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    円環の物語
    円環の物語

    saji

    円環の物語

     2024年2月28日に“saji”が3rd Digital Full Album『カルト』をリリースしました。タイトルはフランス語で”地図”の意。今作には新録を含む全10曲を収録。これまでの軌跡を辿る<宝の地図>であり、コロナ禍を経てsajiは今ここからが<冒険の始まり-スタート->といった決意表明の1枚となっております。    さて、今日のうたではそんな“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回が最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 Circle 」にまつわるお話です。愛や恋という言葉を嫌い、永遠という言葉に憧れた10代の頃。あれから経験や月日を重ねた今、描いた“愛のカタチ”とは…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 10代の頃はそれなりに思春期を送ってきて、 愛や恋だといった言葉が嫌いだった。 それらを疑っていた訳じゃない。 言葉にすることですべてを陳腐に感じてしまったのだ。   その反面、 永遠という言葉に強い憧れを感じ、 今じゃ恥ずかしくてとても言えないような 言葉も平気で口に出来た。 若さとは恥ずかしいものだと大人は言うが、 それが素晴らしいものであったと気付く。   10代の頃から音楽という仕事を始め、 これまで100曲以上書いてきた。 自分ではブレていないつもりだが、 大人になるにつれて書けるようになった 物語も沢山ある。   その中の一つとして愛がある。 恋愛ごっこではない、 掛け値なしの愛情 というもの。   高校生の頃に僕は  「 ナンバーコール 」という曲を 書いたことがある。 それは子供から見た 親の愛のカタチをテーマにした歌で、 いつか僕が親になった時、 その時初めてあなた方の深い愛情に気付くのでしょう。という歌。   そこから時間を経て、 今回「Circle」という新曲を書いた。 これは元々は他の人への楽曲提供用に書いたうちの一曲で 自分で歌う予定ではなかった。   たまたま先方のオーダーで僕バージョンの 仮歌を録る必要があり、 ラフで歌ってみた所 <今のタイミングだったら自分で歌ってみても良いかもしれない。> そう感じ、 急きょsajiの作品として 収録することになったという経緯がある。   なので敢えて歌詞も殆ど直しておらず、 親から子へ向けた目線の愛の歌となっている。   本来僕が歌うとすれば、 「ナンバーコール」のように逆の目線で歌詞を書いていただろう。 でもそうはしなかった。   僕と共に同じ時間を生きてきたファンやリスナーにとって、 愛のカタチもまた 与えられる側から与える側のフェーズに移行していると思ったからだ。   sajiのファンは10代も多いので、 まだ言葉の意味が分からない人も当然多く居るだろう。   それでも、僕らという存在が 共に過ごした時間の中でどう変わっていったのかも知ってほしくて、 「Circle」という曲を歌った。 愛は繋いでいくものだから。   ありふれた言葉を送ろう。 どうか、幸せに。   <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 Circle 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆3rd Digital Full Album『カルト』 2024年2月28日発売   <収録曲> 01. 感脳性リベレーション 02. 並いる敵蹴散らし侍 03. Magic Writer 04. エチカ 05. 月とワルツ 06. スターチス 07. フラッシュバック 08. EVERY DANCE SING 09. Live in Peace 10. Circle

    2024/03/13

  • saji
    いつか王子様が
    いつか王子様が

    saji

    いつか王子様が

     2024年2月28日に“saji”が3rd Digital Full Album『カルト』をリリースしました。タイトルはフランス語で”地図”の意。今作には新録を含む全10曲を収録。これまでの軌跡を辿る<宝の地図>であり、コロナ禍を経てsajiは今ここからが<冒険の始まり-スタート->といった決意表明の1枚となっております。    さて、今日のうたではそんな“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 月とワルツ 」にまつわるお話です。自身にとっての創作物とはどんな存在なのか。そしてどんな思いで音楽を続けているのか…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 人は物語が好きだ。 これは誰の言葉だったか。 彼の作品のようにウィットに富んだことは言えないが、 僕も創作には希望が宿るべきだと思っている。   ハッピーエンドであれと言っている訳ではない。 世の中に在るものには総て理由があり、 誰かの望んだ願いであると思う。 陳腐な例えになってしまうが、 缶詰を誰もが手軽に開けられるように缶切りが生まれ、 いつでも声が届けられるように電話が生まれた。   物事には機序があり、誰かの願いが込められている。   鳥は何千万年という時間をかけて、 大空を手に入れた。 そこに至るまでに 沢山の物語があっただろう。   話が少し逸れてしまったが 漫画でも映画でも、 なぜそれを創ろうと思ったのか。 創作者の願いがそこにはある。   僕を含め音楽人だってそうだ。 創作物とは、誰かの心を動かすために存在し それが 共感、感動、苦悩、怒り、悲しみ さまざまな言葉を借りて感情へとアップデートされてゆく。   僕にとってのそれら総ての嗜好物(カルチャー)は、 人生を豊かに生きる為のスパイスだと思っている。 なくても死ぬわけではないが、 無ければ人生がすっかり希薄なものになってしまう。   感情の代弁者は誰にだって必要なのだ。 言葉だけではない心の通信手段は 人類にとってもはや不可欠なものである。   だからこそ敢えて言いたい。 僕にとって創作はリアルな現実を侵さない あくまでファンタジーな領域であってほしい。   ただでさえ苦しいこの現実において、 それを真正面からぶつけてくるような乱暴な作品が僕は嫌いなのだ。   「君に言われなくても分かってるよ。」 「とっくにこの世界は地獄だ。」   僕にとっての創作物とは、 ほんのちょっとの心の逃げ場であり、居場所であってほしい存在。   人は自分以外の誰かに心の居場所を求める。 だからこそ、 例えば僕らの歌が誰かにとって 少しでも明日を何とか生きる理由になってくれたなら、 それだけで僕らが生まれてきた意味があるのではないか。   そう思うことで僕も救われるのではないか。 そんな思いで音楽を続けている。   今回書いた「月とワルツ」という歌は、 夢はその誰かにとって 生きる希望であり、願いであるということを テーマにした曲になっている。   夢なら何度でも見よう。 何度でも明日を語ろう。 それが僕たちの生きる理由になるから。   人は物語が好きだ。   <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 月とワルツ 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆3rd Digital Full Album『カルト』 2024年2月28日発売   <収録曲> 01. 感脳性リベレーション 02. 並いる敵蹴散らし侍 03. Magic Writer 04. エチカ 05. 月とワルツ 06. スターチス 07. フラッシュバック 08. EVERY DANCE SING 09. Live in Peace 10. Circle

