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  • LACCO TOWER
    くしゃみが出るくらい幸せな明日の為に。
    くしゃみが出るくらい幸せな明日の為に。

    LACCO TOWER

    くしゃみが出るくらい幸せな明日の為に。

     今年結成20周年を迎えた“LACCO TOWER”が、2022年12月7日にオールタイム・ベストアルバム『絶好(ぜっこう)』をリリース!インディーズ~メジャー、全キャリアから発売された楽曲をメンバーがセレクトし、CD4枚(メジャーサイドCD2枚、インディーズサイドCD2枚)計50曲を収録する集大成的な作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 斜陽 」に通ずるお話です。当たり前が当たり前ではなかったと気づいた今だからこそ、想うことは…。今、なかなか自信を持てずにいるあなたへ。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 私はボーカリスト。歌い手。バンドマンである。2022年11月、私は歌う事が出来なくなった。度重なる疲労か、ストレスか、喉風邪も相まって、高音域の声が出づらくなってしまったのだ。結果、11月中に予定されていたライブは勿論キャンセル・延期となった。様々な方にご迷惑をかけてしまった事を、改めてこの場を借りて謝罪させて頂きたい。   歌う事、歌える事は当たり前のことだと思っていた。皆さんが朝起きて歯を磨きご飯を食べるように、これから先も一生続いていくものだと勘違いしていた。結果、23年の4月、我々LACCO TOWERの魂ともいうべき主催ロックフェス「I ROCKS 23」までの約5か月間、休養をさせて頂く運びとなった。このコラムを書かせて頂いている12月現在、少しずつ回復傾向にはあるものの、前述した「当たり前」になるにはまだまだ時間を要する事になりそうだ。   私は「おうじさま」だった。周りにあるものが当たり前と勘違いし、自分の所作以外の部分は見えておらず、本当に大事なものを失いそうになった。自分の胸に住むいじわるの蝮は、いよいよ私を何のアイデンティティーも持たない只の野良にさせようとしているのだ。当たり前のものは、そうなるが故の努力があってこそのものなのだ。   運命とか天命とかいう言葉が実在するなら、それに抗う時が今なのではないだろうか。小さすぎて見えない「ずれ」に気付いた時、それは未来へと続く階段にも、ただ下るだけの階段にもなりうるのだから。   何もわからず只がむしゃらに自分を信じていたあの頃。皆さんはまだ覚えているだろうか。あの頃、間違えていた感覚。それは未来に続く階段であり、確かに今の自分をつなぎとめてくれているに違いない。もし今少し自分に自信がない人がいるのであれば、この「 斜陽 」という歌を聴いてほしい。   いつか自分はくしゃみが出るくらい幸せだと、大手を振って笑えるように。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 斜陽 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER   ◆オールタイム・ベストアルバム 『絶好(ぜっこう)』 2022年12月7日発売 COCP-41841/4 ¥6,050(税込)   <収録曲>   <Disc.1> 1.薄紅(うすべに) 2.化物(ばけもの) 3.雨後晴(あめのちはれ) 4.魔法(まほう/新曲) 5.嘘(うそ) 6.桜桃(さくらんぼ) 7.怪人一面相(かいじんいちめんそう) 8.傷年傷女(しょうねんしょうじょ) 9.若者(わかもの) 10.喝采(かっさい) 11.星空(ほしぞら) 12.地獄且天国(じごくかつてんごく) 13.雪(ゆき)   <Disc.2> 1.棘(とげ/新曲) 2.未来前夜(みらいぜんや) 3.遥(はるか) 4.葡萄(ぶどう) 5.非公認(ひこうにん/新曲) 6.青春(せいしゅん) 7.歩調(ほちょう) 8.非幸福論(ひこうふくろん) 9.狂喜乱舞(きょうきらんぶ) 10.火花(ひばな) 11.蛍(ほたる) 12.秘密(ひみつ) 13.花束(はなたば)   <Disc.3> 1.藍染(あいぞめ/Re-Recording) 2.杏子(あんず) 3.苺(いちご) 4.恋人(こいびと) 5.斜陽(しゃよう/Re-Recording) 6.栞(しおり) 7.雨(あめ) 8.模細工(もざいく) 9.奇妙奇天烈摩訶不思議 (きみょうきてれつまかふしぎ) 10.蛹(さなぎ) 11.組絵(ぱずる) 12.告白(こくはく)   <Disc.4> 1.林檎(りんご) 2.柘榴(ざくろ) 3.蕾(つぼみ) 4.花弁(はなびら) 5.後夜(こうや/Re-Recording) 6.未来(みらい/Re-Recording) 7.弥生(やよい) 8.鼓動(こどう) 9.紫陽花(あじさい) 10.錻(ぶりき) 11.懐炉(かいろ) 12.一夜(いちや)

