天気雨森山愛子 | 森山愛子 | やしろよう | 水森英夫 | 前田俊明 | 生まれて来なけりゃ よかったなんて 聞いたら泣くだろう 故郷の山が 淋しさこらえて 唇かんで みんなそうだよ 天気雨 ひとつやふたつの 水たまり 越えなきゃ幸せ 来ないじゃないの 大空流れる 旅路の雲よ 元気でいるよと 伝えて欲しい いつかは帰ろう あのふるさとに みんなそうだよ 天気雨 この手に希望を つかむまで 傷つき泥んこ いいんじゃないの 歩いて行こうよ あてなどないさ 背中に真っ赤な 夕日が沈む 涙を隠した 笑顔がいいね みんなそうだよ 天気雨 つまずく靴なら 脱ぎ捨てて 明日を探しに 行こうじゃないの |
移り香森進一 | 森進一 | やしろよう | 西谷翔 | | 別れの理由は 言わないで それより 聞きたいことがある あなたをうばった 移り香の その女 きれいなひとですか… 忘れないわ今夜 旅立つひとよ きっと 愛したことも 忘れないわそして 憎んだことも 笑い話に してみせる 背中をむけた 幸福を やっぱり 心が追いかける あなたにしみてる 移り香は わたしの涙で 消せますか… 忘れないわ今夜 旅立つひとよ ふたり出逢ったことも 忘れないわそして 別れたことも 笑い話に してみせる 忘れないわ今夜 旅立つひとよ きっと 愛したことも 忘れないわそして 憎んだことも 笑い話に してみせる |
冬美のソーラン節坂本冬美 | 坂本冬美 | やしろよう | 花笠薫 | 前田俊明 | 網を引け引け 網を引け まだまだ引け引け どんと引け 波は体を 削り取る この手に皺を 刻み込む ヤーレンソーランソーラン ソーランソーランソーラン 泣いて笑ってヨー 荒波越えてヨー 生きて来たんだヨー この海で ヤサエーエンヤーアサーノ ドッコイショ 汗を拭け拭け 汗を拭け 拳で拭け拭け ぐいと拭け 酒をあおって 夜が明ける 朝陽を浴びて 船を出せ ヤーレンソーランソーラン ソーランソーランソーラン 飲んで唄ってヨー 命を賭けてヨー 生きて行くんだヨー この海と ヤサエーエンヤーアサーノ ドッコイショ ヤーレンソーランソーラン ソーランソーランソーラン 泣いて笑ってヨー 荒波越えてヨー 生きて来たんだヨー この海で ヤサエーエンヤーアサーノ ドッコイショ |
北空港立花潤一・長沢薫 | 立花潤一・長沢薫 | やしろよう | 浜圭介 | | 夜の札幌 あなたに逢えて 凍てつく心に 灯りがともる これからは二人だよ もう泣かないで ついておいでよ 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 夜の札幌 おまえに惚れて さすらう旅路に 明日が見える 信じてもいいですね もうあなただけ 命尽くすわ 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 夜の札幌 舞い散る雪も ふたりの夜空で 咲く花になる どこまでも一緒だよ もう離れずに 夢を探そう 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 |
女のまつり原田悠里 | 原田悠里 | やしろよう | 飯田譲 | 伊戸のりお | 暴れ太鼓よ 風を呼べ 風よ雨雲 吹き飛ばせ 人目忍んで 泣くような 恋は目じゃない 柄じゃない 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり 喧嘩御輿が 柔肌の 肩にくい込む 汗が散る 負けてなるかと 踏みしめる 道の彼方に 明日がある 華になれ 華になれ 月も月も 月も微笑む 女のまつり 一度限りの 人生なら どこで散ろうと 燃えて咲け 想い届けと 大輪の 夢は夜空に 舞い上がる 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり |
ふたりの大漁節坂本冬美 | 坂本冬美 | やしろよう | 花笠薫 | | 沖じゃ名うての 暴れん坊が 背中丸めて 飲んでるお酒 船を出せない 嵐の晩は そばに私が いるじゃない アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 晴天(なぎ)待つふたりの 大漁節 陸(おか)じゃ取り柄も 甲斐性もないと 笑うあんたが 私の宝 徳利並べて ゆらりと酔って 膝を枕に 眠りゃいい アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 寄り添うふたりの 大漁節 海よ荒れるな 夜風よ哭くな どんな苦労も 笑顔で耐える ここはあんたと 私の港 出船 入り船 夢見船 アレワエーエ エト ソーリャ 大漁だェ 春呼ぶふたりの 大漁節 |
みちのく雪灯り原田悠里 | 原田悠里 | やしろよう | 三木たかし | 前田俊明 | 雪また雪にみちのくは 暮れてわらべのはしゃぐ声 帰りたいあの頃に かまくらのともしびは 故郷の恋あかり夢あかり 花くれないにくちびるを 染めて恥じらう綿帽子 帰りたいあのひとに 嫁ぐ日を待ちわびた 遠い日のぬくもりは今どこに 風凍てついて哭く夜も 春は心の中にいる 帰りたいあの町に 哀しみを埋めながら 故郷に雪が降る夢が降る |
さいはて岬日野美歌 | 日野美歌 | やしろよう | 伊藤雪彦 | 薗広昭 | 流れる白い雲 私を乗せて あなたのもとへと 連れてって あれからひとり 私はひとり あなたを今日も 探し続けて いつしか北へ 北へ 心が泣くわ さいはて岬 春とはいうけれど ここから先は 旅する人さえ ないという 教えて欲しい 答えて欲しい 私のことは もう忘れたの あなたが遠い 遠い 風さえ泣くわ さいはて岬 砕ける波の音 ひときわ荒く 日暮れが近いと 告げている 願いはひとつ 祈りはひとつ 思い出なんか 欲しくはないの 逢いたいあなた あなた 夕陽が泣くわ さいはて岬 |
一本勝負中村美律子 | 中村美律子 | やしろよう | 岡千秋 | 池多孝春 | 天に拳を 振り上げて 悔し涙を 投げ捨てる 締める黒帯 男の魂(こころ) 意地も捨て身の 青畳 夢をつかんで 夢をつかんで 起(た)ち上がれ 雪の会津を あとにして 仰ぐ都の 流れ雲 道は一本 講道館の いつか輝く 星になる 負けて泣くより 負けて泣くより 勝って泣け 有像無像(うぞうむぞう)を 投げ飛ばす これが天下の 山嵐 技を掛けるな 命を賭けろ たとえどんなに 辛くとも 敵は明日の 敵は明日の 我にあり |
男の酒場渥美二郎 | 渥美二郎 | やしろよう | 千寿二郎 | | 俺とおまえで 飲む酒は 酔えば嬉しい 情けの酒だ たとえ行く道 違っても 同じ故郷の ちぎれ雲 思い出させる 男の酒場 俺とおまえに 降る雨は 消すに消せない 未練の雨だ あんな女と 言いながら そっと背中じゃ 詫びている 泣いてくれるな 男の酒場 俺とおまえに 咲く花は 遠い故郷の 錦の花だ ひとつふたつの 傷ならば 生きる証しだ 道しるべ 胸を張りなよ 男の酒場 |
どうする貴方桂銀淑 | 桂銀淑 | やしろよう | 浜圭介 | | 男に背中が ふたつある 抱かれるたびに そう思う 髪なんかやさしく 撫で撫でしながら 心はくるりくるり 裏返し ねえこっち向いてよ どうする貴方 恋ごゝろ 恋ごゝろ 捧げつくした 雨降れば 雨にあなた 風吹けば 風にあなた もう何も何も見えない あゝ 私なのに 男に唇 ふたつある 哀しいけれど そう思う 耳もとでせつなく 好き好きしながら アバヨがほろりほろり 見えかくれ ねえこっち向いてよ どうする貴方 夢ごゝろ 夢ごゝろ 命賭けたわ 星見れば 星にあなた 花咲けば 花にあなた もう何も何もいらない あゝ 私なのに ねえこっち向いてよ どうする貴方 恋ごゝろ 恋ごゝろ 捧げつくした 雨降れば 雨にあなた 風吹けば 風にあなた もう何も何も見えない あゝ 私なのに |
恋・あなた次第桂銀淑&浜圭介 | 桂銀淑&浜圭介 | やしろよう | 浜圭介 | | おまえのまつ毛に とまった真珠 誰が泣かせる あなたのせいよ 千の甘い ささやきよりも 切ない吐息ひとつ 待ってる私 だから恋 恋 あなた次第 眠らない街 揺れながら二人 だから恋 恋 あなた次第 虹色の雨 どこまでも二人 夜風におまえを さらわれそうさ 離したくない ついて行きたい 心溶かす やさしさよりも 肩抱く腕の強さ 嬉しい私 だから恋 恋 あなた次第 酔いしれる街 燃えながら二人 だから恋 恋 あなた次第 虹色の雨 どこまでも二人 だから恋 恋 あなた次第 眠らない街 揺れながら二人 だから恋 恋 あなた次第 虹色の雨 どこまでも二人 |