    2024/03/06

  • saji
    内包する現実
    内包する現実

    saji

    内包する現実

     2024年2月28日に“saji”が3rd Digital Full Album『カルト』をリリースしました。タイトルはフランス語で”地図”の意。今作には新録を含む全10曲を収録。これまでの軌跡を辿る<宝の地図>であり、コロナ禍を経てsajiは今ここからが<冒険の始まり-スタート->といった決意表明の1枚となっております。    さて、今日のうたではそんな“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第1弾。綴っていただいたのは、収録曲「 感脳性リベレーション 」にまつわるお話です。自分というものを探し求め、迷い悩みながら歩み続けているあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 人生というストーリーを一言で総括するとすれば、 悲しみの果てであると僕は思う。 人は何故生きて、何を成すのか。 僕らが人足り得る唯一のもの、 それは心という不確かなものを認識し、 それを慈しむ精神。   犬や猫や鳥にだって心はあるだろう。 だが彼らはそれを認識し、 制御することは出来ない。 心に従い生きることは出来ても、 心を割いて生きていくことは出来ない。 見えないものを自制し、 見えないものに縛られるのは万物の中でも人間だけなのだ。   ともすれば、生きるという行動に疑問を抱き ましてやそれに意味を求め出すのは、 僕らの中に自認する自分とは別の自分が存在し、 それぞれが互いを見つめ、 それぞれが問い、掛け合っているから。   サイエンスフィクションの世界ではこれを ゴーストと呼び、 ある哲学者はこれを魂と名付けた。   悲と云う言葉は、心を叫ぶ音を表す。 心の叫びこそが人間の本質であり、 人間であることの証明なのだとしたら 僕たちが日々自分の人生に疑問を抱き 苦悩しながら生きること それこそが僕たちが人間であることの証明であり、 唯一の行動原理なのかもしれない。   生きることに迷い悩みそして歩いてゆく。 それが人間に課せられたテーゼであり、 種の本質である。   今作の「感脳性リベレーション」という曲は まさにその人間の本質を叫んだ歌で、 回答を持ち合わせていないまま、 それでも自分というものを探し求めて 足掻いていく主人公。   正解不正解で定義できないものだからこそ 人は悩み生きていく。 答え合わせは結末の果てに。 然して僕らは人生を識る。   だから今日もまた人は歩いていくのだ。 行方も知らぬ未明の道を。   <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 感脳性リベレーション 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆3rd Digital Full Album『カルト』 2024年2月28日発売   <収録曲> 01. 感脳性リベレーション 02. 並いる敵蹴散らし侍 03. Magic Writer 04. エチカ 05. 月とワルツ 06. スターチス 07. フラッシュバック 08. EVERY DANCE SING 09. Live in Peace 10. Circle

    2024/02/28

  • saji
    ―終点―
    ―終点―

    saji

    ―終点―

     2023年10月3日に“saji”がNew Digital Single「Magic Writer」をリリースしました。同曲はTVアニメ『とあるおっさんの VRMMO 活動記』オープニングテーマ。sajiとしてはTVアニメ『かげきしょうじょ !!』に次ぐ2作品目のアニメOP曲であり、夢を諦めかけている大人の背中を押してくれるスウィング・ロックとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 Magic Writer 」にまつわるお話です。大人になるってどういうこと? その質問の答えはきっと子どもと大人で異なるけれど、ひとつ共通する部分も…。今、夢を追いかけているあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 小さい頃は誰しも色々な夢を持っている。 怪獣、ヒーロー、警察官、スポーツ選手 憧れと願望がイコールで結ばれていたあの頃   やがて自分という存在を強く認識し 現実というものを見つめるうちに、自分自身の値打ちを考えるようになっていく。   等身大の幸せというやつが大人になるにつれ 社会に於ける存在意義、存在価値に置き換わっていくような気がして、種の保存(群選択)とやらを感じざるを得ない。   大人になるってどういうこと? と 子どもに質問すれば、恐らく彼らは 「やりたいことやできることがもっと増える」と答えるだろう。   しかし同じ質問を大人にぶつければ 「自立し社会に適応すること」と答えるだろう。   この二つの答えは置き換えれば 子どもが描く大人=自由になること 大人が描く大人=不自由を知ること   であると僕は思う。 ただ、この問いかけの本質はそこではなく 双方が自分のことを不自由だと思っていることにある。   子どもたちは大人になったら 自由になれると思っているし、 大人たちは子どもは自由でいいなあと思って生きている。 この感覚のスイッチの入れ替わりこそが人生のモラトリアム期であり、 クリエイターとしては最も不安定で輝かしい黄金期だと思う。   子どもにも大人にも成りきれないどこにも属していない存在だからこそ、 夢や希望といった類への感覚が今の僕らとは違う。 夢や希望や愛といった言葉が一番嫌いな時期でもある。   言い換えればこの時期こそが 本当の夢を見つける子ども時代最後の タイミングとも言える。   大人になってからの夢と 子どもの頃に描いた夢はまるで違う。   大人の描く夢には飛び立つための滑走路が必要だし、子どもの夢には翼が要る。   大人は叶える為にはどうすれば良いかを 考え、子どもはなった後のことを考える。   この言葉を聞いて  はっとした人はいないだろうか。   大人には道が必要なのだ。 自らが歩いて来た道や、 ここから先進むための標が。   子どもの頃の僕らは、目的地さえ分かれば それで良かったはずなのだ。 出来る出来ないではなく、 なりたいものが夢であり未知こそが夢だった。     昔のポケモンのEDテーマで小林幸子さんが歌う「 ポケットにファンタジー 」という曲がある。   僕が今長々と書いてきたことの全てがこの曲に詰まっているので、 知らない人は是非歌詞を見ながら聴いてみて欲しい。   今回描いた新曲「Magic Writer」も まさにそういうテーマを歌った曲であり、 子どもの頃の夢と大人になった自分   大人であることで得た幸せもあれば、 今の暮らしに不満がある訳でもない。 それでも、あの頃の夢は何処に行ったんだろうか という事を紡いだ歌詞になっているので 大人になった全ての人に届いて欲しい。   僕は音楽を続けていく中で 10代、20代と それぞれ同じテーマを歌った曲を書いてきた。 そして今回新たに描いた この「Magic Writer」という歌を通じて 僕自身どのような感覚で今を生きているのかも改めて自覚できた気がする。   僕はまだ夢を叶えられていないし、 夢をまだ見続けられているのかも分からない。   ただ、このトンネルがどこに繋がっているのかを見たいんだ。   <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 Magic Writer 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ

    2023/10/03

  • saji
    忘れようとする度、僕らはそれらの過去と出会わなくてはいけない。
    忘れようとする度、僕らはそれらの過去と出会わなくてはいけない。

    saji

    忘れようとする度、僕らはそれらの過去と出会わなくてはいけない。

     2023年6月16日に“saji”がNew Digital Single「スターチス」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『Helck』第1クール エンディングテーマです。誰かにとって永遠であることを誓ったミディアムバラード。さらに7月1日には「フラッシュバック」をリリース。こちらはTVアニメ『AYAKA - あやか -』エンディングテーマであり、己の弱さや過去と対峙し、前に進む決意を込めたダンサンブルな1曲となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを2ヶ月連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、新曲「フラッシュバック」にまつわるお話。どうして人間は厭なことほど思い出してしまうのでしょうか。それを思い出すことにどんな意味があるのでしょうか…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 人間は厭なことほど思い出してしまうという。 これは古くから云われてきていることであり、化学的にもある程度裏付けがされているそう。   そもそも人間の脳というのは、目にした耳にした情報をすべて一時保存する性質があり、 その上で留めておく必要があるもの、削除しても良いものを無意識のうちに選別している。 これは何故かと言うと、脳の仕組みとして古い情報よりも新しい情報を常に収集することに特化しているからだ。   新しくて有益な情報を得ることで人間は生存競争で勝ち抜いてきた。 トライ&エラーの果てに僕たちは 言葉を得、武器を得、文明を得たのだ。 ちなみに人間以外の生き物でほぼ唯一、 音の組み合わせを持つのは鳥だけだそう。   鳥の場合、求愛のためだけにさまざまな鳴き声やジェスチャーを組み合わせて発信する。 目的以上のことに何故特化したのかというと、過剰なエネルギーの表現をすることで 他の鳥よりも子孫を残せますよ。生命力が高いですよ。という事をメスに伝えようとしているのだ。   この“伝える”という言葉。 僕は昔からとても深く、そして難しい言葉だなと思っている。 人に心を届ける と書いて 伝心 心というものは自分ですら見えないものなのに、それを誰かに届けようとするのだから、 理解を求めること自体がそもそも間違いである気もする。   だが僕ら人間は、思いを共有することで今日まで生きてこられた。 人が人と過ごすには理由が要る。 家族、恋人、友人、仕事仲間 それが例えか細い糸だとしても、 自らと誰かを結ぶものによって僕らは生き合っている。   その結ぶ糸こそが言葉であり、心なのだと僕は思う。 すなわち伝えるとは、糸を紡ぐ行為なのだ。   話が大分横道に入ってしまったが、 今回の主題であるフラッシュバックとは 心の傷跡、心に刻まれた傷であり、 記憶である。   冒頭でも書いた通り 人間は厭なことほど忘れ難い。 これは何度も何度も思い出してしまうことにより、大切な記憶として脳がより深くより堅牢な引き出しにバンクしてしまうから。   忘れようとする度、僕らはそれらの過去と 出会わなくてはいけない。 人間は新しいものを手に入れることで 困難を乗り越えてきた生き物であるから、 昨日を越える為に僕らは過去を背負わなくてはいけないのかもしれない。   傷は消えずとも癒えぬことはない。 明日へ期待して生きることもまた 人間という生物としての正しき本能であると僕は思っている。   <saji・ヨシダタクミ> New Digital Single「スターチス」 2023年6月16日発売   New Digital Single「フラッシュバック」 2023年7月1日発売