    2022/12/15

  • LACCO TOWER
    未来にならずば死すべきか。
    未来にならずば死すべきか。

    LACCO TOWER

    未来にならずば死すべきか。

     今年結成20周年を迎えた“LACCO TOWER”が、2022年12月7日にオールタイム・ベストアルバム『絶好(ぜっこう)』をリリース!インディーズ~メジャー、全キャリアから発売された楽曲をメンバーがセレクトし、CD4枚(メジャーサイドCD2枚、インディーズサイドCD2枚)計50曲を収録する集大成的な作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作に収録されている新曲「 棘 」にまつわるお話。今、かなわなかった何かが、未来になれなかった過去が、“棘”になってどこかに刺さっているあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 どんなタイミングか、どんなきっかけかは分からないが、今この文章を読んでくれている方は、きっとラッコタワーに何かしらの繋がりを見出し、そして限りある時間の中でこの文章を閲覧してくれているのだろう。   我々は20周年を迎えた日本語ロックバンドだ。5人組だ。歌詞は全て日本語だ。インディーズで長い時間を過ごし、30代半ばにしてメジャーデビューをし、20周年を迎える今年、初のオールタイムベストをリリースする。そしてありがたいことに今このような場と、あなたの時間をいただいている。今まで沢山の夢を描いてきた。結果として叶ったものもあれば、変わったものもある。そして勿論叶わなかったものもある。   皆さんはどうだろう?   目指していたもの、描いていたものに、どのくらい近づいた、遠のいただろう。居酒屋で語り合った夢はいつしか愚痴になり、カフェではしゃいでいたあの話題は文句に変わり、疲れた顔で家路についていないだろうか。未来という結果になれなかったあの過去は、今どこで何をしているのだろうか。   世の中の決まり、動き、年齢など、色んなものと自分との掛け合わせで出来上がっていく現実で、そいつは隠れてしまったんじゃないだろうか。   すらっと喉元を過ぎればそれでいい。ただ、風邪を引いたあの時のように、飲み込む前に引っかかる魚の骨のような棘があるのなら、それを胃に落とす必要はないのではないだろうか。ないものにはならない。今までのあなたを作ってきた全てが今のあなたなのだから。   闇の中で光っているピンゾロの目が、閉じ切ってしまう前に、今一度死ねなかったあの未来と会話してみてはどうだろうか。未来にならないものは全て死ぬべきではないのだから。   <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 棘 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER   ◆オールタイム・ベストアルバム 『絶好(ぜっこう)』 2022年12月7日発売 COCP-41841/4 ¥6,050(税込)   <収録曲>   <Disc.1> 1.薄紅(うすべに) 2.化物(ばけもの) 3.雨後晴(あめのちはれ) 4.魔法(まほう/新曲) 5.嘘(うそ) 6.桜桃(さくらんぼ) 7.怪人一面相(かいじんいちめんそう) 8.傷年傷女(しょうねんしょうじょ) 9.若者(わかもの) 10.喝采(かっさい) 11.星空(ほしぞら) 12.地獄且天国(じごくかつてんごく) 13.雪(ゆき)   <Disc.2> 1.棘(とげ/新曲) 2.未来前夜(みらいぜんや) 3.遥(はるか) 4.葡萄(ぶどう) 5.非公認(ひこうにん/新曲) 6.青春(せいしゅん) 7.歩調(ほちょう) 8.非幸福論(ひこうふくろん) 9.狂喜乱舞(きょうきらんぶ) 10.火花(ひばな) 11.蛍(ほたる) 12.秘密(ひみつ) 13.花束(はなたば)   <Disc.3> 1.藍染(あいぞめ/Re-Recording) 2.杏子(あんず) 3.苺(いちご) 4.恋人(こいびと) 5.斜陽(しゃよう/Re-Recording) 6.栞(しおり) 7.雨(あめ) 8.模細工(もざいく) 9.奇妙奇天烈摩訶不思議 (きみょうきてれつまかふしぎ) 10.蛹(さなぎ) 11.組絵(ぱずる) 12.告白(こくはく)   <Disc.4> 1.林檎(りんご) 2.柘榴(ざくろ) 3.蕾(つぼみ) 4.花弁(はなびら) 5.後夜(こうや/Re-Recording) 6.未来(みらい/Re-Recording) 7.弥生(やよい) 8.鼓動(こどう) 9.紫陽花(あじさい) 10.錻(ぶりき) 11.懐炉(かいろ) 12.一夜(いちや)

    2022/12/08

  • LACCO TOWER
    ちちんぷいで変わらない現実の為に。
    ちちんぷいで変わらない現実の為に。

    LACCO TOWER

    ちちんぷいで変わらない現実の為に。

     今年結成20周年を迎えた“LACCO TOWER”が、2022年12月7日にオールタイム・ベストアルバム『絶好(ぜっこう)』をリリース!インディーズ~メジャー、全キャリアから発売された楽曲をメンバーがセレクトし、CD4枚(メジャーサイドCD2枚、インディーズサイドCD2枚)計50曲を収録する集大成的な作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、今作に収録される新曲「 魔法 」に通ずるお話。魔法にかかった最初の日から続いてきた物語の半ば、「あの時こうだったら」「あの日こうしていれば」と、思うことが増えたあなたへ。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「あの時こうだったら」「あの日こうしていれば」   今まで生きてきて、そんな事が頭をよぎらなかった人はいないんじゃないだろうか。   漫画に登場するとんがり帽子を被ったあの人のように、ステッキや指をくるんと回したその瞬間、リセットボタンを押すより早く世界を変えてしまう。そんな魔法を誰もが願ったことがあるのではないだろうか。   物語の始まりは、いつだって希望に満ちている。夜が早く終わるのを願い、太陽が昇るのが待ち遠しくてたまらなくなる。希望に満ち満ちた行動は、その熱量に後押しされるように続いていく。きっとこの物語のエンドロールは花弁の舞う中執り行われるのだろうと。誰かと恋をすることなんて、その最たる例だろう。   おかえりの笑顔が減った。ご馳走様の言葉が減った。かわいいねと、かっこいいねと、言い合う回数が減り、キスの回数が減った。ため息の数が増えた。口を利かない時間が増えた。   あの物語の始まりを基準として、減ったものと増えたものを数えていく。変わってしまったものばかりを計測してしまう。変わってしまったものは数えやすいから。   「あの時こうだったら」「あの日こうしていれば」   我々は元々願っていた未来がそうでなくなると感じた時、こんなふうに思うのかもしれない。まるで魔法にかけられてしまったようなあの瞬間から、変わったものばかりを数えてしまう。ただ、全てが始まった0の地点。つまり魔法にかかったあの地点でかかった魔法は、決して嘘ではない。何事にも変えることのない事実だ。   解けていった魔法は沢山ある。でも、解けなかった魔法があるからこそ、魔法が解けたと感じるのではないだろうか。「ちちんぷい」なんて一言じゃ変わらない現実に打ちのめされないように、今一度自分がなんの魔法にかかったのか確かめてみてほしい。きっと解けなかった魔法も山ほどあるのだから。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 魔法 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆オールタイム・ベストアルバム 『絶好(ぜっこう)』 2022年12月7日発売 COCP-41841/4 ¥6,050(税込)   <収録曲>   <Disc.1> 1.薄紅(うすべに) 2.化物(ばけもの) 3.雨後晴(あめのちはれ) 4.魔法(まほう) 5.嘘(うそ) 6.桜桃(さくらんぼ) 7.怪人一面相(かいじんいちめんそう) 8.傷年傷女(しょうねんしょうじょ) 9.若者(わかもの) 10.喝采(かっさい) 11.星空(ほしぞら) 12.地獄且天国(じごくかつてんごく) 13.雪(ゆき)   <Disc.2> 1.棘(とげ) 2.未来前夜(みらいぜんや) 3.遥(はるか) 4.葡萄(ぶどう) 5.非公認(ひこうにん) 6.青春(せいしゅん) 7.歩調(ほちょう) 8.非幸福論(ひこうふくろん) 9.狂喜乱舞(きょうきらんぶ) 10.火花(ひばな) 11.蛍(ほたる) 12.秘密(ひみつ) 13.花束(はなたば)   <Disc.3> 1.藍染(あいぞめ/Re-Recording) 2.杏子(あんず) 3.苺(いちご) 4.恋人(こいびと) 5.斜陽(しゃよう/Re-Recording) 6.栞(しおり) 7.雨(あめ) 8.模細工(もざいく) 9.奇妙奇天烈摩訶不思議 (きみょうきてれつまかふしぎ) 10.蛹(さなぎ) 11.組絵(ぱずる) 12.告白(こくはく)   <Disc.4> 1.林檎(りんご) 2.柘榴(ざくろ) 3.蕾(つぼみ) 4.花弁(はなびら) 5.後夜(こうや/Re-Recording) 6.未来(みらい/Re-Recording) 7.弥生(やよい) 8.鼓動(こどう) 9.紫陽花(あじさい) 10.錻(ぶりき) 11.懐炉(かいろ) 12.一夜(いちや)

