サンセット(蒼い夕陽)はるかな空の彼方を じっとみつめ 涙にくれる私を 貴方は知らない 沈む夕陽の色は悲しすぎて 赤く染まる私のほゝを想い出が 何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は…… 信じれるものを下さい それさえあれば たった一人で笑って死んでゆける 空は赤く美しい うその色 どうして私の心だけ こんなに蒼い 何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は…… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | はるかな空の彼方を じっとみつめ 涙にくれる私を 貴方は知らない 沈む夕陽の色は悲しすぎて 赤く染まる私のほゝを想い出が 何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は…… 信じれるものを下さい それさえあれば たった一人で笑って死んでゆける 空は赤く美しい うその色 どうして私の心だけ こんなに蒼い 何も変っていない 何も変っていない ただ貴方と私 以外は…… |
三都物語胸さわぎの旅は いま始まって 時の流れのままに こころを遊ばせ この私は 誰を訪ねるあてもなく まるで詩人のように 景色に染って ああ なんて 街それぞれ美しいの ああ なんて 人それぞれ生きているの 昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう 風そよげば ひとり胸抱きしめて 愛の不思議を思う 吐息をもらして この泪は きっと感じるよろこびね 揺れる瞳に映る 季節に恋して ああ なんて 街それぞれ美しいの ああ なんて 人それぞれ生きているの 朝に舞う夢 黄昏に出会い ほんの一時のためらいを 誰に言いましょう 昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう | 谷村新司 | 多夢星人 | 谷村新司 | 佐孝康夫 | 胸さわぎの旅は いま始まって 時の流れのままに こころを遊ばせ この私は 誰を訪ねるあてもなく まるで詩人のように 景色に染って ああ なんて 街それぞれ美しいの ああ なんて 人それぞれ生きているの 昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう 風そよげば ひとり胸抱きしめて 愛の不思議を思う 吐息をもらして この泪は きっと感じるよろこびね 揺れる瞳に映る 季節に恋して ああ なんて 街それぞれ美しいの ああ なんて 人それぞれ生きているの 朝に舞う夢 黄昏に出会い ほんの一時のためらいを 誰に言いましょう 昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう |
サンフランシスコ(桑港)RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のヘッドライトが舗道にはねる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 金で買える愛もある 命賭けても買えない愛もある 夜の霧にまぎれたら 嘘のマスクも脱げるWoo Woo Woo RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のテールランプのような人生 RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 過去を闇に塗り込めて 別の人生生きてく手もある 裂けた傷口につける 愛の薬も買えるWoo Woo Woo 不思議な安らぎは赤い灯のチャイナタウン 何かを求めながらすれ違う人達 RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN パトカーのサイレンが響きつづけてる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 小島久政 | RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のヘッドライトが舗道にはねる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 金で買える愛もある 命賭けても買えない愛もある 夜の霧にまぎれたら 嘘のマスクも脱げるWoo Woo Woo RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN 車のテールランプのような人生 RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 過去を闇に塗り込めて 別の人生生きてく手もある 裂けた傷口につける 愛の薬も買えるWoo Woo Woo 不思議な安らぎは赤い灯のチャイナタウン 何かを求めながらすれ違う人達 RAIN RAIN RAIN 雨に濡れながら一人で歩いている RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 RAIN RAIN RAIN パトカーのサイレンが響きつづけてる RAIN RAIN RAIN この街では誰でもが異邦人 |
THE NAMETHE NAME 疲れ果て 風吹く丘にひざまずき THE NAME 問いかける 私の名前の意味を OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで THE NAME 眠れずに 迎えた朝の静けさに THE NAME アルバムを 開けばあの日の写真 OH あなたにいつも見つめられて 感じた勇気忘れない そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの証明 夢に逢うまで飛び続ける折れる日まで OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | THE NAME 疲れ果て 風吹く丘にひざまずき THE NAME 問いかける 私の名前の意味を OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで THE NAME 眠れずに 迎えた朝の静けさに THE NAME アルバムを 開けばあの日の写真 OH あなたにいつも見つめられて 感じた勇気忘れない そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの証明 夢に逢うまで飛び続ける折れる日まで OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで |
残照足早に暮れてゆく 秋の夕陽のいさぎよさ 久しぶりに散歩する父と二人の遠回り はるか昔にこの人の背中で聞いた祭りばやし 遠く聞こえて道の向うに目をやれば 影を落として小さなカラスが空を行く “人生は祭りのよう”何気なく貴方は言った その後の淋しさにたえる勇気が出来ました 残り少ない祭りの夜は せめて一緒にそばに坐って 酒でも飲んで同じ話を繰り返し 胸のページに書き写してすごしていよう 哀しくて哀しくて 体全部が哀しくて 目頭が熱くなり思わず貴方を追いこした 見えていますかこれが貴方の 見えていますかこれが貴方の 夢を削った 夢をこわした背中です 震えているのはきっときっと… 震えているのはきっときっと… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 足早に暮れてゆく 秋の夕陽のいさぎよさ 久しぶりに散歩する父と二人の遠回り はるか昔にこの人の背中で聞いた祭りばやし 遠く聞こえて道の向うに目をやれば 影を落として小さなカラスが空を行く “人生は祭りのよう”何気なく貴方は言った その後の淋しさにたえる勇気が出来ました 残り少ない祭りの夜は せめて一緒にそばに坐って 酒でも飲んで同じ話を繰り返し 胸のページに書き写してすごしていよう 哀しくて哀しくて 体全部が哀しくて 目頭が熱くなり思わず貴方を追いこした 見えていますかこれが貴方の 見えていますかこれが貴方の 夢を削った 夢をこわした背中です 震えているのはきっときっと… 震えているのはきっときっと… |
幸福−しあわせ−迷い子の夕暮れに 聞いた鐘の音は 家路を教える 母の声ににている 急げ小さな足よ 急げ小さな胸よ 君はいまはじめて気付く 夜の戸張りに抱かれて 幸福… それはささやかな 愛する人のぬくもり 置き去りの仔猫に 涙流した夕暮れ 手のひらに息づく いのちよろこびぬくもり この手凍えるまでは せめて夕陽が沈むまで やがて降る星の光に 君が抱かれて眠るまで 幸福… それはひとときの かけがえのないまどろみ 人は小さな胸で 小さな命を抱きしめて 昇り来る朝日の中で 愛する人とみつめあう 幸福… それはなにげない 愛する人の微笑 幸福… それは感じること 愛する人のぬくもり | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 迷い子の夕暮れに 聞いた鐘の音は 家路を教える 母の声ににている 急げ小さな足よ 急げ小さな胸よ 君はいまはじめて気付く 夜の戸張りに抱かれて 幸福… それはささやかな 愛する人のぬくもり 置き去りの仔猫に 涙流した夕暮れ 手のひらに息づく いのちよろこびぬくもり この手凍えるまでは せめて夕陽が沈むまで やがて降る星の光に 君が抱かれて眠るまで 幸福… それはひとときの かけがえのないまどろみ 人は小さな胸で 小さな命を抱きしめて 昇り来る朝日の中で 愛する人とみつめあう 幸福… それはなにげない 愛する人の微笑 幸福… それは感じること 愛する人のぬくもり |
