黒百合の歌黒百合は 恋の花 愛する人に 捧げれば 二人はいつかは 結びつく あああ ーーー あああ この花 ニシパに あげようか あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 魔物だよ 花のかおりが しみついて 結んだ二人は はなれない あああ ーーー あああ あたしが死んだら ニシパもね あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 毒の花 アイヌの神の タブーだよ やがては あたしも 死ぬんだよ あああ ーーー あああ | 伊藤咲子 | 菊田一夫 | 古関裕而 | 山屋清 | 黒百合は 恋の花 愛する人に 捧げれば 二人はいつかは 結びつく あああ ーーー あああ この花 ニシパに あげようか あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 魔物だよ 花のかおりが しみついて 結んだ二人は はなれない あああ ーーー あああ あたしが死んだら ニシパもね あたしはニシパが 大好きさ 黒百合は 毒の花 アイヌの神の タブーだよ やがては あたしも 死ぬんだよ あああ ーーー あああ |
恋人枯れ草の匂いがたちこめる 秋の日がふりそそぐ丘の上 あなたの背中にもたれてまどろむ 愛のことばをきかされたばかり 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 流れ行く雲のいろ ばらいろに光り 私はしあわせ とてもしあわせ セーターの背中につく枯れ葉 髪の毛でゆれている秋の花 あなたはやさしく私の手をとり 丘を下るの たそがれの町へ 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 枯れ草の匂いがたちこめる 秋の日がふりそそぐ丘の上 あなたの背中にもたれてまどろむ 愛のことばをきかされたばかり 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 流れ行く雲のいろ ばらいろに光り 私はしあわせ とてもしあわせ セーターの背中につく枯れ葉 髪の毛でゆれている秋の花 あなたはやさしく私の手をとり 丘を下るの たそがれの町へ 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ |
木陰でもやもや珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… |
木枯しの二人もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて 家を出た二人を木枯しが追いかけ 若過ぎる恋だと悲しみを与える 誰もみな そ知らぬ顔をして行き過ぎ あたたかいくちづけ それだけが頼りよ 灰色の空の下 粉雪をあびながら 愛と愛で結び合った あなたと私 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて 噴水もこごえる公園の片隅 あのひとのマントにくるまってふるえる もうすべてあなたに 捧げてもいいのと 胸の音ききながら 涙ぐむ私よ 雪どけを待つように 許されぬ初恋を 愛と愛で誓い合って その日を待つの もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて 家を出た二人を木枯しが追いかけ 若過ぎる恋だと悲しみを与える 誰もみな そ知らぬ顔をして行き過ぎ あたたかいくちづけ それだけが頼りよ 灰色の空の下 粉雪をあびながら 愛と愛で結び合った あなたと私 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて 噴水もこごえる公園の片隅 あのひとのマントにくるまってふるえる もうすべてあなたに 捧げてもいいのと 胸の音ききながら 涙ぐむ私よ 雪どけを待つように 許されぬ初恋を 愛と愛で誓い合って その日を待つの もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて |
ごきげん如何久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか |
寒い夏バラを投げるように 軽くウィンクして 綺麗になるんだよと あの人囁いた 涙ポロリ ポロリ流して 胸の奥の夢を手ばなすの お互いさま…… 男と女には 別れの足音つきまとう フワフワと風の中 フワフワと髪揺らし 蝶のように 坂を舞い下り はなやかに 出直すわ 長すぎた春でも 荷物をまとめれば 赤い革の鞄 かすかに脹(ふく)らむその程度 季節が過ぎるように 恋人変えていく あの人見送って これから寒い夏 吐息ポツリ ポツリ落して 心細さ 指ではじくのよ お互いさま…… 男と女には 恋する季節が また来るわ フワフワと風の中 フワフワと髪揺らし 鳥のように 光の中へ 軽やかに 飛び立つわ 思い出をいろどる 写真を見なおせば アルバムひとつさえ うづめつくせないその程度 | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | バラを投げるように 軽くウィンクして 綺麗になるんだよと あの人囁いた 涙ポロリ ポロリ流して 胸の奥の夢を手ばなすの お互いさま…… 男と女には 別れの足音つきまとう フワフワと風の中 フワフワと髪揺らし 蝶のように 坂を舞い下り はなやかに 出直すわ 長すぎた春でも 荷物をまとめれば 赤い革の鞄 かすかに脹(ふく)らむその程度 季節が過ぎるように 恋人変えていく あの人見送って これから寒い夏 吐息ポツリ ポツリ落して 心細さ 指ではじくのよ お互いさま…… 男と女には 恋する季節が また来るわ フワフワと風の中 フワフワと髪揺らし 鳥のように 光の中へ 軽やかに 飛び立つわ 思い出をいろどる 写真を見なおせば アルバムひとつさえ うづめつくせないその程度 |