    2022/12/01

  • LACCO TOWER
    優しくて痛くて意味のある嘘を。
    優しくて痛くて意味のある嘘を。

    LACCO TOWER

    優しくて痛くて意味のある嘘を。

     2021年12月8日に“LACCO TOWER”がニューアルバム『青春』をリリースしました。すでに発表されている「閃光」「無戦無敗」「罪」「化物」「約束」をはじめ、タイトル曲「青春」を含む新曲7曲が加わった全12曲が収録。レコ発全国ワンマンツアー<青春旅行>も開催!2022年1月15日、ホームの群馬・高崎clubFLEEZ公演を皮切りにスタート!    さて、今日のうたコラムでは最新作をリリースした“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイをお届け!今回が最終回。今作の収録曲「 嘘 」に通ずるお話です。彼がずっと後悔しているあの日の嘘。みなさんは誰かのために嘘をついたことはありますか? 一体それはどんな意味を持ちましたか…? 是非、そんな記憶も思い浮かべながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 吐息が形を作る冬。この季節になると思い出す。 あの時をずっと後悔している。   私は学生時代、バスケットボール部に所属していた。当時、流行真っただ中にあった『SLAM DUNK』の影響をもろに受けた我々世代の8割強の男子は、中学に上がると同時に「流川になりたい」という夢を思い描いたに違いない。私もその一人だった。   新1年生部員は皆仲が良かった。初めての先輩、初めての後輩、初めての練習試合、初めての遠征、勝利、敗北。その全てが純粋で無垢できらきらと輝いていたかのように思う。   皆小学生に毛が生えた程度の年齢だ。仲の良いメンバーでも当時からちょっとした喧嘩や、なんとなく話さなくなる事はちらほらあった。ただやはり皆仲は良かったように思う。そんな学生生活を1年ほど送っていたある日、何がきっかけかは分からないが、バスケットボール部でいつもつるんでいたメンバーの一人が顔を見せなくなった。次第に放課後会う事もなくなり、皆連れ立って買い物に行く事もなくなり、次第に彼の悪い話が耳に入るようになった。しかも何か悪い事をした話ではない。なんとなく「うっとうしい」と思われているようなのだ。   中学校から少し歩いた所に、我々がよく溜まっていた公園があった。マンションのふもとにあるその場所は、この辺りでは珍しくネットの張られたバスケットゴールを有するハーフコートと、そのネットをハーフラインから見つめるようにトーテムポールが立っている奇妙な場所だった。その公園のあるマンションに、彼は住んでいた。   いつからだろうか、そういえば彼がコートに来る事はなくなり、その場所に彼がいた事を噂で聞くようになり、その頃にはほとんど彼とは話さなくなっていた。そんな折、たまたま彼と出くわす機会があった。冬休み直前、私は彼女と待ち合わせをして下校した。その帰り道だった。彼はおもむろに   「、、なぁ、みんなからなんか聞いてる?」   と私に話しかけた。   今思えば、彼の「なんか」には恐らく色んな意味が含まれていただろう。 「俺の事悪く言ってる?」 「皆どんなかんじなの?」 「何かした?俺」。   でも私は   「んー、、。知らんよ?」   と適当な返答をした。恐ろしく曖昧で意味のない保身に溢れた嘘を。   あの日からこのコラムを書く今日現在まで、正直彼の事は忘れていた。ただ今になって、あの時の嘘が酷く恥ずかしい。何と無責任に酷い事を言ったのだろうと。   自分自身が痛みを伴い、相手に優しさを与え、それが何かの意味になる嘘を、私は今までいくつついてきたのだろう。消えると知って燃やすマッチは、それでも一瞬の暖かさを与えてくれる。真冬の空の下で、私は彼にマッチどころか毛布を掛ける事さえしなかった。自分自身が凍えてしまうような気がしていたから。   誰かの為につく嘘は、果たしてただの嘘なのだろうか。それとも一筋の光を見せる励ましや優しさなのだろうか。願わくば、どうかこれから先は、私自身、後者のような嘘をつけるようになりたいと思うのだ。     全3回の「青春」コラム。乱文駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。皆様の青春が素晴らしいものである事を心から願っています。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 嘘 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆ニューアルバム『青春』 2021年12月8日発売 <収録曲> 1 青春 2 化物 3 証明 4 嘘 5 閃光 6 独白 7 口紅 8 罪 9 渦巻 10 約束 11 無戦無敗 12 雪