幸せのサプリ愛されて過ぎた 戻れない日々は 風が連れてきた 季節の音信 とまどいの香り 愛されたことに 気付かないままに はしゃぎ疲れては 眠りについてた シーツの匂いに 包まれた夜が 安らぎをくれた よろこびも 涙も 抱きしめられたら もう一度 踏み出してみる 風の運ぶ道 背中に感じた あなたのやさしさ ほほえみのサプリ 幸せな魔法 愛されたように 愛してゆきたい あなたがくれてた 愛をなぞりつつ ふたたびの風に この身をゆだねて すべてをゆだねて よろこびも 涙も 抱きしめられたら もう一度 踏み出してみる 私の歩幅で 私の形で 忘れないように ほほえみはサプリ 幸せの魔法 ほほえみはサプリ 愛の処方箋 | 谷村新司 | 谷村新司 | Paul de Senneville | 瀬戸谷芳治 | 愛されて過ぎた 戻れない日々は 風が連れてきた 季節の音信 とまどいの香り 愛されたことに 気付かないままに はしゃぎ疲れては 眠りについてた シーツの匂いに 包まれた夜が 安らぎをくれた よろこびも 涙も 抱きしめられたら もう一度 踏み出してみる 風の運ぶ道 背中に感じた あなたのやさしさ ほほえみのサプリ 幸せな魔法 愛されたように 愛してゆきたい あなたがくれてた 愛をなぞりつつ ふたたびの風に この身をゆだねて すべてをゆだねて よろこびも 涙も 抱きしめられたら もう一度 踏み出してみる 私の歩幅で 私の形で 忘れないように ほほえみはサプリ 幸せの魔法 ほほえみはサプリ 愛の処方箋 |
シェナンドー河に捧ぐ年老いた男が涙もぬぐわず 陽に焼けたこぶしを握りしめ語る 今は亡き息子と妻へ生きる力が欲しいと その顔に刻まれた男の生き様 もう誰れも責めはしない たとえ今死んでも シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる 教会の鐘の音が遠くで聞こえる 幸福に暮らしてたあの頃の響き 少しも変ってはいないと男はそうつぶやく 想えばつらい日も長く続いた けれど輝いていたあの時にもう二度とは戻れない シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる この河のほとりを妻と歩いた この河で息子と泳いだ想い出 年老いた男の最後の涙 今この河に捧げん 男は指先で 砂にしるした 今こそ帰らん母なる海へ 身も心も帰らん シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 年老いた男が涙もぬぐわず 陽に焼けたこぶしを握りしめ語る 今は亡き息子と妻へ生きる力が欲しいと その顔に刻まれた男の生き様 もう誰れも責めはしない たとえ今死んでも シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる 教会の鐘の音が遠くで聞こえる 幸福に暮らしてたあの頃の響き 少しも変ってはいないと男はそうつぶやく 想えばつらい日も長く続いた けれど輝いていたあの時にもう二度とは戻れない シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる この河のほとりを妻と歩いた この河で息子と泳いだ想い出 年老いた男の最後の涙 今この河に捧げん 男は指先で 砂にしるした 今こそ帰らん母なる海へ 身も心も帰らん シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる シェナンドー悲しみの河 何も知らずに流れる |
シェヘラザードSpeak Low 夜毎に 飲み干すワイン 血の色に脅えながら シェヘラザード Speak Low 囁く アラビアンナイト 命かけ愛を語る シェヘラザード Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Lave, Love and Fear Oh… シェヘラザード Winds Blow 砂漠に 絵を描くナイト 月明かり窓の外に シェヘラザード Winds Blow 伝えて 愛だけが 命より永遠に続く シェヘラザード Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Love, Love and Fear Oh… シェヘラザード | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | Speak Low 夜毎に 飲み干すワイン 血の色に脅えながら シェヘラザード Speak Low 囁く アラビアンナイト 命かけ愛を語る シェヘラザード Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Lave, Love and Fear Oh… シェヘラザード Winds Blow 砂漠に 絵を描くナイト 月明かり窓の外に シェヘラザード Winds Blow 伝えて 愛だけが 命より永遠に続く シェヘラザード Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Love, Love and Fear Oh… シェヘラザード |
獅子の時代風に舞う紅い薔薇 獅子の胸に落ちた時 眠りから覚めた獅子は空駆ける雲になる 戦いに敗れた 人にも真実はきっと あるはずだと思う 犯罪者と呼ばれ命終えた人の愛を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す 戦いに敗れた 人も誰かの為にきっと 夜明けを抱きしめた 言葉さえ残さず最後の日を生きた人を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 風に舞う紅い薔薇 獅子の胸に落ちた時 眠りから覚めた獅子は空駆ける雲になる 戦いに敗れた 人にも真実はきっと あるはずだと思う 犯罪者と呼ばれ命終えた人の愛を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す 戦いに敗れた 人も誰かの為にきっと 夜明けを抱きしめた 言葉さえ残さず最後の日を生きた人を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE 悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す |
遮断機の向こういつかこの駅から遠い旅に出よう いつかそんな日が必ずやってくる 同じ制服でも僕は僕でいたい ひとり遮断機を乗り越える時がくる ある日通学路でみつけたポスターが ふいに語りかけてきた君の夢は何だ? その日の為に君は今 何かをしつづけているかい? 走り出さなきゃ風は起こせない 夢にも近づけない 僕は決めたんだ 夢に水をやる いつか花ひらく 僕の夢に水をやる 春は桜の駅 夏は雲が流れ コオロギの声が雪に変わり時がゆく 卒業式の朝 上がる遮断機の 影が青空に とけ込んで消えてみえた あの日通学路でみつけたポスターも 雨にさらされ破れて 色褪せてみえた この日の僕を見てほしい制服をこれから脱いで 走り出すんだ自分の足で 僕が今風になる 明日この駅から 僕は旅に出る 古い遮断機を春の風が越えてゆく 古い遮断機の向うに海をみつけた…。 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 小島久政・HUMAN ZOO | いつかこの駅から遠い旅に出よう いつかそんな日が必ずやってくる 同じ制服でも僕は僕でいたい ひとり遮断機を乗り越える時がくる ある日通学路でみつけたポスターが ふいに語りかけてきた君の夢は何だ? その日の為に君は今 何かをしつづけているかい? 走り出さなきゃ風は起こせない 夢にも近づけない 僕は決めたんだ 夢に水をやる いつか花ひらく 僕の夢に水をやる 春は桜の駅 夏は雲が流れ コオロギの声が雪に変わり時がゆく 卒業式の朝 上がる遮断機の 影が青空に とけ込んで消えてみえた あの日通学路でみつけたポスターも 雨にさらされ破れて 色褪せてみえた この日の僕を見てほしい制服をこれから脱いで 走り出すんだ自分の足で 僕が今風になる 明日この駅から 僕は旅に出る 古い遮断機を春の風が越えてゆく 古い遮断機の向うに海をみつけた…。 |
秋止符左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行がそこにある 友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして 夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜がそっと教えた 心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして 春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に 重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして | 谷村新司 | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | 左ききのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行がそこにある 友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして 夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜がそっと教えた 心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんな気がして 春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に 重いコートは脱ぎすてなければ 歩けないような そんな気がして |
