言葉にならないそばにいて聞かせて欲しい 心の声を ありのまま そう 信じてる 心の声 あなたの胸を 叩いてるはず 離さないで 悲しい過去が 目の前をほら 覆ったときも 忘れないで 傷ついたって あなたの声で 救われてること 失くさないように 伝えたい想いが 胸の隙間から 溢れ出すから 枯らさないように 握り返した手を 繋いだまま 歩いてゆくの… そばにいて 聞かせて欲しい とるに足らない くだらないこと 飾らないで 意味はなくとも それだけでいい それぐらいがいい 絶やさないように まっさらな光に 不意に木枯らしが 吹き荒(すさ)んでも 閉ざさないように まっすぐな瞳で 照らしたまま 見つめてゆくの 失くさないように 伝えたい想いが 胸の隙間から 溢れ出すから 枯らさないように 握り返した手を 繋いだまま 歩いてゆくの… | 小柳ルミ子 | Wiggy | Wiggy | 若草恵 | そばにいて聞かせて欲しい 心の声を ありのまま そう 信じてる 心の声 あなたの胸を 叩いてるはず 離さないで 悲しい過去が 目の前をほら 覆ったときも 忘れないで 傷ついたって あなたの声で 救われてること 失くさないように 伝えたい想いが 胸の隙間から 溢れ出すから 枯らさないように 握り返した手を 繋いだまま 歩いてゆくの… そばにいて 聞かせて欲しい とるに足らない くだらないこと 飾らないで 意味はなくとも それだけでいい それぐらいがいい 絶やさないように まっさらな光に 不意に木枯らしが 吹き荒(すさ)んでも 閉ざさないように まっすぐな瞳で 照らしたまま 見つめてゆくの 失くさないように 伝えたい想いが 胸の隙間から 溢れ出すから 枯らさないように 握り返した手を 繋いだまま 歩いてゆくの… |
この広い野原いっぱいこの広い野原いっぱい 咲く花を ひとつ残らず あなたにあげる 赤いリボンの 花束にして この広い夜空いっぱい 咲く星を ひとつ残らず あなたにあげる 虹に輝く ガラスにつめて この広い海いっぱい 咲く船を ひとつ残らず あなたにあげる 青い帆に イニシャルつけて この広い世界中の 何もかも ひとつ残らず あなたにあげる だから私に 手紙を書いて 手紙を書いて | 小柳ルミ子 | 小薗江圭子 | 森山良子 | | この広い野原いっぱい 咲く花を ひとつ残らず あなたにあげる 赤いリボンの 花束にして この広い夜空いっぱい 咲く星を ひとつ残らず あなたにあげる 虹に輝く ガラスにつめて この広い海いっぱい 咲く船を ひとつ残らず あなたにあげる 青い帆に イニシャルつけて この広い世界中の 何もかも ひとつ残らず あなたにあげる だから私に 手紙を書いて 手紙を書いて |
桜前線雪どけ水の せせらぐ音に 失くしたものを 想い出します ローカル線で 見知らぬひとと 膝つきあわす 恥ずかしさ 曲がりくねった 心の旅路に ちいさな陽だまりが 嬉しいこの頃 ここは 信州 もうじき春です 温室イチゴを 口にふくめば ひと足早い 季節がひろがる 急にあんたが なつかしいのは 酸っぱいイチゴの せいじゃない ひとりになりたくて 北から南へ 手紙は書けません 今はまだ ここは 瀬戸内 しずかな春です 心細げな 私をみつけ お茶でもどうぞと 誘ってくれた 高校野球に 語らうひとたちに 度の疲れも なごみます さすらうつもりが 想いはいつか 帰る身仕度 はじめています ここは 鹿児島 こころの春です | 小柳ルミ子 | 麻生香太郎 | 徳久広司 | | 雪どけ水の せせらぐ音に 失くしたものを 想い出します ローカル線で 見知らぬひとと 膝つきあわす 恥ずかしさ 曲がりくねった 心の旅路に ちいさな陽だまりが 嬉しいこの頃 ここは 信州 もうじき春です 温室イチゴを 口にふくめば ひと足早い 季節がひろがる 急にあんたが なつかしいのは 酸っぱいイチゴの せいじゃない ひとりになりたくて 北から南へ 手紙は書けません 今はまだ ここは 瀬戸内 しずかな春です 心細げな 私をみつけ お茶でもどうぞと 誘ってくれた 高校野球に 語らうひとたちに 度の疲れも なごみます さすらうつもりが 想いはいつか 帰る身仕度 はじめています ここは 鹿児島 こころの春です |
シルクな心生まれてはじめての ときめきだったと あなたに打ちあけても 信じないでしょう コートの襟を立て たたずんだターミナル 待つことがこんなにも うれしいなんて ああ あなたの声がする ただそれだけで幸せ 今が良ければいい 明日は失くて 他人の顔をして ほほえみ合う時 あなたの瞳には 愛が見えない シルクのガウン着た 私は誰なの あなたには行きずりね そんな感じよ ああ 砂に埋もれている 宝石のつもりだった 愛する事など 気づかないで ああ あなたの声がする ただそれだけで幸せ 今が良ければいい 明日は失くて ああ 砂に埋もれている 宝石のつもりだった 愛する事など 気づかないで | 小柳ルミ子 | 三浦徳子 | 玉置浩二 | | 生まれてはじめての ときめきだったと あなたに打ちあけても 信じないでしょう コートの襟を立て たたずんだターミナル 待つことがこんなにも うれしいなんて ああ あなたの声がする ただそれだけで幸せ 今が良ければいい 明日は失くて 他人の顔をして ほほえみ合う時 あなたの瞳には 愛が見えない シルクのガウン着た 私は誰なの あなたには行きずりね そんな感じよ ああ 砂に埋もれている 宝石のつもりだった 愛する事など 気づかないで ああ あなたの声がする ただそれだけで幸せ 今が良ければいい 明日は失くて ああ 砂に埋もれている 宝石のつもりだった 愛する事など 気づかないで |
深夜零時、乱れ心枯れた花に水をやって 後の祭りに興(きょう)じたって 独(ひと)り善(よ)がりの男の戯言(ざれごと) 女々(めめ)しい人ね 嫌よ嫌よも好きなんて ご都合主義もいいとこね 宴も 酣(たけなわ) そろそろお愛想(あいそ) 私、錆びれたバーを後にして 駆け足 飛び乗る終電 黙っていたけど この後 愛する人に会いに行くのです さよなら いっそどこか消えて頂戴 幸せになって頂戴 貴方になびくその前に やっと忘れかけてた愛 今更 疼(うず)く後悔 深夜零時、乱れ心 過ぎた恋 惑わされて 強い女を演じたって 透けた心を 弄(もてあそ)ぶなんて 恨めしい人ね ひらりひらりと手招いて 蜘蛛の巣にかけようだなんて 解っていても 罪は蜜の味 一人 歓楽街を彷徨(さまよ)って 気が付けば探す面影 幾度彷徨えど 運命(さだめ)は 赤い糸だと法螺(ほら)を吹くのです 偽物 いっそ過去に却(かえ)って頂戴 思い出にさせて頂戴 貴方に墜ちるその前に きっといつか失う愛 それでも手放せない 深夜零時、乱れ心 私、錆びれたバーを後にして 駆け足 飛び乗る終電 見送りなんて要りません 一人生きてく覚悟を決めます さよなら いっそどこか消えて頂戴 幸せになって頂戴 貴方になびくその前に やっと忘れかけてた愛 今更 疼(うず)く後悔 深夜零時、乱れ心 | 小柳ルミ子 | 中村歩・遠藤ナオキ | 中村歩・遠藤ナオキ | 遠藤ナオキ・中村歩 | 枯れた花に水をやって 後の祭りに興(きょう)じたって 独(ひと)り善(よ)がりの男の戯言(ざれごと) 女々(めめ)しい人ね 嫌よ嫌よも好きなんて ご都合主義もいいとこね 宴も 酣(たけなわ) そろそろお愛想(あいそ) 私、錆びれたバーを後にして 駆け足 飛び乗る終電 黙っていたけど この後 愛する人に会いに行くのです さよなら いっそどこか消えて頂戴 幸せになって頂戴 貴方になびくその前に やっと忘れかけてた愛 今更 疼(うず)く後悔 深夜零時、乱れ心 過ぎた恋 惑わされて 強い女を演じたって 透けた心を 弄(もてあそ)ぶなんて 恨めしい人ね ひらりひらりと手招いて 蜘蛛の巣にかけようだなんて 解っていても 罪は蜜の味 一人 歓楽街を彷徨(さまよ)って 気が付けば探す面影 幾度彷徨えど 運命(さだめ)は 赤い糸だと法螺(ほら)を吹くのです 偽物 いっそ過去に却(かえ)って頂戴 思い出にさせて頂戴 貴方に墜ちるその前に きっといつか失う愛 それでも手放せない 深夜零時、乱れ心 私、錆びれたバーを後にして 駆け足 飛び乗る終電 見送りなんて要りません 一人生きてく覚悟を決めます さよなら いっそどこか消えて頂戴 幸せになって頂戴 貴方になびくその前に やっと忘れかけてた愛 今更 疼(うず)く後悔 深夜零時、乱れ心 |
十五夜の君苔むす庭に 遊ぶ風が 私を泣かせる 私の恋を 嫌な人の事なんか 胸に秘める わけがない 初めて自分で結んだ 唐草模様の帯も あゝ あなたを待てば またひとつ 夜がゆく 雲間がくれに 遊ぶ月が 私をじらせる 私の恋を 一輪ざしの はな桔梗 なぜか人待ち顔して 膝をくずせば 障子越し 月夜の笛は ピーヒョロロ あゝ あなたを待てば またひとつ 年をとる 池の向こうに 浮かぶ山が 私を叱るの 私の恋を 愛する人の為ならば じっと待てば 甲斐がある ほのかな香り 焚きしめた たもとを 頬にあてて あゝ あなたを待てば またひとつ 夢をみる | 小柳ルミ子 | 安井かずみ | 浜圭介 | | 苔むす庭に 遊ぶ風が 私を泣かせる 私の恋を 嫌な人の事なんか 胸に秘める わけがない 初めて自分で結んだ 唐草模様の帯も あゝ あなたを待てば またひとつ 夜がゆく 雲間がくれに 遊ぶ月が 私をじらせる 私の恋を 一輪ざしの はな桔梗 なぜか人待ち顔して 膝をくずせば 障子越し 月夜の笛は ピーヒョロロ あゝ あなたを待てば またひとつ 年をとる 池の向こうに 浮かぶ山が 私を叱るの 私の恋を 愛する人の為ならば じっと待てば 甲斐がある ほのかな香り 焚きしめた たもとを 頬にあてて あゝ あなたを待てば またひとつ 夢をみる |