    2022/01/14

  • LACCO TOWER
    指から湧き出る刃物をもって。
    指から湧き出る刃物をもって。

    LACCO TOWER

    指から湧き出る刃物をもって。

     2021年12月8日に“LACCO TOWER”がニューアルバム『青春』をリリースしました。すでに発表されている「閃光」「無戦無敗」「罪」「化物」「約束」をはじめ、タイトル曲「青春」を含む新曲7曲が加わった全12曲が収録。レコ発全国ワンマンツアー<青春旅行>も開催!2022年1月15日、ホームの群馬・高崎clubFLEEZ公演を皮切りにスタート!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作をリリースした“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイをお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 罪 」に通ずるお話です。わたしたちのすぐそばにある「インターネットくん」のおかげで出来るようになったこと、そして、使い方によって生まれる罪とは。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 皆さん、今は携帯電話を見ているだろうか。それともパソコンの画面を見つめているだろうか。どちらにせよ、この記事は「インターネット」を介して皆さんに届けられているかと思う。   インターネットの起源は米国から。主に大学・研究機関間を接続するネットワークの構築から始まり、そこでの論文や研究データの交換という非営利用途を主として作られた。今現在、衣食住と並ぶほど必要不可欠になったネット。人間という人生を歩む中で、切っても切れないものになってしまった事は言うまでもない。   我々はちょうどこの「インターネットくん」をデビューから見守ってきた世代だ。もてはやされ、重宝され、可愛がられ、応援され、いつしかその使い方が多様化し大人になっていく様を一緒に歩んできた。   大人になっていく中で、沢山の経験をした。誰かにフラれ、誰かに恋し、誰かとぶつかり、誰かに裏切られる。その全てが自分の目の前だけではなく、画面の中で行われ始めた(まさに始まった)事も、我々世代特有の経験値の一つだろう。   我々は言葉で、力で、何かを壊す事が出来る。同様に何かを愛し、慈しむ事が出来る。人によってその大きさは違い、それが恋人だったり、家庭だったり、会社だったり、国だったりする。   その言葉や力に「指」という刃物が加わった。「インターネットくん」の魔法のおかげで、我々は指だけでカンタンに誰かの背中に刃物を突き刺す事が出来るようになった。使い方を守るだけで温かい料理を提供する事だって出来るようになった。   誰かに傷つけられた時、「なぜ自分だけこんなに傷つかないといけないのだろう」と思う。でももしかしたら、傷つけた人は「何で私の痛みをあなたは分かってくれないの」と思うのかもしれない。所詮傷は結果である。その道程を知り合い分かち合う事が重要であり、そして困難なのではないだろうか。かくいう自分も、知らず知らずのうちにその双方を繰り返しているのではないかと思うから。   だからこそ自分のこの指一つが傷つける事、傷つけられる事の起点になりうる事は忘れずにいたいと思う。起こった結果より一体何が罪だったのか。それを常に頭に思い描き、出来る事なら悲しみではなく喜びのサンドウィッチを腹いっぱい頬張れるように、この刃物を使いたい。   この文章を「インターネットくん」が運ぶ事により、誰かが少しでも楽に、そして幸せになる事を願って。   <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 罪 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆ニューアルバム『青春』 2021年12月8日発売 <収録曲> 1 青春 2 化物 3 証明 4 嘘 5 閃光 6 独白 7 口紅 8 罪 9 渦巻 10 約束 11 無戦無敗 12 雪

    2022/01/06

  • LACCO TOWER
    思い出すのはいつだって青春の瞬き。
    思い出すのはいつだって青春の瞬き。

    LACCO TOWER

    思い出すのはいつだって青春の瞬き。

     2021年12月8日に“LACCO TOWER”がニューアルバム『青春』をリリースしました。すでに発表されている「閃光」「無戦無敗」「罪」「化物」「約束」をはじめ、タイトル曲「青春」を含む新曲7曲が加わった全12曲が収録。レコ発全国ワンマンツアー<青春旅行>も開催!2022年1月15日、ホームの群馬・高崎clubFLEEZ公演を皮切りにスタート!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作をリリースした“LACCO TOWER”の松川ケイスケによる歌詞エッセイをお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、タイトル曲「 青春 」に通ずるお話です。あなたにとっての“青春”を思い浮かべながら、エッセイを読み進めてみてください。 学校の帰り道、何度目かのわざとらしい会話を繰り広げ、ようやく一緒に下校をするタイミングを掴み取った。勿論、想いを伝えるわけもなく、もじもじしながら別の話をひたすら続ける。あっという間に互いの分かれ道に差し掛かり、「また明日ね」の言葉と共にあの子は向こうを向く。かわいらしいその背中にそっと「好きです」と伝えた後で、情けなさと嬉しさとが肩を組み歩き出す。   恐らく「青春」なんて言葉を聞いたとき、思い浮かぶ情景はこんな感じではないだろうか。他にも「仲間と目指した県大会。この決勝戦、絶対に負けられない!」や、「1年の時からずっと頑張ってきた。今日その結果が出る。」や、「結局、アイツとは仲直りできなかった。いつか前みたいに話せる日が来るだろうか。」など。皆様の頭の中にも思い浮かんだシーンはたくさんあると思う。   では、思い描いたその全てのシーンに登場した人物は何歳くらいの人だろう? 話の前後や温度感、登場人物も色味もそれぞれではあると思うが、登場人物としては恐らく「若者」が多かったのではないだろうか。今度はそのシーン全てをカテゴリで見てみよう。先ほど仮に挙げたシーンは「出会いと別れ」「恋愛」「挑戦」「勝負」「後悔」などに分かれると思う。   では、「青春」とは、若者だけのものだろうか? いや、我々(勿論これを読んでくれている皆様も)は、今この瞬間にも「出会いと別れ」「恋愛」「挑戦」「勝負」「後悔」に心を病んだり、絞ったり、温めたりしているのではないだろうか。無論、私もそうだ。   今回アルバムのタイトルトラックにもなっている「青春」。   前述したシーンと同じなんてことはないけど、紛れもなく同じカテゴリを体験している、年齢的には「若者」ではない我々。それをキャリア20年のバンドが歌う。甘酸っぱいなんてもんじゃない。5分じゃ語り尽くせない事も多すぎる。ただ、我々大人が歩んでいる今現在は紛れもなく「青春」だという事。それを今回のアルバムでは表現したかった。   かわいらしいあの背中にそっと「好きです」と伝えられなかった後悔の後で、情けなさと嬉しさとが肩を組み歩き出す。   「また明日ね」の言葉と共に私達が向かう明日にとって、この曲が少しでも応援歌になれれば幸いである。これからも、情けなさと嬉しさとが肩を組みながら。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 青春 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆ニューアルバム『青春』 2021年12月8日発売 <収録曲> 1 青春 2 化物 3 証明 4 嘘 5 閃光 6 独白 7 口紅 8 罪 9 渦巻 10 約束 11 無戦無敗 12 雪

