる 流れくる 熱き泪よGOLD LYLIC田端義夫清水みのる長津義司真帆片帆 歌をのせて通う ふるさとの小島よ 燈台の岬よ 白砂に 残る思い出の いまも仄(ほの)かに さざなみは さざなみは 胸をゆするよ  漁火(いさりび)の 遠く近くゆるゝ はるかなる小島よ 燈台のわが家よ なつかしき 父のまた母の 膝はゆりかご いつの日も いつの日も 夢をさそうよ  歳ふりて 星に月にしのぶ むらさきの小島よ 燈台の灯よ そよ風の 甘き調べにも 想いあふれて 流れくる 流れくる 熱き泪よ
ふるさとの舟唄ふる里の 舟唄こいし 沖ゆく白帆よ 霞浦(かほ)のわが家よ ただひとり残る 老いた母の 便りひらけば 文字もわびしく あゝ 一度帰れと 今日もまた呼ぶ  枯れ真菰 よしきり啼いて ざんざら時雨よ 霞浦の入江よ 思い出は遠く ひとつふたつ おさな馴染の 顔もはかなく あゝ 夢のかけ橋 濡れて消えゆく  浮き島は ゆりかご小島 波うつ渚よ 霞浦のポプラよ いつの日に帰る 母の膝へ しのぶふる里 空もかなしく あゝ 男ごころを ほろり泣かせる田端義夫池田充男野崎真一ふる里の 舟唄こいし 沖ゆく白帆よ 霞浦(かほ)のわが家よ ただひとり残る 老いた母の 便りひらけば 文字もわびしく あゝ 一度帰れと 今日もまた呼ぶ  枯れ真菰 よしきり啼いて ざんざら時雨よ 霞浦の入江よ 思い出は遠く ひとつふたつ おさな馴染の 顔もはかなく あゝ 夢のかけ橋 濡れて消えゆく  浮き島は ゆりかご小島 波うつ渚よ 霞浦のポプラよ いつの日に帰る 母の膝へ しのぶふる里 空もかなしく あゝ 男ごころを ほろり泣かせる
紅しょうがの詩その日ぐらしの 母(おや)と子が 今日も夕飯に 紅生姜 こんな総菜(おかず)で すまないと 涙堪えた 母の顔 いまも優しく 目に浮かぶ  頼る父には 先立たれ 苦労をかかえて 生きた母 女ひとりの 歳月は 花の咲かない 冬ばかり さぞや寒さが 沁みただろ  母の棺に さよならと 泣いて納めた 紅生姜 遠い昔の 明け暮れを 想い出すだろ 母さんも はるかあの世で あの空で田端義夫野本高平四方章人その日ぐらしの 母(おや)と子が 今日も夕飯に 紅生姜 こんな総菜(おかず)で すまないと 涙堪えた 母の顔 いまも優しく 目に浮かぶ  頼る父には 先立たれ 苦労をかかえて 生きた母 女ひとりの 歳月は 花の咲かない 冬ばかり さぞや寒さが 沁みただろ  母の棺に さよならと 泣いて納めた 紅生姜 遠い昔の 明け暮れを 想い出すだろ 母さんも はるかあの世で あの空で
骨のうたう戦死やあわれ 兵隊の死ぬるや あわれ 遠い他国で ひょんと死ぬるや だまって だれもいないところで ひょんと死ぬるや ふるさとの風や こいびとの眼や ひょんと消ゆるや 国のため 大君のやめ 死んでしまうや その心や   注:歌詞はオリジナルの1番のみ掲載しています。田端義夫竹内浩三・補作詞:中井利亮田端義夫戦死やあわれ 兵隊の死ぬるや あわれ 遠い他国で ひょんと死ぬるや だまって だれもいないところで ひょんと死ぬるや ふるさとの風や こいびとの眼や ひょんと消ゆるや 国のため 大君のやめ 死んでしまうや その心や   注:歌詞はオリジナルの1番のみ掲載しています。
ポッポー船船の汽笛が ポーポッ 波にくだけて ポーポッ おんな嫌いの 錨がにくい あんたを乗せて 行っちゃった 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  呼んでいるのに ポーポッ 笑顔ひとつで ポーポッ 弱い女は また泣かされて 鴎と待つのが おちなのよ 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  三月たったら ポーポッ きっと来るよと ポーポッ きまり文句の 波止場の別れ 最後のテープも 切れちゃった 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  背伸びしたって ポーポッ 遠い遠いよ ポーポッ どんな気持ちで あんたはいるの 見送るつらさが わかるかい 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…田端義夫遠藤実遠藤実船の汽笛が ポーポッ 波にくだけて ポーポッ おんな嫌いの 錨がにくい あんたを乗せて 行っちゃった 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  呼んでいるのに ポーポッ 笑顔ひとつで ポーポッ 弱い女は また泣かされて 鴎と待つのが おちなのよ 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  三月たったら ポーポッ きっと来るよと ポーポッ きまり文句の 波止場の別れ 最後のテープも 切れちゃった 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…  背伸びしたって ポーポッ 遠い遠いよ ポーポッ どんな気持ちで あんたはいるの 見送るつらさが わかるかい 好きよ 好きよ 好きよポッポー船 また来ておくれ…