さん・びょう・し朝まで電話を 待っていました 息苦しいほど 長い時間でした あなたの留守 部屋にいた人の “伝えておきます”の 言葉が渦巻く 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 二度とは電話も かけはしません 迷ったあげくの 私なりの答え あなたの留守 部屋にいた人の 自信に満ちた声 耳から消えない 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 屋根から枝へ 枝から花へと 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | 朝まで電話を 待っていました 息苦しいほど 長い時間でした あなたの留守 部屋にいた人の “伝えておきます”の 言葉が渦巻く 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 二度とは電話も かけはしません 迷ったあげくの 私なりの答え あなたの留守 部屋にいた人の 自信に満ちた声 耳から消えない 偽りという字は 人の為と書くのですね 今日までのあなたの愛が 偽りだとしても それはみんな 私の為と言いきかせます 屋根から枝へ 枝から花へと 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し 空から窓へ 窓から舗道へ 降りしきる雨は さん・びょう・し そしてわ・か・れの 言葉の響きも なぜかやっぱり やっぱり さん・びょう・し |
静かに、愛がとび立つわ静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう 話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは 愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう 激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ 愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 合田道人 | 鳴海周平 | 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう 話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは 愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて 静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう 激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ 愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに |
白い灯台バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます |
ジョニイへの伝言ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 前田俊明 | ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて |
すみれ色の涙すみれって すみれって ブルーな恋人どうしが キスしてキスして生まれた花だと思うの 淋しかったから あなたを愛して 淋しかったから あなたを憎んだ 淋しかったから あなたにさよならを そしてひとつぶ すみれ色の涙 すみれって すみれって あなたとわたしの青ざめた 心が 心が 咲かせた花だと思うの 淋しかったから あなたを愛して 淋しかったから あなたを憎んだ 淋しかったから あなたにさよならを そしてひとつぶ すみれ色の涙 そしてひとつぶ すみれ色の涙 | 伊藤咲子 | 万里村ゆき子 | 小田啓義 | 鳴海周平 | すみれって すみれって ブルーな恋人どうしが キスしてキスして生まれた花だと思うの 淋しかったから あなたを愛して 淋しかったから あなたを憎んだ 淋しかったから あなたにさよならを そしてひとつぶ すみれ色の涙 すみれって すみれって あなたとわたしの青ざめた 心が 心が 咲かせた花だと思うの 淋しかったから あなたを愛して 淋しかったから あなたを憎んだ 淋しかったから あなたにさよならを そしてひとつぶ すみれ色の涙 そしてひとつぶ すみれ色の涙 |
たそがれに愛をこめてたそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う もうすぐみんな ちりぢりになり こんな話も 出来なくなる 恋もほのかなだけで 終わりそう 青春の日の 一ページ 誰もが無口に なってゆく はしゃぐ気分に なれなくて 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う レンガの壁に 寄せ書きをして ひとりひとりが 家へ帰る あまりさびしい顔は しないでよ 青春の日の フィナーレに おどけたステップ 踏みながら 帰るあいつが 好きだった 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う もうすぐみんな ちりぢりになり こんな話も 出来なくなる 恋もほのかなだけで 終わりそう 青春の日の 一ページ 誰もが無口に なってゆく はしゃぐ気分に なれなくて 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う レンガの壁に 寄せ書きをして ひとりひとりが 家へ帰る あまりさびしい顔は しないでよ 青春の日の フィナーレに おどけたステップ 踏みながら 帰るあいつが 好きだった 秋から冬へかわったら もう誰も ここへ来なくなるでしょう たそがれに愛をこめて さよならをいえば なつかしい歌が聞こえ 涙を誘う |