ジョーク私の涙に気付きあなたが投げかける つくろったやさしさは何のつもり (ジョーク) 今はただむなしい (ストップ・ザ・ジョーク) ギターみたいにうまくはいかないね (ジョーク) その指をはなして (ストップ・ザ・ジョーク) もう笑えない 真夜中のコンサート 初めて出るの 入りもいいわね 今度あなたが選ぶ人 遊び上手 素敵な人よ こんな私と暮した事なんか 笑いながら話したら 眠りにつかない街の灯りがまぶしいわ 着かざったこの街はあなたみたい (ジョーク) 今度がラストショーね (ストップ・ザ・ジョーク) こんな話もけっこううけるわよ (ジョーク) その指を離して (ストップ・ザ・ジョーク) もうおしまいね あの席にいる人は あなた好みね わりといいわね 声をかけたらいいじゃない あなたのジョークわかってくれる いいえ私は一人で大丈夫 何処かで飲んで帰るから いいえ私は一人で大丈夫 何処かで飲んで帰るから | 小柳ルミ子 | 中村泰士 | 中村泰士 | | 私の涙に気付きあなたが投げかける つくろったやさしさは何のつもり (ジョーク) 今はただむなしい (ストップ・ザ・ジョーク) ギターみたいにうまくはいかないね (ジョーク) その指をはなして (ストップ・ザ・ジョーク) もう笑えない 真夜中のコンサート 初めて出るの 入りもいいわね 今度あなたが選ぶ人 遊び上手 素敵な人よ こんな私と暮した事なんか 笑いながら話したら 眠りにつかない街の灯りがまぶしいわ 着かざったこの街はあなたみたい (ジョーク) 今度がラストショーね (ストップ・ザ・ジョーク) こんな話もけっこううけるわよ (ジョーク) その指を離して (ストップ・ザ・ジョーク) もうおしまいね あの席にいる人は あなた好みね わりといいわね 声をかけたらいいじゃない あなたのジョークわかってくれる いいえ私は一人で大丈夫 何処かで飲んで帰るから いいえ私は一人で大丈夫 何処かで飲んで帰るから |
素肌に華空に輝る金銀の 星がはじけ飛ぶように 逢いたさつのる想い 一途に恋心 炎よりも艶やかな 髪をほどく白い指 貴方の腕をおどる 醒めない夢のなか ひとりきりの夜は涙もろくて 命さらうように アア咲かせてキララカな素肌 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 夕陽よりも鮮やかな 絹のドレス脱ぎ捨てて 貴方の海を泳ぐ 吐息に濡れながら ひとりすごす夜は心ぼそくて 命うばうように アア抱かれてヒメヤカな素顔 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 | 小柳ルミ子 | 緑川久美子 | 岡本朗 | | 空に輝る金銀の 星がはじけ飛ぶように 逢いたさつのる想い 一途に恋心 炎よりも艶やかな 髪をほどく白い指 貴方の腕をおどる 醒めない夢のなか ひとりきりの夜は涙もろくて 命さらうように アア咲かせてキララカな素肌 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 夕陽よりも鮮やかな 絹のドレス脱ぎ捨てて 貴方の海を泳ぐ 吐息に濡れながら ひとりすごす夜は心ぼそくて 命うばうように アア抱かれてヒメヤカな素顔 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 女心愛に揺られて 燃えてゆく華 不思議不思議 女の恋は 心の真夏 |
スペインの雨時がたてば忘れられると誰もいう 胸の傷に時間だけが薬だと 一人旅は北をまわってヨーロッパ パリに三日そして今はマドリード ポツリポツリ やがて白く 舗道を叩いて雨が降る しぶきによろめくハイヒール 私を迎えたスペインの雨 お前だけといったあなたはもういない 遠い遠い過去の人になって行く 赤い酒を喉に流せば眠られる 夢も見ずに眠ることも久しぶり 二日三日 そして四日 古城をつつんで雨が降る 露地からきこえるフラメンコ 私にやさしいスペインの雨 ポツリポツリ やがて白く 舗道を叩いて雨が降る しぶきによろめくハイヒール 私を迎えたスペインの雨 | 小柳ルミ子 | 阿久悠 | 大野克夫 | | 時がたてば忘れられると誰もいう 胸の傷に時間だけが薬だと 一人旅は北をまわってヨーロッパ パリに三日そして今はマドリード ポツリポツリ やがて白く 舗道を叩いて雨が降る しぶきによろめくハイヒール 私を迎えたスペインの雨 お前だけといったあなたはもういない 遠い遠い過去の人になって行く 赤い酒を喉に流せば眠られる 夢も見ずに眠ることも久しぶり 二日三日 そして四日 古城をつつんで雨が降る 露地からきこえるフラメンコ 私にやさしいスペインの雨 ポツリポツリ やがて白く 舗道を叩いて雨が降る しぶきによろめくハイヒール 私を迎えたスペインの雨 |
瀬戸の花嫁瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの 段々畑と さよならするのよ 幼い弟 行くなと泣いた 男だったら 泣いたりせずに 父さん母さん 大事にしてね 岬まわるの 小さな船が 生まれた島が 遠くになるわ 入江の向うで 見送る人たちに 別れ告げたら 涙が出たわ 島から島へと 渡ってゆくのよ あなたとこれから 生きてくわたし 瀬戸は夕焼け 明日も晴れる 二人の門出 祝っているわ | 小柳ルミ子 | 山上路夫 | 平尾昌晃 | | 瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの 段々畑と さよならするのよ 幼い弟 行くなと泣いた 男だったら 泣いたりせずに 父さん母さん 大事にしてね 岬まわるの 小さな船が 生まれた島が 遠くになるわ 入江の向うで 見送る人たちに 別れ告げたら 涙が出たわ 島から島へと 渡ってゆくのよ あなたとこれから 生きてくわたし 瀬戸は夕焼け 明日も晴れる 二人の門出 祝っているわ |
背中でちょっと I Love You何も言わないで 出て行って良いのよ 肩にかかる気配だけで 心の中がわかる 私のことならば 心配しないでね だけど 少し思い出して 楽しかった日々を 恋上手なんて おだてないで もう 夢を追うのに 疲れただけ 背中でちょっと I Love You この恋 いい恋だった いつ泣いたらいいのか 気ずかぬくらいに 淋しくなったなら あなたをなつかしむ くずれそうになった時は 思い出抱きしめて 恋上手なんて うらまないで ひたむきに ひたすらに愛したのに 背中でちょっと I Love You あの男(ひと) いい男だった 重ねた手の ぬくもり 忘れないきっと 背中でちょっと I Love You この恋 いい恋だった いつ泣いたらいいのか 気ずかぬくらいに 気ずかぬくらいに | 小柳ルミ子 | 園部和範・小柳ルミ子 | 岡本郎 | | 何も言わないで 出て行って良いのよ 肩にかかる気配だけで 心の中がわかる 私のことならば 心配しないでね だけど 少し思い出して 楽しかった日々を 恋上手なんて おだてないで もう 夢を追うのに 疲れただけ 背中でちょっと I Love You この恋 いい恋だった いつ泣いたらいいのか 気ずかぬくらいに 淋しくなったなら あなたをなつかしむ くずれそうになった時は 思い出抱きしめて 恋上手なんて うらまないで ひたむきに ひたすらに愛したのに 背中でちょっと I Love You あの男(ひと) いい男だった 重ねた手の ぬくもり 忘れないきっと 背中でちょっと I Love You この恋 いい恋だった いつ泣いたらいいのか 気ずかぬくらいに 気ずかぬくらいに |
千年の恋二度と会わない そう決めたのに 胸のほくろが もう寒い 夏の終わりの 鎌倉山 ひとり 坂道 蝉時雨 たった一日 逢えないだけで 千年 恋しい 正しくたって 間違いだって 貴方と二人 ふたりなら…最愛 悔やんでないと 打ち明けて 辛いのと 困らせた 遠い昔 出逢ったような 瞳 黄昏 切り通し いっそ一秒 憎めるのなら 楽になれるのに 焦がれて揺れて 満ちてこぼれて 貴方と二人 戻れない…恋です いっそ一秒 憎めるのなら 楽になれるのに たった一日 逢えないだけで 千年 恋しい 正しくたって 間違いだって 貴方と二人 ふたりなら…最愛 | 小柳ルミ子 | 渡辺なつみ | 小坂恭子 | | 二度と会わない そう決めたのに 胸のほくろが もう寒い 夏の終わりの 鎌倉山 ひとり 坂道 蝉時雨 たった一日 逢えないだけで 千年 恋しい 正しくたって 間違いだって 貴方と二人 ふたりなら…最愛 悔やんでないと 打ち明けて 辛いのと 困らせた 遠い昔 出逢ったような 瞳 黄昏 切り通し いっそ一秒 憎めるのなら 楽になれるのに 焦がれて揺れて 満ちてこぼれて 貴方と二人 戻れない…恋です いっそ一秒 憎めるのなら 楽になれるのに たった一日 逢えないだけで 千年 恋しい 正しくたって 間違いだって 貴方と二人 ふたりなら…最愛 |
黄昏の街春を告げる白い舗道 肌につめたい風が吹く 衿をたてて赤坂あたり 過ぎたあの日をかみしめる あゝ……涙の中に どこか 似ているひとが 遠い想い出も 甘い出来事も 躯吹きぬける 街にひとり今日もさがす 愛を教えてくれたひと 歩きなれた白い舗道 今夜は雨になりそうな 日ぐれ前の赤坂あたり 風に呼ばれてふり返る あゝ……噂の中に どこか 気になるひとが 醒めた愛なのに 消えた夢なのに 今もこの胸に 街にひとり今日もさがす 愛を教えてくれたひと 愛を教えてくれたひと | 小柳ルミ子 | 林春生 | 加瀬邦彦 | | 春を告げる白い舗道 肌につめたい風が吹く 衿をたてて赤坂あたり 過ぎたあの日をかみしめる あゝ……涙の中に どこか 似ているひとが 遠い想い出も 甘い出来事も 躯吹きぬける 街にひとり今日もさがす 愛を教えてくれたひと 歩きなれた白い舗道 今夜は雨になりそうな 日ぐれ前の赤坂あたり 風に呼ばれてふり返る あゝ……噂の中に どこか 気になるひとが 醒めた愛なのに 消えた夢なのに 今もこの胸に 街にひとり今日もさがす 愛を教えてくれたひと 愛を教えてくれたひと |
たそがれラブコール日ぐれて あなたは来ない 窓ガラスに むらさきの夜が 指輪が くるりとゆるむ もうあなたと逢えないわ 五時から八時まで 黄昏はかけ足で 心のすれ違い あわれむように あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで やっぱり あなたは来ない 十字路には 夜霧が流れて またたくライトの色も 薄紅色にぼやける 西から東まで ハイヒール急がせて あてないたずねびと くり返しても あなたが とても憎い 愛された あの時が憎い 夜霧よそっとつつめ 悲しいだけの女を あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで | 小柳ルミ子 | 阿久悠 | 川口真 | | 日ぐれて あなたは来ない 窓ガラスに むらさきの夜が 指輪が くるりとゆるむ もうあなたと逢えないわ 五時から八時まで 黄昏はかけ足で 心のすれ違い あわれむように あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで やっぱり あなたは来ない 十字路には 夜霧が流れて またたくライトの色も 薄紅色にぼやける 西から東まで ハイヒール急がせて あてないたずねびと くり返しても あなたが とても憎い 愛された あの時が憎い 夜霧よそっとつつめ 悲しいだけの女を あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで |
だから京都燃えて一途な はかない花が 風にもつれて 舞い上がる 咲いて十日の短い命 乱れ散るならそれもいい だから京都 抱きしめていて だから京都 せつないくらい 焦がれるほどに 女は女 愛を幾つも選べない 赤い口紅 似合う女は 恋が実ると云うけれど はがゆい思い かみしめながら 想い出ばかり 並べてる だから京都 引き留めていて だから京都 私のそばに 許されるなら 叶うものなら 夢の中まで ついていく だから京都 あの日のように だから京都 心酔わせて 許されるなら 叶うものなら 夢の続きを 見たいから | 小柳ルミ子 | たきのえいじ | 平尾昌晃 | | 燃えて一途な はかない花が 風にもつれて 舞い上がる 咲いて十日の短い命 乱れ散るならそれもいい だから京都 抱きしめていて だから京都 せつないくらい 焦がれるほどに 女は女 愛を幾つも選べない 赤い口紅 似合う女は 恋が実ると云うけれど はがゆい思い かみしめながら 想い出ばかり 並べてる だから京都 引き留めていて だから京都 私のそばに 許されるなら 叶うものなら 夢の中まで ついていく だから京都 あの日のように だから京都 心酔わせて 許されるなら 叶うものなら 夢の続きを 見たいから |
だらしがないね男のくせに傷が似合う いつもそんな奴ばかり 少し甘えて抱いてやると 鳥になってしまう 東京の天使じゃ あるまいし いやになっちゃうね 薔薇のナイフで 自分を刺す だらしがないね 情けだけ強くて 男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人 尽くし過ぎれば 甘く見られ 冷めたフリすれば嫉む 少し女を長くやると 夢も色っぽくて 人込みを二時間も 彷徨えば 声を掛けられる 風のピアノで自分を弾く だらしがないね 強がりのメランコリー 少女のように いつかきっと 愛される喜びに 心ふるわせる 東京の天使じゃ あるまいし いやになっちゃうね 薔薇のナイフで 自分を刺す だらしがないね 情けだけ強くて 男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人 | 小柳ルミ子 | 松本一起 | 伊藤薫 | | 男のくせに傷が似合う いつもそんな奴ばかり 少し甘えて抱いてやると 鳥になってしまう 東京の天使じゃ あるまいし いやになっちゃうね 薔薇のナイフで 自分を刺す だらしがないね 情けだけ強くて 男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人 尽くし過ぎれば 甘く見られ 冷めたフリすれば嫉む 少し女を長くやると 夢も色っぽくて 人込みを二時間も 彷徨えば 声を掛けられる 風のピアノで自分を弾く だらしがないね 強がりのメランコリー 少女のように いつかきっと 愛される喜びに 心ふるわせる 東京の天使じゃ あるまいし いやになっちゃうね 薔薇のナイフで 自分を刺す だらしがないね 情けだけ強くて 男はみんな 悪女が好き 優しさを見抜かれて そうよ又一人 |
誰でもいいはずないじゃないヤバイくらい 飲んでる 何か 忘れたいのね 泣きそな唇 見てられない… 私で良けりゃ聞くわ よく見かける顔だし 人生少しは先輩だし 白か黒かを 決めたがってる 胸の開いているドレスのチュチュに合わせすぎ… 誰でもいいからなんて 口ぐせ 女が言ったら おしまい 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ ラストのお酒 今夜 おごるから もう帰れば 昔の私を 見てるみたい 夜風に吹かれながら 軽くstep踏めば 不思議に幸福 やって来るわ 夜にまぎれた 荒れた素肌が 年よりずっとね悲しいこと知りすぎてる… 誰でもいいからなんて 口ぐせ 男は数打ちゃ はずれよ 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ 誰でもいいからなんて 口ぐせ 女が言ったら おしまい 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ | 小柳ルミ子 | 三浦徳子 | 後藤次利 | | ヤバイくらい 飲んでる 何か 忘れたいのね 泣きそな唇 見てられない… 私で良けりゃ聞くわ よく見かける顔だし 人生少しは先輩だし 白か黒かを 決めたがってる 胸の開いているドレスのチュチュに合わせすぎ… 誰でもいいからなんて 口ぐせ 女が言ったら おしまい 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ ラストのお酒 今夜 おごるから もう帰れば 昔の私を 見てるみたい 夜風に吹かれながら 軽くstep踏めば 不思議に幸福 やって来るわ 夜にまぎれた 荒れた素肌が 年よりずっとね悲しいこと知りすぎてる… 誰でもいいからなんて 口ぐせ 男は数打ちゃ はずれよ 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ 誰でもいいからなんて 口ぐせ 女が言ったら おしまい 誰でもいいはずないじゃないのよ あなたに一番 合う人必ず…いるわ |
冷たい水冷たい水をくれませんか くすぶる私の恋心 やさしくなぞってしみこんで 眠れる夜をくれませんか 確かにあなたオトナですね 私を見ぬいているみたい つかのまやすらぐそれだけじゃ なんにも変わりはしないけど 私 私がわからない ここから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか 冷たい水をくれませんか あなたの心の奥にある 不思議な静けさなんですか 愛してくれているのですか 私 私がわからない そこから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか 私 私がわからない ここから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか | 小柳ルミ子 | 下田逸郎 | 梅垣達志 | | 冷たい水をくれませんか くすぶる私の恋心 やさしくなぞってしみこんで 眠れる夜をくれませんか 確かにあなたオトナですね 私を見ぬいているみたい つかのまやすらぐそれだけじゃ なんにも変わりはしないけど 私 私がわからない ここから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか 冷たい水をくれませんか あなたの心の奥にある 不思議な静けさなんですか 愛してくれているのですか 私 私がわからない そこから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか 私 私がわからない ここから どこへ行くのですか それだけ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか いますぐ 教えてくれませんか |
遠い母への子守唄夢にうなされて 闇に目覚めると 母を泣かせた 罪の意識で そのまま眠れない 今度こそ 私に 思い切り 甘えていいわ 帰ってきてほしい 帰ってきてほしい 遠い 私の母さん 胸に後悔の 雨が降りつづく 母がこの世に いない事実を 受け入れられないの わがままな 私を 泣きながら 叱ってくれた また叱られたいわ また叱られたいわ 遠い あの日の母さん 母の声がする 負けちゃいけないと 私生きるわ 強く生きるわ 空から見ていてね 今度こそ あなたに ほめられる 娘になるわ ひと目でも会いたい ひと目でも会いたい 遠い 私の 母さん | 小柳ルミ子 | なかにし礼 | 平尾昌晃 | 若草恵 | 夢にうなされて 闇に目覚めると 母を泣かせた 罪の意識で そのまま眠れない 今度こそ 私に 思い切り 甘えていいわ 帰ってきてほしい 帰ってきてほしい 遠い 私の母さん 胸に後悔の 雨が降りつづく 母がこの世に いない事実を 受け入れられないの わがままな 私を 泣きながら 叱ってくれた また叱られたいわ また叱られたいわ 遠い あの日の母さん 母の声がする 負けちゃいけないと 私生きるわ 強く生きるわ 空から見ていてね 今度こそ あなたに ほめられる 娘になるわ ひと目でも会いたい ひと目でも会いたい 遠い 私の 母さん |
通りゃんせ帰りゃんせ夕暮れの街角で 見た淋しさは うす紫の花模様 とりに行けない忘れもの 思い出させるゆらゆらと 通りゃんせ 帰りゃんせ 七つの頃に帰りたいけど 通りゃんせ帰りゃんせ ひとり寝の夜は人の肌が恋しくて 吐息で語り合う 愛がほしくなる 口びるの寒さを 誰に伝えよう 逢いたい人に逢えないと 心の羽根が世話しげに 夢をふりきるからからと 通りゃんせ 帰りゃんせ あの山越えてしあわせさがし 通りゃんせ 帰りゃんせ あつい涙に枕だけがぬれて行く 私をすりぬけて 愛は急ぎ足 通りゃんせ 帰りゃんせ 背中たたいてあの子守唄 通りゃんせ 帰りゃんせ あたたかい人の胸でじっとしていたい 私を抱きしめて 愛に迷わせて | 小柳ルミ子 | 岡田冨美子 | 小杉保夫 | | 夕暮れの街角で 見た淋しさは うす紫の花模様 とりに行けない忘れもの 思い出させるゆらゆらと 通りゃんせ 帰りゃんせ 七つの頃に帰りたいけど 通りゃんせ帰りゃんせ ひとり寝の夜は人の肌が恋しくて 吐息で語り合う 愛がほしくなる 口びるの寒さを 誰に伝えよう 逢いたい人に逢えないと 心の羽根が世話しげに 夢をふりきるからからと 通りゃんせ 帰りゃんせ あの山越えてしあわせさがし 通りゃんせ 帰りゃんせ あつい涙に枕だけがぬれて行く 私をすりぬけて 愛は急ぎ足 通りゃんせ 帰りゃんせ 背中たたいてあの子守唄 通りゃんせ 帰りゃんせ あたたかい人の胸でじっとしていたい 私を抱きしめて 愛に迷わせて |