愛始発桂銀淑&浜圭介 | 桂銀淑&浜圭介 | やしろよう | 浜圭介 | | (女)あなたが好きと夜空も泣いて (女)帰したくない雨になる (男)いとしさつのり眠れぬ夜が (男)逢えば短いあゝ夜になる (男)さよなら言わないよ (女)ついて行くあなた (二人)港町夜明け前あゝ愛始発 (男)探していたよかわいい女よ (男)命賭けても悔いはない (女)背中を叩く噂のつぶて (女)耐えて行けますあゝ二人なら (男)おまえがすべてだよ (女)信じてるあなた (二人)港町夜明け前あゝ愛始発 (女)あなたの胸にはぐれたならば (女)私涙で枯れる花 (男)おまえの灯り失くしたときは (男)俺は嵐にあゝ沈む船 (男)この手を離すなよ (女)離さないあなた (二人)港町夜明け前あゝ愛始発 |
俺に咲いた花原田悠里 | 原田悠里 | やしろよう | 桜田誠一 | | 流れて故郷(ふるさと) もう遠い どしゃぶりつゞきに 傘もない こんな男の どこがいい 聞けばほんのり 紅をさす 素顔の花の 花のいじらしさ おまえはおまえは 俺に咲いた花 やさしい瞼を この俺が ぬらしているのか 夢にまで 眠るおまえの 横顔に 春の来る日を 祈りたい 枯れるな俺の 俺のこの胸で おまえはおまえは 俺に咲いた花 さすらい暮しの 寒さより 幸せやれない 身がつらい 涙こらえて 背で詫びりゃ いつか吹雪に 消える町 最後の夜が 夜が明けてゆく おまえはおまえは 俺に咲いた花 |
ムグンファの花天雀 | 天雀 | やしろよう | 浜圭介 | 岩本正樹 | ムグンファの花咲いて 大空染める頃 思い出して欲しい 愛する人よ どんなに遠く 離れていても 十年…百年…千年 恋しいふるさと 鳥になり この空越えて 飛んでゆくのです 私の想い あなたに あなたに あなたに逢いたい ムグンファの花散って 大地にこぼれても 忘れないで欲しい いとしい日々を 悲しいことは雨に流して 十年…百年…千年 微笑むふるさと 鳥になり 涙を越えて 風よ運んでよ 私の祈り あなたに あなたに あなたに届けと ムグンファの花咲いて 大空染める頃 思い出して欲しい 愛する人よ 愛する人よ |
木曽路の女原田悠里 | 原田悠里 | やしろよう | 伊藤雪彦 | 伊藤雪彦 | 雨にかすんだ 御岳(おんたけ)さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て あゝ恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 杉の木立の 中山道は 消すに消せない 面影ばかり 泣いちゃいないわ この胸が 川のしぶきに 濡れただけ あゝ恋は終わっても 逢いたいあなた 思い出のつげ櫛(くし) 木曽路の女 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる あゝ恋は終わっても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 |
Love Foreverすいめい | すいめい | やしろよう | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 黄昏のカフェテラス 頬杖をついて 行き過ぎる思い出 眺めてる 軽やかに恋を着飾って 夜へと急ぐ シンデレラたち 夢からさめたら きっと気がつくわ たったひとつ真実の愛 輝いているのね Love Forever あなたへの 想いはあふれて 頬を濡らす Love Forever もう一度 あなたの胸に抱きしめて 真夜中の交差点 わざと立ち止まり 差しのべるあなたの 手を待つの 何故かしらそんな一場面 こんなに胸を 切なくさせる 一人で歩ける女になっても 心だけが立ち尽くすの 淋しさに震えて Love Forever あなたへの 想いを束ねた赤いブーケ Love Forever もう一度 あなたの胸に飾らせて Love Forever あなたへの 想いはあふれて 頬を濡らす Love Forever もう一度 あなたの胸に抱きしめて |