暖炉とゆり椅子暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ |
つぶやきあつめ (アルバムヴァージョン)そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです そろそろ 駅あたり 着いた頃かもしれない…… 鏡に向かって こんな一人言 いつまで私 くり返してる ガラス細工の メルヘンは すっかり砕けて しまったのに 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息いき 暇にまかせて つぶやきあつめ そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を 見上げてるかもしれない…… 小窓を打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街は冷たい エメラルド すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ためいき 暇にまかせて つぶやきあつめ | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです そろそろ 駅あたり 着いた頃かもしれない…… 鏡に向かって こんな一人言 いつまで私 くり返してる ガラス細工の メルヘンは すっかり砕けて しまったのに 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息いき 暇にまかせて つぶやきあつめ そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を 見上げてるかもしれない…… 小窓を打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街は冷たい エメラルド すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ためいき 暇にまかせて つぶやきあつめ |
つぶやきあつめ (シングルヴァージョン)急な電話受けて 走り続けたのに 私の声に 頷(うなず)きもせずに あの人は死んだ…… そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を見上げてるかもしれない…… 小窓打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街はそこだけ 華やいで すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ため息 髪を濡らして つぶやきあつめ あの人返して どうぞもう一度 逢いたさ募(つの)り 気も狂いそう 部屋に写真を 敷きつめて 答えもないのに 話しかける 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息 肩をおとして つぶやきあつめ つぶやきあつめ | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | 急な電話受けて 走り続けたのに 私の声に 頷(うなず)きもせずに あの人は死んだ…… そう あの人はくるんです ただ そのちょっと寄り道をしているだけ そう あの人は戻ってくるんです ぼんやり この部屋を見上げてるかもしれない…… 小窓打つのは 風のいたずらと 知ってるくせに 窓にかけ寄る 街はそこだけ 華やいで すっかり他人の 顔をしてる 涙はこんなに 辛(から)かったのかと 今さらながら 一人ため息 髪を濡らして つぶやきあつめ あの人返して どうぞもう一度 逢いたさ募(つの)り 気も狂いそう 部屋に写真を 敷きつめて 答えもないのに 話しかける 夜ってこんなに 長かったのかと 今さらながら 一人ため息 肩をおとして つぶやきあつめ つぶやきあつめ |
東京ブギウギ東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 海を渡り響くは 東京ブギウギ ブギの踊りは 世界の踊り 二人の夢の あのうた 口笛吹こう 恋とブギのメロディ 燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に 君と踊ろよ 今宵も月の下で 東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 世紀のうた心のうた 東京ブギウギ ヘイー さあさブギウギ たいこたゝいて 派手に踊ろよ 歌およ 君も僕も 愉快な東京ブギウギ ブギを踊れば 世界は一つ 同じリズムとメロディよ 手拍子取って うたおうブギのメロディ 燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に 君と踊ろよ今宵も 星をあびて 東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 世界のうた楽しいうた 東京ブギウギ ブギウギ陽気なうた 東京ブギウギ ブギウギ世紀のうた 歌え踊れよ ブギウギ ヘイー | 伊藤咲子 | 鈴木勝 | 服部良一 | 佐伯亮 | 東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 海を渡り響くは 東京ブギウギ ブギの踊りは 世界の踊り 二人の夢の あのうた 口笛吹こう 恋とブギのメロディ 燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に 君と踊ろよ 今宵も月の下で 東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 世紀のうた心のうた 東京ブギウギ ヘイー さあさブギウギ たいこたゝいて 派手に踊ろよ 歌およ 君も僕も 愉快な東京ブギウギ ブギを踊れば 世界は一つ 同じリズムとメロディよ 手拍子取って うたおうブギのメロディ 燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に 君と踊ろよ今宵も 星をあびて 東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク 世界のうた楽しいうた 東京ブギウギ ブギウギ陽気なうた 東京ブギウギ ブギウギ世紀のうた 歌え踊れよ ブギウギ ヘイー |