    2021/12/22

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    LACCO TOWER

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     2019年8月21日に“LACCO TOWER”のメジャー5thフルアルバム『変現自在』がリリースされました。全10曲が収録されている今作。ボーカルの松川ケイスケは、コメント内に「現実の先にある未来、未来のように見える現実なんて、我々はいくらでも変えていける」「大人のロックバンドがひねり出した傑作を、是非ご賞味下さい」と綴っております。  さて、今日のうたコラムではそんな想いが込められた“変現自在”な最新作をリリースしたLACCO TOWERの松川ケイスケが、ご本人歌詞エッセイを執筆!3週連続でスペシャルな記事をお届けしております。今回は 第1弾エッセイ 、 第2弾エッセイ に続く最終回です。歌詞と併せてご堪能あれ…! ~M-1「若者」歌詞エッセイ~ あなたの好きなものを頭に思い描いてください。そしてその事だけを考えている時間を思い描いてください。その事以外何も考えなくていい、何も思わなくていい、そんな時間を。もしそんな事ができるとしたら、これほどかけがえのない時間はないでしょう。この文章を読んでいるあなたが何歳だとしても。 小学生の頃、何になりたかったですか? 中学生の頃、何になりたかったですか? 高校生の頃、大学生、専門学生の頃、二十歳になった瞬間。何を思い描いてましたか? 僕がミュージシャンになりたいと思ったのは高校生の頃。当時バスケットボール部だった僕は、先輩に「文化祭でバンドをやらない?」と誘われました。もちろんオリジナルの曲なんてできるわけもなく、楽器すら触ったことない僕はボーカルとして出演することになりました。 ワラワラと相談を重ねていくうち、L'Arc-en-Cielさんのカバーをすることに決定。僕を含めた四人のバンドメンバーは、学校が終わるとすぐにカラオケやスタジオに通い詰め、何度も何度も練習しました。それはもうHydeさんになりきるくらいの勢いで。バスケットをやることも、勉強することも忘れ、ただただバンドで音を鳴らすのがすごく嬉しくて、自分たちが無敵になったような気がして。もう何度も何度も練習をしていました。 文化祭当日、小さな体育館の前半分くらいが埋まったステージで全部で2曲歌いました。今考えれば、全部で200人程度の観客だったように思います。でも当時の僕には、それは2万人にも3万人にも見えていました。まるで自分がロックスターになったかのように。その時、これをずっとできたら幸せだろうなと。 大人から見ればバカな話です。父親にも、母親にも、もちろん反対されました。男兄弟二人の家庭においては、音楽というものとは程遠く、習い事といえばプールや野球だったこともあったのでしょう。信じられないといった様子で僕の決断に反応していた事を覚えています。半ば勘当にも似たような出立で、僕は東京へと向かいました。 あれから20年ほど経って、僕は今このエッセイを書いています。大阪のホール公演の前日に。LACCO TOWERは16年目を迎え、今も戦い続けています。うまくいく事より、うまくいかない事の方が多いです。それでも今、あの頃と変わらずステージの上で歌っています。ただただバンドで音を鳴らすのがすごく嬉しくて、自分たちが無敵になったような気がして。 あなたの好きなものを頭に思い描いてください。そしてその事だけを考えている時間を思い描いてください。その事以外何も考えなくていい、何も思わなくていい、そんな時間を。もしそんな事ができるとしたら、いや、出来るんです。 色んなしがらみや、毎日の生活の中での「不可能」はあるでしょう。家庭環境、社会環境、やりたい事、好きな事を再びやり続けるのは簡単ではないです。ただ、僕は思います。自分の中の若い感情が死んでいないのであれば、そしてそれを考える時間が幸せなのであれば、絶対に続けるべきだと。その感覚、粒度なんてなんだって構わない。「こうじゃなきゃだめ」なんてあってないような時代です。 あなたはあなたの好きなように。あなたの思うがままに。そう出来るなら、これほどかけがえのない時間はないでしょう。この文章を読んでいるあなたが何歳だとしても。あなたが誰だとしても。 3回に渡ってお届けしたエッセイ。乱文駄文失礼いたしました。夢ならば覚めないでと思えるような人生が、あなたに降り注ぎますように。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> ◆紹介曲「 若者 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆メジャー5thフルアルバム『変現自在』 2019年8月21日発売 COCP-40914 ¥3,000+税 <収録曲> 1 若者 2 必殺技 3 線香花火 4 泥棒猫 5 地獄且天国 6 炭酸水 7 六等星 8 不機嫌ノ果実 9 永遠 10 夜明前

    2019/09/27

  • LACCO TOWER
    「命短し、気にしなさんな。」
    「命短し、気にしなさんな。」

    LACCO TOWER

    「命短し、気にしなさんな。」

     2019年8月21日に“LACCO TOWER”のメジャー5thフルアルバム『変現自在』がリリースされました。全10曲が収録されている今作。ボーカルの松川ケイスケは、コメント内に「現実の先にある未来、未来のように見える現実なんて、我々はいくらでも変えていける」「大人のロックバンドがひねり出した傑作を、是非ご賞味下さい」と綴っております。  さて、今日のうたコラムではそんな想いが込められた“変現自在”な最新作をリリースしたLACCO TOWERの松川ケイスケが、ご本人歌詞エッセイを執筆してくださいました!3週連続でスペシャルな記事をお届けいたします。今回は 第1弾エッセイ に続く第2弾です。歌詞と併せてご堪能あれ…! ~M-2「必殺技」歌詞エッセイ~ 我々は平等ではありません。生まれる時代も、生まれる場所も、家も、顔も、声も、背も、体型も、この世に全く同じ人間など存在しないように、我々は平等ではないのです。 でもその中で唯一平等なものがあります。それは時間です。今や人生90年と言われている時代。天寿をまっとう出来たと仮定すると、とどのつまり90年×365日の32,850日、もう少し計算すると、32,850×24時間で788,400時間(おおよそですよ)が、我々に残された「時間の貯金」ということになります。 今この文章を読んでくれているあなたは、人生の788,400分のいくつかを私に使ってくれているということになるのです。いや実にありがたい。感謝です。 話は戻って、「時間の貯金」から必ず天引きされるものがあります。生きる上で我々に無くてはならないもの。そう、睡眠や仕事です。 中でも睡眠は、平均人生の約3割を使用すると言われています。そしてほとんどの方はお仕事をなさっているでしょう。日本の平均的な勤務時間で考えれば、仕事は人生の約1割 を使用すると言われています。さて勘の良き方はお気づきかもしれませんが、この時点で既に人生の4割が、今この時代に生きている以上使用しなければならない「時間の貯金」ということになります。 厄介なことにこの貯金は定量的に増やすことが出来ません。定性的に且つ感覚的に時間を長く感じることはあるでしょう。しかしながらあなたの預金通帳の預け入れ欄に時間が溜まることはないのです。 あれ、これ歌ネットだよね? と思われた方もいるかもしれませんが、ここからが本題です。というか、言いたいことはもうだいぶ言わせていただきました。今回書きたかったのは我々の曲「必殺技」に関して。 前述した通り、減りゆく時間を増やすことはできません。でもその時間を長く良質なものに変えていくことは誰にだってできるはずです。あなたは誰かに悪口を言われることはないですか? ひどく傷つけられることはないですか? その度にゴールのない迷宮に迷い込んだ感覚に陥り、まるで世界に誰も味方がいないような感覚に襲われてはいませんか? 私はあります。それもよくあります。その度に、私の時間の預貯金はぐんぐんと下降を続け、下手すると目も当てられないくらいの引き落としをしていることが多々あります。所詮このような商売です。批判は華。言われてなんぼの芸の道とは思っておりますが、振り返れば一人の人間。弱い部分もほんの少しあるがゆえ、毎度毎度この厄介ごとに困らされておりました。小心者の私は、それによって出来ない事も出てくる始末。弱音を吐くのも、強がるのも上手じゃない幕下役者では、とてもとても耐えきれない時間が過ぎ去っていくのです。 少し距離をおけば見えるのに。少し目をつぶれば見なくて済むのに。そんな簡単な答えに気づかず、そんな馬鹿な第三者に操られる預金通帳なんて、ありえないじゃないですか。巡り巡ってたどり着いた答え。馬鹿を倒す方法の一つはまさにこれ。 「命短し、気にしなさんな。」 くたびれてしおれかけているあなた。どこかであなたへエールを送る歌が、人が、場所が、そして技があるんだよと、我々の「必殺技」は歌いたかったのです。私自身のエールに。あなたへのエールになれるように。 目を潰して見なきゃいい。せいぜい一度きりの人生、カウントが勿体ないでしょう? 788,400時間分の少しを使ってくれたあなたに、幸せな人生が訪れますように。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> 【最終回に続く!】 ◆紹介曲「 必殺技 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆メジャー5thフルアルバム『変現自在』 2019年8月21日発売 COCP-40914 ¥3,000+税 <収録曲> 1 若者 2 必殺技 3 線香花火 4 泥棒猫 5 地獄且天国 6 炭酸水 7 六等星 8 不機嫌ノ果実 9 永遠 10 夜明前