Don't Worry 気にしないで私はあなたが思うほど 陽気な女じゃないわ 涙を上手にかくせる 手管覚えただけなの 泣くなんて辛いでしょう 待つなんてイヤでしょう そうよ バカよ そうよ Don't worry 行きなさいよ Bye my love 気にしないで Don't worry 見えていたの Bye my love Hm バイ バイ バイ あなたの最後の言葉 別れを着飾る衣装など 私の部屋にはないの できればあなたのシャツでも 借りて素肌にまとうわ とかさない髪がいい 一人言 それもいい そうね今は そうね Don't worry 行きなさいよ Bye my love 気にしないで Don't worry 見えていたの Bye my love Hm バイ バイ バイ あなたの最後の言葉 | 小柳ルミ子 | 中村泰士 | 中村泰士 | | 私はあなたが思うほど 陽気な女じゃないわ 涙を上手にかくせる 手管覚えただけなの 泣くなんて辛いでしょう 待つなんてイヤでしょう そうよ バカよ そうよ Don't worry 行きなさいよ Bye my love 気にしないで Don't worry 見えていたの Bye my love Hm バイ バイ バイ あなたの最後の言葉 別れを着飾る衣装など 私の部屋にはないの できればあなたのシャツでも 借りて素肌にまとうわ とかさない髪がいい 一人言 それもいい そうね今は そうね Don't worry 行きなさいよ Bye my love 気にしないで Don't worry 見えていたの Bye my love Hm バイ バイ バイ あなたの最後の言葉 |
泣かないから泣かないから わかってるから 今夜だけは そばにいて 泣かないから わかってるから さよなら言わないで 長い夜は ためいきまで 抱いてくれた やさしいひと 逢えないから わかってるから 想いだしてほしいだけ 逢えないから わかってるから さよなら言わないで あの日 ふたりみていた空 いまも胸に ひろがるのに… 泣かないから わかってるから 今夜だけは そばにいて 泣かないから わかってるから 夢のように 忘れないわ 忘れないで あなただけを信じてた もう少しだけ もう少しだけ お願いこのままで | 小柳ルミ子 | 松井五郎 | 玉置浩二 | | 泣かないから わかってるから 今夜だけは そばにいて 泣かないから わかってるから さよなら言わないで 長い夜は ためいきまで 抱いてくれた やさしいひと 逢えないから わかってるから 想いだしてほしいだけ 逢えないから わかってるから さよなら言わないで あの日 ふたりみていた空 いまも胸に ひろがるのに… 泣かないから わかってるから 今夜だけは そばにいて 泣かないから わかってるから 夢のように 忘れないわ 忘れないで あなただけを信じてた もう少しだけ もう少しだけ お願いこのままで |
泣きぬれてひとり旅あの人を京都の街で見かけたと教えられた なぜかしら言葉にごらせ話すのは わけでもあるのでしょう たぶん誰かと一緒に河原町やら 木屋町を歩く姿が忍ばれて つらい恋です しょうがない あなた追いかけ京都にひとり 街も華ぐ祭りの夜です 四条大橋たたずむ私 見知らぬ人に声かけられて 揺れる女心が悲しいの あの人が金沢の街をひとりきり歩いていたと 何処かしら古い都の影背負い 肩を落としていたと云う あなた探し続けるわけは 聞いておきたい事がある ただそれだけのはずなのに ひとりと聞いて心が騒ぐ あなた追いかけ金沢にひとり 夏の夜風に身をさらされて 犀の流れを見つめる私 帰らぬ人と知ってはいても さまよう女心がくやしいの あなた追いかけ京都から金沢 悲しい女のひとり旅です 夜汽車の窓を流れる景色は 二度と帰らぬ想い出か せつない女心をわかってほしい | 小柳ルミ子 | 河島英五 | 河島英五 | | あの人を京都の街で見かけたと教えられた なぜかしら言葉にごらせ話すのは わけでもあるのでしょう たぶん誰かと一緒に河原町やら 木屋町を歩く姿が忍ばれて つらい恋です しょうがない あなた追いかけ京都にひとり 街も華ぐ祭りの夜です 四条大橋たたずむ私 見知らぬ人に声かけられて 揺れる女心が悲しいの あの人が金沢の街をひとりきり歩いていたと 何処かしら古い都の影背負い 肩を落としていたと云う あなた探し続けるわけは 聞いておきたい事がある ただそれだけのはずなのに ひとりと聞いて心が騒ぐ あなた追いかけ金沢にひとり 夏の夜風に身をさらされて 犀の流れを見つめる私 帰らぬ人と知ってはいても さまよう女心がくやしいの あなた追いかけ京都から金沢 悲しい女のひとり旅です 夜汽車の窓を流れる景色は 二度と帰らぬ想い出か せつない女心をわかってほしい |
涙が迎えに来てるからあなたの情愛だけで身体を包めたら 心がこんなにも寒くふるえない 抱かれているときも本当は淋しくて 拒めば その背中冷たい壁になる 夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるからそっと出て行って 別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから あなたの爪までも嫌いになる前に 上手な幕切れですべて終らせて 女は胸の中 憎しみ隠してる いまなら想い出を綺麗に出来るから 時は不幸な生き物 ちがう明日が好きなら 足音を忍ばせてそっと出て行って 心を取り乱し みじめになるよりも あなたを許せたら 涙がそこまで迎えに来てるから 夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるから そっと出て行って 別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから 涙がそこまで迎えに来てるから | 小柳ルミ子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | | あなたの情愛だけで身体を包めたら 心がこんなにも寒くふるえない 抱かれているときも本当は淋しくて 拒めば その背中冷たい壁になる 夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるからそっと出て行って 別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから あなたの爪までも嫌いになる前に 上手な幕切れですべて終らせて 女は胸の中 憎しみ隠してる いまなら想い出を綺麗に出来るから 時は不幸な生き物 ちがう明日が好きなら 足音を忍ばせてそっと出て行って 心を取り乱し みじめになるよりも あなたを許せたら 涙がそこまで迎えに来てるから 夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるから そっと出て行って 別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから 涙がそこまで迎えに来てるから |
二十三夜「ごめんなさい」そう言うたびに あなたは 微笑み許してくれた 「ごめんなさい」いつしかそれが あなたに甘える 言葉になって 「ごめんなさい」それだけ書いて あなたの部屋から 出てゆきました 二十三夜の 夜もふけて あれから 覚えた煙草をすえば ああああ…… 心にそっと 煙が入る 「愛してます」声を出さずに あなたの背中に 何度も言った 「愛してます」言葉に出せば すぐにもよごれる 言葉のようで 「愛してます」さよならのあと 絵葉書の隅に はじめて書いた 二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています 二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています | 小柳ルミ子 | 喜多條忠 | 小杉保夫 | | 「ごめんなさい」そう言うたびに あなたは 微笑み許してくれた 「ごめんなさい」いつしかそれが あなたに甘える 言葉になって 「ごめんなさい」それだけ書いて あなたの部屋から 出てゆきました 二十三夜の 夜もふけて あれから 覚えた煙草をすえば ああああ…… 心にそっと 煙が入る 「愛してます」声を出さずに あなたの背中に 何度も言った 「愛してます」言葉に出せば すぐにもよごれる 言葉のようで 「愛してます」さよならのあと 絵葉書の隅に はじめて書いた 二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています 二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています |
鳩冷たくされて 今は飽きられ あなたのことを恨めば 淋しい女性 どこにもいると 人は笑うだけ 傷つくことが 愛だと知って すべてを水に逃がせば 死にたいなんて 愚かなことと きっと解るはず あなたの青空を 飛んでた 一羽の鳩が いたよと 胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に 心走らせ 髪を乱して あなたの腕にすがれば 嫌われるより みじめになると 人は止めるだけ 涙がいつも 人生ならば この世はすべて寂しい 幸福だけで 生きてることは きっと出来なくて あなたの青空に 溺れた 悲しい鳩が いたよと 話し相手 誰かいたら 別れ歌唄うけど 泣きだしたら ひとりがいい 黄昏の この都会は 胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に 黄昏の この裏窓に | 小柳ルミ子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | | 冷たくされて 今は飽きられ あなたのことを恨めば 淋しい女性 どこにもいると 人は笑うだけ 傷つくことが 愛だと知って すべてを水に逃がせば 死にたいなんて 愚かなことと きっと解るはず あなたの青空を 飛んでた 一羽の鳩が いたよと 胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に 心走らせ 髪を乱して あなたの腕にすがれば 嫌われるより みじめになると 人は止めるだけ 涙がいつも 人生ならば この世はすべて寂しい 幸福だけで 生きてることは きっと出来なくて あなたの青空に 溺れた 悲しい鳩が いたよと 話し相手 誰かいたら 別れ歌唄うけど 泣きだしたら ひとりがいい 黄昏の この都会は 胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に 黄昏の この裏窓に |