    2023/07/03

  • saji
    自分を見つめ直した時、僕を取り巻く色々な物の見方が変わった。
    自分を見つめ直した時、僕を取り巻く色々な物の見方が変わった。

    saji

    自分を見つめ直した時、僕を取り巻く色々な物の見方が変わった。

     2023年6月16日に“saji”がNew Digital Single「スターチス」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『Helck』第1クール エンディングテーマです。誰かにとって永遠であることを誓ったミディアムバラード。さらに7月1日には「フラッシュバック」をリリース。こちらはTVアニメ『AYAKA - あやか -』エンディングテーマであり、己の弱さや過去と対峙し、前に進む決意を込めたダンサンブルな1曲となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを2ヶ月連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、新曲「スターチス」にまつわるお話。今の人生に影響を与えた思春期の経験。そして、大人になって変わった“物の見方”について明かしてくださいました。また、今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 大人になって変わったことの一つとして、 世の中に在る色々な物への興味関心が増えた。 正確には興味の方向性が変わった。   子供の頃というのは目に映るそれら総てが未知で、これはなんだろう? という好奇心が世の中を支配していた。   知らないものを知りたいというのは人間の性であるが、小さな頃にどれだけの知的好奇心を満たせたかで のち人生を大きく左右するように思う。   6歳までの教育が天才と凡人を分かつと、イタリアの教育者が言っていた気がするが 僕が音楽の道を志したのも、元は小学生の時に出会った蘊蓄(うんちく)辞典(難読漢字ばかり網羅した辞典)から 大人でも知らない言葉を覚えようと家中の書籍(主に漫画と小説)を読み漁り、 国語というものが好きになったのが源流である気がする。   特に国語の授業中は、学んでいる箇所の要点だけ押さえて あとは別のページ(授業で学ばない部分)を読み進めるのが密かな楽しみであった。 授業態度でバレていた気もするが、当時の教科担任が、 当てられた時にさえしっかり応えていればある程度黙認してくれる人だったので それも授業を好きになれた要因の一つかもしれない。   書いていてもう一つ思い出した。 中学の時、英語の授業がとても苦手だったのだが、苦手な分、どれだけ考えても答えは出てこないだろうと テストの際に穴埋めを進めるのも早くて時間の半分以上を持て余していた。   その時間の余白を埋める為に、答案用紙の隅に歌詞の真似事というか詩みたいなものを書いていたのだが、 当時の先生がテストを返却する際に毎回赤文字でこっそりそれの感想を書いてくれていた。   最初は気恥ずかしかったけれど、それより自分の書いた拙い創作物に感想をくれるというのが嬉しくて、 毎回テストの度にそれを楽しみにしていた。   こんなことをやっている場合じゃないでしょ! といつか怒られる気がしたので、 それから多少英語だけはテスト対策に真面目に取り組んだ結果、ある程度上位の点数を取れるようになった。   あれが先生の深謀遠慮だとしたら、今もまだ僕は先生の手のひらで転がされているのかもしれない。   そう考えると、思春期までに影響を受けたものが大人になった今の僕の人生を形成している。 大人になってから人生を変える出来事というのには中々出会えない。   大人になってから興味の方向性がどのように変わったのかと云うと 子どもの頃はなぜこれらは生まれてきたのだろう? というのが疑問の全てだった。   しかし大人になった今は、 これらはなんのために存在するのか? 生まれてきた事ではなく、存在意義を問うようになった。 それは即ち、自分という存在の理由というものに疑問を持ち始めたことに他ならない。   小さな頃は自分が生まれてきたことや生きていくことに何ら疑問を抱かなかった。 それは当たり前のことで、世界は当たり前だと思っていたから。   然(しか)し、人生の歩を進めていくうちに、自分には何ができるのか。 自分は何のために生きているのかという事を考えるようになった。 これは決して病んでいる訳でも厭なことがあった訳でもない。   自分の人生が今ちょうど全体の半分だとして ここから先の人生は運命の余韻なのか、はたまたまだスタートラインに過ぎないのか。   そういったことを考えるフェーズに入ったのだと思う。これが30の壁か。   自分を見つめ直した時、僕を取り巻く色々な物の見方が変わった。 これまではまるで興味のなかった造形物や花など、目につく物の在るべき意味を考えるようになったのだ。   今仕事場の玄関にはいつも一輪挿しの花が置いてある。 近所のお花屋さんでその日見つけたものを定期的に買っているのだが、 日を経過するごとに咲き、枯れてゆくのを何度も見届ける度に、 まるで人生のようだなと隠遁(いんとん)した老人のような事を考えている。   咲かせるまでにどれだけの苦労があったとしても、人前で花開く期間はとても短い。 然(しか)してそれはそう在るべきために生まれてきたのだとしたら、 僕らの人生もまた一瞬の輝きのために長く耐え忍ぶ時間が必要なのではないか。 今がその時なのではないかと自答している。   スターチスという花は、時を経ても色褪せないことから永遠の花と呼ばれている。 永遠なんてものはないと知っているからこそ僕らはそれに憧憬するのだ。   僕らの花もいつか咲くように、今は未だ韓信匍匐(かんしんほふく)の時を過ごそう。   <saji・ヨシダタクミ> ◆New Digital Single「スターチス」 2023年6月16日発売   ◆New Digital Single「フラッシュバック」 2023年7月1日発売

    2023/06/16

  • saji
    黄昏遊星群。
    黄昏遊星群。

    saji

    黄昏遊星群。

     2022年6月22日に“saji”が2nd Full Album『ユーリカ』をリリース!今作には、「星のオーケストラ」(TVアニメ『かげきしょうじょ!!』OPテーマ)や「ハヅキ」(TVアニメ『SHAMAN KING』第3弾EDテーマ)、「灯日」(TVアニメ『トモダチゲーム』EDテーマ)とアニメタイアップ曲を余すことなく収録。さらに、最新曲「クロスオーバー」(ABCテレビ他『部活ピーポー全力応援!ブカピ!』OPテーマ)ほか新録曲にも注目です。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 フォーマルハウト 」に通ずるお話です。自身がアルバムのなかでもとくにお気に入りの1曲。夜空にぽつりと浮かぶ星を、遠くへ行ってしまった大切なひとを、思い浮かべながら、この歌詞とエッセイを受け取ってください。   北海道の実家の2Fのベランダには 随分と古い望遠鏡があった。 僕が物心ついた時には既に 歴史を感じる風体をしていらっしゃったので、 恐らく兄貴の物でもない。   田舎の空がとても澄んでいて綺麗だと云うことに 気が付いたのは、僕が都会にすっかり染まった大人になってからだった。  虫のオーケストラと共に夜の帳が下りてゆく 星の絨毯は、子どもの頃は当たり前過ぎたのだろう。 得てして宝物というやつはそれが空っぽになって初めて宝物になるのだ。   大人になると苦手なものが克服できなくなる。 僕は高いところと、夜空に浮かぶ雲が苦手だ。   特に前者に関してはきっと一生治らない。 どの位のレベルかというと、 車道を跨ぐように敷かれた歩道橋の端を歩けない。 体育館のギャラリーの高さでもうギブアップ。   恐らく前世で誰かに突き落とされてそのまま剣山に貫かれたんだと思う。 それか小さな頃に階段から転げ落ちてドアの角に頭をぶつけたのが原因。 せめて先端恐怖症にならなかっただけ幸いか。 (知り合いのギタリストで、先端恐怖症の方がいて、 自分のギターの弦を交換するのも怖いらしい。やつらはびよんびよんするから。)     後者は理由は定かではないが、 夜空に浮かぶ雲を見ると心がざわめく。 もし、暗闇の中にぽつりと浮かぶあの雲の上に ワープして取り残されたらどうしようと不安になるのだ。 この感覚に共感して頂ける方が居れば是非ご連絡ください。   ぽつりと浮かぶと云えば、秋の夜空にぽつりと 浮かぶ一等星をご存知だろうか。 今井美樹さんのPRIDEの歌詞の中にも出てくる 南の一つ星 とはこの一等星を指していて みなみのうお座 フォーマルハウトという。   天に輝くアルタイルやベガほど煌めく訳ではないが 優しく光るその姿はとても美しい。   僕がやっているsajiというバンドは先日 ユーリカというフルアルバムをリリースさせて頂いた。 その収録曲の中でも特にお気に入りなのが その名を冠する「 フォーマルハウト 」という曲。   この曲は、遠く彼方の星になってしまった君のもとへ もう一度逢いにいくよというストーリーなのだが、 大切な君と僕とを繋ぐ星がフォーマルハウトである。   ちょうど今年の秋には僕らsajiの初となるツアーが敢行されるので、 秋の夜空に浮かぶ星々と共に 生のsajiの音に触れて頂けたら幸甚の至りで御座います。 <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 フォーマルハウト 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆2nd Full Album『ユーリカ』 2022年6月22日発売 初回限定盤 KICS-94065 ¥4,950(tax in) 通常盤 KICS-4066 ¥3,300(tax in)   <収録曲> M1:スターフライヤー M2:フォーマルハウト M3:アスファルトと水風船 M4:星のオーケストラ M5:Apricot M6:ハヅキ M7:クロスオーバー M8:灯日 M9:After the Rain M10:ゆりかご M11:どうぶつのうた