終着駅風が出てきた夜の匂いが 遊び疲れたメロスにささやく うつむきながら歩く仕草に イブの雪まで追いかけてくる 帰りそびれた冬の椰子の実 海に抱かれることもないまま 凍える指に息を吹きかけ 星も見えない空に呼ぶ Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me もうすぐお別れだ 想い出は死んだ おまえの住む街に向って手を振るよ けがれなき瞳よ うるわしの口唇よ 思いをこがした 若かりしあの頃 幾度冬が過ぎ 友は消え失せ 街はキラめいた幻の十字架 旅は終った 不幸と引き換えに おまえがくれたものは 裏切りと蒼ざめた夢 Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me 髪にしみついた 白い哀しみ もう歩けない 素直な心では Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia いっそ殺してしまえば だけどだけど I miss you so! もうすぐ汽車が出る すべてを終ろう みじめな映画のラストにふさわしい雪 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 風が出てきた夜の匂いが 遊び疲れたメロスにささやく うつむきながら歩く仕草に イブの雪まで追いかけてくる 帰りそびれた冬の椰子の実 海に抱かれることもないまま 凍える指に息を吹きかけ 星も見えない空に呼ぶ Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me もうすぐお別れだ 想い出は死んだ おまえの住む街に向って手を振るよ けがれなき瞳よ うるわしの口唇よ 思いをこがした 若かりしあの頃 幾度冬が過ぎ 友は消え失せ 街はキラめいた幻の十字架 旅は終った 不幸と引き換えに おまえがくれたものは 裏切りと蒼ざめた夢 Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me 髪にしみついた 白い哀しみ もう歩けない 素直な心では Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia いっそ殺してしまえば だけどだけど I miss you so! もうすぐ汽車が出る すべてを終ろう みじめな映画のラストにふさわしい雪 |
春雷のあとで…時は五月 花咲く街角 浮かれて流れる 車の河 夏を告げる 気まぐれ五月雨 急ぎ足人は 雨を避けながら 稲妻駈け抜ける 夕暮れの空 耳をふさいだ 貴方の肩越しに 濡れた指先 手に霞草 時は五月 夏はすぐそこに… 時は九月 色づく街角 冬の訪れ 知らせる風達 いつだって貴方は 何も話してくれないまま 私を置き去りに 歩き始めてゆく 何かを求めゆく 終りへの旅は それに気づいていた 本当よ私は 悲しいくらいにやさしいはずの貴方 時は九月 いつしか落葉時 時は五月 夢去りし街角 変わらぬ景色に行きかう人波 悲しい目をした 人間ばかりが ぬくもり求めてすれちがう中 疲れすぎた足 傷ついた心 どこへもやりばのないむなしさよ せめたりしないわ 貴方のことは 求めたりしないわ 小さななぐさめなんて | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 国吉良一・ボブ佐久間 | 時は五月 花咲く街角 浮かれて流れる 車の河 夏を告げる 気まぐれ五月雨 急ぎ足人は 雨を避けながら 稲妻駈け抜ける 夕暮れの空 耳をふさいだ 貴方の肩越しに 濡れた指先 手に霞草 時は五月 夏はすぐそこに… 時は九月 色づく街角 冬の訪れ 知らせる風達 いつだって貴方は 何も話してくれないまま 私を置き去りに 歩き始めてゆく 何かを求めゆく 終りへの旅は それに気づいていた 本当よ私は 悲しいくらいにやさしいはずの貴方 時は九月 いつしか落葉時 時は五月 夢去りし街角 変わらぬ景色に行きかう人波 悲しい目をした 人間ばかりが ぬくもり求めてすれちがう中 疲れすぎた足 傷ついた心 どこへもやりばのないむなしさよ せめたりしないわ 貴方のことは 求めたりしないわ 小さななぐさめなんて |
少年時代夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中 永い冬が 窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵かがり 胸のたかなりに あわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が 夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様 | 谷村新司 | 井上陽水 | 井上陽水・平井夏美 | 石坂慶彦・瀬戸谷芳治 | 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 青空に残された 私の心は夏模様 夢が覚め 夜の中 永い冬が 窓を閉じて 呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき 夏まつり 宵かがり 胸のたかなりに あわせて 八月は夢花火 私の心は夏模様 目が覚めて 夢のあと 長い影が 夜にのびて 星屑の空へ 夢はつまり 想い出のあとさき 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう 八月は夢花火 私の心は夏模様 |
少年の墓波は岸辺に寄せ 貝殻を拾う君は けがれを知らぬ あの頃の 遠くを見る様な 瞳のままで 大人になった 夢を追い続けながら 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした 影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはまるで親を失くした 少年の墓のようだ 君は夢を語れ 私の分まで語れ 夢に命をかけるなら 他のすべてを すててまで 臆病者の これがせめてもの言葉だ 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした 影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはかなわぬ道に倒れた 少年の墓のようだ 君は海に向え 私は岸辺に立って 遠く思いを焦がすばかりの 少年の墓になろう…… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 波は岸辺に寄せ 貝殻を拾う君は けがれを知らぬ あの頃の 遠くを見る様な 瞳のままで 大人になった 夢を追い続けながら 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした 影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはまるで親を失くした 少年の墓のようだ 君は夢を語れ 私の分まで語れ 夢に命をかけるなら 他のすべてを すててまで 臆病者の これがせめてもの言葉だ 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした 影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはかなわぬ道に倒れた 少年の墓のようだ 君は海に向え 私は岸辺に立って 遠く思いを焦がすばかりの 少年の墓になろう…… |
昭和白いハンケチ 胸に飾りて 母と歩いた この道 桜、花びら ひとひらおちて まばたきの間に 時はゆく 学舎は朽ちて 思い出は還らず 今 ひとたびの 夢をたぐれば 琥珀のアルバムに 友の笑顔 父が愛した 自転車の背に 夕陽が沈む 裏露路 迷い子の犬と 駆けたその後 見上げた空の 赤トンボ 食卓を囲む 家族のほほえみよ 今 ひとたびの 夢をたぐれば 悲しく遠ざかる 祭りのあと 我が袖にあそぶ 蛍はいま何処 行きて帰らぬ 時よ 流れよ 嗚呼 儚き春よ 昭和の夢 嗚呼 儚き春よ 昭和の夢 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 白いハンケチ 胸に飾りて 母と歩いた この道 桜、花びら ひとひらおちて まばたきの間に 時はゆく 学舎は朽ちて 思い出は還らず 今 ひとたびの 夢をたぐれば 琥珀のアルバムに 友の笑顔 父が愛した 自転車の背に 夕陽が沈む 裏露路 迷い子の犬と 駆けたその後 見上げた空の 赤トンボ 食卓を囲む 家族のほほえみよ 今 ひとたびの 夢をたぐれば 悲しく遠ざかる 祭りのあと 我が袖にあそぶ 蛍はいま何処 行きて帰らぬ 時よ 流れよ 嗚呼 儚き春よ 昭和の夢 嗚呼 儚き春よ 昭和の夢 |
心花伝流れゆく白い雲 その姿変えながら 空に溶けて消える 思い残して 花が散るそのたびに 心はゆれて ふるえる 今は逢えずにいる 君を想う 風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて) 遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を思い出して 嗚呼 出逢いから別離まで そして再び逢うまで 時を越えてつのる 思い遥かに… 風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて) 遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を忘れないで 嗚呼 終らない夜はない 届かない 愛もない 春をうたうように 明日を生きよう 嗚呼 嗚呼 嗚呼 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 石坂慶彦 | 流れゆく白い雲 その姿変えながら 空に溶けて消える 思い残して 花が散るそのたびに 心はゆれて ふるえる 今は逢えずにいる 君を想う 風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて) 遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を思い出して 嗚呼 出逢いから別離まで そして再び逢うまで 時を越えてつのる 思い遥かに… 風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて) 遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を忘れないで 嗚呼 終らない夜はない 届かない 愛もない 春をうたうように 明日を生きよう 嗚呼 嗚呼 嗚呼 |