かもめ駅から渡辺博美 | 渡辺博美 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | 雪の青森を 出る汽車は 涙 涙 涙夜行日本海 かじかむ指で 握りしめてる この愛ひとつが いのちです 逢いたくて あなた逢いたくて 海辺づたいに 走る漁火 北のかもめが 北のかもめが 旅に出る 雨の大阪へ 着く汽車は 恋の 恋の 恋の夜行日本海 私の空は あなたの胸よ すべてを捨てても いいのです 抱きしめて あなた抱きしめて 海辺づたいに 走る命火 北のかもめが 北のかもめが 夢を飛ぶ 逢いたくて あなた逢いたくて 海辺づたいに 走る漁火 北のかもめが 北のかもめが 旅に出る |
ソ・ウ・ルキム・ランヒ | キム・ランヒ | やしろよう | 浜圭介 | 萩田光雄 | 雨にけむる ソウルの街 傷ついた恋を抱いてひとり 最終便が翼を濡らして 遠くなっても忘れないよと 叫ぶように夜空に消えた あゝ熱い夜よ ソウルの街 命の限り 愛したひと 灯り揺れる ソウルの街 人知れず頬を伝う涙 思い出たどる心は乱れて こんな別れが来ると知らずに 夢に酔ったふたりはどこへ あゝ熱い夜よ ソウルの街 あなたを求め さまようだけ 最終便があなたを奪って 空をふたつに切り裂きながら 燃える想い残して消えた あゝ熱い夜よ ソウルの街 もう還らない いとしいひと |
木曽路の女水森かおり | 水森かおり | やしろよう | 伊藤雪彦 | 薗広昭 | 雨にかすんだ 御岳さんを じっと見上げる 女がひとり 誰を呼ぶのか せせらぎよ せめて噂を つれて来て ああ 恋は終わっても 好きですあなた 湯けむりに揺れている 木曽路の女 杉の木立の 中仙道は 消すに消せない 面影ばかり 泣いちゃいないわ この胸が 川のしぶきに 濡れただけ ああ 恋は終っても 逢いたいあなた 思い出のつげの櫛 木曽路の女 明日は馬籠(まごめ)か 妻籠(つまご)の宿か 行方あてない 女がひとり やっと覚えた お酒でも 酔えば淋しさ またつのる ああ 恋は終っても 待ちますあなた どこへ行く流れ雲 木曽路の女 |
二人の世界キム・ランヒ&浜圭介 | キム・ランヒ&浜圭介 | やしろよう | 浜圭介 | 前田俊明 | (女)街灯りうるんでる こんな夜はあなたと (男)どうしてだろう おまえの胸に (男)なつかしさ 感じてた (女)他人の顔した この都会で (男)出逢った奇跡を 信じたい (男女)このまま離さない 二人のこの世界 (男)明日の朝旅立とう 北国のふるさと (女)あなたとならば すべてがきっと (女)輝いて 見えるから (男)ススキノ それとも大通り (女)アカシア並木を 歩きたい (男女)このままどこまでも 二人のこの世界 (女)その瞳その中で 夢を見ていさせて (男)約束しよう これからずっと (男)おまえだけ 愛してる (男)思い出刻もう 時計台 (女)あなたの未来へ つれてって (男女)このまま離さない 二人のこの世界 (男女)このまま離さない 二人のこの世界 |
愛…ふたたびキム・ランヒ&浜圭介 | キム・ランヒ&浜圭介 | やしろよう | 浜圭介 | 前田俊明 | 雪の降らない この街を 白い雪が 染めたなら あの日別れた 街角で あなたを待ってると 約束したね 忘れはしない TOKYO初雪 今めぐり逢う 愛が ふたたび 今降りしきる 何も言わずに 淋しさを そっと埋めて くれますか おまえだけだよ 傷あとを つつんでくれるのは 信じていたわ この日が来ると TOKYO初雪 今めぐり逢う 愛が ふたたび 今降りしきる 逢いたかったよ 面影を いつも胸に 抱いてたよ そばにあなたが いるだけで こんなにあたたかい もう離さない ひとりにしない TOKYO初雪 今めぐり逢う 愛が ふたたび 今降りしきる |