時の流れに身をまかせもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | 伊藤咲子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 山田良夫 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
長崎の蝶々さん~マダム・バタフライ入り~肥前長崎 港町 異人屋敷の たそがれは 何故かさびしい 振袖人形 恋の絵日傘 くるくると 蝶々さん 蝶々さん 桜の花が 咲く頃に お船がかえって 来ると言う 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 港町 風は南の 夢の町 晴れた天主(クルス)の 丘の上 背伸びして見る はるかな海よ 三本 マストは 未だ見えぬ 蝶々さん 蝶々さん 花は咲いても 開いても 恋しお方に 逢うまでは 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 夢の町 ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える 鐘がなるなる 恋の町 広い屋敷に たゞ一つ 君が形見の アメリカ人形 碧い瞳の なつかしさ 蝶々さん 蝶々さん 長いまつげも うっとりと 今日もあなたの 夢を見る 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 恋の町 | 伊藤咲子 | 米山正夫・日本語詞:堀内敬三 | 米山正夫・G.Puccini | 鳴海周平 | 肥前長崎 港町 異人屋敷の たそがれは 何故かさびしい 振袖人形 恋の絵日傘 くるくると 蝶々さん 蝶々さん 桜の花が 咲く頃に お船がかえって 来ると言う 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 港町 風は南の 夢の町 晴れた天主(クルス)の 丘の上 背伸びして見る はるかな海よ 三本 マストは 未だ見えぬ 蝶々さん 蝶々さん 花は咲いても 開いても 恋しお方に 逢うまでは 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 夢の町 ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える 鐘がなるなる 恋の町 広い屋敷に たゞ一つ 君が形見の アメリカ人形 碧い瞳の なつかしさ 蝶々さん 蝶々さん 長いまつげも うっとりと 今日もあなたの 夢を見る 花のロマンス 長崎 長崎 長崎 恋の町 |
夏の少年名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ 麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ 麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ |
何が私に起こったかいたずらに煙草をくわえ 夜ふけの窓 さびしいよさびしいよと心がわめく 夏の夜が微笑み忘れ にわか雨が あのひとをぬらしている 背中も胸も お芝居の終りのように カーテンをひいて 駈けて行くあのひとの姿をかくす 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと 口紅を落とした顔は 子供っぽい まいったりまいったりはしないと笑う 想い出は重過ぎるから 写真も捨てて あのひとがくれたものは 明日は捨てる お芝居の終りのように 手を叩きながら 恋をした日のことを 見送りましょう 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | いたずらに煙草をくわえ 夜ふけの窓 さびしいよさびしいよと心がわめく 夏の夜が微笑み忘れ にわか雨が あのひとをぬらしている 背中も胸も お芝居の終りのように カーテンをひいて 駈けて行くあのひとの姿をかくす 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと 口紅を落とした顔は 子供っぽい まいったりまいったりはしないと笑う 想い出は重過ぎるから 写真も捨てて あのひとがくれたものは 明日は捨てる お芝居の終りのように 手を叩きながら 恋をした日のことを 見送りましょう 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと 何が私に起こったか 誰も知らない それでいい それでいい 二人だけのこと |
涙の谷間に太陽をながれる涙 あるかぎり まだ悲しみに 耐えられる あなたよ 心に燃えている 若いいのちを 信じよう 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を こがらしの道 つらくても ひとりじゃないぞ 負けないぞ あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を | 伊藤咲子 | 西沢爽 | 和田香苗 | 佐伯亮 | ながれる涙 あるかぎり まだ悲しみに 耐えられる あなたよ 心に燃えている 若いいのちを 信じよう 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を こがらしの道 つらくても ひとりじゃないぞ 負けないぞ あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を |