    2019/09/19

  • LACCO TOWER
    サイダーとソーダ。普段は気に留めることもないこの二つの飲み物…。
    サイダーとソーダ。普段は気に留めることもないこの二つの飲み物…。

    LACCO TOWER

    サイダーとソーダ。普段は気に留めることもないこの二つの飲み物…。

     2019年8月21日に“LACCO TOWER”のメジャー5thフルアルバム『変現自在』がリリースされました。全10曲が収録されている今作。ボーカルの松川ケイスケは、コメント内に「現実の先にある未来、未来のように見える現実なんて、我々はいくらでも変えていける」「大人のロックバンドがひねり出した傑作を、是非ご賞味下さい」と綴っております。  さて、今日のうたコラムではそんな想いが込められた“変現自在”な最新作をリリースしたLACCO TOWERの松川ケイスケが、ご本人歌詞エッセイを執筆してくださいました!3週連続でスペシャルな記事をお届けいたします。その第1弾に綴られているのは、6曲目に収録されている「 炭酸水 」についての想い。是非、歌詞と併せてご堪能あれ…! ~M-6「炭酸水」歌詞エッセイ~ サイダーとソーダ。 普段は気に留めることもないこの二つの飲み物。 みなさん違いはご存知でしょうか? サイダーは、炭酸水に香料・砂糖などを加えた清涼飲料の事を指し、ソーダは水に無機塩類と炭酸ガスを混和させた飲み物の事を指します。平たくいえば、サイダーには甘みがあり、ソーダには甘みがないと言う事。今回、私が作詞した「炭酸水」。敢えて「サイダー」と言う風に読ませています。 この歌詞を作るきっかけとなった出来事がありました。私の古い友人とお茶をしていた際、彼女はおもむろにこういったんです。 「まぁ、私のこの未来(さき)なんてたかが知れてるしさ。」 彼女はもともと東京で飲食店をオープンさせたいという夢を持っていました。高校卒業後に上京し、しばらくは修行も兼ねて飲食店で勤務をしていましたが、うまい話になかなか恵まれなかったり年齢のこともあったりで、夜の世界で働くようになったそうです。ここからは私の想像ですが、座席でお酒の相手をするたび、お酒にソーダを注ぐたび、しゅわしゅわと音を立てて消えていくその泡がまるで自分の夢が一つ一つ消えていくように思って、、、 そんな勝手な想像も相まって、この一言はなぜか私の心の中にいつまでも留まるものとなりました。昔はまるで、湧き出る石油のようにどんどん溢れ出てきた未来への希望。時が経ち、年齢を重ねると、いつの間にか自分自身にバイアスがかかり、なぜか「用意されている」ような地点を「夢」「目標」と言うようになる。選択肢を排除した結果、残ったものなら夢でしょう。でも選ばざるを得ない選択肢から選ぶものは、本当の選択肢なんでしょうか。 出来ない理由は沢山あるけれども、それが原因となってそもそも目指していたもの全てから目を背けるようになっていないでしょうか。残念ながら、皆様に夢を与えるべき存在の「バンド」と言うものもその一つです。色々なしがらみから抜け出せず、諦めという名に蓋をして整えた結果を提示します。勿論それを悪いなんて一つも思いません。ただ、本当にそれが全てを諦めることになっていないか。本当に後悔はないのか。そんな事が心に残ったのです。 彼女は珈琲を飲み干すと、仕事に向かいました。冷えて苦味が残った珈琲を飲みながら、私はなんともいえない気分になったのです。今はいいの、考えたくない。それが彼女の本音だったのかも知れません。正しい事を正しくいうだけで全てがまかり通るなら、こんなに楽なことはないのです。 ただ、それでも、私は音を鳴らす以上、そこに立ち向かわないといけないのではないか。そうすることが、クリエイターであり、表現者である唯一の手段ではないのか。そんなややこしい事を考えながら帰路につき、この曲を書き上げました。 サイダーとソーダ。 普段は気に留めることもないこの二つの飲み物。 みなさん違いはご存知でしょうか? 思い描く未来に対しての自分。それは「甘い」のか「甘くない」のか。今見える「落ち着く場所」って、どちらなんだろう。忘れた夢をお持ちの皆様。ぜひこの「炭酸水(サイダー)」をご賞味ください。 <LACCO TOWER・松川ケイスケ> 【第2弾に続く!】 ◆紹介曲「 炭酸水 」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆メジャー5thフルアルバム『変現自在』 2019年8月21日発売 COCP-40914 ¥3,000+税 <収録曲> 1 若者 2 必殺技 3 線香花火 4 泥棒猫 5 地獄且天国 6 炭酸水 7 六等星 8 不機嫌ノ果実 9 永遠 10 夜明前