はぐれ雲山川豊 | 山川豊 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | ひいふうみいよう いついついつ 逢える おまえに いつ逢える 日暮れりゃ 何故か 恋しくて 数え唄 別れの夜の おまえの涙 今も俺らに 降りかかる 寒くはないか 寒くはないか ひとりぽっちで 今頃は ひいふうみいよう いついついつ 逢える おまえに いつ逢える 日暮れりゃ ひとり あてもない 数え唄 こんなに遠く 流れて来たよ 何で今さら 帰れよう おまえの夢に おまえの夢に せめて抱かれて 眠ろうか ひいふうみいよう いついついつ 逢える おまえに いつ逢える 日暮れりゃ 酒を 相手にさ 数え唄 雨にさまよう 野良犬 小犬 帰るねぐらを 忘れたか 俺らも同じ 俺らも同じ はぐれちゃったよ 倖せに |
放浪ごころ山川豊 | 山川豊 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | おまえを忘れるために 旅する俺じゃないさ 黄昏ゆく山あいの 名もない途中駅 さすらい心が見る夢は ただひとつ 流れる雲は ちぎれても 俺とおまえは 離れやしない 必ず帰るよ おまえが故郷さ 男の背中を見れば 誰でも世捨てびとさ 一人で飲むこの酒は わびしさ増すばかり さすらい心にともる灯は ただひとつ どんなに月日は 流れても あの日の誓いは 変わりはしない 待ってておくれよ おまえが故郷さ さすらい心が見る夢は ただひとつ 流れる雲は ちぎれても 俺はおまえを 離しはしない 待ってておくれよ おまえが故郷さ |
ふるさと山川豊&桂銀淑 | 山川豊&桂銀淑 | やしろよう | 浜圭介 | | ビルの谷間に夢が沈む おまえどうしているだろか 岬を染めて 恋が燃える 私今でも 待ってます 黄昏に手紙を書きたいひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた ネオン海峡 泳ぐよりも あなたカモメでいて欲しい ひとりで酒に 酔えば辛い そばにおまえがいて欲しい 逢いたくて 心が名を呼ぶひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた 忘れな草の花のように おまえ咲いてる港町 時雨が雪に変わる前に きっと帰ってくれますね この胸に ぬくもりやさしいひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた |
北斗星山川豊 | 山川豊 | やしろよう | 浜圭介 | 馬飼野俊一 | 街の灯りは天の川 泣いて女の 未練が走る 別れの涙が乾くその日を 待てと言うの できないわ あなたできないわ 噂のかけら 追いかけて 北へ北へ北へひとすじ 北斗星 霧にけむった 途中駅 車窓に映して口紅をひく さよならでもいい何かひとこと もうひとこと 聞かせてよ あなた聞かせてよ 引き返せない 戻れない 恋に恋に恋にひとずじ 北斗星 夜の向こうは 冬景色 燃える想いが 海峡越える 熱いその胸に溶けて行きたい 雪のように もう一度 あなたもう一度 最後の夢を 抱きしめて 北へ北へ北へひとすじ 北斗星 |
港桂銀淑 | 桂銀淑 | やしろよう | 浜圭介 | 前田俊明 | 海鳴り聞いては 今日もまた あなたの声かと だまされる 恋しくて恋しくて 港町 あゝ思い出ばかりの この町捨てて 海はいつでも 渡れるけれど 二人を結ぶ 船がない 見送ることさえ あきらめて 泣いてたあの夜 霧の夜 酔いしれて酔いしれて 港町 あゝどんなに両手で ふさいでみても 恋を引き裂く 別れの船の 汽笛が耳に まだ痛い 波止場を見下ろす 狭い部屋 越せずに一年 もう二年 待ちわびて待ちわびて 港町 あゝ翼を失くした カモメがひとり 沖を見つめて 震えていたと ひとこと風よ 伝えてよ |
北空港桂銀淑&浜圭介 | 桂銀淑&浜圭介 | やしろよう | 浜圭介 | 桜庭伸幸 | 夜の札幌 あなたに逢えて 凍てつく心に 灯りがともる これからは二人だよ もう泣かないで ついておいでよ 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 夜の札幌 おまえに惚れて さすらう旅路に 明日が見える 信じてもいいですね もうあなただけ 命尽くすわ 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 夜の札幌 舞い散る雪も 二人の夜空で 咲く花になる どこまでも一緒だよ もう離れずに 夢を探そう 涙を捨てて 過去さえ捨てて 愛が飛び立つ 北空港 |