シンガポール・スリング右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer 古いホテルのロビーに着けば Wow Wow Wow そこに 時はない プールサイドの木陰でひとり 小説のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer 気付いていたね お互いにもう Wow Wow Wow そろそろ潮時と 友達のつもりの君にくらべ 僕は愛しはじめていた 好きな人が出来たなんて Mu− 嘘 グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer 君が読んでた小説の街 Wow Wow Wow 赤道 この街へ プールサイドの木陰でひとり 想い出のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた 右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer 古いホテルのロビーに着けば Wow Wow Wow そこに 時はない プールサイドの木陰でひとり 小説のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer 気付いていたね お互いにもう Wow Wow Wow そろそろ潮時と 友達のつもりの君にくらべ 僕は愛しはじめていた 好きな人が出来たなんて Mu− 嘘 グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer 君が読んでた小説の街 Wow Wow Wow 赤道 この街へ プールサイドの木陰でひとり 想い出のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた 右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer |
JADE−翡翠−凍える冬の光に 輝くエデンの海 あれは遠い日の 幻だった やさしく抱きしめても 消えれば翡翠の海 Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇を彷徨う 人影消えた街から 想い出たどり乍ら 丘に続く道を 一人行けば心に 無限の星が囁く 帰れと君の胸に Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 凍える冬の光に 輝くエデンの海 あれは遠い日の 幻だった やさしく抱きしめても 消えれば翡翠の海 Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇を彷徨う 人影消えた街から 想い出たどり乍ら 丘に続く道を 一人行けば心に 無限の星が囁く 帰れと君の胸に Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう |
嫉妬−ジェラシー−素直になれなくて 口紅さえも赤く染めて 気付いて こんな私に 気付いて 綺麗になりたくて 貴方の前にいる時だけ 見つめて こんな私を 貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー 呼び出しの電話に 霧雨の中駆けてきたの 今でも あの時のまま 今でも ふざけていないで その人の肩にまわした手を 離して せめて今だけ 私は泣けない 貴方の目の前で 強がりの笑顔のまま 心震わせる ジェラシー ジェラシー ジェラシー 貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 素直になれなくて 口紅さえも赤く染めて 気付いて こんな私に 気付いて 綺麗になりたくて 貴方の前にいる時だけ 見つめて こんな私を 貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー 呼び出しの電話に 霧雨の中駆けてきたの 今でも あの時のまま 今でも ふざけていないで その人の肩にまわした手を 離して せめて今だけ 私は泣けない 貴方の目の前で 強がりの笑顔のまま 心震わせる ジェラシー ジェラシー ジェラシー 貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー |
ジャスミン君のこと以外 考えられなくて 夢遊病者のように 歩いてた 降り出した雨は シルクの針のように 熱い心を 突き刺す 痛みさえも甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン 理性のかけらを ワインで溶かしても 酔えない夜があると 知らされた 三日月はナイフ 蒼白い光で 左の胸を 突き刺す 痛みだけが甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 小島久政 | 君のこと以外 考えられなくて 夢遊病者のように 歩いてた 降り出した雨は シルクの針のように 熱い心を 突き刺す 痛みさえも甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン 理性のかけらを ワインで溶かしても 酔えない夜があると 知らされた 三日月はナイフ 蒼白い光で 左の胸を 突き刺す 痛みだけが甘く 体を包んでゆく ほろ苦さはジャスミンの 君の匂いにどこか似ている きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン きっと忘れない きっと忘れない 忘れられない人は忘れない だから忘れない だから忘れない 忘れたくない人は忘れない ジャスミン ジャスミン |
十三夜はるか旅をゆく 遠く流れてゆく 川も流れゆく ふるさとの海へ 人も流れゆく 土の道の上を 唄うこどもたち 輪になって日が暮れる 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた まるい十五夜の 月の出を待ちながら 手には笹の舟 願いを込めた指 人は生かされて 巡る ゆずりの葉に やがて思い出す わらべの唄の意味を 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道急ぐ 虫の音たかく 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 瀬戸谷芳治 | はるか旅をゆく 遠く流れてゆく 川も流れゆく ふるさとの海へ 人も流れゆく 土の道の上を 唄うこどもたち 輪になって日が暮れる 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた まるい十五夜の 月の出を待ちながら 手には笹の舟 願いを込めた指 人は生かされて 巡る ゆずりの葉に やがて思い出す わらべの唄の意味を 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道急ぐ 虫の音たかく 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた 鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり 通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた |
12番街のキャロルあなたのために歌う 想い出のキャロル あなたに聞こえるかしら 私のために歌う 別れのキャロル 12番街に消えてゆく 街角のホテルの隅で 雪まじりの雨を見てる 愛の終わり 痛みに熱い手のひらを ほほに押し当ててみても 遠く消える日々 恋にときめくこともなく 齢老いてゆく私 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる 分別のある恋なんて 本当の恋じゃないこと 知ってるわ知ってるわ 許せないあなただけれど 許したい別の心が ほほを伝わり落ちる 灯りのともる部屋の窓 なつかしいあなたの影 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる | 谷村新司 | 谷村新司 | 佐藤隆 | 佐々木まこと | あなたのために歌う 想い出のキャロル あなたに聞こえるかしら 私のために歌う 別れのキャロル 12番街に消えてゆく 街角のホテルの隅で 雪まじりの雨を見てる 愛の終わり 痛みに熱い手のひらを ほほに押し当ててみても 遠く消える日々 恋にときめくこともなく 齢老いてゆく私 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる 分別のある恋なんて 本当の恋じゃないこと 知ってるわ知ってるわ 許せないあなただけれど 許したい別の心が ほほを伝わり落ちる 灯りのともる部屋の窓 なつかしいあなたの影 幸せは不幸の前の 悲しい前ぶれだった せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる せめて もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと もっと あなたに甘えたかった けれど きっと きっと きっと きっと 希望のない愛だからこそ 嘘だけはなかった愛だと信じてる |