人形の家顔もみたくないほど あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた人形みたい 待ちわびて待ちわびて 泣きぬれる部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた 私はあなたに命をあずけた | 伊藤咲子 | なかにし礼 | 川口真 | 川口真 | 顔もみたくないほど あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた人形みたい 待ちわびて待ちわびて 泣きぬれる部屋のかたすみ 私はあなたに命をあずけた 私はあなたに命をあずけた |
春風の二人 with 城みちるふと見上げれば 空に ひまわりみたいな 雲ひとつ 想い出すよ 陽(ひ)に焼けた 君の笑顔 そう若すぎた ふたり 今だけよければ うれしくて 他(ほか)の人の言葉なんて 聞こえなかった まさかだわ AH まさかだね 再びめぐり逢うなんて 素敵に時を 重ねてきたんだね すぐにうつむく 癖はそのまま 木枯しは もう 懲り懲りさ 春風のふたり ふと手に取った 青い 青いイルカの ペンダント 想い出すわ 遠い日の 頬の涙 あの青春の 日々は あまりにも 鮮やかで アルバムからはがれ落ちた 写真みたいね まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ 今はお互い いい年なのさ 親友(ともだち)みたいな 気分になるわ 木枯しを いま 乗り越えて 春風のふたり まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ これが恋愛 小説ならば 大人の恋になったのかしら 木枯しは そう 美しい 春風のふたり 春風のふたり 春風のふたり | 伊藤咲子 | 円香乃 | 合田道人 | | ふと見上げれば 空に ひまわりみたいな 雲ひとつ 想い出すよ 陽(ひ)に焼けた 君の笑顔 そう若すぎた ふたり 今だけよければ うれしくて 他(ほか)の人の言葉なんて 聞こえなかった まさかだわ AH まさかだね 再びめぐり逢うなんて 素敵に時を 重ねてきたんだね すぐにうつむく 癖はそのまま 木枯しは もう 懲り懲りさ 春風のふたり ふと手に取った 青い 青いイルカの ペンダント 想い出すわ 遠い日の 頬の涙 あの青春の 日々は あまりにも 鮮やかで アルバムからはがれ落ちた 写真みたいね まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ 今はお互い いい年なのさ 親友(ともだち)みたいな 気分になるわ 木枯しを いま 乗り越えて 春風のふたり まさかだわ AH まさかだね めぐり逢いは 神様の気まぐれ これが恋愛 小説ならば 大人の恋になったのかしら 木枯しは そう 美しい 春風のふたり 春風のふたり 春風のふたり |
パーティの夜あなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | あなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます |
ひまわり娘誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく 誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い | 伊藤咲子 | 阿久悠 | シュキ・レヴィ | | 誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく 誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い |
ピクニックもう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | もう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック |
二人二人 卒業式の校庭で はじめて好きといいました おさない時から手をつなぎ 遊んでいたけどそれまでは 恋だと知らずにいたのです 二人 あなたと私 ある春のこと 二人 みんなで行ったピクニック はじめてキスをしたのです 緑の木陰に風が吹き すっぱいみたいなくちづけに 思わず真赤になりました 二人 あなたと私 ある夏のこと 二人 音楽会の帰り道 はじめて涙見せました しばらく逢えなくなるなんて 突然あなたがいったから がまんが出来なくなりました 二人 あなたと私 ある夏のこと | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 二人 卒業式の校庭で はじめて好きといいました おさない時から手をつなぎ 遊んでいたけどそれまでは 恋だと知らずにいたのです 二人 あなたと私 ある春のこと 二人 みんなで行ったピクニック はじめてキスをしたのです 緑の木陰に風が吹き すっぱいみたいなくちづけに 思わず真赤になりました 二人 あなたと私 ある夏のこと 二人 音楽会の帰り道 はじめて涙見せました しばらく逢えなくなるなんて 突然あなたがいったから がまんが出来なくなりました 二人 あなたと私 ある夏のこと |
冬の星つめたく凍(こご)える 冬の星座を 汽車の窓から見つめ 私は旅に出る からだがふるえる 胸の不安を 強く抱きしめながら あなたの住む町へ もしも迎えてくれたなら 私はきっと泣くでしょう 心のはりが なくなって そのまま たおれてしまうでしょう だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない うしろにとび去る町の灯りを じっと見つめて想う ほんとはこわいのと 一生一度の恋にしたいの 涙流れてばかり 夜汽車は眠れない もしも愛してくれたなら 私はもっと愛します 心の中の すみずみも あなたを感じて 生きるでしょう だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | つめたく凍(こご)える 冬の星座を 汽車の窓から見つめ 私は旅に出る からだがふるえる 胸の不安を 強く抱きしめながら あなたの住む町へ もしも迎えてくれたなら 私はきっと泣くでしょう 心のはりが なくなって そのまま たおれてしまうでしょう だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない うしろにとび去る町の灯りを じっと見つめて想う ほんとはこわいのと 一生一度の恋にしたいの 涙流れてばかり 夜汽車は眠れない もしも愛してくれたなら 私はもっと愛します 心の中の すみずみも あなたを感じて 生きるでしょう だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない |
ブルー・ライト・ヨコハマ街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも | 伊藤咲子 | 橋本淳 | 筒美京平 | 前田俊明 | 街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛のことばを ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど 歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも |
プルメリアの涙夏が秋に 席をゆずる そんな夕暮れのカフェで ひとり 紅茶 飲んでいます 想い出は やさしい プルメリアの涙 かなしき 白い花よ 愛 ひとつ のこせない人 だけど 好きでした あなたは あれからしあわせだと 風の噂から 知りました 若いころは 恋をすれば 愛をねだってばかりで 男のひと わかろうとする たしなみも 持たずに プルメリアの涙 はかなき 白い花よ 愛 ひとつ のこしてくれた 雨もあたたかい あの日のふたりは 合わせ鏡 たがいの姿を 映してた プルメリアの涙 女の胸の痛み 愛 ひとつ こぼれて落ちた だけど 愛おしい 私も 何とか やっています 風よ 伝えてね しあわせ…と しあわせ…と | 伊藤咲子 | 京えりこ | 三木たかし | 周防泰臣 | 夏が秋に 席をゆずる そんな夕暮れのカフェで ひとり 紅茶 飲んでいます 想い出は やさしい プルメリアの涙 かなしき 白い花よ 愛 ひとつ のこせない人 だけど 好きでした あなたは あれからしあわせだと 風の噂から 知りました 若いころは 恋をすれば 愛をねだってばかりで 男のひと わかろうとする たしなみも 持たずに プルメリアの涙 はかなき 白い花よ 愛 ひとつ のこしてくれた 雨もあたたかい あの日のふたりは 合わせ鏡 たがいの姿を 映してた プルメリアの涙 女の胸の痛み 愛 ひとつ こぼれて落ちた だけど 愛おしい 私も 何とか やっています 風よ 伝えてね しあわせ…と しあわせ…と |
ペガサスどんなに こんな夜更けを 待ちわびて 夢に見たでしょう 見つめあい焦(こ)がれあい 胸は炎のよう あなたの 優しい顔が 虹色に 甘く溶けてゆく 愛してる…… 指の先に髪の先に 心くちづける 言葉にならない 私の想いを 溢れる涙が 伝えているのよ ふれあう胸を濡らす 愛の滴 受けとめて…… このまま 命尽きても 惜しくない 何も惜しくない 離れない…… 夢のなかも影のように ついてゆきたいの この世の歓(よろこ)び 悲しみすべてを 今日からあなたと 二人で迎える 白い頁(ページ) 愛で染めてゆくの そうよ 愛は流れる 星夜の果てまで きらめく世界へ 今こそ二人 翔ぶの…… 翔ぶの…… | 伊藤咲子 | 中里綴 | 和泉常寛 | | どんなに こんな夜更けを 待ちわびて 夢に見たでしょう 見つめあい焦(こ)がれあい 胸は炎のよう あなたの 優しい顔が 虹色に 甘く溶けてゆく 愛してる…… 指の先に髪の先に 心くちづける 言葉にならない 私の想いを 溢れる涙が 伝えているのよ ふれあう胸を濡らす 愛の滴 受けとめて…… このまま 命尽きても 惜しくない 何も惜しくない 離れない…… 夢のなかも影のように ついてゆきたいの この世の歓(よろこ)び 悲しみすべてを 今日からあなたと 二人で迎える 白い頁(ページ) 愛で染めてゆくの そうよ 愛は流れる 星夜の果てまで きらめく世界へ 今こそ二人 翔ぶの…… 翔ぶの…… |
待ちこがれていつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ | 伊藤咲子 | 阿久悠 | ジェームス・リード | ハル・ワトキンス | いつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ |
真夜中のギター街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失(な)くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ | 伊藤咲子 | 吉岡治 | 河村利夫 | 河村利夫 | 街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失(な)くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ |
真夜中のふたりいけない恋だと わかっていても いけない恋ほど 惹かれてゆくの 二人で交わした 秘密のアドレス 誰にも知られずに ときめき重ねましょう あなたから 突然の 「キッス」の絵文字 本気にしそうよ 真夜中のふたり 口では言えない 愛の言葉も 不思議ねこんなに 素直に書ける 危ないメールは いつでも消せるわ 誰かに見られたら 上手に嘘ついて 私から お返しの 「ハート」の絵文字 秘密のくちづけ 真夜中のふたり 返事を出しても またすぐ欲しくて 鳴らない携帯に 何度も触れてみる 逢いたくて 切なくて 「ナミダ」の絵文字 甘えてみたいの 真夜中のふたり | 伊藤咲子 | 円香乃 | 合田道人 | 萩田光雄 | いけない恋だと わかっていても いけない恋ほど 惹かれてゆくの 二人で交わした 秘密のアドレス 誰にも知られずに ときめき重ねましょう あなたから 突然の 「キッス」の絵文字 本気にしそうよ 真夜中のふたり 口では言えない 愛の言葉も 不思議ねこんなに 素直に書ける 危ないメールは いつでも消せるわ 誰かに見られたら 上手に嘘ついて 私から お返しの 「ハート」の絵文字 秘密のくちづけ 真夜中のふたり 返事を出しても またすぐ欲しくて 鳴らない携帯に 何度も触れてみる 逢いたくて 切なくて 「ナミダ」の絵文字 甘えてみたいの 真夜中のふたり |