男船長山洋子 | 長山洋子 | やしろよう | 市川昭介 | 杉村俊博 | 荒れて 荒れて 牙むく 北海しぶき 来るなら 来てみろ 吠えてみろ 沖へ出たなら 自慢の舟さ 意地と度胸は 半端じゃないぜ 命 命 命知らずの 男船 きっと きっと あの娘に 海鳴り便り 届けておくれよ 渡り鳥 陸(おか)にゃ住めない さすらい舟さ 未練きっぱり 波間に捨てる 情 情 情乗せない 男船 網を 網を引く手に 血潮がたぎる 根性ひとつが 宝だよ 辛さこらえる 我慢の舟さ ここが 一番 男の勝負 夢は 夢は 夢は 大漁の 男船 |
さいはて恋港渥美二郎 | 渥美二郎 | やしろよう | 千寿二郎 | 前田俊明 | 日暮れ桟橋 啼く鴎 男船には 乗せられぬ 汽笛鳴かせる 恋みれん あゝ ここはさいはて 港町 あなたにはぐれた 女です 飲んで酔えない お酒でも 涙水割り 胸に抱く 濡れて紫 恋灯り あゝ ここはさいはて 酒場町 あなたに泣いてる 女です せめて情けは かけないで 夢に疲れた 私でも 燃える心は 恋化粧 あゝ ここはさいはて 時雨町 あなたを待ってる 女です |
君の歌になろう山本譲二 | 山本譲二 | やしろよう | 浜圭介 | 川村栄二 | 君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう 君が夜空を 流れる星なら 君が抱きしめる 空になろう どうして人には 別れがあるの 約束したのに もう泣かないと 瞼を閉じたなら 逢えるから 想い出がこの胸に 熱いから 風に揺られて 微笑む花たち やがてその花も 枯れるだろう 雨が上がれば 生まれる虹たち やがてあの虹も 消えるだろう どうして人には 別れがあるの 過ぎゆく季節は もう還らない いつでもそばにいて あげるから 想い出がとめどなく 熱いから 君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう |
浪花夜景渥美二郎 | 渥美二郎 | やしろよう | 千寿二郎 | | 傘にかくれて あなたと呼べば ほろりこぼれる 女のみれん こんな別れは 辛すぎる ひとり歩きの 道頓堀に 恋の名残りの 雨が降る 離さないよと 宗右衛門町(そえもんちょう)で 肩を抱かれた あの夜が憎い 忘れさせてよ 酔わせてよ 泣いて恨んで 眠ったあとの 夢もあなたの ことばかり 枯(か)れた涙の 目にしみる うわさせつない 曽根崎あかり あなた信じて いいですか 帰るあてない ひとでもいいの 待てば女は 生きられる |
夕凪の宿渥美二郎 | 渥美二郎 | やしろよう | 千寿二郎 | | 苦労したねと 肩抱くよりも 叱って下さい 泣きぐせを 女の荒波 越えてあなたの 港に着いた 過去を 過去を許して 夕凪の宿 涙止むまで この髪撫でる その手にすがっていいですか 昨日の嵐も 忘れるような 幸せくれる 肌を 肌を寄せ合う 夕凪の宿 遠い旅でも ふたりの夢を 探しに行こうと また泣かす 女の命を 賭けてあなたと 漕ぎ出す小舟 情 情ともして 夕凪の宿 |
風みなと松原のぶえ | 松原のぶえ | やしろよう | 伊藤雪彦 | | 泣いて通れば この恋に 二度と逢えなく なるという それでも涙が 止まらない 波止場道 見送らないわ そう決めながら あなた探して 走り続ける 桟橋は 波また波の 波また波の 風みなと 声を限りに 叫んでも 波の向うに 消える船 どうすりゃいいのよ さよならも 届かない やさしいだけじゃ 女はだめね すがりついても 離したくない ひとだけど 今では遅い 今では遅い 風みなと 冬の寒さも 気づかずに そばで暮らした ことも夢 かじかむ心を もう一度 あたためて どうせ私は 飛べないカモメ 忘れないでと 祈る背中に 雪が散る 波また波の 波また波の 風みなと |