戻り船黒潮に 流れて浮かぶ 花びらも 俺を迎えの 島椿 会えば泣きたい 小島の磯の ああ ふる里へ 戻り船  船乗りの 儚い夢を 追いながら 旅に出たのも 若さ故 海はさい果ての 氷の港 ああ 海猫の 声ばかり  あの島の 燈台下を まわる時や 俺も汽笛も 唱うのさ 夢の幾月 涙の幾夜 ああ 待ち侘びた あの娘(ひと)へ田端義夫大高ひさを倉若晴生黒潮に 流れて浮かぶ 花びらも 俺を迎えの 島椿 会えば泣きたい 小島の磯の ああ ふる里へ 戻り船  船乗りの 儚い夢を 追いながら 旅に出たのも 若さ故 海はさい果ての 氷の港 ああ 海猫の 声ばかり  あの島の 燈台下を まわる時や 俺も汽笛も 唱うのさ 夢の幾月 涙の幾夜 ああ 待ち侘びた あの娘(ひと)へ
屋久の恋唄八重のふもとを 吹く風に 誰を待つやら 島娘 磯の浜辺に たたずめば 沖ゆく船の 音もかなし  便りおくれと あの人に そっと伝えて 浜千鳥 安房港に 灯もゆれて 都恋しの 雨が降る  恋のつり橋 朱に染めて 思いとどかぬ あなたゆえ しょせん夢だと あきらめて 寄せくる波に 消す涙田端義夫渡辺敏子坂元政則八重のふもとを 吹く風に 誰を待つやら 島娘 磯の浜辺に たたずめば 沖ゆく船の 音もかなし  便りおくれと あの人に そっと伝えて 浜千鳥 安房港に 灯もゆれて 都恋しの 雨が降る  恋のつり橋 朱に染めて 思いとどかぬ あなたゆえ しょせん夢だと あきらめて 寄せくる波に 消す涙
ゆうなの花ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は さやさや風の ささやきに 色香もそまるよ ゆら ゆら ゆら  ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は しっとり露に つつまれて 色香もぬれるよ ゆら ゆら ゆら  ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は おぼろの月に いだかれて 色香もにおうよ ゆら ゆら ゆら田端義夫朝比呂志普久原恒勇ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は さやさや風の ささやきに 色香もそまるよ ゆら ゆら ゆら  ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は しっとり露に つつまれて 色香もぬれるよ ゆら ゆら ゆら  ゆらゆら ゆうな ゆうなの花は おぼろの月に いだかれて 色香もにおうよ ゆら ゆら ゆら
宵待船宵待船は むらさきの 空に錨を 巻きあげて ドラも鳴らさず いづこの果てへ 残るあの娘が かなしいかろ  宵待船を 呼び止める 靄の桟橋 影ひとつ 海の男は いつかは海へ 恋を捨てても 帰るのさ  宵待船と 誰が言う 月も待たずに 出る船を 風よ荒れるな あらしも吹くな 無事のたよりを 読むまでは田端義夫池田充男野崎真一宵待船は むらさきの 空に錨を 巻きあげて ドラも鳴らさず いづこの果てへ 残るあの娘が かなしいかろ  宵待船を 呼び止める 靄の桟橋 影ひとつ 海の男は いつかは海へ 恋を捨てても 帰るのさ  宵待船と 誰が言う 月も待たずに 出る船を 風よ荒れるな あらしも吹くな 無事のたよりを 読むまでは
別れ出船情け知らずの 銅羅の音に 泣いて泣かせる 磯千鳥 乙女椿も ほろり散る 青い月夜の 名残り船  肩を抱きよせ ひとしずく 胸に涙の しみのあと きいてくれるな その先は 海の男の 生きる道  消えてせつない 泡沫(うたかた)も こんど椿の 咲く日まで 島よあの娘よ さようなら 別れ出船に 残す唄田端義夫大高ひさを長津義司情け知らずの 銅羅の音に 泣いて泣かせる 磯千鳥 乙女椿も ほろり散る 青い月夜の 名残り船  肩を抱きよせ ひとしずく 胸に涙の しみのあと きいてくれるな その先は 海の男の 生きる道  消えてせつない 泡沫(うたかた)も こんど椿の 咲く日まで 島よあの娘よ さようなら 別れ出船に 残す唄
別れ船名残りつきない 果てしない 別れ出船の 銅鑼(かね)が鳴る 思いなおして あきらめて 夢は汐路に すてて行く  さようならよの 一言は 男なりゃこそ 強く云う 肩をたたいて にっこりと 泣くのじゃないよは 胸の内  希望(のぞみ)はるかな 波の背に 誓う心も 君故さ せめて時節の 来る迄は 故郷(くに)で便りを 待つがよい田端義夫清水みのる倉若晴生名残りつきない 果てしない 別れ出船の 銅鑼(かね)が鳴る 思いなおして あきらめて 夢は汐路に すてて行く  さようならよの 一言は 男なりゃこそ 強く云う 肩をたたいて にっこりと 泣くのじゃないよは 胸の内  希望(のぞみ)はるかな 波の背に 誓う心も 君故さ せめて時節の 来る迄は 故郷(くに)で便りを 待つがよい
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