    2022/06/28

  • saji
    揺籃の地。
    揺籃の地。

    saji

    揺籃の地。

     2022年6月22日に“saji”が2nd Full Album『ユーリカ』をリリース!今作には、「星のオーケストラ」(TVアニメ『かげきしょうじょ!!』OPテーマ)や「ハヅキ」(TVアニメ『SHAMAN KING』第3弾EDテーマ)、「灯日」(TVアニメ『トモダチゲーム』EDテーマ)とアニメタイアップ曲を余すことなく収録。さらに、最新曲「クロスオーバー」(ABCテレビ他『部活ピーポー全力応援!ブカピ!』OPテーマ)ほか新録曲にも注目です。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 ゆりかご 」にまつわるお話です。みなさんの幼い頃を思い出しながら、そして、その記憶のなかの大切なひとを頭に浮かべながら、この楽曲とエッセイを受け取ってください。 皆さんは何歳の頃から記憶があるだろうか。 僕は小学校に上がる以前の記憶があまりない。 幼少期、なんとなく浮かぶ顔や思い出もあるが その殆どが親や後年あった先生から聞かされたエピソードによって補完されており、 自分自身のものであるという自信がない。   例えば、僕は額に小さな窪みがあるのだが これは3歳くらいの頃、 実家の2階から転げ落ちて出来たものらしい。 顔中血まみれになるほどのひどい怪我だったそうだが 全く憶えていない。 記憶にはないのだが、 僕は昔から高い所が大の苦手で、 その時のトラウマが心の海底に潜んでいるせいなのかもしれない。   中学を卒業したタイミングで、 10年経ったら会いましょうということで 卒園した幼稚園の同窓会に出席した。 親同士の縁もあって変わらず仲が良い子もいれば、 こんな子いたっけ? とお互い初めましてな感じで接する子も居て、 なんだか一足先に進学先のクラスメートに会った気分だった。   何より、幼稚園の体育館がとても狭く天井が低いことに驚いた。 朧げな記憶の中では、 あんなに広いと思っていた世界が、大人からはこう見えていたんだ。   ドラゴンクエスト5というゲームの中でサンタローズという街があって、 ここは幼少期の主人公が父親と過ごす事になる最初の街なのだけれど、 物語が進んだのち青年期で再び訪れることになる。   この青年期編で訪れたサンタローズは、開発陣の意図でわざと縮小して作られているのだ。   堀井雄二さん曰く、 小さい頃見ていた村へ大きくなってから行くと、 小さく見えるんじゃないかと思って。  子供のときって小学校の運動場ってすっごく大きいんだけど、 大人になってから行くと、あれこんなもんだっけって思うよね。 とのこと。     子どもの頃よくばあちゃんに遊んでもらっていて どこか外に出かける時も、ばあちゃんを見上げながら逸れないようについていった。   僕が小学生に上がった直後くらいの時に、 ばあちゃんが突然病気で倒れてしまい、以後車椅子になった。 身体は不自由になったが、長い入院生活を経て、辛うじて日常会話などは交わせる程に回復した。   それから時が経ち、僕が中学生になった時に 気まぐれでばあちゃんを連れて二人でショッピングモールに買い物に行った。   思えば、車椅子になったばあちゃんと 二人で出かけることなんて、 これが最初で最後だったかもしれない。   何をするでもなく、モール内をぐるりと散歩するだけであったが、心なしかばあちゃんは楽しそうだった。 最後にアイスクリームを買って二人で食べて帰った。   高校に上がる頃には、ばあちゃんの認知症が進み、 いよいよ家族だけでは介護を続けていけなくなってしまった為、介護施設に入所することになった。   僕もそれからバンドの活動を始め、 進学と共に地元を離れてしまった為 ばあちゃんとは数年に一度しか会わなくなった。   そんなばあちゃんも数年前に亡くなり、その際に出てきた昔の写真を色々と見せてもらった。 僕が生まれて間もない頃にばあちゃんと写っているものや、どこかへ出かけた旅先での一枚。   どれも幼すぎて僕の記憶の中にはないが、 きっとばあちゃんにとってはつい最近の思い出だったのだろう。 いくつになっても僕のことをたくちゃんと呼んでいた。   人間とはエゴなもので、 失ってはじめて もっとこうしてあげれば良かった。 もっと美味しい料理作ってあげれば良かった。 色々な後悔もあったけれど、   良い思い出も悪い思い出も 全部混ぜ込んで、ばあちゃんが どうか倖せだったようにと願う。     そんな事を思いながら、 「ゆりかご」という曲を書きました。 あなたの大切な人と是非聴いてください。 <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 ゆりかご 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆2nd Full Album『ユーリカ』 2022年6月22日発売 初回限定盤 KICS-94065 ¥4,950(tax in) 通常盤 KICS-4066 ¥3,300(tax in)   <収録曲> M1:スターフライヤー M2:フォーマルハウト M3:アスファルトと水風船 M4:星のオーケストラ M5:Apricot M6:ハヅキ M7:クロスオーバー M8:灯日 M9:After the Rain M10:ゆりかご M11:どうぶつのうた