倖せ遠まわり角川博 | 角川博 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | 前を向いたら行きどまり 後ろ振り向きゃあとがない 好きで迷っているんじゃないが 何故か倖せ遠まわり 雨のやまない町はない 涙乾かぬひとはない 空が晴れてもわびしいものは 男心の水たまり 咲かずじまいの恋いくつ 忘れものした夢いくつ 誰にわかって欲しくはないが 問わず語りに夜が更ける |
大阪みれん花森若里子 | 森若里子 | やしろよう | 伊藤雪彦 | | あなたしのべば お酒がなぜか 頬にこぼれて 涙に変わる 雨にけむった 宗衛門町で くるり 背中を むけた人 泣いたらあかん 泣いたらあかん 夜の大阪 みれん花 何にもあなたは 悪くはないの 忘れられない 私が悪い 噂ネオンが 難波にともりゃ 女ごころが またゆれる 呼んだらあかん 呼んだらあかん 夜の大阪 みれん花 肩を抱きよせ 聞かせてくれた 夢をあなたは 消さずにいてね 情け灯した 道頓堀に 流す名残りの恋化粧 泣いたらあかん 泣いたらあかん 夜の大阪 みれん花 |
噂のふたり渥美二郎・内海美幸 | 渥美二郎・内海美幸 | やしろよう | 徳久広司 | | 爪の色に合わせて 恋を着替える そんな女よ だけど だけど本気よ 抱けばこの手を すり抜けそうな おまえの心 目が離せない 雨は二人の 赤い糸 明日は明日よ 今夜はあなたと 同じ夢とお酒に 酔えればいいさ ちょっと気になる 噂のふたり まるでピアスみたいね 男と女 ひとつ失くせば役に 役に立たない 誰も知らない 淋しがりやの おまえの素顔 とてもかわいい 雨は二人の 赤い糸 愛してごめんね 今夜はあなたと 熱い罪と涙に 溺れていいさ ちょっと絵になる 噂のふたり 雨は二人の 赤い糸 明日は明日よ 今夜はあなたと 同じ夢とお酒に 酔えればいいさ ちょっと気になる 噂のふたり ちょっと気になる 噂のふたり |
じょっぱり船神野美伽 | 神野美伽 | やしろよう | 市川昭介 | | ドンと砕けて 散る波よりも やけにしょっぱい おとこ出船だよ 海がねぐらさ 北海野郎 泣いちゃいけない 舳先(へさき)が鈍る 未練とも綱 断ち切れば おっとドッコイ荒波越える じょっぱり船だよ 風がどうした 嵐が何だ たかが嵐に 負けてたまるかよ 親父ゆずりさ 北海野郎 惚れた女は 泣かしちゃならぬ 握る拳にゃ 血が滲む おっとドッコイ荒波越える じょっぱり船だよ 待っていてくれ 明日はきっと 笑顔土産に 帰る港だよ 夢をつかむさ 北海野郎 どきな流氷 この手で砕く かもめ見てくれ 心意気 おっとドッコイ荒波越える じょっぱり船だよ |
北海ながれ舟神野美伽 | 神野美伽 | やしろよう | 市川昭介 | | 荒(あ)れてみせなよ ドンと波しぶき 男心にゃ かなうまい 陸(おか)じゃ役には 立たない意地も 沖へ出たなら 炎と燃える 宿命(さだめ)も明日(あす)も 風まかせ 命(いのち)知らずの 北海ながれ舟 かけた茶碗(ちゃわん)で 冷酒(ひやざけ)飲めば ほろりあの娘を 思い出す 泣いてたまるか 未練はないさ たかが涙の しずくじゃないか でっかい海に 笑われる 情(なさ)け乗せない 北海ながれ舟 夢もしばれる 浮寝(うきね)の晩(ばん)にゃ はぐれカモメが 添(そ)い寝(ね)する ここがふるさと 心のねぐら 聴いておくれよ 海鳴りさんよ 自慢じゃないが 大漁節(たいりょぶし) 波をまくらの 北海ながれ舟 |
望郷みなと神野美伽 | 神野美伽 | やしろよう | 市川昭介 | | 波に漁火 咲き乱れ 浜にゃ情けの 花が咲く 船を降りても 親父はカモメ 沖を見つめて いるだろか 遠い海鳴り 望郷みなと 別れ言葉も 言えないで 細い背中が 泣いていた 胸にしみてる あの娘の涙 今もひとりか 幸せか 紅い浜なす 望郷みなと 海は荒れても おふくろの いつも変わらぬ あの笑顔 都会(まち)にゃ住めない 俺らもカモメ 大漁まつりは もう近い 飛んで帰ろか 望郷みなと |