    2019/09/13

  • LACCO TOWER
    口づけたのは、君じゃない、ただの切手。
    口づけたのは、君じゃない、ただの切手。

    LACCO TOWER

    口づけたのは、君じゃない、ただの切手。

     今年、結成16周年を迎えた“LACCO TOWER”が2018年8月22日にメジャー4thフルアルバム『若葉ノ頃』をリリース!今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「切手」をご紹介いたします。歌の主人公は、大切な<君>と<遠く遠く離れる>ことになってしまった、その後に続く日々を生きている<私>です。 口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届きますように 「切手」/LACCO TOWER  どうやら<私>は、別れるとき<君>に伝えることができなかった<感情を散らした手紙>を書いた模様。もし、この歌が、その手紙の内容をテーマにした楽曲ならば、タイトルは“手紙”でも良かったはずでしょう。でも、タイトルは「切手」です。つまり、歌の核になっているのは<君じゃない ただの切手>に口づけた<私>の姿なのです。手紙に「切手」を舐めて貼るという行為を<口づけ>と重ねているのです。なんだか強い情念を感じますね…。 その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど 尖りながら震えた文字が 彩った言葉たちは 魔法じゃない この瞬間が 本当と教える そうね 悲しいわね 「切手」/LACCO TOWER  あの時、相手の心をちゃんと<私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど>そうできなかった。最後の最後まで言いたいことを言えなかった。それゆえに<この瞬間>に至ってしまった。手紙の<尖りながら震えた文字が 彩った言葉たち>からは、怒りや悔しさ、悲しみ、いろんな感情が伝わってきます。  でもきっと何より強いのは、まだ“愛している”という気持ち。今すぐにでも<君>に会ってキスをしたいという気持ち。それは文字になど収まり切らない情念なのだと思います。だからこそ<私>は、叶わない本当の<口づけ>の代わりに<君じゃない ただの切手>に<口づけた>ことに、意味を見出しているのではないでしょうか。そして同時に、激しい空しさも抱いていることでしょう…。   口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届くように 届かないように 空気抜けたように しぼんじゃった 恋の淵で 私以上の未来を手にし 笑う君思う 誰かの悲しみで生まれるのが 誰かの喜びなら どうかどうか 前者は私 後者が君であるように 「切手」/LACCO TOWER  さらに歌が進むにつれ、この<感情を散らした手紙>が届くかどうかは問題ではなく、投函すらしないようにも思えてきます。何故なら<私>はもう<私以上の未来を手にし 笑う君>を想っているから。どうか<私>の悲しみと引き換えに<君>の喜びが生まれますようにと、願っているから。そんな<私>が今さら<感情を散らした手紙>を送りつけるとは考えられません。ただただ自分の心をなだめるために、出さない手紙を書き、届かぬ<口づけ>を“切手”にしている。それが今の<私>なのです。 書き出しからもう ひどいもので 勝手だけれど せめて言わせて 紙の上でだけは その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど ラストシーンの雨の中で 抱き合う二人みたいに せめて せめて ぐしゃぐしゃの顔 隠しててください やはり 悲しいわね 「切手」/LACCO TOWER  また、実は<私>は、相手の心を自分に縫い付けることが“できなかった”のではなく“そうしなかった”のかもしれません。自分しか読まないであろう<紙の上>に広がる、ひどくて勝手な本音も“言えなかった”のではなく“言わなかった”のかもしれません。愛している<君>を縛り付けず、自分と離れることでの幸せを願い、最後は<せめて ぐしゃぐしゃの顔>は見せずに美しく終わるためです。  ラストシーンの雨のように激しく書き綴った文字も、ぐしゃぐしゃな顔や感情も、切手に口づけたときの想いも、その情念は誰にも知られることはないのでしょう。ただただ、ひとり<やはり 悲しいわね>とポツリ呟くだけ。でも、だからこそ、その“静けさ”と“激しさ”の差に心が揺さぶられるのが、LACCO TOWERの「切手」という楽曲です。是非、この歌に込められている様々な感情を歌詞からも味わってみてください…! ◆紹介曲「切手」 作詞:松川ケイスケ 作曲:LACCO TOWER ◆4thフルアルバム『若葉ノ頃』 2018年8月22日発売 COCP-40471 ¥3,000+税 <収録曲> 1.若葉 2.蜜柑 3.雨後晴(Album Mix) 4.薄荷飴 5.最果 6.狂喜乱舞 7.愛情 8.切手 9.非英雄 10.花束

    2018/08/22

  • LACCO TOWER
    明日は遥、遠くじゃなく、もうそこに別れの時を用意している。
    明日は遥、遠くじゃなく、もうそこに別れの時を用意している。