10年前Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time あの頃の君を思い出す 憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー窓を開ければ昨日が 雨の向こうに見える Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time 約束は言葉の手錠さ 失くした鍵を捜して さまよい歩いた街 愛されることのつらさに 追いつめられていた君 あー今ならわかる気がする こんな雨の日には 憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー君が許せる気がする こんな雨の日には あー10年前に戻る こんな雨の日には…… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time あの頃の君を思い出す 憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー窓を開ければ昨日が 雨の向こうに見える Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time 約束は言葉の手錠さ 失くした鍵を捜して さまよい歩いた街 愛されることのつらさに 追いつめられていた君 あー今ならわかる気がする こんな雨の日には 憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー君が許せる気がする こんな雨の日には あー10年前に戻る こんな雨の日には…… |
ジュピターこの世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター 夜の闇に ひそかに咲く くちびるゼラニウム 光を待つ 都会のすみ 私は夜明けを待つ そして あなたの光を体でうけとめて 輝きはじめる 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで ジュピター | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 鈴木和郎 | この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター 夜の闇に ひそかに咲く くちびるゼラニウム 光を待つ 都会のすみ 私は夜明けを待つ そして あなたの光を体でうけとめて 輝きはじめる 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで この世界に あなたがいて 私も生きている ささやかな 出来事さえ 大きなよろこびにする そして あなたの光を体でうけとめて 輝きつづける 私はジュピター 自分では輝けない星 ジュピター あなたに向かって 輝いていたい いつの日か星くずのかけらと消えるまで ジュピター |
自由人爪を噛むのは駄目 笑顔だって忘れちゃ駄目 君の口ぐせさえ 今は少しだけなつかしい 愛に縛られてた頃 何故か安らいでた 空は晴れて悲しいほどに青く澄んでいる 君が去った後には自由だけが取り残されてた 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 煙草吸うのは駄目 電話だって忘れちゃ駄目 君の怒る顔も 今は少しだけなつかしい 愛に縛られてた頃 何故か安らいでた くわえた煙草のけむり 空に消えるだけ 君はもういないと自由だけが教えてくれてる 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 小島久政 | 爪を噛むのは駄目 笑顔だって忘れちゃ駄目 君の口ぐせさえ 今は少しだけなつかしい 愛に縛られてた頃 何故か安らいでた 空は晴れて悲しいほどに青く澄んでいる 君が去った後には自由だけが取り残されてた 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 煙草吸うのは駄目 電話だって忘れちゃ駄目 君の怒る顔も 今は少しだけなつかしい 愛に縛られてた頃 何故か安らいでた くわえた煙草のけむり 空に消えるだけ 君はもういないと自由だけが教えてくれてる 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね 「自由」それは悲しみ ひとりぼっちと同じ意味だね |
序曲~海を渡る蝶Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends 目覚めれば時は来たれり 錨を断ち切り さらば祖国よ さらば父母 二度とは逢うまい 進み行けど 海は暗く 進み行けど 風は強く 嗚呼 だけど誰も止められない 胸の震えを 海を渡る白い蝶が 波に溶け込む Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends 右の手に冬の北斗と吹雪をたずさえ 左手に燃える篝火行く手にかざして 進み行けば 雲は走り 進み行けば 空は紅く 嗚呼 君に誓う 夢はいつも 夢にあらずと 我を守り道を照らせ 狼の里 Across the Ocean Soul on my Wing …… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends 目覚めれば時は来たれり 錨を断ち切り さらば祖国よ さらば父母 二度とは逢うまい 進み行けど 海は暗く 進み行けど 風は強く 嗚呼 だけど誰も止められない 胸の震えを 海を渡る白い蝶が 波に溶け込む Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends 右の手に冬の北斗と吹雪をたずさえ 左手に燃える篝火行く手にかざして 進み行けば 雲は走り 進み行けば 空は紅く 嗚呼 君に誓う 夢はいつも 夢にあらずと 我を守り道を照らせ 狼の里 Across the Ocean Soul on my Wing …… |
ジョニーの子守唄束の間の淋しさ うずめるために 君の歌声を 聞いていた せまいホールの壁に もたれて 君の動きを 追いかけていた 飛び散る汗と 煙の中に あの頃の 俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか 時間つぶしの 店の片隅 ふと聞こえてきた 君の唄 コーヒーカップを 持つ手がふいに 振るえだしたのが 恥ずかしくて 子供ができた 今でさえ あの頃は 忘れない オー ジョニー 君だけが オー ジョニー 俺の想い出 風の噂で 聞いたけど 君はまだ 燃えていると オー ジョニー それだけが オー ジョニー ただうれしくて | 谷村新司 | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | 束の間の淋しさ うずめるために 君の歌声を 聞いていた せまいホールの壁に もたれて 君の動きを 追いかけていた 飛び散る汗と 煙の中に あの頃の 俺がいた オーオージョニー 君は今 オージョニー どこにいるのか 時間つぶしの 店の片隅 ふと聞こえてきた 君の唄 コーヒーカップを 持つ手がふいに 振るえだしたのが 恥ずかしくて 子供ができた 今でさえ あの頃は 忘れない オー ジョニー 君だけが オー ジョニー 俺の想い出 風の噂で 聞いたけど 君はまだ 燃えていると オー ジョニー それだけが オー ジョニー ただうれしくて |
ジョニーは戦場にいったジョニーは涙も見せず 乾いた笑顔で右手を出す とまどう俺は大きく息を吸い込んで 右の手を差し出す “マユミ”の心をどちらが先に 奪えるかと競った ナイフを捨てたおまえの影に 俺は勝てなかった 勝負はすでに見えていたのに 彼女の心も震えていたのに 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない 静かな基地の夜に 別れのバーボンを飲み干した ジョニーは星を見たまま かすれた声で俺に話し始めた “マユミ”の心に思い出として 残りたくはなかったと 形見の指輪を俺に預けて 彼は波止場へ駆けた 彼が死んだとわかる時まで 指輪は彼女に渡さないでくれと 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 指輪を握りしめたまま 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 遠ざかる船を見ていた 星屑の下で | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | ジョニーは涙も見せず 乾いた笑顔で右手を出す とまどう俺は大きく息を吸い込んで 右の手を差し出す “マユミ”の心をどちらが先に 奪えるかと競った ナイフを捨てたおまえの影に 俺は勝てなかった 勝負はすでに見えていたのに 彼女の心も震えていたのに 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない 静かな基地の夜に 別れのバーボンを飲み干した ジョニーは星を見たまま かすれた声で俺に話し始めた “マユミ”の心に思い出として 残りたくはなかったと 形見の指輪を俺に預けて 彼は波止場へ駆けた 彼が死んだとわかる時まで 指輪は彼女に渡さないでくれと 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 指輪を握りしめたまま 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 遠ざかる船を見ていた 星屑の下で |