おもいで港町大石円 | 大石円 | やしろよう | 山口ひろし | | あなたの噂 訪ねて函館 あの日の恋を 探して小樽 春 春早く来い 津軽の海を越えて来い 涙が 涙が 涙が凍る 心が 心が 心が燃える ひとりが辛い おもいで港町 お酒よせめて 今夜は酔わせて 海鳴りだけが 聞こえる酒場 春 春早く来い あなたをここへつれて来い 灯りが 灯りが 灯りが揺れる 未練が 未練が 未練がつのる 面影滲む おもいで港町 やさしい胸で も一度泣きたい 夢でもいいの 逢いたいあなた 春 春早く来い 名もない花に飛んで来い 涙が 涙が 涙が凍る 心が 心が 心が燃える 汽笛がむせぶ おもいで港町 |
寄りそい橋木村優希 | 木村優希 | やしろよう | 安留康生 | | あなたと訪ねた 湯の町は そろいの浴衣に そろいの心 明日のことは 言わないで ふれあい 惚れあい 寄り添い橋を 渡れば灯りも 滲んで揺れる あなたがそばに いればいい 涙と一緒に 流そうと 笹舟作って 浮かべてくれる 他には何にも いらないの ふれあい 惚れあい 寄り添い橋に 陽炎みたいな 幸せ燃える あなたがそばに いればいい 日暮れて川面を 吹く風に 寒くはないかと 気づかうあなた この恋だけが 命です ふれあい 惚れあい 寄り添い橋の たもとに一輪 宵待草よ あなたがそばに いればいい |
寄りそい橋木村悠希 | 木村悠希 | やしろよう | 安留康生 | | あなたと 訪ねた 湯の町は そろいの浴衣に そろいの心 明日のことは 言わないで ふれあい 惚れあい 寄り添い橋を 渡れば灯りも滲んで揺れる あなたがそばに いればいい 涙と一緒に 流そうと 笹舟作って 浮かべてくれる 他には何も いらないの ふれあい 惚れあい 寄り添い橋に 陽炎みたいな 幸せ燃える あなたがそばに いればいい 日暮れて川面を 吹く風に 寒くはないかと 気づかうあなた この恋だけが 命です ふれあい 惚れあい 寄り添い橋の たもとに一輪 宵待草よ あなたがそばに いればいい |
どうする貴方田中収・ニックニューサー | 田中収・ニックニューサー | やしろよう | 浜圭介 | | 男に背中が ふたつある 抱かれるたびに そう思う 髪なんかやさしく 撫で 撫でしながら 心はくるり くるり 裏返し ねぇこっち向いてよ どうする貴方 恋こごろ恋こごろ捧げつくした 雨降れば 雨にあなた 風吹けば 風にあなた もう何も何も見えない あゝ私なのに 男に唇 ふたつある 哀しいけれど そう思う 耳もとでせつなく好き好きしながら アバヨがほろりほろり 見えかくれ ねぇこっち向いてよ どうする貴方 夢こごろ夢こごろ命賭けたわ 星見れば 星にあなた 花咲けば 花にあなた もう何も何もいらない あゝ私なのに ねぇこっち向いてよ どうする貴方 恋こごろ恋こごろ捧げつくした 雨降れば 雨にあなた 風吹けば 風にあなた もう何も何も見えない あゝ私なのに |
私がいなけりゃだめな人千葉マリア | 千葉マリア | やしろよう | 市川昭介 | | こんな男と一緒では 幸せ逃げて行くという いいの いいのよ 泣かされましょう 生きて行くのが下手でもいいの 二人でひとりよ ねぇ あなた 私がいなけりゃだめな人 にがいお酒も飲むでしょう 時には恋に酔うでしょう いいの いいのよ だまされましょう 遊びつかれた子供のように 帰ってくれたら それでいい 私がいなけりゃだめな人 どんな路地にも忘れずに 花咲く春は来るものよ いいの いいのよ 待たされましょう 命ひとすじ尽くせるならば 苦労も嬉しい ねぇ あなた 私がいなけりゃだめな人 |
アンニョンヒカセヨ ~訣別~ナム・ジン | ナム・ジン | やしろよう | 浜圭介 | | 波止場を出てゆく 船さえも 汽笛残して 行くものを アンニョンヒカセヨ 私のあなた アンニョンヒカセヨ 命の恋よ 忘れられた 女がひとり ひぐれてカモメと泣くばかり せつなく寄せては 返す波 噂はこんで来て欲しい アンニョンヒカセヨ 私のあなた アンニョンヒカセヨ 命の恋よ つのる想いやせてく心 未練の涙は いつ乾く よんでも帰らぬ 人の名を よべば岬に 散る夕陽 アンニョンヒカセヨ 私のあなた アンニョンヒカセヨ 命の恋よ 胸を抱けば 背中が寒い 夢でもいいから 逢いに来て |