花車心を さみしさ色に染めて 吹きぬく 夕風に廻ります 風車 言い出せない…… 聞き出せない…… 愛は すれちがい…… くるくる廻る 花びら越しに ふたりの ためらいが 絡みあう 夕ぐれどきよ 白い花のいのちが 散りゆくまえに 好きなら好きだと 聞かせてほしい 夕陽に あかあかと 照らされて 悲しみ 知らぬげに 風車 廻りつづけます こんなに胸は 焦がれていても 寄り添うきっかけが つかめない 一人と一人 白い花のいのちが 散りゆくまえに 好きなら好きだと 聞かせてほしい この手を さしのべるすべもなく 季節のゆびさきで 風車 廻りつづけます | 小柳ルミ子 | 麻生香太郎 | 森岡賢一郎 | | 心を さみしさ色に染めて 吹きぬく 夕風に廻ります 風車 言い出せない…… 聞き出せない…… 愛は すれちがい…… くるくる廻る 花びら越しに ふたりの ためらいが 絡みあう 夕ぐれどきよ 白い花のいのちが 散りゆくまえに 好きなら好きだと 聞かせてほしい 夕陽に あかあかと 照らされて 悲しみ 知らぬげに 風車 廻りつづけます こんなに胸は 焦がれていても 寄り添うきっかけが つかめない 一人と一人 白い花のいのちが 散りゆくまえに 好きなら好きだと 聞かせてほしい この手を さしのべるすべもなく 季節のゆびさきで 風車 廻りつづけます |
花のようにひそやかに通りすぎたら その後に 花の香りが 残るような そんな娘に なりたいと いつも心で 思ってた 同じことばを あのひとに 不意にいわれて うつむいた 頬の熱さが 気にかかり 三歩小走り 立ちどまる この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 傘を持たない あのひとに 何げないように さしかけて もしもおんなじ 道ならば 送りますわと 歩き出す 頬をぬらした 雨しずく 指でぬぐって くれるひと 何かいおうと 思っても 胸のふるえが 邪魔をする この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い | 小柳ルミ子 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | | 通りすぎたら その後に 花の香りが 残るような そんな娘に なりたいと いつも心で 思ってた 同じことばを あのひとに 不意にいわれて うつむいた 頬の熱さが 気にかかり 三歩小走り 立ちどまる この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 傘を持たない あのひとに 何げないように さしかけて もしもおんなじ 道ならば 送りますわと 歩き出す 頬をぬらした 雨しずく 指でぬぐって くれるひと 何かいおうと 思っても 胸のふるえが 邪魔をする この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い |
花嫁花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの あの人の 写真を胸に 海辺の街へ 命かけて燃えた 恋が結ばれる 帰れない 何があっても 心に誓うの 小さなカバンにつめた 花嫁衣裳は ふるさとの丘に 咲いていた 野菊の花束 命かけて燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって…… | 小柳ルミ子 | 北山修 | 端田宣彦・坂庭省悟 | | 花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの あの人の 写真を胸に 海辺の街へ 命かけて燃えた 恋が結ばれる 帰れない 何があっても 心に誓うの 小さなカバンにつめた 花嫁衣裳は ふるさとの丘に 咲いていた 野菊の花束 命かけて燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって…… |
春のおとずれ春のなぎさを あなたとゆくの 砂に足跡 のこしながら はじめて私の 家にゆくのよ 恋人がいつか 出来たらば家へ つれておいでと 言っていた父 夢に見てたの 愛する人と いつかこの道 通るその日を お茶をはこんだ 障子の外に 父とあなたの 笑う声が 聞こえて来たのよ とても明るく 幸せなくせに なぜ泣けてくるの 母のほほえみ 胸にしみたわ 帰るあなたを 見送る道は おぼろ月夜の 春の宵なの | 小柳ルミ子 | 山上路夫 | 森田公一 | | 春のなぎさを あなたとゆくの 砂に足跡 のこしながら はじめて私の 家にゆくのよ 恋人がいつか 出来たらば家へ つれておいでと 言っていた父 夢に見てたの 愛する人と いつかこの道 通るその日を お茶をはこんだ 障子の外に 父とあなたの 笑う声が 聞こえて来たのよ とても明るく 幸せなくせに なぜ泣けてくるの 母のほほえみ 胸にしみたわ 帰るあなたを 見送る道は おぼろ月夜の 春の宵なの |
ひと雨くれば人知れず 咲いた紅い 朝顔ひとつ 日照りつづきの 軒かげに 忍ぶ恋しさよ ああ 好きなひとは 今何処に 帰らないのか 帰るのか ああ 私だって 女です あなたばかりを 待てません 日は高く 今日もまた 暑くなりそうだけど 想い出は 流したいの ひと雨くれば ああ…… ひんやりと 風が行く 夜の緑先 なんにも知らずに 妹が 眠る蚊張のなか ああ ひとつふたつ 消えていく 胸のつかえが かなしみが ああ 私だって 女です きっとしあわせ みつけます 降りしきる 蝉の声に 夏はまだつづくけど 想い出は 流したいの ひと雨くれば ああ…… | 小柳ルミ子 | 麻生香太郎 | 井上忠夫 | | 人知れず 咲いた紅い 朝顔ひとつ 日照りつづきの 軒かげに 忍ぶ恋しさよ ああ 好きなひとは 今何処に 帰らないのか 帰るのか ああ 私だって 女です あなたばかりを 待てません 日は高く 今日もまた 暑くなりそうだけど 想い出は 流したいの ひと雨くれば ああ…… ひんやりと 風が行く 夜の緑先 なんにも知らずに 妹が 眠る蚊張のなか ああ ひとつふたつ 消えていく 胸のつかえが かなしみが ああ 私だって 女です きっとしあわせ みつけます 降りしきる 蝉の声に 夏はまだつづくけど 想い出は 流したいの ひと雨くれば ああ…… |
ひとり歩き彼と別れて来たとこなのよ そんな風じゃないでしょう 泣いてもいないし くやんでもいない いつもの私に見えるでしょう 悲しい時には 悲しみと 仲良く出来る私なの ちょっとそこまで でかけて来ます 港のあの街 歩きたい 誰がこわした訳でもないの 風が消した恋だから 恨みもしないし 困らせもしない もともと一人の私たち 悲しい時には 悲しみと お話したい私なの ちょっとそこまで でかけて来ます 港の灯りを見ていたい 彼を今でも愛しているわ それは嘘じゃないけれど すがりもしないし 追いかけもしない いつかはわかると思うから 悲しい時には 悲しみを 大事にしたい私なの ちょっとそこまで出かけて来ます 港の風に吹かれたい 港の風に吹かれたい | 小柳ルミ子 | なかにし礼 | さかうえけんいち | | 彼と別れて来たとこなのよ そんな風じゃないでしょう 泣いてもいないし くやんでもいない いつもの私に見えるでしょう 悲しい時には 悲しみと 仲良く出来る私なの ちょっとそこまで でかけて来ます 港のあの街 歩きたい 誰がこわした訳でもないの 風が消した恋だから 恨みもしないし 困らせもしない もともと一人の私たち 悲しい時には 悲しみと お話したい私なの ちょっとそこまで でかけて来ます 港の灯りを見ていたい 彼を今でも愛しているわ それは嘘じゃないけれど すがりもしないし 追いかけもしない いつかはわかると思うから 悲しい時には 悲しみを 大事にしたい私なの ちょっとそこまで出かけて来ます 港の風に吹かれたい 港の風に吹かれたい |
ひとり囃子−“祇園祭”より−四条通りの 日盛りを 長刀鉾(なぎなた)が 通ります 去年の夏に 見た時は あなたと私は 揃いの浴衣 はぐれちゃ嫌よと 手をつなぎ 冷たいラムネを 飲みました あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば わがままで 強がりばかりの 私でした ごめんなさいねと いいながら 祇園囃子と 人波に 押されて思わず 泣きました 鉾の上から 十字路に 青い粽(ちまき)が散りました 去年の夏の お祭りは それでももっと 賑やかでした 八坂神社の 石段さえ あなたと歩けば 多かった あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば あの時に 生意気言ってた 私の頬を 音立て殴って 欲しかった 私ばかりか 京都まで 捨ててどこかへ 行った人 | 小柳ルミ子 | 喜多條忠 | 平尾昌晃 | | 四条通りの 日盛りを 長刀鉾(なぎなた)が 通ります 去年の夏に 見た時は あなたと私は 揃いの浴衣 はぐれちゃ嫌よと 手をつなぎ 冷たいラムネを 飲みました あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば わがままで 強がりばかりの 私でした ごめんなさいねと いいながら 祇園囃子と 人波に 押されて思わず 泣きました 鉾の上から 十字路に 青い粽(ちまき)が散りました 去年の夏の お祭りは それでももっと 賑やかでした 八坂神社の 石段さえ あなたと歩けば 多かった あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば あの時に 生意気言ってた 私の頬を 音立て殴って 欲しかった 私ばかりか 京都まで 捨ててどこかへ 行った人 |