未完成男たちの胸はいつも 朝の光に揺れる広場 夢が去って 歌も消えて 深い孤独が満ちるばかり 名前までもかくしながら 愛の真似ごと重ねたけど 限りさえも浅いままで いつも旅立つ女ひとり もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい 男たちの腕の中で 数えきれないトゲに刺され 青い海や白い雲が 話し相手になってしまう 時に甘い夢のために 足をとめてもみるでしょうが あしたからも きのうまでと 同じピエロの服で歩く もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | | 男たちの胸はいつも 朝の光に揺れる広場 夢が去って 歌も消えて 深い孤独が満ちるばかり 名前までもかくしながら 愛の真似ごと重ねたけど 限りさえも浅いままで いつも旅立つ女ひとり もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい 男たちの腕の中で 数えきれないトゲに刺され 青い海や白い雲が 話し相手になってしまう 時に甘い夢のために 足をとめてもみるでしょうが あしたからも きのうまでと 同じピエロの服で歩く もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと自由を もっと自由を もっと もっと愛を もっと もっと夢を もっと もっと 心を裸にしたい |
メランコリー緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね | 伊藤咲子 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 前田俊明 | 緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね |
夢みる頃私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい 誕生日が過ぎて私は 大人になることを知ったの さわやかな風が吹く朝 いそいそと花を手にして 好きな人のもとへ急ぐの 愛の言葉少しおぼえて 十六は夢みる頃 何もかもバラいろ あのひとと同じ夢を見たいだけ それだけ あのひともきっと私を 好きになりそうな気がする 肩を抱いてある日突然 いわれそうで胸がときめく 十六は夢みる頃 蝶のように自由に あのひとと同じ夢を 見たいだけそれだけ 私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい | 伊藤咲子 | 阿久悠 | シュキ・レヴィ | | 私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい 誕生日が過ぎて私は 大人になることを知ったの さわやかな風が吹く朝 いそいそと花を手にして 好きな人のもとへ急ぐの 愛の言葉少しおぼえて 十六は夢みる頃 何もかもバラいろ あのひとと同じ夢を見たいだけ それだけ あのひともきっと私を 好きになりそうな気がする 肩を抱いてある日突然 いわれそうで胸がときめく 十六は夢みる頃 蝶のように自由に あのひとと同じ夢を 見たいだけそれだけ 私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい |
ラスト・メール窓辺にもたれて あなたを待ってた そんな夕暮れが 今夜で終わる 二人で踊った レコードかけて 二人で飲んだ ワインつぎましょう 本当の理由(わけ)など 聴かなくていい 悲しい嘘など つかなくていい Fufufu 運命の悪戯(いたずら)だもの あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと 例えばも一度 生まれてきたって きっと似た人を 探すのでしょう あなたがこの部屋 出て行ったなら 二人の画像(しゃしん) そっと消しましょう 今夜だけ涙は しまっておくわ 優しい笑顔が 大好きだから Fufufu 運命の悪戯(いたずら)だもの あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと 本当の理由(わけ)など 聴かなくていい 悲しい嘘など つかなくていい Fufufu 想い出をありがとう あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと | 伊藤咲子 | 円香乃 | 合田道人 | 萩田光雄 | 窓辺にもたれて あなたを待ってた そんな夕暮れが 今夜で終わる 二人で踊った レコードかけて 二人で飲んだ ワインつぎましょう 本当の理由(わけ)など 聴かなくていい 悲しい嘘など つかなくていい Fufufu 運命の悪戯(いたずら)だもの あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと 例えばも一度 生まれてきたって きっと似た人を 探すのでしょう あなたがこの部屋 出て行ったなら 二人の画像(しゃしん) そっと消しましょう 今夜だけ涙は しまっておくわ 優しい笑顔が 大好きだから Fufufu 運命の悪戯(いたずら)だもの あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと 本当の理由(わけ)など 聴かなくていい 悲しい嘘など つかなくていい Fufufu 想い出をありがとう あなたへ送る 最後のメール サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと サ・ヨ・ナ・ラ 好きだったひと |