    LACCO TOWER

    明日は遥、遠くじゃなく、もうそこに別れの時を用意している。

    ほほえみは言葉よりも 何倍も多くを伝えるということを 言葉に甘えきっていた私は忘れかけていた。 (吉本ばなな『バブーシュカ』より引用)  作家・吉本ばななさんの『バブーシュカ』という小説に、このような一文が綴られておりました。もちろん、言葉で伝えることはとても大切ですよね。ちゃんと言葉にしないと伝わらないこともたくさんあります。でも反対に、言葉じゃ伝わりきらないことだってあるのです。「言葉よりも何倍も多くを伝える」もの。それは時に、ほほえみであり、涙であり、ぬくもりであり、震える肩であり、何も言えずに黙り込む姿であり…。 君の左から見てた 横顔を見ていた 笑ってるか 泣いているのか 長い髪が邪魔をしている ただ話を続けてた 横顔を見ながら 笑えなくて 泣けもしなくて 言葉だけが行き交っている すっと音を立てて そっと降り始めた 悲しみの雨音が どんな台詞も消してしまう 「遥」/LACCO TOWER  さて、今日のうたコラムでは、そんな「言葉よりも何倍も多くを伝える」ものが描かれている音楽をご紹介いたします。今年、結成15周年を迎えた5人組バンド“LACCO TOWER”が、8月23日にリリースしたニューアルバム『遥』の収録曲です。ピックアップしたのは、アルバムと同タイトルであり、今作の入り口にもなっている楽曲。主人公は、彼女の【本当】を見つめたくて、その横顔を見つめております。一方、彼女は心が伝わってしまわぬように、わざと<長い髪>で表情を隠しているようにも感じられますね。  さらに、この歌では“行き交っているだけの言葉”も【本当】の<邪魔をしている>ものなのではないでしょうか。笑えも泣けもせず、ポツポツとボンヤリした会話を続ける二人。しかし彼はその間も、彼女の心を見逃さないように、言葉たちをかき分け、横顔を見つめ続けているのです。すると、やがて<すっと音を立てて そっと降り始めた 悲しみの雨音>…。彼女の左頬に“涙”が伝って、言葉が消えて、その瞬間、やっと彼に【本当】が伝わったのでしょう。 さようならの合図が 夜空に響けば 明日は遥 遠くじゃなく  もうそこに別れの時を用意している さようならの合図が 夜空に響けば やがて遥 彼方遠く 離れてく君を思うよ その頬から スピードを上げて 今滑り落ちた ありがとうと また会おうと さようならを 全部混ぜて 鳴り響く さようならの合図が 夜空に響けば やがて遥 弱々しい 僕たちの道を照らすよ また会おうと 「遥」/LACCO TOWER  <さようならの合図>とはおそらく、雫が落ちた音のこと。歌詞中で彼女は、涙がこぼれてしまった後も<笑い顔>や<台詞>で【本当】をごまかそうとするのですが、彼がその心から目をそらすことはありません。そして彼女の涙から、声にならない<ありがとうと また会おうと さようならを>受け止め、彼もまた「言葉よりも何倍も多くを伝える」形で<また会おう>という想いを届けたのだと思います。切なくも、あたたかい気持ちに満ちた「遥」は、まるでアルバム全体に捧げたプロローグのようでもありますね。 「大丈夫さ 悲しくなんかないよ」と 嘘をつくから 「大丈夫よ 悲しくなんかないわ」と 嘘をついてよね 「夕立」/LACCO TOWER  また、「遥」がプロローグだとすると、アルバムのラストに収録されている「夕立」はエピローグと言えるでしょう。先ほどは“涙”が「言葉よりも何倍も多くを伝える」ものでしたが、この「夕立」という楽曲では“嘘”があなたへの深い思いを何倍も多く伝える役割を果たしているんです。大丈夫じゃない。悲しい。そんな本音を相手には告げないその理由を、是非、歌詞の全文から感じてみてください。 ◆メジャー3rdアルバム『遥』 2017年8月23日発売 COCP-40093 ¥3,000+税 <収録曲> 1.遥 2.喝采 3.純情狂騒曲 4.葉桜 5.夜鷹之星 6.火花 7.擬態 8.夕顔 9.葵 10.夕立

    2017/08/30

  • LACCO TOWER
    私はとてもあなたが好きで、私はとても悲しかったんだ…。
    私はとてもあなたが好きで、私はとても悲しかったんだ…。

    LACCO TOWER

    私はとてもあなたが好きで、私はとても悲しかったんだ…。

    赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れず 距離を保って 私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ まあるい気持ちを 口に含んで ころころと 転がせば 言葉になるかな 「桜桃」/LACCO TOWER  桜桃=さくらんぼ。この曲は、5人組バンド・LACCO TOWERが2017年3月15日にリリースしたミニアルバム『薔薇色ノ怪人』に収録されている新曲です。まず、歌の幕開けとなるフレーズ<赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れず 距離を保って>…からは、とある二人の“ピタリと触れ合うことはできない”複雑な関係が見えてくるようですね。尚、「桜桃」はすでにMVも公開されており、ボーカルの松川ケイスケは次のようにコメントをしております。 『僕らの楽曲は大きく分けて二つの色に分かれます。優しい白か、激しい黒か。今回のアルバム『薔薇色ノ怪人』はまさに黒から始まり、優しい白に変わっていく一つの物語になっています。その白と黒との明確な境界線、それがこの「桜桃」です。(中略) このアルバムを通して聞いてもらった際、この「桜桃」が、感情の交差点になれれば幸いです。大好きだったあの人を思い浮かべながらご覧ください。』(松川ケイスケ)  黒が白になる境界線である曲「桜桃」は、まだ完全な“優しい白”ではありません。それは、松川ケイスケの『大好きだったあの人を思い浮かべながら』というコメントからもわかるのではないでしょうか。“大好きなあの人”ではなく、この恋は過去形なのです。それゆえに歌詞も<私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ>と過去の想いを慈しんで眺めるように綴られております。おそらく、ペアの「桜桃(さくらんぼ)」のように二つ並んでいた恋心は、もう別々なのでしょう…。 でも「嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから 真っ赤になった 目の淵では 涙がほら ふらふらと揺れてる 「桜桃」/LACCO TOWER  そして今、一つになってしまったその<まあるい気持ちを 口に含んで ころころと 転がせば>、大好きだった頃の気持ちや最後の景色がジワッと溢れてきます。<でも「嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから>…これは、別れを切り出されたあの日の“私”の本音…。ちなみに、「桜桃(さくらんぼ)」の花言葉には【あなたに真実の心を捧げる】という意味があります。もしかしたら「桜桃」は、もう会えないからこそ歌で【あなたに真実の心を捧げ】ているのかもしれませんね。 あたし本当に 嬉しかった 話の続き 忘れるくらい だから都合よく 覚えているわ あなたこぼした あの言葉だけ 人は何かを 食べ生きるもの ならばあたしを 食べてもらって あなたの中へと 飛び込めるなら せめて美味しく なれるといいな 喜びも ほころびも 混ぜ合わせて どうして 言えなかった事 わかりきったような声で ぽつぽつとくれるんだろう あなたが いるこの世界 それだけでもうあたしに 意味はあるから それだけでもうあたしは 生きれるから 「楓」/LACCO TOWER  そして、黒と白の境界線「桜桃」のあとに続く「楓」という新曲では、さらにグッと“優しい白”に近づきます。「楓」の花言葉は【大切な思い出】や【美しい変化】。好きだからこその不安もあるけれど、でも<あなたがいる>というだけで、存在することに、生きてゆくことに、意味を見出せるようになった“変化”が美しく描かれているんです。この曲は、『大好きだったあの人』ではなく“大好きなあの人”を思い浮かべながら聴いていただきたい1曲ですね!  さて、LACCO TOWERのミニアルバム『薔薇色ノ怪人』に収録されているのは全6曲。「桜桃」「楓」の他、黒ゾーンの「怪人一面相」「悪人」、そして白ゾーンの「折紙」「時計仕掛」でも是非、楽曲の色の違いを楽しんでみてください! ◆ミニアルバム『薔薇色ノ怪人』 2017年3月15日発売 COCP-39899 ¥2,000(+税) <収録曲> 1 怪人一面相 2 悪人 3 桜桃 4 楓 5 折紙 6 時計仕掛

    2017/03/21

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