G・クレフ君が愛した あの歌も 君が見つめた あの空も 何も変わらないように 僕には見えるけれど 君が残した スコアには 君がしるした 音がある ギターなぞり続けたら 気付いた君のメッセージ 叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea 愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく 歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる 叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea 愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく 歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 安部潤 | 君が愛した あの歌も 君が見つめた あの空も 何も変わらないように 僕には見えるけれど 君が残した スコアには 君がしるした 音がある ギターなぞり続けたら 気付いた君のメッセージ 叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea 愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく 歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる 叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea 愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく 歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる |
水曜日ざわめきの中 君を捜して 重くなる足を ひきずりながら 空港の待合室に 君を見送る水曜日 彼に寄りそう君は花嫁 幸福という名前にふさわしく 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている これでいいんだけれど これでいいんだけれど 何故か心は沈む それはかくせない 目の前の君は子供のような 無邪気さも消えて 輝いてみえる 空港の待合室に 君を見送る水曜日 いつのまにか時は君を変えた 素晴らしい女に君は変った 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | ざわめきの中 君を捜して 重くなる足を ひきずりながら 空港の待合室に 君を見送る水曜日 彼に寄りそう君は花嫁 幸福という名前にふさわしく 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている これでいいんだけれど これでいいんだけれど 何故か心は沈む それはかくせない 目の前の君は子供のような 無邪気さも消えて 輝いてみえる 空港の待合室に 君を見送る水曜日 いつのまにか時は君を変えた 素晴らしい女に君は変った 空港の待合室で 肩をふるわせ泣いている… |
睡蓮睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす 胸に手をあてて 鼓動を聞いてる それは強く儚い 命のリズム 睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす 生きてゆくことは 死へと向うこと そして矛盾とともに 心開く 睡蓮の花ひらく 月の光を浴びて 無常の風の中で 命ただ咲かす 睡蓮の花ひらく 静かにただひらく 睡蓮の花うたう 月の夜に うたう | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 妹尾武 | 睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす 胸に手をあてて 鼓動を聞いてる それは強く儚い 命のリズム 睡蓮の花ひらく 月の光の意味を 誰かに伝えるため 白い花咲かす 生きてゆくことは 死へと向うこと そして矛盾とともに 心開く 睡蓮の花ひらく 月の光を浴びて 無常の風の中で 命ただ咲かす 睡蓮の花ひらく 静かにただひらく 睡蓮の花うたう 月の夜に うたう |
スキタイの歌空に交わる草原に 眠る三日月 白い馬 うたう少女はトビ色の 遠い瞳で星を見る サクを越えゆく この歌に 翼があると教えてくれた 父はケルトの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー 響くタリムの水の歌 遥かコタンの笛の音 うたう少女の黒い髪 胸に翡翠(ひすい)のペンダント サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた 父はガリアの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた 父はペルシャの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 空に交わる草原に 眠る三日月 白い馬 うたう少女はトビ色の 遠い瞳で星を見る サクを越えゆく この歌に 翼があると教えてくれた 父はケルトの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー 響くタリムの水の歌 遥かコタンの笛の音 うたう少女の黒い髪 胸に翡翠(ひすい)のペンダント サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた 父はガリアの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた 父はペルシャの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー |
スタンダードSomeday Somewhere Someday Somehow 100年後 晴れた朝に 僕は戻ってくる もう一度 君に逢うために 僕は戻ってくる はじまりに 終りがあると 人が決めたのなら 終らないものが あることを 君に伝えよう 悲しみよりも 歓びの日に 流す涙は あたたかいもの 何処から来たの そして 何処へ行くの 答えは誰も知らない 100年後 星降る夜に 僕は戻ってくる 終らないものが あることを 君に伝えよう 人を愛して 人に愛され 心の在処 さがしつづける 見えないものに 抱かれてる幸せ 感じる 君がいるなら 100年後 ほほえみながら 僕は戻ってくる この歌が はこぶいのちを 君に捧げよう 「100年後 君に逢うために 僕は戻ってくる…」 I shall Return Someday Somewhere Somehow | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 石坂慶彦・瀬戸谷芳治 | Someday Somewhere Someday Somehow 100年後 晴れた朝に 僕は戻ってくる もう一度 君に逢うために 僕は戻ってくる はじまりに 終りがあると 人が決めたのなら 終らないものが あることを 君に伝えよう 悲しみよりも 歓びの日に 流す涙は あたたかいもの 何処から来たの そして 何処へ行くの 答えは誰も知らない 100年後 星降る夜に 僕は戻ってくる 終らないものが あることを 君に伝えよう 人を愛して 人に愛され 心の在処 さがしつづける 見えないものに 抱かれてる幸せ 感じる 君がいるなら 100年後 ほほえみながら 僕は戻ってくる この歌が はこぶいのちを 君に捧げよう 「100年後 君に逢うために 僕は戻ってくる…」 I shall Return Someday Somewhere Somehow |
狙撃者(スナイパー)これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー 俺の歌は誰にも聞こえぬララバイ 拍手にまぎれて おまえは撃てるか Shoot me! 黒いカーテンが降りたらすべて終る 背中をみせて 俺は逃げないさ 見ろよ 目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー 奈落の底にたとへ落ちても 俺には聞こえるこの歌だけは これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー 俺の歌は誰にも聞こえぬララバイ 拍手にまぎれて おまえは撃てるか Shoot me! 黒いカーテンが降りたらすべて終る 背中をみせて 俺は逃げないさ 見ろよ 目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー 奈落の底にたとへ落ちても 俺には聞こえるこの歌だけは これが最初で これが最後のチャンス 燃えたぎる炎をおまえは撃てるか Shoot me! 青いライトが俺を照らし出す 震える指で引き金がひけるか 見ろよ目の前にいるぜ! 撃ち抜けるか この胸が Shoot me! サイレンサー Shoot me! サイレンサー |
砂の道歩いても 歩いても 歩いても 振りむかず 振りむかず 振りむかず それしか出来ない 私の生き様 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 流されて 流されて 流されて 立ちどまり 立ちどまり 立ちどまり 休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 歩いても 歩いても 歩いても 振りむかず 振りむかず 振りむかず それしか出来ない 私の生き様 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 流されて 流されて 流されて 立ちどまり 立ちどまり 立ちどまり 休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… 休むことさへ 出来ない人生 負けない 負けない 誰れにも負けない 貴方の匂いが 私にはある… |