    2022/06/21

  • saji
    雨上がりの園庭。
    雨上がりの園庭。

    saji

    雨上がりの園庭。

     2022年6月22日に“saji”が2nd Full Album『ユーリカ』をリリース!今作には、「星のオーケストラ」(TVアニメ『かげきしょうじょ!!』OPテーマ)や「ハヅキ」(TVアニメ『SHAMAN KING』第3弾EDテーマ)、「灯日」(TVアニメ『トモダチゲーム』EDテーマ)とアニメタイアップ曲を余すことなく収録。さらに、最新曲「クロスオーバー」(ABCテレビ他『部活ピーポー全力応援!ブカピ!』OPテーマ)ほか新録曲にも注目です。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「クロスオーバー」にまつわるお話です。この曲の芯となっている自身の部活の実体験とは…。今、何かを投げだしたい、何かから逃げ出したいと思っているあなたへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 文部科学省の統計によると、 中学生の運動系の部活に所属している割合はおよそ80%で、 都道府県別で云うと 僕らの地元である北海道は69.7%と全国ワースト トップは岩手県の90.1%だそう。 北海道の所属率が低いのは やはり雪のせいなのだろうかとも考えたが、 東北の岩手がこの数字である事を見ると、 単純に県民性の差なのかもしれない。 道産子はよくのんびりしていると言われるが、 確かに僕を含めマイペースな人間が多いと思う。   小学生の頃からバスケを始めて、中学でもそのままバスケ部へ入部した。 うちの中学校はやんちゃな人間が多く、 特に僕の世代と一学年上の世代はいわゆる不良だらけで、 ゲームセンター=不良パイセン達の溜まり場で 下手に彷徨こうものならすぐに大人数に囲まれた。   中学生にとって学校は世界の総てであり、 そこで居場所を失えば、 人生そのものが否定されてしまうような そのくらい学校生活というのは大変であり、 人間関係はとても重要で、この頃に性格が歪んでしまう人は多い気がする。   かく云う僕も似たようなものであり、 一時期部活をサボって遊び回っては ろくでもない日々を送っていた。 まさしくスラムダンクの三井状態。   部活をサボった事のある人には分かるかもしれないが、 行かなくなる日がある程度続くと謝るきっかけを失ってもう行けなくなってしまうのだ。   後悔した所で、もはや遅きに失した過日の如く。     だが数ヶ月も経ったある雨の日 親父に乗せられた車の中で、こんな事を言われた。   「人生の選択肢は無限にあるが、その選択肢は自分次第でどんどん減っていく」   部活を続けるかどうかはお前の好きにすればいい。  と前置きをした上で、そんな言葉を送られた僕は   「ああ、気まずいまま終わりたくないな。」 と思い、その日に顧問の元に出向いた。   最初は相手にしてくれなかったが、 何回か足を運ぶうちに 明日部活に来いと言われた。   半年ぶりのバスケ部。全員集合をかけた顧問が、 「今日はシャトルランしかやらない。何時までやるかも言わない。終わりだと言うまでやれ。」   それだけ言って体育教師室に篭ってしまった。   僕から皆へ謝罪する機会はなく、軽い沈黙の中 突然に始められたウォームアップ。   後輩も同級生たちも思う所はあれど、誰も口を開くことはなく、ただひたすらに身体を動かしていく。   そうやって始められたシャトルランは、 一列に4、5人の間隔で配置され ただ延々と20mの旅を続ける。 決められた時間、終わりのない苦痛は肉体的にも 精神的にも僕らを追い込んでいき、 怒りにも苦しみにも似た感情の渦の中僕は心の中で詫びることしかできなかった。   ブランクのある身体では到底ついていけない程の過酷さだったが、 僕を唯一支えていたのは 「ここで泣きを入れたらもう何にもねえ」 という最後の意地だけであった。 死んでも良いからこれだけはやり遂げる。 その思いで走り続けた。   終わった時には精も魂も尽き果てて まさに満身創痍の状態であったが、 その姿を見た同級生や後輩達が受け入れてくれて、 僕はバスケ部へ戻ることを赦された。   あの時の経験がなければ、 僕は音楽すらもやめて ひょっとしたら人生すらも棄てていたかもしれない。 大きな心の財産になった出来事。     今回僕らsajiが書いた新曲の中に「クロスオーバー」という曲がある。 これは全国の部活少年、少女たちの 背中を押すような応援歌として 書き下ろした楽曲なのだけれど、 歌詞の中に出てくる言葉のいくつかは この僕の実体験を基に書いている。   苦しくて苦しくて逃げ出したい、寝転んで楽になってしまいたい瞬間は誰にだってある。   でもそんな時、最後の最後までやり抜いた先には 後人生きっと大きな心の支えになる。 自分にはできる。自分ならやれる。 だから負けるな。   気がつけば僕の人生、一番長く続けているものが音楽になっていた。 そして今もそれが僕を支えてくれている。 あとどのくらい続けていけるかは 分からないけれど、歌える限りは全力で駆け抜けていこうと思う。   この道が続くことが誰かの未来になると信じて。 <saji・ヨシダタクミ> ◆2nd Full Album『ユーリカ』 2022年6月22日発売 初回限定盤 KICS-94065 ¥4,950(tax in) 通常盤 KICS-4066 ¥3,300(tax in)   <収録曲> M1:スターフライヤー M2:フォーマルハウト M3:アスファルトと水風船 M4:星のオーケストラ M5:Apricot M6:ハヅキ M7:クロスオーバー M8:灯日 M9:After the Rain M10:ゆりかご M11:どうぶつのうた