日々の泡いつもよりなぜ丁寧に抱く 指先でいま気付いてしまう 目覚めたら あなたいないのね 朝の光 射し込む部屋に 日々の泡 恋なんて あっけなく消えてく 安らぎも ぬくもりも 男の夢に勝てなくて きれいに別れ言える人なら 私もうまく憎めるけれど 笑顔だけずっと残るでしょう 胸の奥に せつないままで 日々の泡 約束は 風に舞い はじけて 誰よりも好きだった だから背中は追わないわ 日々の泡 恋なんて あっけなく消えてく 安らぎも ぬくもりも 男の夢に勝てなくて | 小柳ルミ子 | 及川眠子 | 中崎英也 | 中崎英也 | いつもよりなぜ丁寧に抱く 指先でいま気付いてしまう 目覚めたら あなたいないのね 朝の光 射し込む部屋に 日々の泡 恋なんて あっけなく消えてく 安らぎも ぬくもりも 男の夢に勝てなくて きれいに別れ言える人なら 私もうまく憎めるけれど 笑顔だけずっと残るでしょう 胸の奥に せつないままで 日々の泡 約束は 風に舞い はじけて 誰よりも好きだった だから背中は追わないわ 日々の泡 恋なんて あっけなく消えてく 安らぎも ぬくもりも 男の夢に勝てなくて |
冬の駅白い朝もや流れる 冬の淋しい停車場 あなたの無事を祈って これが運命(さだめ)と つぶやくの 恋はすべてを奪って 汽車の窓から手をふる 愛はすべてを与えて 涙こらえて 立っている ひと駅だけでも あなたと一緒に 朝の汽車に乗っていきたかった わたし恨んでいないわ 悲しい思いしたけど 恋に苦しむ女は きっときれいになるという 夜の海辺に座って 遠くまたたく灯台 にじむ涙でみつめて ひとりぼっちを かみしめる 恋は別れて終るの なんの便りもくれない 愛は別れて始まる 心ひそかに 待っている ひと駅だけでも あなたと一緒に 朝の汽車に 乗っていきたかった わたし泣いたりしないわ 今も未練はあるけど 涙の河をわたって 人は大人になるという そうよ 人は大人になるという | 小柳ルミ子 | なかにし礼 | 加瀬邦彦 | | 白い朝もや流れる 冬の淋しい停車場 あなたの無事を祈って これが運命(さだめ)と つぶやくの 恋はすべてを奪って 汽車の窓から手をふる 愛はすべてを与えて 涙こらえて 立っている ひと駅だけでも あなたと一緒に 朝の汽車に乗っていきたかった わたし恨んでいないわ 悲しい思いしたけど 恋に苦しむ女は きっときれいになるという 夜の海辺に座って 遠くまたたく灯台 にじむ涙でみつめて ひとりぼっちを かみしめる 恋は別れて終るの なんの便りもくれない 愛は別れて始まる 心ひそかに 待っている ひと駅だけでも あなたと一緒に 朝の汽車に 乗っていきたかった わたし泣いたりしないわ 今も未練はあるけど 涙の河をわたって 人は大人になるという そうよ 人は大人になるという |
故郷ありてこそ私が生まれて 育った町に 抱かれてもう一度 暮らしてみたい 桜吹雪の 門前町よ 私の涙 涙 ぬぐっておくれ 故郷(ふるさと)ここにありてこそ 人はみんな くじけることなく 生きてゆく あの友この友 元気でいるか 私を微笑みで 迎えておくれ 川が流れる 門前町を みんなと肩を 組んで 歩いてみたい 故郷ここにありてこそ 人はだれも 絆で結ばれ 生きてゆく 母も愛した 門前町を 私も永久(とわ)に 永久に 離れはしない 故郷ここにありてこそ 人はみんな 明日(あした)の希望に 生きてゆく | 小柳ルミ子 | なかにし礼 | 平尾昌晃 | 若草恵 | 私が生まれて 育った町に 抱かれてもう一度 暮らしてみたい 桜吹雪の 門前町よ 私の涙 涙 ぬぐっておくれ 故郷(ふるさと)ここにありてこそ 人はみんな くじけることなく 生きてゆく あの友この友 元気でいるか 私を微笑みで 迎えておくれ 川が流れる 門前町を みんなと肩を 組んで 歩いてみたい 故郷ここにありてこそ 人はだれも 絆で結ばれ 生きてゆく 母も愛した 門前町を 私も永久(とわ)に 永久に 離れはしない 故郷ここにありてこそ 人はみんな 明日(あした)の希望に 生きてゆく |
星の砂二度と出来ない恋を捨て あなた遠く 離ればなれになってゆくの 今 つらいわ 嫁ぐ日 岬に一人たたずみ 君住む島に 別れを告げる ないでないでまぶしい サンゴの島が にじんで おちて星の砂 過ぎし日 二人は海辺に遊び 変わらぬ愛を 夕陽に祈る いつか いつか 二人は運命(さだめ)にさかれ 私は遠く石垣へ 髪にかざした ブーゲンビリア そえぬ運命(さだめ)に赤く咲く 海よ 海に流れがあるならば 届けて欲しい 星の砂 ルルル………… ルルル………… ルルルル………… 風よ吹け 波よ打て それであなたに つぐなえるならば 海よ 海に流れがあるならば 届けて欲しい この思い 届けて欲しい この思い | 小柳ルミ子 | 関口宏 | 出門英 | | 二度と出来ない恋を捨て あなた遠く 離ればなれになってゆくの 今 つらいわ 嫁ぐ日 岬に一人たたずみ 君住む島に 別れを告げる ないでないでまぶしい サンゴの島が にじんで おちて星の砂 過ぎし日 二人は海辺に遊び 変わらぬ愛を 夕陽に祈る いつか いつか 二人は運命(さだめ)にさかれ 私は遠く石垣へ 髪にかざした ブーゲンビリア そえぬ運命(さだめ)に赤く咲く 海よ 海に流れがあるならば 届けて欲しい 星の砂 ルルル………… ルルル………… ルルルル………… 風よ吹け 波よ打て それであなたに つぐなえるならば 海よ 海に流れがあるならば 届けて欲しい この思い 届けて欲しい この思い |
螢火何千何万の螢火(ほたるび)の海が あなたの魂を迎えにゆきます ああ 答えて下さい やさしい人と もう一度生きてもいいですか あなたの想い出抱きしめて 生きる覚悟でいたけれど 哀しいほどに女は知らず知らず 愛にひそかに魅かれてゆきます 手をのばせばそこにぬくもりが 涙ぐめば よりかかる胸が どうしても どうしても どうしても 欲しくなります 何千何万の螢火の海が あなたの魂を迎えにゆきます ああ 目を閉じながら 光に濡れて お別れにあなたに抱かれます 命をふるわせ燃えつきる 夫婦螢の情熱が まぶしいほどに私に強く強く 愛の姿を教えてくれます もう空へと夢を追うよりも 燃えていたい 初めてのように いつでも いつでも いつでも 涙ながして 何千何万の螢火の海が あなたの魂を送ってゆきたい ああ 答えて下さい やさしい人と もう一度生きてもいいですか | 小柳ルミ子 | 門谷憲二 | 出門英 | | 何千何万の螢火(ほたるび)の海が あなたの魂を迎えにゆきます ああ 答えて下さい やさしい人と もう一度生きてもいいですか あなたの想い出抱きしめて 生きる覚悟でいたけれど 哀しいほどに女は知らず知らず 愛にひそかに魅かれてゆきます 手をのばせばそこにぬくもりが 涙ぐめば よりかかる胸が どうしても どうしても どうしても 欲しくなります 何千何万の螢火の海が あなたの魂を迎えにゆきます ああ 目を閉じながら 光に濡れて お別れにあなたに抱かれます 命をふるわせ燃えつきる 夫婦螢の情熱が まぶしいほどに私に強く強く 愛の姿を教えてくれます もう空へと夢を追うよりも 燃えていたい 初めてのように いつでも いつでも いつでも 涙ながして 何千何万の螢火の海が あなたの魂を送ってゆきたい ああ 答えて下さい やさしい人と もう一度生きてもいいですか |
湖の祈りたとえ私を今 だれが呼んでみても もう帰らない ただひとつだけの愛に生命をさゝげた あのマリモのように 湖に祈る アイヌ コタンに霧が流れて 湖深く誰を待つ 今一度 水辺にたてば 短い日々が この胸に浮かぶ ああこの恋 許されぬなら 何故に神は 私達あわせた いつわりのない 愛なのに 闇にながれる マリモのうたは 悲しい恋の乙女の叫び せめてこの世の忘れがたみに さびしく咲いた 黒百合の花よ ああこの恋 許されぬなら 何故に神は 私達あわせた いつわりのない 愛なのに たとえ私を今 だれが呼んでみても もう帰らない ただひとつだけの愛に生命をさゝげた あのマリモのように 湖に祈る | 小柳ルミ子 | 関口宏 | 出門英 | | たとえ私を今 だれが呼んでみても もう帰らない ただひとつだけの愛に生命をさゝげた あのマリモのように 湖に祈る アイヌ コタンに霧が流れて 湖深く誰を待つ 今一度 水辺にたてば 短い日々が この胸に浮かぶ ああこの恋 許されぬなら 何故に神は 私達あわせた いつわりのない 愛なのに 闇にながれる マリモのうたは 悲しい恋の乙女の叫び せめてこの世の忘れがたみに さびしく咲いた 黒百合の花よ ああこの恋 許されぬなら 何故に神は 私達あわせた いつわりのない 愛なのに たとえ私を今 だれが呼んでみても もう帰らない ただひとつだけの愛に生命をさゝげた あのマリモのように 湖に祈る |
みだれ髪愛するほどに 愛されたいと 想う女は 愚かでしょうか いとしき人に この胸を ひろげてみたき 夏の宵 砂丘に咲きし 花のごと 砂に風に夢に吹かれて ああ みだれ髪 心にかかります てのひら照らす 花いちもんめ あなたに逢える その日をねがい 宵待草に だずぬるは 宿命(さだめ)のつらさ はかなさか 夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます 夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます | 小柳ルミ子 | 喜多條忠 | 平尾昌晃 | | 愛するほどに 愛されたいと 想う女は 愚かでしょうか いとしき人に この胸を ひろげてみたき 夏の宵 砂丘に咲きし 花のごと 砂に風に夢に吹かれて ああ みだれ髪 心にかかります てのひら照らす 花いちもんめ あなたに逢える その日をねがい 宵待草に だずぬるは 宿命(さだめ)のつらさ はかなさか 夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます 夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます |
南風愛したこころの ともし灯が 消えない別れはつらすぎる 襟を立てても ふせげない 逃げてくぬくもり とまらない 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 涙かわかす 南風 女はやさしさ あればいい あなたのくちぐせ 忘れない 夢をおとした 私には 季節もまわって ほしいもの 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 こころなごます 吹け ふり向くことさえ こわいから 背中で見ている 窓あかり ひとり夜更けの 街角で 聞くのは別れの唄ばかり 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 花を呼ぶ風 南風 | 小柳ルミ子 | いではく | 遠藤実 | | 愛したこころの ともし灯が 消えない別れはつらすぎる 襟を立てても ふせげない 逃げてくぬくもり とまらない 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 涙かわかす 南風 女はやさしさ あればいい あなたのくちぐせ 忘れない 夢をおとした 私には 季節もまわって ほしいもの 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 こころなごます 吹け ふり向くことさえ こわいから 背中で見ている 窓あかり ひとり夜更けの 街角で 聞くのは別れの唄ばかり 風よ 吹け吹け吹け 吹け吹け吹け せめて吹け 南風 花を呼ぶ風 南風 |
やさしくしていつの間にか 気がついたら あなたと ともに暮らしていたわ 不思議だわ 傷ついた 小鳩が二羽 密やかに 身をよせあい 慰めあう 感じかしら 好きと言わなくても 抱いてくれなくても 安らぎが胸を つつむ 恋もいらない 愛もいらない やさしくして やさしくして 死ぬまで こんなふうに 思いがけず 最後の 人と出逢うのでしょう 不思議だわ 秋風に 吹かれ散った 病葉(わくらば)が 径のすみで 重なりあう 感じかしら 淡い闇の中で 影と影がそっと よりそえば命 つづく 涙忘れて 過去も忘れて やさしくして やさしくして 死ぬまで 好きと言わなくても 抱いてくれなくても 安らぎが胸を つつむ 恋もいらない 愛もいらない やさしくして やさしくして 死ぬまで | 小柳ルミ子 | なかにし礼 | 平尾昌晃 | 若草恵 | いつの間にか 気がついたら あなたと ともに暮らしていたわ 不思議だわ 傷ついた 小鳩が二羽 密やかに 身をよせあい 慰めあう 感じかしら 好きと言わなくても 抱いてくれなくても 安らぎが胸を つつむ 恋もいらない 愛もいらない やさしくして やさしくして 死ぬまで こんなふうに 思いがけず 最後の 人と出逢うのでしょう 不思議だわ 秋風に 吹かれ散った 病葉(わくらば)が 径のすみで 重なりあう 感じかしら 淡い闇の中で 影と影がそっと よりそえば命 つづく 涙忘れて 過去も忘れて やさしくして やさしくして 死ぬまで 好きと言わなくても 抱いてくれなくても 安らぎが胸を つつむ 恋もいらない 愛もいらない やさしくして やさしくして 死ぬまで |
雪あかりの町角巻で泣きそうな 顔をかくして歩くのよ 吹雪がやんだ北国の 雪あかりの町 ポストの雪を指ではらって あなたに今日も手紙を出すのよ 見知らぬ町へひとりで行った人 あの人のいる町へ 今日ものぼりの汽車がゆく 汽笛がひびく北国の 雪あかりの町 このまま汽車に乗ってゆきたい けれどもそれは出来ないことなの ひとりっ子だからこの町出られない 雪崩の音が眠る私の まくらの底でもうじきひびくわ 花咲く春が待ち遠しいわたし | 小柳ルミ子 | 山上路夫 | 平尾昌晃 | | 角巻で泣きそうな 顔をかくして歩くのよ 吹雪がやんだ北国の 雪あかりの町 ポストの雪を指ではらって あなたに今日も手紙を出すのよ 見知らぬ町へひとりで行った人 あの人のいる町へ 今日ものぼりの汽車がゆく 汽笛がひびく北国の 雪あかりの町 このまま汽車に乗ってゆきたい けれどもそれは出来ないことなの ひとりっ子だからこの町出られない 雪崩の音が眠る私の まくらの底でもうじきひびくわ 花咲く春が待ち遠しいわたし |
雪の花雪ですね今夜は どうしてますか あいあい傘で歩きませんか あれからずいぶん 悲しみが 心に積もっている 私です 待ちましょう 今夜もあなたのことを 今さら泣いて 何になるでしょう 心のなすまま この恋に素直に 流されて いたいから 寒い寒い寒い 夜がつづくから たまには私のところへ 来て欲しい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい 雪ですね あなたもながめてますか 心は今も 変わりませんか 暦の上では 一年 もうすぐ知り合った 春まじか 捨てましょう 小さな 迷いなんか まぶたを閉じて 眠りましょうか 心に舞ってる 雪の花かぞえて 来る来ない 来る来ない 寒い寒い寒い 夜がつづくから たまには私のところへ 来て欲しい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい | 小柳ルミ子 | 門谷憲二 | 西島三重子 | | 雪ですね今夜は どうしてますか あいあい傘で歩きませんか あれからずいぶん 悲しみが 心に積もっている 私です 待ちましょう 今夜もあなたのことを 今さら泣いて 何になるでしょう 心のなすまま この恋に素直に 流されて いたいから 寒い寒い寒い 夜がつづくから たまには私のところへ 来て欲しい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい 雪ですね あなたもながめてますか 心は今も 変わりませんか 暦の上では 一年 もうすぐ知り合った 春まじか 捨てましょう 小さな 迷いなんか まぶたを閉じて 眠りましょうか 心に舞ってる 雪の花かぞえて 来る来ない 来る来ない 寒い寒い寒い 夜がつづくから たまには私のところへ 来て欲しい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい こんこんと 降りしきる ぼたん雪の花が 散る晩は あなたに 抱かれながら つかのまの夢を 見ていたい |
雪見宿想い出を追う旅の仕度は 墟のように軽く……軽く…… 糊のきいてる浴衣に着がえ ひざをくずして泣いてみます とっくりを並べてもうひとついかがと 写真のあなたへ話しかけるなんて… ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ひとり唄でもうたいましょうか 哀しみをこらえて やさしさなんて口走るほど 人生を知ってもないし あなたを憎むそれができれば 楽になれるとひとりごとに もう寝ようかなんてあなたの声真似て 冷たい布団に背中丸くしても ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ちらちら煙る雪の破片を 哀しみに浮べて | 小柳ルミ子 | 松本隆 | 筒美京平 | | 想い出を追う旅の仕度は 墟のように軽く……軽く…… 糊のきいてる浴衣に着がえ ひざをくずして泣いてみます とっくりを並べてもうひとついかがと 写真のあなたへ話しかけるなんて… ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ひとり唄でもうたいましょうか 哀しみをこらえて やさしさなんて口走るほど 人生を知ってもないし あなたを憎むそれができれば 楽になれるとひとりごとに もう寝ようかなんてあなたの声真似て 冷たい布団に背中丸くしても ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ちらちら煙る雪の破片を 哀しみに浮べて |
夢追い列車「僕を愛しちゃいけない」と 別れ間際にひとこと ほほの涙を あなたはかくして 列車に飛び乗った 愛を失くして 何が残るの 夢はあなたなのよ 声は届かず 赤いランプが闇に消えた 私ひとりで何ができると あなたは言うの 「君の人生 これからだ 夢を捨てずに生きろ」と いつも言ってた あなたの言葉を 私は忘れない だから行きます あとを追います 夢を追いかけます 次の列車で 遠いあなたの街めざして 今もあなたのほほに 涙が光ってますか 今もあなたのほほに 涙が光ってますか | 小柳ルミ子 | 伊藤アキラ | 平尾昌晃 | | 「僕を愛しちゃいけない」と 別れ間際にひとこと ほほの涙を あなたはかくして 列車に飛び乗った 愛を失くして 何が残るの 夢はあなたなのよ 声は届かず 赤いランプが闇に消えた 私ひとりで何ができると あなたは言うの 「君の人生 これからだ 夢を捨てずに生きろ」と いつも言ってた あなたの言葉を 私は忘れない だから行きます あとを追います 夢を追いかけます 次の列車で 遠いあなたの街めざして 今もあなたのほほに 涙が光ってますか 今もあなたのほほに 涙が光ってますか |
夢日記結ばれないまま それっきり 今でもあなたが恋しくて 結んで別れた人よりも 思い出せつない味がする 好きな人には女って みだらな心を隠すけど 淋しい夜は胸もとあたり 小指でつづる夢日記 きっときっと いつかきっと いっしょに眠ってくださいな あなたの強さを知ったら 離れられなくなるでしょうか それとものぼりつめた恋は 夜空をこがして散るでしょか 男の人は女より ロマンティックというけれど 星のあかりを素肌にまとい 鏡に映す夢日記 きっときっといつかきっと いっしょに眠ってくださいな ルルル…… 星のあかりを素肌にまとい 鏡に映す夢日記 きっときっといつかきっと いっしょに眠ってくださいな | 小柳ルミ子 | 岡田冨美子 | 丹羽応樹 | | 結ばれないまま それっきり 今でもあなたが恋しくて 結んで別れた人よりも 思い出せつない味がする 好きな人には女って みだらな心を隠すけど 淋しい夜は胸もとあたり 小指でつづる夢日記 きっときっと いつかきっと いっしょに眠ってくださいな あなたの強さを知ったら 離れられなくなるでしょうか それとものぼりつめた恋は 夜空をこがして散るでしょか 男の人は女より ロマンティックというけれど 星のあかりを素肌にまとい 鏡に映す夢日記 きっときっといつかきっと いっしょに眠ってくださいな ルルル…… 星のあかりを素肌にまとい 鏡に映す夢日記 きっときっといつかきっと いっしょに眠ってくださいな |