昴〈すばる〉目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ |
寿留女~スルメ~舞い踊れ 松を背負いて 踏み鳴らせ 火の木の祓い 舞い踊れ 下天の夢に ただ狂え いのち舞姫 はじまりは 水の滴の様 やがては それの流れる様 静寂切り裂く乱拍子 風をまき込み 渦になる 舞い踊れ 丹頂の鶴 踏み鳴らせ 玄武の響き 舞い踊れ 頭取りの声 闇の中 音は舞姫 はじまりは ちなみの種から やがては刻む 鼓動の夢 果ては二上がり 三下がり 風をまき込み 渦になる 舞い踊れ 寿祝(ことほ)ぎ祀れ 踊り手は 外へと踊れ 舞い踊れ いのち宿して 音秘めは ただ内に舞え | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 星勝 | 舞い踊れ 松を背負いて 踏み鳴らせ 火の木の祓い 舞い踊れ 下天の夢に ただ狂え いのち舞姫 はじまりは 水の滴の様 やがては それの流れる様 静寂切り裂く乱拍子 風をまき込み 渦になる 舞い踊れ 丹頂の鶴 踏み鳴らせ 玄武の響き 舞い踊れ 頭取りの声 闇の中 音は舞姫 はじまりは ちなみの種から やがては刻む 鼓動の夢 果ては二上がり 三下がり 風をまき込み 渦になる 舞い踊れ 寿祝(ことほ)ぎ祀れ 踊り手は 外へと踊れ 舞い踊れ いのち宿して 音秘めは ただ内に舞え |
Slow Train東に向かい 走り続ける汽車 遠くはないが 心地よいスピードで 1つずつ過ぎゆく 景色をしっかり見つめ 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む 朝焼け間近 線路は光り出す 地平を離れ オーロラに包まれる 1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れを胸に 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train 星空超えて 走り続ける汽車 シリウス抜けて オリオンのふところへ 1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れがつくる 1人ずつほほえむ その笑顔が (Set me free) ココロをつくる ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train 東は西に (West unto the east) 大地は空になる (Catch your sky) 鼓動のままに (West unto the east) 走り続ける汽車 (Catch your star) | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 瀬戸谷芳治 | 東に向かい 走り続ける汽車 遠くはないが 心地よいスピードで 1つずつ過ぎゆく 景色をしっかり見つめ 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む 朝焼け間近 線路は光り出す 地平を離れ オーロラに包まれる 1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れを胸に 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train 星空超えて 走り続ける汽車 シリウス抜けて オリオンのふところへ 1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れがつくる 1人ずつほほえむ その笑顔が (Set me free) ココロをつくる ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train 東は西に (West unto the east) 大地は空になる (Catch your sky) 鼓動のままに (West unto the east) 走り続ける汽車 (Catch your star) |
スーパースターテレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ 貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 雨の日も暗くなるまで 事務所の外で立ちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表 卒業すればやがて私も 会社に務めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | テレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ 貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 雨の日も暗くなるまで 事務所の外で立ちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表 卒業すればやがて私も 会社に務めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた… |
スーパースター-MY SUPER STAR-テレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ 貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 雨の日も暗くなるまで 事務所の外でたちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表 卒業すればやがて私も 会社に勤めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた… | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | テレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ 貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 雨の日も暗くなるまで 事務所の外でたちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表 卒業すればやがて私も 会社に勤めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… 貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに… スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた… |
青春残酷物語貴方だけには 言えない事がある それは死ぬまで 言わない 鳴り響くベルに 消される 窓ごしの貴方の さよならの言葉 傷つくことに 気づかないままに 暮らし続けた あの頃は 今にして思えば 楽しかったものね 私は夢を 追えないで 一人 今 汽車にのる 貴方は何も 知らないままで この駅に 立たずんでいる 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 体に宿した 小さな 貴方の命を 抱きしめて見つめる 貴方だけには 言えない事がある それは死んでも 言わない 少年のかげりを 残したまま 傷つけた 私に気付かない 貴方の横顔が ぼやけてかすむわ 貴方は夢を 追いなさい 二度と会う事は ないかもしれない 女はいつも 夢だけ見つめて 生きてゆくことは できない 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 青春はいつも 光と影だけがおりなす 悲しいドラマに 似ている | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 馬飼野康二 | 貴方だけには 言えない事がある それは死ぬまで 言わない 鳴り響くベルに 消される 窓ごしの貴方の さよならの言葉 傷つくことに 気づかないままに 暮らし続けた あの頃は 今にして思えば 楽しかったものね 私は夢を 追えないで 一人 今 汽車にのる 貴方は何も 知らないままで この駅に 立たずんでいる 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 体に宿した 小さな 貴方の命を 抱きしめて見つめる 貴方だけには 言えない事がある それは死んでも 言わない 少年のかげりを 残したまま 傷つけた 私に気付かない 貴方の横顔が ぼやけてかすむわ 貴方は夢を 追いなさい 二度と会う事は ないかもしれない 女はいつも 夢だけ見つめて 生きてゆくことは できない 青春はいつも 残酷なほどに 美しいドラマの 幕を下ろしてゆく 青春はいつも 光と影だけがおりなす 悲しいドラマに 似ている |