らせん階段らせん階段 疲れたヒールがひびく うすむらさきの乾いた夜明け 私のからだ通り過ぎて行った 男たちの歌声が寒い―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうして他人(ひと)は 私のぬくもり奪う 愛した人は またねと姿を消した 抱きしめられて泣いてみたい つかみどころのない日々がすぎてく しあわせになる夢だけを抱(かか)え―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは | 伊藤咲子 | 岡田富美子 | 小田裕一郎 | | らせん階段 疲れたヒールがひびく うすむらさきの乾いた夜明け 私のからだ通り過ぎて行った 男たちの歌声が寒い―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうして他人(ひと)は 私のぬくもり奪う 愛した人は またねと姿を消した 抱きしめられて泣いてみたい つかみどころのない日々がすぎてく しあわせになる夢だけを抱(かか)え―――― どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは どうして私 女なの 教えてほしい どうしてひとり 静かに眠るときは |
リンゴの唄赤いリンゴに唇よせて だまって見ている青い空 リンゴは何んにも云わないけれど リンゴの気持はよく分る リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ あの子よい子だ気立のよい子 リンゴによく似た可愛いゝ子 誰方が云ったかうれしい噂 軽いクシャミも飛んでゞる リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ 朝の挨拶夕べの別れ いとしいリンゴにさゝやけば 言葉は出さずに小首を曲げて 明日も又ねと夢見顔 リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ 唄いましょうかリンゴの歌を 二人で唄えばなお楽し みんなで唄えば尚なお嬉し リンゴの気持を伝えよか リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ | 伊藤咲子 | サトウハチロー | 万城目正 | 松尾健司 | 赤いリンゴに唇よせて だまって見ている青い空 リンゴは何んにも云わないけれど リンゴの気持はよく分る リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ あの子よい子だ気立のよい子 リンゴによく似た可愛いゝ子 誰方が云ったかうれしい噂 軽いクシャミも飛んでゞる リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ 朝の挨拶夕べの別れ いとしいリンゴにさゝやけば 言葉は出さずに小首を曲げて 明日も又ねと夢見顔 リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ 唄いましょうかリンゴの歌を 二人で唄えばなお楽し みんなで唄えば尚なお嬉し リンゴの気持を伝えよか リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ |
Room Number 205たった一つの思い違いを 本気にするなんて 何も言わずに 出て行くのなら 勝手にしな 飲めないワイン グラスに注ぎ ひと息に飲み干し ドアに消える 後姿に ロックをする まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… ベージュの壁を 摺り抜ければ “ルームナンバー205” 知り尽くしてたはずの部屋に 別の香り 誰かと暮らしはじめたのね… 解かっていたの 手紙と指輪 ポストの中入れて置くわ まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… | 伊藤咲子 | 沢田久美子 | 沢田久美子 | | たった一つの思い違いを 本気にするなんて 何も言わずに 出て行くのなら 勝手にしな 飲めないワイン グラスに注ぎ ひと息に飲み干し ドアに消える 後姿に ロックをする まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… ベージュの壁を 摺り抜ければ “ルームナンバー205” 知り尽くしてたはずの部屋に 別の香り 誰かと暮らしはじめたのね… 解かっていたの 手紙と指輪 ポストの中入れて置くわ まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… まるで風のような あなた 心を掠めてゆくだけで 何も後に残さないで 手にした合い鍵 捨てるわ…… でも…… まるで 何もなかったように 見慣れた 街角 歩き出す あなた ただの通りすがり そんな 言葉さえ 言えるわ…… でも…… |
レッドサン ブルームーン満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 大野克夫 | | 満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン |
私は街の子わたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな | 伊藤咲子 | 藤浦洸 | 上原げんと | 佐伯亮 | わたしは街の子 巷の子 窓に灯が ともる頃 いつもの道を 歩きます 赤い小粒の 芥子の花 あの街角で ひらきます わたしは街の子 巷の子 なんで灯が 恋しやら いつもの歌を 歌います 柳落葉が ひらひらと 赤いリボンに つもります わたしは街の子 巷の子 ついた灯が また消えりゃ いつもの人に 出逢います 今は恋しい 母様に うしろ姿も そっくりな |