夢飛行あなたへ向かう想いが 夜空を走ったような 一瞬白夜が浮かぶ 激しい稲妻 ふさいだ耳がいっぱい あなたのことでいっぱい 星がうらやましくて 涙があふれる 抱きしめられたら楽になれるのに 胸に手を当てひとりで眠る夜は 夢 夢 夢 南の島で あなたと一夏過ごす夢を見る 夢 夢 夢 透きとおる海 あなたにつかまり ゆらりゆらり ゆらゆら 逢うたびせつなく別れ 逢えなきゃ小指が燃える なんで愛したのかと 哀しくなるほど… まぶたの裏がいっぱい あなたが見えていっぱい 空を飛べるでしょうか 愛さえあれば 抱きしめられたら楽になれるのに 胸に手を当てひとりで眠る夜は 夢 夢 夢 夕日の渚 サンゴの指輪をもらう夢を見る 夢 夢 夢 甘い潮風 いっしょに吹かれて ゆらりゆらり ゆらゆら 夢 夢 夢 南の島で あなたと一夏過ごす夢を見る 夢 夢 夢 透きとおる海 あなたにつかまり ゆらりゆらり ゆらゆら | 小柳ルミ子 | 岡田冨美子 | 加瀬邦彦 | | あなたへ向かう想いが 夜空を走ったような 一瞬白夜が浮かぶ 激しい稲妻 ふさいだ耳がいっぱい あなたのことでいっぱい 星がうらやましくて 涙があふれる 抱きしめられたら楽になれるのに 胸に手を当てひとりで眠る夜は 夢 夢 夢 南の島で あなたと一夏過ごす夢を見る 夢 夢 夢 透きとおる海 あなたにつかまり ゆらりゆらり ゆらゆら 逢うたびせつなく別れ 逢えなきゃ小指が燃える なんで愛したのかと 哀しくなるほど… まぶたの裏がいっぱい あなたが見えていっぱい 空を飛べるでしょうか 愛さえあれば 抱きしめられたら楽になれるのに 胸に手を当てひとりで眠る夜は 夢 夢 夢 夕日の渚 サンゴの指輪をもらう夢を見る 夢 夢 夢 甘い潮風 いっしょに吹かれて ゆらりゆらり ゆらゆら 夢 夢 夢 南の島で あなたと一夏過ごす夢を見る 夢 夢 夢 透きとおる海 あなたにつかまり ゆらりゆらり ゆらゆら |
酔っぱらっちゃった飲めるわよ 酒ぐらい たかが 色つき水じゃない 聞いてるわ さようならを まわりくどいわ いい方が 酔っぱらっちゃった ふりしているわ 泣きじょうごだと まわりに見えるよに ここまで女にほれられる 男はめったにいないから あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり 送るわよ おもてまで いいの あたしに送らせて 知らないわ あとのこと さそわれるまま 飲むつもり 酔っぱらっちゃった ふりしているわ ただ行きずりに 口説かれたい気分 これほど女をだめにする 男がはたしているかしら あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり 酔っぱらっちゃった ふりしているわ もうぼろぼろよ 心はからっぽよ こんなに女をまいらせる 男にこの先会えるやら あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり | 小柳ルミ子 | 千家和也 | 浜圭介 | | 飲めるわよ 酒ぐらい たかが 色つき水じゃない 聞いてるわ さようならを まわりくどいわ いい方が 酔っぱらっちゃった ふりしているわ 泣きじょうごだと まわりに見えるよに ここまで女にほれられる 男はめったにいないから あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり 送るわよ おもてまで いいの あたしに送らせて 知らないわ あとのこと さそわれるまま 飲むつもり 酔っぱらっちゃった ふりしているわ ただ行きずりに 口説かれたい気分 これほど女をだめにする 男がはたしているかしら あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり 酔っぱらっちゃった ふりしているわ もうぼろぼろよ 心はからっぽよ こんなに女をまいらせる 男にこの先会えるやら あなた一言言わせてよ 罪つくり 罪つくり |
来夢来人来る夢 来る人 通り過ぎて行く愛 四つの季節を 人はめぐり続ける あなたは私の春で 私はあなたの春 そう信じ合えるお方と ああ 旅ができたら 桜の吹雪を浴びて汽車は走る 消えない汽笛を残して走り去る しみじみ人恋しく そっと紅をさせば肌寒く 桜の吹雪を浴びて眠り合えたら… 去る夢 去る人 名残り雪の白さよ 心の谷間で過去はせせらぎになる 幸福(しあわせ)にすると言わず 我慢できるかときく 私に強いお方と ああ 旅ができたら 桜の吹雪を浴びて夢に変わる この世は はかなくせつない浮世絵か しみじみ人恋しく そっと紅をさせば肌寒く 桜の吹雪を浴びて眠り合えたら しっかりしているつもりだけれど まだまだ私は未熟なんです 愛するお方に教わりたいの この膝枕を差し出すしぐさまでも 秘めやかに尽してみたいから 来る夢 来る人と書いて ライム・ライト 二つの灯りが重なる出逢いを待つの しっかりしているつもりだけれど まだまだ私は未熟なんです 愛するお方に教わりたいの この膝枕を差し出すしぐさまでも 秘めやかに尽してみたいから 来る夢 来る人と書いて ライム・ライト 二つの灯りが重なる出逢いを待つの | 小柳ルミ子 | 岡田冨美子 | 筒美京平 | | 来る夢 来る人 通り過ぎて行く愛 四つの季節を 人はめぐり続ける あなたは私の春で 私はあなたの春 そう信じ合えるお方と ああ 旅ができたら 桜の吹雪を浴びて汽車は走る 消えない汽笛を残して走り去る しみじみ人恋しく そっと紅をさせば肌寒く 桜の吹雪を浴びて眠り合えたら… 去る夢 去る人 名残り雪の白さよ 心の谷間で過去はせせらぎになる 幸福(しあわせ)にすると言わず 我慢できるかときく 私に強いお方と ああ 旅ができたら 桜の吹雪を浴びて夢に変わる この世は はかなくせつない浮世絵か しみじみ人恋しく そっと紅をさせば肌寒く 桜の吹雪を浴びて眠り合えたら しっかりしているつもりだけれど まだまだ私は未熟なんです 愛するお方に教わりたいの この膝枕を差し出すしぐさまでも 秘めやかに尽してみたいから 来る夢 来る人と書いて ライム・ライト 二つの灯りが重なる出逢いを待つの しっかりしているつもりだけれど まだまだ私は未熟なんです 愛するお方に教わりたいの この膝枕を差し出すしぐさまでも 秘めやかに尽してみたいから 来る夢 来る人と書いて ライム・ライト 二つの灯りが重なる出逢いを待つの |
乱天窓をあけると 銀色の夜風 私を抱くあなたを 三日月が斬る 死にたいとささやく ぜいたくがこわい こんな愛を知ったら つらくなるのに そのせつなさがうれしい 好きかときかれるたびに あなたへと命 乱れてゆく 咲き急ぐ私と 散り急ぐあなた 胸さわぎの素肌を 口づけがかむ ひんやりと広がる ためいきが憎い サヨナラより哀しい 夢のまえぶれ そのはかなさに触れると 涙も華やいできて あなたへと命 乱れてゆく そのせつなさがうれしい 好きかときかれるたびに あなたへと命 乱れてゆく そのはかなさに触れると 涙も華やいできて あなたへと命 乱れてゆく | 小柳ルミ子 | 岡田冨美子 | 玉置浩二 | | 天窓をあけると 銀色の夜風 私を抱くあなたを 三日月が斬る 死にたいとささやく ぜいたくがこわい こんな愛を知ったら つらくなるのに そのせつなさがうれしい 好きかときかれるたびに あなたへと命 乱れてゆく 咲き急ぐ私と 散り急ぐあなた 胸さわぎの素肌を 口づけがかむ ひんやりと広がる ためいきが憎い サヨナラより哀しい 夢のまえぶれ そのはかなさに触れると 涙も華やいできて あなたへと命 乱れてゆく そのせつなさがうれしい 好きかときかれるたびに あなたへと命 乱れてゆく そのはかなさに触れると 涙も華やいできて あなたへと命 乱れてゆく |
LEATHERY死に絶えた愛に くちびるを寄せるよりも 曼陀羅の花びら 切なさで開かせて すれすれに しめつける 皮の感触のように ああ 突き刺さる眼が わたし活かすから 試されて 昼も夜も無い女ね 頼られて 爪の先まで ほんとの男 LEATHERY 右手にサヨナラ 左手に恋の媚薬 続けることだけで 幸せは計れない しなやかな生き物が 獲物をつかまえるように TOUCH! 貪る爪で そっと引き裂いて 焦らされて わざと泣いて甘えて女ね 燃えつきて 眠くなるのはまるで子供ね LEATHERY すれすれに しめつける 皮の感触のように ああ 突き刺さる眼が わたし活かすから 試されて 昼も夜も無い女ね 頼られて 爪の先まで ほんとの男 LEATHERY | 小柳ルミ子 | 湯川れい子 | Mieko | | 死に絶えた愛に くちびるを寄せるよりも 曼陀羅の花びら 切なさで開かせて すれすれに しめつける 皮の感触のように ああ 突き刺さる眼が わたし活かすから 試されて 昼も夜も無い女ね 頼られて 爪の先まで ほんとの男 LEATHERY 右手にサヨナラ 左手に恋の媚薬 続けることだけで 幸せは計れない しなやかな生き物が 獲物をつかまえるように TOUCH! 貪る爪で そっと引き裂いて 焦らされて わざと泣いて甘えて女ね 燃えつきて 眠くなるのはまるで子供ね LEATHERY すれすれに しめつける 皮の感触のように ああ 突き刺さる眼が わたし活かすから 試されて 昼も夜も無い女ね 頼られて 爪の先まで ほんとの男 LEATHERY |
わたしの城下町格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだともいえずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか 目をふせながら 心は燃えてゆく 家並が とぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が咲き乱れ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの 橋のたもとにともる 灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの | 小柳ルミ子 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | | 格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に だれが歌うのか 子守唄 わたしの城下町 好きだともいえずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか 目をふせながら 心は燃えてゆく 家並が とぎれたら お寺の鐘がきこえる 四季の草花が咲き乱れ わたしの城下町 橋のたもとにともる 灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの 橋のたもとにともる 灯のように ゆらゆらゆれる 初恋のもどかしさ 気まずく別れたの |