青年の樹一人心に別れを秘め 何も知らずに眠る貴方の 部屋の灯りに眼をやれば 憧憬に旅立つ足がすくむ 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ 今をのがせば夢などに 若さをかける時は二度とない 桜ひとひら雨に散る 冬まだ明けぬ春に散る 落ちたひとひら風に舞い 何処の土に埋もれ終るやら 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ 老いた二人の行く先を 緑をやさしく包んでおくれ 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹は 青葉繁りてなお悲し わびることさえなくなお悲し | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 一人心に別れを秘め 何も知らずに眠る貴方の 部屋の灯りに眼をやれば 憧憬に旅立つ足がすくむ 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ 今をのがせば夢などに 若さをかける時は二度とない 桜ひとひら雨に散る 冬まだ明けぬ春に散る 落ちたひとひら風に舞い 何処の土に埋もれ終るやら 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹よ 老いた二人の行く先を 緑をやさしく包んでおくれ 私の二十歳の祝いにと 貴方が庭に立たずみ静かに やせたその腕で土をかけた 青年の樹は 青葉繁りてなお悲し わびることさえなくなお悲し |
刹 那 愛からだ全部の愛をあげる 中途半端な愛じゃない 未来も過去もすてて 今だけに生きたい 耳にやさしい歌は嫌い 強く激しい歌がいい 魂さえも砕く リズムが欲しいだけ 教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love 君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love 人それぞれの愛の形 YesやNoじゃないだろう 刹那に生きてこそ 感じる愛もある 教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love 君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | からだ全部の愛をあげる 中途半端な愛じゃない 未来も過去もすてて 今だけに生きたい 耳にやさしい歌は嫌い 強く激しい歌がいい 魂さえも砕く リズムが欲しいだけ 教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love 君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love 人それぞれの愛の形 YesやNoじゃないだろう 刹那に生きてこそ 感じる愛もある 教えてあげる 今がすべての愛を 明日を待たない刹那刹那の この愛を so give me your love 君を過去ごと抱きしめた マイナス1000度まで 凍りつくような愛を愛をあげた so give me your love |
セレナーデ行きすぎる人波に まぶしげに目を伏せて 話しかける人もなく 心を閉じたまま すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って 愛という季節さへ 気づかずに舞い落ちて ひとりきり酒を飲む 背中をふるわせて すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから… 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | 行きすぎる人波に まぶしげに目を伏せて 話しかける人もなく 心を閉じたまま すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って 愛という季節さへ 気づかずに舞い落ちて ひとりきり酒を飲む 背中をふるわせて すべて君の為 捧げつくした 僕の夢をこわさないで お願いだから… 形だけの愛でいい 偽りの言葉でも 眠れない夜を救って |
1977年また1つあかりが消えた ぼんやりと窓辺にもたれ 手紙さえ出す人もなく 暗い道を見ていた 船の汽笛が 窓をたたいて 遠い昔に 私を連れ去る 誰れかが うたってた悲しいあの歌 命も消せないまま歌いつづける あの人は今も元気で 住みなれた街にいるのか 幸福に近づく時は いつも心沈むけど 私を育てた やさしい人たち 私を恨んで 生きてる人達 たとえつらくても私は負けない この手握りしめて 歩いてゆける 恋ならば失くしてもいい いつの日か笑える日がくる 夢だけは失くさないで 生きてゆけなくなる たとえ人が何と言おうと 夢があれば 歩いてゆける たった1人でも 友もいなくても 涙流しながら 歩いて ゆける | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | また1つあかりが消えた ぼんやりと窓辺にもたれ 手紙さえ出す人もなく 暗い道を見ていた 船の汽笛が 窓をたたいて 遠い昔に 私を連れ去る 誰れかが うたってた悲しいあの歌 命も消せないまま歌いつづける あの人は今も元気で 住みなれた街にいるのか 幸福に近づく時は いつも心沈むけど 私を育てた やさしい人たち 私を恨んで 生きてる人達 たとえつらくても私は負けない この手握りしめて 歩いてゆける 恋ならば失くしてもいい いつの日か笑える日がくる 夢だけは失くさないで 生きてゆけなくなる たとえ人が何と言おうと 夢があれば 歩いてゆける たった1人でも 友もいなくても 涙流しながら 歩いて ゆける |
葬送セレナーデGOOD BYE SERENADE 彼が死んだ 時の流れに逆らい GOOD BYE SERENADE 彼が残した たった一枚のハガキ 街も人もふざけ乍ら 生きているように見えた 時代は時に残酷な程に かけがえのないものまでゆがめてしまう GOOD BYE SERENADE やさしさとは 毒を飲み干した後の GOOD BYE SERENADE グラスの底に そっと見えてくるもの 愛を茶化してやさしさを笑う こんな悲しい時代の 流れに小さな石を投げた彼の 死さえも誰も気付きはしないだろう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 眠れ 眠れ | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | | GOOD BYE SERENADE 彼が死んだ 時の流れに逆らい GOOD BYE SERENADE 彼が残した たった一枚のハガキ 街も人もふざけ乍ら 生きているように見えた 時代は時に残酷な程に かけがえのないものまでゆがめてしまう GOOD BYE SERENADE やさしさとは 毒を飲み干した後の GOOD BYE SERENADE グラスの底に そっと見えてくるもの 愛を茶化してやさしさを笑う こんな悲しい時代の 流れに小さな石を投げた彼の 死さえも誰も気付きはしないだろう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 眠れ 眠れ |
そっとおやすみ化粧の後の かがみの前で いつも貴方の手を借りた 背中のボタンがとめにくい 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに傷ついた けんかの名残りも悲しそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい 別れの夜の 涙のしずく 星も流れて散ってゆく 今夜のベッドも冷たそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい そっと そっと お休みなさい | 谷村新司 | クニ河内 | クニ河内 | 石坂慶彦・瀬戸谷芳治 | 化粧の後の かがみの前で いつも貴方の手を借りた 背中のボタンがとめにくい 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに傷ついた けんかの名残りも悲しそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい 別れの夜の 涙のしずく 星も流れて散ってゆく 今夜のベッドも冷たそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっと そっと お休みなさい そっと そっと お休みなさい |
卒業都会で流行りの 手編みのセーターを 編んではほどき 乱れる心 渡した時の 貴方のとまどいを 感じながらも 思い焦がして 一度きりでも 抱かれてみたいと 思い続けて 日々は流れゆく 春 花吹雪の舞う中で 貴方を見ていた 夏 汗に光る貴方の姿を 遠くから見つめてた 届かぬ思い 制服の胸に 校舎の陰で 誰かを待てば 夕陽が教える 貴方の影に 言葉も出せず 涙あふれた せめてもう少し 綺麗になりたい 自分の為に 綺麗になりたい 秋 後夜祭のあかりに 貴方がゆれていた 冬 木枯らし吹く中で 貴方の部屋のあかりを見ていた 春 花吹雪の中を 貴方が消えてゆくわ 青春がいつも 美しいものだと誰にも言わせない | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 青木望 | 都会で流行りの 手編みのセーターを 編んではほどき 乱れる心 渡した時の 貴方のとまどいを 感じながらも 思い焦がして 一度きりでも 抱かれてみたいと 思い続けて 日々は流れゆく 春 花吹雪の舞う中で 貴方を見ていた 夏 汗に光る貴方の姿を 遠くから見つめてた 届かぬ思い 制服の胸に 校舎の陰で 誰かを待てば 夕陽が教える 貴方の影に 言葉も出せず 涙あふれた せめてもう少し 綺麗になりたい 自分の為に 綺麗になりたい 秋 後夜祭のあかりに 貴方がゆれていた 冬 木枯らし吹く中で 貴方の部屋のあかりを見ていた 春 花吹雪の中を 貴方が消えてゆくわ 青春がいつも 美しいものだと誰にも言わせない |