    2022/06/14

  • saji
    鞦韆と庭の薔薇。
    鞦韆と庭の薔薇。

    saji

    鞦韆と庭の薔薇。

     2022年4月13日に“saji”がNew Digital Single「灯日」を配信リリースしました。同曲は、4月より放送開始のTVアニメ『トモダチゲーム』エンディングテーマに起用。sajiが現在までにリリースしてきた歴代のアニメタイアップソングの中では珍しく、ベーススラップから始まる、深みあるギターサウンドが特徴的なオルタナティブロックサウンドに仕上がっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミ(Vo.)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「灯日」に通ずるお話です。彼が子どもの頃に身につけたとある工程、覚えた感覚とは…? 今作のタイトルや歌詞にもつながっているエピソードを、ぜひ楽曲と併せて受け取ってください。 突然ですが皆さんこれを読めるでしょうか。 鞦韆 (※スマホの調べる機能使っちゃダメよ)   これは―しゅうせん―と読みます。 馴染みのある言い方にするとブランコ。 公園に必ずあるアレです。   ちなみに鞦韆は鞦でも韆でも、どちらもブランコという意味があります。ぶらさがって遊ぶ器具の事です。余談ですが、ブランコは本来、中国で夜のおもちゃ(大人の嗜み)として誕生したそうで、それがいつしか遊具として広く親しまれるようになったそう。   話が逸れましたが何故こんな言葉を持ち出したのかと言うと、この鞦韆という言葉が僕の人間性を創造(改造)したからです。   僕は昔から本、主に漫画を読むのが好きで、家の中にある本はジャンル世代問わず全て読みました。両親が漫画好きであった為、たぶん家の中に本棚が10個以上はあったと思います。   中には当然、子供向けの漫画ではないモノも数多く存在した為、当時では意味の分からない言葉やシチュエーション、それこそ漢字なんかが出てきて、知らない言葉を調べて覚えるという工程はこの時に身につけました。   <難しい言葉が出てくる→調べる→使ってみたい→頑張ってインプットする>を繰り返すうちに、勉強面でも国語が得意になったし、<イヤイヤさせられているという感覚がないから>授業も熱心に楽しく受けられた気がする。   そんなある日、本棚の奥から『蘊蓄事典』なる古い辞書が出てきまして、中を開くと脳がちぎれそうになる位難しい漢字が大量に載っていました。   そのたまたま開いたページに載っていた言葉こそが<鞦韆>で、書けるようになるまでひたすら書き取りを自らにノルマとして課し、来る日も来る日も書き続けました(ちなみに今はもう韆は書けません)。   この、誰も知らない言葉を自分だけが使えるという感覚がとても嬉しくて、単語だけではなく使用例なんかもずっと調べては誰かに実践してみたり。今考えると相当ウザい子どもですが、この時に憶えた言葉の引き出しが、今の仕事に繋がっているので、昔の自分にとても感謝しています。   その時の感覚が今回の新曲「灯日」というタイトルであったり、歌詞に投影されているので気になる方は聴いてみてね。   人間、何が将来を支える武器になるか分からないから、とりあえずは何でもやってみるべきだなあと、ふと思い出した昼下がりの電車内にて。 <saji・ヨシダタクミ(Vo.)>

    2022/04/13

  • saji
    手も足も目も口も、明日へ向けて生まれてきたのだ。
    手も足も目も口も、明日へ向けて生まれてきたのだ。

    saji

    手も足も目も口も、明日へ向けて生まれてきたのだ。

    2021年10月21日に“saji”がニューシングル「ハヅキ」をリリースしました。失恋を歌った歌詞が共感できるとティーンを中心に話題沸騰中の彼らの最新作「ハヅキ」は、TVアニメ『SHAMAN KING』の第3弾エンディングテーマ。失って初めて気付く、大切な人への想いを歌った壮大なバラードナンバーに仕上がっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 ハヅキ 」に通ずるような故郷にまつわるエピソードです。みなさんは“故郷”といえば、どのような景色、匂い、感情、記憶を思い出しますか…? 是非、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 ~歌詞エッセイ:落葉樹~ 子どもの頃は、並木道なんてものに気を回して考えた事もなかったが、大人になるとその土地土地にまさに根付いた樹木が色々と存在するのだと気付く。 僕が生まれた北海道の十勝地方は、冬は厳しく夏はカラッとした暑さの大陸性気候で、年間の冬と夏の温度差が最大で60度に達するらしい。なるほど。確かに冬は平気で-20℃を超えたりしていた。東京に移り住んで約7年。もはや故郷の冬を過ごせる気がしない。 そんな十勝では白樺やマツといった針葉樹が多い。僕はサウナが大好きなのだが、本場フィンランドを意識したサウナ施設なんかに行くと、ヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの。サウナ室内に吊るして香りを楽しんだり、マッサージ用いたりする)が置いてあったりして、そう言えば東京では白樺を見かけることがないなと望郷の念に駆られることもある。 故郷と言えばもう一つエピソードを。 僕がやっているsajiというバンドの新曲「ハヅキ」のリリースに先立ち、新しいアーティスト写真の撮影があった。リリースが10月だったのでそれに因んで秋らしいものにしようという事になり、イチョウの葉を床に敷き詰めた上にメンバー三人で並び立ち、葉が舞い落ちる中の1シーンを切り取ったような作品になっている。 学生時代、僕の家からユタニの実家へ向かう道すがらイチョウが並び立つ通りがあって、イチョウの葉を見るとあの頃を思い出して少し胸がくすぐったいような、キュッと切なくなるような気持ちになるのだ。 当時好きだったあの子と一緒に、門限ギリギリで急いで帰ってパンクした自転車。ユタニの家の近くのフードコートで食べた山盛りポテト。 匂いや景色は時に僕らを郷愁的な夢へと連れて行ってくれる。過去と云うのは常に倖せだった事だけを輝かせているから、あの頃に帰りたい。などと、叶うことのない想いと現実との狭間で僕らの胸は苦しくなる。 然して僕らは前にしか進めない。手も足も目も口も、明日へ向けて生まれてきたのだ。 どんな過去や後悔を持ってしても、それを変えることはできないのであれば、いずれ来る未来のために明日こそは変えてみせようと、僕は日々思いながらハヅキという曲を書き、いつかの涙たちの追福を祈っている。未だ、落葉の道の中。 <saji・ヨシダタクミ> ◆紹介曲「 ハヅキ 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ

    2021/10/27

  • saji
    ほんの少しの支えで花咲く夢があるとすれば。
    ほんの少しの支えで花咲く夢があるとすれば。

    saji

    ほんの少しの支えで花咲く夢があるとすれば。

     2021年7月21日に“saji”がニューシングル「星のオーケストラ」をリリース。タイトル曲は、7月から放送開始のTVアニメ『かげきしょうじょ!!』オープニングテーマです。ヨシダタクミ(Vo.)は「僕も夢を持って音楽の門戸を叩いた人間なので、さらさたちと同じ目線に立ち、全力でOP曲書かせて頂きました。sajiは皆さんの夢を全力で応援します。かがやけ青春。」とコメントしております。眩しい青春ポップロックをご堪能あれ!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“saji”のヨシダタクミによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 星のオーケストラ 」に通ずるお話です。ご自身の“夢のはじまり”である中学3年生の頃まで遡り、今に至るまでの軌跡を明かしてくださいました。彼だからこそ紡ぐことができた「星のオーケストラ」の歌詞と併せ、エッセイもお楽しみください。 ~歌詞エッセイ:喩芽 -ゆめ-~ 僕の生まれた北海道帯広市という街は 雪の深いとても静かな街で、 夏になると祭囃子が聴こえ始めるとか、 冬が来れば観光客が溢れかえるとか そういう世界とは無縁の、 しんしんと と云う言葉が まさにぴったりと当てはまる場所。 街には小さなライブハウスが2つだけあり、 プロを目指すとかそんなんじゃなく、 普通に働いている音楽好き達が 土日だけ非日常を奏でている空間であって、 「芸能人になる!」と宣言する人は皆無で、 ましてや同級生にアイドルなんて居なかったし 友達のお父さんが有名な歌手なんて事もない いわゆるどこにでもある古き良き田舎。 僕が音楽でプロになりたいと 最初に思ったのは中学3年生の時。 当時は父の影響でバスケをやっていて、 運動は好きだが上手くはない。 試合には出るがレギュラーではない。 中途半端な存在だった。 そんな僕が唯一目立てる瞬間が休み時間。 地元の学校では、1教室に1台 必ずオルガンが置いてあって、休み時間になると 偶にクラシックの曲を弾いたりした。 (渚のセレナーデやモーツァルトのトルコ行進曲) すると友達や普段は親しくないクラスメートたちが 集まり出して、興味深そうに僕の演奏を見つめる。 見られる事は恥ずかしかったが、 他の人が僕の存在を肯定してくれる気がして、 そこには自分の居場所があった。 得意気になった僕は 弾けもしない中古のアコースティックギターや MTR(マルチトラックレコーダー)やらをお年玉で買って 作曲の真似事をやり出した。 そんな時にたまたま某レコード会社の デモテープ募集の記事を見つけて、 自作のオリジナル曲を集めて焼いたMDと 履歴書を詰めた茶封筒に封をした。 結局これを送る事はなかったのだが、 それから数年後、 縁あってsajiの前身である phatmans after schoolというバンドの一員として 某レコード会社からデビューする事になる。 そして初顔合わせの時にこのエピソードを レコード会社の社長に話したらとても喜んでくれた。 話は戻るが、そんな中学時代を過ごした後、 僕は家から徒歩10分ほどの高校へ進学する。 そこでsajiのギターであるユタニと出会った。 軽音楽部(バンドやりたい人たちが集まる部活)で 一つ上の先輩だったユタニくんとは 音楽の趣味も女性の趣味も合わなかったが 妙に気が合って毎日一緒に居た。 授業が終われば部活に行き、 部活が終われば僕の家でだらだら過ごす日々。 先輩後輩というよりは仲の良い友達みたいな関係。 先述の通り音楽の趣味がまるで違ったので それぞれ別のバンドを組んでいたのだが、 ある時、某テレビ番組主催の バンドオーディションがあると知り合い伝てに聞く。 しかも一次予選は帯広でも行われると言うのだ。 (この手のオーディションは北海道だと だいたい地区予選会場が札幌だったりして、 高校生の僕らに交通費が捻出できるわけがなかった) しかし困った。 当時僕が組んでいたバンドのギターは他校かつ進学校で オーディションの為に平日に集まれる訳もない。 でも出たい。 「そうだ。ユタニくんに聞いてみよう。」 オーディション当日、 僕の家で初めて曲を聴いたユタニとそのまま初の共演。 ちなみにそれが僕らの地上波デビュー。 なんとそんなバンドが予選通過してしまった。 てぇへんだ。 そんなこんなで二次予選に進んだ僕らは 札幌プチ旅行よろしくTV局が手配したホテルに泊まり、 テレビカメラが沢山向けられた ステージで演奏することになる。 結果として僕らの冒険はここで終わってしまうのだが、 この時の経験が僕たちをプロの世界へと誘ってくれた。 気の合う仲間と好きなことをやってタダで旅行できる。 こんな事が続くならプロになれたら最高じゃないか。 これが二度目の夢のハジマリ。 そんな邪な気持ちが 純粋な世界を結びつけてくれたのだから、 どこに夢の芽生えが転がっているか 分かったもんじゃない。 人間、一生に関わる出逢いは ふとした偶然の先にあるものだ。 だいぶ前置きが長くなってしまったが 今回僕らが紡いだ 「星のオーケストラ」と云う曲は そんな誰かの夢の傍に居続けてくれるような 存在になることを目指して書いた。 本楽曲がオープニングテーマを担当する TVアニメ『かげきしょうじょ!!』という作品は まさにその夢の門扉を叩いたばかりの少女達の物語で、 それは僕らsajiの三人が かつて歩いてきた道程でもある。 夢というのは誰かが建てた建造物ではなく、 喩えるならばそれは 心の中でふとした瞬間に 芽生える花のようなもので、 咲くか枯れるかは自分次第。 雨の日もあれば風の日もある。 誰かが叶えてくれる訳もないが、 ほんの少し支えてあげることは 出来るのかもしれない。 そのほんの少しの支えで花咲く夢があるとすれば、 僕はそのきっかけになりたいと思うし その想いの先にあるのが この「星のオーケストラ」という曲。 物語の主人公はいつだって君たちであり、 冒険の始まりは突然やってくるのかもしれない。 その“いつか”の時に 皆さんの側に僕らの曲が 居てくれる事を願って 今日も唄を歌ってみたりして。 <saji> ◆紹介曲「 星のオーケストラ 」 作詞:ヨシダタクミ 作曲:ヨシダタクミ ◆ニュー・シングル 『星のオーケストラ』 2021年7月21日発売 KICM-2095 ¥1,320(税込) <収録曲> M1:星のオーケストラ M2:アンチロックミー M3:ネモフィラ

    2021/07/21

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